JP2001302460A - ヘアマニュキア用のリムーバー及びそれを構成要素とする、ヘアマニュキアセット - Google Patents

ヘアマニュキア用のリムーバー及びそれを構成要素とする、ヘアマニュキアセット

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 染色深度の深いヘアマニュキア用のリムーバ
ーを開発し、染色深度の深い染毛料の特性を生かした実
用的なヘアマニュキアセットを提供する。 【解決手段】 エーテル結合を0乃至は1個有する、炭
素数4以上の多価アルコールから選ばれる1種乃至は2
種以上と炭酸アルキレンから選ばれる1種乃至は2種以
上とをヘアマニュキア用のリムーバーに含有させる。こ
のリムーバーをヘアマニュキアと組み合わせてヘアマニ
ュキアセットとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘアマニュキア用
のリムーバー及びこれを構成要素とするヘアマニュキア
セットに関する。
【0002】
【従来の技術】毛髪はハードケラチンで構成されるキュ
ーティクルの積層した形状をしており、この様な毛髪に
着色を行う場合には、ケラチンの硬い組織が障害とな
り、着色成分の毛髪表面への吸着や内部への浸透が均一
になりにくく、その為、色味ののりのムラや、染色ムラ
などが生じやすく、その改善が望まれていた。この様な
問題を解決する手段として、本発明者らは、アラビノー
ス、リキソース、リボース、キシロース、トリメチロー
ルプロパン、トリメチロールエタン、ジプロピレングロ
コール、ジグリセリン、エリスリトール、スレイトー
ル、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタン等
のエーテル結合を0乃至は1個有する、炭素数4以上の
多価アルコール及び/又は炭酸エチレンや炭酸プロピレ
ン等の炭酸アルキレンを含有させることにより、ヘアマ
ニュキアの染毛成分である、酸性染料の毛髪内部への浸
透を促進し、堅牢でムラのない染毛が為し得ることを見
いだした。しかしながら、この様に堅牢でムラのない染
毛料が開発されたことにより、新たな問題が生じた。即
ち、この様に染色が堅牢であるが故に、毛髪以外の皮膚
の部分に誤って塗布されて染色されると、これを落とす
ことが非常に困難な場合があることである。染色深度が
深い故に、従来のヘアマニュキア用のリムーバーでは充
分に落とせない場合があるのである。即ち、染色深度の
深いヘアマニュキア用のリムーバーの開発が望まれてい
た。
【0003】一方、ヘアマニュキア用のリムーバーにお
いて、アラビノース、リキソース、リボース、キシロー
ス、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタン、
ジプロピレングロコール、ジグリセリン、エリスリトー
ル、スレイトール、トリメチロールプロパン、トリメチ
ロールエタン等のエーテル結合を0乃至は1個有する、
炭素数4以上の多価アルコールと炭酸アルキレンから選
ばれる1種乃至は2種以上とを含有したものは知られて
いないし、この様なリムーバーが染色深度の深いヘアマ
ニュキアの除去・補正用に優れていることも全く知られ
ていない。かかるへマニュキア用のリムーバーと染色深
度の深いヘアマニュキアを組み合わせてヘアマニュキア
セットして用いることも全く知られていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこの様な状況
下為されたものであり、染色深度の深いヘアマニュキア
用のリムーバーを開発し、染色深度の深い染毛料の特性
を生かした実用的なヘアマニュキアセットを提供するこ
とを課題とする。
【0005】
【課題の解決手段】この様な状況に鑑みて、本発明者ら
は、染色深度の深いヘアマニュキア用のリムーバーを開
発し、染色深度の深い染毛料の特性を生かした実用的な
ヘアマニュキアセットを提供すべく鋭意研究努力を重ね
た結果、エーテル結合を0乃至は1個有する、炭素数4
以上の多価アルコールから選ばれる1種乃至は2種以上
と炭酸アルキレンから選ばれる1種乃至は2種以上とを
含有することを特徴とする、ヘアマニュキア用のリムー
