JP2002241245A - 染毛剤組成物 - Google Patents
染毛剤組成物Info
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- JP2002241245A JP2002241245A JP2001038780A JP2001038780A JP2002241245A JP 2002241245 A JP2002241245 A JP 2002241245A JP 2001038780 A JP2001038780 A JP 2001038780A JP 2001038780 A JP2001038780 A JP 2001038780A JP 2002241245 A JP2002241245 A JP 2002241245A
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- acid
- hair
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- hair dye
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 頭皮や皮膚への着色を生じることなく、毛髪
への染色性に優れ、しかも酸性領域での加水分解による
気体の発生のない染毛剤組成物の提供。 【解決手段】 次の成分(A)及び(B) (A) 酸性染料 (B) 5又は6員環のラクトン骨格を有する化合物 を含有し、pHが2〜6、10倍に希釈した水溶液の緩衝能
が0.004グラム当量/L以上0.2グラム当量/L未満であ
る染毛剤組成物。
への染色性に優れ、しかも酸性領域での加水分解による
気体の発生のない染毛剤組成物の提供。 【解決手段】 次の成分(A)及び(B) (A) 酸性染料 (B) 5又は6員環のラクトン骨格を有する化合物 を含有し、pHが2〜6、10倍に希釈した水溶液の緩衝能
が0.004グラム当量/L以上0.2グラム当量/L未満であ
る染毛剤組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、頭皮や皮膚への着
色を生じることなく、毛髪への染色性に優れ、しかもシ
ャンプーに対する堅牢性が良好な染毛剤組成物に関す
る。
色を生じることなく、毛髪への染色性に優れ、しかもシ
ャンプーに対する堅牢性が良好な染毛剤組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】浸透溶剤としてベンジルアルコールに代
表される種々の有機溶剤を含有する酸性染毛剤(特開昭
61-210023号公報、特開平7-101841号公報等)は、毛髪
への浸透性は良好であるが、染色する際に同時に頭皮や
肌を着色してしまうなどの問題点があった。
表される種々の有機溶剤を含有する酸性染毛剤(特開昭
61-210023号公報、特開平7-101841号公報等)は、毛髪
への浸透性は良好であるが、染色する際に同時に頭皮や
肌を着色してしまうなどの問題点があった。
【0003】そこで、水溶性高分子等により組成物を増
粘させ、たれ落ちを防止することで皮膚への着色を低減
していたが、本質的な改善はできなかった(特開平10-8
7450号公報、特開平9-255540号公報、特開平8-245348号
公報等)。また、芳香族アルコール類縁化合物、低級ア
ルキレンカーボネート等により、皮膚着色性を低減した
もの(特開平10-53970号公報、特公昭48-23911号公報)
も、効果は十分ではなかった。
粘させ、たれ落ちを防止することで皮膚への着色を低減
していたが、本質的な改善はできなかった(特開平10-8
7450号公報、特開平9-255540号公報、特開平8-245348号
公報等)。また、芳香族アルコール類縁化合物、低級ア
ルキレンカーボネート等により、皮膚着色性を低減した
もの(特開平10-53970号公報、特公昭48-23911号公報)
も、効果は十分ではなかった。
【0004】ここにおいて、本出願人は、浸透溶剤とし
て低級アルキレンカーボネートを配合し、かつ組成物の
緩衝能を特定範囲に調整することにより、皮膚への着色
を抑えつつ、毛髪への染色性に優れ、しかもシャンプー
堅牢性が良好な酸性染毛剤を開発した(特開2000-18601
8号公報)。
て低級アルキレンカーボネートを配合し、かつ組成物の
緩衝能を特定範囲に調整することにより、皮膚への着色
を抑えつつ、毛髪への染色性に優れ、しかもシャンプー
堅牢性が良好な酸性染毛剤を開発した(特開2000-18601
8号公報)。
【0005】しかし、低級アルキレンカーボネートは、
酸性領域で加水分解して二酸化炭素を発生するため、酸
性染毛剤を入れた容器が密閉系であると、容器の膨らみ
や塗布時の液漏れにつながるという問題があり、そのた
め容器にガス抜き等の工夫が必要であった。
酸性領域で加水分解して二酸化炭素を発生するため、酸
性染毛剤を入れた容器が密閉系であると、容器の膨らみ
や塗布時の液漏れにつながるという問題があり、そのた
め容器にガス抜き等の工夫が必要であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、皮
膚への着色性が低く、毛髪への染色性に優れるととも
に、酸性領域でも加水分解による気体の発生のない染毛
剤組成物を提供することを目的とする。
膚への着色性が低く、毛髪への染色性に優れるととも
に、酸性領域でも加水分解による気体の発生のない染毛
剤組成物を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、浸透溶剤
として5又は6員環のラクトン化合物を配合し、かつ組
成物の緩衝能を特定範囲に調整すれば、皮膚への着色性
が低く、毛髪への染色性に優れ、シャンプー堅牢性が良
好で、しかも酸性領域でも加水分解による気体の発生が
ない酸性染毛剤が得られることを見出した。
として5又は6員環のラクトン化合物を配合し、かつ組
成物の緩衝能を特定範囲に調整すれば、皮膚への着色性
が低く、毛髪への染色性に優れ、シャンプー堅牢性が良
好で、しかも酸性領域でも加水分解による気体の発生が
ない酸性染毛剤が得られることを見出した。
【0008】すなわち、本発明は、次の成分(A)及び(B) (A) 酸性染料 (B) 5又は6員環のラクトン骨格を有する化合物 を含有し、pHが2〜6、10倍に希釈した水溶液の緩衝能
が0.004グラム当量/L以上0.2グラム当量/L未満であ
る染毛剤組成物を提供するものである。
が0.004グラム当量/L以上0.2グラム当量/L未満であ
る染毛剤組成物を提供するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に用いられる成分(A)の酸
性染料としては、水溶性酸性染料であれば特に制限され
ず、例えば赤色2号(C.I.16185)、赤色3号(C.I.454
30)、赤色102号(C.I.16255)、赤色104号の(1)(C.I.
