JP3508258B2 - 内燃機関用点火装置 - Google Patents

内燃機関用点火装置

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JP3508258B2
JP3508258B2 JP31486694A JP31486694A JP3508258B2 JP 3508258 B2 JP3508258 B2 JP 3508258B2 JP 31486694 A JP31486694 A JP 31486694A JP 31486694 A JP31486694 A JP 31486694A JP 3508258 B2 JP3508258 B2 JP 3508258B2
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光恭 榎本
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    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P17/00Testing of ignition installations, e.g. in combination with adjusting; Testing of ignition timing in compression-ignition engines
    • F02P17/12Testing characteristics of the spark, ignition voltage or current
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P17/00Testing of ignition installations, e.g. in combination with adjusting; Testing of ignition timing in compression-ignition engines
    • F02P17/12Testing characteristics of the spark, ignition voltage or current
    • F02P2017/125Measuring ionisation of combustion gas, e.g. by using ignition circuits

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種車両に用いられる
内燃機関用点火装置で、ECU(ElectronicControl Un
it:電子制御回路)からイグナイタに点火信号を出力す
ると共に、イグナイタから返されるフェイル信号に基づ
いて点火状態を検出する内燃機関用点火装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、図24及び図25に示すような、
点火フェイルを検出するコイル分配点火方式の内燃機関
用点火装置が知られている。なお、図25は図24の回
路ブロック200a,200bを示す詳細な回路図であ
る。また、図26は図24及び図25の回路図における
各部信号波形を示すタイミングチャートである。このも
のは、ECU100から各2つの気筒の点火コイルに対
応する点火信号IGt1,IGt2をイグナイタ内蔵コ
イル(イグナイタをコイルに内蔵したもの)である回路
ブロック200a,200bに出力すると共に、回路ブ
ロック200a,200bからフェイル信号IGfをE
CU100に返す構成である。
【0003】ECU100は主として、マイクロコンピ
ュータ110、基準電源Vcc及び電流流し出しのための
各2つの気筒の点火コイルに対応する同一の回路ブロッ
ク120a,120bからなる。また、回路ブロック2
00a,200bは主として、入力信号処理を行う入力
フィルタ回路201、ゲート回路202、点火コイル2
03、その点火コイル203の1次電流が通電を開始し
た時点から所定時間後に強制的にその1次電流を遮断さ
せるロック防止回路204、点火コイル203の1次電
流の通電を開始するためのトランジスタ205、点火コ
イル203の通電を検出するためのI1検出抵抗20
6、定電流制御回路207、通電検出回路208、フェ
イル信号IGf波形整形回路209及び基準電源Vccか
らなる。
【0004】この内燃機関用点火装置では、回路ブロッ
ク200a,200bからのフェイル信号IGfをEC
U100に返す配線途中において、回路ブロック200
a,200bの端子番号10同士を接続し、ECUの端
子番号3に接続、即ち、ワイヤードオア(wired OR)
接続して信号線を兼用することで配線数を簡素化する構
成である。
【0005】また、図27及び図28に示すような、点
火フェイルを検出する気筒別点火方式の内燃機関用点火
装置が知られている。なお、図28は図27の回路ブロ
ック400の詳細な回路図である。このものは、ECU
300から各気筒の点火コイルに対応する点火信号IG
t1,IGt2,IGt3,IGt4をイグナイタであ
る回路ブロック400に出力すると共に、回路ブロック
400からフェイル信号IGfをECU300に返す構
成である。
【0006】ECU300は主として、マイクロコンピ
ュータ310、基準電源Vcc及び電流流し出しのための
各気筒の点火コイルに対応する4つの同一の回路ブロッ
ク320a,320b,320c,320dからなる。
また、回路ブロック400は主として、入力信号処理を
行う入力フィルタ回路420、ゲート回路430及び基
準電源Vccを有する回路ブロック410a,410b,
410c,410d、フェイル信号IGfを検出するた
めのI1検出抵抗401、定電流制御回路402、IG
f検出回路403、点火コイル500a,500b,5
00c,500dの1次電流が通電を開始した時点から
所定時間後に強制的にその1次電流を遮断させるロック
防止回路404及び基準電源Vccからなる。
【0007】この内燃機関用点火装置では、回路ブロッ
ク400内のI1検出抵抗401と4つの同一の回路ブ
ロック410a,410b,410c,410dの端子
