JPH107532A - ヘアコンディショニング組成物 - Google Patents

ヘアコンディショニング組成物

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JPH107532A
JPH107532A JP17597996A JP17597996A JPH107532A JP H107532 A JPH107532 A JP H107532A JP 17597996 A JP17597996 A JP 17597996A JP 17597996 A JP17597996 A JP 17597996A JP H107532 A JPH107532 A JP H107532A
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JP
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hair
conditioning
conditioning composition
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alcohol
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JP17597996A
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Keisuke Sagara
圭祐 相良
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Kose Corp
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Kose Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】使用中並びに乾燥後の仕上り時において毛髪に
滑らかさ、柔らかさやしっとり感を与え、時間が経って
も毛髪が硬くならずに優れたコンディショニング効果が
持続するヘアコンディショニング組成物を提供する。 【解決手段】(A)常温で固形状の高級アルコール0.
1〜8重量%、(B)常温で液状の高級アルコール0.
1〜5重量%、(C)カチオン性界面活性剤0.1〜5
重量%、(D)多価アルコール5〜30重量%および
(E)シリコン誘導体0.01〜20重量%を含有する
ヘアコンディショニング組成物。または、さらに(A)
成分と(B)成分の配合重量比(A)/(B)が12/
1〜2/3の範囲にあるヘアコンディショニング組成
物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はヘアコンディショニ
ング組成物に関し、更に詳しくは、使用中並びに乾燥後
の仕上り時において毛髪に滑らかさ、柔らかさ、しっと
り感を与え、さらには、時間が経っても毛髪が硬くなら
ず、優れたコンディショニング効果が持続するヘアコン
ディショニング組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ヘアコンディショニング組成物に
は、リンスタイプ等のインバスで用いるものと、ミス
ト、エアゾールタイプ等のアウトバスで用いるものがあ
り、両者とも毛髪にコンディショニング効果与えるもの
として広く用いられてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ヘアコンディショニング組成物は、使用中並びに乾燥後
の仕上り時においては毛髪に滑らかさや柔らかさが認め
られるものの、その後時間が経つにつれ毛髪が硬くなる
傾向があり、コンディショニング効果が持続しない場合
があった。従って、前日の夜にヘアコンディショニング
をして、翌日も充分なコンディショニング効果のあるよ
うな、コンディショニング効果の持続に優れたヘアコン
ディショニング組成物の開発が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる実情において、本
発明者は上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、
常温(25℃)で固形状の高級アルコール、常温(25
℃)で液状の高級アルコール、カチオン性界面活性剤、
多価アルコールおよびシリコン誘導体の各々特定量を組
み合わせ、配合することにより、使用中および乾燥後の
仕上り時において毛髪に滑らかさや柔らかさが認めら
れ、さらには、その後時間が経っても毛髪が硬くなら
ず、優れたコンディショニング効果が持続するヘアコン