45410)、赤色105号の(1)(C.I.45440)、赤色106号
(C.I.45100)、黄色4号(C.I.19140)、黄色5号(C.
I.15985)、緑色3号(C.I.42053)、青色1号(C.I.42
090)、青色2号(C.I.73015)、赤色201号(C.I.1585
0)、赤色227号(C.I.17200)、赤色230号の(1)(C.I.4
5380)、赤色231号(C.I.45410)、赤色232号(C.I.454
40)、だいだい色205号(C.I.15510)、だいだい色207
号(C.I.45425)、黄色202号の(1)(C.I.45350)、黄色
203号(C.I.47005)、緑色201号(C.I.61570)、緑色20
4号(C.I.59040)、緑色205号(C.I.42095)、青色202
号(C.I.42052)、青色205号(C.I.42090)、かっ色201
号(C.I.20170)、赤色401号(C.I.45190)、赤色502号
(C.I.16155)、赤色503号(C.I.16150)、赤色504号
(C.I.14700)、赤色506号(C.I.15620)、だいだい色4
02号(C.I.14600)、黄色402号(C.I.18950)、黄色403
号の(1)(C.I.10316)、黄色406号(C.I.13065)、黄色
407号(C.I.18820)、緑色401号(C.I.10020)、緑色40
2号(C.I.42085)、紫色401号(C.I.60730)、黒色401
号(C.I.20470)、アシッドブラック52(C.I.15711)、
アシッドブルー1(C.I.42045)、アシッドブルー3
(C.I.42051)、アシッドブルー62(C.I.62045)、アシ
ッドブラウン13(C.I.10410)、アシッドグリーン50
(C.I.44090)、アシッドオレンジ3(C.I.10385)、ア
シッドオレンジ6(C.I.14270)、アシッドレッド14
(C.I.14720)、アシッドレッド35(C.I.18065)、アシ
ッドレッド73(C.I.27290)、アシッドレッド184(C.I.
15685)、ブリリアントブラック1(C.I.28440)等が挙
げられる。
性染料としては、水溶性酸性染料であれば特に制限され
ず、例えば赤色2号(C.I.16185)、赤色3号(C.I.454
30)、赤色102号(C.I.16255)、赤色104号の(1)(C.I.
45410)、赤色105号の(1)(C.I.45440)、赤色106号
(C.I.45100)、黄色4号(C.I.19140)、黄色5号(C.
I.15985)、緑色3号(C.I.42053)、青色1号(C.I.42
090)、青色2号(C.I.73015)、赤色201号(C.I.1585
0)、赤色227号(C.I.17200)、赤色230号の(1)(C.I.4
5380)、赤色231号(C.I.45410)、赤色232号(C.I.454
40)、だいだい色205号(C.I.15510)、だいだい色207
号(C.I.45425)、黄色202号の(1)(C.I.45350)、黄色
203号(C.I.47005)、緑色201号(C.I.61570)、緑色20
4号(C.I.59040)、緑色205号(C.I.42095)、青色202
号(C.I.42052)、青色205号(C.I.42090)、かっ色201
号(C.I.20170)、赤色401号(C.I.45190)、赤色502号
(C.I.16155)、赤色503号(C.I.16150)、赤色504号
(C.I.14700)、赤色506号(C.I.15620)、だいだい色4
02号(C.I.14600)、黄色402号(C.I.18950)、黄色403
号の(1)(C.I.10316)、黄色406号(C.I.13065)、黄色
407号(C.I.18820)、緑色401号(C.I.10020)、緑色40
2号(C.I.42085)、紫色401号(C.I.60730)、黒色401
号(C.I.20470)、アシッドブラック52(C.I.15711)、
アシッドブルー1(C.I.42045)、アシッドブルー3
(C.I.42051)、アシッドブルー62(C.I.62045)、アシ
ッドブラウン13(C.I.10410)、アシッドグリーン50
(C.I.44090)、アシッドオレンジ3(C.I.10385)、ア
シッドオレンジ6(C.I.14270)、アシッドレッド14
(C.I.14720)、アシッドレッド35(C.I.18065)、アシ
ッドレッド73(C.I.27290)、アシッドレッド184(C.I.