番号22に接続された各トランジスタのエミッタとを共
通に接続することでフェイル信号IGfをECU300
に返すための配線数を簡素化する構成である。
【0008】更に、内燃機関用点火装置に関連する先行
技術文献としては、特開昭64−35078号公報にて
開示されたものが知られている。このものでは、ECU
側の電源を廃止する技術が示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図24に示
す内燃機関用点火装置は、比較的簡単な構成ではあるが
フェイル信号IGfのないシステムを構成する場合に
は、その信号線の分だけ不要な配線数が存在するという
無駄があった。
【0010】また、図27に示す内燃機関用点火装置で
は、図24と同様に、フェイル信号IGfの信号線を持
つ点火装置をフェイル信号IGfの信号線を持たない点
火装置と同等の配線数にて実現することは無理であっ
た。
【0011】また、特開昭64−35078号公報にて
開示された内燃機関用点火装置における回路構成では点
火信号IGt(点火制御信号)がOFFのときに、フェ
イル信号IGf(点火モニタ信号)をECUに返すこと
は不可能であった。
【0012】そこで、この発明は、かかる不具合を解決
するためになされたもので、内燃機関の点火装置におけ
る制御回路とその周辺回路とを接続する配線数を簡素化
すると共に機能向上が可能な内燃機関用点火装置の提供
を課題としている。
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1 にかかる内燃機
関用点火装置は、点火時期を制御する点火信号を出力す
るECU(電子制御回路)と、前記ECUからの前記点
火信号に基づいて駆動されるイグナイタと、前記イグナ
イタにおけるフェイル信号を検出し前記ECUに返すフ
ェイル検出回路とを具備し、電源を前記点火信号の信号
線より供給すると共に、直流電源として点火コイルの2
次電流を用い前記フェイル信号を送信するものである。
【0020】請求項2にかかる内燃機関用点火装置は、
請求項1の構成に加えて、前記点火信号と前記フェイル
信号とが重ならない場合には、前記イグナイタ内部で前
記フェイル信号の出力時に前記点火信号がONしないよ
うにするものである。
【0021】請求項3にかかる内燃機関用点火装置は、
請求項1の構成に加えて、前記点火コイルに前記イグナ
イタを内蔵するものである。
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【0033】
【作用】請求項1 の内燃機関用点火装置では、ECUか
らの点火時期を制御する点火信号に基づいてイグナイタ
が駆動され、そのイグナイタのフェイル信号がフェイル
検出回路で検出されECUに返される。このフェイル信
号に基づいてECUでは点火フェイルが判定される。電
源が点火信号の信号線より供給されると共に、直流電源
として点火コイルの2次電流が用いられフェイル信号が
送信されるため、イグナイタでは信号処理のための電源
が不要となり、フェイル信号を送信するための電源も新
たに設ける必要がない。
【0034】請求項2の内燃機関用点火装置では、請求
項1の作用に加えて、点火信号とフェイル信号とが時系
列的に重ならない場合には、イグナイタ内部でフェイル
信号が出力される時に点火信号がONとなって同時に出
力されることのないように点火信号側がマスクされるた
め、点火信号がフェイル信号に重畳されることがない。
【0035】請求項3の内燃機関用点火装置では、請求
項1の作用に加えて、点火コイルにイグナイタが内蔵さ
れるため、点火コイルとイグナイタとの配線が簡素化さ
れる。
【0036】
【0037】
【0038】
【0039】
【0040】
【0041】
【実施例】以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説
明する。
【0042】〈第一実施例〉図1及び図2は本発明の第
一実施例にかかる内燃機関用点火装置の構成を示す回路
図である。なお、図2は図1の回路ブロック2a,2b
を示す詳細な回路図である。また、図3は図1及び図2
の回路図における各部信号波形を示すタイミングチャー
トである。本実施例は点火フェイルを検出するコイル分
配点火方式の内燃機関用点火装置を示している。
【0043】本実施例は、ECU1から各2つの気筒の
点火コイルに対応する点火信号IGt1,IGt2をイ
グナイタ内蔵コイルである同一の回路ブロック2a,2
bに出力すると共に、それら回路ブロック2a,2bか
らフェイル信号IGfをECU1に返す構成である。
【0044】ECU1は主として、マイクロコンピュー
タ11、基準電源Vcc〜バッテリ電源VB及び電流吸い
込みのための同一の回路ブロック12a,12bからな
る。また、回路ブロック2a,2bは主として、入力信
号処理と出力信号処理を行う制御MIC(イグナイタ用
信号制御モノリシックIC)21、点火コイル23、点
火コイル23の1次電流の通電を開始するためのIGB
T(Insulated Gate Bipolar Transistor:絶縁ゲート形
バイポーラトランジスタ;バイポーラトランジスタのゲ
ート回路を低耐圧MOSFETとしたもの)22及び点
火コイル23の1次側通電電流I1を検出するためのI
1検出抵抗24からなる。更に、制御MIC21は主と
して、抵抗R1,R2、定電流制御回路211、IGf
検出回路212、トランジスタ213及び基準電源回路
214からなる。
【0045】まず、点火信号IGtとフェイル信号IG
fとの各信号線を一体とする基本的な回路構成につい
て、図7及び図12を参照して説明する。ここで、図7
はコイル分配点火方式、図12は気筒別点火方式を示
し、点火信号IGtとフェイル信号IGfとの各信号線
を一体としたIGtf線を設けたものである。なお、図
8は図7の回路ブロック6a,6bを示す詳細な回路
図、図9は図7及び図8の回路図における各部信号波形
を示すタイミングチャートである。図10は図1の回路
ブロック2a,2bを表す図2の変形例である回路ブロ
ック8a,8bを示す詳細な回路図、図11は図1及び
図10の回路図における各部信号波形を示すタイミング
チャートである。図13は図12の回路ブロック10
