JP2008512418A - ヘアケア用組成物 - Google Patents

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Abstract

本発明は、以下のa〜f:
a)有機変性シリコーン;b)必要に応じて、C−C22アルコール;c)必要に応じて、カチオン性界面活性剤;d)必要に応じて、揮発性シリコーン油;e)当該組成物の全重量に対して、少なくとも30重量%のエタノール;及び、f)必要に応じて、前記成分a〜eとは異なる追加の添加物を含有した組成物であって、前記成分a〜fの総量が100重量%であることを特徴とする組成物に関する。又、本発明は、上記の組成物を製造するための方法、このような方法の結果として得られる組成物、毛髪を処理するための方法、毛髪を処理するための組成物の使用、及び、毛髪を処理するための薬剤を製造するための組成物の使用に関するものでもある。
【選択図】なし

Description

本発明は、組成物、組成物の製造方法、この方法の結果として得ることができる組成物、毛髪の処理方法、毛髪処理への組成物の使用、並びに毛髪処理の薬剤の製造への組成物の使用に関する。
毛髪の物理的、化学的および形態学的性質は、種々の種類の効果によって否定的に影響される。すなわち、毛髪は繰り返しの漂白、パーマネントウエーブ、および染毛のような化粧処理によってだけでなく、脱脂用界面活性剤による繰り返しの洗浄、湿度および温度の差による気候の影響、または日光の強い影響、並びにブラッシング、櫛けずり、およびタオル乾燥のような機械的な処理によっても大きい損傷を受ける。毛髪はもろくなり、光沢を失う。絹のような光沢、低い水準の多孔度、および心地良い滑らかな感触、(「触って気持ちよい」)は、自然な健全な毛髪の特徴と考えられる。
毛髪を保護し処理し、それに光沢をとりもどす薬剤は、すでに公知である。これらの薬剤は、効果が達成されたあと、毛髪から洗い流すことができ(いわゆるリンス‐オフ製品)、または毛髪上に残すこともできる(いわゆる、リーブ‐オン製品)。
ヘアケア用に使用される薬剤は、個々の毛髪を処理し保護するだけに使用されるように配合できるだけでなく、一般に例えば毛髪をつやつやした状態に保って、整髪を容易にし、毛髪に心地よい感触を与え、それを絹のように滑らかにすることによって、ヘアスタイルの外観を向上させる。この種の調合品は、ヘアコンディショナーまたはヘア手入れ製品としても一般的に特徴づけられる。この目的に適した組成物は、K.シュレーダー著、化粧品の基礎および配合、第2版、(ヒュチヒ・ブッフ・フェルラーク[出版社]、1989年)の論文の722〜781ページに「毛髪後処理剤」のキーワードで、他のものと一緒に記載されている。
ヘアリンスまたは毛髪手入れ剤のようなヘアケア製品は、例えばWO98/43599A1およびDE19703475A1からも公知である。
この先行技術に記載されたヘアケア製品は、クリーム状のエマルジョンまたは分散物の形であり、水性の親水性の相および、油またはワックスを含む疎水性の相から成る。しかしながら、これらの従来のエマルジョン型または分散物型のヘアケア製品は、毛髪上に配分するのが難しいという欠点がある。その上、これらのエマルジョン型または分散物型のヘアケア製品は、重くて、脂肪質で、脂っこいことが多い。さらに、エマルジョンまたは分散物を主剤とするヘアケア製品は、典型的にこれらの種類の製品に含まれるワックスによって、乾いた毛髪の容積の好ましくない減少をもたらすことが多い。
すなわち、本発明の目的は、従来のヘアケア製品に付随する従来技術から生じる欠点を全く減少させるか、克服することであった。
特に、本発明の目的は、従来のヘアケア剤に比べて、毛髪中に配分しやすく、かつヘアリンスまたは毛髪手入れ製品に匹敵する強力なヘアケア効果も同時に発揮するようなヘアケア剤として使用できる組成物を提供することであった。
本発明の別の目的は、従来技術から公知のエマルジョン型または分散物型のヘアケア製品よりも重みや脂肪質や脂っこさが少なく感じられるようなヘアケア剤として使用できる組成物を提供することであった。更に、このヘアケア剤は、従来のヘアケア剤に比べて、乾いた毛髪の容積の減少を起こさないか、それを最小限に抑えるようにも意図された。