15685)、ブリリアントブラック1(C.I.28440)等が挙
げられる。
【0010】これらの酸性染料は、1種以上を用いるこ
とができ、特に黒401号を含むのが好ましい。成分(A)の
含有量は、十分な染色効果と手肌の汚れの少なさの点か
ら、全組成中に0.2〜5重量%が好ましく、更には0.2〜
4重量%、特に0.2〜3重量%が好ましい。
とができ、特に黒401号を含むのが好ましい。成分(A)の
含有量は、十分な染色効果と手肌の汚れの少なさの点か
ら、全組成中に0.2〜5重量%が好ましく、更には0.2〜
4重量%、特に0.2〜3重量%が好ましい。
【0011】本発明に用いられる成分(B)のラクトン化
合物としては、次の一般式(1)又は(2)で表されるものが
好ましい。
合物としては、次の一般式(1)又は(2)で表されるものが
好ましい。
【0012】
【化1】
【0013】〔式中、R1及びR2は相異なる置換基を示
し、a及びbは0又は1を示す。〕
し、a及びbは0又は1を示す。〕
【0014】一般式(1)及び(2)におけるR1及びR2とし
ては、直鎖、分岐鎖又は環状のアルキル基、水酸基、ス
ルホン酸基、リン酸基、カルボキシ基、フェニル基、ス
ルホアルキル基、リン酸アルキル基、カルボキシアルキ
ル基等が好ましく、なかでもγ-ラクトンの場合にはγ
位、δ-ラクトンの場合にはδ位(すなわちヘテロ酸素
原子の隣接メチレン)に置換した、炭素数1〜6の直鎖
又は分岐鎖のアルキル基、例えばメチル基、エチル基、
プロピル基、イソプロピル基、ブチル基等が好ましい。
また、ラクトン化合物(1)及び(2)の水溶性を増大させた
い場合には、R1又はR2としてスルホン酸基、リン酸
基、カルボキシ基等の酸性基やこれらが置換したアルキ
ル基を有するのが好ましい。ラクトン(1)及び(2)の具体
例としては、γ-ブチロラクトン、γ-カプロラクトン、
γ-バレロラクトン、δ-バレロラクトン、δ-カプロラ
クトン、δ-ヘプタノラクトン等が挙げられ、なかで
も、毛髪染色性とラクトンの安定性の点から、γ-ラク
トン、特にγ-ブチロラクトン、γ-カプロラクトンが好
ましい。
ては、直鎖、分岐鎖又は環状のアルキル基、水酸基、ス
ルホン酸基、リン酸基、カルボキシ基、フェニル基、ス
ルホアルキル基、リン酸アルキル基、カルボキシアルキ
ル基等が好ましく、なかでもγ-ラクトンの場合にはγ
位、δ-ラクトンの場合にはδ位(すなわちヘテロ酸素
原子の隣接メチレン)に置換した、炭素数1〜6の直鎖
又は分岐鎖のアルキル基、例えばメチル基、エチル基、
プロピル基、イソプロピル基、ブチル基等が好ましい。
また、ラクトン化合物(1)及び(2)の水溶性を増大させた
い場合には、R1又はR2としてスルホン酸基、リン酸
基、カルボキシ基等の酸性基やこれらが置換したアルキ
ル基を有するのが好ましい。ラクトン(1)及び(2)の具体
例としては、γ-ブチロラクトン、γ-カプロラクトン、
γ-バレロラクトン、δ-バレロラクトン、δ-カプロラ
クトン、δ-ヘプタノラクトン等が挙げられ、なかで
も、毛髪染色性とラクトンの安定性の点から、γ-ラク
トン、特にγ-ブチロラクトン、γ-カプロラクトンが好
ましい。
【0015】成分(B)は、1種以上を用いることがで
き、その含有量は、毛髪染色性と皮膚への着色防止性の
点から、全組成中に0.5〜50重量%が好ましく、更には
5〜50重量%、特に10〜35重量%が好ましい。
き、その含有量は、毛髪染色性と皮膚への着色防止性の
点から、全組成中に0.5〜50重量%が好ましく、更には
5〜50重量%、特に10〜35重量%が好ましい。
【0016】本発明の染毛剤組成物は、酸成分による毛
髪、頭皮及び手肌の荒れの防止、酸性染料の浸透促進効
果の点から、pH2〜6であることが必要であり、好まし
くはpH2〜5、更に好ましくはpH2.5〜4である。
髪、頭皮及び手肌の荒れの防止、酸性染料の浸透促進効
果の点から、pH2〜6であることが必要であり、好まし
くはpH2〜5、更に好ましくはpH2.5〜4である。
【0017】また、本発明の染毛剤組成物は、十分な染
毛効果及び皮膚への着色のし難さの点から、10倍に希釈
した水溶液の緩衝能が、0.004グラム当量/L以上0.2グ
ラム当量/L未満であることが必要であり、好ましくは
0.01グラム当量/L以上0.2グラム当量/L未満、更に
好ましくは0.015グラム当量/L以上0.2グラム当量/L
未満である。ここで、本発明における緩衝能とは、25℃
における水溶液のpHを初期の値から1上昇させるのに要
する塩基の濃度を尺度として次式により求められる値を
いう。
毛効果及び皮膚への着色のし難さの点から、10倍に希釈
した水溶液の緩衝能が、0.004グラム当量/L以上0.2グ
ラム当量/L未満であることが必要であり、好ましくは
0.01グラム当量/L以上0.2グラム当量/L未満、更に