a,10bを示す詳細な回路図、図14は図12及び図
13の回路図における各部信号波形を示すタイミングチ
ャートである。
【0046】次に、図7及び図8に示すコイル分配点火
方式における各部信号波形について、図9のタイミング
チャートを参照し説明する。
【0047】(1)ECU5のマイクロコンピュータ5
1の所定ポートより出力される点火信号IGt1,IG
t2によりIGtf線がH(High:高)レベルになる。 (2)点火コイル61に1次電流I1が通電され、その
通電電流I1の遮断信号に基づき点火信号IGt1,I
Gt2より遅れたIGfo信号が波形整形される。 (3)IGfo信号をIGtf線に返すと同時にIGf
o信号線を論理ゲートであるNOTゲート67で点火信
号IGtマスクすることで誤点火が防止される。 (4)IGtf線に返されたフェイル信号IGfは回路
ブロック52a,52b内のトランジスタにより、点火
信号IGt1,IGt2より遅れた信号としてECU5
内部でワイヤードオアされ、マイクロコンピュータ51
のポートIGfに入力される。 (5)ソフトウェアにてマイクロコンピュータ51内部
で点火信号IGt1,IGt2とフェイル信号IGfと
を識別し、フェイル判定される。
【0048】次に、図12に示す気筒別点火方式では、
図14のタイミングチャートは図7及び図8のタイミン
グチャートである図9とほぼ同等の信号波形形状となっ
ているが、点火コイル101の2次側の+端子をGND
結線できるという気筒別点火方式の特徴がある。また、
イグナイタ内蔵コイルであり点火コイル101の2次側
の+端子のGND結線が容易であることを生かし、フェ
イル信号IGfの検出を点火コイル101の2次電流I
2に基づいて検出し、1次電流I1を検出するものに比
べて点火フェイルの検出モード向上を可能としている。
【0049】上述した基本的な回路構成に基づき、図1
及び図2では、点火信号IGtの信号線とフェイル信号
IGfの信号線とを一体としたIGtf線にて両信号を
送受信する。このIGtf線は、ECU1の回路ブロッ
ク12a,12bの端子番号4と各2つの点火プラグに
対応する回路ブロック2a,2bの端子番号6との端子
間を接続している。そして、回路ブロック2a,2b
は、その制御MIC21への電源をIGtf線を用いて
供給し、点火信号IGtの受信回路はスイッチング素子
であるIGBT22を用い、イグナイタ内蔵コイルとし
たものである。
【0050】上記IGBT22の使用によりそのゲート
側に接続された抵抗R1+抵抗R2の抵抗値が大きくで
き、IGBT22のゲートの電圧レベルを少し下げてフ
ェイル信号IGfを返すというレベル変換が容易な構成
となっている。また、本実施例の制御MIC21ではバ
ッテリ電源VBが廃止されているので図8の制御ブロッ
ク6a,6bと比べ保護回路65が削減された構成とな
っている。ここで、フェイル信号IGfは電源供給ライ
ンであるIGtf線がHレベルのときのみしか回路が動
作しないため、点火信号IGtと同時タイミングでフェ
イル信号IGfをECU1に返してやる必要があり、点
火信号IGtの信号レベルを変える方法にてフェイル信
号IGf検出可能な構成としている。このため、フェイ
ル信号IGfがECU1へ返されたかどうかは、ECU
1から出力される点火信号IGtとECU1に返される
フェイル信号IGfとを比較することで、ECU1内の
ソフトウェアでもハードウェアでも判断が可能な構成と
することができる。
【0051】次に、図3のタイミングチャートを参照
し、図1及び図2の各部信号波形について説明する。な
お、図3ではECU1の回路ブロック12aとイグナイ
タ側の回路ブロック2aとについて述べる。
【0052】(11)ECU1のマイクロコンピュータ
11のポートIGt1より出力される点火信号IGt1
によりIGtf線がHレベルになる。 (12)IGtf線がHレベルになることでIGBT2
2がONとなり点火コイル23に1次電流I1が通電さ
れ、I1検出抵抗24で検出される点火信号IGt1の
途中より、その点火信号IGt1と重なるIGfo信号
が波形整形される。 (13)IGfo信号をIGtf線に返すが、IGtf
線を完全にL(Low:低)レベルとせずレベルを少し下げ
る。 (14)ECU1内部のフェイル信号IGfが受信可能
となり、ECU1内部の回路ブロック12aでワイヤー
ドオアされ、マイクロコンピュータ11のポートIGf
に入力される。 (15)ソフトウェアにてマイクロコンピュータ11内
部で点火信号IGt1とフェイル信号IGfとが識別さ
れフェイル判定される。
【0053】なお、本実施例の構成は1次電流I1検出
型のため、点火コイル23の2次電流側端子の一方をG
NDと接続する気筒別点火方式においても成立する構成
である。
【0054】このように、本実施例は、点火時期を制御
する点火信号IGt1,IGt2を出力するECU1
と、ECU1からの点火信号IGt1,IGt2に基づ
いて駆動される回路ブロック2a,2b内の制御MIC
21、スイッチング素子であるIGBT22及びI1検
出抵抗24からなるイグナイタと、前記イグナイタにお
けるフェイル信号IGfを検出しECU1に返す回路ブ
ロック2a,2b内のI1検出抵抗24、制御MIC2
1内のIGf検出回路212及びトランジスタ213か
らなるフェイル検出回路とを具備し、点火信号IGt
1,IGt2の信号線とフェイル信号IGfの信号線と
をIGtf信号線からなる同一線にて構成するもので
【0055】即ち、ECU1からの点火時期を制御する
点火信号IGt1,IGt2に基づいて回路ブロック2
a,2b内のイグナイタが駆動され、そのイグナイタの
フェイル信号IGfが回路ブロック2a,2b内のフェ
イル検出回路で検出されECU1に返される。このフェ
イル信号IGfに基づいてECU1では点火フェイルが
判定される。この構成における上記ECU1と回路ブロ
ック2a,2b内の上記イグナイタとを接続する点火信
号IGt1,IGt2の信号線とフェイル信号IGfの
信号線とがIGtf信号線からなる同一線とされ、EC
U1と回路ブロック2a,2b内の各イグナイタとの間
の配線が1本となり簡素化される。
【0056】本実施例は、点火信号IGt1,IGt2
