JPH11188937A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JPH11188937A
JPH11188937A JP36020097A JP36020097A JPH11188937A JP H11188937 A JPH11188937 A JP H11188937A JP 36020097 A JP36020097 A JP 36020097A JP 36020097 A JP36020097 A JP 36020097A JP H11188937 A JPH11188937 A JP H11188937A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】帯状の印字対象物に印字をする場合における印
字の位置ずれの補正 【解決手段】プラテンローラ10に対してプラスチック
プレート13を直角にセットし、プラスチックプレート
13に印字を行うサーマルヘッド12を当て、プラテン
ローラ10を回転させながら、サーマルヘッド12によ
り印字を行う印字装置であり、プラテンローラ10によ
る入力側の送り量と、送り量検出ローラ15の出力側の
送り量との偏差に基づいて、サーマルヘッド12による
印字位置を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばプラテンロ
ーラに印字対象物を支持させて印字を行う印字装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来,印字装置にはサーマルヘッドを用
いて印字を行う印字装置が公知である。
【0003】図5はプラテンローラ1を回転させなが
ら、サーマルヘッド2により印字を行う印字装置を示し
たものである。この印字装置では、印字対象物は帯状の
紙或いはプラスチックテープ3であり、プラスチックテ
ープ3の長手方向に印字を行うものである。
【0004】プラスチックテープ3の表面に所定間隔
で、例えば「COM1」「COM2」等の印字を行う理
由は、図6に示す駒状の端子部材4・・を多数連結して
なる端子台5に、各端子の名称を表示するためであり、
前記「COM1」「COM2」等の印字を行ったプラス
チックテープ3を端子板(プラスチックプレート)13
の表面に貼り付け固定して表示を行う。
【0005】この印字装置においては、プラスチックテ
ープ3の長手方向に対して直角方向にプラテンローラ1
が向いており、プラテンローラ1の上にプラスチックテ
ープ3を支持させ、インクリボン6をプラスチックテー
プ3の上に当て、インクリボン6の上にサーマルヘッド
2の発熱素子を当てて印字を行うようになっている。印
字の際は、プラテンローラ2を所定の角速度で回転させ
ながら、サーマルヘッドにより印字を行ってゆく。7は
プラスチックテープ3の粘着剤に貼り付けられた剥離紙
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
印字装置では、プラテンローラ1がプラスチックテープ
3に対して直角に向けられており、プラテンローラ1を
回転させながら、サーマルヘッド2の印字を行うため、
プラスチックテープ3とプラテンローラ1との滑りが生
じた場合に、プラスチックテープ3の所定位置に所定の
印字(例えば「COM1」等)が位置しない「位置ず
れ」が生じ易くなる問題がある。
【0007】特に、端子台5が長く、多数の端子部材4
・・・が連結されてなるものであるとき、プラスチック
テープ3は長くなるので、印字範囲も長くなり、滑りが
累積すると、印字完了部位あたりでは、端子4aと端子
名4bとのずれが著しくなって見栄えが低下する問題が
ある。
【0008】本発明は、このような課題に着目してなさ
れたものであり、プラテンローラと印字対象物とが位置
ずれを起こすような場合に、この位置ずれを解消して適
切な印字配置を行うことが可能な印字装置を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1にかかる印字装置は、送りローラ
に対して帯状の印字対象物を直角にセットし、前記印字
対象物に印字を行う印字手段を前記印字対象物に当て、
前記送りローラを回転させながら、前記印字手段により
印字を行う印字装置であり、前記送りローラによる前記
