JP3030745B2 - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JP3030745B2
JP3030745B2 JP22353793A JP22353793A JP3030745B2 JP 3030745 B2 JP3030745 B2 JP 3030745B2 JP 22353793 A JP22353793 A JP 22353793A JP 22353793 A JP22353793 A JP 22353793A JP 3030745 B2 JP3030745 B2 JP 3030745B2
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JP
Japan
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print head
platen
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勝利 川野
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Seiko Precision Inc
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、コンピュータ
やワードプロセッサ等に接続され、記録を打ち出すため
に用いられるプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタで印字するに当たって
は、ユーザーが印字位置調整クリック等により、印字ヘ
ッドとプラテンとの間隔を印字用紙の紙厚等に応じて適
切な間隔に手動で調整していた。また、実公平2−23
410号によれば、紙の厚さを検出するセンサを用いて
印字用紙の紙厚を検出し、印字ヘッドとプラテンとの間
隔を印字用紙の紙厚に応じて適切な間隔に自動調整して
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者のプリン
タは、紙の厚さや紙質等が異なる場合には、その都度、
手動で印字ヘッドとプラテンとの間隔を調整しなければ
ならず、手間のかかるものであった。また、後者のプリ
ンタは、印字用紙の紙厚をセンサで検出し、印字ヘッド
とプラテンとの間隔を印字用紙の紙厚に応じてのみ自動
調整するものであるため、例えば、紙質等が変化した場
合には、印字ヘッドとプラテンとの間隔を適切な間隔に
自動調整することができないという問題点を有してい
た。
【0004】そこで、本発明の目的は、紙の厚さのみな
らず、紙質や温度等が変化した場合においても、印字ヘ
ッドとプラテンとの間隔を適切な間隔に自動調整するこ
とができるプリンタを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、 印字ヘッド
とプラテンとの間に用紙を給送して印字するプリンタで
あり、印字ヘッドとプラテンとの間隔を可変とする調節
機構と、調節機構を駆動する駆動手段と、用紙を介して
印字ヘッドと対向して印字ヘッドの印字圧を検出するセ
ンサと、センサからの検出信号に基づいて駆動手段を駆
動して印字ヘッドとプラテンとの間隔を印字ヘッドの印
字圧の度合いに応じて調節する制御手段とを備えてい
る。プラテンは、回転駆動されるものであり、センサ
は、プラテンに隣接して印字領域の外に固定的に設けて
ありかつプラテンの面とセンサの面とが面一に配設して
あることを特徴とする。
【0006】本発明の他の特徴として、調節機構は、印
字ヘッドをプラテンと平行にガイドするガイド軸を、そ
の両端部に設けた偏心軸を介して軸支し、偏心軸の回転
により印字ヘッドをプラテンに対して接離させて印字ヘ
ッドとプラテンとの間隔を可変とすることにある。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照して説明する。
【0008】本発明は、図1に示すように、印字ヘッド
1と、プラテン2と、調節機構3と、調節機構を駆動す
る駆動手段4と、センサ5と、制御手段6(図3に図
示)を有する。以下、順に説明していく。
【0009】印字ヘッド1はキャリッジ11に搭載され
ており、図1に示すように、プラテン2と対向する位置
に設けられているガイド軸30に案内されて、プラテン
2と所定の間隔を保ちながら、平行に往復移動するもの
である。プラテン2は、左右側板8a,8bに回転自在
に軸支されており、紙送りモータ(図示せず)により回
転駆動される。
【0010】調節機構3は、印字ヘッド1とプラテン2
との間隔を調整するものであり、図1及び図2に示すよ
うに、ガイド軸30と、第2ギア31と、固定ガイド3
2とから構成される。
【0011】ガイド軸30は、その両端部に一体的に設
けられた偏心軸30aを介して回転自在に左右側板8
a,8bに軸支されており、右側の偏心軸30aの右側
板8bからの突出端には、第2ギア31が取り付けられ
ている。キャリッジ11は、ガイド軸30に摺動自在に
嵌合すると共に、その後端部のガイド片11a(図2に
図示)は、左右側板8a,8bに支架されている固定ガ
イド32上に、摺動自在に受けられている。したがっ
て、ガイド軸30は、偏心軸30aの中心が回転中心と
なって回転するので、ガイド軸30に嵌合するキャリッ
ジ11は、ガイド軸30の回転によりプラテン2に向か
って接近・離間する。一例として、印字ヘッド1とプラ
テン2との間隔を所定の基準位置に保っておき、ガイド
軸30の一方向の回転により、印字ヘッド1をプラテン
2に向かって接近させ、ガイド軸の反対方向の回転によ
り、印字ヘッド1をプラテンから離間するように構成す
る。
【0012】印字ヘッド1の後方には、リボンカセット
7がセットされ、リボンカセット7から引き出されたイ
ンクリボン7aは、印字ヘッド1とプラテン2との間に
挿置されている。
【0013】駆動手段4は、調節機構3を駆動するため