好ましくは0.015グラム当量/L以上0.2グラム当量/L
未満である。ここで、本発明における緩衝能とは、25℃
における水溶液のpHを初期の値から1上昇させるのに要
する塩基の濃度を尺度として次式により求められる値を
いう。
【0018】緩衝能=|dCB/dpH| 〔式中、CBは塩基のイオン濃度(グラム当量/L)を
示す。〕
示す。〕
【0019】このような緩衝能は染毛剤組成物にpH緩衝
剤等を添加することによって付与することができる。pH
緩衝剤としては、pH2.0〜6.0の範囲で緩衝作用を有する
有機酸又は無機酸及びその塩を用いることができる。有
機酸としては、例えばクエン酸、グリコール酸、コハク
酸、酒石酸、乳酸、フマル酸、リンゴ酸、レブリン酸、
酪酸、吉草酸、シュウ酸、マレイン酸、マンデル酸等を
挙げることができ、無機酸としては、例えばリン酸、硫
酸、硝酸等を挙げることができる。また、これらの酸の
塩としては、例えばナトリウム塩、カリウム塩等のアル
カリ金属塩;アンモニウム塩;トリエタノールアミン塩
等のアルカノールアミン塩などを挙げることができる。
pH緩衝剤の配合量は、特に規定されるものではなく、緩
衝能を与える化合物の種類によって異なる。例えば、主
に緩衝能を与える化合物として、クエン酸ナトリウムを
用いた場合は、約1重量%以上の濃度で配合される。
剤等を添加することによって付与することができる。pH
緩衝剤としては、pH2.0〜6.0の範囲で緩衝作用を有する
有機酸又は無機酸及びその塩を用いることができる。有
機酸としては、例えばクエン酸、グリコール酸、コハク
酸、酒石酸、乳酸、フマル酸、リンゴ酸、レブリン酸、
酪酸、吉草酸、シュウ酸、マレイン酸、マンデル酸等を
挙げることができ、無機酸としては、例えばリン酸、硫
酸、硝酸等を挙げることができる。また、これらの酸の
塩としては、例えばナトリウム塩、カリウム塩等のアル
カリ金属塩;アンモニウム塩;トリエタノールアミン塩
等のアルカノールアミン塩などを挙げることができる。
pH緩衝剤の配合量は、特に規定されるものではなく、緩
衝能を与える化合物の種類によって異なる。例えば、主
に緩衝能を与える化合物として、クエン酸ナトリウムを
用いた場合は、約1重量%以上の濃度で配合される。
【0020】本発明の染毛剤組成物においては、成分
(B)を配合することにより、従来一般に浸透促進剤とし
て用いられているベンジルアルコール等と同等以上に酸
性染料の毛髪への浸透速度及び浸透量を高めることがで
きる。そして、ベンジルアルコール等を用いた染毛剤組
成物が皮膚に接触した場合、通常の洗浄では容易に除去
できないほど強く着色してしまうが、浸透促進剤として
成分(B)を使用し、かつ緩衝能を前記範囲に調整した本
発明染毛剤組成物では高い毛髪染色性を示すにもかかわ
らず、健常な皮膚に対しては染毛剤組成物を長時間接触
させた場合でもほとんど着色しない。また、肌荒れ等に
より皮膚のバリア能が低下した場合や、個体差により着
色が起こった場合にも石鹸、シャンプー等による洗浄な
どで容易に除去することができる。更に、浸透促進剤と
して低級アルキレンカーボネートを使用した場合のよう
な、酸性領域での加水分解による気体発生の問題もな
い。
(B)を配合することにより、従来一般に浸透促進剤とし
て用いられているベンジルアルコール等と同等以上に酸
性染料の毛髪への浸透速度及び浸透量を高めることがで
きる。そして、ベンジルアルコール等を用いた染毛剤組
成物が皮膚に接触した場合、通常の洗浄では容易に除去
できないほど強く着色してしまうが、浸透促進剤として
成分(B)を使用し、かつ緩衝能を前記範囲に調整した本
発明染毛剤組成物では高い毛髪染色性を示すにもかかわ
らず、健常な皮膚に対しては染毛剤組成物を長時間接触
させた場合でもほとんど着色しない。また、肌荒れ等に
より皮膚のバリア能が低下した場合や、個体差により着
色が起こった場合にも石鹸、シャンプー等による洗浄な
どで容易に除去することができる。更に、浸透促進剤と
して低級アルキレンカーボネートを使用した場合のよう
な、酸性領域での加水分解による気体発生の問題もな
い。
【0021】また、本発明の染毛剤組成物には、更に染
色性を向上させる目的で、成分(C)としてベンジルオキ
シエタノール、ベンジルアルコール、フェノキシエタノ
ール、フェノキシイソプロパノール、ベンジルグリセロ
ール、N-ベンジルホルムアミド、シンナミルアルコー
ル、フェネチルアルコール、p-アニシルアルコール、p-
メチルベンジルアルコール、メチルカルビトール、エチ
ルカルビトール及びプロピルカルビトールから選ばれる
1種以上の有機溶剤を含有させることができる。これら
のうち、芳香族アルコール類縁体が好ましく、特に、ベ
ンジルオキシエタノール、ベンジルアルコールが好まし
い。これら成分(C)の含有量は、毛髪に対する染色性向
上効果及び皮膚に対する着色防止効果の点から、全組成