印字対象物の送り量を検知する入力側の送り量検知手段
と、前記印字対象物の実際の送り量を検知する出力側の
送り量検知手段とを備え、前記送りローラによる入力側
の送り量と、前記出力側の送り量検知手段の出力側送り
量との偏差に基づいて、前記印字手段による印字位置を
調整することを特徴とする。
【0010】本発明の請求項2の印字装置は、請求項1
の印字装置において、前記偏差を累積し、その偏差の累
積量に基づいて、前記印字手段の印字位置を調整するこ
とを特徴とする。
【0011】本発明の請求項3の印字装置は、請求項
1、2のいずれかの印字装置において、前記印字位置の
調整は、前記印字対象物における印字欄の印字前後の余
白を調整するものであり、前記偏差により前記印字余白
を増減することを特徴とする。
【0012】本発明の請求項4の印字装置は、請求項3
の印字装置において、前記印字位置の調整は、印字間の
調整を含むことを特徴とする。
【0013】本発明の請求項5の印字装置は、請求項1
〜4の印字装置において、前記偏差を累積し、その偏差
の累積量に印字位置調整のための所定量を定め、偏差の
累積量がこの所定量に到達した場合に、印字位置を調整
することを特徴とする。
【0014】本発明の請求項6の印字装置は、請求項1
〜5の印字装置において、前記偏差を累積し、その偏差
の累積量に送り量の異常を検出するための所定量を定
め、偏差の累積量がこの所定量を超えた場合に、異常処
理を行うことを特徴とする。
【0015】本発明の請求項1、2の印字装置によれ
ば、入力側送り量検知手段と出力側送り量検知手段との
偏差が累積されて、所定量に到達したときに、累積偏差
により印字位置を調整するので、印字対象物が長尺のも
のであっても所定の位置に印字を行うことができ、印字
ずれの少ない見栄えの良い印字を行うことができる。
【0016】尚、この解決手段において、印字対象物に
は、プラスチックテープ、紙テープ、チューブ、フィル
ム、シート、布、木材、各種素材からなる薄物に限ら
ず、厚い物であっても適用可能である。印字対象物は長
尺の物に限らず、例えば、A4、B5等の規格のシート
でも良い。印字手段には、サーマルヘッドの他に、イン
クジェット、ドットプリンタ等にも適用できる。印字は
文字に限らず図形・模様等を単一又は複合的に描画する
場合を含む。印字位置の調整には、印字する範囲におい
て印字される位置の前後の印字しろを調整する場合と、
印字される文字又は図形の間隔を調整する場合を含むこ
とが可能である。
【0017】本発明の請求項3にかかる印字装置によれ
ば、印字位置の調整が容易となり、印字調整のための演
算を短時間で行えるため、印字速度の低下が少ない。
【0018】本発明の請求項4の印字装置によれば、印
字余白の調整の他に、印字間隔をも調整することによ
り、印字余白が大きくなる場合に、見栄えを向上でき
る。
【0019】本発明の請求項5の印字装置によれば、偏
差の累積量が所定量に到達したときに、偏差を調整する
ので、印字速度の低下が防止される。
【0020】本発明の請求項6の印字装置によれば、偏
差の累積量が異常な値を超えたときに、異常処理を行う
ので、異常な余白調整を行うことが防止される。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好ましい実施形態
にかかる印字装置を図面に基づいて説明する。
【0022】図2は実施形態の印字装置の主要部を模式
的に示したものであり、押えローラとしてのプラテンロ
ーラ10はギア機構等を介してステッピングモータ11
により駆動される。ステッピングモータ11及びサーマ
ルヘッド12は、図示しないボードコンピュータからの
印字命令により制御され、ステッピングモータ11(入
力側の送り量検知手段)を駆動する駆動パルスの個数に
基づいてサーマルヘッド12は発熱するようになってい
る。サーマルヘッド12とプラテンローラ10との間に
は、プラテンローラ10側にプラスチックプレート13
が配置され、プラスチックプレート13の上にインクリ
ボン14がプラスチックプレート13と共に、移動する
ようにセットされている。また、プラテンローラ10の
プラスチックプレート13を送る表面は、プラスチック
プレート13がスリップしないように、粗面処理されて
いる。なお、プラスチックプレート13がスリップしな