本発明の別の目的は、従来のヘアケア剤に関連する前記の利点をもつヘアケア剤として使用するための組成物を製造するのに使用できる方法を提供することであった。
さらに本発明の目的は、毛髪をできる限り容易な方法で化粧品的に処理できる方法を提供することであった。
下記のカテゴリー形成性の請求項に記載された技術的解決法がこれらの目的の達成に寄与し、このカテゴリー形成性の請求項に従属する請求項がこの解決法の有利な実施態様を表わす。
好ましくは液体の形で存在する、特にヘアケア剤としての本発明による組成物は、下記の成分を含む:
a)有機変性シリコーン;
b)必要に応じて、好ましくは成分eと異なるC〜C22アルコール、この際、このアルコールは、それぞれの場合において、組成物の総重量に基づき、好ましくは0.01〜15重量%の範囲、より好ましくは0.025〜10重量%の範囲、さらにより好ましくは0.05〜5重量%の範囲、最も好ましくは0.1〜2重量%の範囲で組成物中に含有することができる;
c)必要に応じて、カチオン性界面活性剤;
d)必要に応じて、揮発性シリコーン油;
e)それぞれの場合において、組成物の総重量に基づき、少なくとも30重量%、好ましくは少なくとも40重量%、好ましくは47.5重量%以上、特に好ましくは少なくとも50重量%、さらに好ましくは少なくとも60重量%のエタノールまたはイソプロパノール、好ましくはエタノール;並びに
f)必要に応じて、成分a〜eとは異なる別の添加物、
ただし、成分a〜fの総量は100重量%である。
本発明による組成物の好ましい実施態様では、成分eの他に下記をも含有する:
− 0.01〜15重量%、好ましくは0.025〜10重量%、さらに好ましくは0.05〜5重量%、最も好ましくは0.1〜2重量%の成分a;
− 0.01〜40重量%、好ましくは0.025〜30重量%、さらに好ましくは0.05〜20重量%、最も好ましくは0.1〜10重量%の成分b;
− 0.01〜15重量%、好ましくは0.025〜10重量%、さらに好ましくは0.05〜5重量%、最も好ましくは0.1〜2重量%の成分c;
− 0.01〜40重量%、好ましくは0.025〜30重量%、さらに好ましくは0.05〜20重量%、最も好ましくは0.1〜10重量%の成分d;ならびに
− 0.01〜15重量%、好ましくは0.025〜10重量%、さらに好ましくは0.05〜5重量%、最も好ましくは0.1〜2重量%の成分f、各場合において全ての量は、組成物の総重量に基づくものである。
本発明による別の特別の実施態様では、それは無水であるか、または各場合において組成物の総重量に基づいて20重量%以下、好ましくは15重量%以下、特に好ましくは10重量%以下、最も好ましくは5重量%以下の水を含有する。本発明によるヘアケア剤は、ヘアスプレーを除いて、手による分配、特に毛髪にマッサージするのに適している。
有機変性シリコーン(成分a)
本発明の用語の「有機変性シリコーン」は、Si−O−Siの主鎖に結合した基の少なくとも一部が炭素および水素と異なる原子を有する、好ましくは窒素原子を有するポリシロキサンを意味すると理解される。主鎖の結合した基は、好ましくは主鎖の分枝を表し、個々にその分枝は主鎖を形成する鎖より低い分子量を有する。
本発明による組成物中の成分aとして含まれる有機変性シリコーンは、好ましくは、100〜1,000,000g/モル、特に好ましくは250〜500,000g/モル、さらに好ましくは500〜100,000g/モル、最も好ましくは1,000〜50,000g/モルの範囲の、好ましくはゲル浸透クロマトグラフィーで測定した分子量の平均重量を有する。
有機変性シリコーンが窒素含有シリコーンである場合、本発明によれば、この窒素含有シリコーンは、好ましくは過塩素酸による滴定で測定した時、0.01〜3.0、特に好ましくは0.025〜2.75、さらに好ましくは0.05〜2.3、最も好ましくは0.1〜0.5の範囲内のアミン部分(meq/g)を有するのが更に好ましい。