とフェイル信号IGfとが重なる場合であり、点火信号
IGt1,IGt2に対するフェイル信号IGfの信号
レベルを下げるものである
【0057】したがって、点火信号IGt1,IGt2
とフェイル信号IGfとが時系列的に重なる場合には、
点火信号IGt1,IGt2に対するフェイル信号IG
fの信号レベルが下げられ、点火信号IGt1,IGt
2にフェイル信号IGfが重畳されていても判別が可能
となる。
【0058】更に、本実施例は、IGtf信号線からな
る同一線の信号レベルにおけるHレベルをバッテリ電圧
VBとし、前記信号レベルを変換するものである
【0059】即ち、IGtf信号線からなる同一線の信
号レベルにおけるHレベルがバッテリ電圧VBとされ、
その信号レベルが変換され、点火信号IGt1,IGt
2とフェイル信号IGfとの電圧差が大きく取れるため
両者の区別がし易くなる。
【0060】また、本実施例は、点火信号IGt1,I
Gt2を直接にIGBT22からなるスイッチング素子
で受信するものである
【0061】即ち、点火信号IGt1,IGt2が直接
にIGBT22からなるスイッチング素子で受信され、
点火コイル23の1次電流制御のための回路が簡素化さ
れる。
【0062】加えて、本実施例の内燃機関用点火装置
、IGtf信号線からなる同一線をECU1内部でワ
イヤードオア接続するものである
【0063】即ち、IGtf信号線からなる同一線がE
CU1内部でワイヤードオア接続され、ECU1の内部
における配線が簡素化される。
【0064】〈第二実施例〉図4及び図5は本発明の第
二実施例にかかる内燃機関用点火装置の構成を示す回路
図である。なお、図5は図4の回路ブロック4a,4
b,4c,4dを示す詳細な回路図である。また、図6
は図4及び図5の回路図における各部信号波形を示すタ
イミングチャートである。本実施例では点火フェイルを
検出する気筒別点火方式の内燃機関用点火装置を示して
いる。
【0065】本実施例は、ECU3から各気筒の点火コ
イルに対応する点火信号IGt1,IGt2,IGt
3,IGt4をイグナイタ内蔵コイルである同一の回路
ブロック4a,4b,4c,4dに出力すると共に、そ
れら回路ブロック4a,4b,4c,4dからフェイル
信号IGfをECU3に返す構成である。
【0066】ECU3は主として、マイクロコンピュー
タ31、基準電源Vcc〜バッテリ電源VB及び電流流し
出しのための同一の回路ブロック32a,32b,32
c,32dからなる。また、回路ブロック4a,4b,
4c,4dは主として、入力信号処理と出力信号処理を
行う制御MIC41、点火コイル43、点火コイル43
の1次電流の通電を制御するためのIGBT42、点火
コイル43の1次側通電電流を検出するためのI1検出
抵抗44及び点火コイル43の2次側通電電流を検出す
るためのI2検出抵抗45からなる。更に、制御MIC
41は主として、抵抗R1,R2、定電流制御回路41
1、ツェナダイオード412及びトランジスタ413か
らなる。
【0067】上述した基本的な回路構成に基づき、図4
及び図5では、点火信号IGtの信号線とフェイル信号
IGfの信号線とを一体としたIGtf線にて両信号を
送受信する。このIGtf線は、ECU3の回路ブロッ
ク32a,32b,32c,32dの端子番号4と各点
火プラグに対応する回路ブロック4a,4b,4c,4
dの端子番号6との端子間を接続している。そして、回
路ブロック4a,4b,4c,4dは、その制御MIC
41への電源をIGtf線を用いて供給し、点火信号I
Gtの受信回路はスイッチング素子であるIGBT42
を用い、イグナイタ内蔵コイルとしたものである。
【0068】本実施例は、点火信号IGt1,IGt
2,IGt3,IGt4とフェイル信号IGfとが重な
らない場合であり、回路ブロック4a,4b,4c,4
d内の制御MIC41、スイッチング素子であるIGB
T42及びI1検出抵抗44からなるイグナイタ内部で
フェイル信号IGfの出力時に点火信号IGt1,IG
t2,IGt3,IGt4がONしないようにするもの
である
【0069】即ち、点火信号IGt1,IGt2,IG
t3,IGt4とフェイル信号IGfとが時系列的に重
ならない場合には、回路ブロック4a,4b,4c,4
d内のイグナイタ内部でフェイル信号IGfが点火され
る時に点火信号IGt0がONとなって同時に出力され
ることのないように点火信号IGt0側がマスクされ、
点火信号IGt0のフェイル信号IGfの重畳が防止さ
れる。
【0070】次に、図6のタイミングチャートを参照
し、図4及び図5の各部信号波形について説明する。な
お、図6では4気筒のうちの1つを代表させ、ECU3
の回路ブロック32aと回路ブロック4aとについて述
べる。
【0071】(21)ECU3のマイクロコンピュータ
31のポートIGt1より出力される点火信号IGt1
によりIGtf線がHレベルになる。 (22)IGtf線がHレベルになることでIGBT4
2がONとなり点火コイル43に1次電流I1が通電さ
れ、その通電電流I1の遮断信号より、I2検出抵抗4
5で検出される点火信号IGt1より遅れた(点火信号
IGt1と重ならない)2次電流波形そのものをフェイ
ル信号であるIGfo信号として、ツェナダイオード4
12を介して直接IGtf線に返される。 (23)IGfo信号がIGtf線に返されると同時
に、2次電流波形のIGfo信号でトランジスタ413
がONとされることでIGto線の電位を上昇させない
ようマスクし、返しのIGfo信号でIGBT42がO
Nとならないため誤点火が防止される。 (24)IGtf線に返されたIGfo信号は、点火信
号IGt1より遅れた信号としてECU3の回路ブロッ
ク32a内部のダイオード321にてワイヤードオアさ
れ、マイクロコンピュータ31のIGf信号ポートに入
力される。 (25)ソフトウェアにてマイクロコンピュータ31内
部で点火信号IGt1とフェイル信号IGfとが識別さ
れフェイル判定される。
【0072】本実施例では、電源供給ラインであるIG
tf線がHレベルのときのみしか回路動作しないため、
フェイル信号IGfとして点火コイルの2次電流を直接
ECU3に返す構成として回路動作させている。
