JP2003081788A - 酸性染毛料組成物 - Google Patents

酸性染毛料組成物

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JP2003081788A
JP2003081788A JP2001269706A JP2001269706A JP2003081788A JP 2003081788 A JP2003081788 A JP 2003081788A JP 2001269706 A JP2001269706 A JP 2001269706A JP 2001269706 A JP2001269706 A JP 2001269706A JP 2003081788 A JP2003081788 A JP 2003081788A
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acidic hair
acidic
dye
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JP2001269706A
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Michiji Tsuge
倫司 柘
Atsushi Kojima
淳 小島
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Hoyu Co Ltd
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Hoyu Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水を主体とする溶媒中に酸性染料と疎水性部
分を有する染料浸透剤とを含み、酸性域のpHに調整さ
れた酸性染毛料組成物において、酸性染料を例えば1重
量%あるいはそれ以上と言うような多量に配合しなくて
も、良好な染毛性を示すようにする。 【解決手段】 水を主体とする溶媒中に酸性染料と疎水
性部分を有する染料浸透剤とを含み、酸性域のpHに調
整された酸性染毛料組成物であって、前記染料浸透剤を
例えばエタノール等のような親水性部分を有する有機溶
剤によって前記溶媒中に高活性状態で分散させた酸性染
毛料組成物。好ましくは、染料浸透剤と有機溶剤との配
合重量比を限定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は酸性染毛料組成物に
関し、更に詳しくは、疎水性部分を有する染料浸透剤を
高活性状態で分散させ、かつ、この分散状態を安定化さ
せることにより、効率染毛を可能にした酸性染毛料組成
物に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、種々の染毛剤もしくは毛髪着色剤
が開発され、手軽に毛髪のカラーリングが楽しめるよう
になって来ている。
【0003】染毛剤もしくは毛髪着色剤としては、単に
着色剤を毛髪に付着させて一時的に着色するカラースプ
レーや、酸性染料を毛皮質の浅い部分にイオン結合させ
るヘアマニキュアのような酸性カラー(酸性染毛料)、
アルカリ剤の働きで酸化染料を毛髪のキューティクル内
部まで送り込み、酸化剤でメラニン色素の分解と染料の
発色を行わせるアルカリヘアダイ(酸化染毛剤)等、多
様なタイプが提供されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のうち、酸性染毛
料においては、酸性染料を毛皮質に送り込むために染料
浸透剤が重要な役割を果たしているが、この染料浸透剤
はその分子構造中に疎水性部分を有しており、一方で通
常の酸性染毛料の溶媒は水を主体とする。従って、酸性
染毛料の溶媒中に染料浸透剤を分散させるための一定の
手段を必要とする。従来の酸性染毛料は、通常、例えば
界面活性剤を用いて、疎水性部分を有する染料浸透剤を
エマルジョンの形態で含有させていた。
【0005】しかしこの場合、染料浸透剤の含有形態と
