JPH06278331A - 印字装置の用紙送り機構 - Google Patents
印字装置の用紙送り機構Info
- Publication number
- JPH06278331A JPH06278331A JP7143493A JP7143493A JPH06278331A JP H06278331 A JPH06278331 A JP H06278331A JP 7143493 A JP7143493 A JP 7143493A JP 7143493 A JP7143493 A JP 7143493A JP H06278331 A JPH06278331 A JP H06278331A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- gap
- platen
- thickness
- support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
- Common Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プラテンとペーパーサポートから成るペーパ
ーパス部のギャップを、用紙の厚さに応じて調整できる
手段を提供することを目的とする。 【構成】 プラテン１１と、プラテン１１とペーパーパ
ス部１０としてのギャップをおいて配設されたペーパー
サポート１２を備えた印字装置の用紙送り機構におい
て、ペーパーサポート１２をプラテン１１に対して上下
動させるラックプレート１４、アイドルギヤ１６、ギヤ
１８と、これらを動作させて用紙２の厚さに応じてギャ
ップの大きさを調整するヘッドギャップレバー１７とを
構成した。 【効果】 用紙２の厚さに応じてペーパーパス部１０の
ギャップの大きさを調整することにより、用紙２のたる
みが解消され常時安定した用紙送りが実現でき、用紙送
り精度が向上する。
ーパス部のギャップを、用紙の厚さに応じて調整できる
手段を提供することを目的とする。 【構成】 プラテン１１と、プラテン１１とペーパーパ
ス部１０としてのギャップをおいて配設されたペーパー
サポート１２を備えた印字装置の用紙送り機構におい
て、ペーパーサポート１２をプラテン１１に対して上下
動させるラックプレート１４、アイドルギヤ１６、ギヤ
１８と、これらを動作させて用紙２の厚さに応じてギャ
ップの大きさを調整するヘッドギャップレバー１７とを
構成した。 【効果】 用紙２の厚さに応じてペーパーパス部１０の
ギャップの大きさを調整することにより、用紙２のたる
みが解消され常時安定した用紙送りが実現でき、用紙送
り精度が向上する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ドットプリンタなどの
印字装置の用紙送り機構に関するものである。
印字装置の用紙送り機構に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、ドットプリンタなどの印字装置
は、ユーザのニーズの多様化にともなって使用する印字
用紙の種類も増加する傾向にあり、また用紙送りの信頼
性に対する要求も次第に高くなってきている。
は、ユーザのニーズの多様化にともなって使用する印字
用紙の種類も増加する傾向にあり、また用紙送りの信頼
性に対する要求も次第に高くなってきている。
【０００３】以下、従来の印字装置の用紙送り機構につ
いて説明する。図４は従来の用紙送り機構の構成図であ
る。トラクター１側から矢印Ｐ方向に、もしくは用紙挿
入口側から矢印Ｑ方向の吸紙された用紙２は、プラテン
３及びペーパーサポート４により形成されるペーパーパ
ス部５を通り、バックテンションプレート６により動作
を規制されながら、印字ヘッド側へ排出される。図中、
７はヘッドギャップレバー、８はサイドフレーム、９は
フリクションローラである。
いて説明する。図４は従来の用紙送り機構の構成図であ
る。トラクター１側から矢印Ｐ方向に、もしくは用紙挿
入口側から矢印Ｑ方向の吸紙された用紙２は、プラテン
３及びペーパーサポート４により形成されるペーパーパ
ス部５を通り、バックテンションプレート６により動作
を規制されながら、印字ヘッド側へ排出される。図中、
７はヘッドギャップレバー、８はサイドフレーム、９は
フリクションローラである。
【０００４】以上のように構成された従来の印字装置の
用紙送り機構について、以下その動作を説明する。
用紙送り機構について、以下その動作を説明する。
【０００５】用紙挿入口より矢印Ｑ方向に用紙２を吸紙
する場合、用紙送りの原理としてプラテン３及びフリク
ションローラ９の間に用紙２を圧接し、摩擦力により用
紙送りを行なう。しかしながらトラクター１を用紙送り
の原動力とする場合は、プラテン３とフリクションロー
ラ９は圧接せず、ペーパーパス部５を通り、用紙送りを
行なう。
する場合、用紙送りの原理としてプラテン３及びフリク
ションローラ９の間に用紙２を圧接し、摩擦力により用
紙送りを行なう。しかしながらトラクター１を用紙送り
の原動力とする場合は、プラテン３とフリクションロー
ラ９は圧接せず、ペーパーパス部５を通り、用紙送りを
行なう。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、トラクター１による用紙送りの場合、プラ
テン３及びペーパーサポート４により形成されるペーパ
ーパス部５のギャップは一定である。このギャップは設
計上、最も用紙厚が厚い場合にプラテン３及びペーパー
サポート４に接し、摩擦力の影響をうけない様に設定さ