中に0〜10重量%、更に0.01〜10重量%、特に0.1〜5重
量%が好ましい。
色性を向上させる目的で、成分(C)としてベンジルオキ
シエタノール、ベンジルアルコール、フェノキシエタノ
ール、フェノキシイソプロパノール、ベンジルグリセロ
ール、N-ベンジルホルムアミド、シンナミルアルコー
ル、フェネチルアルコール、p-アニシルアルコール、p-
メチルベンジルアルコール、メチルカルビトール、エチ
ルカルビトール及びプロピルカルビトールから選ばれる
1種以上の有機溶剤を含有させることができる。これら
のうち、芳香族アルコール類縁体が好ましく、特に、ベ
ンジルオキシエタノール、ベンジルアルコールが好まし
い。これら成分(C)の含有量は、毛髪に対する染色性向
上効果及び皮膚に対する着色防止効果の点から、全組成
中に0〜10重量%、更に0.01〜10重量%、特に0.1〜5重
量%が好ましい。
【0022】本発明の染毛剤組成物には、使用時のたれ
落ち防止、頭皮などへの汚着防止の目的で、成分(D)と
して水溶性高分子を含有させることができる。水溶性高
分子としては、例えばアラビアガム、カラギーナン、カ
ラヤガム、トラガカントガム、キャロブガム、クインス
シード(マルメロ)、カゼイン、デキストリン、ゼラチ
ン、ペクチン酸ナトリウム、アルギン酸ナトリウム、メ
チルセルロース、エチルセルロース、カルボキシメチル
セルロース(CMC)、ヒドロキシエチルセルロース、ヒ
ドロキシプロピルセルロース、ポリビニルアルコール
(PVA)、ポリビニルメチルエーテル(PVM)、ポリビニ
ルピロリドン(PVP)、ポリアクリル酸ナトリウム、ロ
ーカストビーンガム、グアーガム、タマリントガム、ジ
アルキルジメチルアンモニウム硫酸セルロース、キサン
タンガム、変性キサンタンガム、ウェランガム、ラボー
ルガム、ジェランガム、カルボキシビニルポリマー、ア
クリル酸/メタクリル酸エステル共重合体、メチルビニ
ルエーテル/無水マレイン酸共重合体の1,9-デカジエン
による部分架橋物、ポリエチレングリコール、ケイ酸ア
ルミニウムマグネシウム、ベントナイト等が挙げられ
る。これらのうち、特にヒドロキシエチルセルロース、
キサンタンガム、変性キサンタンガムが好ましい。これ
らの水溶性高分子は1種以上を用いることができ、その
含有量は、全組成中に0.1〜10重量%、特に0.5〜5重量
%が好ましい。
落ち防止、頭皮などへの汚着防止の目的で、成分(D)と
して水溶性高分子を含有させることができる。水溶性高
分子としては、例えばアラビアガム、カラギーナン、カ
ラヤガム、トラガカントガム、キャロブガム、クインス
シード(マルメロ)、カゼイン、デキストリン、ゼラチ
ン、ペクチン酸ナトリウム、アルギン酸ナトリウム、メ
チルセルロース、エチルセルロース、カルボキシメチル
セルロース(CMC)、ヒドロキシエチルセルロース、ヒ
ドロキシプロピルセルロース、ポリビニルアルコール
(PVA)、ポリビニルメチルエーテル(PVM)、ポリビニ
ルピロリドン(PVP)、ポリアクリル酸ナトリウム、ロ
ーカストビーンガム、グアーガム、タマリントガム、ジ
アルキルジメチルアンモニウム硫酸セルロース、キサン
タンガム、変性キサンタンガム、ウェランガム、ラボー
ルガム、ジェランガム、カルボキシビニルポリマー、ア
クリル酸/メタクリル酸エステル共重合体、メチルビニ
ルエーテル/無水マレイン酸共重合体の1,9-デカジエン
による部分架橋物、ポリエチレングリコール、ケイ酸ア
ルミニウムマグネシウム、ベントナイト等が挙げられ
る。これらのうち、特にヒドロキシエチルセルロース、
キサンタンガム、変性キサンタンガムが好ましい。これ
らの水溶性高分子は1種以上を用いることができ、その
含有量は、全組成中に0.1〜10重量%、特に0.5〜5重量
%が好ましい。
【0023】また、本発明の染毛剤組成物には、成分
(B)及び(D)の溶解性を高める目的で、低級アルコール又
はポリオールを含有させることができる。具体的には、
炭素数2〜4のもの、例えばエタノール、2-プロパノー
ル、1-プロパノール、1-ブタノール、エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、イソプロピレングリコー
ル、1,3-ブチレングリコール、グリセリン等が挙げられ
る。これらの低級アルコール又はポリオールは1種以上
を用いることができ、その含有量は、全組成中に0.1〜3
0重量%、特に0.1〜20重量%が好ましい。
(B)及び(D)の溶解性を高める目的で、低級アルコール又
はポリオールを含有させることができる。具体的には、
炭素数2〜4のもの、例えばエタノール、2-プロパノー
ル、1-プロパノール、1-ブタノール、エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、イソプロピレングリコー
