JPH08187902A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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Publication number
JPH08187902A
JPH08187902A JP2099195A JP2099195A JPH08187902A JP H08187902 A JPH08187902 A JP H08187902A JP 2099195 A JP2099195 A JP 2099195A JP 2099195 A JP2099195 A JP 2099195A JP H08187902 A JPH08187902 A JP H08187902A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
swing frame
platen
printer
drive shaft
print head
Prior art date
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Pending
Application number
JP2099195A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Kanbe
秀夫 神戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Star Micronics Co Ltd
Original Assignee
Star Micronics Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Star Micronics Co Ltd filed Critical Star Micronics Co Ltd
Priority to JP2099195A priority Critical patent/JPH08187902A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ギャップ調整の簡略化を実現したプリンタを
提供する。 【構成】 シャーシ(2)に固定フレーム(4)を取り
付けるとともに、支持軸(6)を介して揺動可能に揺動
フレーム(8)を取り付け、前記固定フレーム側に印字
ヘッド(14)を設置し、かつ用紙搬送機構(18)の
従動ローラ(20)を設置し、前記揺動フレーム側に前
記印字ヘッドに対応するプラテン(24)を設置し、か
つ前記従動ローラに対応する駆動ローラ(26、28)
を移動可能な駆動軸(30)によって支持させ、前記揺
動フレームを押し上げる押上機構(46)を設置すると
ともに、前記駆動軸と揺動フレームとの間に前記印字ヘ
ッドと前記プラテンとの基準ギャップの調整機構(4
0)を備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、単票等の用紙の印字に
用いられるプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタには、印字に際して単
票、即ち、スリップ紙に印字を行うスリッププリンタが
ある。このようなプリンタは、スリップ紙を印字部の側
部から供給して印字動作を行うものであり、実開昭62
−150148号「プリンタ」や実公平2−8781号
「スリッププリンタ」等が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のプ
リンタにおいて、印字ヘッドとプラテンの基準ギャップ
の調整は、実公平2−8781号「スリッププリンタ」
に開示されているように、シャーシの背面側に調整ねじ
を設けて置き、この調整ねじによってプラテンの高さを
調整する方法等が取られているが、このような調整機構
は、プリンタの組立やギャップ調整が厄介であるという
問題があった。
【0004】そこで、本発明は、ギャップ調整の簡略化
を実現したプリンタを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のプリンタは、図
1ないし図4に例示するように、シャーシ(2)に固定
フレーム(4)を取り付けるとともに、支持軸(6)を
介して揺動可能に揺動フレーム(8)を取り付け、前記
固定フレーム側に印字ヘッド(14)を設置し、かつ用
紙搬送機構(18)の従動ローラ(20)を設置し、前
記揺動フレーム側に前記印字ヘッドに対応するプラテン
(24)を設置し、かつ前記従動ローラに対応する駆動
ローラ(26、28)を移動可能な駆動軸(30)によ
って支持させ、前記揺動フレームを押し上げる押上機構
(46)を設置するとともに、前記駆動軸と揺動フレー
ムとの間に前記印字ヘッドと前記プラテンとの基準ギャ
ップの調整機構(40)を備えたことを特徴とする。
【0006】また、本発明のプリンタにおいて、前記調
整機構は、前記揺動フレームと前記駆動軸との間に傾斜
面を成す軸受面が形成された楔体(42)を設け、前記
揺動フレーム上の楔体の水平位置を調整して前記軸受面
によって駆動軸の高さ位置を設定するようにしたことを
特徴とする。
【0007】
【作用】本発明のプリンタにあっては、シャーシに固定
フレームとともに、支持軸を介して揺動可能に揺動フレ
ームが取り付けられている。固定フレーム側には印字ヘ
ッドを設置し、かつ用紙搬送機構の従動ローラが設置さ
れている。また、揺動フレーム側には印字ヘッドに対応
するプラテンを設置し、かつ従動ローラに対応する駆動
ローラを移動可能な駆動軸によって支持させている。
【0008】ところで、揺動フレームは、押上機構によ
って固定フレーム側に押し上げられているので、揺動フ
レーム側の駆動ローラと固定フレーム側の従動ローラと
が適当な圧力で押し付けられている。このとき、揺動フ
レーム側のプラテンの上面と、固定フレーム側の印字ヘ
ッドのヘッド面との間のギャップは、駆動ローラと従動
ローラとの圧接による停止位置で規制される。換言すれ
ば、揺動フレームは支持軸を以てシャーシ上でレバー機
構を成し、これを押し上げる押し上げ機構と、固定フレ
ーム側の従動ローラが揺動フレームの上方への移動を阻
止するストッパとして機能する。この結果、固定フレー
ムと揺動フレームとは適当な位置に平衡して停止するバ
ランス機構を実現している。
【0009】そして、シャーシと揺動フレーム側で駆動
ローラを支持する駆動軸との間には調整機構が設けられ
ており、この調整機構によってシャーシと駆動ローラの
駆動軸との間の間隔が調整される。揺動フレームは、シ
ャーシに支持軸によって回動可能に取り付けられている
から、シャーシに対する角度の調整を行うこととなり、
その結果としてプラテンと印字ヘッドのヘッド面との基
準位置が調整される。
【0010】この調整機構が楔を用いて構成される場
合、シャーシ上に楔を移動させることにより、シャーシ
と駆動軸との間隔が楔の高さに依存する。この結果、楔
の傾斜角度及びその位置に応じて、プラテンと印字ヘッ
ドのヘッド面との間の基準位置が高精度に調整されて、
