JP3502808B2 - 化粧料 - Google Patents
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Description
ディッシュ、クレタ等の種子を、脱塩若しくは減塩した
海洋深層水に浸積させた後、これらの種子から抽出され
る抽出物を含有することにより、美肌効果、保湿効果に
優れ、安全性、かつ、信頼性の高い化粧料に関するもの
である。
安全性の高い化粧料が求められていた。皮膚に対する刺
激性の観点から、天然成分を配合した化粧料が多く使用
されてきた。天然成分の例として、植物の葉、根、茎、
種子などから抽出した成分がある。
レタからなる群の種子に関して、その種子から抽出され
る抽出物を化粧料に使用するということは、知られてい
なかった。
2件により公知である。
穀物の精製残渣を中性媒体で抽出してなる抽出物を配合
したことを特徴とする美白化粧料が記載されている。
稲、大麦、トウモロコシ、キビ及びスペルトコムギから
なる群から選ばれた一種以上の植物の種子または果実の
アルコールまたは水性アルコール抽出物を含有すること
を特徴とする毛髪及び頭皮処理用組成物が記載されてい
る。
04648によると、中性媒体で抽出する例として、エ
タノールなどの1価の低級アルコール類、オレイルアル
コール、ステアリルアルコールなどの1価の高級アルコ
ール類、ヘキセン、クロロホルム、ベンゼンなどの炭化
水素系溶剤などを用いて抽出する例が記載されており、
さらには、その混合溶媒を用いて抽出する例が記載され
ている。また、「これらの抽出物は、そのまま美白化粧
料に配合してもよく」と記載されている。つまり、アル
コールなどの有機溶媒を用いて抽出を行い、該有機溶媒
中に抽出された抽出物をそのまま含有する化粧料は、皮
膚への刺激性が低いものとは言えない。
ている毛髪及び頭皮処理用組成物も、アルコールまたは
水性アルコール、多価アルコール、プロピレングリコー
ルなどの有機溶剤を用いた抽出物であることから、皮膚
への刺激性は必ずしも低いものとは言えなかった。
美肌効果や、湿潤性、保湿性などの効果の点で、有効な
効果が発揮されていなかった。
し、優れた美肌効果および湿潤効果、保湿効果を有する
化粧料およびその製造方法を提供することである。
題点を解決すべく鋭意検討した結果、特定の植物の種子
から抽出される抽出物を含有することにより、美肌効
果、保湿効果などの肌荒れを効果的に改善し得る事を見
いだし、本発明を完成させるに至った。
リー、ラディッシュ、クレタからなる群から選ばれた少
なくとも一種以上の種子であって、脱塩若しくは減塩し
た海洋深層水に浸積させ、発芽、発根させた種子から抽
出される抽出物を含有する化粧料を提供する。
ラディッシュ、クレタからなる群の少なくとも一種以上
の種子から抽出されたものであればよい。また、ブロッ
コリーの種子から抽出した抽出物と、ラディッシュの種
子から抽出した抽出物との混合物であってもよく、所望
の二種または三種を混合したものであってもよい。さら
に、本発明の化粧料には、必要に応じて、任意の量のグ
リチルリチン酸、若しくはその塩、若しくはその誘導体
(グリチルレチン酸ステアリルなど)、アラントイン、
アズレン、バイカリン、マロニエ抽出物、オウバク抽出
物、オウレン抽出物、アスコルビン酸、アスコルビン酸
リン酸マグネシウム、エラグ酸、アルブチン、コウジ
酸、プラセンターエキス、桑白皮酸、クジン抽出物、ワ
レモコウ抽出物、エイジツ抽出物、ビタミン類、トコフ
ェロールおよびその誘導体、天然ビタミンE、コラーゲ
ン、エラスチン・ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸か
ら選ばれる1種又は2種以上の成分を含有するものであ
ってもよい。
媒に浸積させたものであってもよいが、種子を粉砕して
溶媒に浸積させた方が好ましい。本発明においては、発
芽、発根する条件下で、上述のブロッコリー、ラディッ
シュまたはクレタの種子や、後述する穀物類の種子を海
