JP3503070B2 - 新規2−(7−クロロ−2−ベンズオキサゾリルオキシ)−アセトアミド - Google Patents

新規2−(7−クロロ−2−ベンズオキサゾリルオキシ)−アセトアミド

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JP3503070B2 JP16005393A JP16005393A JP3503070B2 JP 3503070 B2 JP3503070 B2 JP 3503070B2 JP 16005393 A JP16005393 A JP 16005393A JP 16005393 A JP16005393 A JP 16005393A JP 3503070 B2 JP3503070 B2 JP 3503070B2
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    • C07D263/52Heterocyclic compounds containing 1,3-oxazole or hydrogenated 1,3-oxazole rings condensed with carbocyclic rings or ring systems
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    • C07D263/58Benzoxazoles; Hydrogenated benzoxazoles with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached in position 2
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
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  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は新規2−(7ークロロ−2−ベン
ズオキサゾリルオキシ)−アセトアミド、およびその製
造法、並びに除草剤としての使用法に関する。
【0002】或る種の複素アリールオキシアセトアミ
ド、例えば化合物2−(2−ベンゾチアゾリルオキシ)
−N−メチル−N−フェニルアセトアミドは除草特性を
もっていることが知られている(例えばドイツ特許A−
2,822,155号、ヨーロッパ特許A−5501
号、米国特許第4,509,971ごう、および同第
4,833,243号参照)。
【0003】2−(5−クロロ−2−ベンズオキサゾリ
ルオキシ)−アセトアミド(例えばドイツ特許A−2,
946,524号、ヨーロッパ特許A−29,171
号、米国特許第4,408,055号、ドイツ特許A−
3,038,652号、1991年10月11日付けの
ドイツ特許願P 41 33 673.9号参照)およ
び2−(6−クロロ−2−ベンズオキサゾリルオキシ)
アセトアミド(例えばドイツ特許A−3,418,16
8号、ヨーロッパ特許A−161,602号、米国特許
第4,784,682号、ドイツ特許A−3,724,
467号、1991年10月11日付けのドイツ特許願
P 41 33 673.9号参照)もまた公知であ
り、ベンゼン環に随時ハロゲンが置換した(2−ベンズ
オキサゾリルオキシ)−N−ベンジロキシ−アセトアミ
ド(例えば日本特許願平3−204,867号およびW
O 91/06544号参照)およびその除草特性も報
告されている。
【0004】以前の未だ出版されていないドイツ特許願
(1991年4月25日付けのP41 13 421.
4号)には2−(7−クロロ−2−ベンゾチアゾリルオ
キシ)−アセトアミドおよびその除草剤としての使用法
が記載されている。
【0005】これらの従来公知の化合物の問題とされる
雑草に対する除草活性、および重要な作物植物との相容
性は、すべての用途の分野において完全には満足すべき
ものではなかった。
【0006】本発明においては、N−エチル−N−ベン
ジロキシ−2−(7−クロロ−2−ベンズオキサゾリル
オキシ)アセトアミドおよびN−(2−n−ブトキシエ
チル)−N−ベンジロキシ−2−(7−クロロ−2−ベ
ンズオキサゾリルオキシ)アセトアミド以外の、一般式
(I)
【0007】
【化4】
【0008】但し式中R1は水素、またはそれぞれ随時
置換基をもったアルキル、アルケニル、またはアルキニ
ルを表し、R2はそれぞれ随時置換基をもったアルキ
ル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、アルケニル
オキシ、アルキニルオキシ、シクロアルキル、シクロア
ルキルオキシ、シクロアルケニルまたはアリールを表
し、或いはR1およびR2はそれが結合した窒素原子と一
緒になって随時置換基をもった、および/またはベンゾ
縮合環をつくった飽和または不飽和の複素環を表し、こ
の環は随時さらに他の複素原子を含んでいることができ
る、をもつ新規2−(7−クロロ−2−ベンズオキサゾ
リルオキシ)−アセトアミドが見出だされた。
【0009】必要に応じ式(I)の化合物は、その置換
基の種類によって、幾何学的および/または光学的異性
体、または種々の組成の異性体混合物の形で存在するこ
とができる。本発明はこれらの純粋の異性体および異性
体混合物を包含するものとする。
【0010】さらに本発明においては式(II)
【0011】
【化5】
【0012】の2,7−ジクロロベンゾオキサゾールを
式(III)
【0013】
【化6】
【0014】但し式中R1およびR2は請求の範囲第1項
記載の意味を有する、と、必要に応じ希釈剤を存在さ
せ、また必要に応じ反応助剤を存在させ、さらに必要に
応じ触媒を存在させて反応させと、N−エチル−N−ベ
ンジロキシ−2−(7−クロロ−2−ベンズオキサゾリ
ルオキシ)アセトアミドおよびN−(2−n−ブトキシ
エチル)−N−ベンジロキシ−2−(7−クロロ−2−
ベンズオキサゾリルオキシ)アセトアミド以外の、一般
式(I) 但し式中R1は水素、またはそれぞれ随時置換基をもっ
たアルキル、アルケニル、またはアルキニルを表し、R
2はそれぞれ随時置換基をもったアルキル、アルケニ
ル、アルキニル、アルコキシ、アルケニルオキシ、アル
キニルオキシ、シクロアルキル、シクロアルキルオキ
シ、シクロアルケニルまたはアリールを表し、或いはR
1およびR2はそれが結合した窒素原子と一緒になって随
時置換基をもった、および/またはベンゾ縮合環をつく
った飽和または不飽和の複素環を表し、この環は随時さ
らに他の複素原子を含んでいることができる、をもつ新
規2−(7−クロロ−2−ベンズオキサゾリルオキシ)
−アセトアミドが得られることが見出だされた。
【0015】最後に本発明においては、一般式(I)の
