JP2003220743A - Icチップ、印刷装置及び発熱警告方法 - Google Patents

Icチップ、印刷装置及び発熱警告方法

Info

Publication number
JP2003220743A
JP2003220743A JP2002104453A JP2002104453A JP2003220743A JP 2003220743 A JP2003220743 A JP 2003220743A JP 2002104453 A JP2002104453 A JP 2002104453A JP 2002104453 A JP2002104453 A JP 2002104453A JP 2003220743 A JP2003220743 A JP 2003220743A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
threshold value
temperature
driving
driver circuit
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002104453A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Shirotori
洋 城取
Masahiko Moriyama
正彦 森山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2002104453A priority Critical patent/JP2003220743A/ja
Priority to US10/300,909 priority patent/US7290847B2/en
Publication of JP2003220743A publication Critical patent/JP2003220743A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J29/00Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
    • B41J29/38Drives, motors, controls or automatic cut-off devices for the entire printing mechanism

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドライバ回路を発熱から保護できる上に、発
熱保護しても所定の処理動作が継続して実行できるIC
チップ、印刷装置及び発熱警告方法を提供する。 【解決手段】 プリンタ1はキャリッジモータ20や紙
送りモータ22を駆動するモータドライバ34を備えて
いる。モータドライバ34はサーマルシャットダウン回
路43を有し、モータドライバ34の内部温度Tが閾値
Taを超える場合に、サーマルシャットダウン回路43
によりモータドライバ34の電源が切られる。また、モ
ータドライバ34は内部温度検出回路45を有し、内部
温度検出回路45はサーマルシャットダウン処理が作動
する手前で、内部温度Tが閾値Tb(<Ta)を超える
場合にHW信号を出力する。そして、CPU29はその
HW信号に基づき発熱停止処理を実行し、モータドライ
バ34を制御してキャリッジモータ20と紙送りモータ
22を所定時間の間で停止状態にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICチップ、印刷
装置及び発熱警告方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、プリンタはモータドライバを
内蔵し、このモータドライバによってCPUからの制御
信号に応じたモータ信号が出力され、キャリッジモータ
や紙送りモータが駆動される。モータドライバは1チッ
プのICにより構成され、パッケージから延出する複数
の端子ピンのうちの1つに電源電圧が供給されている。
モータドライバはCPU、メモリ、ロジック回路ととも
に基板上に実装されている。
【0003】この種のモータドライバは発熱保護のため
にサーマルシャットダウン機能を有し、このサーマルシ
ャットダウン回路の一例が特開平6−225582号公
報や特表平8−501199号公報等に開示されてい
る。キャリッジモータや紙送りモータを酷使してモータ
ドライバの内部温度が閾値(ジャンクション温度)を超
えた場合には、サーマルシャットダウン回路が動作して
モータドライバの出力が遮断される。これにより、キャ
リッジモータや紙送りモータがその駆動状況に関係なく
停止され、印刷処理や紙送り処理を強制的に終了するこ
とでモータドライバを発熱から保護している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、サーマルシ
ャットダウン機能を用いたこの保護方法では、シャット
ダウン時にモータドライバの電源が強制的に遮断される
ことから、印刷処理と無関係にキャリッジモータや紙送
りモータが停止してしまう。従って、モータドライバが
冷却されて発熱から復帰しても、シャットダウンした時
点から継続して印刷処理を実行することはできず、新た
に印刷処理をやり直す必要があった。
【0005】一方、モータドライバのコストを下げたい
要望があり、そのためにはチップ面積を小さくすればよ
い。しかし、チップ面積を小さくすると、その分だけモ
ータドライバは発熱し易くなり、シャットダウンする頻
度が多くなってしまう。このように、シャットダウンす
る頻度が多くなってしまっては、その度に印刷処理が強
制的に終了されることになり、スムーズな印刷処理に支
障を来たすので、チップ面積を小さくできない問題もあ
った。
【0006】本発明は前記の問題点に鑑みてなされたも
のであって、その目的は、ドライバ回路を発熱から保護
できる上に、発熱保護しても所定の処理動作が継続して
実行できるICチップ、印刷装置及び発熱警告方法を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、外部からの制御信号
に応じた駆動信号を出力して駆動手段を駆動させ、回路
内の内部温度が第1の閾値を超えたときに前記駆動信号
の出力が遮断されるICチップであって、前記ICチッ
プの回路の内部温度を検出する温度検出手段と、前記温
度検出手段により求まる検出温度が、第1の閾値よりも
低い温度に設定された第2の閾値を超えたときに、前記
駆動手段を停止させるための信号を出力する信号出力手
段とを備えたことを要旨とする。
【0008】この発明によれば、温度検出手段によりI
Cチップの回路の内部温度が検出され、その内部温度が
第2の閾値を超えた場合には、駆動手段を停止させるた
めの信号が信号出力手段により出力される。従って、I
Cチップが発熱しても、ICチップの内部温度が第1の
閾値を超えて駆動手段の出力が遮断される前に駆動手段
が一旦停止されるので、駆動手段の出力を遮断する方法
を用いずにICチップが発熱から保護される。また、そ
の冷却方法は駆動手段を一旦停止しておく方法であるた
め、冷却を行うために各処理が終了されてしまうことも
ない。
【0009】請求項2に記載の発明では、駆動手段と、
駆動信号を出力して前記駆動手段を駆動するドライバ回
路とを備え、前記ドライバ回路の内部温度が第1の閾値
を超えたときに前記駆動信号の出力が遮断される印刷装
置であって、前記ドライバ回路の回路の内部温度を検出
する温度検出手段と、前記温度検出手段により求まる検
出温度が第1の閾値よりも低い温度に設定された第2の
閾値を超えるか否かの判断情報に基づき、前記ドライバ
回路を制御して前記駆動手段を停止させる制御手段とを
備えたことを要旨とする。
【0010】この発明によれば、温度検出手段によりド
ライバ回路の内部温度が検出される。そして、制御手段
は温度検出手段により検出された検出温度が第2の閾値
を超えるか否かの判断情報に基づき、例えば検出温度が
第2の閾値を超える場合にドライバ回路を制御して駆動
手段を停止させる処理を行う。従って、ドライバ回路が
発熱したとしても、ドライバ回路の内部温度が第1の閾
値を超えて駆動信号の出力が遮断される前に、ドライバ
回路が制御されて駆動手段が停止されるので、駆動信号
の出力を遮断する方法を用いずにドライバ回路が発熱か