バーに優れたリムーブ作用を見いだし、こんものと染色
深度の深い、エーテル結合を0乃至は1個有する、炭素
数4以上の多価アルコールから選ばれる1種乃至は2種
以上及び/又は炭酸アルキレンから選ばれる1種乃至は
2種以上を含有するヘアマニュキアとを組み合わせるこ
とにより、上記課題のヘアマニュキアセットが得られる
ことを見いだし、発明を完成させるに至った。即ち、本
発明は、以下に示す技術に関するものである。 (1)エーテル結合を0乃至は1個有する、炭素数4以
上の多価アルコールから選ばれる1種乃至は2種以上と
炭酸アルキレンから選ばれる1種乃至は2種以上とを含
有することを特徴とする、ヘアマニュキア用のリムーバ
ー。 (2)エーテル結合を0乃至は1個有する、炭素数4以
上の多価アルコールが、アラビノース、リキソース、リ
ボース、キシロース、トリメチロールプロパン、トリメ
チロールエタン、ジプロピレングロコール、ジグリセリ
ン、エリスリトール、スレイトール、トリメチロールプ
ロパン又はトリメチロールエタンであることを特徴とす
る、(1)に記載のヘアマニュキア用のリムーバー。 (3)エーテル結合を0乃至は1個有する、炭素数4以
上の多価アルコールの含有量が、総量で0.01〜10
重量%であることを特徴とする、(1)又は(2)に記
載のヘアマニュキア用のリムーバー。 (4)炭酸アルキレンが、炭酸エチレン及び/又は炭酸
プロピレンである、(1)〜(3)何れか1項に記載の
ヘアマニュキア用のリムーバー。 (5)炭酸アルキレンの含有量が、総量で0.01〜1
0重量%であることを特徴とする、(1)〜(4)何れ
か1項に記載のヘアマニュキア用のリムーバー。 (6)エーテル結合を0乃至は1個有する、炭素数4以
上の多価アルコールから選ばれる1種乃至は2種以上及
び/又は炭酸アルキレンから選ばれる1種乃至は2種以
上を含有するヘアマニュキアと(1)〜(5)何れか1
項に記載のヘアマニュキア用のリムーバーとからなる、
ヘアマニュキアセット。 (7)ヘアマニュキアに於ける、エーテル結合を0乃至
は1個有する、炭素数4以上の多価アルコールが、アラ
ビノース、リキソース、リボース、キシロース、トリメ
チロールプロパン、トリメチロールエタン、ジプロピレ
ングロコール、ジグリセリン、エリスリトール、スレイ
トール、トリメチロールプロパン又はトリメチロールエ
タンであることを特徴とする、(6)に記載のヘアマニ
ュキアセット。 (8)ヘアマニュキアに於ける、炭酸アルキレンが炭酸
エチレン及び/又は炭酸プロピレンであることを特徴と
する、(6)又は(7)に記載のヘアマニュキアセッ
ト。 以下、本発明について、実施の形態を中心に詳細に説明
を加える。
【0006】
【発明の実施の形態】(1)本発明のヘアマニュキア用
のリムーバーの必須成分である多価アルコール 本発明のヘアマニュキア用のリムーバーはエーテル結合
を0乃至は1個有する、炭素数4以上の多価アルコール
から選ばれる1種乃至は2種以上含有することを特徴と
する。この様な多価アルコールとしては、環状構造を有
するものであっても、分岐構造を有するものであって
も、直鎖状のものであっても良く、好ましい炭素数とし
ては4〜12であり、更に好ましくは、4〜6である。
これは浸透促進性が分子の立体的形状よりもサイズによ
って異なるためである。又、この様な多価アルコールに
於けるエーテル結合は0乃至は1個であることが必要で
ある。これは、この様なエーテル結合が多数存在する多
糖類やポリエチレングリコールのような水溶性高分子に
おいては前記浸透性促進効果が得られない場合があるか
らである。この様な多価アルコールの内で、好ましいも
のとしては、例えば、アラビノース、リキソース、リボ
ース、キシロース、トリメチロールプロパン、トリメチ
ロールエタン、ジプロピレングロコール、ジグリセリ
ン、エリスリトール、スレイトール、ペンタエリスリト
ール、1,2−ペンタンジオール、トリメチロールプロ
パン又はトリメチロールエタンが例示できる。ここで、
これらの多価アルコールは光学異性体の存在するものが
あるが、この様な場合、本発明に於いてはそれぞれの光
学異性体のみを用いることも可能であるし、ラセミ体の
形態で用いることもできる。この様な多価アルコールは