新規2−(7−クロロ−2−ベンズオキサゾリルオキ
シ)−アセトアミドが除草特性をもっていることが見出
だされた。
【0016】驚くべきことには、本発明の一般式(I)
の化合物は、化学的にまた効果の面で類似した従来公知
の化合物である複素アリールオキシアセトアミド、例え
ば化合物N−メチル−N−フェニル−2−(2−ベンゾ
チアゾリルオキシ)アセトアミドに比べ、かなり良好な
除草特性を示し、同時に重要な作物植物に対しては同様
な相容性をもっていることが見出だされた。
【0017】式(I)は本発明の2−(7−クロロ−2
−ベンズオキサゾリルオキシ)−アセトアミドの一般式
を与える。式(I)の好適な化合物は請求の範囲第1項
記載の式(I)においてR1が水素、随時同一または相
異なる置換基を一置換または多置換した炭素数1〜8の
直鎖または分岐したアルキルであって、ここに適当な置
換基としてはハロゲン、シアノ、直鎖または分岐した炭
素数1〜6のアルコキシまたはフェニルをもつものであ
り;またさらに随時同一または相異なるハロゲン置換基
を一置換または多置換した炭素数2〜8の直鎖または分
岐したアルケニル、および随時同一または相異なるハロ
ゲン置換基を一置換または多置換した炭素数2〜8の直
鎖または分岐したアルキニルを表し、R2が随時同一ま
たは相異なる置換基を一置換または多置換した炭素数1
〜8の直鎖または分岐したアルキルであって、ここに適
当な置換基としてはハロゲン、シアノ、直鎖または分岐
した炭素数1〜6のアルコキシをもつものであり;また
さらに随時同一または相異なるハロゲン置換基を一置換
または多置換した炭素数2〜8の直鎖または分岐したア
ルケニル、および随時同一または相異なるハロゲン置換
基を一置換または多置換した炭素数2〜8の直鎖または
分岐したアルキニルを表し、さらにまた随時同一または
相異なる置換基を一置換または多置換した炭素数3〜7
のシクロアルキルまたはシクロアルキルオキシであっ
て、ここに適当な置換基としてはハロゲン、直鎖または
分岐した炭素数1〜6のアルキルをもつものであり;さ
らにまた炭素数3〜7のシクロアルケニルを表し、さら
にまた随時同一または相異なる炭素数1〜6の直鎖また
は分岐したアルコキシ置換基を一置換または多置換した
炭素数1〜8の直鎖または分岐したアルコキシを表し、
さらにまた炭素数2〜6の直鎖または分岐したアルケニ
ルオキシを表し、さらにまたアリール部分の炭素数が6
〜10で直鎖または分岐したアルキル部分の炭素数が1
〜6であり、随時同一または相異なる置換基をアリール
部分に一置換または多置換したアラルキル、アラルキル
オキシ、アリールまたはアリールオキシであって、ここ
に適当なアリール置換基ははハロゲン、シアノ、ニト
ロ、直鎖または分岐した炭素数1〜4のアルキル、アル
キルオキシ、またはアラルキルチオ、炭素数が1〜4で
1〜9個の同一または相異なるハロゲンを置換した直鎖
または分岐したハロゲノアルキル、ハロゲノアルコキ
シ、ハロゲノアキルチオ、アルキル部分の炭素数が1〜
4の直鎖または分岐したアルコキシカルボニルまたはア
ルコキシイミノアルキル、並びにハロゲンおよび/また
は炭素数1〜4の直鎖または分岐したアルキルから成る
群から選ばれる同一または相異なる置換基で随時一置換
または多置換されたフェニルをもつものであるか、また
はR1およびR2それが結合した窒素原子と一緒になって
飽和または不飽和の環および/またはベンゾ融合した複
素環を表し、該環は随時1〜3個の他のヘテロ原子、特
に窒素、酸素、および/または硫黄を含むことができ、
また随時同一または相異なる置換基で一置換または多置
換されており、ここに適当な置換基としてはハロゲン、
シアノ、ニトロ、直鎖または分岐した炭素数1〜4のア
ルキル、アルキルオキシ、またはアキルチオ、炭素数が
1〜4で1〜9個の同一または相異なるハロゲンを置換
した直鎖または分岐したハロゲノアルキル、ハロゲノア
ルコキシ、ハロゲノアキルチオ、アルキル部分の炭素数
が1〜4の直鎖または分岐したアルコキシカルボニルま
たはアルコキシイミノアルキル、並びにハロゲンおよび
/または炭素数1〜4の直鎖または分岐したアルキルか
ら成る群から選ばれる同一または相異なる置換基で随時
一置換または多置換されたフェニルをもつものであるこ
とを特徴とするN−エチル−N−ベンジロキシ−2−
(7−クロロ−2−ベンズオキサゾリルオキシ)アセト
アミドおよびN−(2−n−ブトキシエチル)−N−ベ
ンジロキシ−2−(7−クロロ−2−ベンズオキサゾリ
ルオキシ)アセトアミド以外の化合物である。
【0018】特に好適な式(I)の化合物はR1が水
素、随時同一または相異なる置換基を1〜3置換した炭
素数1〜6の直鎖または分岐したアルキルであって、こ
こに適当な置換基としてはハロゲン、シアノ、直鎖また
は分岐した炭素数1〜4のアルコキシまたはフェニルを
もつものであり;またさらに随時同一または相異なるハ
ロゲン置換基を1〜3置換した炭素数2〜6の直鎖また
は分岐したアルケニル、および随時同一または相異なる
ハロゲン置換基を1〜3置換した炭素数2〜6の直鎖ま
たは分岐したアルキニルを表し、R2が随時同一または
相異なる置換基を1〜3置換した炭素数1〜6の直鎖ま
たは分岐したアルキルであって、ここに適当な置換基と
してはハロゲン、シアノ、直鎖または分岐した炭素数1
〜6のアルコキシをもつものであり;またさらに随時同
一または相異なるハロゲン置換基を1〜3置換した炭素
数2〜6の直鎖または分岐したアルケニル、および随時
同一または相異なるハロゲン置換基を1〜3置換した炭
素数2〜6の直鎖または分岐したアルキニルを表し、さ
らにまた随時同一または相異なる置換基を1〜3置換し
た炭素数3〜6のシクロアルキルまたはシクロアルキル
オキシであって、ここに適当な置換基としてはハロゲ
ン、直鎖または分岐した炭素数1〜4のアルキルであ
り;さらにまた炭素数3〜6のシクロアルケニルを表
し、さらにまた随時同一または相異なる炭素数1〜4の
直鎖または分岐したアルコキシ置換基を1〜2置換した
炭素数1〜6の直鎖または分岐したアルコキシを表し、
さらにまた炭素数2〜6の直鎖または分岐したアルケニ
ルオキシを表し、さらにまた直鎖または分岐したアルキ
ル部分の炭素数が1〜4であり、随時同一または相異な
る置換基をフェニル部分に1〜3置換したフェニルアル
キル、フェニルアルキルオキシ、フェニルまたはフェノ
キシであって、ここに適当なフェニル置換基としてはハ
ロゲン、シアノ、ニトロ、直鎖または分岐した炭素数1
〜4のアルキル、アルキルオキシ、またはアラルキルチ
オ、炭素数が1〜4で1〜9個の同一または相異なるハ
ロゲンを置換した直鎖または分岐したハロゲノアルキ
ル、ハロゲノアルコキシ、ハロゲノアキルチオをもつも
のであるか、或いはR1およびR2はそれが結合した窒素
