JPH05213945A - 2−[2−(フルオロフエニル)−1,3,4−チアジアゾリ−5−ル−オキシ−アセトアミド - Google Patents

2−[2−(フルオロフエニル)−1,3,4−チアジアゾリ−5−ル−オキシ−アセトアミド

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JPH05213945A
JPH05213945A JP4291975A JP29197592A JPH05213945A JP H05213945 A JPH05213945 A JP H05213945A JP 4291975 A JP4291975 A JP 4291975A JP 29197592 A JP29197592 A JP 29197592A JP H05213945 A JPH05213945 A JP H05213945A
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case
alkyl
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JP4291975A
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Heinz Foerster
ハインツ・フエルスター
Wilhelm Haas
ビルヘルム・ハース
Hans-Joachim Diehr
ハンス−ヨアヒム・デイール
Klaus Dr Luerssen
クラウス・リユルセン
Zanteru Hansuuyoahimu
ハンス−ヨアヒム・ザンテル
Robert R Schmidt
ロベルト・アール・シユミツト
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Bayer AG
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    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N43/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 下記式(I) 〔Rはアルキル、アルケニル、アルキニル、アラルキ
ル、Rはアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロ
アルキル、シクロアルケニル、アルコキシ、アルケニル
オキシ、アルキニルオキシ、アラルキル、アリール、或
いはRおよびRがそれらが結合している窒素原子と
一緒になって任意に別のヘテロ原子も含有していてもよ
く任意に置換されていてもよい複素環、nは1または
2〕の2−〔2−(フルオロフェニル)−1,3,4−
チアジアゾリ−5−ル−オキシ〕−アセトアミド。 【効果】 上記のアセトアミドは除草剤として極めて有
用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、新規な2−〔2−(フルオロフ
ェニル)−1,3,4−チアジアゾリ−5−ル−オキシ〕
−アセトアミド類、それらの製造方法、および除草剤と
してのそれらの使用に関するものである。
【0002】ある種の2−ヘテロアリールオキシ−アセ
トアミド類、例えば化合物2−(2−ベンゾチアゾリル
オキシ)−N−メチル−アセトアニリド、が除草剤性質
を有することは知られている(例えば、ヨーロッパ特許
出願5,501参照)。
【0003】2−フェニル基上に弗素置換基を有してい
ないある種の2−(2−フェニル−1,3,4−チアジア
ゾリ−5−ル−オキシ)−アセトアミド類もすでに知ら
れている(例えば、ヨーロッパ特許出願18,497/
米国特許出願4,645,525および4,756,74
1、ヨーロッパ特許出願29,171/米国特許出願4,
408,055、ドイツ特許出願3,038,635、ヨ
ーロッパ特許出願60,426/米国特許出願4,46
5,504参照)。
【0004】しかしながら、問題のある雑草類に対する
これらのこれまでに知られている化合物の除草剤活性並
びに重要な作物植物によるそれらの耐性は全適用分野に
おいて完全に満足のいくものではなかった。
【0005】一般式(I)
【0006】
【化5】
【0007】〔式中、R1は各場合とも任意に置換され
ていてもよいアルキル、アルケニル、アルキニルまたは
アラルキルを表し、そしてR2は各場合とも任意に置換
されていてもよいアルキル、アルケニル、アルキニル、
シクロアルキル、シクロアルケニル、アルコキシ、アル
ケニルオキシ、アルキニルオキシ、アラルキルまたはア
リールを表すか、或いはR1およびR2がそれらが結合し
ている窒素原子と一緒になって任意に別のヘテロ原子も
含有していてもよい任意に置換されていてもよい複素環
を表し、そしてnは数1または2を表す〕の新規な2−
〔2−(フルオロフェニル)−1,3,4−チアジアゾリ−
5−ル−オキシ〕−アセトアミド類を見いだした。
【0008】さらに、一般式(I)
【0009】
【化6】
【0010】〔式中、R1は各場合とも任意に置換され
ていてもよいアルキル、アルケニル、アルキニルまたは
アラルキルを表し、そしてR2は各場合とも任意に置換
されていてもよいアルキル、アルケニル、アルキニル、
シクロアルキル、シクロアルケニル、アルコキシ、アル
ケニルオキシ、アルキニルオキシ、アラルキルまたはア
リールを表すか、或いはR1およびR2がそれらが結合し
ている窒素原子と一緒になって任意に別のヘテロ原子も
含有していてもよい任意に置換されていてもよい複素環
を表し、そしてnは数1または2を表す〕の新規な2−
〔2−(フルオロフェニル)−1,3,4−チアジアゾリ−
5−ル−オキシ〕−アセトアミド類は、式(II)
【0011】
【化7】
【0012】〔式中、Xはハロゲンまたはメチルスルホ
ニルを表し、そしてnは上記の意味を有する〕のフルオ
ロフェニル−1,3,4−チアジアゾール類を、適宜希釈
剤の存在下でそして適宜反応助剤の存在下で、式(II
I)
【0013】
【化8】 〔式中、R1およびR2は上記の意味を有する〕の2−ヒ
ドロキシアセトアミド類と反応させる時に得られること
も見いだした。最後に、一般式(I)の新規な2−〔2
−(フルオロフェニル)−1,3,4−チアジアゾリ−5−
ル−オキシ〕−アセトアミド類が除草剤性質を有するこ
とも見いだした。
【0014】驚くべきことに、本発明に従う一般式
(I)の2−〔2−(フルオロフェニル)−1,3,4−チ
アジアゾリ−5−ル−オキシ〕−アセトアミド類は、先
行技術から知られておりそしてそれらの構造の観点から
関連している2−ヘテロアリールオキシアセトアミド
類、例えば2−(2−ベンゾチアゾリルオキシ)−N−メ
チル−アセトアニリド、と比べて重要な作物植物による
同様に良好な耐性と兼備された問題のある雑草類に対す
る相当良好な除草剤活性を示す。
【0015】式(I)は本発明に従う2−〔2−(フル
オロフェニル)−1,3,4−チアジアゾリ−5−ル−オ