設定される。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図面に示した実施例を参照し
て詳細に説明する。
【0012】図1、図2及び図3は本発明のプリンタの
一実施例を示している。このプリンタはスリッププリン
タであって、L字形を成すシャーシ2を備えるととも
に、このシャーシ2には固定フレーム4とともに、支持
軸6によって支持された揺動フレーム8が回動可能に取
り付けられている。揺動フレーム8は、支持軸6を支点
としてレバー機構を構成している。
【0013】固定フレーム4側には制御基板10、印字
機構12等が取り付けられている。即ち、印字機構12
は印字ヘッド14等を備えている。また、固定フレーム
4には、印字ヘッド14の放熱手段及び防護手段等とし
てヘッドカバー16が取り付けられ、このヘッドカバー
16は固定フレーム4の側面部間に跨がって取り付けら
れている。このヘッドカバー16には、用紙搬送機構1
8の一部を成す従動ローラ20が支持軸22によって回
動可能に取り付けられている。
【0014】この揺動フレーム8の上面側には、プラテ
ン24とともに、用紙搬送機構18における駆動ローラ
26、28とともに、その駆動機構が設置されており、
これら駆動ローラ26、28は駆動軸30によって支持
されている。そして、駆動軸30は、揺動フレーム8の
側部に長径部を高さ方向とした長孔32に貫通して支持
されており、この長孔32によって高さ方向に移動可能
である。この駆動軸30には、駆動機構としてのギヤ機
構34及び駆動モータ36から回転力が加えられてい
る。この実施例の場合、駆動モータ36は、揺動フレー
ム8の外側に突出する形態で取り付けられている。
【0015】また、この揺動フレーム8の上面部には、
駆動軸30の高さを増減させてプラテン24と印字ヘッ
ド14のヘッド面38との間の基準ギャップGを調整す
る調整機構40が設けられている。この調整機構40
は、長孔32によって支持させた移動可能な駆動軸30
と、揺動フレーム8との間に楔体42の水平方向の位置
を調整可能に設置し、固定ねじ44によってその位置を
変更可能にしたものである。
【0016】また、シャーシ2には揺動フレーム8を固
定フレーム4側に押し上げる押上機構46が設置されて
いる。即ち、揺動フレーム8は、シャーシ2との間に圧
縮状態でスプリング48が挿入され、このスプリング4
8によって上方に押し上げられている。この結果、駆動
ローラ26、28は従動ローラ20のローラ面側に搬送
すべき用紙であるスリップ紙を介して圧接されるように
なっている。
【0017】そして、シャーシ2には、固定フレーム4
と揺動フレーム8との間に挟まれるようにしてガイド板
50が設置され、このガイド板50は印字すべきスリッ
プ紙を駆動ローラ26、28と従動ローラ20のローラ
面との間に挿入する案内手段である。そして、固定フレ
ーム4側にはインクリボンカセット52が装着され、そ
のインクリボン54が駆動ローラ26、28と従動ロー
ラ20との間から印字機構12の印字ヘッド14とプラ
テン24の間隙内に挿入され、印字ヘッド14とスリッ
プ紙との間に位置する。
【0018】次に、図4は、調整機構40の具体的な構
成例を示している。この調整機構40には、楔体42が
設けられ、この楔体42は、合成樹脂片や金属片によっ
て形成され、底面を水平面とするとともに、揺動フレー
ム8に形成したガイド凸部56、58に対応するガイド
溝60が形成されている。ガイド凸部56、58はガイ
ド溝60に挿入され、ガイド凸部56、58及びガイド
溝60によって楔体42の移動方向を矢印Aに示す方向
に規制する。この楔体42の上面側には、駆動軸30を
支持する傾斜面を成す軸受面62が形成されているとと
もに、底面と平行面を成す固定部64が形成されてい
る。この固定部64には、一対の長孔66、68が形成
され、揺動フレーム8には、各長孔66、68に対応す
る位置にねじ孔70、72が形成されており、長孔6
6、68を通して一対の固定ねじ44、スプリングワッ
シャ45等を介在させて取り付けられ、楔体42の位置
が設定される。即ち、軸受面62は、駆動軸30を揺動
フレーム8に対して平行に維持する機能を以ており、そ
の幅によって駆動軸30を安定状態で支持する。
【0019】このようなプリンタによれば、図5に示す
ように、調整機構40の楔体42の軸受面62の中間に
駆動軸30が位置するようにした場合、印字ヘッド14
のヘッド面38とプラテン24との基準ギャップはGo
とする。そこで、図6に示すように、楔体42の位置を
矢印Bの方向に移動させると、軸受面62に沿って揺動
フレーム8が上昇し、ヘッド面38とプラテン24との
基準ギャップGは縮小し、その軸受面62の限界点に移
行すると、その基準ギャップは最小Gmin となる。図7
に示すように、楔体42を矢印Cの方向に移動させる
と、揺動フレーム8は下降し、ヘッド面38とプラテン
24との基準ギャップGは拡大され、軸受面62の限界
点で基準ギャップGは最大Dmax となる。このように楔
体42の位置を設定した後、固定ねじ44を締めつけて
楔体42を揺動フレーム8に固定する。
【0020】このようにヘッド面38と軸受面62との
基準ギャップが設定され、印字に際しては、用紙の厚み
が変化した場合には、駆動ローラ26、28と従動ロー
ラ20との間の間隔が変化し、その間隔は支持軸22を
支点として揺動フレーム8の角度が変化する。その場
合、スプリング48によって揺動フレーム8が押し上げ
られているため、用紙は駆動ローラ26、28と従動ロ
ーラ20との間にスプリング48の圧縮力及び駆動ロー
ラ26、28側の弾性によって適当な圧力で圧接され
る。このため、用紙は駆動ローラ26、28の回転によ
り、搬送力が与えられる。この結果、用紙搬送機構18
を通して印字されたスリップ紙が印字動作とともに排出
される。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次の効果が得られる。 a.揺動フレーム側に設置された調整機構により、プラ
テンと印字ヘッドのヘッド面との基準ギャップの調整を
容易に行うことができ、基準ギャップを高精度に設定で
きる。 b.楔体の軸受面に駆動軸を支持させるため、駆動ロー
ラの駆動軸を安定させることができ、用紙搬送の信頼性
を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプリンタの一実施例を示す分解斜視図
である。
【図2】図1のプリンタの揺動フレーム部分を示す一部
省略側面図である。
【図3】図1のプリンタの揺動フレームの押上機構を示
す一部省略断面図である。
【図4】プラテンと印字ヘッドとの基準ギャップの調整
機構を示す分解斜視図である。
【図5】プラテンと印字ヘッドとの基準ギャップの調整
を示す部分断面図である。
【図6】プラテンと印字ヘッドとの基準ギャップの調整
を示す部分断面図である。
【図7】プラテンと印字ヘッドとの基準ギャップの調整
を示す部分断面図である。
【符号の説明】
2 シャーシ 4 固定フレーム 6 支持軸 8 揺動フレーム 14 印字ヘッド 18 用紙搬送機構 20 従動ローラ 24 プラテン 26、28 駆動ローラ 30 駆動軸 40 調整機構 42 楔体 46 押上機構

