JP2022052524A - モータ制御装置、およびサーマルプリンタ - Google Patents

モータ制御装置、およびサーマルプリンタ Download PDF

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    • B41J2/3352Integrated circuits

Abstract

【課題】本発明が解決しようとする課題は、コストアップを抑制しつつ、温度センサの出力に基づいてモータを制御することが可能なモータ制御装置、およびサーマルプリンタを提供することである。【解決手段】実施形態のモータ制御装置は、モータに配線を介して接続され、当該モータを駆動する駆動回路を有する基板と、前記基板に設けられ、前記駆動回路の温度を検出する第1の温度センサと、前記モータが使用される環境下の温度を検出する第2の温度センサと、前記第1の温度センサおよび前記第2の温度センサの出力に基づいて、前記駆動回路を制御する制御部と、を備えたものである。【選択図】図6

Description

本発明の実施形態は、モータ制御装置、およびサーマルプリンタに関する。
従来、モータを備えた電子機器においては、モータの使用限界温度である定格温度を超えないようにモータの駆動を制御している。上記電子機器では、サーミスタなどの温度センサによりモータの温度を検出し、検出した温度が所定温度以上になるとモータの駆動を停止する制御が行われている。
例えば、電子機器の一例である、用紙搬送用モータを備えたサーマルプリンタにおいて、用紙搬送用モータに熱伝導部材を介して温度センサを取付けるとともに、温度センサと回路基板とを接続し、温度センサが検出した温度が所定温度以上になるとモータを停止するものが知られている(例えば、特許文献1)。また、モータに温度センサを直接取付け、温度センサと回路基板とをフレキシブル基板で接続し、温度センサの出力に応じてモータを制御するものも知られている。
上記した従来の技術は、いずれも回路基板から離れた位置に配置した温度センサによってモータの温度を直接的に検出するものである。このため、温度センサと回路基板とをフレキシブル基板等で接続する必要があり、コストアップの要因となっていた。
本発明が解決しようとする課題は、コストアップを抑制しつつ、温度センサの出力に基づいてモータを制御することが可能なモータ制御装置、およびサーマルプリンタを提供することである。
実施形態のモータ制御装置は、モータに配線を介して接続され、当該モータを駆動する駆動回路を有する基板と、前記基板に設けられ、前記駆動回路の温度を検出する第1の温度センサと、前記モータが使用される環境下の温度を検出する第2の温度センサと、前記第1の温度センサおよび前記第2の温度センサの出力に基づいて、前記駆動回路を制御する制御部と、を備えたものである。
図1は、実施形態に係るサーマルプリンタの外観を示す斜視図である。 図2は、実施形態に係るサーマルプリンタの印刷機構を模式的に示す図である。 図3は、実施形態に係るサーマルプリンタのモータ駆動装置の一部を模式的に示す図である。 図4は、実施形態に係るサーマルプリンタの各部の温度変化を示す図である。 図5は、実施形態のサーマルプリンタの制御を説明するための図で、閾値補正を行わなかった場合のサーマルプリンタの各部の温度変化を示す図である。 図6は、実施形態に係るサーマルプリンタの各部の温度変化を示し、閾値補正を行った図である。 図7は、実施形態に係るサーマルプリンタのハードウェア構成を示すブロック図である。 図8は、実施形態に係るメモリ部におけるヘッド通電テーブル部のデータ構成を示す図である。 図9は、実施形態に係るメモリ部における閾値テーブル部のデータ構成を示す図である。 図10は、実施形態に係るサーマルプリンタの制御部の機能構成を示すブロック図である。 図11は、実施形態に係るサーマルプリンタの制御部におけるモータ制御処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、モータ制御装置およびサーマルプリンタの実施形態を説明する。なお、以下に説明する実施形態において、モータ制御装置は、サーマルプリンタの用紙搬送用モータの制御装置として説明するが、これに限らない。
図1は、本実施形態に係るサーマルプリンタ1の外観を示す斜視図である。サーマルプリンタ1は、ユーザが所持して使用可能な携帯型のサーマルプリンタであり、図示しないバッテリで駆動される。サーマルプリンタ1は、直方体形状の筐体10を有する。