ディショニング組成物が得られることを見出し、本発明
を完成するに至った。
【0005】すなわち本発明は、次の成分(A)〜
(E)、 (A)常温で固形状の高級アルコール 0.1〜8重量
% (B)常温で液状の高級アルコール 0.1〜5重量% (C)カチオン性界面活性剤 0.1〜5重量% (D)多価アルコール 5〜30重量% (E)シリコン誘導体 0.01〜20重量% を含有することを特徴とするヘアコンディショニング組
成物である。
【0006】以下、本発明について詳述する。本発明に
用いられる(A)成分の常温で固形状の高級アルコール
は、コンディショニング助剤として(C)成分のカチオ
ン性界面活性剤との併用によってよりコンディショニン
グ効果を高めるはたらきがあるが、それに加え、本発明
においては(B)成分である常温で液状の高級アルコー
ルと併用することにより、コンディショニング効果の優
れた持続性を得ることができる。本発明で用いられる
(A)成分の常温で固形状の高級アルコールは、通常化
粧料に使用できる、常温(25℃)で固形状の高級アル
コールであれば特に限定はされないが、直鎖または分岐
鎖の炭化水素基を有する炭素数14〜22のものが好ま
しく、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステ
アリルアルコール、ベヘニルアルコール、セトステアリ
ルアルコール、ラノリンアルコール、水素添加ラノリン
アルコールなどが挙げられる。これらのうち、セチルア
ルコール、ステアリルアルコール、セトステアリルアル
コールが特に好ましい。
【0007】本発明において、(A)成分の常温で固形
状の高級アルコールは1種または2種以上を組み合わせ
て用いることができるが、その配合量は全組成中0.1
〜8重量%であり、より好ましくは0.5〜6重量%で
ある。(以下、重量%を単に%で示す)0.1%未満で
はコンディショニング効果およびその持続効果が満足に
得られず、また、8%を超えると系が固くなりすぎ、毛
髪への伸ばし易さ並びに浸透性が悪くなり、コンディシ
ョニング効果を損なう場合がある。
【0008】本発明に用いられる(B)成分の常温で液
状の高級アルコールは、髪にしなやかさを与えるはたら
きがあるが、さらに、本発明においては(A)成分の常
温で固形状の高級アルコールと併用することにより、コ
ンディショニング効果の優れた持続性を得ることができ
る。本発明で用いられる(B)成分の常温で液状の高級
アルコールは、通常化粧料に使用できる、常温(25
℃)で液状の高級アルコールであれば特に限定はされな
いが、直鎖または分岐鎖で、飽和または不飽和の炭化水
素基を有する炭素数12〜20のものが好ましく、ラウ
リルアルコール、オレイルアルコール、2−オクチルド
デカノール、ヘキサデシルアルコール、イソステアリル
アルコールなどが挙げられる。これらのうち、オレイル
アルコール、2−オクチルドデカノール、イソステアリ
ルアルコールが特に好ましい。
【0009】本発明において、(B)成分の常温で液状
の高級アルコールは、1種または2種以上を組み合わせ
て用いることができるが、その配合量は全組成中0.1
〜5%であり、より好ましくは0.2〜3%である。
0.1%未満ではトリートメント効果の持続性が満足に
得られず、また、5%を超えると系の安定性や化粧料と
しての使用性(使い易さ、使い心地の良さ等)に悪影響
をおよぼす場合がある。
【0010】(C)成分のカチオン性界面活性剤は、毛
髪への親和性および吸着性が良好で、毛髪に滑らかさや
柔らかさを与えるはたらきがあり、コンディショニング
効果の付与剤として有効である。本発明で用いられる
(C)成分のカチオン性界面活性剤については通常化粧
料等に使用され、髪にコンディショニング効果を付与で
きるカチオン性界面活性剤であれば特に限定はされない
が、モノ長鎖アルキル型の第4級アンモニウム塩、ジ長
鎖アルキル型の第4級アンモニウム塩またはエチレンオ
キサイド(EO)付加型の第4級アンモニウム塩が好ま
しい。具体的な例では、塩化ステアリルトリメチルアン
モニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化
セチルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメ
チルアンモニウム、塩化ジベヘニルジメチルアンモニウ
ム、塩化ジセチルジメチルアンモニウム、塩化ステアリ
ルジメチルベンジルアンモニウム、塩化ジラウリルジメ
チルアンモニウム、塩化ジポリオキシエチレン(15E
O)ヤシ油アルキルメチルアンモニウム、塩化ジポリオ