本発明の用語の「アミノ官能性シリコーン」は、少なくとも一つの第一級、第二級または第三級アミノ基(=アミン置換シリコーン)または少なくとも一つの第四級アンモニウム基(=カチオン性シリコーン)を有するシリコーンであると理解される。
さらに、本発明によれば、有機変性シリコーンが21℃において、好ましくは10ミリバール未満、特に好ましくは1ミリバール未満、さらに好ましくは0.5ミリバール未満、さらに好ましくは0.1ミリバール未満、最も好ましくは0.05ミリバール未満の蒸気圧を有する非揮発性シリコーンであるのが好ましい。
本発明による組成物の特に好ましい実施態様では、有機変性シリコーンは、下記の構造Iの線状で、好ましくは非揮発性のアミノ官能性シリコーンであるか、
Figure 2008512418
または、下記の構造IIの線状の、好ましくは非揮発性のアミノ官能性シリコーンであるか、
Figure 2008512418
または、下記の構造IIIの環状の、好ましくは非揮発性のアミノ官能性シリコーンであるか、
Figure 2008512418
または、それぞれ構造I、IIまたはIIIで記載できる少なくとも二種の構造的に異なるアミノ官能性シリコーンの混合物であり、
上式にて、
− 上記構造内のR基は、互いに独立して、同一か異なり、水素原子、C〜C10のアルキル基、好ましくはC〜Cのアルキル基、およびさらに好ましくはC〜Cのアルキル基を表し、この場合メチル基が最も好ましく、またはアリール基、好ましくはベンジル基またはフェニル基、ヒドロキシル基、C〜C10のアルコキシ基、C〜C10のアセトキシ基、好ましくはC〜Cのアルコキシ基またはC〜Cのアセトキシ基、およびさらに好ましくはC〜Cのアルコキシ基またはC〜Cのアセトキシ基を含む基を表わし、
− 上記構造内のR基は、互いに独立して、同一か異なり、水素原子、C〜C10のアルキル基、好ましくはC〜Cのアルキル基、およびさらに好ましくはC〜Cのアルキル基を表し、この場合メチル基が最も好ましく、またはアリール基、好ましくはベンジル基またはフェニル基、ヒドロキシル基、C〜C10のアルコキシ基、C〜C10のアセトキシ基、好ましくはC〜Cのアルコキシ基またはC〜Cのアセトキシ基、およびさらに好ましくはC〜Cのアルコキシ基またはC〜Cのアセトキシ基または−(CH−NH基を含む基〔ただしaは1〜10、好ましくは1〜6、最も好ましくは1〜4である〕を表わし、、
− 上記構造内のR基は、互いに独立して、同一か異なり、水素原子またはC〜C20の炭化水素、好ましくはC〜C20のアルキル基またはC〜C20のアリール基含有基、特に好ましくはC〜C10のアルキル基またはC〜C15のアリール基含有基、さらに好ましくはC〜Cのアルキル基またはC〜C10のアリール基含有基であり、この際、メチル基およびフェニル基および特にメチル基が最も好ましく、ここにC〜C20の炭化水素はヘテロ原子、好ましくは酸素または窒素も含むことができ、
− 上記X基は、−A−NRまたは−A−N基を表し、この際、
− Aは少なくとも二価、好ましくは二価のC〜C20のアルキレン基、好ましくはC〜C15のアルキレン基、特に好ましくはC〜C10のアルキレン基を表し、この基はヘテロ原子も含むことができ;
− R、RおよびRは互いに独立して、同一か異なり、水素原子またはC〜C25の炭化水素、好ましくはC〜C20のアルキル基またはC〜C20のアリール基含有基、特に好ましくはC〜C10のアルキル基またはC〜C15のアリール基含有基、さらに好ましくはC〜Cのアルキル基またはC〜C10のアリール基含有基を表し、ここにメチル基およびフェニル基および特にメチル基が最も好ましく、
この際、下記のX基が最も好ましく:
−(CH−NH
−(CH−NH
−(CHOCHCHOHCHNH
−(CHNHCHCHNH
−(CH−N(CHCHOH)、並びに
−(CHOCHCHOHCH(CH、ここにRはC〜C22のアルキル基、好ましくはC〜C15のアルキル基、最も好ましくはC〜C10のアルキル基であり、それはまたOH基を有してもよく;
