JPH0216704B2 - - Google Patents
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- JPH0216704B2 JPH0216704B2 JP57221390A JP22139082A JPH0216704B2 JP H0216704 B2 JPH0216704 B2 JP H0216704B2 JP 57221390 A JP57221390 A JP 57221390A JP 22139082 A JP22139082 A JP 22139082A JP H0216704 B2 JPH0216704 B2 JP H0216704B2
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- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 2
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 2
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- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
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- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02H—EMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
- H02H5/00—Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal non-electric working conditions with or without subsequent reconnection
- H02H5/04—Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal non-electric working conditions with or without subsequent reconnection responsive to abnormal temperature
- H02H5/042—Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal non-electric working conditions with or without subsequent reconnection responsive to abnormal temperature using temperature dependent resistors
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J29/00—Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
- B41J29/38—Drives, motors, controls or automatic cut-off devices for the entire printing mechanism
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K17/00—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
- H03K17/08—Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage
- H03K2017/0806—Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage against excessive temperature
Landscapes
- Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
- Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Impact Printers (AREA)
- Motor And Converter Starters (AREA)
- Control Of Direct Current Motors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はシヤトル型ドツトラインプリンタ、特
に複数の印字針を含むシヤトルを印刷用紙の送り
方向に対して直交方向に揺動させるシヤトル型ド