キシエチレン(4EO)ラウリルエーテルジメチルアン
モニウム等が挙げられる。これらのうち、塩化ステアリ
ルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルア
ンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、
塩化ジベヘニルジメチルアンモニウムが特に好ましい。
【0011】本発明において、(C)成分のカチオン性
界面活性剤は必要に応じて1種または2種以上を併用し
て用いることができ、その配合量は全組成中0.1〜5
%であり、より好ましくは0.5〜3%である。0.1
%未満ではコンディショニング効果が満足に得られず、
また、5%を超えると系の安定性や化粧料としての使用
性に悪影響をおよぼす場合がある。
【0012】(D)成分の多価アルコールは毛髪に対す
る保湿作用を有するが、本発明においては他の必須成分
の存在下、毛髪への湿潤作用により、毛髪に柔らかさ、
しっとり感を与え、使用中に良好な髪の感触を与えるも
のである。本発明で用いられる(D)成分の多価アルコ
ールは、通常化粧料等に使用される多価アルコールであ
れば特に限定はされないが、1,3−ブチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、
ポリプロピレングリコール、グリセリン、ジグリセリ
ン、ポリグリセリン、ポリエチレングリコール等が挙げ
られる。これらは、必要に応じて1種または2種以上を
組み合わせて用いることができるが、その配合量は全組
成中5〜30%であり、より好ましくは10〜20%で
ある。5%未満では毛髪への湿潤作用が十分でなく、使
用中の良好な髪の感触が満足に得られない。また、30
%を超えると系の安定性や化粧料としての使用性に悪影
響をおよぼすことがある。
【0013】本発明で使用される(E)成分のシリコー
ン誘導体は毛髪に光沢を付与したり、滑らかな感触を付
与する等の作用を有するが、本発明においては、他の必
須成分との併用により付与される効果において、滑らか
な感触や櫛通りの良さを与え、これを持続する効果を与
えるものである。 本発明で用いられる(E)成分のシ
リコーン誘導体は、上記の効果を有するシリコーン誘導
体であれば特に限定はされないが、シリコーン油、高重
合シリコーン、環状シリコーン、ポリエーテル変性シリ
コーン、アミノ変性シリコーン、アルキル変性シリコー
ン、カチオン性シリコーン等が挙げられる。これらは、
必要に応じて1種または2種以上を組み合わせて用いる
ことができ、配合量は全組成中0.01〜20%、より
好ましくは0.1〜15%である。0.01%未満では
毛髪の滑らかな感触やそれによる櫛通りの良さが満足に
得られず、また、20%を超えると系の安定性や化粧料
としての使用性に悪影響をおよぼすことがある。
【0014】以上述べたように、本発明において特定量
の(C)成分、(D)成分および(E)成分により、毛
髪に滑らかさ、柔らかさ、しっとり感を与えることがで
き、更に(A)成分と(B)成分の各々特定量との併用
により、上記コンディショニング効果のみならず、良好
なコンディショニング効果の持続性を得ることができる
が、特にこの効果は(A)成分と(B)成分の配合重量
比(A)/(B)が12/1〜2/3の範囲にあれば、
更に顕著な効果を得ることができ、より好ましい。
【0015】本発明のヘアコンディショニング組成物に
は、上記の必須成分に加え、目的に応じて本発明の効果
を損なわない量的、質的範囲において、粘度調整剤、乳
化剤、乳化助剤、pH調整剤等、ヘアコンディショニン
グ用毛髪製品において汎用される成分の配合が可能であ
る。粘度調整剤としては、メチルセルロース、カルボキ
シルメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、
キサンタンガム、カラギーナン、アルギン酸塩等の水溶
性高分子を例示することができる。乳化剤としては、通
常乳化剤として使用されるアニオン性界面活性剤やポリ
オキシエチレン付加型等の非イオン性界面活性剤、ま
た、乳化助剤としてはグリセリン脂肪酸エステル類等を
例示することができる。pH調整剤としてはクエン酸、
乳酸、リンゴ酸、酒石酸等の酸またはそれらの塩を使用
することができる。
【0016】本発明のヘアコンディショニング組成物に
は、更にこれらに加え、高級脂肪酸、直鎖あるいは分岐
鎖を有するエステル類、炭化水素、油脂類の等の油性成
分、低級アルコール等の水性成分、香料、防腐剤、紫外
線吸収剤、酸化防止剤、殺菌剤、美容成分等、通常化粧