ル、1,3-ブチレングリコール、グリセリン等が挙げられ
る。これらの低級アルコール又はポリオールは1種以上
を用いることができ、その含有量は、全組成中に0.1〜3
0重量%、特に0.1〜20重量%が好ましい。
【0024】更に、本発明の染毛剤組成物には、前記成
分のほか、通常の化粧品等に使用し得る成分、例えば界
面活性剤、カチオン性重合体、油性成分、シリコーン誘
導体、香料、防腐剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、殺菌
剤、噴射剤等を、目的に応じて適宜配合することがで
き、通常の方法に従って製造することができる。
分のほか、通常の化粧品等に使用し得る成分、例えば界
面活性剤、カチオン性重合体、油性成分、シリコーン誘
導体、香料、防腐剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、殺菌
剤、噴射剤等を、目的に応じて適宜配合することがで
き、通常の方法に従って製造することができる。
【0025】本発明の染毛剤組成物を使用するには、例
えば、くしやブラシに適量を取り、頭髪に塗布し、塗布
後1〜30分間程度放置してから洗い流せばよい。
えば、くしやブラシに適量を取り、頭髪に塗布し、塗布
後1〜30分間程度放置してから洗い流せばよい。
【0026】
【実施例】実施例において、組成物の「緩衝能」は次の
ようにして測定した。すなわち、組成物10gをとり、水
を加えて100mLとし、この時のpHを測定し、次いでこれ
に1N水酸化ナトリウム水溶液を加えて、pHが1上昇す
るのに要する1N水酸化ナトリウム水溶液の量(xmL)
を測定し、「緩衝能=x×10/1000グラム当量/L」に
よって算出した。
ようにして測定した。すなわち、組成物10gをとり、水
を加えて100mLとし、この時のpHを測定し、次いでこれ
に1N水酸化ナトリウム水溶液を加えて、pHが1上昇す
るのに要する1N水酸化ナトリウム水溶液の量(xmL)
を測定し、「緩衝能=x×10/1000グラム当量/L」に
よって算出した。
【0027】実施例1 表1に示す配合組成の酸性染毛剤を製造し、各種試験を
行った。 (1) 山羊毛への染色性及びシャンプー堅牢性の評価方法 染毛剤組成物1gを白い山羊毛(1g)のトレスに均一
に塗布した後、30℃で15分間放置した。その後水洗し、
シャンプーで2回洗浄し、リンス処理を1回行った後、
乾燥させた。このトレスについて、20名の評価者により
山羊毛への染色性を評価し、以下の基準で判定した。更
に、このトレスについてシャンプー、リンス処理を合計
20回施し、乾燥させた。このトレスについて、20名の評
価者によりシャンプー堅牢性を評価し、同じく以下の基
準で判定した。この結果を表1に示す。
行った。 (1) 山羊毛への染色性及びシャンプー堅牢性の評価方法 染毛剤組成物1gを白い山羊毛(1g)のトレスに均一
に塗布した後、30℃で15分間放置した。その後水洗し、
シャンプーで2回洗浄し、リンス処理を1回行った後、
乾燥させた。このトレスについて、20名の評価者により
山羊毛への染色性を評価し、以下の基準で判定した。更
に、このトレスについてシャンプー、リンス処理を合計
20回施し、乾燥させた。このトレスについて、20名の評
価者によりシャンプー堅牢性を評価し、同じく以下の基
準で判定した。この結果を表1に示す。
【0028】判定基準: ◎:山羊毛への染色性、シャンプー堅牢性が良いと評価
した者が80%以上。 ○:山羊毛への染色性、シャンプー堅牢性が良いと評価
した者が50〜80%未満。 △:山羊毛への染色性、シャンプー堅牢性が良いと評価
した者が20〜50%未満。 ×:山羊毛への染色性、シャンプー堅牢性が良いと評価
した者が20%未満。
した者が80%以上。 ○:山羊毛への染色性、シャンプー堅牢性が良いと評価
した者が50〜80%未満。 △:山羊毛への染色性、シャンプー堅牢性が良いと評価
した者が20〜50%未満。 ×:山羊毛への染色性、シャンプー堅牢性が良いと評価
した者が20%未満。
【0029】(2) 皮膚への染色のし難さ及び洗浄性 ヒト前腕部10cm2あたり1gの染毛剤組成物を均一に塗
布した後、30℃で15分間放置した。その後水洗し、表面
に付着した染毛剤組成物を十分に除去した後、乾燥させ
た。この前腕部について、20名の評価者により皮膚への
染色のし難さを評価し、以下の基準で判定した。更に、
この前腕部を石鹸により往復50回こすり洗いした後、乾
燥させた。この前腕部について、20名の評価者により洗
浄性を評価し、同じく以下の基準で判定した。この結果
を表1に示す。
布した後、30℃で15分間放置した。その後水洗し、表面
に付着した染毛剤組成物を十分に除去した後、乾燥させ
た。この前腕部について、20名の評価者により皮膚への
染色のし難さを評価し、以下の基準で判定した。更に、
