JPH0615454B2 - 毛髪化粧料 - Google Patents

毛髪化粧料

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JPH0615454B2
JPH0615454B2 JP60127116A JP12711685A JPH0615454B2 JP H0615454 B2 JPH0615454 B2 JP H0615454B2 JP 60127116 A JP60127116 A JP 60127116A JP 12711685 A JP12711685 A JP 12711685A JP H0615454 B2 JPH0615454 B2 JP H0615454B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、毛髪化粧料に関する。特には、毛髪をべたつ
かせずに、毛髪に優れたなめらかさを付与することので
きる毛髪化粧料に関する。
〔従来の技術〕
毛髪になめらかさや光沢を付与し、櫛通りを良くすると
いう、いわゆるリンス効果をもつ毛髪化粧料は、一般に
ヘアーリンス、ヘアートリートメント、ヘアーコンディ
ショナー等の名称で市販されている。これらの毛髪化粧
料には、主に、第4級アンモニウム塩が配合されてお
り、これが毛髪に吸着することにより、前記のいわゆる
リンス効果が得られる。更に、なめらかさ、光沢、しっ
とりさ等の使用後感を向上させる目的で、例えば、高級
アルコール、グリセリンモノ脂肪酸エステル、高級脂肪
酸、流動パラフィン、固形パラフィン、エステル油等の
油分が添加されている。毛髪をべたつかせずに、毛髪に
なめらかさを付与する毛髪化粧料を得るために、これら
の各成分が種々配合されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来のこの種の毛髪化粧料は、塗布時及
びすすぎ時においては、毛髪をべたつかせずになめらか
さを付与することができても、毛髪を乾燥させる際及び
乾燥後においては、満足することのできるなめらかさを
付与することができなかった。逆に、乾燥時及び乾燥後
のなめらかさを保証するために、例えば液状エステル油
等の配合量を増やすと、仕上がりが重い、髪が汚れ易く
なる等の不都合があった。
従って、本発明の目的は、塗布時、すすぎ時、乾燥時及
び乾燥後の各々において、毛髪をべたつかせることな
く、毛髪に優れたなめらかさを付与することのできる毛
髪化粧料を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
前記の目的は、(A)特定の第4級アンモニウム塩と
(B)特定の高級アルコールと(C)特定の油分とを、
特定の量的関係で組合せて配合した毛髪化粧料によって
達成することができる。
本発明で使用する前記の成分(A)は、一般式(I) (式中、Rは炭素数14〜22のアルキル基又はヒド
ロキシアルキル基を示し、R、R及びRは炭素数
1〜3のアルキル基もしくはヒドロキシアルキル基又は
ベンジル基を示し、Xはハロゲン原子又は炭素数1〜2
のアルキル硫酸基を示す)で表わされる第4級アンモニ
ウム塩1種又は2種以上からなる。
基Rの炭素数14〜22のアルキル基は、例えばセチ
ル基、ステアリル基、ベヘニル基等である。基Rの炭
素数14〜22のヒドロキシアルキル基は、例えば12
−ヒドロキシステアリル基等である。基Rとしては、
炭素数16〜22のアルキル基が好ましく、特にはステ
アリル基、ベヘニル基が好ましい。基R,R及びR
の炭素数1〜3のアルキル基又は、ヒドロキシアルキ
ル基は、好ましくは、メチル基、エチル基、プロピル
基、ヒドロキシメチル基、又はヒドロキシエチル基であ
る。基R,R及びRは同じものであっても、又は
異なるものであってもよい。基Xのハロゲン原子は、好
ましくは塩素原子又は臭素原子である。
前記一般式(I)で表わされる第4級アンモニウム塩と
しては、例えば塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩
化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルト
リメチルアンモニウム、塩化ベヘニルジメチルヒドロキ
シエチルアンモニウム、塩化ステアリルジメチルベンジ
ルアンモニウム、セチルトリエチルアンモニウムメチル
サルフェート等を挙げることができる。その中でも特
に、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘ
ニルトリメチルアンモニウム塩化ステアリルジメチルベ
ンジルアンモニウムが好ましい。
本発明で使用する前記の成分(B)は、炭素数14〜2
2の直鎖のアルキル基を有する高級アルコールである。
好ましい成分(B)は炭素数16〜22の直鎖高級アル
コール、例えばセチルアルコール、ステアリルアルコー
ル、ベヘニルアルコール、及びその他の脂肪族アルコー