本発明のヘアマニュキア用のリムーバーに於いては、唯
1種を含有させることも可能であるし、2種以上組み合
わせて含有させることも可能である。本発明のヘアマニ
ュキア用のリムーバーに於ける、これら多価アルコール
の好ましい含有量は、総量で0.01〜10重量%であ
り、更に好ましくは0.5〜5重量%である。これは、
この様な多価アルコールは多すぎても効果が頭打ちにな
る場合があり、少なすぎると効果が発現しない場合があ
るからである。
【0007】(2)本発明のヘアマニュキア用のリムー
バーの必須成分である、炭酸アルキレン 本発明のヘアマニュキア用のリムーバーは、炭酸アルキ
レンから選ばれる1種乃至は2種以上を含有することを
特徴とする。本発明で使用する炭酸アルキレンとして
は、炭酸メチレン、炭酸エチレン、炭酸プロピレン、炭
酸ブチレンなど炭酸と炭素数1〜4の直鎖乃至は分岐の
アルキレングリコールとのエステルが好ましく、中で
も、炭酸エチレンと炭酸プロピレンが溶剤特性の点で好
ましく、その中でも炭酸プロピレンが特に好ましい。こ
れらは化粧料の原料として市販されており、その入手は
容易である。これら炭酸アルキレンは、本発明のヘアマ
ニュキア用のリムーバーに於いては、唯1種を含有させ
ることも可能であるし、2種以上組み合わせて含有させ
ることも可能である。本発明のヘアマニュキア用のリム
ーバーに於ける、これら炭酸アルキレンの好ましい含有
量は、総量で0.01〜10重量%であり、更に好まし
くは0.5〜5重量%である。これは、この様な炭酸ア
ルキレンは多すぎても効果が頭打ちになる場合があり、
少なすぎると効果が発現しない場合があるからである。
【0008】(3)本発明のヘアマニュキア用のリムー
バー 本発明のヘアマニュキア用のリムーバーは、上記のエー
テル結合を0乃至は1個有する、炭素数4以上の多価ア
ルコールと炭酸アルキレンとを含有し、毛髪の染色時に
皮膚など染着した染色組成物を除去するための組成物で
あり、通常は化粧料に分類される。従って、上記必須成
分である、エーテル結合を0乃至は1個有する、炭素数
4以上の多価アルコール類及び炭酸アルキレン以外に通
常化粧料などで使用される任意成分を含有することが出
来る。この様な任意成分としては、例えば、スクワラ
ン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス等の炭化
水素類、ホホバ油、カルナウバワックス,オレイン酸オ
クチルドデシル等のエステル類、オリーブ油、牛脂、椰
子油等のトリグリセライド類、ステアリン酸、オレイン
酸、リチノレイン酸等の脂肪酸、オレイルアルコール、
ステアリルアルコール、オクチルドデカノール等の高級
アルコール、スルホコハク酸エステルやポリオキシエチ
レンアルキル硫酸ナトリウム等のアニオン界面活性剤
類、アルキルベタイン塩等の両性界面活性剤類、ジアル
キルアンモニウム塩等のカチオン界面活性剤類、ソルビ
タン脂肪酸エステル、脂肪酸モノグリセライド、これら
のポリオキシエチレン付加物、ポリオキシエチレンアル
キルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル等の
非イオン界面活性剤類、ポリエチレングリコール、グリ
セリン、1,3−ブタンジオール等の多価アルコール
類、増粘・ゲル化剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、色
材、防腐剤、粉体等を含有することができる。これら任
意の成分と必須成分とを常法に従って処理することによ
り、本発明のヘアマニュキア用のリムーバーは製造する
ことが出来る。
【0009】(4)本発明のヘアマニュキアセット 本発明のヘアマニュキアセットは、上記ヘアマニュキア
用のリムーバーと上記に示すエーテル結合を0乃至は1
個有する、炭素数4以上の多価アルコールから選ばれる
1種乃至は2種以上及び/又は炭酸アルキレンから選ば
れる1種乃至は2種以上を含有するヘアマニュキアとを
構成要素とする。前記ヘアマニュキアにおける、上記の
多価アルコール及び/又は炭酸アルキレンの好ましい含
有量はヘアマニュキアリムバーに於ける含有量に準じ
る。この様なヘアマニュキアに於いては、使用する染料