原子と一緒になって飽和または不飽和環のおよび/また
はベンゾ融合した複素環を表し、該環は随時1または2
個の他のヘテロ原子、特に窒素、酸素、および/または
硫黄を含むことができ、また随時同一または相異なる置
換基で1〜3置換されており、ここに適当な置換基とし
てはハロゲン、シアノ、ニトロ、直鎖または分岐した炭
素数1〜4のアルキル、アルキルオキシ、またはアルキ
ルチオ、炭素数が1〜4で1〜9個の同一または相異な
るハロゲンを置換した直鎖または分岐したハロゲノアル
キル、ハロゲノアルコキシ、ハロゲノアキルチオをも
つ、N−エチル−N−ベンジロキシ−2−(7−クロロ
−2−ベンズオキサゾリルオキシ)アセトアミドおよび
N−(2−n−ブトキシエチル)−N−ベンジロキシ−
2−(7−クロロ−2−ベンズオキサゾリルオキシ)ア
セトアミド以外の化合物である。
【0019】極めて好適な式(I)の化合物はR1が炭
素数1〜4の直鎖または分岐したアルキル、またはトリ
フルオロエチル、トリフルオロプロピル、シアノエチ
ル、アリル、プロパルギル、メトキシメチル、メトキシ
エチル、メトキシプロピル、エトキシメチル、エトキシ
エチル、エトキシプロピル、またはベンジルであり、R
2はフッ素および/または塩素から成る群から選ばれる
同一または相異なる置換基で随時1〜3置換された炭素
数1〜6の直鎖または分岐したアルキル、さらにシアノ
メチル、シアノエチル、またはシアノプロピルを表す
か、またはそれぞれアルキル部分の炭素数が1〜3の直
鎖または分岐したアルコキシアルキルを表すか、または
アリル、プロパルギル、シクロペンチル、シクロヘキシ
ル、シクロヘキシロキシ、シクロヘキセニルを表すか、
または炭素数1〜6の直鎖または分岐したアルコキシを
表すか、またはそれぞれアルキル部分の炭素数が1〜3
の直鎖または分岐したアルコキシアルコキシを表すか、
アリルオキシまたはプロパルギルオキシを表すか、また
はフェニル部分に同一または相異なる置換基を随時一ま
たは二置換したベンジル、フェニルエチル、ベンジロキ
シ、フェニルエチロキシ、フェニルまたはフェノキシを
表し、ここに適当なフェニル置換基としてはフッ素、塩
素、臭素、シアノ、ニトロ、メチル、エチル、n−また
はi−プロピル、n−、i−、s−またはt−ブチル、
メトキシ、エトキシ、n−またはi−プロポキシ、n
−、i−、s−またはt−ブトキシ、メチルチオ、エチ
ルチオ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、
またはトリフルオロメチルチオををもつものを表すか、
或いはR1およびR2はそれが結合した窒素原子と一緒に
なってメチルまたはエチルから成る群から選ばれる同一
または相異なる置換基で1〜3置換された1−ピペリジ
ニル、1−ピロリジニル、1−パーヒドロアゼピニル、
4−モルフォリニル、1−(1,2,3,4−テトラヒ
ドロキノリル)または2−(1,2,3,4−テトラヒ
ドロイソキノリル)基を表す、N−エチル−N−ベンジ
ロキシ−2−(7−クロロ−2−ベンズオキサゾリルオ
キシ)アセトアミドおよびN−(2−n−ブトキシエチ
ル)−N−ベンジロキシ−2−(7−クロロ−2−ベン
ズオキサゾリルオキシ)アセトアミド以外の化合物であ
る。
【0020】製造例に挙げた化合物の他に、一般式
(I)の化合物として下記の2−(7−クロロ−2−ベ
ンズオキサゾリルオキシ)−アセトアミドを挙げること
ができる。
【0021】
【表1】
【0022】
【表2】
【0023】
【表3】
【0024】
【表4】
【0025】今例えば原料として2,7−ジクロロベン
ゾキサゾールおよびN−メチル−2−ヒドロキシアセト
アニリドを使用すれば、本発明方法の反応過程は下記反
応式で表すことができる。
【0026】
【化7】
【0027】式(II)は本発明方法を実施するための
原料として必要な2,7−ジクロロベンゾキサゾールの
定義である。式(II)の2,7−ジクロロベンゾキサ
ゾールは公知である(例えば米国特許第4,476,1
37号参照)。
【0028】式(III)は本発明方法を実施するため
にさらに必要なヒドロキシアセトアミドの定義である。
式(III)においてR1およびR2は本発明の式(I)
の化合物を記述した際に好適な置換基として既に述べた
基であることが好ましい。 式(III)のヒドロキシアセトアミドは公知である
か、または同様な方法で得ることができる(例えばドイ
ツ特許第4,113,421号、米国特許第4,50
9,971号、同第4,645,525号、同第4,3
34,073号、ドイツ特許第3,038,598号、
同第3,038,636号、ヨーロッパ特許第37−5
26号、同第348,737号、ドイツ特許第3,81
9,477号参照)。
【0029】本発明方法を実施するのに適した希釈剤は
不活性有機溶媒である。これらの希釈剤の中には特に脂
肪族、脂環式、または芳香族の随時ハロゲン化された炭
化水素、例えばベンジン、ベンゼン、トルエン、キシレ
ン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン、石油エーテ
ル、ヘキサン、シクロヘキサン、ジクロロメタン、クロ
ロフォルム、四塩化炭素;エーテル、例えばジエチルエ
ーテル、ジイソプロピルエーテル、ジオキサン、テトラ
ヒドロフラン、またはエチレングリコールジエチルエー
テル;ケトン、例えばアセトン、ブタノン、またはメチ
ルイソブチルケトン;ニトリル、例えばアセトニトリ
ル、プロピオニトリル、またはベンゾニトリル;アミ
ド、例えばN,N−ジメチルフォルムアミド、N,N−
ジメチルアセトアミド、N−メチルフォルムアミド、N
−メチルピロリドン、またはヘキサメチル燐酸トリアミ
ド;エステル、例えば酢酸メチルまたは酢酸エチル;ス
ルフォキシド、例えばジメチルスルフォキシド;アルコ
ール、例えばメタノール、エタノール、n−またはi−
プロパノール;これらの水との混合物;純水または塩水
溶液が含まれる。
【0030】この点に関連して使用される塩は好ましく
はアルカリ金属またはアルカリ土類金属の塩化物または
硫酸塩、例えば塩化ナトリウム、塩化カリウム、または
塩化カルシウムである。塩化ナトリウムの水溶液が特に
好適である。
【0031】本発明方法は適当な反応助剤の存在下にお
いて行うことが好ましい。 使用可能な反応助剤はすべて
の通常の無機または有機の塩基である。これらの助剤の
中には例えばアルカリ土類金属の水酸化物またはアルカ
リ金属の水酸化物、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カ
ルシウム、水酸化カリウム、または水酸化アンモニウ
ム、アルカリ金属の炭酸塩、例えば炭酸ナトリウム、炭
酸カリウム、炭酸水素カリウム、炭酸水素ナトリウム、
アルカリ金属の酢酸塩またはアルカリ土類金属の酢酸