ら保護される。
【0011】請求項3に記載の発明では、請求項2に記
載の発明において、前記制御手段は、前記駆動手段の停
止により前記ドライバ回路が冷却されて前記検出温度が
前記第2の閾値以下となったときに、停止時点からの処
理を継続するように前記駆動手段の駆動を再開すること
を要旨とする。
【0012】この発明によれば、請求項2に記載の発明
の作用に加え、駆動手段の停止によりドライバ回路が冷
却されて検出温度が第2の閾値以下となったとき、停止
状態となった時点からの作業を継続するように駆動手段
が再開されるので、駆動手段を停止する前の処理を継続
して行える。
【0013】請求項4に記載の発明では、請求項2又は
3に記載の発明において、前記制御手段は、前記駆動手
段の停止により前記ドライバ回路が冷却されて前記検出
温度が前記第2の閾値以下となっても、所定時間の間、
前記駆動手段を停止状態のまま維持し、その後に前記駆
動手段の駆動を再開することを要旨とする。
【0014】この発明によれば、請求項2又は3に記載
の発明の作用に加え、ドライバ回路が冷却されて検出温
度が第2の閾値以下となっても、所定時間の間、駆動手
段を停止状態のまま維持しておくので、ドライバ回路の
冷却時間が長くとれてドライバ回路が充分に冷却され
る。
【0015】請求項5に記載の発明では、請求項2〜4
のうちいずれか一項に記載の発明において、前記駆動手
段が停止しているか否かを検出する停止検出手段を備
え、前記制御手段は、前記停止検出手段による前記駆動
手段の停止が検出されたときに、前記検出温度が前記第
2の閾値を超えるか否かを判断することを要旨とする。
【0016】この発明によれば、請求項2〜4のうちい
ずれか一項に記載の発明の作用に加え、停止検出手段に
よって駆動手段が停止しているか否かが検出される。そ
して、停止検出手段が駆動手段の停止を検出したとき
に、制御手段により検出温度が第2の閾値を超えたか否
かが判断される。従って、駆動手段を駆動源として継続
して行う必要のある処理を途中で中断することなく、ド
ライバ回路を冷却可能になる。
【0017】請求項6に記載の発明では、請求項5に記
載の発明において、前記駆動手段は、キャリッジを駆動
するキャリッジモータ又は用紙を移動させる紙送りモー
タであって、前記制御手段は、前記キャリッジモータ又
は紙送りモータが停止したときに、前記検出温度が前記
第2の閾値を超えるか否かを判断することを要旨とす
る。
【0018】この発明によれば、請求項5に記載の発明
の作用に加え、停止検出手段によってキャリッジモータ
又は紙送りモータが停止しているか否かが検出される。
そして、キャリッジモータ又は紙送りモータが停止した
ときに、制御手段によって検出温度が第2の閾値を超え
るか否かが判断され、第2の閾値を超える場合にはドラ
イバ回路が制御されて駆動手段が停止される。これによ
り、印字途中でキャリッジモータを一旦停止させること
による用紙横方向の印字むらの発生や、定量ずつの紙送
りを中断することによる用紙縦方向の印字むらの発生が
防げる。
【0019】請求項7に記載の発明では、請求項2〜6
のうちいずれか一項に記載の発明において、前記制御手
段は、前記検出温度が第2の閾値を超えた際に、直ちに
前記ドライバ回路を制御して前記駆動手段を停止させる
ことを要旨とする。
【0020】この発明によれば、請求項2〜6のうちい
ずれか一項に記載の発明の作用に加え、検出温度が第2
の閾値を超えた際には直ちに駆動手段が停止されるの
で、ドライバ回路が発熱したときに直ぐに冷却が行え
る。
【0021】請求項8に記載の発明では、請求項2〜7
のうちいずれか一項に記載の発明において、前記温度検
出手段により求まる前記検出温度が第2の閾値を超え
て、前記制御手段により前記駆動手段を停止していると
きに、その旨を報知する報知手段を備えたことを要旨と
する。
【0022】この発明によれば、請求項2〜7のうちい
ずれか一項に記載の発明の作用に加え、検出温度が第2
の閾値を超えて駆動手段が停止されているときには、報
知手段によりその旨が報知されるので、ユーザはその処
理が実行されていることを認識することが可能になる。
【0023】請求項9に記載の発明では、請求項2〜8
のうちいずれか一項に記載の発明において、前記ドライ
バ回路は1つのICチップであって、前記ICチップは
チップの内部温度を検出する前記温度検出手段と、前記
温度検出手段により求まる前記検出温度が前記第2の閾
値を超えたときに、判断情報として前記駆動手段を停止
させるための信号を出力する信号出力手段とを備え、前
記制御手段は、前記ICチップから出力される前記信号
に基づき、前記ドライバ回路を制御して前記駆動手段を
停止させることを要旨とする。
【0024】この発明によれば、請求項2〜8のうちい
ずれか一項に記載の発明の作用に加え、温度検出手段に
よりICチップの内部温度が検出され、その検出温度が
第2の閾値を超えた場合には、判断情報として駆動手段
を停止させるための信号が信号出力手段から制御手段へ
出力される。そして、制御手段はその信号を入力したと
きICチップを制御して駆動手段を一旦停止させる。と
ころで、ドライバ回路(ICチップ)の面積を小型化す
ると発熱し易くなり、その分だけICチップの内部温度
が第1の閾値を超え易くなって、ICチップからの駆動
信号の出力が遮断されてしまう。しかし、駆動信号の出
力が遮断される前にICチップが制御されて駆動手段が
停止されることによりICチップが冷却されるので、I
Cチップから出力される駆動信号の遮断が生じ難くなっ
て基板面積の小型化が図れる。
【0025】請求項10に記載の発明では、請求項9に
記載の発明において、前記ドライバ回路は、前記印刷装
置に内蔵された前記ドライバ回路以外の所定回路に安定
した電源を供給するレギュレータを備えたことを要旨と
する。
【0026】この発明によれば、請求項9に記載の発明
の作用に加え、ドライバ回路にはレギュレータが内蔵さ
れる。ところで、ドライバ回路にレギュレータを内蔵し
た場合、ドライバ回路の内部温度が第1の閾値を超えて
ドライバ回路から駆動信号の出力が遮断されたとき、レ
ギュレータからの出力も遮断される。しかし、駆動信号
の出力が遮断される前にICチップが制御されて駆動手
段が停止されることによりドライバ回路が冷却されるの
で、ドライバ回路から出力される駆動信号の遮断が生じ
難くなって、レギュレータの電源が落とされる頻度が少
なく済む。
【0027】請求項11に記載の発明では、請求項9又
は10に記載の発明において、前記ドライバ回路は、一
つで複数の駆動手段を駆動可能となるように構成されて
いることを要旨とする。
【0028】この場合、請求項9又は10に記載の発明
の作用に加え、一つのドライバ回路で複数の駆動手段が
駆動される。請求項12に記載の発明では、請求項2〜
11のうちいずれか一項に記載の発明において、前記制
御手段は前記温度検出手段により求まる前記検出温度が
前記第2の閾値よりも低い温度に設定された第3の閾値
を超えた場合に、前記ドライバ回路をデューティー制御
することを要旨とする。
【0029】この発明によれば、請求項2〜11のうち
いずれか一項に記載の発明の作用に加え、第2の閾値よ
りも低い温度で第3の閾値を設定し、温度検出手段によ
り求まる検出温度が第3の閾値を超えたときにはドライ
バ回路がデューティー制御され、ドライバ回路の発熱が
抑えられる。また、ドライバ回路が発熱しても、第2の
閾値に到達する前段階において検出温度が第3の閾値を
超えるとデューティー制御が行われるので、検出温度が
第2の閾値に到達し難くなり、駆動手段を停止させる処
理をなるべく発生させずに済む。
【0030】請求項13に記載の発明では、請求項2〜
11のうちいずれか一項に記載の発明において、前記制
御手段は前記温度検出手段により求まる前記検出温度が
前記第2の閾値よりも低い温度に設定された第3の閾値
を超えた場合に、前記ドライバ回路を制御して前記駆動
手段の駆動速度を変更することを要旨とする。
【0031】この発明によれば、請求項2〜11のうち
いずれか一項に記載の発明の作用に加え、第2の閾値よ
りも低い温度で第3の閾値を設定し、温度検出手段によ
り求まる検出温度が第3の閾値を超えたときには、ドラ
イバ回路を制御して駆動手段の駆動速度が落とすように
すればドライバ回路の発熱が抑えられる。また、ドライ