としては酸性染料を含有することが特に好ましい。酸性
染料としては、化粧料などで使用されているものであれ
ば特段の限定無く使用でき、例えば、橙色205号、茶
色401号、紫色401号などが好ましく例示できる。
かかる酸性染料の好ましい含有量は、総量で0.1〜1
0重量%であり、更に好ましくは0.5〜5重量%であ
る。ここで組成物としては、化粧料分類のものでも雑貨
分類のものでも何れも良いが、化粧料分類のものに適用
するのが好ましい。その他には化粧料で通常用いられる
任意成分を含有することが出来る。かかる任意成分とし
ては、ヘアマニュキアリムーバーの任意成分に準じれば
良い。これらを常法に従って処理することにより、かか
るヘアマニュキアは製造できる。
【0010】<製造例1>以下に示す処方に従って、本
発明のヘアマニュキアセットのヘアマニュキアを作成し
た。即ち、処方成分を室温にて攪拌可溶化し、ヘアマニ
ュキアを得た。このヘアマニュキアを用いて、白髪の染
毛試験を行った。白髪の毛束(10g)を測色後、へマ
ニュキアで処理し、余分なヘアマニュキアをシャンプー
により除去した後、再び測色し、処理の前後の明度差
(ΔL値)を算出した。この時、同時に上記本発明のヘ
アマニュキアセットのヘアマニュキアの必須成分である
多価アルコールを水に置換した対照例1とグリセリンに
置換した比較例1とプロピレングリコールに置換した比
較例2と従来のベンジルアルコールを使用した参考例1
も同様に作成し、同様に試験した。結果を表1に示す。
これより、本発明のヘアマニュキアセットのヘアマニュ
キアは染毛性に優れることがわかる。これは、本発明の
ヘアマニュキアセットのヘアマニュキアの必須成分であ
るエーテル結合を0乃至は1個有する、炭素数4以上の
多価アルコールと炭酸アルキレンにより、毛髪中への染
料の浸透が促進された為である。(表中の成分の単位は
重量部を表す。)
【0011】
【表1】
【0012】この様に本発明のヘアマニュキアセットの
ヘアマニュキアは優れた染毛性を有する。本発明のヘア
マニュキア用のリムーバーにより、非適用部位への誤塗
布を修正できるようになったことにより、上記のような
優れた特性を生かすことが出来るようになる。
【0013】
【実施例】以下に実施例を挙げて、本発明について更に
詳細に説明を加えるが、本発明がこれら実施例にのみ限
定されないことは言うまでもない。
【0014】<実施例1>下記に示す処方に従ってヘア
マニュキア用のリムーバーを作成した。即ち、処方成分
を攪拌可溶化しリムーバーを得た。同時に本発明のリム
ーバーのキシリトールと炭酸プロピレンを水に置換した
対照例2とキシリトールを炭酸プロピレンに置換した比
較例3と炭酸プロピレンをキシリトールに置換した比較
例4とを作成し、上記製造例1のヘアマニュキアに対す
る除去効果をブタの皮膚を用いて評価した。評価方法は
ブタ皮膚に製造例1のヘアマニュキアを0.05ml塗
布し、これをリムーバー5mlを含浸させたコットンで
拭き取り、未処理の皮膚との色差(ΔE値)を測定し
た。実施例1のリムバーが0.2であるのに対し、対照
例2が1.6であり、比較例3が0.4であり、比較例
4が0.4であり、本発明のリムーバーのリムーブ力の
優秀性が証明された。この効果が上記本発明の必須成分
である多価アルコールであるキシリトールと炭酸アルキ
レンである炭酸プロピレンとの相乗作用であることもわ
かる。 トリメチルグリシン 3 重量部 エタノール 5 重量部 ベンジルアルコール 10 重量部 キシリトール 2 重量部 炭酸プロピレン 2 重量部 水 78 重量部
【0015】<実施例2>実施例1のリムーバーのキシ
リトールを他の多価アルコールに替えて実施例1と同様
の検討を行った。結果を表2に示す。これより、本発明
のリムーバーは何れもリムーブ力に優れることが明白で
ある。
【0016】
【表2】
【0017】<実施例3>実施例1の本発明のヘアマニ
ュキア用のリムーバーの炭酸プロピレンを炭酸エチレン
に置換してたものを同様に作成した。このものを同様に
染着除去試験を行ったところ、ΔE値は0.2であり、
炭酸エチレンでも炭酸プロピレン同様の効果が得られる
ことがわかった。
【0018】<実施例4>実施例1のヘアマニュキア用