れている。この為用紙厚が薄い場合には、図３に示すよ
うにペーパーパス部５で用紙２のたるみが生じ、このこ
とにより用紙２の送り量が不安定となり、用紙送り精度
に大きな影響を及ぼすという問題点があった。
の構成では、トラクター１による用紙送りの場合、プラ
テン３及びペーパーサポート４により形成されるペーパ
ーパス部５のギャップは一定である。このギャップは設
計上、最も用紙厚が厚い場合にプラテン３及びペーパー
サポート４に接し、摩擦力の影響をうけない様に設定さ
れている。この為用紙厚が薄い場合には、図３に示すよ
うにペーパーパス部５で用紙２のたるみが生じ、このこ
とにより用紙２の送り量が不安定となり、用紙送り精度
に大きな影響を及ぼすという問題点があった。
【０００７】そこで本発明は、厚さの異る様々な種類の
用紙を安定的に吸紙することができる印字装置の用紙送
り機構を提供することを目的とする。
用紙を安定的に吸紙することができる印字装置の用紙送
り機構を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、プ
ラテンと、このプラテンとペーパーパス部としてのギャ
ップをおいて配設されたペーパーサポートとを備えた印
字装置の用紙送り機構において、ペーパーサポートをプ
ラテンに対して上下動させる上下動機構と、この上下動
機構を動作させて用紙の厚さに応じてギャップの大きさ
を調整する操作子とを構成したものである。
ラテンと、このプラテンとペーパーパス部としてのギャ
ップをおいて配設されたペーパーサポートとを備えた印
字装置の用紙送り機構において、ペーパーサポートをプ
ラテンに対して上下動させる上下動機構と、この上下動
機構を動作させて用紙の厚さに応じてギャップの大きさ
を調整する操作子とを構成したものである。
【０００９】
【作用】上記構成によれば、操作子を操作してペーパー
サポートをプラテンに対して上下動させることにより、
用紙の厚さに応じたペーパーパス部のギャップが形成さ
れ、用紙のたるみのない安定した用紙送りが実現する。
サポートをプラテンに対して上下動させることにより、
用紙の厚さに応じたペーパーパス部のギャップが形成さ
れ、用紙のたるみのない安定した用紙送りが実現する。
【００１０】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
する。
【００１１】図１（ａ）（ｂ）は本発明の一実施例にお
ける印字装置の用紙送り機構の構成図である。１１はプ
ラテンであり、このプラテン１１に対向して配設された
ペーパーサポート１２とによりペーパーパス部１０のギ
ャップを形成する。このペーパーサポート１２には、サ
イドフレーム１３を隔ててラックプレート１４が装着さ
れている。このラックプレート１４は、サイドフレーム
１３に形成されたガイド穴１５に上下動自在に装着され
ている。またサイドフレーム１３には、このラックプレ
ート１４の歯部１４ａに噛み合う位置にアイドルギヤ１
６が軸着されている。
ける印字装置の用紙送り機構の構成図である。１１はプ
ラテンであり、このプラテン１１に対向して配設された
ペーパーサポート１２とによりペーパーパス部１０のギ
ャップを形成する。このペーパーサポート１２には、サ
イドフレーム１３を隔ててラックプレート１４が装着さ
れている。このラックプレート１４は、サイドフレーム
１３に形成されたガイド穴１５に上下動自在に装着され
ている。またサイドフレーム１３には、このラックプレ
ート１４の歯部１４ａに噛み合う位置にアイドルギヤ１
６が軸着されている。
【００１２】アイドルギヤ１６には、ギャップ調整用の
操作子であるヘッドギャップレバー１７の下部に設けら
れたギヤ１８が回転を伝達する。１９はギヤ１８の回転
軸である。このヘッドギャップレバー１７は、用紙２の
厚さに応じて印字ヘッドとプラテン１１とのギャップを
調整できる様になっている。すなわち、ヘッドギャップ
レバー１７を回転操作すると、これに連動してアイドル
ギヤ１６が回転し、ペーパーサポート１２が上下動して
ギャップの大きさを調整する。
操作子であるヘッドギャップレバー１７の下部に設けら
れたギヤ１８が回転を伝達する。１９はギヤ１８の回転
軸である。このヘッドギャップレバー１７は、用紙２の
厚さに応じて印字ヘッドとプラテン１１とのギャップを
調整できる様になっている。すなわち、ヘッドギャップ
レバー１７を回転操作すると、これに連動してアイドル
ギヤ１６が回転し、ペーパーサポート１２が上下動して
ギャップの大きさを調整する。
【００１３】以上のように構成された用紙送り機構につ
いて、以下その動作を説明する。まず図１（ａ）（ｂ）
に示すように用紙２が薄い場合は、ヘッドギャップレバ
ー１７を指先で矢印Ａ方向へ回転させると、ヘッドギャ
ップレバー１７の回転軸１９上のギヤ１８は左方向へ回
転する。すると、アイドルギヤ１６は右回転し、アイド
ルギヤ１６と噛み合ったラックプレート１４は矢印Ｂ方
向へ上昇し、ラックプレート１４に固定されているペー
パーサポート１２も同方向へ上昇する。このことによ
り、プラテン１１とペーパーサポート１２により形成さ
れるペーパーパス部１０のギャップは小さくなる。
いて、以下その動作を説明する。まず図１（ａ）（ｂ）
に示すように用紙２が薄い場合は、ヘッドギャップレバ
ー１７を指先で矢印Ａ方向へ回転させると、ヘッドギャ
ップレバー１７の回転軸１９上のギヤ１８は左方向へ回
転する。すると、アイドルギヤ１６は右回転し、アイド
ルギヤ１６と噛み合ったラックプレート１４は矢印Ｂ方
向へ上昇し、ラックプレート１４に固定されているペー
パーサポート１２も同方向へ上昇する。このことによ