塩、例えば酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、酢酸カルシ
ウム、または酢酸アンモニウム、並びに3級アミン、例
えばトリメチルアミン、トリエチルアミン、トリブチル
アミン、N,N−ジメチルアニリン、ピリジン、ピペリ
ジン、N−メチルピペリジン、N,N−ジメチルアミノ
ピリジン、ジアザビシクロオクタン(DABCO)、ジ
アザビシクロノネン(DBN)、ジアザビシクロウンデ
セン(DBU)が含まれる。
【0032】本発明方法は随時二相系、例えば水/トル
エンまたは水/ジクロロメタン中において、また必要に
応じ適当な相移動触媒の存在下において行うことができ
る。このような触媒の例としてはヨー化テトラブチルア
ンモニウム、臭化テトラブチルアンモニウム、塩化テト
ラブチルアンモニウム、臭化トリブチルメチルフォスフ
ォニウム、塩化トリメチル−C13/C15−アルキルアン
モニウム、臭化トリメチル−C13/C15−アルキルアン
モニウム、メチル硫酸ジベンジルジメチルアンモニウ
ム、塩化ジメチルC12/C14−アルキルベンジルアンモ
ニウム、臭化ジメチル−C12/C14−アルキルベンジル
アルキルアンモニウム、水酸化テトラブチルアンモニウ
ム、塩化トリエチルベンジルアンモニウム、塩化メチル
トリオクチルアンモニウム、塩化トメチルベンジルアン
モニウム、15−クラウン−5、18−クラウン−6ま
たはトリス−〔2−(2−メトキシエトキシ)−エチ
ル〕−アミンが含まれる。
【0033】本発明方法を実施する場合、かなりの範囲
に亙り反応温度を変えることができる。一般に反応は−
50〜+110℃、好ましくは−20〜+80℃の温度
で行われる。
【0034】本発明方法を行うためには、式(II)の
2,7−ジクロロベンゾキサゾール1モル当たり、一般
に0.5〜5.0モル、好ましくは0.8〜1.5モル
の式(III)のヒドロキシアセトアミド、0.5〜
5.0モル、好ましくは0.8〜5.0モルの反応助剤
として使用する塩基、および必要に応じ0.001〜
2.0モル、好ましくは0.001〜1.0モルの相移
動触媒を使用する。
【0035】公知方法により反応を行い、反応生成物を
回収し分離する(この点に関しては例えばドイツ特許第
4,113,421号参照のこと)。
【0036】式(I)の最終生成物は通常の方法、例え
ばカラムクロマトグラフ法、または再結晶により精製す
る。
【0037】これらの精製物は融点を用いるか、非結晶
性の化合物の場合にはプロトン核磁気共鳴法(1H N
MR)を用いて同定する。
【0038】本発明の活性化合物は落葉剤、乾燥剤、広
葉植物枯死剤、特に雑草除去剤として使用することがで
きる。本明細書において広い意味での雑草という言葉は
望ましくない場所に生えるすべての植物を意味するもの
とする。本発明の物質がすべての植物に対する除草剤と
して作用するか、或いは選択的な除草剤として作用する
かは、実質的にその使用量に依存する。
【0039】本発明の活性化合物は例えば下記の植物に
使用することができる。
【0040】双子葉類雑草の下記の属:シナピス(Si
napis)、レピディウム(Lepidium)、ガ
リウム(Galium)、ステラリア(Stellar
ia)、マトリカリア(Matricaria)、アン
テミス(Anthemis)、ガリンソガ(Galin
soga)、ケノポディウム(Chenopodiu
m)、ウルティカ(Urtica)、セネシオ(Sen
ecio)、アマラントゥス(Amaranthu
s)、ポルトゥラカ(Portulaca)、キサンテ
ィウム(Xanthium)、コンヴォルヴルス(Co
nvolvulus)、イポモエア(Ipomoe
a)、ポリゴヌム(Polygonum)、セスバニア
(Sesbania)、アンブロシア(Ambrosi
a)、シルシウム(Cirsium)、カルドゥウス
(Carduus)、ソンクス(Sonchus)、ソ
ラヌム(Solanum)、ロリッパ(Roripp
a)、ロタラ(Rotala)、リンデルニア(Lin
dernia)、ラミウム(Lamium)、ヴェロニ
カ(Veronica)、アブティロン(Abutil
on)、エメックス(Emex)、ダトゥラ(Datu
ra)、ヴィオラ(Viola)、ガレオプシス(Ga
leopsis)、パパヴェル(Papaver)、セ
ンタウレア(Centaurea)、トリフォリウム
(Trifolium)、ラヌンクルス(Ranunc
ulus)、およびタラクサクム(Taraxacu
m)。
【0041】双子葉類栽培種の下記の属:ゴッシピウム
(Gossypium)、グリシネ(Glycin
e)、ベータ(Beta)、ダウクス(Daucu
s)、ファセオルス(phaseolus)、ピスム
(Pisum)、ソラヌム(solanum)、リヌム
(Linum)、イポモエア(Ipomoea)、ヴィ
シア(Vicia)、ニコティアナ(Nicotian
a)、リコペルシコン(Lycopersicon)、
アラキス(Arachis)、ブラッシカ(Brass
ica)、ラクトゥカ(Lactuca)、ククミス
(Cucumis)およびククルビタ(Cucurbi
ta)。
【0042】単子葉類雑草の下記の属:エキノクロア
(Echinochloa)、セタリア(Setari
a)、パニクム(Panicum)、ディギタリア(D
igitaria)、フレウム(Phleum)、ポア
(Poa)、フェストゥカ(Festuca)、エレウ
シネ(Eleusine)、ブラキアリア(Brach
iaria)、ロリウム(Lolium)、ブロムス
(Bromus)アヴェナ(Avena)、シペルス
(Cyperus)、ソルグム(Sorghum)、ア
グロピロン(Agropyron)、シノドン(Cyn
odon)、モノコリア(Monochoria)、フ
ィンブリスティリス(Fimbristylis)、サ
ギタリア(Sagittaria)、エレオカリス(E
leocharis)、スキルプス(Scirupu
s)、パスパルム(Paspalum)、イスカエムム
(Ischaemum)、スフェノクレア(Sphen
oclea)、ダクティロクテニウム(Dactylo
ctenium)、アグロスティス(Agrosti
s)、アロペクルス(Alopecurus)およびア
ペラ(Apera)。
【0043】単子葉類栽培種の下記の属:オリザ(Or
yza)、ゼア(zea)、トリティクム(Triti
cum)、ホルデウム(Hordeum)、アヴェナ
(Avena)、セカレ(Secale)、ソルグム
(Sorghum)、パニクム(Panicum)、サ
ッカルム(Saccharum)、アナナス(Anan
as)、アスパラグス(Asparagus)およびア
リウム(Allium)。しかし本発明の活性化合物の