キシ〕−アセトアミド類の一般的定義を与えるものであ
る。式(I)の好適な化合物は、R1が各場合とも直鎖
もしくは分枝鎖状の炭素数が1−8のアルキル、炭素数
が2−8のアルケニル、炭素数が2−8のアルキニル、
炭素数が1−8でありそして1−17個の同一もしくは
異なるハロゲン原子を有するハロゲノアルキル、炭素数
が2−8のシアノアルキル、各場合とも個々のアルキル
部分中の炭素数が1−8のアルコキシアルキル、炭素数
が2−8でありそして1−15個の同一もしくは異なる
ハロゲン原子を有するハロゲノアルキル、または直鎖も
しくは分枝鎖状のアルキル部分中の炭素数が1−8であ
りそしてアリール部分中の炭素数が6−10でありそし
て任意にアリール部分中で同一もしくは異なる置換基に
よりモノ置換もしくはポリ置換されていてもよいアラル
キルを表し、ここで適しているアリール置換基はハロゲ
ン、シアノ、ニトロ、各場合とも直鎖もしくは分枝鎖状
のそれぞれ炭素数が1−4のアルキル、アルコキシもし
くはアルキルチオ、各場合とも直鎖もしくは分枝鎖状の
それぞれ炭素数が1−4でありそして1−9個の同一も
しくは異なるハロゲン原子を有するハロゲノアルキル、
ハロゲノアルコキシもしくはハロゲノアルキルチオ、各
場合とも直鎖もしくは分枝鎖状のそれぞれ個々のアルキ
ル部分中の炭素数が1−4のアルコキシカルボニルもし
くはアルコキシイミノアルキル、並びに任意にハロゲン
および/または直鎖もしくは分枝鎖状の炭素数が1−4
のアルキルからなる系からの同一もしくは異なる置換基
によりモノ置換またはポリ置換されていてもよいフェニ
ルであり、そしてR2が各場合とも直鎖もしくは分枝鎖
状の炭素数が1−8のアルキル、炭素数が2−8のアル
ケニル、炭素数が2−8のアルキニル、炭素数が1−8
でありそして1−17個の同一もしくは異なるハロゲン
原子を有するハロゲノアルキル、炭素数が2−8のシア
ノアルキル、各場合とも個々のアルキル部分中の炭素数
が1−8のアルコキシアルキル、炭素数が2−8であり
そして1−15個の同一もしくは異なるハロゲン原子を
有するハロゲノアルケニル、炭素数が1−8のアルコキ
シ、各場合とも個々のアルキル部分中の炭素数が1−8
のアルコキシアルコキシ、炭素数が2−8のアルケニル
オキシ、またはそれぞれ炭素数が3−7でありそして任
意に同一もしくは異なる置換基によりモノ置換もしくは
ポリ置換されていてもよいシクロアルキルもしくはシク
ロアルケニルを表し、ここで適している置換基は各場合
ともハロゲンおよび直鎖もしくは分枝鎖状の炭素数が1
−4のアルキルであり、さらにR2が直鎖もしくは分枝
鎖状のアルキル部分中の炭素数が1−8でありそしてア
リール部分中の炭素数が6−10でありそして任意にア
リール部分中で同一もしくは異なる置換基によりモノ置
換もしくはポリ置換されていてもよいアラルキルを表す
か、または炭素数が6−10でありそして任意にアリー
ル部分中で同一もしくは異なる置換基によりモノ置換も
しくはポリ置換されていてもよいアリールを表し、ここ
で適しているアリール置換基は各場合ともR1の場合に
挙げられているものであるか、或いはR1およびR2がそ
れらが結合している窒素原子と一緒になって炭素数が2
−9でありそして1−4個の同一もしくは異なるヘテロ
原子−特に窒素、酸素および/または硫黄−を含有して
いる任意に直鎖もしくは分枝鎖状の炭素数が1−4のア
ルキルにより置換されていてもよい同一もしくは異なる
置換基により任意に置換されていてもよい飽和もしくは
不飽和の任意にベンゾ−縮合されていてもよい複素環を
表し、そしてnが数1または2を表すものである。
【0016】式(I)の特に好適な化合物は、R1が各
場合とも直鎖もしくは分枝鎖状の炭素数が1−4のアル
キル、炭素数が3−6のアルケニル、炭素数が3−6の
アルキニル、炭素数が1−4でありそして1−9個の同
一もしくは異なるハロゲン原子を有するハロゲノアルキ
ル、炭素数が2−4のシアノアルキル、各場合とも個々
のアルキル部分中の炭素数が1−4のアルコキシアルキ
ル、炭素数が3−6でありそして1−5個の同一もしく
は異なるハロゲン原子を有するハロゲノアルキル、また
は直鎖もしくは分枝鎖状のアルキル部分中の炭素数が1
−4でありそしてアリール部分中の炭素数が6または1
0でありそして任意にアリール部分中で同一もしくは異
なる置換基によりモノ置換ないしトリ置換されていても
よいアラルキルを表し、ここで適しているアリール置換
基はハロゲン、シアノ、ニトロ、各場合とも直鎖もしく
は分枝鎖状のそれぞれ炭素数が1−4のアルキル、アル
コキシもしくはアルキルチオ、各場合とも直鎖もしくは
分枝鎖状のそれぞれ炭素数が1−3でありそして1−7
個の同一もしくは異なるハロゲン原子を有するハロゲノ
アルキル、ハロゲノアルコキシもしくはハロゲノアルキ
ルチオ、各場合とも直鎖もしくは分枝鎖状のそれぞれ個
々のアルキル部分中の炭素数が1−3のアルコキシカル
ボニルもしくはアルコキシイミノアルキル、並びに任意
にハロゲンおよび/または直鎖もしくは分枝鎖状の炭素
数が1−3のアルキルからなる系からの同一もしくは異
なる置換基によりモノ置換ないしトリ置換されていても
よいフェニルであり、そしてR2が各場合とも直鎖もし
くは分枝鎖状の炭素数が1−6のアルキル、炭素数が3
−6のアルケニル、炭素数が3−6のアルキニル、炭素
数が1−4でありそして1−9個の同一もしくは異なる
ハロゲン原子を有するハロゲノアルキル、炭素数が2−
4のシアノアルキル、各場合とも個々のアルキル部分中
の炭素数が1−4のアルコキシアルキル、炭素数が3−
6でありそして1−5個の同一もしくは異なるハロゲン
原子を有するハロゲノアルケニル、炭素数が1−6のア
ルコキシ、各場合とも個々のアルキル部分中の炭素数が
1−4のアルコキシアルコキシ、炭素数が3−4のアル
ケニルオキシ、またはそれぞれ炭素数が5−7でありそ
して任意に同一もしくは異なる置換基によりモノ置換な
いしテトラ置換されていてもよいシクロアルキルもしく
はシクロアルケニルを表し、ここで適している置換基は
各場合ともハロゲンおよび直鎖もしくは分枝鎖状の炭素
数が1−3のアルキルであり、そしてさらにR2が直鎖
もしくは分枝鎖状のアルキル部分中の炭素数が1−4で
ありそしてアリール部分中の炭素数が6または10であ
りそして任意にアリール部分中で同一もしくは異なる置
換基によりモノ置換ないしトリ置換されていてもよいア
ラルキルを表すか、または炭素数が6または10であり
そして任意にアリール部分中で同一もしくは異なる置換
基によりモノ置換ないしトリ置換されていてもよいアリ
ールを表し、ここで適しているアリール置換基は各場合
ともR1の場合に挙げられているものであるか、或いは
1およびR2がそれらが結合している窒素原子と一緒に
なって炭素数が2−5でありそして1−3個の同一もし
くは異なるヘテロ原子−特に窒素、酸素および/または
硫黄−を含有している任意に直鎖もしくは分枝鎖状の炭
素数が1−3のアルキルにより置換されていてもよい同
一もしくは異なる置換基により任意にモノ置換ないしト