洋深層水に浸積させる。同時に、10℃以上30℃以下
の温度と直射日光若しくは間接日光を1日乃至5日間程
度与えることにより、発芽、発根させるが、種子によっ
ては条件が異なるので適宜変更することが好ましい。発
芽、発根の状態は、種子によって異なるため、所望の状
態で採取する。種子によっては、発芽してから発根する
ものと、発根してから発芽するものとがあるが、発芽し
てから発根するものは幼葉が2枚の時に成長を終了さ
せ、発根してから発芽するものは発芽する手前で成長を
終了させることが好ましい。この状態で採取した発芽、
発根した種子を粉砕して抽出を行うことが好ましい。
0〜300メートル以深より採取される海水をいう。こ
の領域では、太陽からの光が到達しないため、光合成が
行われず、生物の育成はほとんどなく無菌に近い状態で
ある。また、工業廃水や生活排水が直接流れ込むことが
なく、海面近くの層とは異なる海流の層になっている。
ここより採取される海水は、天然ミネラルが豊富であ
り、無菌状態に近い清浄な水である。
リウムイオン、塩化物イオン、硫化物イオン、マグネシ
ウムイオン、カルシウムイオン、カリウムイオンなどを
蒸留法、逆浸透圧法、電気透析法などにより完全に除去
した状態をいう。減塩とは、前記組成を示す種々の塩
を、一部除去した状態をいい、上記塩が海洋深層水中に
100〜200mg/リットル程度含有している状態が好
ましい。
なり、数時間から数日間程度の所望の時間でもよいが、
1日から5日間程度が好ましい。
りより天然成分を含有した抽出物を得ることが可能とな
る。
種子から抽出される抽出物を含有する化粧料であって、
前記種子は、海洋深層水、または脱塩若しくは減塩した
海洋深層水に浸積させ、発芽、発根させたものであるこ
とを特徴とする化粧料を提供する。穀物の種子にも、上
述の脱塩、減塩した海洋深層水を利用することができ
る。穀物としては、例えば、米、大麦、小麦、玄米、
粟、ひえ、きび、トウモロコシ、豆などがある。
湿潤効果若しくは皮膚老化防止効果の少なくとも何れか
1つの効果を有することを特徴とする。
髪の手入れ製剤若しくは頭皮の手入れ製剤としての効能
を有する。
リーム、パック、ジェル状化粧料、パウダー化粧料、石
鹸、液状洗浄剤など、皮膚の手入れ製剤、毛髪の手入れ
製剤若しくは頭皮の手入れ製剤などのような化粧用分野
における化粧料に適用される任意の形態をとることがで
きる。
で定めるところの医薬部外品のうち育毛剤、浴用剤、薬
用化粧料、薬用化粧品即ち薬用石鹸、薬用シャンプー、
薬用リンス、薬用化粧水、薬用クリーム・乳液、薬用パ
ック、染毛料、頭髪用化粧品、一般クリーム・乳液、ひ
げそり用クリームまたはローション、日焼け・日焼け止
めローション、化粧油、軟膏、日焼け・日焼け止めオイ
ル、白粉、パウダー、ファンデーション、香水、パッ
ク、爪クリーム、エナメル、エナメル除去剤、眉墨、頬
紅、アイクリーム、アイシャドー、マスカラ、アイライ
ナー、口紅、リップクリーム、はみがき、浴用化粧品な
どに応用できる。
用される構成成分、たとえば、油分、界面活性剤、増粘
剤、保湿剤、防腐剤、香料、着色料、キレート剤、アミ
ノ酸、糖類などを1種又は、2種以上含有するものであ
ってもよい。
抽出物を含有する化粧料を製造する方法において、種子
を第1の脱塩若しくは減塩した海洋深層水に浸積させ、
発芽、発根した状態にする第1の工程と、第1の工程よ
り得られた種子を第2の海洋深層水、または脱塩若しく
は減塩した海洋深層水により抽出する第2の工程と、得
られた抽出物を化粧料に含有させる第3の工程と、を備
える化粧料の製造方法を提供する。第1の工程により、
海洋深層水に浸積した種子を得ることができる。浸積期
間は、種子の種類に応じて適宜設定しうるものである
が、1日乃至5日間程度が好ましい。同時に、10℃以
上30℃以下の温度と直射日光若しくは間接日光を与え
ることにより、発芽、発根させるが、種子によって条件
が異なるので適宜変更することが好ましい。
れ、安全性、かつ、信頼性の高い化粧料が製造される。