筐体10は、本体11、カバー12、表示・操作部13、およびバンパ14を備える。本体11は、内部に上面が開口した用紙収容部(図示せず)を備えている。用紙収容部は、サーマルプリンタ1の印刷媒体である用紙P(図2参照)を着脱可能に収容する。用紙Pは、例えば、感熱紙や、感熱紙で形成された複数のラベルが所定間隔で台紙に貼着されたラベル用紙等であり、ロール状に巻回されている。また、本体11は、内部に用紙Pを搬送するモータ、印刷を行うサーマルヘッド、制御基板、等を含むサーマルプリンタ1を構成する各種部品が収容されている。
カバー12は、本体11の後端部15に回動可能に軸支されている。カバー12は、回動することによって、上記用紙収容部の上面開口を開閉する。図1に示すように、カバー12を閉じた状態において、カバー12の前端縁16と、本体11に形成される上記上面開口の一側縁17との間には、印刷された用紙Pを排出する用紙排出口18が形成される。
表示・操作部13は、電源スイッチ21と、ユーザが紙送りなどを指示するための紙送りボタン22と、ユーザが紙送りの一時停止などを指示するための一時停止ボタン23と、バッテリの状態をユーザに報知するためのインジケータ24と、LCD(Liquid Crystal Display)などで形成される表示部25とを備える。
バンパ14は、本体11の四隅に外側に突出してそれぞれ設けられている。バンパ14は、ゴムなどの弾性材で構成され、例えば、ユーザが携帯中にサーマルプリンタ1を落下させてしまった際に緩衝材として機能して筐体10の破損を抑制する。
図2は、実施形態に係るサーマルプリンタ1の印刷機構を模式的に示す図である。用紙Pは、サーマルヘッド30とプラテン40とで挟持された状態でサーマルヘッド30によって印刷される。
サーマルヘッド30は、本体11に設けられている。サーマルヘッド30は、図2の矢印で示す用紙Pの搬送方向と直交する主走査方向にライン状に配列された複数の発熱素子を有するラインサーマルヘッドである。発熱素子は、通電により発熱する発熱素子であって、各々が1ドット分の画素に対応する。
プラテン40は、ローラ状に形成され、カバー12に取り付けられている。プラテン40は、カバー12が閉じられた状態で、本体11に設けられたサーマルヘッド30に圧接する位置に設けられている。プラテン40の軸方向一端側には、プラテン40と一体的に回動する従動ギア(図示せず)が設けられる。また、本体11には、上記従動ギアに対応する位置に、モータ50によって駆動される駆動ギア(図示せず)が設けられている。従動ギアは、カバー12が閉じられた状態で駆動ギアと噛合する。これにより、カバー12が閉じられた状態でプラテン40はモータ50によって回転駆動され、用紙Pを矢印の方向に搬送する。すなわち、モータ50は、用紙Pを搬送するモータである。なお、図2はプラテン40がモータ50によって駆動されることを模式的に表しているため、モータ50は実際の位置とは異なる位置に示されている。
図3は、サーマルプリンタ1のモータ駆動装置2の一部を模式的に示す図である。モータ駆動装置2は、モータ50を駆動するためのもので、主基板60およびサーミスタ基板70を備える。また、モータ駆動装置2は、モータ50と主基板60の一端側とを接続する第1配線51、および主基板60の他端側とサーミスタ基板70とを接続する第2配線71を備える。モータ50、主基板60、およびサーミスタ基板70は、筐体10内のそれぞれ別の収容部に収容されている。特に、サーミスタ基板70は、モータ50や主基板60の温度の影響を受けにくい箇所に設けられている。
モータ50は、ロータに永久磁石を用いたPM(Permanent Magnet)モータで、プラテン40を回転させて用紙Pを搬送する。第1配線51は、複数の配線コードで構成され、モータ50に必要な電流を流す。
主基板60は、モータドライバIC(Integrated Circuit)61、第1サーミスタ62、第1端子部63、および第2端子部64を備える。また、主基板60は、図示はしていないが、サーマルヘッド30を制御するためのヘッド駆動回路65(図7参照)、サーマルプリンタ1の制御部を構成する電子部品の他、サーマルプリンタ1の制御に必要な各種電子部品を備えている。
モータドライバIC61は、モータ50を駆動する回路が組み込まれた集積回路であり、モータ50を駆動する駆動回路の一例ということができる。モータドライバIC61にはモータ50に流れる電流に応じた電流が流れることから、モータドライバIC61の電流消費による温度上昇はモータ50の電流消費による温度上昇と相関関係を有する。