して安定してはいるが、染料浸透剤は界面活性剤のミセ
ル中に封入されているため、酸性染料を毛皮質に浸透さ
せると言う作用においては高活性ではない。即ち、酸性
染料の毛皮質への浸透作用が弱い。そのため、酸性染料
を多量に(例えば、1重量%又はそれ以上)配合するこ
とによって、酸性染料の毛皮質への浸透量を確保しよう
としていた。
【0006】このような従来の酸性染毛料においては、
酸性染料が過剰に使用され、しかもこれらの染料が毛髪
に十分に浸透していないため、例えば、酸性染毛料によ
る施術直後の毛髪がシャンプーによって激しく色落ちし
たり、更に経時的に毛髪が退色し易いと言う問題があっ
た。又、色落ちによって酸性染料が衣服等に染み着き易
いと言う問題や、酸性染料の過剰使用によって毛髪の感
触が悪くなると言う不具合もあった。
【0007】そこで本発明は、酸性染毛料において、酸
性染料を多量に配合しなくても良好な染毛性を示すよう
にすることを、解決すべき課題とする。本願発明者は、
酸性染毛料における染料浸透剤の含有形態に着目して、
この課題を解決した。
【0008】
【課題を解決するための手段及びその作用・効果】(第
1発明の構成)上記課題を解決するための本願第1発明
(請求項1に記載の発明)の構成は、水を主体とする溶
媒中に酸性染料と疎水性部分を有する染料浸透剤とを含
み、酸性域のpHに調整された酸性染毛料組成物であっ
て、前記染料浸透剤を親水性部分を有する有機溶剤によ
って前記溶媒中に高活性状態で分散させた、酸性染毛料
組成物である。
【0009】以上の第1発明の構成において、「疎水性
部分を有する染料浸透剤」とは、その分子構造において
疎水性の部分を有する染料浸透剤を言い、分子全体とし
ても疎水性であるものと、分子全体としては必ずしも疎
水性でないものとを含む。又、「親水性部分を有する有
機溶剤」とは、その分子構造において親水性の部分を有
する有機溶剤を言い、分子全体としても親水性であるも
のと、分子全体としては必ずしも親水性でないものとを
含む。
【0010】(第1発明の作用・効果)第1発明の酸性
染毛料組成物では、疎水性部分を有する染料浸透剤と共
に親水性部分を有する有機溶剤を配合している。この親
水性部分を有する有機溶剤は、水を主体とする溶媒中に
疎水性部分を有する染料浸透剤を良好に分散させる。一
方、親水性部分を有する有機溶剤は染料浸透剤をミセル
のような構造体中に封入することはない。従って、染料
浸透剤は溶媒に対して露出した状態で分散されている。
【0011】このため、染料浸透剤は酸性染料を毛髪に
浸透させる作用が強く(即ち、高活性であり)、酸性染
料を多量に配合しなくても、これを毛髪に対して良好に
染着させることができるのである。即ち、第1発明の酸
性染毛料組成物においては、酸性染料の効率染毛が可能
である。
【0012】そして、酸性染料の染着性が良い点と、酸
性染料を多量に配合する必要がない点とから、前記従来
技術のような色落ちや、酸性染料の衣服等への染み着き
等の問題も解消されるのである。なお、酸性染毛料組成
物における技術的前提として、第1発明の酸性染毛料組
成物においても酸性域のpHに調整されていることが必
要である。
【0013】(第2発明の構成)上記課題を解決するた
めの本願第2発明(請求項2に記載の発明)の構成は、
前記第1発明に係る疎水性部分を有する染料浸透剤
(A)と親水性部分を有する有機溶剤(B)との配合重
量比が、B/A=0.05〜1.5である、酸性染毛料
組成物である。
【0014】(第2発明の作用・効果)上記第1発明の
酸性染毛料組成物において、疎水性部分を有する染料浸
透剤(A)と親水性部分を有する有機溶剤(B)との配
合比は必ずしも限定されない。しかし第2発明のよう
に、これらの配合重量比が、B/A=0.05〜1.5
であることが、より優れた効率染毛のために好ましい。
【0015】(第3発明の構成)上記課題を解決するた
めの本願第3発明(請求項3に記載の発明)の構成は、
前記第1発明又は第2発明に係る疎水性部分を有する染