使用はこれらの属にだけ限られるのではなく、同様に他
の植物にも拡張することができる。
【0044】これらの化合物はその濃度に依存して、例
えば工場の敷地および鉄道の軌道内、街路樹が植えられ
たまたは植えられていない道路および広場に生えた雑草
を全面的に除去するのに適している。同様にこれらの化
合物は多年生栽培種、例えば植林地、装飾用の造林園、
果樹園、葡萄園、柑橘類果樹園、堅果果樹園、バナナ
園、コーヒー畑、茶畑、ゴム園、アブラヤシ園、ココア
園、軟果樹園、ホップ畑、芝地、芝生、および牧草地の
雑草の駆除、および一年生栽培種中の雑草の選択的駆除
に使用することができる。
【0045】この点に関し本発明の化合物は単子葉類の
栽培種、例えば稲の中に生えた単子葉類の雑草の駆除に
使用して特に成功を得ることができる。
【0046】本発明の活性化合物は通常の組成物、例え
ば溶液、乳化物、懸濁物、粉末剤、発泡物、ペースト、
粒剤、エーロゾル、活性化合物を含浸した天然および合
成材料、および重合体物質中に含ませた極めて細かいカ
プセルの形に変えることができる。
【0047】これらの組成物は公知方法、例えば活性化
合物を伸展剤、即ち液体の溶媒、加圧液化ガスおよび/
または固体担体と、随時表面活性剤、即ち乳化剤および
/または分散剤および/または発泡剤と混合する方法で
つくられる。伸展剤として水を使用する場合には、例え
ば有機溶媒を補助溶媒として用いることもできる。液体
溶媒としては主に芳香族化合物、例えばキシレン、トル
エン、またはアルキルナフタレン、塩素化した芳香族化
合物および塩素化した脂肪族炭化水素、例えばクロロベ
ンゼン、クロロエチレン、または塩化メチレン、脂肪族
炭化水素、例えばシクロヘキサン、またはパラフィン、
例えば石油溜分、鉱油および植物油、アルコール、例え
ばブタノールまたはグリコール、並びにそのエーテルお
よびエステル、ケトン、例えばアセトン、メチルエチル
ケトン、メチルイソブチルケトン、またはシクロヘキサ
ノン、強い極性溶媒、例えばジメチルフォルムアミドお
よびジメチルスルフォキシド、並びに水が適している。
【0048】固体担体としては例えばアンモニウム塩お
よび粉砕した天然鉱物、例えばカオリン、粘土、タル
ク、白亜、石英、アタパルジット、モンモリロン石、ま
たは珪藻土、および粉砕した合成鉱物、例えば高度に分
散したシリカ、アリミナおよび珪酸塩が適している。ま
た粒剤に対する固体担体としては例えば粉砕して分級し
た天然岩石、例えばカルサイト、大理石、軽石、海泡石
および苦灰石、並びに無機および有機性粉末の合成粒状
物、および有機材料の粒状物、例えば鋸屑、ココナツの
殻、トウモロコシの穂先およびタバコの茎が適してい
る。乳化剤および/または発泡剤としは例えば非イオン
性および陰イオン性の乳化剤、例えばポリオキシエチレ
ン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪族アルコー
ルエーテル、例えばアルキルアリールポリグリコールエ
ーテル、アルキルスルフォネート、アルキルサルフェー
ト、アリールスルフォネート、並びにアルブミン加水分
解生成物が適している。分散剤としては例えば亜硫酸リ
グニン廃液およびメチルセルロースが適している。
【0049】接着剤、例えばカルボキシメチルセルロー
ス、および粉末、粒状物またはラテックスの形をした天
然および合成の重合体、例えばアラビアゴム、ポリビニ
ルアルコール、およびポリ酢酸ビニル、並びに天然の燐
脂質、例えばセファリンおよびレシチン、および合成燐
脂質を組成物中に使用することができる。他の添加物と
しては鉱油および植物油を用いることができる。
【0050】着色剤、例えば無機顔料、例えば酸化鉄、
酸化チタン、およびプルシャン・ブルー、および有機染
料、例えばアリザリン染料、アゾ染料、および金属フタ
ロシアニン染料、および痕跡量の栄養剤、例えば鉄、マ
ンガン、ホウ素、銅、コバルト、モリブデンおよび亜鉛
の塩を使用することができる。一般にこれらの組成物は
0.1〜95重量%、好ましくは0.5〜90重量%の
活性化合物を含んでいる。
【0051】雑草を駆除するために、本発明の活性化合
物はそのまままたは組成物の形で、公知の除草剤との混
合物として使用することができ、仕上げられた組成物ま
たはタンク混合物が使用可能である。
【0052】混合物にするのに適した除草剤は公知の除
草剤、例えばアニリド、例えばジフルフェニカンおよび
プロパニル;アリールカルボン酸、例えばジクロロピコ
リン酸、ジカンバおよびピクロラム;アリーロキシアル
カノン酸、例えば2,4−D、2,4ーDB、2,4−
DP、フルロキシパイヤ、MCPA、MCPPおよびト
リクロロパイヤ;アリーロキシフェノキシアルカノン
酸、例えばジクロロフォップ−メチル、フェノキサプロ
ップ−エチル、フルアジフォップ−ブチル、ハロキシフ
ォップ−メチルおよびキザロフォップ−エチル;アジノ
ン、例えばクロリダゾンおよびノルフラゾン;カーバメ
ート、例えばクロルプロファム、デスメジファム、フェ
ンメジファムおよびプロファム;クロロアセトアニリ
ド、例えばアラクロール、アセトクロール、ブタクロー
ル、メタザクロール、メトラクロール、プレティラクロ
ールおよびプロパクロール;ジニトロアニリン、例えば
オリザリン、ペンジメタリンおよびトリフルラリン;ジ
フェニルエーテル、例えばアシフルオルフェン、ビフェ
ノックス、フルオログリコフェン、フォメサフェン、ハ
ロサフェン、ラクトフェンおよびオキシフルルフェン;
尿素、例えばクロロトルウロン、ジウロン、フルオロメ
トゥロン、イソプロトゥロン、リヌロンおよびメタベン
ズチアズロン;ヒドロキシルアミン、例えばアロキシジ
ム、クレトジム、シクロキシジム、セトキシジムおよび
トラルコキシジム;イミダゾリノン、例えばイマゼタパ
イヤ、イマザメタベンズ、イマザパイヤおよびイマザキ
ン;ニトリル、例えばブロモキシジル、ジクロロベニル
およびイソキシニル;オキシアセトアミド、例えばメフ
ェナセト;スルフォニル尿素、例えばアミドスルフロ
ン、ベンスルフロン−メチル、クロリムウロン−エチ
ル、クロルスルフロン、シノスルフロン、メタスルフロ
ン−メチル、ニコスルフロン、プリミスルフロン、ピラ
ゾスルフロン−エチル、チフェンスルフロン−メチル、
トリアスルフロンおよびトリベヌロン−メチル;チオカ
ルマメート、例えばブチレート、シクロエート、ジアレ
ート、EPTC、エスプロカルブ、モリネート、プロス
ルフォカルブ、チオベンカルブおよびトリアレート;ト
リアジン、例えばアトラジン、シアナジン、シマジン、
シメトライン、テルブトラインおよびテルブタイラジ
ン;トリアジノン、例えばヘキサジノン、メタミトロン
およびメトリブジン;その他、例えばアミノトリアゾー
ル、ベンフレセート、ベンタゾン、シンメチリン、クロ
マゾン、クロピラリド、ジフェンゾクアット、ジチオパ