料に配合される他の成分も配合することができる。
【0017】また、本発明のヘアコンディショニング組
成物は、目的に応じて本発明の効果を損なわない量的、
質的範囲で各種の噴射剤と混合し、ヘアムース、スプレ
ーフォーム等のエアゾール製品とすることができる。噴
射剤としては、液化石油ガス、窒素ガス、炭酸ガス、ジ
メチルエーテル等を例示することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明のヘアコンディショニング
組成物は、他の成分との併用や容器の機構ににより、液
状、乳液状、クリーム状、ゲル状、ムース状等、種々の
形態にて実施することができ、ヘアリンス、ヘアトリー
トメント、ヘアパック、エアゾール製品等、インバスま
たはアウトバスの毛髪用製品に用いることができる。
【0019】
【実施例】以下に実施例を挙げて、本発明を更に説明す
る。なお、これらは本発明を何ら限定するものではな
い。
【0020】実施例1〜14および比較例1〜11
ヘアコンディショナー(洗い流しタイプ) 表1、表2および表3に示す組成および下記製法にてヘ
アコンディショナーを調製し、使用試験によりすすぎ時
の髪の感触(滑らかさ、柔らかさ、しっとり感)、乾燥
直後の仕上り時の髪の感触(滑らかさ、柔らかさ、しっ
とり感)および12時間後の髪の感触(滑らかさ、柔ら
かさ、しっとり感)を評価し、また組成物の安定性、使
用性について評価した。結果を表1、表2および表3に
併記する。
【0021】
【表1】
【0022】
【表2】
【0023】
【表3】
【0024】(製法) A.成分(1)〜(5)を加熱溶解する。 B.成分(6)〜(8)および(10)を加熱溶解す
る。 C.BにAを添加して均一に乳化混合し、冷却後に成分
(9)を添加してヘアコンディショナーとする。
【0025】(評価方法) 〈1〉すすぎ時の髪の感触(滑らかさ、柔らかさ、しっ
とり感) 〈2〉乾燥直後の仕上り時の髪の感触(滑らかさ、柔ら
かさ、しっとり感) 〈3〉12時間後の髪の感触(滑らかさ、柔らかさ、し
っとり感) 10名の専門パネルに実施例1〜14および比較例1〜
11の各試料を分配し、市販の通常タイプのシャンプー
で洗髪した後に試料を使用してもらい、すすいだ後乾燥
させ、使用中の髪の感触(滑らかさ、柔らかさ、しっと
り感)、乾燥直後の仕上り時の髪の感触(滑らかさ、柔
らかさ、しっとり感)および12時間後の髪の感触(滑
らかさ、柔らかさ、しっとり感)の各評価項目につい
て、下記(イ)絶対評価基準を用いて7段階評価しても
らった。その後、各試料の評点の平均値を(ロ)4段階
評価基準を用いて評価した。 (イ)絶対評価基準 (評点): (評価) 6 : 非常に良い 5 : 良い 4 : やや良い 3 : 普通 2 : やや悪い 1 : 悪い 0 : 非常に悪い (ロ)4段階評価基準 (評点) :(評価) 5.0以上 : ◎ (非常に良好) 3.0以上、5.0未満 : ○ (良好) 1.0以上、3.0未満 : △ (やや不良) 1.0未満 : × (不良)
【0026】〈4〉安定性/使用性(組成物の安定性、
使用性の評価) 実施例1〜14および比較例1〜11の各試料を室温、
5℃および40℃の条件下に静置して30日後に肉眼に
て観察し、下記の(ハ)評価基準を用いて安定性を評価
した。また、粘度が高すぎたり、毛髪に適用しにくいな
ど、製品としての使用性の問題の有無を、同じく(ハ)
評価基準を用いて評価し、悪い方の評価を「安定性/使
用性評価」として記した。 (ハ)評価基準 ◎ : 室温、5℃、40℃の全てに異常なし。/
使用性に問題なし。 ○ : 室温異常なし。5℃でのゲル化または40
℃での分離においてほとんど問題なし。/使用性にほと
んど問題なし。 △ : 室温、5℃においてややゲル化。または、
室温、40℃においてやや分離。/使用性にやや問題あ
り。 × : 室温、5℃ともにゲル化。または、室温、
40℃ともに分離。/使用性に問題あり。
【0027】表1、表2および表3の結果から明らかな
ように、本発明のヘアコンディショナーは比較例1〜1
1のものと比較して、使用中の髪の感触(滑らかさ、柔
らかさ、しっとり感)、乾燥直後の仕上り時の髪の感触
(滑らかさ、柔らかさ、しっとり感)および12時間後
の髪の感触(滑らかさ、柔らかさ、しっとり感)におい
て優れた効果を示すものであり、また組成物の安定性お
よび使用性においても優れたものであることが実証され
た。
【0028】実施例15 ヘアトリートメントムース
(アウトバスタイプ) 下記に示す組成および製法で、ヘアトリートメントムー