第1サーミスタ62は、モータドライバIC61の近傍に設けられ、モータドライバIC61の温度を検出する。第1サーミスタ62は、モータ50を駆動する駆動回路の温度を検出する第1の温度センサの一例である。上記のとおり、モータドライバIC61の温度上昇はモータ50の温度上昇と相関関係を有することから、第1サーミスタ62の検出温度によってモータ50の温度を推定することができる。換言すれば、第1サーミスタ62は、モータ50の温度を間接的に検出することができる。
第1端子部63は、主基板60の一端側に配置され、モータ50に接続された第1配線51の複数の配線コードを接続する。第2端子部64は、主基板60の他端側に配置され、サーミスタ基板70に接続された第2配線71の複数の配線コードを接続する。
サーミスタ基板70は、第2サーミスタ72および端子部73を備える。第2サーミスタ72は、サーミスタ基板70の一端側に設けられ、モータ駆動装置2の周囲環境の温度を検出するものである。第2サーミスタ72は、筐体10内に設けられ、モータが使用される環境下の温度を検出する第2の温度センサの一例である。端子部73は、サーミスタ基板70の他端側に設けられ、主基板60に接続された第2配線71の複数の配線コードを接続する。
次に、本実施形態のサーマルプリンタ1の温度変化、および当該温度変化に対応したモータ50の制御について説明する。図4は、本実施形態のサーマルプリンタ1が使用される部屋の温度(周囲環境温度)が例えば25℃の場合におけるサーマルプリンタ1の各部の温度変化を示す図である。縦軸は温度、横軸はモータ50の運転時間を示している。また、TMはモータ50、TDはモータドライバIC61、TTは第1サーミスタ62、TRは第2サーミスタのそれぞれの温度を示している。なお、本実施形態においては、第1サーミスタ62は、モータドライバIC61の温度を正確に検出しているので、TDとTTの曲線はほぼ同一となっている。このため、以下ではモータドライバIC61の温度TDと第1サーミスタ62の温度TTとを区別せず、どちらかを用いて説明することとする。
モータ50が運転を開始して時間が経過すると、モータ50の温度TMおよび第1サーミスタ62の温度TTが周囲環境温度から徐々に上昇する。モータドライバIC61とモータ50の温度上昇は相関関係を有するとともに、モータ50の温度上昇の傾きはモータドライバIC61の温度上昇の傾きよりも大きくなる。この状況下において、モータ駆動装置2は、モータ50の温度TMが定格温度Tを超えないように制御する。なお、第2サーミスタ72はモータ50やモータドライバIC61の温度影響を受けない位置に設置されているため、第2サーミスタ72が検出する温度はモータ50が駆動してもほぼ一定となっている。
モータドライバIC61に駆動電流が流れることにより第1サーミスタ62が検出する温度は上昇する。そして、第1サーミスタ62が時間Qにおいて閾値である温度Yを検出すると、モータ駆動装置2は、モータ50の駆動を停止する。閾値(温度Y)は、モータ50の温度TMが定格温度Tの近くに達したときに検出される第1サーミスタ62の温度に対応して設定されている。別の言い方をすれば、第1サーミスタ62の温度が閾値に達した場合、モータ50の温度TMが定格温度Tに近い温度に達したと推定されるものである。モータ50は、駆動を停止されると、駆動電流が流れないことにより温度上昇が抑制される。これによって、モータ駆動装置2は、モータ50の温度TMが定格温度Tを超えないように制御することが可能となる。この構成によれば、モータ50に温度センサを設ける必要がないため、温度センサと基板とを接続するためのフレキシブル基板等を必要としないので、モータ駆動装置2の構成を簡略化することができる。
なお、閾値は、サーマルプリンタ1に採用される部品や設計条件(モータ50の電流値、モータ50に対する第1サーミスタ62の位置など)によって定められる。例えば、閾値は、サーマルプリンタ1を所定の周囲環境温度下で駆動する実験を行い、その実験データに基づいて決定される。
図5は、サーマルプリンタ1が使用される部屋の温度(周囲環境温度)が例えば50℃の場合における上記構成のサーマルプリンタ1の各部の温度変化を示す図である。この場合、モータ50の運転開始から第1サーミスタ62の温度TTが閾値Yに達するまでの時間QAは、図4に示す周囲環境温度が25℃の場合の時間Qより短くなる。