いように摩擦抵抗を大とするには、プラテンローラ10
のプラスチックプレート13を送る表面を硬質ゴム等で
構成しても良い。
【0023】プラスチックプレート13の送り方向の上
流側には、プラスチックプレート13の移動に伴って回
転する送り検出ローラ15(出力側の送り量検知手段)
と押さえローラ16が配置されている。送り検出ローラ
15には図示しないロータリーエンコーダが設けられて
おり、このロータリーエンコーダは送り量をパルス信号
に変換する計測手段を備えている。押さえローラ16と
送り検出ローラ15とはプラスチックプレート13をス
リップしないように保持している。送り検出ローラ15
の周面は摩擦抵抗が大きくしかも回転半径が変わらない
ように粗面処理された金属や硬質ゴムなどにより構成さ
れている。
【0024】ステッピングモータ11を駆動する駆動パ
ルス信号は、ステッピングモータ11のドライバ回路か
ら図示しないボードコンピュータのメモリに出力され
る。また、送り検出ローラ15のロータリーエンコーダ
から出力されるパルス信号は、回転角度を示す信号であ
って所定の個数を周期としており、ボードコンピュータ
のメモリに出力される。
【0025】ボードコンピュータのメモリには、インタ
ーフェースを介してロータリーエンコーダのパルス信号
とステッピングモータ11の駆動パルス信号とが送信さ
れると共に、ロータリーエンコーダの所定個数のパルス
信号を周期の単位として、ステッピングモータ11を駆
動する駆動パルス信号の個数L1が保持される。
【0026】ステッピングモータ11の駆動パルス信号
の個数L1については、ロータリーエンコーダの1周期
のパルス個数の計測時に所定の個数となるように、目標
値L0が定められており、ボードコンピュータのメモリ
にはこの目標値L0が設定変更可能に保持されている。
【0027】この駆動パルス信号の個数L1と目標値L
0は、ロータリーエンコーダの1周期の完了後に、ボー
ドコンピュータにおいて減算処理が行われる。ステッピ
ングモータ11の駆動パルス信号の個数L1と目標値L
0との減算結果は、ボードコンピュータのメモリに、補
正長データH0として記憶される。
【0028】この補正長データH0は、+の時に余白を
増やし、−のときに余白を減らすように、印字予定ブロ
ックに対して印字位置を調整する。すなわち、サーマル
ヘッドが、図3に示すように、例えば「COM」「X1
5」という文字列を所定のブロックに印字する場合にお
いて、「COM」の印字の時に、駆動パルス信号の個数
L1が目標値L0より多いために、補正長データ+H0
が算出された場合、このH0/2を「X15」の印字の
前に送り、印字余白を増加すると共に、「X15」の印
字の後に、H0/2を「X15」の後の印字余白に増加
する。これによって、「COM」の印字の際にプラスチ
ックプレート13とプラテンローラ10の滑りが生じ、
送り不足が生じたとしても、その送り不足を次の「X1
5」の印字の際に取り戻すことが出来、印字のずれの累
積を防止できる。
【0029】なお、送り検出ローラ15のロータリーエ
ンコーダのパルス個数の1周期に対して、ステッピング
モータ11の駆動パルス個数の所定量を目標値として定
め、送り検出ローラのロータリーエンコーダの実際の操
作量である駆動パルス個数と目標値との偏差を印字ブロ
ックの印字余白に振り分けているが、印字ための書式設
定の時に、印字ブロックの長さ毎にロータリーエンコー
ダの1周期のパルス個数を定めるようにしても良い。
【0030】さらに、この実施形態では、H0を2で除
算したので、H0が奇数であるときは、余りの1が出る
が、この余り1は無視しても良いし、前後いずれかに振
り分けても良い。更に、H0は複数の印字ブロック(例
えば、上記の例でいえば「COM」「X15」の2印字
ブロック)においてH0を算出し、次の印字ブロック
(例えば「R」)の印字の時に、印字余白の調整を行っ
ても良い。
【0031】次に、本発明の印字装置の印字調整動作に
ついて、図1の流れ図に基づいて説明する。印字装置が
印字モードに入って印字調整動作のスタートフラグが立
ち上がると、駆動パルス数L1と補正長データH0の初
期化が行われる(ステップ1)。ステップ1の初期化に
おいて、L1=0、H0=0とされた後に、ステッピン
グモータ11の駆動パルスの個数L1を計り始めると共