のリムーバーと製造例1のヘアマニュキアとを組み合わ
せて本発明のヘアマニュキアセットとした。このものに
ついて、ヘアマニュキアの使用者20名を使用して、1
ヶ月の使用テストを行い、使用性を評価した。評価基準
は++:非常によい、+:良い、±:やや良い及びー:
よくないであった。結果を出現例数として表3に示す。
これより、本発明の本発明のヘアマニュキアセットは優
れたリムーブ力を有するリムーバーの存在により、染色
深度の深いヘアマニュキアの特性を生かせるが故に優れ
た使用性と染色性が実使用で認められている。
【0019】
【表3】
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、染色深度の深いヘアマ
ニュキア用のリムーバーを開発し、染色深度の深い染毛
料の特性を生かした実用的なヘアマニュキアセットを提
供することが出来る。
フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AC102 AC111 AC112 AC131 AC132 AC152 AC582 AC841 AC842 AD041 AD042 AD111 AD112 AD191 AD192 CC31 CC36 EE07 EE21 EE26 EE27

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エーテル結合を0乃至は1個有する、炭
    素数4以上の多価アルコールから選ばれる1種乃至は2
    種以上と炭酸アルキレンから選ばれる1種乃至は2種以
    上とを含有することを特徴とする、ヘアマニュキア用の
    リムーバー。
  2. 【請求項2】 エーテル結合を0乃至は1個有する、炭
    素数4以上の多価アルコールが、アラビノース、リキソ
    ース、リボース、キシロース、トリメチロールプロパ
    ン、トリメチロールエタン、ジプロピレングロコール、
    ジグリセリン、エリスリトール、スレイトール、トリメ
    チロールプロパン又はトリメチロールエタンであること
    を特徴とする、請求項1に記載のヘアマニュキア用のリ
    ムーバー。
  3. 【請求項3】 エーテル結合を0乃至は1個有する、炭
    素数4以上の多価アルコールの含有量が、総量で0.0
    1〜10重量%であることを特徴とする、請求項1又は
    2に記載のヘアマニュキア用のリムーバー。
  4. 【請求項4】 炭酸アルキレンが、炭酸エチレン及び/
    又は炭酸プロピレンである、請求項1〜3何れか1項に
    記載のヘアマニュキア用のリムーバー。
  5. 【請求項5】 炭酸アルキレンの含有量が、総量で0.
    01〜10重量%であることを特徴とする、請求項1〜
    4何れか1項に記載のヘアマニュキア用のリムーバー。
  6. 【請求項6】 エーテル結合を0乃至は1個有する、炭
    素数4以上の多価アルコールから選ばれる1種乃至は2
    種以上及び/又は炭酸アルキレンから選ばれる1種乃至
    は2種以上を含有するヘアマニュキアと請求項1〜5何
    れか1項に記載のヘアマニュキア用のリムーバーとから
    なる、ヘアマニュキアセット。
  7. 【請求項7】 ヘアマニュキアに於ける、エーテル結合
    を0乃至は1個有する、炭素数4以上の多価アルコール
    が、アラビノース、リキソース、リボース、キシロー
    ス、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタン、
    ジプロピレングロコール、ジグリセリン、エリスリトー
    ル、スレイトール、トリメチロールプロパン又はトリメ
    チロールエタンであることを特徴とする、請求項6に記
    載のヘアマニュキアセット。
  8. 【請求項8】 ヘアマニュキアに於ける、炭酸アルキレ
    ンが炭酸エチレン及び/又は炭酸プロピレンであること
    を特徴とする、請求項6又は7に記載のヘアマニュキア
    セット。
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