バ回路が発熱しても、第2の閾値に到達する前段階にお
いて検出温度が第3の閾値を超えると、ドライバ回路の
発熱が抑えられるように駆動手段の駆動速度が変更され
るので、検出温度が第2の閾値に到達し難くなり、駆動
手段を停止させる処理をなるべく発生させずに済む。
【0032】請求項14に記載の発明では、駆動手段
と、駆動信号を出力して前記駆動手段を駆動するドライ
バ回路とを備え、前記ドライバ回路の内部温度が第1の
閾値を超えたときに前記駆動信号の出力が遮断される印
刷装置に用いられる発熱警告方法であって、温度検出手
段がICチップの回路の内部温度を検出し、前記温度検
出手段により求まる検出温度が第1の閾値よりも低い温
度に設定された第2の閾値を超えるか否かの判断情報に
基づき、制御手段が前記ドライバ回路を制御して前記駆
動手段を停止させることを要旨とする。
【0033】この発明によれば、温度検出手段によりド
ライバ回路の内部温度が検出される。そして、制御手段
は温度検出手段により検出された検出温度が第2の閾値
を超えるか否かの判断情報に基づき、例えば検出温度が
第2の閾値を超える場合にドライバ回路を制御して駆動
手段を停止させる処理を行う。従って、ドライバ回路が
発熱したとしても、ドライバ回路の内部温度が第1の閾
値を超えて駆動信号の出力が遮断される前に、ドライバ
回路が制御されて駆動手段が停止されるので、駆動信号
の出力を遮断する方法を用いずにドライバ回路が発熱か
ら保護される。また、その冷却方法は駆動手段を一旦停
止しておく方法であるため、冷却を行うために各処理が
終了されてしまうこともない。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化したICチ
ップ、印刷装置及び発熱警告方法の一実施形態を図1〜
図5に従って説明する。
【0035】図2は、プリンタの外観を示す斜視図であ
る。印刷装置としてのインクジェット式記録装置(以
下、プリンタと称す)1は、供給トレイ2にセットされ
た記録用紙3を印刷処理し、印刷が終了した記録用紙3
を排紙口4から排紙トレイ5上に乗せて排紙する。プリ
ンタ1の操作パネル6には、各種スイッチ7〜9が設け
られている。電源スイッチ7はプリンタ1に電源を投入
するときに、給排紙スイッチ8は記録用紙3を手動で給
排紙するときに押される。インクメンテナンススイッチ
9は記録ヘッド10(図3参照)のノズルを強制吸引す
るクリーニング動作をマニュアルで行うときに押され
る。
【0036】操作パネル6には、LEDからなる各種ラ
ンプ11〜15が設けられている。電源ランプ11はプ
リンタ1に電源が投入されているときに点灯し、用紙チ
ェックランプ12は給紙動作時に記録用紙3がないとき
に点灯し、紙詰まり状態のときに点滅する。黒インクエ
ンドランプ13とカラーインクエンドランプ14は、各
色のインク残量が少なくなると点滅し、インクが無くな
ると点灯する。報知手段としての発熱警告ランプ15は
プリンタ1の内部温度が所定温度となって、発熱停止処
理が実行されているときに点灯する。
【0037】図3は、プリンタ1の内部構成を示す斜視
図である。プリンタ1にはキャリッジ16が搭載されて
いる。キャリッジ16は駆動プーリ17と従動プーリ1
8により張設された無端のタイミングベルト19に取り
付けられ、このタイミングベルト19がキャリッジモー
タ20により駆動されることで、レール21に案内され
た状態で主走査方向に往復移動する。プリンタ1の下部
端側には紙送りモータ22が搭載され、この紙送りモー
タ22が駆動することによって供給トレイ2上の記録用
紙3が副走査方向に紙送りされる。なお、キャリッジモ
ータ20と紙送りモータ22が駆動手段に相当する。
【0038】また、キャリッジ16には記録用紙3と対
向する下面側に記録ヘッド10が配設され、キャリッジ
16の上部には記録ヘッド10にインクを供給するイン
クカートリッジ23(本例ではブラック用とカラー用の
2種類)が着脱可能に取り付けられている。記録ヘッド
10には複数のノズル(図示省略)が形成され、印刷処
理実行時に所定のタイミングでインクがノズルから記録
用紙3に向かって吐出される。
【0039】キャリッジ16のホームポジション(図3
では右側端部)には、記録ヘッド10のノズルを封止可
能なキャップ24が配設されている。このキャップ24
はキャリッジ16がホームポジションに位置するとき
に、キャリッジ16自身がキャップ24を押し上げるこ
とで記録ヘッド10を封止するメカ機構を有している。
即ち、キャリッジ16がホームポジションに位置すると
きには記録ヘッド10が自動でキャッピングされる。
【0040】キャップ24には、クリーニング動作実行
時にキャップ24の内部空間を負圧にする吸引ポンプ2
5がポンプチューブ26を介して接続されている。吸引
ポンプ25はギヤ機構(図示省略)を介して紙送りモー
タ22に接続され、この紙送りモータ22を駆動源とし
ている。また、記録ヘッド10の印字領域とホームポジ
ションの間にはゴム等の弾性板からなるワイピング部材
27が配設され、記録ヘッド10が印字領域に向かうと
きにワイピング部材27によって記録ヘッド10の表面
がワイピング処理される。
【0041】図1は、プリンタ1の電気的構成図であ
る。プリンタ1は制御回路基板28を備え、この基板2
8上にCPU29、ROM30、RAM31、EEPR
OM32、I/F33、ドライバ回路(ICチップ)と
してのモータドライバ34およびヘッドドライバ35が
取り付けられている。このうち、部材29〜33はメイ
ンバス36を通じて相互に接続されている。プリンタ1
はI/F33を介しケーブル37を通じてホストコンピ
ュータ38に接続され、ホストコンピュータ38から送
信される印刷データを基に印刷処理を実行する。CPU
29はROM30に記憶された制御プログラムに従い、
RAM31やEEPROM32をメモリ領域として印刷
処理等の各種処理動作を実行させる。なお、CPU29
が制御手段、停止検出手段に相当する。
【0042】モータドライバ34は1チップのICから
なり、電源電圧+VDDが供給されている。モータドラ
イバ34は入力側がCPU29に、出力側がキャリッジ
モータ20および紙送りモータ22に接続され、CPU
29からの制御信号に応じた駆動信号(モータ信号)を
キャリッジモータ20および紙送りモータ22に出力し
て各モータ20,22をそれぞれ駆動する。また、ヘッ
ドドライバ35は入力側がCPU29に、出力側が記録
ヘッド10に接続され、CPU29からの制御信号に応
じた駆動信号(駆動電圧)を記録ヘッド10に出力し、
記録ヘッド10の圧電振動子39を駆動してインクを吐
出させる。
【0043】モータドライバ34はレギュレータ40と
2つのモータ駆動回路41,42を備えている。レギュ
レータ40は電源電圧+VDDに基づき、平滑、定電圧
化した安定度の高い電圧+VrをCPU29に出力し、
この電圧+VrがCPU29の電源として使用される。
2つのモータ駆動回路41,42はCPU29からの制
御信号に基づき、一方のモータ駆動回路41がキャリッ
ジモータ20を、他方の駆動回路42が紙送りモータ2
2を駆動する。
【0044】各モータドライバ34にはサーマルシャッ
トダウン回路43が内蔵されている。サーマルシャット
ダウン回路43は温度によって接続状態が切り換わるス
イッチ回路により構成され、内部温度Tが閾値Taを超
えたときにシャットダウン信号(SD信号)をレギュレ
ータ40、各モータ駆動回路41,42に出力する。こ
のとき、レギュレータ40、各モータ駆動回路41,4
2は電源電圧+VDDとの接続状態が遮断された状態と
なり、モータドライバ34は電源が切れた状態となる。
そして、キャリッジモータ20と紙送りモータ22がそ
の駆動状況に関係なく停止され、印刷処理や紙送り処理
が強制的に終了される。また、レギュレータ40の電源
も落とされた状態となる。
【0045】モータドライバ34は内部温度検出回路4
5を備えている。内部温度検出回路45も温度によって
接続状態が切り換わるスイッチ回路により構成され、モ
ータドライバ34のパッケージから延出する接続ピン4
6に接続されている。内部温度検出回路45は温度検出
手段としての温度検出器47と、信号出力手段としての
信号出力部48とを有している。温度検出器47はモー
タドライバ34の内部温度(検出温度)Tを検出し、信