リ置換されていてもよい飽和もしくは不飽和の任意にベ
ンゾ−縮合されていてもよい複素環を表し、そしてnが
数1または2を表すものである。
【0017】式(I)の特に非常に好適な化合物は、R
1がメチル、エチル、n−もしくはi−プロピル、n
−、i−、s−もしくはt−ブチル、アリル、プロパル
ギル、または任意にモノ置換もしくはジ置換されていて
もよいベンジルであり、ここで適している置換基は弗
素、塩素、臭素、シアノ、ニトロ、メチル、エチル、n
−もしくはi−プロピル、n−、i−、s−もしくはt
−ブチル、メトキシ、エトキシ、n−もしくはi−プロ
ポキシ、n−、i−、s−もしくはt−ブトキシ、メチ
ルチオ、エチルチオ、トリフルオロメチル、トリフルオ
ロメトキシ、トリフルオロメチルチオ、メトキシカルボ
ニル、エトキシカルボニル、メトキシイミノメチル、メ
トキシイミノエチル、エトキシイミノメチル、エトキシ
イミノエチル、または任意に弗素、塩素、臭素、メチル
および/またはエチルからなる系から選択される同一も
しくは異なる置換基によりモノ置換ないしジ置換されて
いてもよいフェニルであり、そしてR2が各場合とも直
鎖もしくは分枝鎖状の炭素数が1−6のアルキルもしく
はアルコキシ、メトキシメチル、メトキシエチル、エト
キシメチル、エトキシエチル、メトキシメトキシ、メト
キシエトキシ、エトキシメトキシ、エトキシエトキシ、
アリル、アリルオキシ、n−もしくはi−ブテニル、プ
ロパルギル、プロパルギルオキシ、n−もしくはi−ブ
チニル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘキ
セニル、またはそれぞれが任意に同一もしくは異なる置
換基によりモノ置換もしくはジ置換されていてもよいベ
ンジルもしくはフェニルを表し、ここで適している置換
基は各場合ともR1の場合に挙げられているものである
か、或いはR1およびR2がそれらが結合している窒素原
子と一緒になって任意に同一もしくは異なる置換基によ
りモノ置換ないしトリ置換されていてもよいピロリジニ
ル、ピペリジニル、モルホリニル、ペルヒドロアゼピニ
ルまたは1,2,3,4−テトラヒドロキノリルを表し、
ここで適している置換基は各場合ともメチル、エチル、
n−もしくはi−プロピルであり、そしてnが数1また
は2を表すものである。
【0018】製造実施例中に挙げられている化合物が特
に参照される。
【0019】例えば、2−クロロ−5−(2−フルオロ
フェニル)−1,3,4−チアジアゾールおよび2−ヒド
ロキシ−N−メチル−N−n−ブチルアセトアミドを出
発物質として使用する場合には、本発明に従う方法の反
応工程は下記の反応式により表すことができる:
【0020】
【化9】
【0021】式(II)は本発明に従う方法を実施するた
めの出発物質として必要なフルオロフェニル−1,3,4
−チアジアゾール類の一般的定義を与えるものである。
この式(II)において、指数nは好適にも数1または2
を表す。Xは好適には弗素、塩素、臭素もしくはメチル
スルホニル、特に塩素、を表す。式(II)のフルオロフ
ェニル−1,3,4−チアジアゾール類は既知であるかま
たは既知の方法に従い得ることができる(例えば、ザ・
ジャーナル・オブ・メディカル・ケミストリイ(J. Med.
Chem.)、31、906−913〔1988〕、米国特
許4,454,147、ザ・ジャーナル・オブ・ファーマ
シューティカル・サイエンス(J. Pharm.Sci.)、64、
1250−1252〔1975〕、ヨーロッパ特許出願
440,959参照)。
【0022】式(III)は本発明に従う方法を実施する
ための出発物質としてその他に必要な2−ヒドロキシア
セトアミド類の一般的定義を与えるものである。
【0023】この式(II)において、R1およびR2は好
適には本発明に従う式(I)の化合物の記載に関してこ
れらの置換基に対して好適であるとすでに記されている
基を表す。
【0024】式(III)の2−ヒドロキシアセトアミド
類も既知である(例えば、ドイツ特許2,310,75
7、ヨーロッパ特許5,501、ヨーロッパ特許37,5
26、米国特許4,509,971、米国特許4,645,
525、米国特許4,334,073参照)。
【0025】本発明に従う方法を実施するために適して
いる希釈剤は不活性有機溶媒である。これらには特に、
脂肪族、脂環式または芳香族の、任意にハロゲン化され
ていてもよい炭化水素類、例えばベンジン、ベンゼン、
トルエン、キシレン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼ
ン、石油エーテル、ヘキサン、シクロヘキサン、ジクロ
ロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、エーテル類、例
えばジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジオ
キサン、テトラヒドロフランまたはエチレングリコール
ジメチルエーテルもしくはエチレングリコールジエチル
エーテル、ケトン類、例えばアセトン、ブタノンまたは
メチルイソブチルケトン、ニトリル類、例えばアセトニ
トリル、プロピオニトリルまたはベンゾニトリル、アミ
ド類、例えばN,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジ
メチルアセトアミド、N−メチルホルムアニリド、N−
メチルピロリドンまたはヘキサメチル燐酸トリアミド、
エステル類、例えば酢酸メチルまたは酢酸エチル、スル
ホキシド類、例えばジメチルスルホキシド、或いはアル
コール類、例えばメタノール、エタノール、n−もしく
はi−プロパノールまたはn−、i−、s−もしくはt
−ブタノール、が包含される。
【0026】本発明に従う方法は好適には適切な反応助
剤の存在下で実施される。適切な反応助剤は一般的に使
用できる全ての無機および有機塩基類である。下記のも
のが好適に使用される:アルカリ金属類の水素化物類、
水酸化物類、アミド類、アルコレート類、炭酸塩類また
は炭酸水素塩類、例えば水素化ナトリウム、ナトリウム
アミド、ナトリウムメチレート、ナトリウムエチレー
ト、カリウムターシャリー−ブチレート、水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、水酸化アンモニウム、酢酸ナト
リウム、酢酸カリウム、酢酸カルシウム、酢酸アンモニ
ウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素カリウ
ム、炭酸水素ナトリウムまたは炭酸アンモニウム、並び
に第三級アミン類、例えばトリメチルアミン、トリエチ
ルアミン、トリブチルアミン、N,N−ジメチルアニリ
ン、ピリジン、ピペリジン、N−メチルピペリジン、
N,N−ジメチルアミノピリジン、ジアザビシクロオク
タン(DABCO)、ジアザビシクロノネン(DBN)また
はジアザビシクロウンデセン(DBU)。
