JPH05147278A - シリアルプリンタ - Google Patents
シリアルプリンタInfo
- Publication number
- JPH05147278A JPH05147278A JP35538591A JP35538591A JPH05147278A JP H05147278 A JPH05147278 A JP H05147278A JP 35538591 A JP35538591 A JP 35538591A JP 35538591 A JP35538591 A JP 35538591A JP H05147278 A JPH05147278 A JP H05147278A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper feed
- paper
- feed quantity
- printing
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
- Handling Of Sheets (AREA)
- Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シリアルプリンタは１行印字毎に改行を行う
ため、行間▲隙▼間がなく印字を行うグラフィック印字
や拡大文字印字の時には、印字行の繋ぎ部に▼隙▼間あ
るいは重なりが生じてそれが線となって見苦しくなる場
合が多い。この行間の▲隙▼間、重なりは用紙の送り精
度が不充分なことが原因である。本発明印字行の繋ぎ部
に線を生じないシリアルプリンタを得ることを目的とす
る。 【構成】 紙送りモータ１８，キャリッジ送りモータ２
３及びサーマルヘッド２５を搭載したシリアルプリンタ
において、紙送り量設定スイッチ５及び各種スイッチ、
センサ１９を設け、これら紙送り量設定スイッチ５及び
各種スイッチ、センサ１９からの送出信号をＩ／Ｏポー
ト２０を介してＣＰＵ２１に送り、このＣＰＵ２１によ
り、モータドライバ２２を介して前記紙送りモータ１８
とキャリッジ送りモータ２３を制御し、またヘッドドラ
イバ２４を介してサーマルヘッド２５を制御する。
ため、行間▲隙▼間がなく印字を行うグラフィック印字
や拡大文字印字の時には、印字行の繋ぎ部に▼隙▼間あ
るいは重なりが生じてそれが線となって見苦しくなる場
合が多い。この行間の▲隙▼間、重なりは用紙の送り精
度が不充分なことが原因である。本発明印字行の繋ぎ部
に線を生じないシリアルプリンタを得ることを目的とす
る。 【構成】 紙送りモータ１８，キャリッジ送りモータ２
３及びサーマルヘッド２５を搭載したシリアルプリンタ
において、紙送り量設定スイッチ５及び各種スイッチ、
センサ１９を設け、これら紙送り量設定スイッチ５及び
各種スイッチ、センサ１９からの送出信号をＩ／Ｏポー
ト２０を介してＣＰＵ２１に送り、このＣＰＵ２１によ
り、モータドライバ２２を介して前記紙送りモータ１８
とキャリッジ送りモータ２３を制御し、またヘッドドラ
イバ２４を介してサーマルヘッド２５を制御する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、シリアルプリンタでグ
ラフィック印字を行う際の印字行間の繋ぎ精度を向上さ
せたシリアルプリンタに関するものである。
ラフィック印字を行う際の印字行間の繋ぎ精度を向上さ
せたシリアルプリンタに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】シリアルプリンタは１行印字毎に改行を
行うため、行間▲隙▼間がなく印字を行うグラフィック
印字の時には印字行の繋ぎ部に▲隙▼間あるいは重なり
が生じてそれが線となって見苦しくなる場合が多い。図
１は従来装置によって印字に″線″が生じた例を示すも
ので、（Ａ）はイの″白線″が生じている。これは行間
に▲隙▼間ができたことによるものである。また（Ｂ）
はロの″黒線″が生じている。これは行間ピッチが詰ま
り、行間で印字が重なってその部分が濃くなったもので
ある。この行間の▲隙▼間、重なりによる線の発生原因
は印字幅と用紙送り量が一致していない為で、用紙の送
り精度が不充分なことが原因である。用紙送りピッチが
狂う原因としては次のように幾つもあり、従来全く無く
すことは困難であった。 １） 用紙の負荷（バックテンション）によるすべり量
の違い ２） 用紙による摩擦係数の違いによるすべり量の違い ３） 送りローラの直径の製造バラツキ ４） 温度による送りローラの直径の変化 ５） 用紙を巻きつける場合は用紙の厚さの違いによる
送り量の変化
行うため、行間▲隙▼間がなく印字を行うグラフィック
印字の時には印字行の繋ぎ部に▲隙▼間あるいは重なり
が生じてそれが線となって見苦しくなる場合が多い。図
１は従来装置によって印字に″線″が生じた例を示すも
ので、（Ａ）はイの″白線″が生じている。これは行間