号出力部48はその内部温度Tが閾値Tb(<Ta)を
超えたときに接続ピン46を介してCPU29に信号と
しての発熱警告信号(HW信号)を出力する。
【0046】閾値Ta,Tbは、図5に示す関係のよう
に閾値TaがT3〜T4の範囲内、閾値TbがT1〜T
2(T1<T2<T3<T4)の範囲内の値に設定され
ている。即ち、閾値Taは発熱によりモータドライバ3
4が壊れる手前の温度値であって、仕様によってT3〜
T4の範囲内の値に設定される。一方、閾値Tbはモー
タドライバ34の使用条件が厳しい特別なパターン、つ
まりキャリッジ16の加減速や紙送り量が多い印刷処理
を行うときにモータドライバ34内に生じる温度値であ
って、その使用条件に応じてT1〜T2の範囲内の値に
設定される。
【0047】CPU29は印刷処理や紙送り処理の途中
で、キャリッジ16が移動方向端部に位置したときや紙
送り処理が一旦停止されたときなど、キャリッジモータ
20または紙送りモータ22が停止したときに発熱停止
すべきか否かを判断する。即ち、CPU29はキャリッ
ジモータ20または紙送りモータ22の停止をトリガと
して、内部温度検出回路45からHW信号が出力されて
いるか否かを判断する。そして、CPU29はモータド
ライバ34の内部温度Tが閾値Tbを超えてHW信号が
出力されていれば、RAM31に発熱警告フラグFを立
ち上げるとともに、モータドライバ34を制御してキャ
リッジモータ20と紙送りモータ22をともに所定時間
内で停止状態にする。この発熱停止中、CPU29は発
熱警告ランプ15を点灯状態にする。
【0048】発熱停止時、CPU29はHW信号の出力
を常時監視し、モータドライバ34の内部温度Tが閾値
Tb以下となってHW信号が出力されなくなったとき、
RAM31に記憶した発熱警告フラグFを立ち下げると
ともにタイマ49をセットする。そして、CPU29は
タイマ49がタイムアップしたときに発熱停止を解除
し、モータドライバ34を制御してキャリッジモータ2
0および紙送りモータ22の駆動を再開する。このと
き、CPU29は発熱停止の解除とともに発熱警告ラン
プ15を消灯する。
【0049】次に、発熱停止時にCPU29が実行する
処理を図4に示すフローチャートに従って説明する。な
お、この処理はキャリッジモータ20と紙送りモータ2
2の少なくとも一方の停止時に出力される信号をトリガ
として開始され、所定間隔(例えば数msec.)ごとに繰
り返し実行される。
【0050】まず、ステップ(以下、単にSと記す)1
00では、HW信号を確認する。即ち、内部温度検出回
路45からHW信号が出力されたか否かを確認する。S
101では、発熱警告を行うか否かを判断する。即ち、
モータドライバ34の内部温度Tが閾値Tbを超え、内
部温度検出回路45からHW信号を入力したときにはS
102に移行する。一方、内部温度Tが閾値Tb以下の
状態であり、内部温度検出回路45からHW信号を入力
しないときにはS104に移行する。
【0051】S102では、発熱停止を開始する。即
ち、モータドライバ34を駆動させずにキャリッジモー
タ20と紙送りモータ22をともに停止状態にする。こ
のとき、発熱警告ランプ15も点灯状態にする。
【0052】S103では、発熱警告フラグFをRAM
31にセットする。なお、発熱警告フラグFのセット後
はS100に戻り、S101でHW信号を入力している
と再び判断されたときには発熱停止状態を維持し、発熱
警告フラグFをセットしたままの状態にしておく。
【0053】S104では、発熱警告フラグFがセット
されているか否かを判断する。発熱警告フラグFがセッ
トされているときにはS105に移行し、セットされて
いないときにはS107に移行する。
【0054】S105では、タイマ49をセットする。
S106では、RAM31に記憶された発熱警告フラグ
Fをオフにする。そして、発熱警告フラグFのオフ後は
S104に戻る。
【0055】S107では、タイマ49のタイマ値から
「1」を引く。S108では、タイマ49のタイマ値が
「0」になったか否かを判断する。即ち、タイマ49が
タイムアップしたか否かを判断する。タイマ値が「0」
であればS109に移行し、「0」でなければS107
に戻りってタイマ値から「1」を引く処理を繰り返し実
行する。
【0056】S109では、発熱停止を解除する。即
ち、モータドライバ34に制御信号を送り、キャリッジ
モータ20と紙送りモータ22の停止状態を解除して駆
動を再開する。
【0057】ところで、プリンタ1では印刷処理が実行
されると、モータドライバ34はキャリッジモータ20
や紙送りモータ22の駆動に応じて発熱し、徐々に内部
温度Tが上昇していく。特に、キャリッジ16の加減速
の多い印刷処理や、記録用紙3の紙送り処理を長時間行
うときに発熱が顕著になる。本例では、キャリッジモー
タ20または紙送りモータ22が停止状態となったとき
に発熱停止すべきか否かを判断し、内部温度Tが閾値T
bを超えてモータドライバ34からHW信号が出力され
た場合に発熱停止処理を実行する。これにより、印刷処
理や紙送り処理が一旦停止され、各モータ20,22の
停止時間が増やされてモータドライバ34が冷却され
る。
【0058】モータドライバ34の冷却は、内部温度T
が閾値Tb以下になってモータドライバ34からHW信
号が出力されなくなった後、CPU29のタイマ49が
タイムアップするまで実行される。そして、タイマ49
のタイムアップ後、キャリッジモータ20や紙送りモー
タ22が再び駆動され、一旦停止された印刷処理や紙送
り処理が再開される。
【0059】さらに、モータドライバ34の内部温度T
が過度に上昇し、内部温度Tが閾値Tbよりも高い閾値
Taを超える場合には、サーマルシャットダウン処理が
作動する。すると、モータドライバ34の出力が遮断さ
れることにより、キャリッジモータ20や紙送りモータ
22が停止して印刷処理や紙送り処理が強制的に終了さ
れ、モータドライバ34が発熱による破壊から保護され
る。なお、サーマルシャットダウン処理は発熱停止処理
と異なる別のフローにより実施され、CPU29はサー
マルシャットダウン処理を直接みておらず、他の動きか
らサーマルシャットダウン処理が行われたか否かを認識
している。
【0060】このように、サーマルシャットダウン処理
では、モータドライバ34の出力が遮断されることで印
刷処理が強制的に終了されるため、発熱は抑えられるも
ののその後の印刷処理を継続することができない。とこ
ろが、サーマルシャットダウン機能が動作する前に、モ
ータドライバ34の内部温度Tが閾値Tbを超えた場合
には、各モータ20,22を停止状態にしてモータドラ
イバ34を冷却する発熱停止を実行するので、モータド
ライバ34の発熱を保護しつつ正常な印刷処理を継続し
て行える。
【0061】従って、この実施形態では以下の効果を得
ることができる。 (1)サーマルシャットダウン処理が実行される閾値T
aよりも低い温度として、発熱停止すべき閾値Tbを設
定する。そして、モータドライバ34の内部温度Tが閾
値Tbを超えたときには、発熱停止処理としてキャリッ
ジモータ20や紙送りモータ22が一旦停止され、モー
タドライバ34が冷却される。そして、モータドライバ
34の発熱が解消されると、キャリッジモータ20や紙
送りモータ22が再び駆動され、一旦停止された印刷処
理や紙送り処理が再開される。従って、モータドライバ
34を発熱から保護できるとともに、冷却方法が各モー
タ20,22を一旦停止しておく方法であるため、印刷
処理や紙送り処理を継続して実行することができる。
【0062】(2)サーマルシャットダウン処理する手
前で発熱停止処理によってモータドライバ34が冷却さ
れるので、モータドライバ34の内部温度Tが閾値Ta
を超え難くなり、サーマルシャットダウン処理を生じ難
くできる。それに伴い、モータドライバ34のチップ面
積を小さくしても、モータドライバ34がシャットダウ
ンする手前で発熱停止処理により冷却されることにな
り、サーマルシャットダウン処理が頻発せずに済み、モ
ータドライバ34のチップ面積を小型化することができ
る。
【0063】(3)モータドライバ34からHW信号の
出力がなくなったときにタイマ49をセットし、そのタ
イマ49がタイムアップされるまでキャリッジモータ2
0と紙送りモータ22を停止してモータドライバ34を