料浸透剤が、芳香族アルコール及び低級アルキレンカー
ボネートから選ばれる1種又は2種以上の染料浸透剤で
ある、酸性染毛料組成物である。
【0016】(第3発明の作用・効果)第1発明又は第
2発明において、疎水性部分を有する染料浸透剤の種類
は必ずしも限定されない。しかし、酸性染料を毛髪に浸
透させる作用の良好さを考慮すると、芳香族アルコール
及び低級アルキレンカーボネートから選ばれる1種又は
2種以上の染料浸透剤を用いることが、より好ましい。
【0017】(第4発明の構成)上記課題を解決するた
めの本願第4発明(請求項4に記載の発明)の構成は、
前記第1発明〜第3発明に係る親水性部分を有する有機
溶剤が、脂肪族アルコール又はN−アルキルピロリドン
から選ばれる1種又は2種以上の有機溶剤である、酸性
染毛料組成物である。
【0018】(第4発明の作用・効果)上記の各発明に
おいて、親水性部分を有する有機溶剤の種類は必ずしも
限定されない。しかし、染料浸透剤をより高活性状態で
より良好に分散させると言う観点から、親水性部分を有
する有機溶剤としては、脂肪族アルコール又はN−アル
キルピロリドンから選ばれる1種又は2種以上の有機溶
剤が好ましい。
【0019】(第5発明の構成)上記課題を解決するた
めの本願第5発明(請求項5に記載の発明)の構成は、
前記第1発明〜第4発明に係る酸性染毛料組成物が、更
に多糖類を含有する、酸性染毛料組成物である。
【0020】(第5発明の作用・効果)上記の各発明に
係る酸性染毛料組成物において、酸性染料はミセル等の
構造体に封入されていない状態で溶媒中に分散している
ことから、その分散状態の安定性をより高めることが好
ましい。
【0021】第5発明においては、酸性染料が多糖類の
高分子鎖の拘束力によって凝集や沈降を起こし難くな
る。又、酸性染毛料組成物自体が、多糖類の配合によっ
て増粘される。これらの点から、酸性染毛料組成物にお
ける酸性染料の高活性状態での分散が、より安定化され
る。
【0022】(第6発明の構成)上記課題を解決するた
めの本願第6発明(請求項6に記載の発明)の構成は、
前記第5発明に係る多糖類が、キサンタンガム,カラヤ
ガム,トラガントガム又はヒドロキシエチルセルロース
である、酸性染毛料組成物である。
【0023】(第6発明の作用・効果)上記第5発明に
おいて配合する多糖類の種類は限定されないが、キサン
タンガム,カラヤガム,トラガントガム又はヒドロキシ
エチルセルロースを用いると、第5発明の前記作用・効
果が特に好ましく確保される。
【0024】(第7発明の構成)上記課題を解決するた
めの本願第7発明(請求項7に記載の発明)の構成は、
前記第1発明〜第6発明に係る酸性染毛料組成物がpH
1.5〜5に調整されている、酸性染毛料組成物であ
る。
【0025】(第7発明の作用・効果)酸性染毛料組成
物は、酸性染料を毛髪にイオン結合させると言う目的
上、酸性域のpHに調整されている必要があるが、特に
pH1.5〜5(とりわけ、pH2〜4.5)に調整さ
れていることが好ましい。pHが1.5より低いと、染
料の安定性や皮膚への刺激の面から好ましくなく、pH
が5を超えると、充分な染毛力が得られない恐れがあ
る。
【0026】(第8発明の構成)上記課題を解決するた
めの本願第8発明(請求項8に記載の発明)の構成は、
前記第1発明〜第7発明に係る酸性染毛料組成物の緩衝
能が0.005グラム当量/L以上である、酸性染毛料
組成物である。ここに「緩衝能」とは、25°Cにおけ
る酸性染毛料組成物のpHを1上げるために必要とされ
るアルカリのグラム当量/Lの数値を言う。
【0027】(第8発明の作用・効果)酸性染毛料組成
物を上記の酸性域のpHに安定的に保持するために、酸
性染毛料組成物には一定以上の緩衝能を具備させること
が好ましく、より具体的には、その緩衝能が0.005
グラム当量/L以上であることが好ましい。
【0028】(第9発明の構成)上記課題を解決するた
めの本願第9発明(請求項9に記載の発明)の構成は、
前記第1発明〜第8発明に係る酸性染料の含有量が0.