【0073】このように、本実施例は、点火時期を制御
する点火信号IGt1,IGt2,IGt3,IGt4
を出力するECU3と、ECU3からの点火信号IGt
1,IGt2,IGt3,IGt4に基づいて駆動され
る回路ブロック4a,4b,4c,4d内の制御MIC
41、スイッチング素子であるIGBT42及びI1検
出抵抗44からなるイグナイタと、前記イグナイタにお
けるフェイル信号IGfを検出しECU3に返す回路ブ
ロック4a,4b,4c,4d内のI2検出抵抗45、
制御MIC41内のツェナダイオード412からなるフ
ェイル検出回路とを具備し、基準電源Vcc〜バッテリ電
源VBからなる電源を点火信号IGt1,IGt2,I
Gt3,IGt4の信号線より供給すると共に、直流電
源として点火コイル43の2次電流I2を用いフェイル
信号IGfを送信するものである
【0074】即ち、ECU3からの点火時期を制御する
点火信号に基づいて回路ブロック4a,4b,4c,4
d内のイグナイタが駆動され、そのイグナイタのフェイ
ル信号IGfが回路ブロック4a,4b,4c,4d内
のフェイル検出回路で検出されECU3に返される。こ
のフェイル信号IGfに基づいてECU3では点火フェ
イルが判定される。基準電源Vcc〜バッテリ電源VBか
らなる電源が点火信号IGt1,IGt2,IGt3,
IGt4の信号線より供給され、回路ブロック4a,4
b,4c,4d内のイグナイタでは信号処理のための電
源が不要となると共に、直流電源として点火コイル43
の2次電流が用いられフェイル信号IGfが送信され、
フェイル信号IGfを送信するための電源も新たに設け
る必要がなくなる。
【0075】また、本実施例は、点火信号IGt1,I
Gt2,IGt3,IGt4とフェイル信号IGfとが
重ならない場合に相当し、回路ブロック4a,4b,4
c,4d内の制御MIC41、スイッチング素子である
IGBT42及びI1検出抵抗44からなるイグナイタ
内部でフェイル信号IGfの出力時に点火信号IGt
1,IGt2,IGt3,IGt4がONしないように
するものである
【0076】したがって、点火信号IGt1,IGt
2,IGt3,IGt4とフェイル信号IGfとが時系
列的に重ならない場合には、回路ブロック4a,4b,
4c,4d内のイグナイタ内部でフェイル信号IGfが
出力される時に点火信号IGt1,IGt2,IGt
3,IGt4がONとなって同時に出力されることのな
いように点火信号側がマスクされ、点火信号IGt1,
IGt2,IGt3,IGt4がフェイル信号IGfに
重畳されることがない。
【0077】そして、本実施例は、点火コイル43を回
路ブロック4a,4b,4c,4d内の制御MIC4
1、スイッチング素子であるIGBT42及びI1検出
抵抗44からなるイグナイタに内蔵するものである
【0078】したがって、点火コイル43が回路ブロッ
ク4a,4b,4c,4d内のイグナイタに内蔵され、
点火コイル43と回路ブロック4a,4b,4c,4d
内のイグナイタとの配線が簡素化される。
【0079】更に、本実施例は、フェイル信号IGfを
回路ブロック4a,4b,4c,4d内の制御MIC4
1内のツェナダイオード412を介して送信するもので
ある
【0080】したがって、フェイル信号IGfが回路ブ
ロック4a,4b,4c,4d内のツェナダイオード4
12を介して送信され、フェイル信号IGfは点火信号
IGt1,IGt2,IGt3,IGt4の有無にかか
わらず確実にECU3側に送信される。
【0081】ところで、本実施例の構成では、IGtf
線のフェイル信号IGfの波形が2次電流波形となって
いるため、例えば、IGtf線を直接マイクロコンピュ
ータ31のポートIGfにA/D変換値(アナログ−デ
ィジタル変換値)として取込めば点火プラグに流れる2
次電流波形をマイクロコンピュータ31が認識できる。
このマイクロコンピュータ31による点火プラグに流れ
る2次電流波形形状の認識によれば、点火プラグにおけ
る放電電圧の推定、プラグ沿面リーク等のショートモー
ドの検出等も可能となるという効果が期待できる。
【0082】〈第三実施例〉図15及び図16は本発明
の第三実施例にかかる内燃機関用点火装置の構成を示す
回路図である。なお、図16は図15の回路ブロック1
200a,1200bを示す詳細な回路図である。ま
た、図17は図15及び図16の回路図における各部信
号波形を示すタイミングチャートである。本実施例は点
火フェイルを検出するコイル分配点火方式の内燃機関用
点火装置を示している。
【0083】本実施例は、ECU1100から各2つの
気筒の点火コイルに対応する点火信号IGt1,IGt
2をイグナイタ内蔵コイルである同一の回路ブロック1
200a,1200bに出力すると共に、それら回路ブ
ロック1200a,1200bからフェイル信号IGf
をECU1100に返す構成である。
【0084】ECU1100は主として、マイクロコン
ピュータ1110、基準電源Vcc〜バッテリ電源VB及
び電流吸い込みのための同一の回路ブロック1120
a,1120bからなる。また、回路ブロック1200
a,1200bは主として、入力信号処理と出力信号処
理を行う制御MIC1201、点火コイル1203、点
火コイル1203の1次電流の通電を開始するためのI
GBT1202、点火コイル1203の1次側通電電流
I1を検出するためのI1検出抵抗1204、1次巻線
と2次巻線とからなる点火コイル1203に補助巻線と
しての3次巻線1230及びその3次巻線1230の3
次側通電電流I2を検出するためのI2検出抵抗120
5からなる。更に、制御MIC1201は主として、抵
抗R1,R2、定電流制御回路1210、ツェナダイオ
ード1211及びトランジスタ1212からなる。
【0085】上記第一実施例で述べた基本的な回路構成
に基づき、図15及び図16では、点火信号IGtの信
号線とフェイル信号IGfの信号線とを一体としたIG
tf線にて両信号を送受信する。このIGtf線は、E
CU1100の回路ブロック1120a,1120bの
端子番号4と各2つの点火プラグに対応する回路ブロッ
ク1200a,1200bの端子番号6との端子間を接
続している。そして、回路ブロック1200a,120