に、ステッピングモータ11が回転し、ロータリーエン
コーダが回転を始め最初の印字がなされる(ステップ
2)。
【0032】ロータリーエンコーダの1周期分のパルス
が検知されたら(ステップ3)、印字ブロック(例えば
図3の「COM」)の印字したときのずれ量の計算H0
=H0+(L1−L0)を行い(ステップ4)、駆動パ
ルスの個数データL1=0とする(ステップ5)。
【0033】ステップ3において、エンコーダの入力が
なければ、印字ブロックの始まりかどうかの判定を行
う。
【0034】ステップ5の後で、サーマルヘッド12に
よるすでに印字した直後の印字ブロックの始まりかどう
かを判定し(ステップ6)、次の印字ブロックの始まり
であれば、ずれ量の補正データH0を余白データH1に
加算すると共に、補正データH0を0とする(ステップ
7)。
【0035】ステップ7の後に、加算済みの余白データ
H1の半分を、加算済み余白データH1から引いて、前
余白調整処理を行う(ステップ8)。
【0036】なお、ステップ7とステップ8の間におい
て、余白データH1が最小所定量Hmin以下の場合、す
なわち累積偏差が無視可能な最小所定量Hmin以下の場
合、当該偏差を無視し、累積偏差が最小所定量Hmin以
上である場合に、次の最大比較判断工程に向かう累積偏
差の最小比較判断工程を入れても良い。上述の最大比較
判断工程では、余白データH1が最大所定量Hmax以上
の場合にエラー処理(エラー表示と共に印字ストップ)
を行い、余白データH1が最大所定量Hmax以下の場合
に、ステップ8に向かう。
【0037】ステップ8の後印字終了の判定を行い(ス
テップ9)、印字終了でなければ、プラテンローラ10
を回転させてステッピングモータ11の駆動処理を行う
(ステップ10)。
【0038】ステップ6の印字ブロックの始まりの判定
において、印字直後の印字ブロックの始まりでなけれ
ば、当該印字ブロックの後ろかどうかの判定を行う(ス
テップ11)。当該印字ブロックの後ろでなければ、ス
テップ9に入る。サーマルヘッド12による印字が完了
して当該印字ブロックの後ろ余白に入ったものである
と、判定されたら、残りのずれ量H1/2の後ろ余白調
整処理を行う(ステップ12)。後ろ余白調整処理の後
に、ステップ9の印字終了の判定を行い、印字終了でな
ければ、ステップ10を経てステップ2に戻る。ステッ
プ9において印字終了であれば、印字装置の印字調整動
作のフラグを終了させる。
【0039】本実施形態の印字装置によれば、上述のよ
うに、ロータリーエンコーダにより決められた周期に相
当する、ステッピングモータ11の駆動パルス個数の目
標値を定めておき、印字中及び送り工程中のステッピン
グモータ11の駆動パルスを計測し、計測した駆動パル
ス個数を目標値と比較し、そのずれ量の累計を印字ブロ
ックの印字余白に加算減算するので、所定の位置に所定
の印字が行われることとなり、プラスチックプレート1
3における印字のずれが顕著に小さくなって、印字の見
栄えが向上すると共に、複数の端子からなる端子台など
にプラスチックプレート13を固定した場合に、端子と
端子名称との相違などが防止され、技術的にも有益な効
果を得ることが出来る。
【0040】尚、上述の実施形態において、印字対象物
には、プラスチックプレート13を採用したが、印字対
象物はこれに限るものではなく、例えばテープ、紙テー
プ、チューブ、フィルム、シート、布、木材、各種素材
からなる薄物に限らず、厚い物であっても適用可能であ
る。また、印字対象物は長尺の物に限らず、例えば、A
4、B5等の規格のシートでも良い。印字手段には、サ
ーマルヘッドの他に、インクジェット、ドットプリンタ
等にも適用でき、インクリボンを用いないものであって
も良い。印字は文字に限らず図形・模様等を単一又は複
合的に描画する場合を含む。印字位置の調整には、印字
する範囲において印字される位置の前後の印字しろを調
整する場合と、印字される文字又は図形の間隔を調整す
る場合を含むことが可能である。
【0041】更に、印字位置の調整は、印字対象物にお
ける印字欄の印字前後の余白を調整するものであり、前
記偏差により前記印字余白を増減するので、印字位置の
調整が容易となり、印字調整のための演算を短時間で行
えるため、印字速度の低下が少ない。