り、プラテン１１とペーパーサポート１２により形成さ
れるペーパーパス部１０のギャップは小さくなる。
【００１４】次に図２（ａ）（ｂ）に示すように用紙２
が厚い場合は、ヘッドギャップレバー１７をＣ方向へ回
転させることにより、ギヤ１８の回転伝達方向は上述の
場合と逆方向になり、ラックプレート１４は、Ｄ方向へ
下降し、これにともなってペーパーサポート１２も同方
向へ下降し、ペーパーパス部１０のギャップは大きくな
る。このようにヘッドギャップレバー１７を指先で回転
させることにより、ペーパーパス部１０のギャップの大
きさを簡単に調整できる。
が厚い場合は、ヘッドギャップレバー１７をＣ方向へ回
転させることにより、ギヤ１８の回転伝達方向は上述の
場合と逆方向になり、ラックプレート１４は、Ｄ方向へ
下降し、これにともなってペーパーサポート１２も同方
向へ下降し、ペーパーパス部１０のギャップは大きくな
る。このようにヘッドギャップレバー１７を指先で回転
させることにより、ペーパーパス部１０のギャップの大
きさを簡単に調整できる。
【００１５】
【発明の効果】本発明の印字装置の用紙送り機構は、用
紙の厚さに応じて操作子を操作することにより、ペーパ
ーパス部のギャップの大きさを調整できるので、常に用
紙の厚さに応じた適正なギャップを形成でき、用紙のペ
ーパーパス部でのたるみを解消して、安定した用紙送り
が実現でき、用紙送り精度が著しく向上する。
紙の厚さに応じて操作子を操作することにより、ペーパ
ーパス部のギャップの大きさを調整できるので、常に用
紙の厚さに応じた適正なギャップを形成でき、用紙のペ
ーパーパス部でのたるみを解消して、安定した用紙送り
が実現でき、用紙送り精度が著しく向上する。
【図１】（ａ）本発明の一実施例における印字装置の用
紙送り機構の構成図 （ｂ）本発明の一実施例における印字装置の用紙送り機
構の構成図
紙送り機構の構成図 （ｂ）本発明の一実施例における印字装置の用紙送り機
構の構成図
【図２】（ａ）本発明の一実施例における印字装置の用
紙送り機構の構成図 （ｂ）本発明の一実施例における印字装置の用紙送り機
構の構成図
紙送り機構の構成図 （ｂ）本発明の一実施例における印字装置の用紙送り機
構の構成図
【図３】従来の印字装置の用紙送り機構のペーパーパス
部の側面図
部の側面図
【図４】従来の印字装置の用紙送り機構の構成図
２ 用紙 １０ ペーパーパス部 １１ プラテン １２ ペーパーサポート １４ ラックプレート １６ アイドルギヤ １７ ヘッドギャップレバー １８ ギヤ
Claims (1)
- 【請求項１】プラテンと、このプラテンとペーパーパス
部としてのギャップをおいて上下動自在に配設されたペ
ーパーサポートと、このペーパーサポートを前記プラテ
ンに対して上下動させる上下動機構と、この上下動機構
を動作させて用紙の厚さに応じて前記ギャップの大きさ
を調整する操作子とを備えたことを特徴とする印字装置
の用紙送り機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7143493A JPH06278331A (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | 印字装置の用紙送り機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7143493A JPH06278331A (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | 印字装置の用紙送り機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06278331A true JPH06278331A (ja) | 1994-10-04 |
Family
ID=13460432
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7143493A Pending JPH06278331A (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | 印字装置の用紙送り機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06278331A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100368051B1 (ko) * | 2001-02-16 | 2003-01-14 | 주식회사 엘지이아이 | 플라즈마를 이용한 고분자막 연속중합장비의 도어 개폐장치 |
| JP2014168921A (ja) * | 2013-03-05 | 2014-09-18 | Toshiba Tec Corp | プリンタ装置 |
-
1993
- 1993-03-30 JP JP7143493A patent/JPH06278331A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100368051B1 (ko) * | 2001-02-16 | 2003-01-14 | 주식회사 엘지이아이 | 플라즈마를 이용한 고분자막 연속중합장비의 도어 개폐장치 |
| JP2014168921A (ja) * | 2013-03-05 | 2014-09-18 | Toshiba Tec Corp | プリンタ装置 |
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