ルである。
本発明で使用する前記の成分(C)は、表面張力が28
dyne/cm/25℃以下で且つ粘度が200cS/25℃以
下である油分である。前記の油分としては、表面張力が
23dyne/cm/25℃以下のもの、そして粘度が20cS
/25℃以下のものが特に好ましい。
表面張力が28dyne/cm/25℃を越えるか、または粘
度が200cS/25℃を越えると、本発明の毛髪化粧料
の特徴である、毛髪に付与されるなめらかさが著しく劣
ったものになる。
前記の油分の例を挙げれば、軽質流動イソパラフィン例
えば、アイソパーGおよびアイソパーH(エクソン社の
商品名)、シリコン油例えば環状シリコン5量体、ジメ
チルポリシロキサンおよびメチルフェニルポリシロキサ
ン、ならびに分岐鎖高級(炭素数約12〜20)アルコ
ール例えば2−ヘキシルデカノール等がある。その中で
も、特に表面張力が低く、且つ低粘度のジメチルポリシ
ロキサンが好ましい。
本発明の毛髪化粧料においては、前記の各成分(A),
(B)及び(C)を特定の量的関係で配合することが必
要である。
前記一般式(I)で表わされる第4級アンモニウム塩1
種又は2種以上からなる成分(A)の配合量は、毛髪化
粧料全体の0.1〜5.0重量%の範囲、好ましくは
0.6〜3.0重量%の範囲である。0.1重量%未満
の配合量では毛髪化粧料としてのリンス効果が充分に得
られない。5.0重量%を越える配合量では、毛髪化粧
料の粘度が高くなりすぎるので、好ましくない。
前記成分(B)は、成分(A)に対する成分(B)のモ
ル比〔(B)/(A)〕が4〜15となる量で、配合する必要
がある。前記モル比は5〜10の範囲であることが好ま
しい。
モノ長鎖アルキル型の第4級アンモニウム塩は高級アル
コールと組み合せるとゲル化して系を増粘することが知
られている。これは、第4級アンモニウム塩と高級アル
コールとが結合し、それらと水との3成分系でゲルが形
成されるためである。この結合は、第4級アンモニウム
塩と高級アルコールとのモル比が1:3のときに完了す
る。しかしながら、この系のゲルは調製温度の変化に対
して不安定である。すなわち、60℃程度の温度で調製
する場合においては系に粘性を与えることができるが、
温度が約70〜75℃になるとゲル構造が変化して、系
に粘性を与えることができなくなる。
本発明者の研究によれば、第4級アンモニウム塩に対す
る高級アルコールのモル比が1:4に上昇すると、高級
アルコールの析出と共に、ゲル構造が変化することが明
らかになった。すなわち、第4級アンモニウム塩と高級
アルコールとからなる多数の液晶様薄層がタマネギの皮
のように、共心的に球状に、高級アルコールの核の周囲
を取囲んだゲル相が生成する。この共心的球状ゲル相は
温度変化に対して安定であり、広い温度範囲に亘って系
に粘性を付与することができる。
この共心的球状ゲル相を生成させるためには、成分
(A)の第4級アンモニウム塩に対する成分(B)の高
級アルコールのモル比が4〜15であることが必要であ
り、モル比が5〜10である場合には、このゲル相の生
成が特に顕著に認められる。このゲル相の出現は、成分
(A)第4級アンモニウム塩に対する成分(B)高級ア
ルコールのモル比に依存しており、両者の重量比に依存
するものではない。
更に、本発明者は、前記のモル比が比較的高い場合に
は、成分(B)の直鎖高級アルコールを2種以上配合す
ることによって、低温安定性が良好になることを見出し
た。すなわち、前記成分(A)に対する前記成分(B)
のモル比が8以上になる系においては、成分(B)とし
て直鎖高級アルコールを1種類しか使用しないと、その
直鎖高級アルコールのα結晶構造がβ結晶構造(または
γ結晶構造)に変化しやすくなり、望ましくないラスタ
ー感を呈する傾向がある。この場合に、成分(B)とし
て直鎖高級アルコールを2種以上組み合わせて使用する
ことにより、結晶転移温度を低下させることができ、α
結晶構造を一層容易に維持することができる。成分
(B)として、例えばセチルアルコールとステアリルア
ルコールとを組み合せる場合には、セチルアルコール/
ステアリルアルコール(重量比)が8/2〜4/6の混合物が
好ましい。
成分(C)は、成分(C)の重量に対する成分(A)と
成分(B)との合計重量の比すなわち〔(A)+(B)〕/
(C)が0.2〜5の範囲になる量で配合する必要があ
る。更に、この重量比は0.5〜2であることが好まし
い。前記の重量比が0.2未満であると毛髪のべたつき
が増し、重量比が5を越えるとなめらかさが失われる。
本発明の毛髪化粧料においては、成分(A)と成分
(B)と成分(C)との配合量が前記の特定の量的関係
を満足している限り、本発明の毛髪化粧料は、塗布時、
すすぎ時、乾燥時及び乾燥後の各々において、毛髪をべ
たつかせることなく、毛髪に優れたなめらかさを付与す
ることができる。しかしながら前記成分(A)の量が毛
髪化粧料全体の0.1〜5.0重量%特に0.6〜3.