2〜0.5重量%である、酸性染毛料組成物である。
【0029】(第9発明の作用・効果)第1発明〜第8
発明に係る酸性染毛料組成物においては、酸性染料を多
量に配合しなくても、これを毛髪に対して良好に染着さ
せることができる。従って、酸性染毛料組成物における
酸性染料の含有量としては、0.2〜0.5重量%程度
が、より好ましい。酸性染料の含有量が0.2重量%未
満であると、絶対量の不足から染毛効果が不十分となる
可能性がある。
【0030】酸性染料の含有量が0.5重量%を超える
(例えば、1重量%又はそれ以上)場合には、色落ちの
面で幾分見劣りするが、それでも、同程度に酸性染料を
含有した従来の酸性染毛料組成物に比較すれば、格段に
良好である。
【0031】(第10発明の構成)上記課題を解決する
ための本願第10発明(請求項10に記載の発明)の構
成は、前記第1発明〜第9発明に係る酸性染料が厚生省
令(昭和41年告示:「医薬品等に使用することができ
るタール色素を定める省令」)に定められた所定の酸性
染料の1種又は2種以上である、酸性染毛料組成物であ
る。
【0032】(第10発明の作用・効果)酸性染料の種
類は限定されないが、例えば、第10発明に規定する酸
性染料を好ましく用いることができる。
【0033】
【発明の実施の形態】次に、第1発明〜第10発明の実
施の形態について説明する。以下において単に「本発
明」と言うときは、第1発明〜第10発明を一括して指
している。
【0034】〔酸性染毛料組成物〕本発明に係る酸性染
毛料組成物は、水を主体とする溶媒中に酸性染料と疎水
性部分を有する染料浸透剤とを含むと共に、この染料浸
透剤を親水性部分を有する有機溶剤によって前記溶媒中
に高活性状態で分散させたものである。疎水性部分を有
する染料浸透剤(A)と親水性部分を有する有機溶剤
(B)との配合比は限定されないが、好ましくは、重量
比でB/A=0.05〜1.5とされる。酸性染毛料組
成物は、更に好ましくは、多糖類を含有する。
【0035】酸性染毛料組成物は、酸性域のpHに、よ
り好ましくはpH1.5〜5に、とりわけ好ましくはp
H2〜4.5に調整される。pH調整剤として、例え
ば、レブリン酸,乳酸,グリコール酸,ピロリドンカル
ボン酸,酒石酸,リンゴ酸,クエン酸,フマル酸,コハ
ク酸,酪酸,吉草酸,シュウ酸,マレイン酸,マンデル
酸,アスパラギン酸,アジピン酸,ニコチン酸等の有機
酸、リン酸,塩酸,硫酸,硝酸等の無機酸、及びそれら
の塩を挙げることができる。塩としてはナトリウム塩,
カリウム塩,アンモニウム塩,トリエタノールアミン塩
等のアルカノールアミン塩等が挙げられる。その配合量
は、調整すべきpHとの関係で、適宜に決定すれば良
い。
【0036】酸性染毛料組成物は、好ましくは0.00
5グラム当量/L以上の緩衝能を持つように設計され
る。緩衝能の上限値は任意であるが、通常は0.2グラ
ム当量/L程度で十分である。
【0037】本発明の酸性染毛料組成物は、ローション
状,クリーム状,泡沫状,ジェル状,スプレー状等の任
意の剤型のもとに、常法によって調製することができ
る。泡沫状とする際には、噴射剤としてはLPG,DM
E,ヘキサン,イソペンタン,及び窒素,酸素,炭酸ガ
ス等の圧縮ガス等を配合する。なお、泡沫状の剤型には
ノンガスタイプのフォームも含まれる。
【0038】〔酸性染料〕酸性染毛料組成物に含まれる
酸性染料は、前記したような染着性の良好さから必ずし
も多量に含ませる必要はなく、一般的には0.2〜0.