イヤ、エトフメセート、フルオロクロリドン、グルフォ
シネート、グリフォセート、イソキサベン、ピリデー
ト、キンクロラック、キンメラック、スルフォセートお
よびトリジフェンである。
【0053】他の公知の活性化合物、例えば殺黴剤、殺
虫剤、殺ダニ剤、殺腺虫剤、鳥類除去剤、植物栄養剤、
および土壌改善剤との混合物も使用可能である。
【0054】本発明の活性化合物は組成物の形で、また
はさらに希釈してつくられた使用形態、例えばすぐ使用
できる溶液、懸濁液、乳化液、粉末、ペースト、および
粒剤の形で使用することができる。本発明の活性化合物
は通常の方法、例えば注水、噴霧、霧化および散布の方
法で使用される。
【0055】本発明の活性化合物は植物の発芽前または
発芽後に施用することができる。本発明の活性化合物は
播種前に土壌に混入することもできる。
【0056】活性化合物の使用量はかなりの範囲内で変
えることができる。使用量は所望の効果に実質的に依存
する。一般にこの使用量は土壌表面1ヘクタール当たり
0.01〜10kg、好ましくは0.05〜5kgであ
る。
【0057】下記実施例により本発明の活性化合物の製
造法および使用法を例示する。
【0058】製造例 実施例 1
【0059】
【化8】
【0060】(方法a)5mlのアセトニトリル中に
3.8g(0.02モル)の2,7−ジクロロベンズオ
キサゾールを含む溶液を0〜5℃において撹拌しなが
ら、40mlのt−ブタノールおよび15mlのアセト
ニトリル中に3.3g(0.02モル)のN−メチル−
ヒドロキシアセトアニリドと2.2g(0.02モル)
のカリウムt−ブチレートを含む溶液に加え、加え終わ
ったらこの混合物をさらに10時間0〜5℃で撹拌す
る。回収をするために反応混合物に水を加え、沈澱した
固体を吸引濾過して乾燥する。
【0061】融点143℃のN−メチル−2−〔(7−
クロロ−2−ベンズオキサゾリルオキシ)アセトアニリ
ド4.6g(理論値の72%)を得た。
【0062】同様な方法で一般式(I)の下記2−(7
−クロロ−2−ベンズオキサゾリルオキシ)アセトアニ
リドが得られる。
【0063】
【表5】
【0064】
【表6】
【0065】
【表7】
【0066】使用例 下記の使用例においては対照物質として下記化合物を使
用した。
【0067】
【化9】
【0068】N−メチル−N−フェニル−2−(2−ベ
ンゾチアゾリルオキシ)アセトアミド(ドイツ特許第
2,822,155号に記載) 実施例 A 水田に植えた稲に対する発芽前水面処理 溶媒: アセトン5重量部 乳化剤: アルキルアリールポリグリコールエーテル1
重量部 施用に適した活性化合物の調合物をつくるために、1重
量部の活性化合物を上記量の溶媒に溶解し、次いで上記
量の乳化剤を加え、水を用いてこの濃縮物を所望の濃度
に希釈する。
【0069】葉2〜3枚の状態になった稲を土壌を詰め
た鉢に植える。試験植物の種子を蒔く(深さ1cm)。
2日後この鉢に深さ3cmまで水を張る。次いで活性化
合物の調合物を水面に施す。4週間後未処理の対照物と
比べ、除草作用および処理した植物の損傷の様子を目で
見て評価する。
【0070】0%=作用なし(未処理の対照物と同じ) 100%=全部枯死 従来公知の化合物と比較して、例えば製造例1、2、
6、7、8、9、12、17、18、19および21
は、例えばイヌビエ〔エキノクロア・クルス・ガリ(E
chinochloa crus galli)〕のよ
うな有害植物に対し、明らかに優れた活性を示し、また
稲に対しては同様な相容性をもっていた。
【0071】
【表8】
【0072】
【表9】
【0073】
【表10】
【0074】本発明の主な特徴及び態様は次の通りであ
る。 1.一般式
【0075】
【化10】
【0076】但し式中R1は水素、またはそれぞれ随時
置換基をもったアルキル、アルケニル、またはアルキニ
ルを表し、R2はそれぞれ随時置換基をもったアルキ
ル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、アルケニル
オキシ、アルキニルオキシ、シクロアルキル、シクロア
ルキルオキシ、シクロアルケニルまたはアリールを表
し、或いはR1およびR2はそれが結合した窒素原子と一
緒になって随時置換基をもつ、および/またはベンゾ縮
合環をつくる飽和または不飽和の複素環を表し、この環
は随時さらに他の複素原子を含んでいることができる、
を有する化合物N−エチル−N−ベンジロキシ−2−
(7−クロロ−2−ベンズオキサゾリルオキシ)アセト
アミドおよびN−(2−n−ブトキシエチル)−N−ベ
ンジロキシ−2−(7−クロロ−2−ベンズオキサゾリ
ルオキシ)アセトアミド以外の2−(7−クロロ−2−
ベンズオキサゾリルオキシ)−アセトアミド。
【0077】2.上記第1項記載の式(I)において R1が水素、随時同一または相異なる置換基を一置換ま
たは多置換した炭素数1〜8の直鎖または分岐したアル
キルであって、ここに適当な置換基としてはハロゲン、
シアノ、直鎖または分岐した炭素数1〜6のアルコキシ
またはフェニルをもつものであり;またさらに随時同一
または相異なるハロゲン置換基を一置換または多置換し
た炭素数2〜8の直鎖または分岐したアルケニル、およ
び随時同一または相異なるハロゲン置換基を一置換また
は多置換した炭素数2〜8の直鎖または分岐したアルキ
ニルを表し、R2が随時同一または相異なる置換基を一
置換または多置換した炭素数1〜8の直鎖または分岐し
たアルキルであって、ここに適当な置換基としてはハロ
ゲン、シアノ、直鎖または分岐した炭素数1〜6のアル
コキシをもつものであり;またさらに随時同一または相
異なるハロゲン置換基を一置換または多置換した炭素数
2〜8の直鎖または分岐したアルケニル、および随時同
一または相異なるハロゲン置換基を一置換または多置換
した炭素数2〜8の直鎖または分岐したアルキニルを表
し、さらにまた随時同一または相異なる置換基を一置換
または多置換した炭素数3〜7のシクロアルキルまたは
シクロアルキルオキシであって、ここに適当な置換基と
してはハロゲン、直鎖または分岐した炭素数1〜6のア
ルキルをもつものであり;さらにまた炭素数3〜7のシ
クロアルケニルを表し、さらにまた随時同一または相異
なる炭素数1〜6の直鎖または分岐したアルコキシ置換
基を一置換または多置換した炭素数1〜8の直鎖または
分岐したアルコキシを表し、さらにまた炭素数2〜6の
直鎖または分岐したアルケニルオキシを表し、さらにま
たアリール部分の炭素数が6〜10で直鎖または分岐し
たアルキル部分の炭素数が1〜6であり、随時同一また
は相異なる置換基をアリール部分に一置換または多置換
したアラルキル、アラルキルオキシ、アリールまたはア
リールオキシであって、ここに適当なアリール置換基は
