JP2001131037A - 染毛剤 - Google Patents

染毛剤

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JP2001131037A
JP2001131037A JP30864099A JP30864099A JP2001131037A JP 2001131037 A JP2001131037 A JP 2001131037A JP 30864099 A JP30864099 A JP 30864099A JP 30864099 A JP30864099 A JP 30864099A JP 2001131037 A JP2001131037 A JP 2001131037A
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JP
Japan
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hair
fragrance
weight
acid
red
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JP30864099A
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Michiaki Inoue
道晶 井上
Mayumi Koga
真弓 古賀
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 (A)プロピレンカーボネート、並びに
(B)ジヒドロミルセノール、シス−3−ヘキセノー
ル、ジメトール、ゲラニオール、エチルアミルケトン、
l−メントン、酢酸イソボルニル、ジヒドロジャスモン
酸メチル、酢酸p−t−ブチルシクロヘキシル、サリチ
ル酸ベンジル、オイゲノール、バニリン、ゲラニルニト
リル、γ−ウンデカラクトン及びクマリンから選ばれる
1種以上の香料成分を含む香料組成物を含有する染毛
剤。 【効果】 香りの安定性に優れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、香りの安定性に優
れた染毛剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、染毛剤、特に直接染料を含有する
一時染毛剤又は半永久染毛剤には、染料を毛髪内に浸透
させる効果を有する種々の有機溶剤が用いられており、
特にプロピレンカーボネートは、浸透性だけでなく、染
色性やシャンプー堅牢性にも優れていることが知られて
いる。しかし、プロピレンカーボネートを配合した染毛
剤は、特定の香気成分が経時で消失し易く、香りの安定
性が悪くなるという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、香り
の安定性に優れた染毛剤を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、プロピレ
ンカーボネートとともに、特定の香料成分を含む香料組
成物を組み合わせて用いれば、香りの安定性に優れた染
毛剤が得られることを見出した。
【0005】本発明は、(A)プロピレンカーボネー
ト、並びに(B)ジヒドロミルセノール、シス−3−ヘ
キセノール、ジメトール、ゲラニオール、エチルアミル
ケトン、l−メントン、酢酸イソボルニル、ジヒドロジ
ャスモン酸メチル、酢酸p−t−ブチルシクロヘキシ
ル、サリチル酸ベンジル、オイゲノール、バニリン、ゲ
ラニルニトリル、γ−ウンデカラクトン及びクマリンか
ら選ばれる1種以上の香料成分を含む香料組成物を含有
する染毛剤を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明で用いる成分(A)のプロ
ピレンカーボネートは、全組成中に0.1〜50重量
%、特に1〜50重量%、更に5〜50重量%配合する
のが、十分な染毛効果が得られるので好ましい。
【0007】成分(B)の香料組成物に用いられる香料
成分は、前記の15種から1種以上を用いることがで
き、成分(B)の香料組成物中に、0.01〜100重
量%、特に1〜100重量%、更に10〜100重量%
配合するのが、香りの安定性に優れるので好ましい。成
分(B)の香料組成物は、前記香料成分と、それ以外の
香料成分からなり、染毛剤中に0.001〜5重量%、
特に0.01〜1重量%配合するのが好ましい。
【0008】本発明の染毛剤には、通常の一時染毛剤又
は半永久染毛剤に用いられる直接染料としての酸性染料
が配合される。酸性染料としては、水溶性酸性染料であ
れば特に制限されず、例えば赤色120号、黄色4号、
黄色5号、赤色201号、赤色227号、橙色205
号、かっ色201号、赤色502号、赤色503号、赤
色504号、赤色506号、橙色402号、黄色402
号、黄色406号、黄色407号、赤色213号、赤色
214号、赤色3号、赤色104号、赤色105号の
(1)、赤色106号、緑色2号、緑色3号、橙色20
7号、黄色202号の(1)、黄色202号の(2)、
青色202号、青色203号、青色205号、青色2
号、黄色203号、青色201号、緑色201号、青色
1号、赤色230号の(1)、赤色231号、赤色23
2号、緑色204号、緑色205号、赤色401号、黄
色403号の(1)、緑色401号、緑色402号、黒
色401号、紫色401号等が挙げられる。
【0009】これらの酸性染料は、1種以上を用いるこ
とができ、全組成中に0.001〜5重量%、特に0.
001〜4.5重量%、更に0.001〜4重量%配合
するのが、十分な染色効果が得られ、しかも手肌の汚れ
が少なく実使用上好ましい。
【0010】本発明の染毛剤には、更にベンジルオキシ
エタノール及び/又はベンジルアルコールを配合でき、
染料の浸透性をより高めることができる。これらは、全
組成中に0.5〜50重量%、特に1〜50重量%、更
に1〜40重量%配合するのが好ましい。
【0011】本発明の染毛剤は、pH2〜6、特にpH
2〜5、更にpH2.5〜4であるのが、十分な染色効
果が得られるとともに、皮膚への刺激の問題もなく、好
ましい。pHの調整は、常法により行なえば良く、特に
弱酸を用いて行なうのが好ましい。弱酸としては、クエ
ン酸、グリコール酸、コハク酸、酒石酸、乳酸、酢酸、
フマル酸、リンゴ酸、レブリン酸、酪酸、吉草酸、シュ
ウ酸、マレイン酸、マンデル酸等の有機酸;リン酸等の
無機酸が挙げられる。これらの弱酸は、更にそのカリウ
ム塩、ナトリウム塩、アンモニウム塩、トリエタノール
アミン塩などと組合わせ、系に緩衝能を持たせるのがよ
り好ましい。
【0012】本発明の染毛剤には、前記成分のほか、通
常の化粧品等に用いられる成分、例えば界面活性剤、水
溶性高分子、カチオン性重合体、低級アルコール、ポリ
オール、油性成分、シリコーン誘導体、防腐剤、紫外線
吸収剤、酸化防止剤、殺菌剤、噴射剤等を、適宜配合で
き、通常の方法に従って製造され、非酸化型の染毛剤と
することができる。
【0013】水溶性高分子としては、通常の化粧品等に
使用されるものであれば特に制限されず、特にヒドロキ
シエチルセルロース、キサンタンガム、変性キサンタン
ガムが好ましい。これらの水溶性高分子は1種以上を用
いることができ、全組成中に0.1〜10重量%、特に
0.5〜5重量%配合するのが好ましい。また、低級ア
ルコールとしては、エタノール、イソプロパノール、n
−プロパノール、n−ブタノール等が挙げられ、全組成
中に0.1〜30重量%、特に0.1〜20重量%配合
するのが好ましい。
【0014】本発明の染毛剤を使用するには、例えば櫛
やブラシ等に適量を受け取って頭髪に塗布し、塗布後1
〜30分間程度放置してから洗い流せば良い。
【0015】
【発明の効果】本発明の染毛剤は、香りの安定性に優
れ、染毛効果も良好である。
【0016】
【実施例】実施例1 表1及び表2に示す組成の染毛剤を常法により製造し、
香りの安定性を評価した。調合香料としては、表3に示
すものを用いた。結果を表1及び2に併せて示す。
【0017】(評価方法)各染毛剤40gをアルミチュ
ーブに満量充填し、50℃のインキュベータ内で30日
間保存した。その後、10名の専門パネラーにより、染
毛剤の香りの強度を製造直後の香りと比較し、以下の基
準で評価した。平均点を求め、平均1.5以上を○、
0.5以上1.5未満を△、0.5未満を×として示し
た。 2:香りの消失がほとんどなく、香りの安定性良好。 1:香りの消失が認められる。 0:香りがほとんど消失している。
【0018】
【表1】
【0019】
【表2】
【0020】
【表3】 (調合香料) ジヒドロミルセノール 120 ゲラニオール 180 ジヒドロジャスモン酸メチル 220 オイゲノール 30 フェニルエチルアルコール 200 酢酸ベンジル 100 ジプロピレングリコール 150 合計 1000(重量部)
【0021】表1及び表2の結果より、本発明品はいず
れも、香りの安定性に優れ、しかも染毛効果も良好であ
った。また、本発明品1において、ゲラニオールの代り
に、ジメトール、エチルアミルケトン、酢酸イソボルニ
ル、酢酸p−t−ブチルシクロヘキシル、又はγ−ウン
デカラクトンを用いる以外は同様にして、染毛剤を製造
した。同様に香りの安定性を評価したところ、いずれの
場合も評価は「○」であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AB032 AC061 AC062 AC071 AC072 AC081 AC082 AC102 AC151 AC152 AC211 AC212 AC232 AC311 AC312 AC792 AC841 AC842 AD352 AD531 AD532 BB41 CC36 DD41 EE03 EE06 EE26

