JP2001302461A - 毛髪化粧料 - Google Patents
毛髪化粧料Info
- Publication number
- JP2001302461A JP2001302461A JP2000122941A JP2000122941A JP2001302461A JP 2001302461 A JP2001302461 A JP 2001302461A JP 2000122941 A JP2000122941 A JP 2000122941A JP 2000122941 A JP2000122941 A JP 2000122941A JP 2001302461 A JP2001302461 A JP 2001302461A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hair
- water
- salts
- cationic surfactant
- hair cosmetic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Cosmetics (AREA)
Abstract
髪補修性の効果を向上させた毛髪化粧料の提供。 【解決手段】海洋深層水とカチオン性界面活性剤とを含
有する毛髪化粧料。上記海洋深層水とは表面海水が沈降
して層を形成しているもので、低温、清浄で栄養塩に富
む固有水であり、その取水深度は200m以深であり、
好ましくは300〜400mである。代表的な、取水地
としては高知県室戸市沖や、富山県滑川市沖、沖縄県糸
満市沖等が挙げられる。また、上記カチオン界面活性剤
は、モノアルキル型第四級アンモニウム塩、ジアルキル
型第四級アンモニウム塩、第3級脂肪酸アミン塩、トリ
アルキルベンジルアンモニウム塩を一種又は二種以上配
合し、かつカチオン界面活性剤の総量が0.01%〜2
0.00%である。
Description
界面活性剤とを配合した毛髪化粧料に関し、更に詳細に
は、優れたトリートメント性や保湿性、毛髪補修性を有
する毛髪化粧料に関する。
ント剤、ヘアコンディショナー、リンス、ヘアエッセン
ス剤、ヘアクリーム剤、ヘアマニキュア剤、毛髪用一時
着色剤、パーマ剤等の毛髪化粧料では、使用感向上のた
めのトリートメント成分や、毛髪のパサつき防止のため
の保湿剤、毛髪損傷を和らげる毛髪補修剤等が配合され
ている。
の成分を配合した毛髪化粧料では、成分の効果が充分で
なかったり、あるいは、効果を得るために充分な量を配
合すると安定性に欠けたり使用感が損なわれるなど、そ
の改善が望まれてきた。
ートメント性、毛髪保湿性、毛髪補修性の効果を向上さ
せるべく鋭意研究を行った結果、海洋深層水とカチオン
界面活性剤とを組み合わすことにより、毛髪トリートメ
ント性、毛髪保湿性、毛髪補修性の効果を従来の毛髪化
粧料より向上させることを見いだし、本発明を完成する
に至った
(B);(A)海洋深層水(B)カチオン界面活性剤を
含有することを特徴とする毛髪化粧料である。以下、詳
細に説明する。
層水とは表面海水が沈降して層を形成しているもので、
低温、清浄で栄養塩に富む固有水であり、その取水深度
は200m以深であり、好ましくは300〜400mで
ある。代表的な、取水地としては高知県室戸市沖や、富
山県滑川市沖、沖縄県糸満市沖等が挙げられる。
深より取水され、物理的濾過工程以外の処理を施してな
い海水である。使用状況によっては、イオン交換樹脂ま
たは逆浸透膜により脱塩処理を施した同海水と併用する
ことにより、必要な塩濃度の水を得ることもでる。同様
に上水または地下水等を使用した一般的な精製水との併
用も可能である。
含有量は、特に限定されないが、好ましくは、0.1〜
98重量%であり、より好ましくは20〜90重量%で
ある。
オン界面活性剤から選ばれるものである。具体的には、
それぞれ以下に示すものが挙げられる。
ノアルキル型第四級アンモニウム塩、ジアルキル型第四
級アンモニウム塩、第3級脂肪酸アミン塩、トリアルキ
ルベンジルアンモニウム塩等で、具体的にはラウリルト
リメチルアンモニウム塩、ミリスチルトリメチルアンモ
ニウム塩、セチルトリメチルアンモニウム塩、ステアリ
ルトリメチルアンモニウム塩、ベへニルトリメチルアン
モニウム塩、ココイルトリメチルアンモニウム塩、ジラ
ウリルジメチルアンモニウム塩、ジミリスチルジメチル
アンモニウム塩、ジセチルジメチルアンモニウム塩、ジ
ステアリルジメチルアンモニウム塩、ジココイルジメチ
ルアンモニウム塩、ステアリン酸ジエチルアミノエチル
アミド、ステアリン酸ジエチルアミノプロピルアミド、
ラウリルジメチルベンジルアンモニウム塩、ミリスチル
ジメチルベンジルアンモニウム塩、セチルジメチルベン
ジルアンモニウム塩、ステアリルジメチルベンジルアン
モニウム塩、ベヘニルジメチルベンジルアンモニウム
塩、ココイルジメチルベンジルアンモニウム塩が挙げら
れ、これらの一種又は二種以上を適宣選択して配合する
ことができる。
分の配合量は、特に限定されないが、好ましくは0.0
1〜20%、より好ましくは0.05〜5%である。こ
の範囲であれば、より優れたトリートメント効果や保湿
効果、毛髪補修効果が発現し、かつ、優れた使用感の組