【0027】本発明に従う方法を実施する時の反応温度
は実質的な範囲内で変えることができる。一般に該反応
は−20℃〜120℃の間の温度、好適には0℃〜60
℃の間の温度、において実施される。
【0028】本発明に従う方法を実施するためには、1
モルの式(II)のフルオロフェニル−1,3,4−チアジ
アゾール当たり1.0−2.0モルの、好適には1.0−
1.5モルの、式(III)の2−ヒドロキシアセトアミド
および適宜0.1−2.0モルの、好適には1.0−1.2
モルの、反応助剤が使用される。反応を行いそして反応
生成物を既知の方法により処理および単離する(これに
関しては、例えばヨーロッパ特許348,734、ヨー
ロッパ特許5,501および製造実施例を参照のこ
と)。
【0029】式(I)の最終生成物は一般的方法によ
り、例えばカラムクロマトグラフィーによりまたは再結
晶化により、精製される。それらは融点によりまたは結
晶性化合物の場合には屈折率もしくはプロトン核共鳴分
光(1H−NMR)により、同定される。
【0030】本発明に従う活性化合物は、落葉剤、乾燥
剤、広葉樹の破壊剤および、特に殺雑草剤として使用す
ることができる。雑草とは、最も広い意味において、植
物を望まない場所に成長するすべての植物を意味する。
本発明に従う物質は、本質的に使用量に依存して完全除
草剤または選択的除草剤として作用する。
【0031】本発明に従う化合物は、例えば、次の植物
に関連して使用することができる:次の属の双子葉雑草 :カラシ属(Sinapis)、マメグンバ
イナズナ属(Leipidium)、ヤエムグラ属(Galium)、ハ
コベ属(Stellaria)、シカギク属(Matricaria)、カミ
ツレモドキ属(Anthemis)、ガリンソガ属(Galinsog
a)、アカザ属(Chenopodium)、イラクサ属(Urtica)、キ
オン属(Senecio)、ヒユ属(Amaranthus)、スベリヒユ属
(Portulaca)、オナモミ属(Xanthium)、ヒルガオ属(C
onvolvulus)、サツマイモ属(Ipomoea)、タデ属(Polyg
onum)、セスバニア属(Sesbania)、ブタクサ属(Ambros
ia)、アザミ属(Cirsium)、ヒレアザミ属(Carduus)、
ノゲシ属(Sonchus)、ナス属(Solanum)、イヌガラシ属
(Rorippa)、キカシグサ属(Rotala)、アゼナ属(Linder
nia)、ラミウム属(Lamium)、クワガタソウ属(Veronic
a)、イチビ属(Abutilon)、エメクス属(Emex)、チヨウ
センアサガオ属(Datura)、スミレ属(Viola)、チシマ
オドリコ属(Galeopsis)、ケシ属(Papaver)およびセン
タウレア属(Centaurea)、トリフォリウム属(Trifoliu
m)、ラヌンクルス属(Ranunculus)およびタラキサクム
属(Taraxacum)。
【0032】次の属の双子葉栽培植物:ワタ属(Gossypi
um)、ダイズ属(Glycine)、フダンソウ属(Beta)、ニン
ジン属(Daucus)、インゲンマメ属(Phaseolus)、エンド
ウ属(Pisum)、ナス属(Solanum)、アマ属(Linum)、サ
ツマイモ属(Ipomoea)、ソラマメ属(Vicia)、タバコ属
(Nicotiana)、トマト属(Lycopersicon)、ラツカセイ
属(Arachis)、アブラナ属(Brassica)、アキノノゲシ
属(Lactuca)、キユウリ属(Cucumis)およびウリ属(Cu
curbita)。
【0033】次の属の単子葉雑草:ヒエ属(Echinochlo
a)、エノコログサ属(Setaria)、キビ属(Panicum)、メ
ヒシバ属(Digitaria)、アワガリエ属(Phleum)、スズ
メノカタビラ属(Poa)、ウシノケグサ属(Festuca)、オ
ヒシバ属(Eleusine)、ブラキアリア属(Brachiaria)、
ドクムギ属(Lolium)、スズメノチヤヒキ属(Bromus)、
カラスムギ属(Avena)、カヤツリグサ属(Cyperus)、モ
ロコシ属(Sorghum)、カモジグサ属(Agropyron)、シノ
ドン属(Cynodon)、ミズアオイ属(Monochoria)、テン
ツキ属(Fimbristylis)、オモダカ属(Sagittaria)、ハ
リイ属(Eleocharis)、ホタルイ属(Scirpus)、パスパ
ルム属(Paspalum)、カモノハシ属(Ischaemum)、スフ
エノクレア属(Sphenoclea)、ダクチロクテニウム属(D
actyloctenium)、ヌカボ属(Agrostis)、スズメノテツ
ポウ属(Alopecurus)およびアペラ属(Apera)。
【0034】次の属の単子葉栽培植物:イネ属(Oryz
a)、トウモロコシ属(Zea)、コムギ属(Triticum)、オ
オムギ属(Hordeum)、カラスムギ属(Avena)、ライムギ
属(Secale)、モロコシ属(Sorghum)、キビ属(Panicu
m)、サトウキビ属(Saccharum)、アナナス属(Anana
s)、クサスギカズラ属(Asparagus)およびネギ属(Alli
um)。しかしながら、本発明に従う活性化合物の使用は
これらの属に何ら限定されるものではなく、同じ方法で
他の植物にも及ぶ。
【0035】該化合物は、濃度に依存して、例えば工業
地域および鉄道線路上、樹木が存在するかあるいは存在
しない道路および広場上の雑草の完全防除に適してい
る。同等に、該化合物は多年生栽培植物、例えば造林、
装飾樹木、果樹園、ブドウ園、柑橘類の木立、クルミの
果樹園、バナナの植林、コーヒーの植林、茶の植林、ゴ
ムの木の植林、油ヤシの植林、カカオの植林、小果樹の
植え付けおよびホツプの栽培植物の中の雑草の防除に、
そして一年生栽培植物中の雑草の選択的防除に使用する
ことができる。
【0036】これに関しては、本発明に従う活性化合物
は単子葉および双子葉作物類例えば綿または稲中の単子
葉雑草の防除用に使用できて特に良好な成果を収める。
【0037】該活性化合物は普通の調合物、例えば、溶
液、乳液、水和剤、懸濁剤、粉末、粉剤、塗布剤、可溶
性粉末、顆粒、懸濁−乳液濃厚剤、活性化合物を含浸さ
せた天然および合成物質、並びに重合体物質中の極く細
かいカプセルに変えることができる。
【0038】これらの組成物は既知の方法で、例えば活
性化合物を伸展剤、すなわち液体溶媒および/または固
体の担体と随時表面活性剤、すなわち乳化剤および/ま
たは分散剤および/または発泡剤と混合することによ
り、製造される。
【0039】また伸展剤として水を用いる場合、例えば
補助溶媒として有機溶媒を用いることもできる。液体溶
媒としては、主に、芳香族類、例えばキシレン、トルエ
ンもしくはアルキルナフタレン類、塩素化された芳香族
類および塩素化された脂肪族炭化水素類、例えばクロロ
ベンゼン類、クロロエチレン類もしくは塩化メチレン、
脂肪族炭化水素類、例えばシクロヘキサン、またはパラ
フイン類、例えば石油留分、鉱油および植物油、アルコ