ツトラインプリンタのシヤトル駆動トランジスタ
の保護回路に関するものである。
に複数の印字針を含むシヤトルを印刷用紙の送り
方向に対して直交方向に揺動させるシヤトル型ド
ツトラインプリンタのシヤトル駆動トランジスタ
の保護回路に関するものである。
所定の印字情報に応じて印字針を印刷用紙に向
かつて突出させ、複数のドツトによつて所望の文
字、記号その他を形成するドツトプリンタが周知
であり各種の情報機器出力装置として用いられて
いる。また、このようなドツトプリンタを更に改
良して印刷用紙の1行に複数の印字針を等間隔で
配列し、この印字針をワイヤピツチだけ往復駆動
しながらこの駆動方向とは直交する方向に紙送り
を行つて順次所望の印字作用を行うプリンタがド
ツトラインプリンタとして周知であり、極めて、
高速度で大量の印字出力作用を行うことができる
という利点を有する。そして、前記複数本の印字
針が整列配置されまたワイヤピツチ間で往復駆動
される揺動部をシヤトルと呼ぶことから、この種
のプリンタはシヤトル型ドツトラインプリンタと
して知られている。
かつて突出させ、複数のドツトによつて所望の文
字、記号その他を形成するドツトプリンタが周知
であり各種の情報機器出力装置として用いられて
いる。また、このようなドツトプリンタを更に改
良して印刷用紙の1行に複数の印字針を等間隔で
配列し、この印字針をワイヤピツチだけ往復駆動
しながらこの駆動方向とは直交する方向に紙送り
を行つて順次所望の印字作用を行うプリンタがド
ツトラインプリンタとして周知であり、極めて、
高速度で大量の印字出力作用を行うことができる
という利点を有する。そして、前記複数本の印字
針が整列配置されまたワイヤピツチ間で往復駆動
される揺動部をシヤトルと呼ぶことから、この種
のプリンタはシヤトル型ドツトラインプリンタと
して知られている。
この種のプリンタでは、シヤトルを往復駆動す
るために直流モータ等が用いられ、このモータを
制御するためにパルス駆動その他により制御され
る駆動トランジスタが用いられている。そして、
前記駆動モータは比較的大きな負荷であるシヤト
ルを駆動するので、機械的な抵抗増大その他によ
つて負荷トルクが異常に大きくなつた場合に比較
的容易に前記駆動トランジスタが破壊されてしま
うという問題があつた。
るために直流モータ等が用いられ、このモータを
制御するためにパルス駆動その他により制御され
る駆動トランジスタが用いられている。そして、
前記駆動モータは比較的大きな負荷であるシヤト
ルを駆動するので、機械的な抵抗増大その他によ
つて負荷トルクが異常に大きくなつた場合に比較
的容易に前記駆動トランジスタが破壊されてしま
うという問題があつた。
本発明は上記従来の課題に鑑み為されたもので
あり、その目的は、モータ回路の駆動トランジス
タの破壊を確実に防止できるとともに装置の始動
特性を改善することのできる改良されたシヤトル
型ドツトラインプリンタのシヤトル駆動トランジ
スタの保護回路を提供することにある。
あり、その目的は、モータ回路の駆動トランジス
タの破壊を確実に防止できるとともに装置の始動
特性を改善することのできる改良されたシヤトル
型ドツトラインプリンタのシヤトル駆動トランジ
スタの保護回路を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、印字用
紙の紙送り方向に対して直交する方向へシヤトル
を往復駆動させ、前記シヤトルに整列配置された
印字針を印字用紙に向つて突出して所望の印字作
用を行うシヤトル型ドツトプリンタにおいて、シ
ヤトル駆動モータの駆動電流と基準値とを比較し
て駆動電流が基準値を越えた時に駆動モータを停
止制御する比較器と、モータ駆動用トランジスタ
の近傍に配置され駆動トランジスタの温度を検出
し該温度に対応した温度検出信号を前記比較器に
供給して比較器の電流制限値を温度変化と対応し
て制御する温度検出素子と、を含み、モータ駆動
電流が基準値を越えた時に比較器から出力される
モータ停止信号により駆動トランジスタをオフ作
動させるとともに、駆動トランジスタが冷温状態
にあるモータ始動時には、温度検出素子から比較
器に供給される温度検出信号が小さい値となり、
この温度検出信号とともに基準値と比較される駆
動モータの駆動電流を大きい値に許容して、モー
タ始動時には連続運転時より大きな始動電流を駆
動モータに供給可能としたことを特徴とする。
紙の紙送り方向に対して直交する方向へシヤトル
を往復駆動させ、前記シヤトルに整列配置された
印字針を印字用紙に向つて突出して所望の印字作
用を行うシヤトル型ドツトプリンタにおいて、シ
ヤトル駆動モータの駆動電流と基準値とを比較し
て駆動電流が基準値を越えた時に駆動モータを停
止制御する比較器と、モータ駆動用トランジスタ
の近傍に配置され駆動トランジスタの温度を検出