この前腕部を石鹸により往復50回こすり洗いした後、乾
燥させた。この前腕部について、20名の評価者により洗
浄性を評価し、同じく以下の基準で判定した。この結果
を表1に示す。
【0030】判定基準: ◎:皮膚への染色が全く気にならないと評価した者が80
%以上。 ○:皮膚への染色が全く気にならないと評価した者が50
〜80%未満。 △:皮膚への染色が全く気にならないと評価した者が20
〜50%未満。 ×:皮膚への染色が全く気にならないと評価した者が20
%未満。
%以上。 ○:皮膚への染色が全く気にならないと評価した者が50
〜80%未満。 △:皮膚への染色が全く気にならないと評価した者が20
〜50%未満。 ×:皮膚への染色が全く気にならないと評価した者が20
%未満。
【0031】(3) 経時での気体発生の有無 100mLのポリプロピレン容器に染毛剤組成物90gを封入
し、50℃、30日間保存し、室温に放置した後、容器のふ
くらみより容器内の気体発生の有無を評価した。この結
果を表1に示す。
し、50℃、30日間保存し、室温に放置した後、容器のふ
くらみより容器内の気体発生の有無を評価した。この結
果を表1に示す。
【0032】
【表1】
【0033】実施例2 表2に示した配合組成の酸性染毛剤を調製し、実施例1
(1)と同様にして、山羊毛への染色性及びシャンプー堅
牢性の評価を行った。この結果を表2に示す。
(1)と同様にして、山羊毛への染色性及びシャンプー堅
牢性の評価を行った。この結果を表2に示す。
【0034】
【表2】
【0035】実施例3 表3に示した配合組成の酸性染毛剤を調製し、実施例1
(1)(2)と同様にして山羊毛への染色性及び前腕部皮膚へ
の染色のし難さを評価した。この結果を表3に示す。
(1)(2)と同様にして山羊毛への染色性及び前腕部皮膚へ
の染色のし難さを評価した。この結果を表3に示す。
【0036】
【表3】
【0037】
【発明の効果】本発明染毛剤組成物は、皮膚への着色を
生じることなく、毛髪の染色性に優れ、シャンプーに対
する堅牢性が良好であり、しかも酸性領域での加水分解
による気体の発生のないものである。
生じることなく、毛髪の染色性に優れ、シャンプーに対
する堅牢性が良好であり、しかも酸性領域での加水分解
による気体の発生のないものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西澤 栄一 東京都墨田区文花2−1−3 花王株式会 社研究所内 (72)発明者 溝奥 隆司 和歌山県和歌山市湊1334 花王株式会社研 究所内 Fターム(参考) 4C083 AB032 AC071 AC072 AC101 AC102 AC151 AC152 AC171 AC172 AC302 AC792 AC841 AC842 AD282 AD352 BB24 CC36 DD23 DD27 EE03 EE07 EE26
Claims (2)
- 【請求項1】 次の成分(A)及び(B) (A) 酸性染料 (B) 5又は6員環のラクトン骨格を有する化合物 を含有し、pHが2〜6、10倍に希釈した水溶液の緩衝能
が0.004グラム当量/L以上0.2グラム当量/L未満であ
る染毛剤組成物。 - 【請求項2】 更に、次の成分(C) (C) ベンジルオキシエタノール、ベンジルアルコール、
フェノキシエタノール、フェノキシイソプロパノール、
ベンジルグリセロール、N-ベンジルホルムアミド、シン
ナミルアルコール、フェネチルアルコール、p-アニシル
アルコール、1-プロパノール、1-ブタノール、p-メチ
ルベンジルアルコール、メチルカルビトール、エチルカ
ルビトール及びプロピルカルビトールから選ばれる1種
以上の有機溶剤 を含有する請求項1記載の染毛剤組成物。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001038780A JP2002241245A (ja) | 2001-02-15 | 2001-02-15 | 染毛剤組成物 |
US10/060,200 US6776803B2 (en) | 2001-02-15 | 2002-02-01 | Hair dye compositions |
EP02002029A EP1238649B1 (en) | 2001-02-15 | 2002-02-07 | Hair dye compositions comprising acidic dyes and lactones |
CN02103557.1A CN1221241C (zh) | 2001-02-15 | 2002-02-07 | 染发组合物 |