成物が得られる。
成分である(A)成分(B)成分とを通常の毛髪化粧料
として知られる種々の形態の基材に配合して調整するこ
とができる。
されず、例えば、洗い流すタイプであれば、シャンプ
ー、ヘアトリートメント、ヘアパック、リンス、ヘアマ
ニキュア、パーマ剤等が挙げられ、洗い流さないタイプ
であれば、ヘアクリーム、ヘアトリートメント、ヘアエ
ッセンス、ヘアジェル、ヘアフォーム、ヘアスプレー、
ヘアミスト、毛髪用一時着色剤等を挙げることができ
る。
分の他に、通常の毛髪化粧料に配合される成分、例え
ば、油剤、ノニオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、
両性界面活性剤、精製水、低級アルコール、高級アルコ
ール、多価アルコール、高分子化合物、高分子ポリマ
ー、樹脂、ゲル化剤、紫外線吸収剤、紫外線散乱剤、粉
体、酸化防止剤、還元剤、酸化剤、アルカリ剤、キレー
ト剤、色剤、防腐剤、香料、pH調整剤等を本発明の効
果を損なわない範囲で適宣選択して用いることができ
る。
に詳細に説明するが、本発明はこれらになんら制約され
るものではない。
沖2000〜3000mの海域において、深度300〜
350mから採取した海水を海洋深層水として使用し、
毛髪水分保持力試験による保水力の評価、官能評価によ
る使用感の評価を行った。
のヘアウォーターを調整し、毛髪水分保持力試験を行っ
た。
を用意し、表1ヘアウォーター実施例1、比較例1、2
をそれぞれ毛束に0.5gずつ均一になるように塗布し
た。各サンプルは5本ずつ準備した。塗布後直ちに40
゜Cの恒温室にて毛束を保管し、塗布後10分、30分、
60分、90分後、120分後、180分後の毛髪水分
含有率を測定した。測定個所は毛束の先端及び先端から
5cm、10cmの位置の3カ所を測定し、平均値を求め
た。同様にブランク毛束5本も用意し試験を行った。
塗布後10分、30分、60分、90分後、120分
後、180分後の毛髪水分保持力試験を行った結果であ
る。
洋深層水とカチオン活性剤を併用配合したヘアウォータ
ーは個々に配合したものと比べて毛髪保水力を有するこ
とが明らかとなった。
アウォーターを調整し、使用感評価試験を行った。
ーターと比較品1のヘアウォーターを、25〜30才の
女性10名をパネルとして、ハーフヘッドで頭髪に塗布
してもらい、塗布時と塗布後約2時間後の使用感につい
て比較評価を行った。下記の表3にその結果を示す。
アコンディショナーを調整し、使用感評価試験を行っ
た。
1〜5を混合し、加熱して80゜Cに保つ。B:成分6〜1
2を混合し、加熱して85゜Cに保つ。C:AにBを加え、
乳化混合後、冷却しヘアコンディショナーを得た。
ディショナーと比較例3のヘアコンディショナーを、2
5〜30才の女性10名をパネルとして、シャンプー後
にハーフヘッドで頭髪に塗布してもらい、2分後に洗い
流してもらう。頭髪を乾燥直後と乾燥後約2時間後の使
用感について比較評価を行った。
く、本発明に関わる海洋深層水とカチオン界面活性剤を
配合した毛髪化粧料は、毛髪トリートメント性、毛髪保
湿性、毛髪補修性の効果を有することが明らかとなっ
た。
チオン界面活性剤とを含有することにより、優れた毛髪
トリートメント性、毛髪保湿性、毛髪補修性の効果を有
したものである。
Claims (3)
- 【請求項1】 次の成分(A)及び(B); (A)海洋深層水 (B)カチオン界面活性剤 を含有することを特徴とする毛髪化粧料。
- 【請求項2】 カチオン界面活性剤を、一種又は二種以
上配合し、かつカチオン界面活性剤の総量が0.01%
〜20.00%である請求項1記載の毛髪化粧料。 - 【請求項3】 カチオン界面活性剤が、モノアルキル型
第四級アンモニウム塩、ジアルキル型第四級アンモニウ
ム塩、第3級脂肪酸アミン塩、トリアルキルベンジルア
ンモニウム塩である請求項1又は2のいずれかに記載の
毛髪化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000122941A JP2001302461A (ja) | 2000-04-24 | 2000-04-24 | 毛髪化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000122941A JP2001302461A (ja) | 2000-04-24 | 2000-04-24 | 毛髪化粧料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001302461A true JP2001302461A (ja) | 2001-10-31 |
Family
ID=18633355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000122941A Pending JP2001302461A (ja) | 2000-04-24 | 2000-04-24 | 毛髪化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001302461A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001302490A (ja) * | 2000-04-26 | 2001-10-31 | Ishikawa Pref Gov | 化粧料 |