し該温度に対応した温度検出信号を前記比較器に
供給して比較器の電流制限値を温度変化と対応し
て制御する温度検出素子と、を含み、モータ駆動
電流が基準値を越えた時に比較器から出力される
モータ停止信号により駆動トランジスタをオフ作
動させるとともに、駆動トランジスタが冷温状態
にあるモータ始動時には、温度検出素子から比較
器に供給される温度検出信号が小さい値となり、
この温度検出信号とともに基準値と比較される駆
動モータの駆動電流を大きい値に許容して、モー
タ始動時には連続運転時より大きな始動電流を駆
動モータに供給可能としたことを特徴とする。
次に本発明の好適な実施例を図面に基づき説明
する。
する。
第1図には本発明に係るシヤトル型ドツトライ
ンプリンタの好適な実施例が示されており、ベー
スプリンタ10に固定された側壁12,14には
プラテン16が回転自在に軸支されており、印字
用紙18がプラテン16の表面に沿つて装着され
ている。印字用紙18はその両端縁において紙送
り受20,22によつて爪送り支持され、送り軸
24の回転によつて矢印A方向に紙送り駆動され
る。
ンプリンタの好適な実施例が示されており、ベー
スプリンタ10に固定された側壁12,14には
プラテン16が回転自在に軸支されており、印字
用紙18がプラテン16の表面に沿つて装着され
ている。印字用紙18はその両端縁において紙送
り受20,22によつて爪送り支持され、送り軸
24の回転によつて矢印A方向に紙送り駆動され
る。
前記ベースフレーム10には前記紙送り方向A
と直交する方向BCに往復移動自在に支持された
シヤトル26が設けられており、該シヤトル26
には印字用紙18に向かつて突出する複数の印字
針が整列配置されており、シヤトル26のBC方
向への往復移動と連動して所定位置に該当する印
字針が印字用紙18に向つて突出することにより
詳細には図示していないインクリボンを介して印
字用紙18上に両方向(ライン方向)の一斉印字
が行われる。各印字針の構造及びソレノイド駆動
装置は図には詳細には示されていないが、各印字
針ごとに通常のドツトプリンタと同様の構成が設
けられている。
と直交する方向BCに往復移動自在に支持された
シヤトル26が設けられており、該シヤトル26
には印字用紙18に向かつて突出する複数の印字
針が整列配置されており、シヤトル26のBC方
向への往復移動と連動して所定位置に該当する印
字針が印字用紙18に向つて突出することにより
詳細には図示していないインクリボンを介して印
字用紙18上に両方向(ライン方向)の一斉印字
が行われる。各印字針の構造及びソレノイド駆動
装置は図には詳細には示されていないが、各印字
針ごとに通常のドツトプリンタと同様の構成が設
けられている。
前記シヤトル26をBC方向に往復駆動するた
め、ベースプリンタ10には直流モータ等からな
る駆動モータ28が固定されており、そのモータ
軸にはフライホイール30が固定されている。そ
して、該フライホイール30には、図示されてい
ないが、その前面にクランクシヤフトが設けられ
ており、該クランクシヤフトにコネクテイングロ
ツド32の一端が係合し、また該コネクテイング
ロツド32の他端が軸34によつて前記シヤトル
26に係合されることから、駆動モータ28の回
転に応じてコネクテイングロツド32を含むクラ
ンク機構を介してシヤトル26はBC方向に往復
駆動されることが理解される。
め、ベースプリンタ10には直流モータ等からな
る駆動モータ28が固定されており、そのモータ
軸にはフライホイール30が固定されている。そ
して、該フライホイール30には、図示されてい
ないが、その前面にクランクシヤフトが設けられ
ており、該クランクシヤフトにコネクテイングロ
ツド32の一端が係合し、また該コネクテイング
ロツド32の他端が軸34によつて前記シヤトル
26に係合されることから、駆動モータ28の回
転に応じてコネクテイングロツド32を含むクラ
ンク機構を介してシヤトル26はBC方向に往復
駆動されることが理解される。
前記シヤトル26はその内部に複数の印字針そ
してこれを駆動する印字アクチユエータを含み、
これら駆動部はハンマバンクとして一体化されて
おり、その重量も比較的大きく、駆動モータ28
による駆動時にはその慣性が大きいので装置自体
に不要な振動等を発生させる場合があり、この慣
性を吸収するため、装置にはシヤトル28と反対
方向に往復動するカウンタウエイト36が設けら
れており、該カウンタウエイト36が第2コネク
テイングロツド38によつて前記クランクシヤフ
トと連結されており、これによつてシヤトル26
とカウンタウエイト36とは互いに反対方向に移
動し、両者の反力を利用して前記慣性と加速度に
より生じる反力を互いに打消し、装置自体への振
動等の発生を除去している。前記各シヤトル26