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャーシに固定フレームを取り付けると
    ともに、支持軸を介して揺動可能に揺動フレームを取り
    付け、前記固定フレーム側に印字ヘッドを設置し、かつ
    用紙搬送機構の従動ローラを設置し、前記揺動フレーム
    側に前記印字ヘッドに対応するプラテンを設置し、かつ
    前記従動ローラに対応する駆動ローラを移動可能な駆動
    軸によって支持させ、前記揺動フレームを押し上げる押
    上機構を設置するとともに、前記駆動軸と揺動フレーム
    との間に前記印字ヘッドと前記プラテンとの基準ギャッ
    プの調整機構を備えたことを特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記調整機構は、前記揺動フレームと前
    記駆動軸との間に傾斜面を成す軸受面が形成された楔体
    を設け、前記揺動フレーム上の楔体の水平位置を調整し
    て前記軸受面によって駆動軸の高さ位置を設定するよう
    にしたことを特徴とする請求項1記載のプリンタ。
JP2099195A 1995-01-13 1995-01-13 プリンタ Pending JPH08187902A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2099195A JPH08187902A (ja) 1995-01-13 1995-01-13 プリンタ

Applications Claiming Priority (1)

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JP2099195A JPH08187902A (ja) 1995-01-13 1995-01-13 プリンタ

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ID=12042607

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JP2099195A Pending JPH08187902A (ja) 1995-01-13 1995-01-13 プリンタ

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JP (1) JPH08187902A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005246759A (ja) * 2004-03-03 2005-09-15 Seiko Epson Corp 記録装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005246759A (ja) * 2004-03-03 2005-09-15 Seiko Epson Corp 記録装置

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