冷却している。従って、HW信号の出力がなくなった時
点で各モータ20,22の駆動を再開する場合に比べ、
モータドライバ34を冷却する際の冷却時間が長くな
り、モータドライバ34を充分に冷却することができ
る。
【0064】(4)1パス印刷を行っている最中に発熱
停止処理を実行して、移動経路の途中でキャリッジ16
を停止した場合、その地点から印刷を再開すると印刷む
らが生じてしまう。しかし、本例ではキャリッジ16が
移動方向端部に位置してキャリッジモータ20が停止し
たときに、発熱停止処理を実行すべきか否かの判断を行
い、発熱停止すべきならばその位置での停止時間を長く
とるようにしているので、1パス印刷の途中でキャリッ
ジが停止するようなことはない。
【0065】(5)プリンタ1に発熱警告ランプ15を
設け、発熱停止実行中はこの発熱警告ランプ15を点灯
するようにしたので、ユーザに対し発熱停止を実行して
いる旨を報知することができる。
【0066】(6)CPU29に電源を供給するレギュ
レータ40を内蔵したモータドライバ34では、サーマ
ルシャットダウン処理が実行されてモータドライバ34
の電源が切られてしまうことは好ましくない。しかし、
サーマルシャットダウン処理する手前で発熱停止処理に
よってモータドライバ34が冷却されるので、サーマル
シャットダウン処理が生じ難くなり、レギュレータを内
蔵したモータドライバ34をシャットダウンさせたとき
に生じる種々の問題を解消できる。また、発熱停止処理
時にはレギュレータ40も冷却されるので、レギュレー
タ40も発熱から保護できる。
【0067】(7)モータドライバ34はキャリッジモ
ータ20と紙送りモータ22を駆動する構成であるの
で、一つのチップで複数のモータを駆動することができ
る。なお、実施形態は前記に限定されず、以下の態様に
変更してもよい。
【0068】(変形例1)スイッチ回路からなる内部温
度検出回路45を用い、この内部温度検出回路45から
出力されるHW信号を基にCPU29が発熱停止処理を
行う構成に限定されない。例えば、モータドライバ34
に温度検出手段として温度センサを設け、CPU29が
温度センサからの検出値を監視し、その検出値に基づき
求まるモータドライバ34の内部温度Tが閾値Tbを超
える場合に発熱停止処理を実行するようにしてもよい。
【0069】(変形例2)モータドライバ34の内部温
度Tが閾値Tbを超えたか否かの判定は、キャリッジモ
ータ20や紙送りモータ22の停止をトリガとして実行
されることに限定されない。例えば、CPU29は内部
温度検出回路45からHW信号を常時監視しており、内
部温度Tが閾値Tbを超えたときにキャリッジモータ2
0と紙送りモータ22を即停止するようにしてもよい。
この場合、キャリッジモータ20や紙送りモータ22の
駆動によるモータドライバ34の発熱を最小限に抑える
ことができる。
【0070】(変形例3)発熱停止処理で紙送りモータ
22を停止させる方法として、紙送りモータ22を即停
止させるようにしてもよい。例えば、CPU29は内部
温度検出回路45からHW信号を入力したときに、紙送
り処理が実行されていれば残りの紙送り時間を算出し、
その紙送り時間が所定の閾値を超える場合に紙送りモー
タ22を即停止させる。この場合、紙送りモータ22の
駆動によるモータドライバ34の発熱を最小限に抑える
ことができる。
【0071】(変形例4)サーマルシャットダウン回路
43はレギュレータ40の電源も落とすものに限定され
ない。例えば、図6に示すようにモータ駆動回路41,
42のみの電源を落とすサーマルシャットダウン回路5
0を設けてもよい。
【0072】(変形例5)内部温度検出回路45からH
W信号が出力されなくなったときにタイマ49がセット
され、そのタイマ49がタイムアップしたときにキャリ
ッジモータ20と紙送りモータ22の駆動が再開される
ことに限定されない。即ち、内部温度検出回路45から
HW信号が出力されなくなった時点で各モータ20,2
2の駆動を再開するようにしてもよい。
【0073】(変形例6)発熱停止処理は発熱警告ラン
プ15を点灯することにより、処理が実行中の旨が報知
されることに限定されず、その旨を報知をしない構成で
もよい。また、発熱停止処理実行中の旨を報知するにし
ても、その方法は発熱警告ランプ15を用いた視覚的な
報知に限らず、例えばスピーカ等を用いて聴覚的に報知
してもよい。
【0074】(変形例7)モータドライバ34に内臓さ
れたレギュレータ40は、サーマルシャットダウン処理
時にシャットダウンされる構成でも、或いはシャットダ
ウンされない構成でもどちらでもよい。また、モータド
ライバ34にはレギュレータ40が内蔵されている必要
は必ずしもなく、レギュレータはなくてもよい。
【0075】(変形例8)モータドライバ34はキャリ
ッジモータ20と紙送りモータ22の2つを駆動するも
のに限定されず、一つでキャリッジモータ20を駆動す
るものや、一つで紙送りモータ22を駆動するものでも
よい。また、モータドライバ34は一つで3つ以上のモ
ータを駆動するものでもよく、キャリッジモータ20と
紙送りモータ22の他に、プリンタ1に搭載された他の
モータ(例えば給紙ローラを独立で駆動する給紙モータ
等)を駆動するようにしてもよい。
【0076】(変形例9)ドライバ回路はキャリッジモ
ータ20や紙送りモータ22等の各種モータを駆動する
モータドライバ34に限定されず、例えばヘッドドライ
バ35等の他の駆動回路であってもよい。このとき、圧
電振動子39が駆動手段に相当する。
【0077】(変形例10)モータドライバ34を用い
て、キャリッジモータ20が停止したときのみ発熱停止
すべきか否かの判断を行ってもよい。これとは逆に、紙
送りモータ22が停止したときのみ発熱停止すべきか否
かの判断を行うようにしてもよい。
【0078】(変形例11)モータドライバ34の発熱
を抑える処理は、キャリッジモータ20や紙送りモータ
22を一旦停止して停止時間を多くとる方法(発熱停止
処理)に限定されない。例えば、閾値Tbよりも低い温
度で閾値Tc(第3の閾値)を設定し、内部温度Tが閾
値Tcを超えたときに、モータドライバ34をデューテ
ィー制御してキャリッジモータ20や紙送りモータ22
の出力を抑える方法を用いてもよい。なお、デューティ
ー制御とはモータ20,22に加える電圧(電流)のデ
ューティー比を変えて、モータ20,22の出力を所定
値だけ落とす制御である。
【0079】この場合、モータドライバ34が発熱した
としても、内部温度TがTbに向かう前段階でデューテ
ィー制御によりモータドライバ34の使用状態が低く抑
えられ、これに伴いモータドライバ34の発熱を抑える
ことができる。そして、この結果として内部温度Tが閾
値Tbに至る頻度も少なくなって、発熱停止処理の発生
頻度も少なくできる。このとき、内部温度Tが閾値Tc
を所定時間の間で超え続けたならば、さらにデューティ
ー比を下げて温度上昇を低く抑えるようにしてもよい。
【0080】(変形例12)デューティー制御により発
熱を抑える処理の対象は、モータドライバ34に代えて
ヘッドドライバ35であってもよく、ヘッドドライバ3
5をデューティー制御することにより、圧電振動子39
に印加する電圧のデューティー比を下げてもよい。
【0081】(変形例13)閾値Tcを設定してデュー
ティー制御を行う場合、閾値Tbと閾値Tcとの間に閾
値Td(第4の閾値)を設定して、内部温度Tが閾値T
cと閾値Tdの間に収まるような処理を行ってもよい。
即ち、内部温度Tが閾値Tcを超えるとデューティー制
御が開始され、さらに温度上昇が続き内部温度TがTd
を超えたときにはデューティー比を下げて、モータドラ
イバ34の冷却度合いを高める。この場合、内部温度T
が閾値Tbに一層至り難くなり、発熱停止処理の発生頻
度を一層少なくできる。
【0082】(変形例14)発熱停止処理を行う前段階
でデューティー制御を行う場合、閾値の数は閾値Tcを
用いた1つの場合や、閾値Tc,Tdの2つを用いる場
合に限定されない。即ち、デューティー制御を行うとき
の閾値は3つ以上あってもよく、各閾値の領域ごとにデ
ューティー比を設定してモータドライバ34の発熱を効
果的に抑えてもよい。
【0083】(変形例15)モータドライバ34の発熱
を抑える処理は、発熱停止処理やデューティー制御に限
定されない。例えば、閾値Tbよりも低い温度で閾値T