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)プロピレンカーボネート、並びに
    (B)ジヒドロミルセノール、シス−3−ヘキセノー
    ル、ジメトール、ゲラニオール、エチルアミルケトン、
    l−メントン、酢酸イソボルニル、ジヒドロジャスモン
    酸メチル、酢酸p−t−ブチルシクロヘキシル、サリチ
    ル酸ベンジル、オイゲノール、バニリン、ゲラニルニト
    リル、γ−ウンデカラクトン及びクマリンから選ばれる
    1種以上の香料成分を含む香料組成物を含有する染毛
    剤。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001302460A (ja) * 2000-04-19 2001-10-31 Pola Chem Ind Inc ヘアマニュキア用のリムーバー及びそれを構成要素とする、ヘアマニュキアセット
EP1190696A3 (en) * 2000-09-21 2003-03-19 Kao Corporation Hair cosmetic compositions and use thereof
JP2003081788A (ja) * 2001-09-06 2003-03-19 Hoyu Co Ltd 酸性染毛料組成物
US7731944B2 (en) 2000-09-21 2010-06-08 Kao Corporation Hair cosmetic compositions
KR101093483B1 (ko) 2005-04-04 2011-12-13 다카사고 고료 고교 가부시키가이샤 모발 염색용 안정성 조성물
JP2017132691A (ja) * 2015-12-04 2017-08-03 ロレアル ケラチン繊維を染色するための組成物

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