JP2502272B2 - トラクタユニット - Google Patents
トラクタユニットInfo
- Publication number
- JP2502272B2 JP2502272B2 JP20478394A JP20478394A JP2502272B2 JP 2502272 B2 JP2502272 B2 JP 2502272B2 JP 20478394 A JP20478394 A JP 20478394A JP 20478394 A JP20478394 A JP 20478394A JP 2502272 B2 JP2502272 B2 JP 2502272B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tractor
- paper
- unit
- printing
- tractor unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はトラクタユニットに関
し、特に連続用紙を使用する印字装置のトラクタユニッ
トに関する。
し、特に連続用紙を使用する印字装置のトラクタユニッ
トに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のトラクタユニットは、連
続用紙を印字させるとき１箱分の連続用紙がなくなると
使用者が新たに連続用紙をトラクタに再セットし印字を
再開させている。このため、例えば特開平３−９８６８
号公報に示されるように、複数個の連続用紙用トラクタ
を有することにより、複数箱の連続用紙を続けて印字す
ることができるプリンタが提案されている。図３はこの
従来のプリンタの側面外観図である。図３を参照する
と、用紙１１４はトラクタ１０８を介して用紙ガイド１
０４と１０５との間を通りプラテン１０３上で印字ヘッ
ド１０１により印字される。用紙ガイド１０４と１０５
との間に用紙１１４が無くなったことを用紙終端センサ
１０６が検出すると、トラクタ１０７および１０９の用
紙有無センサ１１０および１１２により、用紙１１３お
よび１１５の有無の検出を行う。そこで、例えばトラク
タ１０７上に用紙１１３が検出されると、用紙切換えガ
イド１１６および１１７が用紙受口の向きを変えること
により、トラクタ１０７から用紙１１３を供給する。
続用紙を印字させるとき１箱分の連続用紙がなくなると
使用者が新たに連続用紙をトラクタに再セットし印字を
再開させている。このため、例えば特開平３−９８６８
号公報に示されるように、複数個の連続用紙用トラクタ
を有することにより、複数箱の連続用紙を続けて印字す
ることができるプリンタが提案されている。図３はこの
従来のプリンタの側面外観図である。図３を参照する
と、用紙１１４はトラクタ１０８を介して用紙ガイド１
０４と１０５との間を通りプラテン１０３上で印字ヘッ
ド１０１により印字される。用紙ガイド１０４と１０５
との間に用紙１１４が無くなったことを用紙終端センサ
１０６が検出すると、トラクタ１０７および１０９の用
紙有無センサ１１０および１１２により、用紙１１３お
よび１１５の有無の検出を行う。そこで、例えばトラク
タ１０７上に用紙１１３が検出されると、用紙切換えガ
イド１１６および１１７が用紙受口の向きを変えること
により、トラクタ１０７から用紙１１３を供給する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この従来のプリンタ
は、用紙切換えガイドにより複数個の連続用紙を続けて
印字させるので、複数個のトラクタ機構部が独立した構
造となり、それぞれ別々に駆動する機構を持っているこ
とでコストが高くなる。また、用紙切換えガイドの向き
を換えてトラクタの切換えを行なう構造となっている
が、この用紙切換えガイドは、厚紙の多部紙を印字させ
る場合でもジャムを発生させないため、ガイドの角度調
整に高い精度を必要としている。この用紙切換えガイド
の方向変更精度を上げるためには複雑な機構が必要でコ
ストが高くなってしまう。
は、用紙切換えガイドにより複数個の連続用紙を続けて
印字させるので、複数個のトラクタ機構部が独立した構
造となり、それぞれ別々に駆動する機構を持っているこ
とでコストが高くなる。また、用紙切換えガイドの向き
を換えてトラクタの切換えを行なう構造となっている
が、この用紙切換えガイドは、厚紙の多部紙を印字させ
る場合でもジャムを発生させないため、ガイドの角度調
整に高い精度を必要としている。この用紙切換えガイド
の方向変更精度を上げるためには複雑な機構が必要でコ
ストが高くなってしまう。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明のトラクタユニッ
トは、連続用紙を取り付ける複数個のトラクタと、この
複数個のトラクタを１つのユニットにする構造を持ち、
このユニットを軸を中心に回転させる回転機構と、所定
の前記トラクタ使用位置で前記回転機構を停止させる制
御手段とを備える。
トは、連続用紙を取り付ける複数個のトラクタと、この
複数個のトラクタを１つのユニットにする構造を持ち、
このユニットを軸を中心に回転させる回転機構と、所定
の前記トラクタ使用位置で前記回転機構を停止させる制
御手段とを備える。
【０００５】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図１は本発明の一実施例を示す側面図であり、図２
はこの実施例のトラクタユニットを取り入れた印字装置
の側面図である。図１および図２を参照すると、この実
施例のトラクタユニットは、３つのトラクタ２ａ，２ｂ
および２ｃを備えている。それぞれのトラクタ２ａ，２
ｂおよび２ｃには連続用紙１ａ，１ｂおよび１ｃがセッ
トさている。図１はトラクタ２ａから連続用紙１ａが印
字装置に吸入されている状態を示している。トラクタ２
ａは改行ローラ６の回転によって動作する。トラクタユ
ニット９はトラクタ回転軸７を中心に矢印Ａの方向に回
転を行なわせることができる。トラクタユニット９内で
トラクタ２ａを回転させる改行ローラ６は、改行ローラ
回転軸８によって下方へ移動させることができる。これ
によって、トラクタユニット９を矢印Ａの方向に回転さ
せるときに改行ローラ６が回転に支障を与えることを防
ぐ構造となっている。
る。図１は本発明の一実施例を示す側面図であり、図２
はこの実施例のトラクタユニットを取り入れた印字装置
の側面図である。図１および図２を参照すると、この実
施例のトラクタユニットは、３つのトラクタ２ａ，２ｂ
および２ｃを備えている。それぞれのトラクタ２ａ，２
ｂおよび２ｃには連続用紙１ａ，１ｂおよび１ｃがセッ