0重量%であり、前記成分(A)に対する前記成分
(B)のモル比が4〜15特に5〜10であり、前記成
分(C)の重量に対する前記成分(A)および前記成分
(B)の合計重量の比が特に0.5〜2.0である毛髪
化粧料が好ましい。
本発明の毛髪化粧料には、毛髪化粧料中で通常使用され
ている任意の配合成分を、本発明の目的とする効果に影
響を与えない範囲で加えることができる。これらの配合
成分の例を挙げれば以下のとおりである。
本発明の前記成分(C)以外の油分例えば固形パラフィ
ン、エステル油等:保湿剤例えばプロピレングリコー
ル、グリセリン等;水溶性高分子物質例えばメチルセル
ロース、ヒドロキシエチルセルロース等;非イオン性界
面活性剤例えばポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリ
オキシエチレンアルキルエーテル等;両性界面活性剤例
えば2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロ
キシエチルイミダゾリニウムベタイン、トリアルキルア
ミノ酢酸ベタイン等;動植物の天然エキス、及びその誘
導体;有機酸例えばクエン酸、乳酸等;無機塩例えば塩
化ナトリウム、塩化カリウム等;香料、色素;防腐剤例
えばパラベン等;キレート剤例えばEDTA−3Na
等;紫外線吸収剤例えばオキシベンゾンである。
本発明の毛髪化粧料とは、毛髪に使用する任意の化粧料
を意味するが、特には毛髪にコンディショニング効果を
付与する化粧料例えば、ヘアーリンス、ヘアートリート
メント、ヘアークリーム、等を意味する。
〔実施例〕
以下、実施例によって本発明を更に詳細に説明するが、
これは本発明を限定するものではない。以下の実施例に
おいて、特に断らない限り、%は重量による。また、以
下の実施例において、各試料の安定性及び官能的評価は
次のとおりに実施した。
(1) 安定性 調製した各試料を、−5℃、5℃、25℃及び45℃の
各温度に1カ月間保存した後で、試料の分離の有無、及
びラスター感析出の有無を観察した。1以上の温度条件
下において試料の分離又はラスター感析出が認められた
場合を「不良」とし、いずれの温度条件下においても認
められなかった場合を「良」とした。
(2) 毛髪に対する効果の官能評価 試験対象者として、19才から36才の女性15名を選
んだ。各試験対象者は、市販ヘアーシャンプー(通常の
アルキル硫酸エステル塩系シャンプー)で洗髪後の毛髪
に、各試料12gずつを塗布し、約40℃の水ですすぎ
洗いしてから、ドライヤー処理中及びドライヤー乾燥後
の毛髪の感触を対照用試料(塩化ステアリルトリメチル
アンモニウム2.0%、セトステアリルアルコール3.
0%、プロピレングリコール5.0%及び水90%から
なるもの)と比較して、「著しく良好」、「良好」、
「同程度」及び「劣っている」の4段階で判定した。そ
の判定結果から以下のように評価した。
判定結果 評 価 15名中、12名以上が「著しく良好」 又は「良好」と答えたもの A 15名中、8〜11名が「著しく良好」 又は「良好」と答えたもの B 15名中、4〜7名が「著しく良好」 又は「良好」と答えたもの C 15名中、3名以下が「著しく良好」 又は「良好」と答えたもの D 例 1 表1に示す第4級アンモニウム塩及び保湿剤をイオン交
換水に加熱下及び撹拌下で溶解(又は分散)させて水相
を調製した。一方、高級アルコール、油分、香料、及び
防腐剤を加熱下及び撹拌下で混合して油相を調製した。
水相及び油相を70℃に保った後、水相に油相を添加
し、ホモミキサー処理(1/4ホモミキサー50V−1
分/500g)を行なった後、30℃まで撹拌下で水冷
し、表1に示す試料を得た。
表1からわかるように、本発明においてはセトステアリ
ルアルコール/塩化ステアリルトリメチルアンモニウム
(モル比)が4〜15の範囲にあることがまず必要であ
る。たとえ、成分(C)としてジメチルポリシロキサン
が配合されていても、前記のモル比が4〜15を外れた
場合(比較用試料No.3及びNo.5)は、なめらかさが発
揮されないことが明らかである。
また、本発明においては、第4級アンモニウム塩がモノ
長鎖アルキル型であることが必要である。塩化ジステア
リルメチルアンモニウムを用いた場合(比較用試料No.