及びカウンタウエイト36はベースプリンタ10
に固定された受台40,42によつてそのBC方
向への移動が軸支されている。
してこれを駆動する印字アクチユエータを含み、
これら駆動部はハンマバンクとして一体化されて
おり、その重量も比較的大きく、駆動モータ28
による駆動時にはその慣性が大きいので装置自体
に不要な振動等を発生させる場合があり、この慣
性を吸収するため、装置にはシヤトル28と反対
方向に往復動するカウンタウエイト36が設けら
れており、該カウンタウエイト36が第2コネク
テイングロツド38によつて前記クランクシヤフ
トと連結されており、これによつてシヤトル26
とカウンタウエイト36とは互いに反対方向に移
動し、両者の反力を利用して前記慣性と加速度に
より生じる反力を互いに打消し、装置自体への振
動等の発生を除去している。前記各シヤトル26
及びカウンタウエイト36はベースプリンタ10
に固定された受台40,42によつてそのBC方
向への移動が軸支されている。
前記モータ28の尾端にはスリツト板44が固
定されており、フオトインタラプタ46と協動し
てシヤトル26の往復動位置が電気的に正確に検
出されている。
定されており、フオトインタラプタ46と協動し
てシヤトル26の往復動位置が電気的に正確に検
出されている。
第2図には前記駆動モータ28の駆動回路の一
部が示されており、モータ28のコイルには駆動
トランジスタ50のコレクタ・エミツタから駆動
電流が供給され、そのベース入力52に供給され
るパルス状のドライバ入力信号によつてモータ2
8が制御される。前記ベース入力52への入力信
号はパルス入力以外に他の通常の直流制御入力と
することも可能である。
部が示されており、モータ28のコイルには駆動
トランジスタ50のコレクタ・エミツタから駆動
電流が供給され、そのベース入力52に供給され
るパルス状のドライバ入力信号によつてモータ2
8が制御される。前記ベース入力52への入力信
号はパルス入力以外に他の通常の直流制御入力と
することも可能である。
以上のように、モータ28は駆動トランジスタ
50により制御されるが、このようなモータ回路
においては、駆動トランジスタ50に比較的大き
な電流が流れ、このために、異常な負荷増大等に
よつてトランジスタ50の電流が増加してトラン
ジスタ50自体に破壊が生じるという恐れがあ
り、このような駆動トランジスタ50の破壊防止
を行うため、本発明においては、モータ28の駆
動電流が基準値と比較され、所定の制限電流以下
に制限されている。すなわち、モータ28の駆動
電流は抵抗54の両端電圧として検出され、これ
が抵抗56を介して比較器58の反転入力端子に
供給される。一方、比較器58の非反転入力端子
には抵抗60,62の分圧値が基準値として供給
されており、これによつて、モータ駆動電流が抵
抗60,62の基準値により定まる制限電流を越
えた時に比較器58からは端子64へモータ停止
信号が出力され、これによつて、前記駆動トラン
ジスタ50をオフ作動させ、電流遮断によつて駆
動トランジスタ50の破壊特に熱破壊を確実に防
止することができる。
50により制御されるが、このようなモータ回路
においては、駆動トランジスタ50に比較的大き
な電流が流れ、このために、異常な負荷増大等に
よつてトランジスタ50の電流が増加してトラン
ジスタ50自体に破壊が生じるという恐れがあ
り、このような駆動トランジスタ50の破壊防止
を行うため、本発明においては、モータ28の駆
動電流が基準値と比較され、所定の制限電流以下
に制限されている。すなわち、モータ28の駆動
電流は抵抗54の両端電圧として検出され、これ
が抵抗56を介して比較器58の反転入力端子に
供給される。一方、比較器58の非反転入力端子
には抵抗60,62の分圧値が基準値として供給
されており、これによつて、モータ駆動電流が抵
抗60,62の基準値により定まる制限電流を越
えた時に比較器58からは端子64へモータ停止
信号が出力され、これによつて、前記駆動トラン
ジスタ50をオフ作動させ、電流遮断によつて駆
動トランジスタ50の破壊特に熱破壊を確実に防
止することができる。
以上のようにして、本発明によればモータ28
の駆動電流を常に所定の制限電流以下に抑制して
回路保護を図ることができるが、シヤトル型ドツ
トプリンタにおいてはモータ始動時に大きな駆動
トルクを必要とし、このために、前記比較器58
に供給する基準値の設定が困難であるという問題
があつた。すなわち、シヤトル26はその内部に
複数の印字針を有するハンマバンクを含み、この
ために比較的大重量であり、モータ始動時には大
きな駆動トルクが要求される。そして、このシヤ
トル26は始動後においては連続的に往復駆動さ
れるためにその必要な駆動トルクは急激に低下
し、以上のことから始動時に必要な駆動トルクを