0bは、その制御MIC1201への電源をIGtf線
を用いて供給し、点火信号IGtの受信回路はスイッチ
ング素子であるIGBT1202を用い、イグナイタ内
蔵コイルとしたものである。
【0086】点火コイル1203の2次巻線に流れる2
次電流の一部を、3次巻線1230と分圧抵抗としての
I2検出抵抗1205とによって得ることができる。こ
の3次巻線1230を利用したコイル分配点火方式の内
燃機関用点火装置は、得られた疑似2次電流波形を電源
としても利用できる。
【0087】図17のタイミングチャートは上記第二実
施例における図6のタイミングチャートと同様であり、
その詳細な説明を省略する。
【0088】したがって、本実施例の3次巻線を利用し
て得られた疑似2次電流波形を電源とする内燃機関用点
火装置は、上記第二実施例における気筒別点火方式の内
燃機関用点火装置においても実現できることが分かる。
【0089】このように、本実施例は、点火時期を制御
する点火信号IGt1,IGt2を出力するECU11
00と、ECU1100からの点火信号IGt1,IG
t2に基づいて駆動される回路ブロック1200a,1
200b内の制御MIC1201、スイッチング素子で
あるIGBT1202及びI1検出抵抗1204からな
るイグナイタと、前記イグナイタにおけるフェイル信号
IGfを検出しECU1100に返す回路ブロック12
00a,1200b内のI2検出抵抗1205、制御M
IC1201内のツェナダイオード1211からなるフ
ェイル検出回路とを具備し、点火信号IGt1,IGt
2の信号線とフェイル信号IGfの信号線とをIGtf
信号線からなる同一線にて構成すると共に、フェイル信
号IGfを点火コイル1203の3次巻線1230から
なる補助巻線により生成するものである
【0090】即ち、ECU1100からの点火時期を制
御する点火信号IGt1,IGt2に基づいて回路ブロ
ック1200a,1200b内のイグナイタが駆動さ
れ、そのイグナイタのフェイル信号IGfが回路ブロッ
ク1200a,1200b内のフェイル検出回路で検出
されECU1100に返される。このフェイル信号IG
fに基づいてECU1100では点火フェイルが判定さ
れる。この構成における上記ECU1100と回路ブロ
ック1200a,1200b内の上記イグナイタとを接
続する点火信号IGt1,IGt2の信号線とフェイル
信号IGfの信号線とがIGtf信号線からなる同一線
とされ、ECU1100と回路ブロック1200a,1
200b内の各イグナイタとの間の配線が1本となり簡
素化される。
【0091】また、フェイル信号IGfが点火コイル1
203の3次巻線1230により生成されるため、点火
コイル1203から点火プラグに放電したという情報を
フェイル信号IGfとしてECU1100に返すことが
できる。このため、本実施例の構成では、第二実施例と
同様に、IGtf線を直接マイクロコンピュータ111
0のポートIGfにA/D変換値として取込めば点火プ
ラグに流れる2次電流波形をマイクロコンピュータ11
10が認識できる。このマイクロコンピュータ1110
による点火プラグに流れる2次電流波形形状の認識によ
れば、点火プラグにおける放電電圧の推定、プラグ沿面
リーク等のショートモードの検出等も可能となるという
効果が期待できる。
【0092】〈第四実施例〉図18及び図19は本発明
の第四実施例にかかる内燃機関用点火装置の構成を示す
回路図である。なお、図19は図18の回路ブロック1
400a,1400bを示す詳細な回路図である。ま
た、図20は図18及び図19の回路図における各部信
号波形を示すタイミングチャートである。本実施例は点
火フェイルを検出するコイル分配点火方式の内燃機関用
点火装置を示している。
【0093】本実施例は、ECU1300から各2つの
気筒の点火コイルに対応する点火信号IGt1,IGt
2をイグナイタ内蔵コイルである同一の回路ブロック1
400a,1400bに出力すると共に、それら回路ブ
ロック1400a,1400bからフェイル信号IGf
をECU1300に返す構成である。
【0094】ECU1300は主として、マイクロコン
ピュータ1310、基準電源Vcc〜バッテリ電源VB及
び電流吸い込みのための同一の回路ブロック1320
a,1320bからなる。また、回路ブロック1400
a,1400bは主として、入力信号処理と出力信号処
理を行う制御MIC1401、点火コイル1403、点
火コイル1403の1次電流の通電を開始するためのI
GBT1402、点火コイル1403の1次側通電電流
I1を検出するためのI1検出抵抗1404、点火コイ
ル1403の1次巻線と分圧抵抗とによる1次電圧V1
を検出するためのV1検出抵抗1405からなる。更
に、制御MIC1401は主として、抵抗R1,R2、
定電流制御回路1410、ツェナダイオード1411及
びトランジスタ1412からなる。
【0095】上記第一実施例で述べた基本的な回路構成
に基づき、図18及び図19では、点火信号IGtの信
号線とフェイル信号IGfの信号線とを一体としたIG
tf線にて両信号を送受信する。このIGtf線は、E
CU1300の回路ブロック1320a,1320bの
端子番号4と各2つの点火プラグに対応する回路ブロッ
ク1400a,1400bの端子番号6との端子間を接
続している。そして、回路ブロック1400a,140
0bは、その制御MIC1401への電源をIGtf線
を用いて供給し、点火信号IGtの受信回路はスイッチ
ング素子であるIGBT1402を用い、イグナイタ内
蔵コイルとしたものである。
【0096】図20のタイミングチャートに示すよう
に、この構成からなる内燃機関用点火装置においても1
次電圧V1を利用して自らの電源とすることができるた
め、点火コイル1403から点火プラグに放電したとい
う情報をフェイル信号IGfとしてECU1300に返
すことはできないが、少なくとも点火コイル1403が
磁気エネルギを充電したという情報をフェイル信号IG
fとしてECU1300に返すことができる。
【0097】このように、本実施例は、点火時期を制御
する点火信号IGt1,IGt2を出力するECU13
00と、ECU1300からの点火信号IGt1,IG