5重量%程度の含有量で十分である。0.5重量%を超
える含有量としても構わない。
【0039】酸性染料の種類は限定されないが、好まし
くは、厚生省令(昭和41年告示:「医薬品等に使用す
ることができるタール色素を定める省令」)に定められ
た所定の酸性染料の1種又は2種以上とすることができ
る。上記の省令に定められた所定の酸性染料とは、赤色
2号,赤色3号,赤色102号,赤色104号の
(1),赤色105号の(1),赤色106号,赤色2
01号,赤色227号,赤色230号の(1),赤色2
30号の(2),赤色231号,赤色232号,赤色4
01号,赤色502号,赤色503号,赤色504号,
赤色506号,黄色4号,黄色5号,黄色202号の
(1),黄色202号の(2),黄色203号,黄色4
02号,黄色403号の(1),黄色406号,黄色4
07号,だいだい色205号,だいだい色207号,だ
いだい色402号,緑色3号,緑色204号,緑色20
5号,緑色401号,緑色402号,紫色401号,青
色1号,青色2号,青色202号,青色203号,青色
205号,かっ色201号及び黒色401号である。
【0040】これら酸性染料の中では、染毛力の観点よ
り、赤色102号,赤色106号,緑色3号,赤色22
7号,だいだい色205号,黄色202号,赤色401
号,黄色403号の(1),紫色401号及び黒色40
1号が特に好ましい。
【0041】〔染料浸透剤〕酸性染毛料組成物に含まれ
る疎水性部分を有する染料浸透剤とは、前記したよう
に、その分子構造において疎水性の部分を有する染料浸
透剤を言い、分子全体としても疎水性であるものと、分
子全体としては必ずしも疎水性でないものとを含む。こ
の定義に合致する限りにおいて染料浸透剤の種類は限定
されないが、芳香族アルコール及び低級アルキレンカー
ボネートから選ばれる1種又は2種以上の染料浸透剤で
あることが、特に好ましい。
【0042】芳香族アルコールの具体例としては、ベン
ジルアルコール,2−フェニルエチルアルコール,シン
ナミルアルコール,フェニルプロパノール,α−メチル
ベンジルアルコール,ジメチルベンジルカルビノール,
ベンジルオキシエタノール,フェノキシエタノール,フ
ェノキシイソプロパノール,p−アニシルアルコール等
が挙げられ、低級アルキレンカーボネートの具体例とし
ては、炭酸エチレン,炭酸プロピレン等が挙げられる。
【0043】酸性染毛料組成物における疎水性部分を有
する染料浸透剤の配合量は、親水性部分を有する有機溶
剤との好ましい配合重量比B/Aに基づき制約される場
合を別として、特段に限定されないが、通常は1〜20
重量%である。
【0044】〔有機溶剤〕酸性染毛料組成物に含まれる
親水性部分を有する有機溶剤とは、前記したように、そ
の分子構造において親水性の部分を有する有機溶剤を言
い、分子全体としても親水性であるものと、分子全体と
しては必ずしも親水性でないものとを含む。この定義に
合致する限りにおいて有機溶剤の種類は限定されない
が、脂肪族アルコール又はN−アルキルピロリドンから
選ばれる1種又は2種以上の有機溶剤であることが、特
に好ましい。
【0045】脂肪族アルコールの具体例としては、エタ
ノール,イソプロパノール,ブタノール等の一価アルコ
ール、エチレングリコール,プロピレングリコール,
1,3−ブチレングリコール,イソプレングリコール,
グリセリン,ジグリセリン,ジプロピレングリコール等
の多価アルコール等が挙げられ、N−アルキルピロリド
ンの具体例としては、N−メチルピロリドン,N−エチ
ルピロリドン,N−オクチルピロリドン,N−ドデシル
ピロリドン等が挙げられる。
【0046】酸性染毛料組成物における親水性部分を有
する有機溶剤の配合量は、疎水性部分を有する染料浸透
剤との好ましい配合重量比B/Aに基づき制約される場
合を別として、特段に限定されないが、通常は1〜20
重量%である。
【0047】〔多糖類〕酸性染毛料組成物に含まれる多
糖類の種類は限定されないが、主鎖にグルコース単位か
もしくはそれから誘導される糖単位がエーテル結合によ
り結びついて構成される高分子である。
【0048】多糖類の具体例として、アラビアガム,ア