4)では安定性が悪く(分離及び粘度低下が起こる)、
且つなめらかさも発揮されないことがわかる。
例 2 表2に示す組成の毛髪化粧料を例1と同様の方法によっ
て調製した。
表2から明らかなように、本発明の成分(C)の油分は
表面張力が28dyne/cm25℃以下のものであることが
必要である。28dyne/cm/25℃を越える油分を配合
した場合(比較用試料No.1、No.2、及びNo.3)に
は、なめらかさ及びべたつきのなさを同時に満足させる
ことはできなかった。また表面張力が28dyne/cm/2
5℃以下であっても、粘度が200cS/25℃以上であ
る場合(比較用試料No.4)では、べたつきのなさの点
で満足できないことがわかる。
それに対し、表面張力が低く、且つ粘度も低い油分を組
み合せた場合は、優れた効果が得られた。
例 3 表3に示す組成の毛髪化粧料を例1と同様の方法によっ
て調製した。
表3から明らかなように、本発明の成分(C)である表
面張力28dyne/cm/25℃以下で且つ粘度が200cS
/25℃以下である油分が、モノ長鎖アルキル型第4級
アンモニウム塩と高級アルコールとの合計配合重量に対
し、本発明の配合比をはずれている場合(比較用試料N
o.1及びNo.2)は、なめらかさが不充分であった。そ
れに対し、適正な比率で配合した場合(本発明の試料N
o.1、No.2及びNo.3)は、なめらかさがすぐれてい
た。
また、成分(B)の直鎖高級アルコールを単独で用いた
場合(比較用試料No.3及びNo.4)では、低温保存(−
5℃及び5℃)時にβ(又はγ)結晶転移を起こして望
ましくないラスター感が現われ、それと共に粘度低下が
起こり、室温に放置しても回復しなかった。それに対
し、直鎖高級アルコール2種を組み合せて配合した場合
(本発明の試料No.4〜No.7)は、低温安定性が良好で
あった。
例 4 下記処方のヘアーリンスを調製し、前記例1〜例3と同
様に方法によって評価した。
成 分 重量% 塩化セチルトリメチルアンモニウム 0.6 セトステアリルアルコール 4.0 (C16/C18=6/4) ジメチルポリシロキサン 3.0 (21.0dyne/cm/25℃ 100cS/25
℃) 環状シリコン5量体 6.2 (18.5dyne/cm/25℃ 4.0cS/25
℃) グリセロールモノステアレート 1.0 ステアリン酸 0.5 グリセリン 5.0 プロピレングリコール 5.0 黄色−4号(色素) 適 量 香 料 適 量 メチルパラベン 適 量 EDTA−3Na(キレート剤) 適 量 イオン交換水 全体を100%にする量 このヘアーリンスは、直鎖高級アルコール/モル長鎖ア
ルキル型第4級アンモニウム塩(モル比)が8.43
で、且つ直鎖高級アルコール+第4級アンモニウム塩/
表面張力28dyne/cm/25℃以下で且つ粘度が200
cS/25℃以下である油分(重量比)が0.5の組成か
ら成り、安定性に優れ、官能試験評価においても従来に
ない、優れたなめらかさ及びべたつきのなさを毛髪に付
与するものであった。
例 5 下記処方のヘアートリートメントクリームを調製し、前
記の各例と同様の方法によって評価した。
成 分 重量% 塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム 3.0 セトステアリルアルコール 6.5 (C16/C18=7/3) ベヘニルアルコール 2.0 ジメチルポリシロキサン 5.0 (20.1dyne/cm/25℃ 20cS/25℃) メチルフェニルポリシロキサン 5.0 (23.5dyne/cm/25℃ 17cS/25℃) 2−オクチルドデカノール 2.0 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油誘導体 0.3 (エチレンオキシド60モル付加物) ポリオキシエチレンステアリルエーテル 0.2 (エチレンオキシド6モル付加物) 大豆レシチン 0.5 グリセリン 10.0 ジプロピレングリコール 5.0 黄色−4号(色素) 適 量 香 料 適 量 メチルパラベン 適 量 EDTA−3Na(キレート剤) 適 量 イオン交換水 全体を100%にする量 このヘアートリートメントクリームは、特に傷んだ毛髪
に対し、優れたなめらかさを与え、トリートメント効果