ール類、例えばブタノールもしくはグリコール並びにそ
れらのエーテル類およびエステル類、ケトン類、例えば
アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケト
ンもしくはシクロヘキサノン、強い有極性溶媒、例えば
ジメチルホルムアミドおよびジメチルスルホキシド、並
びに水が適している。
【0040】固体の担体としては、粉砕した天然鉱物、
例えばカオリン、クレイ、タルク、チヨーク、石英、ア
タパルジヤイト、モントモリロナイト、またはケイソウ
土並びに粉砕した合成鉱物、例えば高度分散性ケイ酸、
アルミナおよびシリケートが適しており、粒剤に対する
固体の担体として、粉砕し且つ分別した天然岩、例えば
方解石、大理石、軽石、海泡石および白雲石並びに無機
および有機のひきわり合成顆粒および有機物質の顆粒例
えばおがくず、やしがら、トウモロコシ穂軸およびタバ
コ茎が適している;乳化剤および/または発泡剤として
非イオン性および陰イオン性乳化剤、例えばポリオキシ
エチレン脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレン脂肪族
アルコールエーテル類、例えばアルキルアリールポリグ
リコールエーテル類、アルキルスルホネート類、アルキ
ルスルフエート類、アリールスルホネート類並びにアル
ブミン加水分解生成物が適しており、分散剤として、例
えばリグニンスルフアイト廃液およびメチルセルロース
が適している。
【0041】接着剤、例えばカルボキシメチルセルロー
ス、並びに粉状、粒状またはラテツクス状の天然および
合成重合体、例えばアラビアゴム、ポリビニルアルコー
ルおよびポリビニルアセテート、並びに天然燐脂質、例
えばセフアリン類およびレシチン類、および合成燐脂質
を調合物中で用いることができる。さらに添加物は鉱油
および植物油であることができる。
【0042】着色剤、例えば無機顔料、例えば酸化鉄、
酸化チタンおよびプルシアンブルー、並びに有機染料、
例えばアリザリン染料および金属フタロシアニン染料、
および微量の栄養剤、例えば鉄、マンガン、ホウ素、
銅、コバルト、モリブテンおよび亜鉛の塩、を用いるこ
とができる。
【0043】調合物は一般に0.1−95重量%の間
の、好ましくは0.5−90重量%の間の、活性化合物
を含有している。
【0044】雑草類の防除用には、本発明に従う活性化
合物はそのままで或いはそれらの組成物の形態におい
て、既知の除草剤との混合物として用いることもでき、
仕上げた調合物または槽混合が可能である。
【0045】混合物用に適している除草剤は既知の除草
剤、例えばアニリド類、例えばジフルフェニカンおよび
プロパニル、アリールカルボン酸類、例えばジクロロピ
コリン酸、ジカンバおよびピクロラム、アリールオキシ
アルカン酸類、例えば2,4D、2,4DB、2,4D
P、フルオキシピル、MCPA、MCPPおよびトリク
ロピル、アリールオキシ−フェノキシ−アルカン酸エス
テル類、例えばジクロフォップ−メチル、フェノキサプ
ロップ−エチル、アジノン類、例えばクロリダゾンおよ
びノルフルラゾン、カルバメート類、例えばクロロプロ
ファム、デスメジファム、フェンメジファムおよびプロ
ファム、クロロアセトアニリド類、例えばアラクロル、
アセトクロル、ブタクロル、メタザクロル、メトラクロ
ル、プレチラクロルおよびプロパクロル、ジニトロアニ
リン類、例えばオリザリン、ペンジメタリンおよびトリ
フルラリン、ジフェニルエーテル類、例えばアシフルオ
ルフェン、ビフェノックス、フルオログリコフェン、フ
ォメサフェン、ハロサフェン、ラクトフェンおよびオキ
シフルオルフェン、尿素類、例えばクロルトルロン、ジ
ウロン、フルオメツロン、イソプロツロン、リヌロンお
よびメタベンズチアズロン、ヒドロキシアミン類、例え
ばアロキシジム、クレトジム、シクロキシジム、セトキ
シジムおよびトラルコキシジム、イミダゾリノン類、例
えばイマゼタピル、イマザメタベンズ、イマザピルおよ
びイマザクイン、ニトリル類、例えばブロモキシニル、
ジクロベニルおよびイオキシニル、オキシアセトアミド
類、例えばメフェナセット、スルホニル尿素類、例えば
アミドスルフロン、ベンズルフロン−メチル、クロリム
ロン−エチル、クロルスルフロン、シノスルフロン、メ
トスルフロン−メチル、ニコスルフロン、プリミスルフ
ロン、ピラゾスルフロン−エチル、チフェンスルフロン
−メチル、トリアスルフロンおよびトリベヌロン−メチ
ル、チオカルバメート類、例えばブチレート、シクロエ
ート、ジ−アラート、EPTC、エスプロカルブ、モリ
ネート、プロスルフォカルブ、チオベンカルブおよびト
リ−アラート、トリアジン類、例えばアトラジン、シア
ナジン、シマジン、シメトリン、テルブツリンおよびテ
ルブチラジン、トリアジノン類、例えばヘキサジノン、
メタミトロンおよびメトリブジン、他のもの、例えばア
ミノトリアゾール、ベンフレセート、ベンタゾン、シン
メチリン、クロマゾン、クロピラリド、ジフェンゾクア
ート、ジチオピル、エトフメセート、フルオロクロリド
ン、グルフォシネート、グリホセート、イソキサベン、
ピリデート、クインクロラック、クインメラック、スル
ホセートおよびトリジファン。
【0046】他の既知の活性化合物、例えば殺菌・殺カ
ビ剤(fungicides)、殺昆虫剤(insecticides)、殺ダニ剤
(acaricides)、殺線虫剤(nematicides)、小鳥忌避剤、
植物栄養剤および土壌改良剤との混合物も可能である。
【0047】活性化合物はそのままで、或いはそれらの
調合物の形態またはそれらからさらに希釈して調製され
た使用形態、例えば調製済(ready-to-use)液剤、懸濁
剤、乳剤、粉剤、塗布剤および粒剤の形態で使用するこ
とができる。それらは普通の方法で、例えば、液剤散布
(watering)、噴霧(spraying)、アトマイジング(atomisi
ng)または粒剤散布(scattering)によって施用される。
【0048】本発明に従う活性化合物は植物の発芽の前
または後に適用することができる。それらは種蒔き前に
土壌中に加えることもできる。
【0049】活性化合物の使用量は実質的な範囲内で変
えることができる。これは本質的に所望する効果の性質
に依存している。一般に、使用量は土壌表面1ヘクター
ル当り0.01−10kgの間、好ましくは0.05−5
kgの間、である。
【0050】本発明に従う活性化合物の製造および使用
は下記の実施例からわかるであろう。
【0051】
【実施例】製造実施例 実施例1
【0052】
【化10】
【0053】2.5g(0.011モル)の2−クロロ−
5−(2−フルオロフェニル)−1,3,4−チアジアゾー
ルを20℃において撹拌しながら50mlのt−ブタノ
ール中の1.69g(0.011モル)のN−メチル−N
−n−ブチル−ヒドロキシアセトアミドおよび1.23
g(0.011モル)のカリウムターシャリー−ブチレ
ートに加え、そして混合物を続いて室温で12時間撹拌