また、モータ50が受ける周囲環境温度の影響は第1サーミスタ62が受ける影響よりも小さい。このため、第1サーミスタ62の温度で推定されるモータ50の温度は、実際のモータの温度より高くなる。したがって、第1サーミスタ62の温度TTが閾値Yに達した時点では、モータ50の温度TMは定格温度Tよりもかなり低い温度となっている。換言すれば、モータ50の温度TMがまだ運転可能な温度であるにも係わらず、モータ50の運転を停止することになる。
このように、モータ駆動装置2は、第1サーミスタ62の温度に基づいてモータ50の駆動を制御することで構成の簡略化は図れるものの、サーマルプリンタ1の動作性能という点では改善の余地があることが判明した。そこで、本実施形態のサーマルプリンタ1は、第1サーミスタ62の閾値を周囲環境温度に応じて変更することで、動作性能の向上を図ったものである。この点について、説明する。
図6は、図5と同様に周囲環境温度が例えば50℃の場合において、周囲環境温度に応じて閾値を変更する構成を採用した本実施形態のサーマルプリンタ1の各部の温度変化を示す図である。
本実施形態においては、周囲温度50℃の場合に設定される第1サーミスタ62の閾値Vは、図4、5に示した閾値Yよりも高い値となっている。閾値Vは、周囲環境温度が50℃の状況下で、モータ50の温度TMが定格温度T近くに達したときに検出される第1サーミスタ62の温度に対応している。この閾値Vも実験により決定される。
第1サーミスタ62の温度が閾値Vに達すると、モータ駆動装置2は、モータ50の駆動を停止する。このとき、モータ50の温度は定格温度Tに近い温度となっている。この結果、モータ50が運転開始から停止するまでの時間QBは、図4に示す時間QAより長くなる。すなわち、図4に示す場合と比べて、モータ50の運転時間を長く確保することができ、動作性能を向上することができる。
次に、上述したモータ50の制御を実現するための構成について説明する。図7は、サーマルプリンタ1のハードウェア構成を示すブロック図である。サーマルプリンタ1は、制御部100と、メモリ部110と、入出力コントローラ120と、通信I/F(Interface)130等を備える。制御部100、メモリ部110、入出力コントローラ120、および通信I/F130は、バス140を介して互いに接続されている。
制御部100は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103を備えたコンピュータである。CPU101、ROM102、RAM103は、バス140を介して互いに接続されている。
CPU101は、サーマルプリンタ1の全体の動作を制御する。ROM102は、CPU101の駆動に用いられるプログラムなどの各種プログラムや各種データを記憶する。RAM103は、CPU101のワークエリアとして使用され、ROM102やメモリ部110に記憶された各種プログラムや各種データを展開する。制御部100は、CPU101がROM102やメモリ部110に記憶されRAM103に展開された制御プログラムに従って動作することによって、サーマルプリンタ1の各種制御処理を実行する。
メモリ部110は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Memory)、フラッシュメモリ等の書換え可能な不揮発性の記憶媒体を備えた記憶装置である。メモリ部110は、制御プログラム部111、ヘッド通電テーブル部112、および閾値テーブル部113を備える。制御プログラム部111は、サーマルプリンタ1として機能するための制御プログラムの他、各種制御プログラムを記憶する。
ヘッド通電テーブル部112は、ヘッド通電テーブルを記憶する。図8は、ヘッド通電テーブル部112のデータ構成を示す図である。通電ヘッドテーブルは、筐体10内に設けられモータが使用される環境下の温度を検出する第2サーミスタ72の温度と、サーマルヘッド30の発熱素子の通電時間と、を対応づけて記憶したテーブルである。発熱素子の通電時間は、サーマルヘッド30が文字や図形の1ライン分を印刷するのに必要な所定時間内における発熱素子の通電時間である。通電時間の長さは、A<B<Cとなっており、第2サーミスタ72が検出する周囲環境温度が高い程、通電時間は短く設定される。サーマルヘッド30の発熱素子の通電時間は、ヘッド通電テーブルによって定められる。これによって、周囲環境温度によらず発熱素子の温度が均一化されるので、サーマルプリンタ1は印刷品質の均一化を図ることができる。