t2に基づいて駆動される回路ブロック1400a,1
400b内の制御MIC1401、スイッチング素子で
あるIGBT1402及びI1検出抵抗1404からな
るイグナイタと、前記イグナイタにおけるフェイル信号
IGfを検出しECU1300に返す回路ブロック14
00a,1400b内のV1検出抵抗1405、制御M
IC1401内のツェナダイオード1411からなるフ
ェイル検出回路とを具備し、点火信号IGt1,IGt
2の信号線とフェイル信号IGfの信号線とをIGtf
信号線からなる同一線にて構成すると共に、フェイル信
号IGfを点火コイル1403の1次側漏洩インダクタ
ンスに基づき発生する1次電圧V1により生成するもの
ある
【0098】即ち、ECU1300からの点火時期を制
御する点火信号IGt1,IGt2に基づいて回路ブロ
ック1400a,1400b内のイグナイタが駆動さ
れ、そのイグナイタのフェイル信号IGfが回路ブロッ
ク1400a,1400b内のフェイル検出回路で検出
されECU1300に返される。このフェイル信号IG
fに基づいてECU1300では点火フェイルが判定さ
れる。この構成における上記ECU1300と回路ブロ
ック1400a,1400b内の上記イグナイタとを接
続する点火信号IGt1,IGt2の信号線とフェイル
信号IGfの信号線とがIGtf信号線からなる同一線
とされ、ECU1300と回路ブロック1400a,1
400b内の各イグナイタとの間の配線が1本となり簡
素化される。また、点火コイル1403が磁気エネルギ
を充電したという情報をフェイル信号IGfとしてEC
U1300に返すことができる。
【0099】本実施例は、点火コイル1403の1次電
圧を分圧するV1検出抵抗1405からなる抵抗体を用
いてフェイル信号IGfを生成するものである
【0100】したがって、点火コイル1403の1次巻
線に印加される1次電圧V1の情報をV1検出抵抗14
05により検出しIGtf線に乗せフェイル信号IGf
としてECU1300に返すことができる。
【0101】〈第五実施例〉図21及び図22は本発明
の第五実施例にかかる内燃機関用点火装置の構成を示す
回路図である。なお、図22は図21の回路ブロック1
600a,1600bを示す詳細な回路図である。ま
た、図23は図21及び図22の回路図における各部信
号波形を示すタイミングチャートである。本実施例は点
火フェイルを検出するコイル分配点火方式の内燃機関用
点火装置を示している。
【0102】本実施例は、ECU1500から各2つの
気筒の点火コイルに対応する点火信号IGt1,IGt
2をイグナイタ内蔵コイルである同一の回路ブロック1
600a,1600bに出力すると共に、それら回路ブ
ロック1600a,1600bからフェイル信号IGf
をECU1500に返す構成である。
【0103】ECU1500は主として、マイクロコン
ピュータ1510、基準電源Vcc〜バッテリ電源VB及
び電流吸い込みのための同一の回路ブロック1520
a,1520bからなる。また、回路ブロック1600
a,1600bは主として、入力信号処理と出力信号処
理を行う制御MIC1601、点火コイル1603、点
火コイル1603の1次電流の通電を開始するためのI
GBT1602、点火コイル1603の1次側通電電流
I1を検出するためのI1検出抵抗1604、点火コイ
ル1603の1次巻線の1次電圧V1を直接IGtf線
に重畳するためのツェナダイオードVZ1からなる。更
に、制御MIC1601は主として、抵抗R1,R2、
定電流制御回路1610及びツェナダイオードVZ2か
らなる。
【0104】上記第一実施例で述べた基本的な回路構成
に基づき、図21及び図22では、点火信号IGtの信
号線とフェイル信号IGfの信号線とを一体としたIG
tf線にて両信号を送受信する。このIGtf線は、E
CU1500の回路ブロック1520a,1520bの
端子番号4と各2つの点火プラグに対応する回路ブロッ
ク1600a,1600bの端子番号6との端子間を接
続している。そして、回路ブロック1600a,160
0bは、その制御MIC1601への電源をIGtf線
を用いて供給し、点火信号IGtの受信回路はスイッチ
ング素子であるIGBT1602を用い、イグナイタ内
蔵コイルとしたものである。
【0105】図23のタイミングチャートに示すよう
に、この構成からなる内燃機関用点火装置においては、
上記第四実施例の図19における1次電圧V1をツェナ
ダイオードVZ1を用いてIGtf線に直接乗せるもの
である。したがって、第四実施例と同様に、点火コイル
1603から点火プラグに放電したという情報をフェイ
ル信号IGfとしてECU1500に返すことはできな
いが、少なくとも点火コイル1603が磁気エネルギを
充電したという情報をフェイル信号IGfとしてECU
1500に返すことができる。また、回路ブロック16
00a,1600bは上記第四実施例の構成に比べて1
次電圧V1を分圧する抵抗体を廃止できると共に、IG
BT1602のゲートを点火時にマスクする必要がなく
なるためマスク用トランジスタも廃止できるが、ツェナ
ダイオードVZ2を用いてIGtf線に乗る電圧レベル
を一定にする必要が生じる。
【0106】このように、本実施例は、点火コイル16
03の1次電圧V1を抑えるツェナダイオードVZ1と
過電圧保護のためのツェナダイオードVZ2とを用いて
フェイル信号IGfを生成するものである
【0107】したがって、点火コイル1603の1次巻
線に印加される1次電圧V1の情報をツェナダイオード
VZ1を介して直接IGtf線に乗せフェイル信号IG
fとしてECU1500に返すことができる。
【0108】
【0109】
【0110】
【0111】
【0112】
【0113】
【0114】
【発明の効果】請求項1 の内燃機関用点火装置では、E
CU(電子制御回路)からの点火時期を制御する点火信
号に基づいてイグナイタが駆動され、そのイグナイタの
フェイル信号がフェイル検出回路で検出されECUに返
される。このフェイル信号に基づいてECUでは点火フ
ェイルが判定される。電源が点火信号の信号線より供給
されると共に、直流電源として点火コイルの2次電流が
用いられフェイル信号が送信される。これにより、イグ