c(第3の閾値)を設定し、内部温度Tが閾値Tcを超
えたときに、モータドライバ34を制御してキャリッジ
モータ20や紙送りモータ22の駆動速度を抑える方法
を用いてもよい。この場合、モータドライバ34が発熱
したとしても、内部温度TがTbに向かう前段階で各モ
ータ20,22の駆動速度を低くすることでモータドラ
イバ34の使用状態が低く抑えられ、これに伴いモータ
ドライバ34の発熱を抑えることができる。さらに、こ
の結果として内部温度Tが閾値Tbに至る頻度も少なく
なって、発熱停止処理の発生頻度も少なくできる。
【0084】(変形例16)印刷装置はインクジェット
式のプリンタ1に限らず、例えば、カラープリンタ、レ
ーザプリンタ、ドットインパクトプリンタ等の他の機種
のプリンタでもよく、これらプリンタに搭載されたモー
タドライバを発熱停止処理するものでもよい。また、ス
キャナに搭載されたモータを駆動するモータドライバに
採用してもよい。また、プリンタやスキャナ等にも限定
されず、それ以外の他のOA機器に本例の発熱停止処理
を採用してもよい。
【0085】前記実施形態及び別例から把握できる技術
的思想について、以下にその効果とともに記載する。 (1)請求項1において、前記ICチップ以外の所定回
路に安定した電源を供給するレギュレータを備えた。こ
の場合、ICチップから所定回路に安定した電源を供給
できる。
【0086】(2)請求項1において、前記第2の閾値
は、厳しい使用条件下で前記駆動手段を駆動したときに
前記ドライバ回路内に生じる温度値に設定されている。 (3)請求項2〜12において、前記第2の閾値は、厳
しい使用条件下で前記駆動手段を駆動したときに前記ド
ライバ回路内に生じる温度値に設定されている。
【0087】(4)請求項2において、前記制御手段
は、前記温度検出手段により求まる前記検出温度が前記
第2の閾値を超えた場合に、前記ドライバ回路を制御し
て前記駆動手段を停止させる。
【0088】(5)請求項14において、前記制御手段
は、前記駆動手段の停止により前記ドライバ回路が冷却
されて前記検出温度が前記第2の閾値以下となったとき
に、停止時点からの処理を継続するように前記駆動手段
の駆動を再開する。この場合、請求項3と同様の効果が
得られる。
【0089】(6)請求項14、前記技術的思想(5)
において、前記制御手段は、前記駆動手段の停止により
前記ドライバ回路が冷却されて前記検出温度が前記第2
の閾値以下となっても、所定時間の間、前記駆動手段を
停止状態のまま維持し、その後に前記駆動手段の駆動を
再開する。この場合、請求項4と同様の効果が得られ
る。
【0090】(7)請求項14、前記技術的思想
(5),(6)において、前記駆動手段が停止している
か否かを検出する停止検出手段を備え、前記制御手段は
前記停止検出手段による前記駆動手段の停止が検出され
たときに、前記検出温度が前記第2の閾値を超えるか否
かを判断する。この場合、請求項5と同様の効果が得ら
れる。
【0091】(8)請求項14、前記技術的思想(5)
〜(7)において、前記駆動手段は、キャリッジを駆動
するキャリッジモータ又は用紙を移動させる紙送りモー
タであって、前記制御手段は、前記キャリッジモータ又
は紙送りモータが停止したときに、前記検出温度が前記
第2の閾値を超えるか否かを判断する。この場合、請求
項7と同様の効果が得られる。
【0092】(9)請求項14、前記技術的思想(5)
〜(8)において、前記温度検出手段により求まる前記
検出温度が第2の閾値を超えて、前記制御手段により前
記駆動手段を停止しているときに、その旨を報知する報
知手段を備えた。この場合、請求項8と同様の効果が得
られる。
【0093】(10)請求項14、前記技術的思想
(5)〜(9)において、前記ドライバ回路は1つのI
Cチップであって、前記ICチップはチップの内部温度
を検出する前記温度検出手段と、前記温度検出手段によ
り求まる前記検出温度が前記第2の閾値を超えたとき
に、判断情報として前記駆動手段を停止させるための信
号を出力する信号出力手段とを備え、前記制御手段は、
前記ICチップから出力される前記信号に基づき、前記
ドライバ回路を制御して前記駆動手段を停止させる。こ
の場合、請求項9と同様の効果が得られる。
【0094】(11)請求項14、前記技術的思想
(5)〜(10)において、前記制御手段は、前記温度
検出手段により求まる前記検出温度が前記第2の閾値よ
りも低い温度に設定された第3の閾値を超えた場合に、
前記ドライバ回路をデューティー制御する。
【0095】(12)請求項14、前記技術的思想
(5)〜(10)において、前記制御手段は、前記温度
検出手段により求まる前記検出温度が前記第2の閾値よ
りも低い温度に設定された第3の閾値を超えた場合に、
前記ドライバ回路を制御して前記駆動手段の駆動速度を
変更する。
【0096】(13)請求項14において、前記制御手
段は前記温度検出手段により求まる前記検出温度が前記
第2の閾値を超えた場合に、前記ドライバ回路を制御し
て前記駆動手段を停止させる。
【0097】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ド
ライバ回路を発熱から保護できる上に、発熱保護しても
所定の処理動作が継続して実行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態におけるプリンタの電気的構成図。
【図2】プリンタの外観を示す斜視図。
【図3】プリンタ1の内部構成を示す斜視図。
【図4】発熱停止時に実行される処理を示すフローチャ
ート。
【図5】閾値Ta,Tbに関する説明図。
【図6】別例におけるプリンタの概略構成図。
【符号の説明】
1 印刷装置としてのプリンタ 15 報知手段としての発熱警告ランプ 16 キャリッジ 20 駆動手段としてのキャリッジモータ 22 駆動手段としての紙送りモータ 29 制御手段、停止検出手段を構成するCPU 34 ドライバ回路(ICチップ)としてのモータドラ
イバ 35 ドライバ回路(ICチップ)としてのヘッドドラ
イバ 39 駆動手段としての圧電振動子 40 レギュレータ 47 温度検出手段としての温度検出器 48 信号出力手段としての信号出力部 T 検出温度(内部温度) Ta 第1の閾値 Tb 第2の閾値 Tc 第3の閾値
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 BB17 HK19 HV08 HV21 HV26 HV44 HV46 HV56 5F038 AZ08 BH16 EZ20 5H550 AA14 AA15 BB10 CC06 DD01 EE02 FF01 FF03 FF05 GG06 HB01 HB16 KK05 LL23 LL38 LL60 MM06

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部からの制御信号に応じた駆動信号を
    出力して駆動手段を駆動させ、回路内の内部温度が第1
    の閾値を超えたときに前記駆動信号の出力が遮断される
    ICチップであって、 前記ICチップの回路の内部温度を検出する温度検出手
    段と、 前記温度検出手段により求まる検出温度が、第1の閾値
    よりも低い温度に設定された第2の閾値を超えたとき
    に、前記駆動手段を停止させるための信号を出力する信
    号出力手段とを備えたことを特徴とするICチップ。
  2. 【請求項2】 駆動手段と、駆動信号を出力して前記駆
    動手段を駆動するドライバ回路とを備え、前記ドライバ
    回路の内部温度が第1の閾値を超えたときに前記駆動信
    号の出力が遮断される印刷装置であって、 前記ドライバ回路の回路の内部温度を検出する温度検出
    手段と、 前記温度検出手段により求まる検出温度が第1の閾値よ
    りも低い温度に設定された第2の閾値を超えるか否かの
    判断情報に基づき、前記ドライバ回路を制御して前記駆
    動手段を停止させる制御手段とを備えたことを特徴とす
    る印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記駆動手段の停止に
    より前記ドライバ回路が冷却されて前記検出温度が前記
    第2の閾値以下となったときに、停止時点からの処理を
    継続するように前記駆動手段の駆動を再開することを特