閾値テーブル部113は、閾値テーブルを記憶する。図9は、閾値テーブル部113のデータ構成を示す図である。閾値テーブルは、第2サーミスタ72の温度と第1サーミスタ62が検出する温度の閾値(以下、単に閾値ともいう)とを対応づけて記憶したテーブルである。第1サーミスタが閾値以上の温度を検出すると、モータ駆動装置2は、モータ50の駆動を停止する。閾値は、Z<Y<X<W<Vとなっており、第2サーミスタ72が検出する周囲環境温度が高い程、閾値は高い値に設定されている。なお、本実施形態においては、閾値テーブルは第2サーミスタの所定範囲の温度に対応して閾値を決めているが、第2サーミスタの温度と閾値との対応関係をより細かく定めるようにしてもよい。
図7に戻って、入出力コントローラ120は、表示・操作部13、第1サーミスタ62、第2サーミスタ72、ヘッド駆動回路65、およびモータドライバIC61と接続される。ヘッド駆動回路65は、サーマルヘッド30の駆動を制御、すなわちサーマルヘッド30の発熱素子の通電を制御するもので、サーマルヘッド30に接続される。モータドライバIC61は、モータを駆動する駆動回路が組み込まれた集積回路であり、モータ50に接続される。入出力コントローラ120は、接続されるハードウェアに対する入出力インターフェイスとしての機能とこれらハードウェアを制御するための機能とを備えている。これにより、制御部100は、入出力コントローラ120を介して、表示・操作部13、第1サーミスタ62、第2サーミスタ72、ヘッド駆動回路65、およびモータドライバIC61とそれぞれ情報(データ)の送受信が可能であるとともに、制御部100の指示に基づいてこれらハードウェアを制御可能となっている。通信I/F130は、サーマルプリンタ1に印刷指示を行う、例えばPC(Personal Computer)と通信するためのインターフェイスである。
次に、サーマルプリンタ1の機能構成について説明する。図10は、サーマルプリンタ1の機能構成の一例を示すブロック図である。制御部100は、CPU101がROM102やメモリ部110の制御プログラム部111に記憶された制御プログラムにしたがって動作することで、操作受付部1001、印刷受付部1002、取得部1003、ヘッド制御部1004、モータ制御部1005、および閾値設定部1006、として機能する。なお、これら各機能をハードウェアで構成してもよい。
操作受付部1001は、表示・操作部13から操作信号を受付ける。操作受付部1001は、ユーザによる電源スイッチ21、紙送りボタン22、および一時停止ボタン23などの操作に応じた操作信号を受付ける。
印刷受付部1002は、PCから印刷指示および当該印刷指示に対応する印刷データを受付ける。制御部100は、印刷受付部1002が印刷指示および印刷データを受付けると、印刷を行う制御を実行する。例えば、制御部100は、印刷受付部1002が受付けた印刷データを印刷するためにサーマルヘッド30やモータ50を制御する。
取得部1003は、第1サーミスタ62および第2サーミスタ72から温度を示す情報(以下、温度情報ともいう)を取得する。取得部1003には、サーマルプリンタ1の電源が投入されると、第1サーミスタ62および第2サーミスタ72から所定間隔で温度情報が入力される。取得部1003は、第1サーミスタ62および第2サーミスタ72から入力された温度情報を必要に応じて取得する。
ヘッド制御部1004は、第2の温度センサの出力に基づいて、サーマルヘッド30の駆動回路を制御する。具体的には、ヘッド制御部1004は、印刷受付部1002が受付けた印刷データを印刷するようヘッド駆動回路65を制御するとともに、第2サーミスタ72の出力に基づいて発熱素子の通電時間を制御する。より詳細には、ヘッド制御部1004は、印刷受付部1002が印刷指示および印刷データを受付けると、ヘッド通電テーブル部112から、取得部1003が取得した第2サーミスタの検出温度に応じた発熱素子の通電時間(1ライン分を印刷するのに必要な所定時間内における発熱素子の通電時間)を読み出して、読み出した通電時間となるようヘッド駆動回路65を制御する。
モータ制御部1005は、第1の温度センサおよび第2の温度センサの出力に基づいて、モータ駆動回路を制御する。具体的には、モータ制御部1005は、印刷受付部1002が受付けた印刷データを印刷するよう用紙Pを搬送させるためにモータドライバIC61を制御するとともに、第2サーミスタ72の出力に基づいて設定される閾値と第1サーミスタ62の出力とを比較してモータドライバIC61を制御する。より詳細には、モータ制御部1005は、取得部1003が第1サーミスタ62から取得した温度情報が第2サーミスタ72の出力に基づいて設定された閾値以上の温度を示す場合、モータドライバIC61を制御して、モータ50の駆動を停止する。また、モータ制御部1005は、モータ50の停止後、取得部1003が第1サーミスタ62から取得した温度情報が上記閾値を下回る温度を示す場合、所定時間経過後にモータドライバIC61を制御して、モータ50を駆動する。モータ50の停止後、取得部1003が第1サーミスタ62から取得した温度情報が上記閾値を下回る温度を示す場合、直ちにモータ50を再駆動するのではなく、所定時間経過後にモータ50の温度が充分下がったと判断してから再駆動するので、モータ50を安定した運転状態で運転することができる。