げるため、種子を粉砕することが好ましい。微細粉砕す
るとろ過が困難となるため、粗粉砕が好ましい。
ュ、クレタからなる群から選ばれた少なくとも一種以上
の種子であることが好ましい。
コリー、ラディッシュ、クレタの種子であることが好ま
しいが、これらには限定されない。
することもできる。
れた種子を第2の海洋深層水、または脱塩若しくは減塩
した海洋深層水により、常温から200℃以下の範囲で
抽出を行うことが好ましい。
200℃以下にすることにより、抽出効率を飛躍的に高
めることとなるため、製造費を低減させることができ
る。
れた種子を第2の海洋深層水、または脱塩若しくは減塩
した海洋深層水により、100気圧以上4000気圧以
下の圧力下で抽出を行うことが好ましい。
高圧下では水は100℃でも沸騰しない。本請求項で
は、100気圧以上4000気圧以下という圧力条件で
抽出を行うことにより、短時間で抽出を行うことがで
き、抽出効率を飛躍的に高めることができる。
す。なお、本発明は、この実施の態様に限定されるもの
ではない。以下で、数量を表す「%」は、特に限定しな
い限り「重量%」である。
ッシュ若しくはクレタの種子を、脱塩若しくは減塩した
海洋深層水に浸積し、発芽、発根させた後、成長を止
め、粉砕し、少量のアルコール類、グリセリンなどを含
有した脱塩した海洋深層水で抽出を行う。
200〜300メートル以深の深海より採取される。ろ
過した後、イオン交換樹脂または逆浸透膜により脱塩若
しくは減塩処理を施し、適当な塩濃度の海水を得る。ま
たは、上記方法により処理した同海水を精製水、イオン
交換水、水道水などと併用し、適当な塩濃度に希釈した
海水とすることもできる。例として表1に石川県沖水深
300〜400メートルより採取される海水の組成を示
す。本海洋深層水は、表1に示すように、表層水と比較
して低温であり、かつ一般に栄養塩といわれるイオンで
あるリン酸イオン、ケイ酸イオンの量が多く含まれてお
り、明らかに表層水とは異なるものである。海洋深層水
の分析結果は、特開平10−182346、特開平10
−182412、若しくは特開平11−12154にお
いても公知である。
洋深層水の成分の含有量は、特に限定されないが、10
0mg〜200mg/リットル程度含有していることが好ま
しい。また、第2の減塩した海洋深層水の成分の含有量
も、特に限定されないが、0.0001%から100%
未満であることが適当である。100%とは、減塩せ
ず、ろ過以外の処理を行っていない海洋深層水である。
本発明の方法により、種子を第1の減塩した海洋深層水
に浸積させ、発芽、発根させたものを粉砕し、高温・高
圧にする装置を用いて、100℃、100気圧の気圧を
かけ20分程度で、第2の減塩した海洋深層水により抽
出を行った。その結果、得られた成分を分析するとカリ
ウム、ナトリウム、マグネシウムなどの無機物、ビタミ
ンA、B、及びCを含んでいる。本発明に係る方法によ
り製造された化粧料は、海洋深層水中に含まれる天然ミ
ネラルを損なうことなく含有し、かつ肌に対して保湿
性、湿潤性を与える効果を有するものであった。上記と
同様の方法で抽出すると、上記の成分の他に必須アミノ
酸、例えばリジン、アルファアミノ酪酸などを含有する
化粧料を製造することができる。
説明するが、本発明はこれらになんら限定されるもので
はない。
0〜400mから採取された海洋深層水を使用し、美肌
効果、保湿効果、湿潤効果を試験するための保湿力の評
価を行った。ブロッコリー、ラディッシュの種子を用意
し、0.2%に減塩した海洋深層水に浸積し、20〜2
5℃で、4日間日光に照射し、発芽、発根させた後、成
長を止め、粗粉砕し、それぞれ50gを混合し、20%
に減塩した海洋深層水1リットルで、130℃、150
0〜2000気圧で抽出を行い、目的物を得た。
(B)は精製水で、全量を100とした。 (試験方法)実施例品1につき、パネル試験を行った。
パネラーとして、乾燥肌の27〜55歳の女性30名を
2組に分け、実施例品1と、比較例品1とを、実際に使