に▲隙▼間ができたことによるものである。また（Ｂ）
はロの″黒線″が生じている。これは行間ピッチが詰ま
り、行間で印字が重なってその部分が濃くなったもので
ある。この行間の▲隙▼間、重なりによる線の発生原因
は印字幅と用紙送り量が一致していない為で、用紙の送
り精度が不充分なことが原因である。用紙送りピッチが
狂う原因としては次のように幾つもあり、従来全く無く
すことは困難であった。 １） 用紙の負荷（バックテンション）によるすべり量
の違い ２） 用紙による摩擦係数の違いによるすべり量の違い ３） 送りローラの直径の製造バラツキ ４） 温度による送りローラの直径の変化 ５） 用紙を巻きつける場合は用紙の厚さの違いによる
送り量の変化
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、シリアルプ
リンタでグラフィック印字等を行なった場合に、用紙送
りピッチ精度不足に依り発生する印字行の繋ぎ部のライ
ン発生をなくすことを課題とするものである。
リンタでグラフィック印字等を行なった場合に、用紙送
りピッチ精度不足に依り発生する印字行の繋ぎ部のライ
ン発生をなくすことを課題とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するためになされたもので、用紙送り量を微細に設
定できる手段を設けるようにしたものである。図２は、
本発明の原理を説明するための説明図で、○印は印字ド
ットを表わしている。さて、図１のようなグラフィック
印字の場合、印字行内の縦ドットピッチａと行間のドッ
トピッチｂを等しくする必要があり、この両ピッチが異
なった場合、図１に示すような″線″が発生する。即ち
ａ＞ｂのときに″黒線″が発生し、ａ＜ｂのとき″白
線″が発生する。印字行内の縦ドットピッチａと１行の
上端ドット距離ｃはサーマルヘッドの熱素子ピッチと同
じなので同一プリンタに於いては一定である。従って、
行間のドットピッチｂは紙送りピッチｄにより決まるこ
とになる。本発明は、この原理に基づくもので、前記紙
送り量設定値に基づいて紙送りモータを制御するＣＰＵ
等の制御装置を設けたものである。
解決するためになされたもので、用紙送り量を微細に設
定できる手段を設けるようにしたものである。図２は、
本発明の原理を説明するための説明図で、○印は印字ド
ットを表わしている。さて、図１のようなグラフィック
印字の場合、印字行内の縦ドットピッチａと行間のドッ
トピッチｂを等しくする必要があり、この両ピッチが異
なった場合、図１に示すような″線″が発生する。即ち
ａ＞ｂのときに″黒線″が発生し、ａ＜ｂのとき″白
線″が発生する。印字行内の縦ドットピッチａと１行の
上端ドット距離ｃはサーマルヘッドの熱素子ピッチと同
じなので同一プリンタに於いては一定である。従って、
行間のドットピッチｂは紙送りピッチｄにより決まるこ
とになる。本発明は、この原理に基づくもので、前記紙
送り量設定値に基づいて紙送りモータを制御するＣＰＵ
等の制御装置を設けたものである。
【作用】本発明によると、用紙の送り量を微細に変更設
定できるので、グラフィック印字等の行間繋ぎのある印
字の際に、印字の状態により用紙の送り量を微細に調整
して行間繋ぎ部が重なったり、離れたりしないように調
整することが出来、行間繋ぎのばらつきをなくすことが
できる。
定できるので、グラフィック印字等の行間繋ぎのある印
字の際に、印字の状態により用紙の送り量を微細に調整
して行間繋ぎ部が重なったり、離れたりしないように調
整することが出来、行間繋ぎのばらつきをなくすことが
できる。
【０００５】
【実施例】図３は本発明実施例のシリアル熱転写プリン
タの斜視図を示すもので、サーマルヘッド、ヘッドの圧
接退避機構、リボンカセット、インクリボン巻き取り機
構を搭載した印字ユニット１がガイドシャフト２に滑動
できるように支持されて往復動し、プラテン３上に置か
れた用紙に印字を行う。操作パネル４には紙送り量を微
細に変化できる紙送り量設定スイッチ５を備えている。
図４は本発明実施例の紙送り機構を示すもので、印字用
紙６はステッピングモータを用いた紙送りモータ１８か
らプーリ、ベルトを介して駆動される紙送りローラ８に
より送られる。紙送りモータ１８の１パルス当たりの紙
送り量、即ち最小紙送り量は図２の印字行内の縦ドット
ピッチａより充分小さくして紙送りピッチｄを紙送り量
設定スイッチにより微細に調整できるようにしている。
図５は実施例の回路ブロック図で、紙送り量設定スイッ
チ５はサムホイールスイッチなどを用いてバイナリー値
の信号をＣＰＵ２１に伝えるようにしている。ＣＰＵ２
１は紙送り量設定スイッチ５の信号に応じた値で紙送り
モータ１８を制御する。以上の構成に依れば、紙送り量
を微細に調整出来るので、印字結果に応じて紙送り量を
調節することでグラフィック印字で現れる行間の″線″
を無くすことができる。