スを調製した。 (組成) (成 分) (重量部) 〈原液〉:成分(1)〜(10)合計で95重量部 (1)セトステアリルアルコール 0.475 (2)2−オクチルドデカノール 0.095 (3)トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 0.95 (4)アミノ変性シリコーン(注1) 0.095 (5)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(20E.O.) 0.95 (6)塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム 0.475 (7)1,3−ブチレングリコール 9.5 (8)防腐剤 適 量 (9)香料 適 量 (10)精製水 残 量 〈噴射剤〉:成分(11)で5重量部 (11)液化石油ガス 5 (注1)東レ・ダウコーニング社製SM8702C(40%)(処方 中の配合量はアミノ変性シリコーン純分で記載)
【0029】(製法) A.成分(1)〜(5)を加熱溶解する。 B.成分(6)〜(8)および(10)を加熱溶解す
る。 C.BにAを添加して均一に乳化混合し、冷却後に成分
(9)を添加して原液とする。 D.Cと成分(11)をエアゾール缶に充填し、ヘアト
リートメントムースを得る。
【0030】以上のようにして得られた実施例15のヘ
アトリートメントムースは、使用中並びに仕上り時にお
いて毛髪に滑らかさや柔らかさが認められ、さらには、
時間が経っても毛髪が硬くならず、優れたコンディショ
ニング効果が持続するものであった。
【0031】実施例16および17 ヘアパック 下記に示す組成および製法で、ヘアパックを調製した。 (組成) 実施例16 実施例17 (成 分) (重量%) (重量%) (1)セチルアルコール 2 2 (2)ステアリルアルコール 2 2 (3)イソステアリルアルコール 1 1 (4)ミリスチン酸イソプロピル 1 1 (5)アミノ変性シリコーン(注1) 15 20 (6)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 1 1 (20E.O.) (7)塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 2 2 (8)塩化ジステアリルジメチルアンモニウム 1 1 (9)1,3−ブチレングリコール 10 10 (10)防腐剤 適量 適量 (11)香料 適量 適量 (12)精製水 残量 残量 (注1)実施例15と同じ。
【0032】(製法) A.成分(1)〜(4)および(6)を加熱溶解する。 B.成分(7)〜(10)および(12)を加熱溶解す
る。 C.BにAを添加して均一に乳化混合し、冷却後に成分
(5)および(11)を添加して、容器に充填し、ヘア
パックを得る。
【0033】以上のようにして得られた実施例16およ
び17のヘアパックは、使用後の仕上り時において毛髪
に艶、滑らかさおよび柔らかさが認められ、時間が経っ
ても効果が持続して毛髪が硬くならず、優れた効果を示
すものであった。また、特に実施例16のヘアパックは
安定性、使用性においてより良好な結果を示した。
【0034】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明のヘアコンデ
ィショニング組成物は、使用中並びに乾燥後の仕上り時
において毛髪に滑らかさ、柔らかさやしっとり感を与
え、さらには、時間が経っても毛髪が硬くならずに優れ
たコンディショニング効果が持続するものであり、ヘア
コンディショニング組成物として優れた品質を有する。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の成分(A)〜(E)、 (A)常温で固形状の高級アルコール 0.1〜8重量
    % (B)常温で液状の高級アルコール 0.1〜5重量% (C)カチオン性界面活性剤 0.1〜5重量% (D)多価アルコール 5〜30重量% (E)シリコン誘導体 0.01〜20重量% を含有することを特徴とするヘアコンディショニング組
    成物。
  2. 【請求項2】 (A)成分と(B)成分の配合重量比
    (A)/(B)が12/1〜2/3の範囲にある請求項
    1に記載のヘアコンディショニング組成物。
JP17597996A 1996-06-14 1996-06-14 ヘアコンディショニング組成物 Pending JPH107532A (ja)

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