のものであり、図1に示すように、駆動モータ40と、
駆動軸41と、ピニオンギア42と、第1ギア43とか
ら構成されている。
【0014】駆動モータ40は、右側板8bの内側に固
定的に設けられており、この右側板8bから突出した駆
動軸41の先端には、ピニオンギア42が取り付けられ
ている。このピニオンギア42は第1ギア43と噛合
し、さらに、この第1ギアは第2ギア3と噛合してい
る。
【0015】センサ5は、用紙Pを介して印字ヘッド1
と対向して、印字ヘッド1の印字圧を検出するものであ
る。図1に示すように、センサ5は、プラテン2に隣接
して印字領域の左側に設けられ、左側板8aに固定され
たブラケット5aの先端に固定されている。図1に示す
ように、センサ5の面はプラテン2の面と面一に配設し
てある。
【0016】制御手段6を構成する制御回路は、図3に
示すように、センサ5によって検出された印字圧の検出
信号に基づいて、印字ヘッド1とプラテン2との最適な
間隔を計算し、モータ駆動回路40aを介して駆動モー
タ40の回転を制御するものである。
【0017】なお、駆動手段の構成は、上記に限られる
ものではなく、例えば、第1ギア43を省略してもよ
く、また、ガイド軸30を回転駆動するその他の手段が
適宜用いられる。
【0018】また、センサ上に印字するときは、用紙と
インクリボンがセットされた状態のとき、用紙だけがセ
ットされた状態のとき、用紙もインクリボンもセットさ
れていない状態のときのいずれの場合でもよい。
【0019】次に、本発明の動作について、図1〜図3
を参照しながら説明する。
【0020】まず、プラテン2に用紙Pを掛け回した
ら、印字動作に先立ってセンサ5により印字圧を検出す
る。すなわち、印字ヘッド1を印字領域の外の位置(例
えば、ホームポジション)に移動させ、センサ5上に印
字する。センサ5の面はプラテン2の面と面一になって
いるので、センサ5上の印字はプラテン2の印字と同じ
条件となり、正確な検出ができる。センサ5に加えられ
た圧力は、電流・電圧に変換され、その検出信号が制御
回路6に送られる。制御回路6では、供給された検出信
号に基づいて、印字ヘッド1とプラテン2との最適な間
隔が計算され、モータ駆動回路40aにモータ駆動信号
が送られる。駆動モータ40は、モータ駆動回路40a
に制御されて回転駆動され、駆動軸41、ピニオンギア
42、第1ギア43、第2ギア31を介して、ガイド軸
30の両端部に設けられた偏心軸30aを回転させる。
偏心軸30aの回転により、偏心軸の中心を回転中心と
してガイド軸30が回転するので、ガイド軸30がプラ
テン2に向かって接近・離間し、印字ヘッド1とプラテ
ン2との間隔が最適となるように印字ヘッド1を移動さ
せる。
【0021】その後は、印字ヘッド1を印字領域内に移
動させて、通常の印字動作にしたがって印字を行えば、
上記で調整された印字ヘッド1とプラテン2との間隔が
保たれて良質な印字が行われる。
【0022】なお、上記の印字圧の検出作業は、頁が変
わるごとに最初の行で行ってもよく、また、半頁ごと
に、あるいは、行ごとに行ってもよい。印字動作が継続
すると、印字ヘッドの温度が上昇し、印字条件が異なっ
てくるので、これをも考慮して印字圧検出のタイミング
を決定すれば、印字ヘッド1とプラテン2との間隔を常
に最適な間隔に自動調整して印字することが可能にな
る。
【0023】本発明は、ドットマトリックス系のインパ
クト式プリンタに実施が可能である。さらに、印字圧の
検出データから、印字ピンの損傷の有無の検査を同時に
行うことも可能である。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プラテンの面とセンサの面とを面一にしているので、
ンサにより印字ヘッドの印字圧を高精度に検出でき、こ
の検出信号に基づいて印字ヘッドとプラテンとの間隔が
自動調整されるので、紙の厚さ、紙質、印字ヘッドの温
度等が変化しても、印字ヘッドとプラテンとの間隔を常
に最適な間隔に自動調整して印字を行うことができ、印
字品質の向上に顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す平面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】本発明の駆動回路のブロック図である。
【符号の説明】
1 印字ヘッド 2 プラテン 3 調節機構 30 ガイド軸 30a 偏心軸 4 駆動手段 5 センサ 6 制御手段

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字ヘッドとプラテンとの間に用紙を給
    送して印字するプリンタであって、 上記印字ヘッドと上記プラテンとの間隔を可変とする調
    節機構と、 上記調節機構を駆動する駆動手段と、 上記用紙を介して上記印字ヘッドと対向して上記印字ヘ
    ッドの印字圧を検出するセンサと、 上記センサからの検出信号に基づいて上記駆動手段を駆
    動して上記印字ヘッドと上記プラテンとの間隔を上記印
    字ヘッドの印字圧の度合いに応じて調節する制御手段
    を備え、 上記プラテンは、回転駆動されるものであり、上記セン
    サは、上記プラテンに隣接して印字領域の外に固定的に
    設けてありかつ上記プラテンの面と上記センサの面とが
    面一に配設してある ことを特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記調節機構は、上
    記印字ヘッドを上記プラテンと平行にガイドするガイド
    軸を、その両端部に設けた偏心軸を介して軸支し、当該
    偏心軸の回転により上記印字ヘッドを上記プラテンに対
    して接離させて上記印字ヘッドと上記プラテンとの間隔
    を可変とすることを特徴とするプリンタ。
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