用してもらった。通常通りの使用方法で30日間毎日、
朝と夜、適量の化粧水を顔に塗布し、肌荒れ、乾燥の状
態変化についてアンケートを行った。その結果は表2に
示す。
が多く観察される。 2 肌のツヤが全く無く、全体にクスミがあり、角層
の剥離が所々に見られる。 3 肌ツヤがややあり、クスミが見られない。角層は
肉眼では剥がれていないが、化粧綿で軽くこすると剥離
する。 4 肌にツヤがあり、ハリもある。化粧綿でこすって
も角層の剥離がほとんどない。 表2の結果から明かなように、本発明に係わるブロッコ
リーおよびラディッシュを第1の減塩した海洋深層水に
浸積し、第2の減塩した海洋深層水で抽出した抽出物を
配合した化粧料は、皮膚に使用すると、優れた美肌効
果、保湿効果、湿潤効果を示すことが明らかとなった。
海洋深層水を使用し、美肌効果、保湿効果、湿潤効果を
試験するための保湿力の評価を行った。玄米を用意し、
第1の0.2%に減塩した海洋深層水に浸積し、20〜
25℃で、5日間日光に照射し、発芽、発根させた後、
成長を止め、微粉砕し、それぞれ50gを混合し、第2
の20%に減塩した海洋深層水1リットルで、160
℃、1800〜2300気圧で抽出を行い、目的物を得
た。
(B)は精製水で、全量を100とした。 (試験方法)実施例品2についても、実施例1と同様
の、パネル試験を行った。パネラーとして、乾燥肌の2
7〜55歳の女性30名を2組に分け、実施例品2と、
比較例品2とを、実際に使用してもらった。通常通りの
使用方法で60日間毎日、朝と夜、適量の化粧水を手
や、膝、肘などかさつきやすい肌の部分に塗布し、肌荒
れ、乾燥の状態変化についてアンケートを行った。その
結果は表3に示す。
る抽出物、すなわち玄米を第1の減塩した海洋深層水に
浸積し、第2の減塩した海洋深層水で抽出した抽出物を
配合したクリームは、皮膚に使用すると、優れた美肌効
果、保湿効果、湿潤効果を示すことが明らかとなった。
海洋深層水を使用した。ブロッコリー、ラディッシュお
よびクレタをそれぞれ用意し、第1の0.1%に減塩し
た海洋深層水に浸積し、20〜25℃で、5日間日光に
照射し、発芽、発根させた後、成長を止め、微粉砕し、
それぞれ40:30:30(重量%)の割合で混合し、
第2の20%に減塩した海洋深層水1.5リットルで、
120℃、1200〜2000気圧で抽出を行い、目的
物を得た。
溶液で、全量を100とした。 <比較例品3>実施例品3の(A)の成分を配合し、
(B)は精製水で、全量を100とした。
57歳の女性20名を2組に分け、実施例品3と、比較
例品3とを、実際に使用してもらった。通常通りの使用
方法で60日間毎日、朝と夜、適量の乳液を顔と手に塗
布して皮膚老化防止効果についてアンケートを行った。
その結果は表4に示す。
リー、ラディッシュおよびクレタを第1の減塩した海洋
深層水に浸積し、第2の減塩した海洋深層水で抽出した
抽出物を配合した乳液は、顔や手に使用すると、優れた
皮膚老化防止効果を示すことが明らかとなった。
海洋深層水を使用した。実施例2により抽出された抽出
物を使用し、下記に示す組成のヘアトニックを調整し
た。
で、全量を100とした。
激性が低く、良好な保湿効果、湿潤効果を付与し、ぱさ
つきを低減するヘアトニックであった。
海洋深層水を使用した。玄米、大麦、および大豆を用意
し、第1の0.2%に減塩した海洋深層水に浸積し、2
0〜25℃で、玄米、大麦は、5日間日光に照射し、一
方、大豆は、4日間日陰にし、発芽、発根させた後、成
長を止め、微粉砕し、それぞれ50gを混合し、第2の
20%に減塩した海洋深層水1.5リットルで、70
℃、100〜300気圧で抽出を行い、目的物を得た。