JP2003160445A (ja) * | 2001-11-27 | 2003-06-03 | Goshu Yakuhin Kk | 頭髪用化粧料 |
KR100516355B1 (ko) * | 2002-09-30 | 2005-09-26 | 임 그리워 | 심층수 농축물을 함유한 화장료 |
JP2006069893A (ja) * | 2004-08-31 | 2006-03-16 | Hoyu Co Ltd | 染毛剤組成物 |
Citations (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63230620A (ja) * | 1987-03-18 | 1988-09-27 | Asahi Denka Kogyo Kk | ヘア−リンス組成物 |
JPH03261711A (ja) * | 1989-12-18 | 1991-11-21 | Lion Corp | 毛髪化粧料 |
JPH03261709A (ja) * | 1990-03-09 | 1991-11-21 | Shiseido Co Ltd | 毛髪化粧料 |
JPH04235904A (ja) * | 1991-01-17 | 1992-08-25 | Sony Kurieiteibu Prod:Kk | 化粧品 |
JPH06293621A (ja) * | 1993-04-09 | 1994-10-21 | Asahi Chem Ind Co Ltd | パ−マ液 |
JPH0741417A (ja) * | 1993-07-28 | 1995-02-10 | Shiseido Co Ltd | 毛髪処理用組成物 |
JPH0840845A (ja) * | 1994-07-29 | 1996-02-13 | Shiseido Co Ltd | 毛髪用組成物 |
JPH09118607A (ja) * | 1995-10-25 | 1997-05-06 | Sunstar Inc | 乳化型頭髪処理剤 |
JPH10151468A (ja) * | 1996-11-22 | 1998-06-09 | Toshimitsu Hattori | 表面張力が低下した水およびその利用 |
JPH10182412A (ja) * | 1996-12-27 | 1998-07-07 | Kose Corp | 外用剤 |
JPH1112154A (ja) * | 1997-06-25 | 1999-01-19 | Kochi Pref Gov | 化粧料 |
JPH11128951A (ja) * | 1997-10-30 | 1999-05-18 | Toshimitsu Hattori | 油脂類の分散性に優れた水 |
JP2001072550A (ja) * | 1999-09-08 | 2001-03-21 | Yaizu Suisankagaku Industry Co Ltd | 毛髪処理組成物及び該毛髪処理組成物を配合した毛髪化粧料 |
JP2001278735A (ja) * | 2000-03-30 | 2001-10-10 | Kawaken Fine Chem Co Ltd | 電解海洋深層水含有化粧料 |
-
2000
- 2000-04-24 JP JP2000122941A patent/JP2001302461A/ja active Pending
Patent Citations (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63230620A (ja) * | 1987-03-18 | 1988-09-27 | Asahi Denka Kogyo Kk | ヘア−リンス組成物 |
JPH03261711A (ja) * | 1989-12-18 | 1991-11-21 | Lion Corp | 毛髪化粧料 |
JPH03261709A (ja) * | 1990-03-09 | 1991-11-21 | Shiseido Co Ltd | 毛髪化粧料 |
JPH04235904A (ja) * | 1991-01-17 | 1992-08-25 | Sony Kurieiteibu Prod:Kk | 化粧品 |
JPH06293621A (ja) * | 1993-04-09 | 1994-10-21 | Asahi Chem Ind Co Ltd | パ−マ液 |
JPH0741417A (ja) * | 1993-07-28 | 1995-02-10 | Shiseido Co Ltd | 毛髪処理用組成物 |
JPH0840845A (ja) * | 1994-07-29 | 1996-02-13 | Shiseido Co Ltd | 毛髪用組成物 |
JPH09118607A (ja) * | 1995-10-25 | 1997-05-06 | Sunstar Inc | 乳化型頭髪処理剤 |