した。処理するために、水を加え、生成物が結晶性にな
るまで混合物を撹拌し、次にこれを吸引濾別しそして乾
燥した。
【0054】2.2g(理論値の54%)の融点が92
℃のN−メチル−N−n−ブチル−2−〔2−(2−フ
ルオロフェニル)−1,3,4−チアジアゾリ−5−ルオ
キシ〕−アセトアミドが得られた。
【0055】下記の一般式(I)の2−〔2−(2−フ
ルオロフェニル)−1,3,4−チアジアゾリ−5−ルオ
キシ〕−アセトアミド類が対応する方法でそして一般的
な製造指示に従い得られた:
【0056】
【化11】
【0057】
【表1】
【0058】
【表2】
【0059】
【表3】
【0060】
【表4】
【0061】
【表5】
【0062】
【表6】
【0063】
【表7】
【0064】
【表8】
【0065】
【表9】
【0066】
【表10】
【0067】使用実施例:下記の使用実施例では、以下
に挙げられている化合物を比較物質として使用した:
【0068】
【化12】
【0069】2−(2−ベンゾチアゾリルオキシ)−N−
メチル−アセトアニリド(ヨーロッパ特許5,501中
に記載されている)。
【0070】実施例A 発芽前試験 溶媒: 5重量部のアセトン 乳化剤:1重量部のアルキルアリールポリグリコールエ
ーテル 活性化合物の適当な調合物を製造するために、1重量部
の活性化合物を上記量の溶媒と混合し、上記量の乳化剤
を加え、そして濃厚物を水で希釈して希望する濃度にし
た。
【0071】試験植物の種子を普通の土壌中にまき、そ
して24時間後に活性化合物の調合物を液剤散布した。
単位面積当たりの水の量を一定に保つことが簡便であ
る。調合物中の活性化合物の濃度は重要ではなく、単位
面積当たりの活性化合物の適用割合だけが重要である。
3週間後に、植物の被害度を未処理の対照用の発育と比
較して%被害率で評価した。数値は、 0%=活性なし(未処理の対照用と同様) 100%=完全死滅 を示す。
【0072】この試験では、例えば下記の製造実施例
1、2、3、および4の化合物により先行技術と比べて
明らかに優れた活性並びに同等に良好な作物植物選択性
が示された。
【0073】
【表11】
【0074】
【表12】
【0075】実施例B 発芽前試験/移植された水田稲における水表面処理 適用可能な調合物を製造するために、1部の活性化合物
を5部のアセトンを用いて溶解させ、そして1部のベン
ジルオキシポリグリコールエーテルを乳化剤として次に
加え、そして濃厚物を水で希釈して希望する濃度にし
た。
【0076】2−〜3−葉段階の稲を土壌が充填されて
いる容器中に植えた。試験植物の種子をその中に入れた
(1cmの深さ)。2日後に、容器に水を3cmの深さ
だけ溢流させた。活性化合物の調合物を次に水表面に適
用した。4週間後に、除草剤活性および処理植物に対す
る被害を視覚的に未処理植物と比較して%で評価した。
数値は、 0%=活性なし 100%=植物の完全死滅 を示す。
【0077】この試験では、例えば下記の製造実施例
5、7、8、9、10、11、12、13、14、2
1、59、60、61、62、63、64、65、6
6、67および69の化合物により先行技術と比べて明
らかに優れた活性並びに同等に良好な作物植物選択性が
示された。
【0078】
【表13】
【0079】
【表14】
【0080】
【表15】
【0081】
【表16】
【0082】
【表17】
【0083】
【表18】
【0084】本発明の主なる特徴および態様は以下のと
おりである。
【0085】1.一般式(I)
【0086】
【化13】
【0087】〔式中、Rは各場合とも任意に置換され
ていてもよいアルキル、アルケニル、アルキニルまたは
アラルキルを表し、そしてRは各場合とも任意に置換
されていてもよいアルキル、アルケニル、アルキニル、
シクロアルキル、シクロアルケニル、アルコキシ、アル
ケニルオキシ、アルキニルオキシ、アラルキルまたはア
リールを表すか、或いはRおよびRがそれらが結合
している窒素原子と一緒になって任意に別のヘテロ原子
も含有していてもよい任意に置換されていてもよい複素
環を表し、そしてnは数1または2を表す〕の2−〔2
−(フルオロフェニル)−1,3,4−チアジアゾリ−
5−ル−オキシ〕−アセトアミド類。
【0088】2.この式において、Rが各場合とも直
鎖もしくは分枝鎖状の炭素数が1−8のアルキル、炭素
数が2−8のアルケニル、炭素数が2−8のアルキニ
ル、炭素数が1−8でありそして1−17個の同一もし
くは異なるハロゲン原子を有するハロゲノアルキル、炭
素数が2−8のシアノアルキル、各場合とも個々のアル
キル部分中の炭素数が1−8のアルコキシアルキル、炭
素数が2−8でありそして1−15個の同一もしくは異
なるハロゲン原子を有するハロゲノアルキル、または直
鎖もしくは分枝鎖状のアルキル部分中の炭素数が1−8
でありそしてアリール部分中の炭素数が6−10であり
そして任意にアリール部分中で同一もしくは異なる置換
基によりモノ置換もしくはポリ置換されていてもよいア
ラルキルを表し、ここで適しているアリール置換基はハ
ロゲン、シアノ、ニトロ、各場合とも直鎖もしくは分枝
鎖状のそれぞれ炭素数が1−4のアルキル、アルコキシ
もしくはアルキルチオ、各場合とも直鎖もしくは分枝鎖
状のそれぞれ炭素数が1−4でありそして1−9個の同
一もしくは異なるハロゲン原子を有するハロゲノアルキ
ル、ハロゲノアルコキシもしくはハロゲノアルキルチ
オ、各場合とも直鎖もしくは分枝鎖状のそれぞれ個々の
アルキル部分中の炭素数が1−4のアルコキシカルボニ
ルもしくはアルコキシイミノアルキル、並びに任意にハ
ロゲンおよび/または直鎖もしくは分枝鎖状の炭素数が
1−4のアルキルからなる系からの同一もしくは異なる
置換基によりモノ置換またはポリ置換されていてもよい
フェニルであり、そしてRが各場合とも直鎖もしくは
分枝鎖状の炭素数が1−8のアルキル、炭素数が2−8
のアルケニル、炭素数が2−8のアルキニル、炭素数が
1−8でありそして1−17個の同一もしくは異なるハ
ロゲン原子を有するハロゲノアルキル、炭素数が2−8
のシアノアルキル、各場合とも個々のアルキル部分中の
炭素数が1−8のアルコキシアルキル、炭素数が2−8
でありそして1−15個の同一もしくは異なるハロゲン
原子を有するハロゲノアルケニル、炭素数が1−8のア
ルコキシ、各場合とも個々のアルキル部分中の炭素数が
1−8のアルコキシアルコキシ、炭素数が2−8のアル
ケニルオキシ、またはそれぞれ炭素数が3−7でありそ
して任意に同一もしくは異なる置換基によりモノ置換も
しくはポリ置換されていてもよいシクロアルキルもしく
はシクロアルケニルを表し、ここで適している置換基は
各場合ともハロゲンおよび直鎖もしくは分枝鎖状の炭素
数が1−4のアルキルであり、さらにRが直鎖もしく
は分枝鎖状のアルキル部分中の炭素数が1−8でありそ
してアリール部分中の炭素数が6−10でありそして任
意にアリール部分中で同一もしくは異なる置換基により
モノ置換もしくはポリ置換されていてもよいアラルキル
を表すか、または炭素数が6−10でありそして任意に