ラビノガラクタン,ガッティガム,ガラクトマンナン,
カラギーナン,カードラン,カラヤガム,寒天,キサン
タンガム,グアーガム,クインスシードガム,コンニャ
クマンナン,ジェランガム,タマリンドガム,タラガ
ム,デキストラン,デキストリン,トラガントガム,フ
ァーセレラン,プルラン,ペクチン,ローカストビーン
ガム等の天然多糖類、メチルセルロース,エチルセルロ
ース,ヒドロキシエチルセルロース,ヒドロキシプロピ
ルセルロース,ヒドロキシプロピルメチルセルロース,
カルボキシエチルセルロースナトリウム等のセルロース
類等が挙げられる。以上の具体例のうち、特に好ましい
のはカラヤガム,キサンタンガム,トラガントガム又は
ヒドロキシエチルセルロースである。
【0049】酸性染毛料組成物に対する多糖類の配合量
は限定されないが、0.1〜10重量%が好ましい。多
糖類の配合量が0.1重量%未満であると、増粘作用等
の不足に基づき疎水性部分を有する染料浸透剤の分散状
態が不安定化する恐れがある。多糖類の配合量が10重
量%を超えると、増粘作用が過剰となって毛髪へ塗布し
難くなると言う恐れを生じる。
【0050】〔その他の配合成分〕本発明の酸性染毛料
組成物には、上記の各種配合成分の他にも、感触及び均
染性を向上させる目的で、非イオン界面活性剤を配合す
ることができる。非イオン界面活性剤の配合量は、一般
的には0.01〜40重量%、好ましくは0.1〜30
重量%である。
【0051】非イオン性界面活性剤としては、ポリオキ
シエチレン(以下「POE」と省略表記)アルキルエー
テル,POEアルキルフェニルエーテル,POEソルビ
タン脂肪酸エステル,POEグリセリルモノ脂肪酸エス
テル,POEソルビトール脂肪酸エステル,ヒマシ油又
は硬化ヒマシ油誘導体,POE脂肪酸エステル,高級脂
肪酸グリセリンエステル,ソルビタン脂肪酸エステル,
ラノリン誘導体,アルキロールアミド,POE脂肪酸ア
ミド,ショ糖脂肪酸エステル,アルキルアミンオキシ
ド,POEメチルグルコシド,レシチン誘導体等を例示
できる。
【0052】POEアルキルエーテルとしては、POE
セチルエーテル,POEステアリルエーテル,POEベ
ヘニルエーテル,POEオレイルエーテル,POEラウ
リルエーテル,POE2級アルキルエーテル,POEオ
クチルドデシルエーテル,POEヘキシルデシルエーテ
ル,POEイソステアリルエーテル,POEデシルペン
タデシルエーテル,POEデシルテトラデシルエーテル
等を例示できる。
【0053】POEアルキルフェニルエーテルとして
は、POEノニルフェニルエーテル,POEオクチルフ
ェニルエーテル等を例示できる。
【0054】POEソルビタン脂肪酸エステルとして
は、モノオレイン酸POEソルビタン,モノステアリン
酸POEソルビタン,モノパルミチン酸POEソルビタ
ン,モノラウリン酸POEソルビタン,トリオレイン酸
POEソルビタン等を例示することができる。
【0055】POEグリセリルモノ脂肪酸エステルとし
ては、モノステアリン酸POEグリセリン,モノミリス
チン酸POEグリセリン等を例示することができる。
【0056】POEソルビトール脂肪酸エステルとして
は、テトラオレイン酸POEソルビット,ヘキサステア
リン酸POEソルビット,モノラウリン酸POEソルビ
ット,POEソルビットミツロウ等を例示することがで
きる。
【0057】ヒマシ油又は硬化ヒマシ油誘導体として
は、POE硬化ヒマシ油,POEヒマシ油等を例示する
ことができる。
【0058】POE脂肪酸エステルとしては、モノオレ
イン酸ポリエチレングリコール,モノステアリン酸ポリ
エチレングリコール,モノラウリン酸ポリエチレングリ
コール等を例示することができる。
【0059】高級脂肪酸グリセリンエステルとしては、
親油型モノオレイン酸グリセリン,親油型モノステアリ
ン酸グリセリン,自己乳化型モノステアリン酸グリセリ
ン等を例示することができる。
【0060】ソルビタン脂肪酸エステルとしては、モノ
オレイン酸ソルビタン,セスキオレイン酸ソルビタン,
トリオレイン酸ソルビタン,モノステアリン酸ソルビタ
ン,モノパルミチン酸ソルビタン,モノラウリン酸ソル
ビタン等を例示できる。
【0061】ラノリン誘導体としてはPOEラノリン,