    徴とする請求項2に記載の印刷装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記駆動手段の停止に
    より前記ドライバ回路が冷却されて前記検出温度が前記
    第2の閾値以下となっても、所定時間の間、前記駆動手
    段を停止状態のまま維持し、その後に前記駆動手段の駆
    動を再開することを特徴とする請求項2又は3に記載の
    印刷装置。
  5. 【請求項5】 前記駆動手段が停止しているか否かを検
    出する停止検出手段を備え、 前記制御手段は、前記停止検出手段による前記駆動手段
    の停止が検出されたときに、前記検出温度が前記第2の
    閾値を超えるか否かを判断することを特徴とする請求項
    2〜4のうちいずれか一項に記載の印刷装置。
  6. 【請求項6】 前記駆動手段は、キャリッジを駆動する
    キャリッジモータ又は用紙を移動させる紙送りモータで
    あって、 前記制御手段は、前記キャリッジモータ又は紙送りモー
    タが停止したときに、前記検出温度が前記第2の閾値を
    超えるか否かを判断することを特徴とする請求項5に記
    載の印刷装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記検出温度が第2の
    閾値を超えた際に、直ちに前記ドライバ回路を制御して
    前記駆動手段を停止させることを特徴とする請求項2〜
    6のうちいずれか一項に記載の印刷装置。
  8. 【請求項8】 前記温度検出手段により求まる前記検出
    温度が第2の閾値を超えて、前記制御手段により前記駆
    動手段を停止しているときに、その旨を報知する報知手
    段を備えたことを特徴とする請求項2〜7のうちいずれ
    か一項に記載の印刷装置。
  9. 【請求項9】 前記ドライバ回路は1つのICチップで
    あって、前記ICチップはチップの内部温度を検出する
    前記温度検出手段と、前記温度検出手段により求まる前
    記検出温度が前記第2の閾値を超えたときに、判断情報
    として前記駆動手段を停止させるための信号を出力する
    信号出力手段とを備え、 前記制御手段は、前記ICチップから出力される前記信
    号に基づき、前記ドライバ回路を制御して前記駆動手段
    を停止させることを特徴とする請求項2〜8のうちいず
    れか一項に記載の印刷装置。
  10. 【請求項10】 前記ドライバ回路は、前記印刷装置に
    内蔵された前記ドライバ回路以外の所定回路に安定した
    電源を供給するレギュレータを備えたことを特徴とする
    請求項9に記載の印刷装置。
  11. 【請求項11】 前記ドライバ回路は、一つで複数の駆
    動手段を駆動可能となるように構成されていることを特
    徴とする請求項9又は10に記載の印刷装置。
  12. 【請求項12】 前記制御手段は、前記温度検出手段に
    より求まる前記検出温度が前記第2の閾値よりも低い温
    度に設定された第3の閾値を超えた場合に、前記ドライ
    バ回路をデューティー制御することを特徴とする請求項
    2〜11のうちいずれか一項に記載の印刷装置。
  13. 【請求項13】 前記制御手段は、前記温度検出手段に
    より求まる前記検出温度が前記第2の閾値よりも低い温
    度に設定された第3の閾値を超えた場合に、前記ドライ
    バ回路を制御して前記駆動手段の駆動速度を変更するこ
    とを特徴とする請求項2〜11のうちいずれか一項に記
    載の印刷装置。
  14. 【請求項14】 駆動手段と、駆動信号を出力して前記
    駆動手段を駆動するドライバ回路とを備え、前記ドライ
    バ回路の内部温度が第1の閾値を超えたときに前記駆動
    信号の出力が遮断される印刷装置に用いられる発熱警告
    方法であって、 温度検出手段がICチップの回路の内部温度を検出し、
    前記温度検出手段により求まる検出温度が第1の閾値よ
    りも低い温度に設定された第2の閾値を超えるか否かの
    判断情報に基づき、制御手段が前記ドライバ回路を制御
    して前記駆動手段を停止させることを特徴とする発熱警
    告方法。
JP2002104453A 2001-11-22 2002-04-05 Icチップ、印刷装置及び発熱警告方法 Pending JP2003220743A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002104453A JP2003220743A (ja) 2001-11-22 2002-04-05 Icチップ、印刷装置及び発熱警告方法
US10/300,909 US7290847B2 (en) 2001-11-22 2002-11-21 IC chip, print apparatus, and heat generation warning method

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001-357627 2001-11-22
JP2001357627 2001-11-22
JP2002104453A JP2003220743A (ja) 2001-11-22 2002-04-05 Icチップ、印刷装置及び発熱警告方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003220743A true JP2003220743A (ja) 2003-08-05

Family

ID=27615641

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002104453A Pending JP2003220743A (ja) 2001-11-22 2002-04-05 Icチップ、印刷装置及び発熱警告方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7290847B2 (ja)
JP (1) JP2003220743A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007037292A (ja) * 2005-07-27 2007-02-08 Honda Motor Co Ltd モータ制御方法
JP2008040169A (ja) * 2006-08-07 2008-02-21 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP2009131040A (ja) * 2007-11-22 2009-06-11 Brother Ind Ltd モータ制御装置及び印刷装置
US7583045B2 (en) 2005-03-07 2009-09-01 Seiko Epson Corporation Stepping motor control apparatus, stepping motor control method and stepping motor control program product
WO2009119256A1 (ja) * 2008-03-28 2009-10-01 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 駆動制御装置
US7835127B2 (en) 2007-03-08 2010-11-16 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Driver device and liquid droplet ejection head
US8022578B2 (en) 2007-06-26 2011-09-20 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Electric power supply cut-off circuit and liquid droplet discharge apparatus
JP2012111092A (ja) * 2010-11-24 2012-06-14 Seiko Epson Corp 印刷装置