− mは1〜10,000、好ましくは1〜5,000、さらに好ましくは1〜1,000、最も好ましくは1〜100の数であり;
− nは1〜500、好ましくは1〜250、さらに好ましくは1〜100、最もこのましくは1〜50の数であり;しかも
− oは0〜200、好ましくは5〜150、さらに好ましくは10〜100、最も好ましくは20〜50の数である。
個々の構造単位−OSiR−および−OSiXR−は構造IおよびIIIの中に統計的に分布できるが、ブロック状に配列することもできる。また、有機変性シリコーンとして考えられるのは、線状の好ましくは非揮発性のアミノ官能性シリコーンであり、これは構造Iと構造IIを結合させることによって得られ、この場合、X基は末端および側面の両方に位置してもよい。
本発明による組成物において有機変性シリコーンとして使用できる可能なアミノ官能シリコーンの具体例は、末端または側面のアミノアルキル基をもった「アミノジメチコーン」または「PEG−xアミノジメチコーン」というINCI名称(INCI=化粧品成分の国際命名法)で知られるポリジメチルシロキサンであり、ここにxはエトキシル化度を示し、それは好ましくは2〜10である。アミノジメチコーンの例は、ダウ・コーニング(登録商標)939カチオニック・エマルジョンまたはダウ・コーニング(登録商標)949カチオニック・エマルジョン、シリコーンXF49−703、シリコーンXF42−B1989またはミラシルADM−Eとして知られる市販の製品である。第四級アミノ基を有するアミノ官能性シリコーンの例は、INCI名がクオーターニウム−80である、二個の末端アミノアルキル基を有するジメチルシロキサンである。第四級アミノ基をもつアミノ官能シロキサンの他の例は、市販品アビル(登録商標)クオート3270、アビル(登録商標)クオート3272またはアビル(登録商標)クオート3274である。その他の可能なアミノ官能性シリコーンは、アビル(登録商標)ソフトAF100のようなシロキサンポリエーテルアミンをも包含する。
〜C22アルコール(成分b)
本発明により好まれるC〜C22アルコールは、一価アルコールまたは二価アルコールであり、この場合一価アルコールまたは二価アルコールが特に好まれ、二価アルコールが最も好まれる。好ましい一価アルコールの例は、ブタノール、ペンタノール、ヘキサノール、ヘプタノール、オクタノール、ノナノール、デカノール、ミリスチルアルコール、またはベヘニルアルコールである。特に好ましい二価アルコールは、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジオール、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、または1,4−ブタンジオールであり、この場合1,3−ブタンジオールが最も好ましい。また、少なくとも二種の上記の一価または二価のC〜C22アルコールの混合物も考えられる。
カチオン界面活性剤(成分c)
カチオン界面活性剤としては、少なくとも一個のカチオン性官能基を有する界面活性剤がいずれも使用でき、この場合、カチオン性官能基として第四級窒素基を有する界面活性剤が特に好ましい。
第四級窒素基を有するカチオン界面活性剤の具体例は、CTFA名称(CTFA=化粧品香料協会)で知られる長鎖アンモニウム化合物である。これは、例えばC〜C22のアルキル基を有するアルキルトリメチルアンモニウム塩またはジアルキルジメチルアンモニウム塩を含む。カチオン界面活性剤の他の具体例は、以下の構造:
1011
を有する化合物であり、