はハロゲン、シアノ、ニトロ、直鎖または分岐した炭素
数1〜4のアルキル、アルキルオキシ、またはアラルキ
ルチオ、炭素数が1〜4で1〜9個の同一または相異な
るハロゲンを置換した直鎖または分岐したハロゲノアル
キル、ハロゲノアルコキシ、ハロゲノアキルチオ、アル
キル部分の炭素数が1〜4の直鎖または分岐したアルコ
キシカルボニルまたはアルコキシイミノアルキル、並び
にハロゲンおよび/または炭素数1〜4の直鎖または分
岐したアルキルから成る群から選ばれる同一または相異
なる置換基で随時一置換または多置換されたフェニルを
もつものであるか、またはR1およびR2それが結合した
窒素原子と一緒になって飽和または不飽和の環および/
またはベンゾ融合した複素環を表し、該環は随時1〜3
個の他のヘテロ原子、特に窒素、酸素、および/または
硫黄を含むことができ、また随時同一または相異なる置
換基で一置換または多置換されており、ここに適当な置
換基としてはハロゲン、シアノ、ニトロ、直鎖または分
岐した炭素数1〜4のアルキル、アルキルオキシ、また
はアキルチオ、炭素数が1〜4で1〜9個の同一または
相異なるハロゲンを置換した直鎖または分岐したハロゲ
ノアルキル、ハロゲノアルコキシ、ハロゲノアキルチ
オ、アルキル部分の炭素数が1〜4の直鎖または分岐し
たアルコキシカルボニルまたはアルコキシイミノアルキ
ル、並びにハロゲンおよび/または炭素数1〜4の直鎖
または分岐したアルキルから成る群から選ばれる同一ま
たは相異なる置換基で随時一置換または多置換されたフ
ェニルをもつN−エチル−N−ベンジロキシ−2−(7
−クロロ−2−ベンズオキサゾリルオキシ)アセトアミ
ドおよびN−(2−n−ブトキシエチル)−N−ベンジ
ロキシ−2−(7−クロロ−2−ベンズオキサゾリルオ
キシ)アセトアミド以外の化合物。 3.上記第1項記載の式(I)の化合物において、 R1が水素、随時同一または相異なる置換基を1〜3置
換した炭素数1〜6の直鎖または分岐したアルキルであ
って、ここに適当な置換基としてはハロゲン、シアノ、
直鎖または分岐した炭素数1〜4のアルコキシまたはフ
ェニルをもつものであり;またさらに随時同一または相
異なるハロゲン置換基を1〜3置換した炭素数2〜6の
直鎖または分岐したアルケニル、および随時同一または
相異なるハロゲン置換基を1〜3置換した炭素数2〜6
の直鎖または分岐したアルキニルを表し、R2が随時同
一または相異なる置換基を1〜3置換した炭素数1〜6
の直鎖または分岐したアルキルであって、ここに適当な
置換基としてはハロゲン、シアノ、直鎖または分岐した
炭素数1〜6のアルコキシをもつものであり;またさら
に随時同一または相異なるハロゲン置換基を1〜3置換
した炭素数2〜6の直鎖または分岐したアルケニル、お
よび随時同一または相異なるハロゲン置換基を1〜3置
換した炭素数2〜6の直鎖または分岐したアルキニルを
表し、さらにまた随時同一または相異なる置換基を1〜
3置換した炭素数3〜6のシクロアルキルまたはシクロ
アルキルオキシであって、ここに適当な置換基としては
ハロゲン、直鎖または分岐した炭素数1〜4のアルキル
であり;さらにまた炭素数3〜6のシクロアルケニルを
表し、さらにまた随時同一または相異なる炭素数1〜4
の直鎖または分岐したアルコキシ置換基を1〜3置換し
た炭素数1〜6の直鎖または分岐したアルコキシを表
し、さらにまた炭素数2〜6の直鎖または分岐したアル
ケニルオキシを表し、さらにまた直鎖または分岐したア
ルキル部分の炭素数が1〜4であり、随時同一または相
異なる置換基をフェニル部分に1〜3置換したフェニル
アルキル、フェニルアルキルオキシ、フェニルまたはフ
ェノキシであって、ここに適当なフェニル置換基として
はハロゲン、シアノ、ニトロ、直鎖または分岐した炭素
数1〜4のアルキル、アルキルオキシ、またはアラルキ
ルチオ、炭素数が1〜4で1〜9個の同一または相異な
るハロゲンを置換した直鎖または分岐したハロゲノアル
キル、ハロゲノアルコキシ、ハロゲノアキルチオをもつ
ものであるか、或いはR1およびR2はそれが結合した窒
素原子と一緒になって飽和または不飽和環のおよび/ま
たはベンゾ融合した複素環を表し、該環は随時1または
2個の他のヘテロ原子、特に窒素、酸素、および/また
は硫黄を含むことができ、また随時同一または相異なる
置換基で1〜3置換されており、ここに適当な置換基と
してはハロゲン、シアノ、ニトロ、直鎖または分岐した
炭素数1〜4のアルキル、アルキルオキシ、またはアル
キルチオ、炭素数が1〜4で1〜9個の同一または相異
なるハロゲンを置換した直鎖または分岐したハロゲノア
ルキル、ハロゲノアルコキシ、ハロゲノアキルチオをも
つ、N−エチル−N−ベンジロキシ−2−(7−クロロ
−2−ベンズオキサゾリルオキシ)アセトアミドおよび
N−(2−n−ブトキシエチル)−N−ベンジロキシ−
2−(7−クロロ−2−ベンズオキサゾリルオキシ)ア
セトアミド以外の化合物。
【0078】4.上記第1項記載の式(I)の化合物に
おいて、 R1が炭素数1〜4の直鎖または分岐したアルキル、ま
たはトリフルオロエチル、トリフルオロプロピル、シア
ノエチル、アリル、プロパルギル、メトキシメチル、メ
トキシエチル、メトキシプロピル、エトキシメチル、エ
トキシエチル、エトキシプロピル、またはベンジルであ
り、R2はフッ素および/または塩素から成る群から選
ばれる同一または相異なる置換基で随時1〜3置換され
た炭素数1〜6の直鎖または分岐したアルキル、さらに
シアノメチル、シアノエチル、またはシアノプロピルを
表すか、またはそれぞれアルキル部分の炭素数が1〜3
の直鎖または分岐したアルコキシアルキルを表すか、ま
たはアリル、プロパルギル、シクロペンチル、シクロヘ
キシル、シクロヘキシロキシ、シクロヘキセニルを表す
か、または炭素数1〜6の直鎖または分岐したアルコキ
シを表すか、またはそれぞれアルキル部分の炭素数が1
〜3の直鎖または分岐したアルコキシアルコキシを表す
か、アリルオキシまたはプロパルギルオキシを表すか、
またはフェニル部分に同一または相異なる置換基を随時
一または二置換したベンジル、フェニルエチル、ベンジ
ロキシ、フェニルエチロキシ、フェニルまたはフェノキ
シを表し、ここに適当なフェニル置換基としてはフッ
素、塩素、臭素、シアノ、ニトロ、メチル、エチル、n
−またはi−プロピル、n−、i−、s−またはt−ブ
チル、メトキシ、エトキシ、n−またはi−プロポキ
シ、n−、i−、s−またはt−ブトキシ、メチルチ
オ、エチルチオ、トリフルオロメチル、トリフルオロメ
トキシ、またはトリフルオロメチルチオををもつものを
表すか、或いはR1およびR2はそれが結合した窒素原子
と一緒になってメチルまたはエチルから成る群から選ば
れる同一または相異なる置換基で1〜3置換された1−
ピペリジニル、1−ピロリジニル、1−パーヒドロアゼ