DE60224469T DE60224469T2 (de) | 2001-02-15 | 2002-02-07 | Haarfärbemittel enthaltend saure Farbstoffe und Laktone |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001038780A JP2002241245A (ja) | 2001-02-15 | 2001-02-15 | 染毛剤組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002241245A true JP2002241245A (ja) | 2002-08-28 |
Family
ID=18901700
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001038780A Pending JP2002241245A (ja) | 2001-02-15 | 2001-02-15 | 染毛剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002241245A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005239663A (ja) * | 2004-02-27 | 2005-09-08 | Kao Corp | 毛髪化粧料 |
JP2006069978A (ja) * | 2004-09-03 | 2006-03-16 | Ichimaru Pharcos Co Ltd | 毛髪処理剤 |
JP2010105998A (ja) * | 2008-10-31 | 2010-05-13 | Hoyu Co Ltd | 染毛料組成物 |
JP2015229660A (ja) * | 2014-06-06 | 2015-12-21 | ロレアル | ケラチン繊維を染色するための組成物 |
JP2016008190A (ja) * | 2014-06-24 | 2016-01-18 | ロレアル | ケラチン繊維のための組成物 |
WO2017094866A1 (en) | 2015-12-04 | 2017-06-08 | L'oreal | Composition for dyeing keratin fibers |
WO2017094865A1 (en) | 2015-12-04 | 2017-06-08 | L'oreal | Composition for dyeing keratin fibers |
JP2019210230A (ja) * | 2018-06-01 | 2019-12-12 | ロレアル | ケラチン繊維を染色するための方法及びキット |
-
2001
- 2001-02-15 JP JP2001038780A patent/JP2002241245A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005239663A (ja) * | 2004-02-27 | 2005-09-08 | Kao Corp | 毛髪化粧料 |
JP2006069978A (ja) * | 2004-09-03 | 2006-03-16 | Ichimaru Pharcos Co Ltd | 毛髪処理剤 |
JP2010105998A (ja) * | 2008-10-31 | 2010-05-13 | Hoyu Co Ltd | 染毛料組成物 |
JP2015229660A (ja) * | 2014-06-06 | 2015-12-21 | ロレアル | ケラチン繊維を染色するための組成物 |
US10292920B2 (en) | 2014-06-06 | 2019-05-21 | L'oreal | Composition for dyeing keratin fibers |
JP2016008190A (ja) * | 2014-06-24 | 2016-01-18 | ロレアル | ケラチン繊維のための組成物 |
WO2017094866A1 (en) | 2015-12-04 | 2017-06-08 | L'oreal | Composition for dyeing keratin fibers |
WO2017094865A1 (en) | 2015-12-04 | 2017-06-08 | L'oreal | Composition for dyeing keratin fibers |
JP2019210230A (ja) * | 2018-06-01 | 2019-12-12 | ロレアル | ケラチン繊維を染色するための方法及びキット |
JP7237469B2 (ja) | 2018-06-01 | 2023-03-13 | ロレアル | ケラチン繊維を染色するための方法及びキット |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040203 |