ナイタでは信号処理のための電源が不要となり、フェイ
ル信号を送信するための電源も新たに設ける必要をなく
すことができる。
【0115】請求項2の内燃機関用点火装置では、請求
項1の効果に加えて、点火信号とフェイル信号とが時系
列的に重ならない場合には、イグナイタ内部でフェイル
信号が出力される時に点火信号がONとなって同時に出
力されることのないように点火信号側がマスクされる。
これにより、点火信号がフェイル信号に重畳されること
を防止することができる。
【0116】請求項3の内燃機関用点火装置では、請求
項1の効果に加えて、点火コイルにイグナイタが内蔵さ
れる。これにより、点火コイルとイグナイタとの配線を
簡素化することができる。
【0117】
【0118】
【0119】
【0120】
【0121】
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の第一実施例にかかる内燃機関
用点火装置におけるコイル分配点火方式の構成を示す回
路図である。
【図2】 図2は図1のイグナイタ側の回路ブロックの
詳細を示す回路図である。
【図3】 図3は図1及び図2の各部信号波形を示すタ
イミングチャートである。
【図4】 図4は本発明の第二実施例にかかる内燃機関
用点火装置における気筒別点火方式の構成を示す回路図
である。
【図5】 図5は図4のイグナイタ側の回路ブロックの
詳細を示す回路図である。
【図6】 図6は図4及び図5の各部信号波形を示すタ
イミングチャートである。
【図7】 図7は本発明の第一実施例にかかる内燃機関
用点火装置のコイル分配点火方式において信号線を一体
とした基本的な回路構成を示す回路図である。
【図8】 図8は図7のイグナイタ側の回路ブロックの
詳細を示す回路図である。
【図9】 図9は図7及び図8の各部信号波形を示すタ
イミングチャートである。
【図10】 図10は図2のイグナイタ側の回路ブロッ
クの変形例の詳細を示す回路図である。
【図11】 図11は図10の各部信号波形を示すタイ
ミングチャートである。
【図12】 図12は本発明の第二実施例にかかる内燃
機関用点火装置の気筒別点火方式において信号線を一体
とした基本的な回路構成を示す回路図である。
【図13】 図13は図12のイグナイタ側の回路ブロ
ックの詳細を示す回路図である。
【図14】 図14は図12及び図13の各部信号波形
を示すタイミングチャートである。
【図15】 図15は本発明の第三実施例にかかる内燃
機関用点火装置におけるコイル分配点火方式の構成を示
す回路図である。
【図16】 図16は図15のイグナイタ側の回路ブロ
ックの詳細を示す回路図である。
【図17】 図17は図15及び図16の各部信号波形
を示すタイミングチャートである。
【図18】 図18は本発明の第四実施例にかかる内燃
機関用点火装置におけるコイル分配点火方式の構成を示
す回路図である。
【図19】 図19は図18のイグナイタ側の回路ブロ
ックの詳細を示す回路図である。
【図20】 図20は図18及び図19の各部信号波形
を示すタイミングチャートである。
【図21】 図21は本発明の第五実施例にかかる内燃
機関用点火装置におけるコイル分配点火方式の構成を示
す回路図である。
【図22】 図22は図21のイグナイタ側の回路ブロ
ックの詳細を示す回路図である。
【図23】 図23は図21及び図22の各部信号波形
を示すタイミングチャートである。
【図24】 図24は従来の内燃機関用点火装置におけ
るコイル分配点火方式の構成を示す回路図である。
【図25】 図25は図24のイグナイタ側の回路ブロ
ックの詳細を示す回路図である。
【図26】 図26は図24及び図25の各部信号波形
を示すタイミングチャートである。
【図27】 図27は従来の内燃機関用点火装置におけ
る気筒別点火方式の構成を示す回路図である。
【図28】 図28は図27のイグナイタ側の回路ブロ
ックの詳細を示す回路図である。
【符号の説明】
1 ECU(電子制御回路) 2a,2b (イグナイタ側の)回路ブロック 11 マイクロコンピュータ 21 制御MIC(イグナイタ用信号制御モノ
リシックIC) 22 IGBT(スイッチング素子) 23 点火コイル 24 I1検出抵抗 211 定電流制御回路 212 IGf検出回路 213 トランジスタ 214 基準電源回路 R1,R2 抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−25374(JP,A) 特開 平2−283837(JP,A) 特開 昭56−58217(JP,A) 特開 昭64−35078(JP,A) 特開 昭63−205460(JP,A) 特開 平5−26094(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02P 17/12 F02P 3/04 F02P 5/145

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 点火時期を制御する点火信号を出力する
    電子制御回路と、 前記電子制御回路からの前記点火信号に基づいて駆動さ
    れるイグナイタと、 前記イグナイタにおけるフェイル信号を検出し前記電子
    制御回路に返すフェイル検出回路とを具備し、 電源を前記点火信号の信号線より供給すると共に、直流
    電源として点火コイルの2次電流を用い前記フェイル信
    号を送信したことを特徴とする内燃機関用点火装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の内燃機関用点火装置に
    おいて、前記点火信号と前記フェイル信号とが重ならな
    い場合には、前記イグナイタ内部で前記フェイル信号の
    出力時に前記点火信号がONしないようにしたことを特
    徴とする内燃機関用点火装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の内燃機関用点火装置に
    おいて、前記点火コイルに前記イグナイタを内蔵するこ
    とを特徴とする内燃機関用点火装置。
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