トさている。図１はトラクタ２ａから連続用紙１ａが印
字装置に吸入されている状態を示している。トラクタ２
ａは改行ローラ６の回転によって動作する。トラクタユ
ニット９はトラクタ回転軸７を中心に矢印Ａの方向に回
転を行なわせることができる。トラクタユニット９内で
トラクタ２ａを回転させる改行ローラ６は、改行ローラ
回転軸８によって下方へ移動させることができる。これ
によって、トラクタユニット９を矢印Ａの方向に回転さ
せるときに改行ローラ６が回転に支障を与えることを防
ぐ構造となっている。
【０００６】いま、図２に示す通りトラクタ２ａ上の連
続用紙１ａを印字装置へ用紙ガイド５を通じて吸入し、
プラテン１２上でキャリア１１に取り付けらた印字ヘッ
ド１０によって印字を開始させる。やがて用紙センサ１
３によって連続用紙１ａの紙無しが検知されると、印字
装置は連続用紙１ａをすべて印字し終えた所でいったん
停止する。トラクタユニット９は印字装置から紙無し状
態を知らされると、トラクタ２ｂをトラクタ２ａの位置
まで矢印Ａの方向へ回転動作を行なう。今度はトラクタ
２ｂから連続用紙１ｂが印字装置へ吸入され、印字装置
は吸入が確認されると印字を再開する。このようにし
て、トラクタユニット９上のすべての連続用紙１ａ，１
ｂおよび１ｃを連続的に印字を行わせることができる。
続用紙１ａを印字装置へ用紙ガイド５を通じて吸入し、
プラテン１２上でキャリア１１に取り付けらた印字ヘッ
ド１０によって印字を開始させる。やがて用紙センサ１
３によって連続用紙１ａの紙無しが検知されると、印字
装置は連続用紙１ａをすべて印字し終えた所でいったん
停止する。トラクタユニット９は印字装置から紙無し状
態を知らされると、トラクタ２ｂをトラクタ２ａの位置
まで矢印Ａの方向へ回転動作を行なう。今度はトラクタ
２ｂから連続用紙１ｂが印字装置へ吸入され、印字装置
は吸入が確認されると印字を再開する。このようにし
て、トラクタユニット９上のすべての連続用紙１ａ，１
ｂおよび１ｃを連続的に印字を行わせることができる。
【０００７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
連続用紙を取り付ける複数個のトラクタを１つのユニッ
トにする構造を持ち、このユニットを軸を中心に回転さ
せ、所定のトラクタ使用位置で停止させることにより、
複数箱の連続用紙を続けて印字させることが可能なた
め、印字装置の使用者が長時間不在なとき、例えば夜中
などでも大量の印字データを処理することができる。
連続用紙を取り付ける複数個のトラクタを１つのユニッ
トにする構造を持ち、このユニットを軸を中心に回転さ
せ、所定のトラクタ使用位置で停止させることにより、
複数箱の連続用紙を続けて印字させることが可能なた
め、印字装置の使用者が長時間不在なとき、例えば夜中
などでも大量の印字データを処理することができる。
【０００８】また本発明の特徴であるトラクタユニット
を用いる方法は、従来と同様な効果が得られる印字装置
と比較すると、トラクタ駆動機構が１つで済むためコス
トを低く抑えることができ、また印字装置の用紙吸入口
部分の構造を変える必要ないため、コストを低く抑える
だけでなく、印字装置自体の持つ用紙吸入時の精度その
ままを維持できる。
を用いる方法は、従来と同様な効果が得られる印字装置
と比較すると、トラクタ駆動機構が１つで済むためコス
トを低く抑えることができ、また印字装置の用紙吸入口
部分の構造を変える必要ないため、コストを低く抑える
だけでなく、印字装置自体の持つ用紙吸入時の精度その
ままを維持できる。
【図１】本発明の一実施例を示す側面図である。
【図２】この実施例のトラクタユニットを取り入れた印
字装置の側面図である。
字装置の側面図である。
【図３】従来のプリンタの側面外観図である。
１ａ，１ｂ，１ｃ 連続用紙 ２ａ，２ｂ，２ｃ トラクタ ３ トラクタカバー ４ トラクタピン ５ 用紙ガイド ６ 改行ローラ ７ トラクタ回転軸 ８ 改行ローラ回転軸 ９ トラクタユニット １０ 印字ヘッド １１ キャリア １２ プラテン １３ 用紙センサ
Claims (1)
- 【請求項１】 連続用紙を取り付ける複数個のトラクタ
と、この複数個のトラクタを１つのユニットにする構造
を持ち、このユニットを軸を中心に回転させる回転機構
と、所定の前記トラクタ使用位置で前記回転機構を停止
させる制御手段とを備えることを特徴とするトラクタユ
ニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20478394A JP2502272B2 (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | トラクタユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20478394A JP2502272B2 (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | トラクタユニット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0867380A JPH0867380A (ja) | 1996-03-12 |
| JP2502272B2 true JP2502272B2 (ja) | 1996-05-29 |
Family
ID=16496278
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20478394A Expired - Lifetime JP2502272B2 (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | トラクタユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2502272B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103171312B (zh) * | 2011-12-26 | 2016-02-24 | 精工爱普生株式会社 | 牵引器、牵引器单元及记录装置 |
-
1994
- 1994-08-30 JP JP20478394A patent/JP2502272B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0867380A (ja) | 1996-03-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960206 |