アリール部分中で同一もしくは異なる置換基によりモノ
置換もしくはポリ置換されていてもよいアリールを表
し、ここで適しているアリール置換基は各場合ともR
の場合に挙げられているものであるか、或いはRおよ
びRがそれらが結合している窒素原子と一緒になって
炭素数が2−9でありそして1−4個の同一もしくは異
なるヘテロ原子−特に窒素、酸素および/または硫黄−
を含有している任意に直鎖もしくは分枝鎖状の炭素数が
1−4のアルキルにより置換されていてもよい同一もし
くは異なる置換基により任意に置換されていてもよい飽
和もしくは不飽和の任意にベンゾ−縮合されていてもよ
い複素環を表し、そしてnが数1または2を表すことを
特徴とする、上記1に従う一般式(I)の化合物。
【0089】3.この式において、Rが各場合とも直
鎖もしくは分枝鎖状の炭素数が1−4のアルキル、炭素
数が3−6のアルケニル、炭素数が3−6のアルキニ
ル、炭素数が1−4でありそして1−9個の同一もしく
は異なるハロゲン原子を有するハロゲノアルキル、炭素
数が2−4のシアノアルキル、各場合とも個々のアルキ
ル部分中の炭素数が1−4のアルコキシアルキル、炭素
数が3−6でありそして1−5個の同一もしくは異なる
ハロゲン原子を有するハロゲノアルキル、または直鎖も
しくは分枝鎖状のアルキル部分中の炭素数が1−4であ
りそしてアリール部分中の炭素数が6または10であり
そして任意にアリール部分中で同一もしくは異なる置換
基によりモノ置換ないしトリ置換されていてもよいアラ
ルキルを表し、ここで適しているアリール置換基はハロ
ゲン、シアノ、ニトロ、各場合とも直鎖もしくは分枝鎖
状のそれぞれ炭素数が1−4のアルキル、アルコキシも
しくはアルキルチオ、各場合とも直鎖もしくは分枝鎖状
のそれぞれ炭素数が1−3でありそして1−7個の同一
もしくは異なるハロゲン原子を有するハロゲノアルキ
ル、ハロゲノアルコキシもしくはハロゲノアルキルチ
オ、各場合とも直鎖もしくは分枝鎖状のそれぞれ個々の
アルキル部分中の炭素数が1−3のアルコキシカルボニ
ルもしくはアルコキシイミノアルキル、並びに任意にハ
ロゲンおよび/または直鎖もしくは分枝鎖状の炭素数が
1−3のアルキルからなる系からの同一もしくは異なる
置換基によりモノ置換ないしトリ置換されていてもよい
フェニルであり、そしてRが各場合とも直鎖もしくは
分枝鎖状の炭素数が1−6のアルキル、炭素数が3−6
のアルケニル、炭素数が3−6のアルキニル、炭素数が
1−4でありそして1−9個の同一もしくは異なるハロ
ゲン原子を有するハロゲノアルキル、炭素数が2−4の
シアノアルキル、各場合とも個々のアルキル部分中の炭
素数が1−4のアルコキシアルキル、炭素数が3−6で
ありそして1−5個の同一もしくは異なるハロゲン原子
を有するハロゲノアルケニル、炭素数が1−6のアルコ
キシ、各場合とも個々のアルキル部分中の炭素数が1−
4のアルコキシアルコキシ、炭素数が3−4のアルケニ
ルオキシ、またはそれぞれ炭素数が5−7でありそして
任意に同一もしくは異なる置換基によりモノ置換ないし
テトラ置換されていてもよいシクロアルキルもしくはシ
クロアルケニルを表し、ここで適している置換基は各場
合ともハロゲンおよび直鎖もしくは分枝鎖状の炭素数が
1−3のアルキルであり、そしてさらにRが直鎖もし
くは分枝鎖状のアルキル部分中の炭素数が1−4であり
そしてアリール部分中の炭素数が6または10でありそ
して任意にアリール部分中で同一もしくは異なる置換基
によりモノ置換ないしトリ置換されていてもよいアラル
キルを表すか、または炭素数が6または10でありそし
て任意にアリール部分中で同一もしくは異なる置換基に
よりモノ置換ないしトリ置換されていてもよいアリール
を表し、ここで適しているアリール置換基は各場合とも
の場合に挙げられているものであるか、或いはR
およびRがそれらが結合している窒素原子と一緒にな
って炭素数が2−5でありそして1−3個の同一もしく
は異なるヘテロ原子−特に窒素、酸素および/または硫
黄−を含有している任意に直鎖もしくは分枝鎖状の炭素
数が1−3のアルキルにより置換されていてもよい同一
もしくは異なる置換基により任意にモノ置換ないしトリ
置換されていてもよい飽和もしくは不飽和の任意にベン
ゾ−縮合されていてもよい複素環を表し、そしてnが数
1または2を表すことを特徴とする、上記1に従う一般
式(I)の化合物。
【0090】4.この式において、Rがメチル、エチ
ル、n−もしくはi−プロピル、n−、i−、s−もし
くはt−ブチル、アリル、プロパルギル、任意にモノ置
換もしくはジ置換されていてもよいベンジルであり、こ
こで適している置換基は弗素、塩素、臭素、シアノ、ニ
トロ、メチル、エチル、n−もしくはi−プロピル、n
−、i−、s−もしくはt−ブチル、メトキシ、エトキ
シ、n−もしくはi−プロポキシ、n−、i−、s−も
しくはt−ブトキシ、メチルチオ、エチルチオ、トリフ
ルオロメチル、トリフルオロメトキシ、トリフルオロメ
チルチオ、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、
メトキシイミノメチル、メトキシイミノエチル、エトキ
シイミノメチル、エトキシイミノエチル、または任意に
弗素、塩素、臭素、メチルおよび/またはエチルからな
る系から選択される同一もしくは異なる置換基によりモ
ノ置換ないしジ置換されていてもよいフェニルであり、
そしてRが各場合とも直鎖もしくは分枝鎖状の炭素数
が1−6のアルキルもしくはアルコキシ、メトキシメチ
ル、メトキシエチル、エトキシメチル、エトキシエチ
ル、メトキシメトキシ、メトキシエトキシ、エトキシメ
トキシ、エトキシエトキシ、アリル、アリルオキシ、n
−もしくはi−ブテニル、プロパルギル、プロパルギル
オキシ、n−もしくはi−ブチニル、シクロペンチル、
シクロヘキシル、シクロヘキセニル、またはそれぞれが
任意に同一もしくは異なる置換基によりモノ置換もしく
はジ置換されていてもよいベンジルもしくはフェニルを
表し、ここで適している置換基は各場合ともRの場合
に挙げられているものであるか、或いはRおよびR
がそれらが結合している窒素原子と一緒になって任意に
同一もしくは異なる置換基によりモノ置換ないしトリ置
換されていてもよいピロリジニル、ピペリジニル、モル
ホリニル、ペルヒドロアゼピニルまたは1,2,3,4
−テトラヒドロキノリルを表し、ここで適している置換
基は各場合ともメチル、エチル、n−もしくはi−プロ
ピルであり、そしてnが数1または2を表すことを特徴
とする、上記1に従う一般式(I)の化合物。
【0091】5.一般式(I)
【0092】
【化14】
【0093】〔式中、Rは各場合とも任意に置換され
ていてもよいアルキル、アルケニル、アルキニルまたは
アラルキルを表し、そしてRは各場合とも任意に置換
されていてもよいアルキル、アルケニル、アルキニル、
シクロアルキル、シクロアルケニル、アルコキシ、アル
ケニルオキシ、アルキニルオキシ、アラルキルまたはア
リールを表すか、或いはRおよびRがそれらが結合