POEラノリンアルコール,POEソルビトールラノリ
ン等を、アルキロールアミドとしてはラウリン酸ジエタ
ノールアミド,ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド等を、
POE脂肪酸アミドとしてはPOEステアリン酸アミド
等を、アルキルアミンオキシドとしてはジメチルラウリ
ルアミンオキシド等を、レシチン誘導体としては水素添
加大豆レシチン、水素添加卵黄レシチン等を、それぞれ
例示することができる。
【0062】本発明の酸性染毛料組成物には、更に、化
粧品分野で用いられることがある他の任意の成分を、本
発明の効果を妨げない範囲で加えることができる。この
ような任意成分としては、陰イオン界面活性剤,両性界
面活性剤,油剤等を挙げることができる。又、コラーゲ
ン,ケラチン,エラスチン,フィブロイン,コンキオリ
ン,大豆蛋白,カゼイン,ゼラチン等の蛋白質を酸,ア
ルカリ,酵素等により加水分解した加水分解物、及びこ
れらを4級化したカチオン変性蛋白質等のポリペプタイ
ドも挙げることができる。更に、ソルビトール,ヒアル
ロン酸,尿素等の保湿剤、パラベン等の防腐剤、ヒドロ
キシエタンジホスホン酸,エデト酸二ナトリウム等のキ
レート剤、チオグリコール酸,亜硫酸塩,アスコルビン
酸等の酸化防止剤も挙げることができる。更に、植物抽
出物,生薬抽出物,ビタミン類,色素,香料,顔料,紫
外線吸収剤等も挙げることができる。
【0063】
【実施例】〔第1実施例群〕末尾の表1に示す実施例1
〜実施例6及び比較例1〜比較例4に係るジェル状の酸
性染毛料組成物(表中の数値は、重量%単位の数値であ
る)を、それぞれ常法に従い調製した。そしてこれらの
各例に係る酸性染毛料組成物を毛髪サンプルに塗布し
た。
【0064】次に、塗布後の毛髪を45℃で10分放置
し、更に室温で10分放置した後、通常のシャンプーに
て洗浄し、次いで乾燥させた。乾燥後、各例に係る毛髪
の染まり具合(染毛性)を目視観察により評価した。
又、各例に係る毛髪の感触についても官能評価した。更
に、染毛後毎日1回のシャンプー洗浄を行ったもとでの
14日間経過後の退色の程度(色落ち)を目視観察によ
り評価した。
【0065】上記の評価は専門パネル10名により行
い、下記の評価基準により評価した。同一例について評
価が分かれた場合には、最多数の評価を採用した。
【0066】染毛性の評価基準 ◎:染毛力が非常に優れている ○:染毛力が優れている △:染毛力が劣る ×:染毛力がかなり劣る。
【0067】感触の評価基準 ◎:非常に良い ○:良い △:やや良い ×:あまり良くない。
【0068】色落ちの評価基準 ◎:ほとんど退色していない ○:退色が少ない △:退色が認められる ×:かなり退色している。
【0069】〔第2実施例群〕以下の第2実施例−1〜
第2実施例−3に示す剤型及び組成の酸性染毛料組成物
を、それぞれ常法に従って調製した。組成を示す数値は
重量%単位の数値であり、「適量」とは組成数値の合計
が100となるような適量を意味する。
【0070】そして、それぞれの酸性染毛料組成物を第
1実施例群の場合と同様の評価に供したところ、いずれ
の場合にも、染毛性,感触及び色落ちに関して、◎又は
○の評価結果であった。
【0071】(第2実施例−1:クリーム状酸性染毛
料) ベンジルオキシエタノール 5.0 プロピレングリコール 3.0 キサンタンガム 0.2 カラヤガム 0.1 セタノール 7.0 ラウリル硫酸ナトリウム 1.0 POE(2)セチルエーテル 2.0 流動パラフィン 2.0 ジメチルポリシロキサン 1.0 ピロリドンカルボン酸/ピロリドンカルボン酸ナトリウ
ム pH3に調製 赤色106号 0.3 精製水 適量 この組成物の緩衝能は、0. 015グラム当量/Lであ
る。
【0072】(第2実施例−2:クリーム状酸性染毛