JP2016024387A (ja) * 2014-07-23 2016-02-08 キヤノン株式会社 画像形成装置

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006344112A (ja) * 2005-06-10 2006-12-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 情報処理装置のセキュリティ装置およびセキュリティ方法
JP4389969B2 (ja) * 2007-05-31 2009-12-24 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
US20150239086A1 (en) * 2014-02-25 2015-08-27 Chao-Ying LEE Electrical Power Safety System
CN103832098A (zh) * 2014-03-19 2014-06-04 泉州市科盛包装机械有限公司 一种激光打标检测方法及检测系统
JP6521591B2 (ja) * 2014-08-25 2019-05-29 キヤノン株式会社 装置、方法及びプログラム
DE102018123890A1 (de) * 2018-09-27 2020-04-02 Thyssenkrupp Ag Steuergerät mit einer zur Erkennung einer in einer Hardwarekomponente vorliegenden Signalminderung ausgebildeten Vorwarnfunktion
US11414926B2 (en) * 2019-02-20 2022-08-16 Mechoshade Systems, Llc Maintenance and operation of a window shade system
JP2022052524A (ja) 2020-09-23 2022-04-04 東芝テック株式会社 モータ制御装置、およびサーマルプリンタ

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59111866A (ja) * 1982-12-17 1984-06-28 Citizen Watch Co Ltd シヤトル型ドツトラインプリンタのシヤトル駆動トランジスタの保護回路
EP0587352B1 (en) * 1992-08-28 1997-10-29 STMicroelectronics, Inc. Overtemperature warning cycle in operation of polyphase dc motors
US5486809A (en) 1994-06-06 1996-01-23 Wadlington, Jr.; Ben Lever-tap-activated timed turn signaling
US6109716A (en) * 1997-03-28 2000-08-29 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Ink-jet printing apparatus having printed head driven by ink viscosity dependent drive pulse

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7583045B2 (en) 2005-03-07 2009-09-01 Seiko Epson Corporation Stepping motor control apparatus, stepping motor control method and stepping motor control program product
JP2007037292A (ja) * 2005-07-27 2007-02-08 Honda Motor Co Ltd モータ制御方法
JP4537904B2 (ja) * 2005-07-27 2010-09-08 本田技研工業株式会社 モータ制御方法
JP2008040169A (ja) * 2006-08-07 2008-02-21 Brother Ind Ltd 画像形成装置
US7835127B2 (en) 2007-03-08 2010-11-16 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Driver device and liquid droplet ejection head
US8022578B2 (en) 2007-06-26 2011-09-20 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Electric power supply cut-off circuit and liquid droplet discharge apparatus
JP2009131040A (ja) * 2007-11-22 2009-06-11 Brother Ind Ltd モータ制御装置及び印刷装置
WO2009119256A1 (ja) * 2008-03-28 2009-10-01 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 駆動制御装置
JP2012111092A (ja) * 2010-11-24 2012-06-14 Seiko Epson Corp 印刷装置
JP2016024387A (ja) * 2014-07-23 2016-02-08 キヤノン株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20030142346A1 (en) 2003-07-31
US7290847B2 (en) 2007-11-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003220743A (ja) Icチップ、印刷装置及び発熱警告方法
JP4902764B2 (ja) プリント装置の給紙方法
JP2785031B2 (ja) シリアルプリンタ
JP2007331934A (ja) 記録装置及び記録媒体巻取り状態判別方法
US8262214B2 (en) Ink jet printer
US20200107627A1 (en) Nail printing device, nail printing method, and recording medium
US6926380B2 (en) Ink jet recording apparatus provided with interrupt control circuit and method for controlling recording apparatus
US8960830B2 (en) Inkjet printing apparatus and inkjet printing method
JPH1086357A (ja) 印字装置
JP4979566B2 (ja) 記録装置及び記録装置の制御方法
JP2004358963A (ja) 電力管理制御方法及び記録装置
JP4414752B2 (ja) 印字装置
US10960672B2 (en) Ink jet printer
JPH08142450A (ja) インクジェットプリンタ
JP2001205898A (ja) インクジェットプリンタ
JP5541127B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2001229003A (ja) 電源供給装置
JP2004249597A (ja) インクジェットプリンタおよび廃インク量検出方法
JP7500256B2 (ja) 記録装置および記録装置の制御方法
JP2007136725A (ja) インクジェット記録装置
JP2010274649A (ja) 記録装置及びその回復方法
KR0174693B1 (ko) 잉크젯트 프린터의 절전방법
JP3870149B2 (ja) 電子機器、及び電子機器の表示方法
JP2012115995A (ja) 記録装置、および、電源装置
JP2008221755A (ja) 画像形成装置