の良好なものであった。
例 6 下記処方のトリートメントフォームスプレーを調製して
スプレーカンに充填した。この試料をよく振ってから手
にとり、毛髪に直接塗布し、洗い流さずに使用性の評価
を行なった。また安定性の評価も行なった。
成 分 重量% 塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.2 セトステアリルアルコール 0.5 (C16/C18=7/3) ガフコート755 15.0 〔ガフ社(GAF Corp.)製のカチオン性樹脂〕 ジメチルポリシロキサン 2.5 (20.1dyne/cm/25℃ 6cS/25℃) 2−オクチルドデカノール 2.0 プロピレングリコール 5.0 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油誘導体 0.8 (エチレンオキシド60モル付加物) 香 料 適 量 エチルアルコール 15.0 イオン交換水 全体を100%にする量 以上の原液95重量部に対し、液化石油ガス(LPG)
より成る噴射ガス5重量部を加えてスプレーカンに充填
した。
例 7 下記処方のヘアークリームを調製し、毛髪に直接塗布
し、例6と同様に評価した。
成 分 重量% 塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム 0.7 セトステアリルアルコール 5.5 (C16/C18=7/3) ジメチルポリシロキサン 4.0 (20.1dyne/cm/25℃ 20cS/25℃) メチルフェニルポリシロキサン 2.0 (23.5dyne/cm/25℃ 17cS/25℃) スクワラン 2.0 セチル2−エチルヘキサノエート 1.0 グリセリン 12.0 1,3−ブチレングリコール 5.0 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油誘導体 1.0 (エチレンオキシド80モル付加物) グリセロールモノステアレート 1.0 エチルパラベン 適 量 EDTA−3Na(キレート剤) 適 量 イオン交換水 全体を100%にする量 例7及び例8の毛髪化粧料は安定性に優れ、使用性にお
いても、従来のものに比べ、なめらかさ及びべたつきの
なさの点ではるかに優れたものであることが確認され
た。
〔発明の効果〕
本発明の毛髪化粧料は、前記の成分(A)と成分(B)
と成分(C)とを特定の量的関係の下で配合してなるこ
とにより、塗布時、すすぎ時、乾燥時及び乾燥後の各々
において、毛髪をべたつかせることなく、毛髪に優れた
なめらかさを付与することができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)一般式(I) (式中、Rは炭素数14〜22のアルキル基又はヒド
    ロキシアルキル基を示し、R、R及びRは炭素数
    1〜3のアルキル基もしくはヒドロキシアルキル基又は
    ベンジル基を示し、Xはハロゲン原子又は炭素数1〜2
    のアルキル硫酸基を示す)で表わされる第4級アンモニ
    ウム塩1種又は2種以上と (B)炭素数14〜22の直鎖のアルキル基を有する高
    級アルコールと (C)表面張力が28dyne/cm/25℃以下で且つ粘度
    が200cS/25℃以下である油分と を含有する毛髪化粧料であって、前記成分(A)の量が
    毛髪化粧料全体の0.1〜5.0重量%であり、前記成
    分(A)に対する前記成分(B)のモル比が4〜15で
    あり、前記成分(C)の重量に対する前記成分(A)お
    よび前記成分(B)の合計重量の比が0.2〜5であ
    る、前記の毛髪化粧料。
  2. 【請求項2】前記成分(A)に対する前記成分(B)の
    モル比が4〜5であり、前記成分(C)の重量に対する
    前記成分(A)および前記成分(B)の合計重量の比が
    0.2〜3である特許請求の範囲第1項記載の毛髪化粧
    料。
  3. 【請求項3】前記成分(B)が前記の直鎖高級アルコー
    ル2種以上からなる特許請求の範囲第1項記載の毛髪化
    粧料。
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