料) ベンジルアルコール 7. 0 1, 3−ブチレングリコール 3. 0 グリセリン 5. 0 ヒドロキシエチルセルロース 0. 5 ステアリルアルコール 6. 0 オクチルドデカノール 1. 0 パルミチン酸イソプロピル 1. 5 オレイン酸 1. 0 テトラデセンスルホン酸ナトリウム 0. 5 POE(20)ステアリルエーテル 1. 0 POE(5. 5)セチルエーテル 1. 0 高重合メチルポリシロキサン 1. 0 乳酸/乳酸ナトリウム pH3に調製 黒色401号 0. 02 紫色401号 0. 04 橙色205号 0. 15 黄色403号の(1 ) 0. 03 精製水 適量 この組成物の緩衝能は、0. 01グラム当量/Lであ
る。
【0073】(第2実施例−3:フォーム状酸性染毛
料) ベンジルアルコール 8.0 エタノール 9.0 ジプロピレングリコール 1.0 トラガントガム 1.0 POE(30)セチルエーテル 1.0 POE(2)ラウリルエーテル 1.0 ジメチルポリシロキサン 0.5 グリコール酸 グリコール酸アンモニウム pH3に調製 黄色403号の(1 ) 0.03 紫色401号 0.15 赤色227号 0.05 LPG 5.0 精製水 適量 この組成物の緩衝能は、0. 025グラム当量/Lであ
る。
【0074】
【表1】
フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AC022 AC072 AC092 AC102 AC122 AC152 AC182 AC242 AC352 AC612 AC782 AC792 AC842 AD042 AD152 AD282 AD352 CC36 DD31 EE26

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水を主体とする溶媒中に酸性染料と疎水
    性部分を有する染料浸透剤とを含み、酸性域のpHに調
    整された酸性染毛料組成物であって、 前記染料浸透剤を親水性部分を有する有機溶剤によって
    前記溶媒中に高活性状態で分散させたことを特徴とする
    酸性染毛料組成物。
  2. 【請求項2】 前記疎水性部分を有する染料浸透剤
    (A)と親水性部分を有する有機溶剤(B)との配合重
    量比が、B/A=0.05〜1.5であることを特徴と
    する請求項1に記載の酸性染毛料組成物。
  3. 【請求項3】 前記疎水性部分を有する染料浸透剤が、
    芳香族アルコール及び低級アルキレンカーボネートから
    選ばれる1種又は2種以上の染料浸透剤であることを特
    徴とする請求項1又は請求項2に記載の酸性染毛料組成
    物。
  4. 【請求項4】 前記親水性部分を有する有機溶剤が、脂
    肪族アルコール又はN−アルキルピロリドンから選ばれ
    る1種又は2種以上の有機溶剤であることを特徴とする
    請求項1〜請求項3のいずれかに記載の酸性染毛料組成
    物。
  5. 【請求項5】 前記酸性染毛料組成物が、更に多糖類を
    含有することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれ
    かに記載の酸性染毛料組成物。
  6. 【請求項6】 前記多糖類が、キサンタンガム,カラヤ
    ガム,トラガントガム又はヒドロキシエチルセルロース
    であることを特徴とする請求項5に記載の酸性染毛料組
    成物。
  7. 【請求項7】 前記酸性染毛料組成物が、pH1.5〜
    5に調整されていることを特徴とする請求項1〜請求項
    6のいずれかに記載の酸性染毛料組成物。
  8. 【請求項8】 前記酸性染毛料組成物の緩衝能が0.0
    05グラム当量/L以上であることを特徴とする請求項
    1〜請求項7のいずれかに記載の酸性染毛料組成物。
  9. 【請求項9】 前記酸性染料の含有量が0.2〜0.5
    重量%であることを特徴とする請求項1〜請求項8のい
    ずれかに記載の酸性染毛料組成物。
  10. 【請求項10】 前記酸性染料が、厚生省令(昭和41
    年告示:「医薬品等に使用することができるタール色素
    を定める省令」)に定められた所定の酸性染料の1種又
    は2種以上であることを特徴とする請求項1〜請求項9
    のいずれかに記載の酸性染毛料組成物。
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