制限電流の基準値とした場合には、始動後の連続
運転において駆動トランジスタ50の発熱作用に
よつて容易に熱破壊を起こす場合があつた。一
方、通常時の軽負荷トルクに対応して基準値を設
定すると始動時の大負荷トルクの発生時に一時的
な大電流が流れるためにしばしばモータ停止作用
が生じてしまい、このようなモータ始動時には駆
動トランジスタ50は冷却されているので熱破壊
に対して充分な耐力を有するが、一方、トランジ
スタが比較的高温になる連続運転状態において
は、モータ停止は極めて繁雑であるという欠点を
生じさせる。
の駆動電流を常に所定の制限電流以下に抑制して
回路保護を図ることができるが、シヤトル型ドツ
トプリンタにおいてはモータ始動時に大きな駆動
トルクを必要とし、このために、前記比較器58
に供給する基準値の設定が困難であるという問題
があつた。すなわち、シヤトル26はその内部に
複数の印字針を有するハンマバンクを含み、この
ために比較的大重量であり、モータ始動時には大
きな駆動トルクが要求される。そして、このシヤ
トル26は始動後においては連続的に往復駆動さ
れるためにその必要な駆動トルクは急激に低下
し、以上のことから始動時に必要な駆動トルクを
制限電流の基準値とした場合には、始動後の連続
運転において駆動トランジスタ50の発熱作用に
よつて容易に熱破壊を起こす場合があつた。一
方、通常時の軽負荷トルクに対応して基準値を設
定すると始動時の大負荷トルクの発生時に一時的
な大電流が流れるためにしばしばモータ停止作用
が生じてしまい、このようなモータ始動時には駆
動トランジスタ50は冷却されているので熱破壊
に対して充分な耐力を有するが、一方、トランジ
スタが比較的高温になる連続運転状態において
は、モータ停止は極めて繁雑であるという欠点を
生じさせる。
本発明においては、このようないずれの場合に
対しても対処できるよう駆動トランジスタ50の
周辺温度を検出し、これを基準値に加えることに
よつて駆動モータ28の制限電流を始動時と連続
運転時とで変化させることにより、極めて実際の
作動に則した保護作用が可能となる。
対しても対処できるよう駆動トランジスタ50の
周辺温度を検出し、これを基準値に加えることに
よつて駆動モータ28の制限電流を始動時と連続
運転時とで変化させることにより、極めて実際の
作動に則した保護作用が可能となる。
すなわち、第2図において、駆動トランジスタ
50の近傍には温度検出素子、実施例においては
サーミスタ66が配置され、これによつてトラン
ジスタ50の周囲温度を電気的に検出する。サー
ミスタ66の一端が基準値設定電源に設定され、
またその他端は抵抗68を介して接地され、抵抗
68の両端電圧が抵抗70を介して前記比較器5
8の非反転入力に前記モータ駆動電流とともに供
給される。
50の近傍には温度検出素子、実施例においては
サーミスタ66が配置され、これによつてトラン
ジスタ50の周囲温度を電気的に検出する。サー
ミスタ66の一端が基準値設定電源に設定され、
またその他端は抵抗68を介して接地され、抵抗
68の両端電圧が抵抗70を介して前記比較器5
8の非反転入力に前記モータ駆動電流とともに供
給される。
従つて、本実施例においては、モータ駆動電流
と前記温度検出信号との両者が基準値と比較され
ることとなり、モータ始動時すなわち駆動トラン
ジスタが冷温状態にある時には温度検出信号が比
較的小さい値であり、このために、モータ駆動電
流が大きくなつても基準値を越えることがなく、
実質的にその制限電流を増加することができる。
従つて、モータ始動時には、連続運転時より大き
な始動電流が流れても従来繁雑であつたモータ停
止が生じることがない。
と前記温度検出信号との両者が基準値と比較され
ることとなり、モータ始動時すなわち駆動トラン
ジスタが冷温状態にある時には温度検出信号が比
較的小さい値であり、このために、モータ駆動電
流が大きくなつても基準値を越えることがなく、
実質的にその制限電流を増加することができる。
従つて、モータ始動時には、連続運転時より大き
な始動電流が流れても従来繁雑であつたモータ停
止が生じることがない。
一方、モータが連続運転に移行した後において
は、駆動トランジスタ50の温度が上昇し、これ
に伴ないサーミスタ66も比較器58に供給する
温度検出信号を増加させ、これによつて実質的に
駆動モータ28の駆動電流制限値は減少し、負荷
トルクの異常な増大あるいは外乱等によつて駆動
電流が増加した異常時には直ちに比較器58はモ
ータ停止信号を出力してモータ停止を行うことが
できる。
は、駆動トランジスタ50の温度が上昇し、これ
に伴ないサーミスタ66も比較器58に供給する
温度検出信号を増加させ、これによつて実質的に
駆動モータ28の駆動電流制限値は減少し、負荷
トルクの異常な増大あるいは外乱等によつて駆動