閾値設定部1006は、第2の温度センサの出力に応じて閾値を変更する。具体的には、閾値設定部1006は、閾値テーブル部113から、取得部1003が第2サーミスタ72から取得した温度情報に対応する閾値を読み出して、第1サーミスタ62の閾値に設定する。また、閾値設定部1006は、印刷受付部1002が受付けた印刷データの印刷開始前のタイミングで閾値を設定する。
次に、サーマルプリンタ1の印刷動作における制御部100のモータ制御について説明する。図11は、印刷動作時の制御部100によるモータ制御処理を示すフローチャートである。
まず、制御部100は、印刷受付部1002が通信I/F130を介して外部PC等から印刷データとともに印刷指示を受付けたか否か判断し(S1)、受付けていなければ(S1のN)、待機する。印刷受付部1002が印刷指示を受付けると(S1のY)、取得部1003は、第2サーミスタ72から筐体10内の温度(周囲環境温度)を示す情報を取得する(S2)。
次いで、閾値設定部1006は、取得部1003が取得した第2サーミスタ72の温度情報に対応する閾値を閾値テーブル部113から読み出して、第1サーミスタ62の閾値に設定する(S3)。続いて、モータ制御部1005は、印刷受付部1002が受付けた印刷データに基づく印刷がなされるように用紙Pを搬送させるために、モータドライバIC61を制御してモータ50を駆動する。
モータ50が駆動した後の印刷動作中、モータ制御部1005は、取得部1003が所定時間例えば30秒ごとに第1サーミスタから取得する温度情報と閾値設定部1006が設定した閾値とを比較する。換言すれば、モータ制御部1005は、モータドライバIC61の温度と閾値とを比較する(S5)。モータドライバIC61の温度が閾値を下回らない場合(S5のN)、すなわち、モータドライバIC61の温度が閾値以上である場合、モータ制御部1005は、モータ50の動作を停止させるようモータドライバIC61を制御する(S6)。そして、制御部100は、S5の処理に戻る。
S5の処理において、取得部1003が取得した第1サーミスタ62の温度情報が閾値を下回る場合(S5のY)、モータ制御部1005は、モータ50が駆動状態であるか否か判断する(S7)。
モータ50が駆動状態であると(S7のY)、制御部100は、印刷が終了したか否か判断する(S8)。すなわち、制御部100は、サーマルヘッド30によって印刷された用紙Pが用紙排出口18から排出されたか否かを判断する。制御部100は、印刷が終了していると(S8のY)、印刷動作時のモータ制御処理を終了し、印刷が終了していないと(S8のN)、S5の処理に戻る。
S7の処理において、モータ50が駆動状態でない、すなわち停止状態であると、制御部100は、モータ50が停止されてから所定時間経過したか否かを判断する(S9)。制御部100は、所定時間経過していないと(S9のN)、S9に戻って所定時間経過するまで待機し、所定時間経過すると(S9のY)、モータ50の温度が充分低下したと判断してS4の処理に戻る。
このようにして、印刷指示を受付けるごとに、制御部100によって印刷動作時のモータ制御処理が実行される。なお、上記モータ制御処理は、印刷指示を受付ける毎でなく、1つの印刷データの印刷毎に実行してもよく、また、所定の印刷範囲毎、例えば、1ページの印刷毎に実行してもよい。
以上説明したとおり、本実施形態のモータ駆動装置2は、モータ50に配線を介して接続され、モータ50を駆動するモータドライバIC61を有する主基板60と、主基板60に設けられ、モータドライバIC61の温度を検出する第1サーミスタ62と、モータ50が使用される環境下の温度を検出する第2サーミスタ72と、第1サーミスタ62および第2サーミスタ72の出力に基づいて、モータドライバIC61を制御する制御部100と、を備えている。このため、主基板60に第1サーミスタを設けてモータ50の温度を間接的に検出してモータドライバIC61を制御することで、モータ50が定格温度T以上の過熱状態になることを抑制できる。したがって、第1サーミスタ62と主基板60とを接続するフレキシブル基板等が不要となるので、構成を簡略化でき、製造コストがアップすることを抑制できる。