下記に示す組成のシャンプーを調整した。 <実施例品5> (1)Nヤシ油脂脂肪Lグルタミン酸トリエタノールアミン 15.0 (2)ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム 10.0 (3)ヤシ油脂脂肪ジエタノールアミド 5.0 (4)ラウリン酸アミドプロピルベタイン 10.0 (5)ジステアリン酸エチレングリコール 2.0 (6)カチオン化セルロース 2.0 (7)ジブチルヒドロキシトルエン 0.15 (8)安息香酸ナトリウム 0.1 (9)本発明の抽出物を精製水で10倍に希釈した溶液で、全量を100とした 。 (10)クエン酸でpH6.0に調整。
激性が低く、良好な保湿効果、湿潤効果を付与し、ぱさ
つきを低減するシャンプーであった。
海洋深層水を使用した。実施例1により抽出された抽出
物を使用し、下記に示す組成のパックを調整した。 <実施例品6> (1) グリセリン 5.0 (2) ポリビニルアルコール 20.0 (3) ポリエチレングリコール 3.0 (4) プロピレングリコール 7.0 (5) エタノール 10.0 (6) メチルパラベン 0.05 (7) 香料 0.05 (8) 本発明の抽出物で、全量を100とした。
湿効果、湿潤効果を付与し、爽快感を与えるパックであ
った。
海洋深層水を使用した。実施例3により抽出された抽出
物を使用し、下記に示す組成の軟膏を調整した。 <実施例品7> (1) ステアリン酸 15.0 (2) セチルアルコール 18.0 (3) モクロウ 20.0 (4) ポリオキシエチレン(20)モノオレイン酸エステル 0.25 (5) グリセリンモノステアリン酸エステル 0.25 (6) ワセリン 40.0 (7) 本発明の抽出物を精製水で10倍に希釈した溶液で、全量を100とし た。
刺激性が少ない軟膏であった。
果、保湿効果、湿潤効果に極めて顕著な効果を示してお
り、乾燥肌に対して優れた改善効果が見られた。また、
皮膚老化防止効果についても、極めて優れた改善効果が
見られた。
Claims (9)
- 【請求項1】 ブロッコリー、ラディッシュ、クレタか
らなる群から選ばれた少なくとも一種以上の種子であっ
て、脱塩若しくは減塩した海洋深層水に浸積させ、発
芽、発根させた種子から抽出される抽出物を含有する化
粧料。 - 【請求項2】 穀物類の種子から抽出される抽出物を含
有する化粧料であって、 前記種子は、海洋深層水、または脱塩若しくは減塩した
海洋深層水に浸積させ、発芽、発根させたものであるこ
とを特徴とする化粧料。 - 【請求項3】 美肌効果、保湿効果、湿潤効果若しくは
皮膚老化防止効果の少なくとも何れか1つの効果を有す
ることを特徴とする請求項1または2に記載の化粧料。 - 【請求項4】 皮膚の手入れ製剤、毛髪の手入れ製剤若
しくは頭皮の手入れ製剤としての効能を有する請求項1
乃至3の何れか一項に記載の化粧料。 - 【請求項5】 種子から抽出される抽出物を含有する化
粧料を製造する方法において、 種子を第1の脱塩若しくは減塩した海洋深層水に浸積さ
せ、発芽、発根した状態にする第1の工程と、 第1の工程より得られた種子を第2の海洋深層水、また
は脱塩若しくは減塩した海洋深層水により抽出する第2
の工程と、 得られた抽出物を化粧料に含有させる第3の工程と、 を備える化粧料の製造方法。 - 【請求項6】 前記種子は、ブロッコリー、ラディッシ
ュ、クレタからなる群から選ばれた少なくとも一種以上
の種子であることを特徴とする請求項5に記載の化粧料
の製造方法。 - 【請求項7】 前記種子は、穀物類の種子であることを
特徴とする請求項5に記載の化粧料の製造方法。 - 【請求項8】 前記第2の工程は、第1の工程より得ら
れた種子を第2の海洋深層水、または脱塩若しくは減塩
した海洋深層水により、常温から200℃以下の範囲で
抽出を行うことを特徴とする請求項5に記載の化粧料の
製造方法。 - 【請求項9】 前記第2の工程は、第1の工程より得ら
れた種子を第2の海洋深層水、または脱塩若しくは減塩
した海洋深層水により、100気圧以上4000気圧以
下の圧力下で抽出を行うことを特徴とする請求項5乃至
8の何れか一項に記載の化粧料の製造方法。
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