している窒素原子と一緒になって任意に別のヘテロ原子
も含有していてもよい任意に置換されていてもよい複素
環を表し、そしてnは数1または2を表す〕の2−〔2
−(フルオロフェニル)−1,3,4−チアジアゾリ−
5−ル−オキシ〕−アセトアミド類の製造方法におい
て、式(II)
【0094】
【化15】
【0095】〔式中、Xはハロゲンまたはメチルスルホ
ニルを表し、そしてnは上記の意味を有する〕のフルオ
ロフェニル−1,3,4−チアジアゾール類を、適宜希
釈剤の存在下でそして適宜反応助剤の存在下で、式(I
II)
【0096】
【化16】 〔式中、RおよびRは上記の意味を有する〕の2−
ヒドロキシアセトアミド類と反応させることを特徴とす
る方法。
【0097】6.少なくとも1種の上記1に従う式
(I)の化合物を含有していることを特徴とする、除草
剤。
【0098】7.望ましくない植物の成長を防除するた
めの、上記1に従う式(I)の化合物の使用。
【0099】8.上記に従う式(I)の化合物を雑草類
またはそれらの環境に作用させること特徴とする、雑草
類の防除方法。
【0100】9.1に従う式(I)の化合物を伸展剤お
よび/または表面活性剤と混合することを特徴とする、
除草剤の製造方法。
フロントページの続き (72)発明者 ハンス−ヨアヒム・デイール ドイツ連邦共和国デー5600ブツペルタール 11・ヘーエ35 (72)発明者 クラウス・リユルセン ドイツ連邦共和国デー5060ベルギツシユグ ラートバツハ2・アウグスト−キールスペ ル−シユトラーセ145 (72)発明者 ハンス−ヨアヒム・ザンテル ドイツ連邦共和国デー5090レーフエルクー ゼン1・グリユンシユトラーセ9アー (72)発明者 ロベルト・アール・シユミツト ドイツ連邦共和国デー5060ベルギツシユグ ラートバツハ2・イムバルトビンケル110

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 〔式中、 R1は各場合とも任意に置換されていてもよいアルキ
    ル、アルケニル、アルキニルまたはアラルキルを表し、
    そしてR2は各場合とも任意に置換されていてもよいア
    ルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シ
    クロアルケニル、アルコキシ、アルケニルオキシ、アル
    キニルオキシ、アラルキルまたはアリールを表すか、或
    いはR1およびR2がそれらが結合している窒素原子と一
    緒になって任意に別のヘテロ原子も含有していてもよく
    任意に置換されていてもよい複素環を表し、そしてnは
    数1または2を表す〕の2−〔2−(フルオロフェニル)
    −1,3,4−チアジアゾリ−5−ル−オキシ〕−アセト
    アミド。
  2. 【請求項2】 一般式(I) 【化2】 〔式中、 R1は各場合とも任意に置換されていてもよいアルキ
    ル、アルケニル、アルキニルまたはアラルキルを表し、
    そしてR2は各場合とも任意に置換されていてもよいア
    ルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シ
    クロアルケニル、アルコキシ、アルケニルオキシ、アル
    キニルオキシ、アラルキルまたはアリールを表すか、或
    いはR1およびR2がそれらが結合している窒素原子と一
    緒になって任意に別のヘテロ原子も含有していてもよい
    任意に置換されていてもよい複素環を表し、そしてnは
    数1または2を表す〕の2−〔2−(フルオロフェニル)
    −1,3,4−チアジアゾリ−5−ル−オキシ〕−アセト
    アミド類の製造方法において、式(II) 【化3】 〔式中、 Xはハロゲンまたはメチルスルホニルを表し、そしてn
    は上記の意味を有する〕のフルオロフェニル−1,3,4
    −チアジアゾール類を、適宜希釈剤の存在下でそして適
    宜反応助剤の存在下で、式(III) 【化4】 〔式中、 R1およびR2は上記の意味を有する〕の2−ヒドロキシ
    アセトアミド類と反応させることを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 少なくとも1種の請求項1に従う式
    (I)の化合物を含有していることを特徴とする、除草
    剤。
  4. 【請求項4】 請求項1に従う式(I)の化合物を雑草
    類またはそれらの環境に作用させること特徴とする、雑
    草類の防除方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に従う式(I)の化合物を伸展
    剤および/または表面活性剤と混合することを特徴とす
    る、除草剤の製造方法。
JP4291975A 1991-10-12 1992-10-07 2−[2−(フルオロフエニル)−1,3,4−チアジアゾリ−5−ル−オキシ−アセトアミド Pending JPH05213945A (ja)

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DE4133827A DE4133827A1 (de) 1991-10-12 1991-10-12 2-(2-(fluorphenyl)-1,3,4-thiadiazol-5-yl-oxy)-acetamide
DE4133827.8 1991-10-12

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DE4438178A1 (de) * 1994-10-26 1996-05-02 Bayer Ag N-Methyl-N-isopropyl-heteroaryloxyacetamide
DE19541401A1 (de) * 1994-11-14 1996-05-15 Bayer Ag 2-[2-(2,6-Difluor-phenyl)-1,3,4-thiadiazol-5-yl-oxy]-acetamide
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DE3038635A1 (de) * 1980-10-13 1982-05-27 Bayer Ag, 5090 Leverkusen Substituierte 5-phenyl-1,3,4-thiadiazol-2-yl-oxyessigsaeureamide, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung als herbizide

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DE4133827A1 (de) 1993-04-15
EP0537543A1 (de) 1993-04-21
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