また、本実施形態のモータ駆動装置2の制御部100は、第1サーミスタ62が検出した温度が閾値以上になるとモータ50の駆動を停止するモータ制御部1005と、第2サーミスタ72の出力に応じて当該閾値を設定する閾値設定部1006と、を備えている。このため、周囲環境温度が異なってもモータ50の運転可能時間をできる限り長くすることが可能となる。したがって、モータ50の動作性能を向上することができる。
なお、本実施形態のサーマルプリンタ1もモータ駆動装置2と同様の効果を奏することができる。さらに、本実施形態のサーマルプリンタ1は、第1サーミスタ62の閾値を設定するために設けられる第2サーミスタ72の出力に応じてサーマルヘッド30のヘッド駆動回路65を制御するヘッド制御部1004を備えている。すなわち、本実施形態のサーマルプリンタ1は、第2サーミスタ72が、第1サーミスタ62の閾値を設定するための温度センサと、サーマルヘッド30の駆動を制御するための温度センサと、を兼用している。このため、サーマルプリンタ1の構成を簡略化することができる。
加えて、本実施形態のサーマルプリンタ1の閾値設定部1006は、第1サーミスタ62の閾値の設定を印刷動作前、すなわちサーマルヘッド30やモータ50の駆動前に行う。このため、閾値を設定するにあたり、第2サーミスタはサーマルヘッド30やモータ50の発熱による影響をより受けにくい。したがって、周囲環境温度をより正確に検出することができ、モータ制御部1005による制御をより適切に行うことができる。
なお、上記実施形態において、サーマルプリンタ1で実行される制御プログラムは、CD-ROM等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。また、上記実施形態のサーマルプリンタ1で実行される制御プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良く、さらには、インターネット等のネットワーク経由で提供するように構成しても良い。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 サーマルプリンタ
2 モータ駆動装置
30 サーマルヘッド
50 モータ
60 主基板(基板)
61 モータドライバIC(駆動回路)
62 第1サーミスタ(第1の温度センサ)
65 ヘッド駆動回路
72 第2サーミスタ(第2の温度センサ)
100 制御部
1004 ヘッド制御部
1005 モータ制御部
1006 閾値設定部
特開2007-30428号公報

Claims (5)

  1. モータに配線を介して接続され、当該モータを駆動する駆動回路を有する基板と、
    前記基板に設けられ、前記駆動回路の温度を検出する第1の温度センサと、
    前記モータが使用される環境下の温度を検出する第2の温度センサと、
    前記第1の温度センサおよび前記第2の温度センサの出力に基づいて、前記駆動回路を制御する制御部と、
    を備えたモータ駆動装置。
  2. 前記制御部は、
    前記第1の温度センサが検出した温度が閾値以上になると、前記モータの駆動を停止するモータ制御部と、
    前記第2の温度センサの出力に応じて前記閾値を設定する閾値設定部と、
    を備えた請求項1に記載のモータ駆動装置。
  3. 筐体内に収納された用紙を搬送するモータと、
    前記用紙に印刷を行うサーマルヘッドと、
    前記モータに配線を介して接続され、前記モータを駆動する駆動回路を有する基板と、
    前記基板に設けられ、前記駆動回路の温度を検出する第1の温度センサと、
    前記筐体内に設けられた第2の温度センサと、
    前記第1の温度センサが検出した温度が閾値以上になると、前記モータの駆動を停止するモータ制御部と、
    前記第2の温度センサの出力に応じて前記閾値を設定する閾値設定部と、
    を備えたサーマルプリンタ。
  4. 前記第2の温度センサの出力に基づいて、前記サーマルヘッドの駆動回路を制御するヘッド制御部をさらに備えた、
    を備えた請求項3に記載のサーマルプリンタ。
  5. 印刷データを受付ける印刷受付部をさらに備え、
    前記閾値設定部は、前記印刷受付部が受付けた印刷データの印刷開始前に前記閾値を設定する、
    請求項3または4に記載のサーマルプリンタ。
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