ピニル、4−モルフォリニル、1−(1,2,3,4−
テトラヒドロキノリル)または2−(1,2,3,4−
テトラヒドロイソキノリル)基を表す、N−エチル−N
−ベンジロキシ−2−(7−クロロ−2−ベンズオキサ
ゾリルオキシ)アセトアミドおよびN−(2−n−ブト
キシエチル)−N−ベンジロキシ−2−(7−クロロ−
2−ベンズオキサゾリルオキシ)アセトアミド以外の化
合物。
【0079】5.式(II)
【0080】
【化11】
【0081】の2,7−ジクロロベンゾオキサゾールを
式(III)
【0082】
【化12】
【0083】但し式中R1およびR2は請求の範囲第1項
記載の意味を有する、と、必要に応じ希釈剤を存在さ
せ、また必要に応じ反応助剤を存在させ、さらに必要に
応じ触媒を存在させて反応させる上記第1項記載の式
(I)の2−(7−クロロ−2−ベンズオキサゾリルオ
キシ)−アセトアミドの製造法。
【0084】6.上記第1項記載の一般式(I)の少な
くとも1種の化合物を含むことを特徴とする除草剤。
【0085】7.上記第1項記載の一般式(I)の化合
物を望ましくない植物の駆除に使用する方法。
【0086】8.上記第1項記載の一般式(I)の化合
物を雑草および/またはその周辺部に作用させる雑草の
駆除方法。
【0087】9.上記囲第1項記載の一般式(I)の化
合物を伸展剤および/または表面活性剤と混合する除草
剤の製造法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハンス−ヨアヒム・ザンテル ドイツ連邦共和国デー5090レーフエルク ーゼン1・グリユンシユトラーセ9アー (72)発明者 ロベルト・アール・シユミツト ドイツ連邦共和国デー5060ベルギツシユ グラートバツハ2・イムバルトビンケル 110 (56)参考文献 特開 平5−51304(JP,A) 特開 平3−204867(JP,A) 特開 昭60−246379(JP,A) 特開 昭57−95970(JP,A) 特開 昭54−154762(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07D 263/00 - 263/58 A01N 43/00 - 43/76 C07D 413/00 - 413/12 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式 【化1】 但し式中R 1 は水素、随時同一または相異なる置換基で
    一置換または多置換された炭素数1〜8の直鎖または分
    岐したアルキルであって、ここに適当な置換基としては
    ハロゲン、シアノ、直鎖または分岐した炭素数1〜6の
    アルコキシまたはフェニルをもつものであり;またさら
    に随時同一または相異なるハロゲン置換基で一置換また
    は多置換された炭素数2〜8の直鎖または分岐したアル
    ケニルを表し、 2 は随時同一または相異なる置換基で一置換または多
    置換された炭素数1〜8の直鎖または分岐したアルキル
    であって、ここに適当な置換基としてはハロゲン、シア
    ノ、直鎖または分岐した炭素数1〜6のアルコキシをも
    つものであり;またさらに随時同一または相異なるハロ
    ゲン置換基で一置換または多置換された炭素数2〜8の
    直鎖または分岐したアルケニルを表し、さらにまた随時
    同一または相異なる炭素数1〜6の直鎖または分岐した
    アルコキシ置換基で一置換または多置換された炭素数1
    〜8の直鎖または分岐したアルコキシを表し、さらにま
    た炭素数6〜10の随時同一または相異なる置換基で一
    置換または多置換されたアリールであって、ここに適当
    なアリール置換基はハロゲン、シアノ、ニトロ、直鎖ま
    たは分岐した炭素数1〜4のアルキル、アルコキシ、ま
    たはアルキルチオ、炭素数が1〜4で1〜9個の同一ま
    たは相異なるハロゲンを置換した直鎖または分岐したハ
    ロゲノアルキル、ハロゲノアルコキシ、ハロゲノアキル
    チオ、アルキル部分の炭素数が1〜4の直鎖または分岐
    したアルコキシカルボニルまたはアルコキシイミノアル
    キル、並びにハロゲンおよび/または炭素数1〜4の直
    鎖または分岐したアルキルから成る群から選ばれる同一
    または相異なる置換基で随時一置換または多置換された
    フェニルをもつものである、または 1 およびR 2 はそれらが結合した窒素原子と一緒になっ
    て飽和または不飽和の環および/またはベンゾ融合した
    複素環を表し、また随時同一または相異なる置換基で一
    置換または多置換されており、ここに適当な置換基とし
    てはハロゲン、シアノ、ニトロ、直鎖または分岐した炭
    素数1〜4のアルキル、アルキルオキシ、またはアキル
    チオ、炭素数が1〜4で1〜9個の同一または相異なる
    ハロゲンを置換した直鎖または分岐したハロゲノアルキ
    ル、ハロゲノアルコキシ、ハロゲノアキルチオ、アルキ
    ル部分の炭素数が1〜4の直鎖または分岐したアルコキ
    シカルボニルまたはアルコキシイミノアルキル、並びに
    ハロゲンおよび/または炭素数1〜4の直鎖または分岐
    したアルキルから成る群から選ばれる同一または相異な
    る置換基で随時一置換または多置換されたフェニルをも
    つものであることを特徴とする化合物。
  2. 【請求項2】 式(II) 【化2】 の2,7−ジクロロベンゾオキサゾールを式(III) 【化3】 但し式中R1およびR2は請求の範囲第1項記載の意味を
    有する、のヒドロキシアセトアシドと、必要に応じ希釈
    剤を存在させ、また必要に応じ反応助剤を存在させ、さ
    らに必要に応じ触媒を存在させて反応させることを特徴
    とする請求項1記載の式(I)の2−(7−クロロ−2
    −ベンズオキサゾリルオキシ)−アセトアミドの製造
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の一般式(I)の少なくと
    も1種の化合物を含むことを特徴とする除草剤。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の一般式(I)の化合物を
    雑草および/またはその周辺部に作用させることを特徴
    とする雑草の駆除方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の一般式(I)の化合物を
    伸展剤および/または表面活性剤と混合することを特徴
    とする除草剤の製造法。
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