電流が増加した異常時には直ちに比較器58はモ
ータ停止信号を出力してモータ停止を行うことが
できる。
以上説明したように、本発明によれば、駆動ト
ランジスタが冷温状態にあるときと高温状態にあ
るときとで駆動電流制限値を変化させることによ
り、シヤトル型ドツトプリンタの作用に極めて適
合した駆動トランジスタの保護作用を行うことが
可能となり、また通常の電流制限とこの電流制限
値の温度補正とを単一の比較器にて行うことがで
き、複雑な構成を必要とすることなく極めて良好
な保護作用を達成可能である。
ランジスタが冷温状態にあるときと高温状態にあ
るときとで駆動電流制限値を変化させることによ
り、シヤトル型ドツトプリンタの作用に極めて適
合した駆動トランジスタの保護作用を行うことが
可能となり、また通常の電流制限とこの電流制限
値の温度補正とを単一の比較器にて行うことがで
き、複雑な構成を必要とすることなく極めて良好
な保護作用を達成可能である。
第1図は本発明に係る保護回路が適応されるシ
ヤトル型ドツトプリンタの好適な実施例を示す概
略斜視図、第2図は本発明に係る保護回路の好適
な実施例を示す回路図である。 26……シヤトル、28……駆動モータ、50
……駆動トランジスタ、58……比較器、60…
…温度検出素子。
ヤトル型ドツトプリンタの好適な実施例を示す概
略斜視図、第2図は本発明に係る保護回路の好適
な実施例を示す回路図である。 26……シヤトル、28……駆動モータ、50
……駆動トランジスタ、58……比較器、60…
…温度検出素子。
Claims (1)
- 1 印字用紙の紙送り方向に対して直交する方向
へシヤトルを往復駆動させ、前記シヤトルに整列
配置された印字針を印刷用紙に向つて突出して所
望の印字作用を行うシヤトル型ドツトプリンタに
おいて、シヤトル駆動モータの駆動電流と基準値
とを比較して駆動電流が基準値を越えた時に駆動
モータを停止制御する比較器と、モータ駆動用ト
ランジスタの近傍に配置され駆動トランジスタの
温度を検出し該温度に対応した温度検出信号を前
記比較器に供給して比較器の電流制限値を温度変
化と対応して制御する温度検出素子と、を含み、
モータ駆動電流が基準値を越えた時に比較器から
出力されるモータ停止信号により駆動トランジス
タをオフ作動させるとともに、駆動トランジスタ
が冷温状態にあるモータ始動時には、温度検出素
子から比較器に供給される温度検出信号が小さい
値となり、この温度検出信号とともに基準値と比
較される駆動モータの駆動電流を大きい値に許容
して、モータ始動時には連続運転時より大きな始
動電流を駆動モータに供給可能としたことを特徴
とするシヤトル型ドツトラインプリンタのシヤト
ル駆動トランジスタの保護回路。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57221390A JPS59111866A (ja) | 1982-12-17 | 1982-12-17 | シヤトル型ドツトラインプリンタのシヤトル駆動トランジスタの保護回路 |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57221390A JPS59111866A (ja) | 1982-12-17 | 1982-12-17 | シヤトル型ドツトラインプリンタのシヤトル駆動トランジスタの保護回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59111866A JPS59111866A (ja) | 1984-06-28 |
JPH0216704B2 true JPH0216704B2 (ja) | 1990-04-18 |
Family
ID=16766018
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP57221390A Granted JPS59111866A (ja) | 1982-12-17 | 1982-12-17 | シヤトル型ドツトラインプリンタのシヤトル駆動トランジスタの保護回路 |
Country Status (2)
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1982
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-
1986
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Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPS59111866A (ja) | 1984-06-28 |
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