【0042】また、印字位置の調整において、印字間隔
をも調整することにより、印字余白が大きくなる場合
に、見栄えを向上できる。
【0043】また、前記偏差を累積し、その偏差の累積
量に印字位置調整のための所定量を定め、偏差の累積量
がこの所定量に到達した場合に、印字位置を調整すれ
ば、印字速度の低下が防止される。
【0044】
【発明の効果】本発明の請求項1、2の印字装置によれ
ば、入力側送り量検知手段と出力側送り量検知手段との
偏差が累積されて、所定量に到達したときに、累積偏差
により印字位置を調整するので、印字対象物が長尺のも
のであっても所定の位置に印字を行うことができ、印字
ずれの少ない見栄えの良い印字を行うことができる。
【0045】本発明の請求項3にかかる印字装置によれ
ば、印字位置の調整が容易となり、印字調整のための演
算を短時間で行えるため、印字速度の低下が少ない。
【0046】本発明の請求項4の印字装置によれば、印
字余白の調整の他に、印字間隔をも調整することによ
り、印字余白が大きくなる場合に、見栄えを向上でき
る。
【0047】本発明の請求項5の印字装置によれば、偏
差の累積量が所定量に到達したときに、偏差を調整する
ので、印字速度の低下が防止される。
【0048】本発明の請求項6の印字装置によれば、偏
差の累積量が異常な値を超えたときに、異常処理を行う
ので、異常な余白調整を行うことが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる印字装置の処理動作
を示す流れ図
【図2】実施形態の印字装置におけるサーマルヘッド及
びロータリーエンコーダの配置構成を示す模式図
【図3】図2の印字装置による印字補正を行った状態を
示す説明図
【図4】図2のロータリーエンコーダ及びステッピング
モータ並びに印字信号の信号を示す説明図
【図5】従来の印字装置におけるサーマルヘッド及びロ
ータリーエンコーダの配置状態の説明図
【図6】端子板に印字したプラスチックプレートを取り
付ける説明図
【符号の説明】
10 プラテンローラ(送りローラ) 11 ステッピングモータ 13 プラスチックプレート 14 インクリボン 15 送り検出ローラ 16 押さえローラ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送りローラに対して帯状の印字対象物を直
    角にセットし、前記印字対象物に印字を行う印字手段を
    前記印字対象物に当て、前記送りローラを回転させなが
    ら、前記印字手段により印字を行う印字装置であり、前
    記送りローラによる前記印字対象物の送り量を検知する
    入力側の送り量検知手段と、前記印字対象物の実際の送
    り量を検知する出力側の送り量検知手段とを備え、前記
    送りローラによる入力側の送り量と、前記出力側の送り
    量検知手段の出力側送り量との偏差に基づいて、前記印
    字手段による印字位置を調整することを特徴とする印字
    装置。
  2. 【請求項2】請求項1の印字装置において、前記偏差を
    累積し、その偏差の累積量に基づいて、前記印字手段の
    印字位置を調整することを特徴とする印字装置。
  3. 【請求項3】請求項1、2のいずれかの印字装置におい
    て、前記印字位置の調整は、前記印字対象物における印
    字欄の印字前後の余白を調整するものであり、前記偏差
    により前記印字余白を増減することを特徴とする印字装
    置。
  4. 【請求項4】請求項3の印字装置において、前記印字位
    置の調整は、印字間の調整を含むことを特徴とする印字
    装置。
  5. 【請求項5】請求項1〜4の印字装置において、前記偏
    差を累積し、その偏差の累積量に印字位置調整のための
    所定量を定め、偏差の累積量がこの所定量に到達した場
    合に、印字位置を調整することを特徴とする印字装置。
  6. 【請求項6】請求項1〜5の印字装置において、前記偏
    差を累積し、その偏差の累積量に送り量の異常を検出す
    るための所定量を定め、偏差の累積量がこの所定量を超
    えた場合に、異常処理を行うことを特徴とする印字装
    置。
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