JPH10151468A (ja) * | 1996-11-22 | 1998-06-09 | Toshimitsu Hattori | 表面張力が低下した水およびその利用 |
JPH10182412A (ja) * | 1996-12-27 | 1998-07-07 | Kose Corp | 外用剤 |
JPH1112154A (ja) * | 1997-06-25 | 1999-01-19 | Kochi Pref Gov | 化粧料 |
JPH11128951A (ja) * | 1997-10-30 | 1999-05-18 | Toshimitsu Hattori | 油脂類の分散性に優れた水 |
JP2001072550A (ja) * | 1999-09-08 | 2001-03-21 | Yaizu Suisankagaku Industry Co Ltd | 毛髪処理組成物及び該毛髪処理組成物を配合した毛髪化粧料 |
JP2001278735A (ja) * | 2000-03-30 | 2001-10-10 | Kawaken Fine Chem Co Ltd | 電解海洋深層水含有化粧料 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001302490A (ja) * | 2000-04-26 | 2001-10-31 | Ishikawa Pref Gov | 化粧料 |
JP2003160445A (ja) * | 2001-11-27 | 2003-06-03 | Goshu Yakuhin Kk | 頭髪用化粧料 |
KR100516355B1 (ko) * | 2002-09-30 | 2005-09-26 | 임 그리워 | 심층수 농축물을 함유한 화장료 |
JP2006069893A (ja) * | 2004-08-31 | 2006-03-16 | Hoyu Co Ltd | 染毛剤組成物 |
JP4558415B2 (ja) * | 2004-08-31 | 2010-10-06 | ホーユー株式会社 | 染毛剤組成物 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2820329B2 (ja) | 毛髪化粧料 | |
BR102015024850A2 (pt) | composições para limpeza | |
JPH0141123B2 (ja) | ||
BR112013007908B1 (pt) | Composition containing mixtures of isoesteramide, glycerine and water ester, its use and its preparation process | |
JPH0617295B2 (ja) | コンデイシヨニングヘアケア剤 | |
EP0654259B1 (en) | Hair conditioner composition | |
JP2001302461A (ja) | 毛髪化粧料 | |
JP2001302460A (ja) | ヘアマニュキア用のリムーバー及びそれを構成要素とする、ヘアマニュキアセット | |
JPH0971517A (ja) | 毛髪化粧料 | |
JP2000212046A (ja) | 毛髪化粧料 | |
JPH0971516A (ja) | 毛髪化粧料 | |
JP3194705B2 (ja) | 毛髪処理剤 | |
CA1210700A (en) | Hair conditioning shampoo | |
JP4866600B2 (ja) | 毛髪の彩度を高める方法 | |
JP2001302470A5 (ja) | ||
JP2001302470A (ja) | 毛髪着色用の組成物 | |
JP4987356B2 (ja) | ヘアケア用組成物 | |
JPS62295997A (ja) | 低刺激性洗浄剤組成物 | |
JPH0615454B2 (ja) | 毛髪化粧料 | |
JPH01165512A (ja) | 洗浄剤組成物 | |
KR20120008538A (ko) | 모발 화장료 | |
JPS58138799A (ja) | 洗浄剤組成物 | |
JP7439069B2 (ja) | ヘアトリートメント組成物 | |
JP7454909B2 (ja) | 化粧料組成物 | |
JP2009221163A (ja) | 頭皮・毛髪処理方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20041117 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070319 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090310 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090324 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090721 |