タの斜視図を示すもので、サーマルヘッド、ヘッドの圧
接退避機構、リボンカセット、インクリボン巻き取り機
構を搭載した印字ユニット１がガイドシャフト２に滑動
できるように支持されて往復動し、プラテン３上に置か
れた用紙に印字を行う。操作パネル４には紙送り量を微
細に変化できる紙送り量設定スイッチ５を備えている。
図４は本発明実施例の紙送り機構を示すもので、印字用
紙６はステッピングモータを用いた紙送りモータ１８か
らプーリ、ベルトを介して駆動される紙送りローラ８に
より送られる。紙送りモータ１８の１パルス当たりの紙
送り量、即ち最小紙送り量は図２の印字行内の縦ドット
ピッチａより充分小さくして紙送りピッチｄを紙送り量
設定スイッチにより微細に調整できるようにしている。
図５は実施例の回路ブロック図で、紙送り量設定スイッ
チ５はサムホイールスイッチなどを用いてバイナリー値
の信号をＣＰＵ２１に伝えるようにしている。ＣＰＵ２
１は紙送り量設定スイッチ５の信号に応じた値で紙送り
モータ１８を制御する。以上の構成に依れば、紙送り量
を微細に調整出来るので、印字結果に応じて紙送り量を
調節することでグラフィック印字で現れる行間の″線″
を無くすことができる。
【０００６】
【発明の効果】本発明によれば、用紙の違い、周囲温度
の変化による紙送りピッチの変化に対応できるだけでな
く、紙送りローラの精度が低い場合にも対応して紙送り
ピッチを高精度に合わせることが出来、コスト上も紙送
りローラの精度が要求されないので有利である。
の変化による紙送りピッチの変化に対応できるだけでな
く、紙送りローラの精度が低い場合にも対応して紙送り
ピッチを高精度に合わせることが出来、コスト上も紙送
りローラの精度が要求されないので有利である。
【図１】従来装置による印字例を示す図である。
【図２】印字ドットによる″線″発生の説明図である。
【図３】本発明実施例の斜視図である。
【図４】本発明実施例における用紙送り機構部の斜視図
である。
である。
【図５】本発明実施例の回路ブロック図である。
１ 印字ユニット ２ ガイドシャフト ３ プラテン ４ 操作パネル ５ 紙送り量設定スイッチ ６ 印字用紙 ７ ピンチローラ ８ 紙送りローラ ９，１０ 紙送りローラ軸 １１，１３，１４，１６ プーリ １２，１５ ベルト １７ モータ軸 １８ 紙送りモータ １９ 各種スイッチ、センサ ２０ Ｉ／Ｏポート ２１ ＣＰＵ ２２ モータドライバ ２３ キャリッジ送りモータ ２４ ヘッドドライバ ２５ サーマルヘッド
Claims (1)
- 【請求項１】 紙送り量を設定する手段と、前記紙送り
量設定値に基づいて紙送りモータを制御するＣＰＵ等の
制御装置を設けたことを特徴とするシリアルプリンタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35538591A JPH05147278A (ja) | 1991-11-26 | 1991-11-26 | シリアルプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35538591A JPH05147278A (ja) | 1991-11-26 | 1991-11-26 | シリアルプリンタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05147278A true JPH05147278A (ja) | 1993-06-15 |
Family
ID=18443630
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35538591A Pending JPH05147278A (ja) | 1991-11-26 | 1991-11-26 | シリアルプリンタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05147278A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6669320B2 (en) | 2000-06-23 | 2003-12-30 | Sharp Kabushiki Kaisha | Serial recording apparatus |
-
1991
- 1991-11-26 JP JP35538591A patent/JPH05147278A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6669320B2 (en) | 2000-06-23 | 2003-12-30 | Sharp Kabushiki Kaisha | Serial recording apparatus |
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