この際、R〜R11は、互いに独立して、それぞれ1個〜22個のC原子を持った脂肪族基、芳香族基、アルコキシ基、ポリオキシアルキレン基、アルキルアミド基、ヒドロキシアルキル基、アリール基、またはアルカリル基を意味し、ラジカルR〜R11のうち少なくとも一つは少なくとも8個のC原子をもち、Xは、化粧品として無害な陰イオン、例えばハロゲン、酢酸塩、燐酸塩、硝酸塩、またはアルキル硫酸塩を表し、塩化物が好ましい。炭素原子および水素原子の他に、脂肪族基は架橋または他の基、例えば他のアミノ基も含むことができる。適したカチオン界面活性剤の具体例は、アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩の塩化物または臭化物、アルキルトリメチルアンモニウム塩、例えばセチルトリメチルアンモニウムクロリドまたはブロミド、テトラデシルトリメチルアンモニウムクロリドまたはブロミド、アルキルジメチルヒドロキシエチルアンモニウムクロリドまたはブロミド、ジアルキルジメチルアンモニウムクロリドまたはブロミド、アルキルピリジニウム塩、例えばラウリルまたはセチルピリジニウムクロリド、アルキルアミドエチルトリメチルアンモニウムエーテルサルフェート、ならびにアミンオキサイドのようなカチオン性を持つ化合物、例えばアルキルメチルアミンオキサイドまたはアルキルアミノエチルジメチルアミンオキサイドである。セチルトリメチルアンモニウムクロリドが特に好ましい。
適したカチオン界面活性剤は、特にまた、いわゆるエステルクオート、例えばベタインのC〜C18アルキルエステル、例えばパルミチルベタインクロリドである。エステルクオートの製造は、ヨーロッパ特許出願EP0284036A2、EP0669391A2およびEP0550361A1に記載されている:ケラチンおよび他の繊維の手入れのためのこれらのエステルクオートの使用は、国際特許出願WO96/03970A1およびヨーロッパ特許出願EP0636356A1、EP0689532A1およびEP0614349A1から公知である。上記印刷刊行物は、ここに参考文献として表示され、これら印刷刊行物の開示は、エステルクオートに関する本発明の開示の一部と考えられる。エステルクオートは例えば商品名レウオクオート(登録商標)WE18、レウオクオート(登録商標)WE38DPG(ウィトコ・サーファクタントGmbH)、ステパンテックス(登録商標)GS90(ステパン)、アーモケア(登録商標)VGH−70(アクゾ・ノーベル)またはデヒクオート(登録商標)L−80(ヘンケル)で市販されている。
上記のカチオン界面活性剤の他に、
式 R12−NH−(CHNR1314
または
式 R12−NH−(CH131415
のような他の適切な陽イオン性またはアミン置換の界面活性剤があり、
この際、R12は8個〜24個のC原子をもつアシルまたはアルキル基であり、これは分枝があっても分枝がなくてもよく、飽和でも不飽和でもよく、アシルおよび/またはアルキル基は一つ以上のOH基を含んでもよく、R13、R14およびR15は、互いに独立して、水素、1個〜6個のC原子をもつアルキル基またはアルコキシアルキル基であり、それらは同じでも異なってもよく、飽和でも不飽和でもよく、一つ以上のヒドロキシ基で置換していてもよく、Xは陰イオン、特にハロゲナイドイオンまたは一般式RSO の化合物であり、Rは1個〜4個のC原子をもつ飽和または不飽和のアルキル基であり、nは1〜10、好ましくは2〜5の整数である。
揮発性シリコーン油(成分d)
揮発性シリコーン油としては、21℃の温度において蒸気圧が0.1ミリバールよりも大きなシリコーン油がいずれも使用でき、0.5ミリバール以上が好ましく、1ミリバール以上が特に好ましく、10ミリバール以上が更に好ましく、50ミリバール以上が更に好ましく、100ミリバール以上が最も好ましい。
本発明において好ましい揮発性シリコーン油は、室温にて液体で揮発性のあるシリコーン類であり、例えば、3〜8個のSi原子、好ましくは4〜6個のSi原子を有する環状ジメチルシロキサン、特にシクロテトラジメチルシロキサン、シクロペンタジメチルシロキサン、又はシクロヘキサジメチルシロキサンである。更に別の好ましい揮発性シリコーン油は、ジメチルシロキサン/メチルアルキルシロキサン環状共重合体、例えばユニオン・カーバイド社のシリコーンFZ3109であり、これはジメチルシロキサン/メチルオクチルシロキサン環状共重合体である。本発明において好ましい線状の揮発性シリコーン油は、2〜9個のSi原子を有する。好ましい線状の揮発性シリコーン油としては、例えばヘキサメチルジシロキサンまたは、ヘキシルヘプタメチルトリシロキサンまたはオクチルヘプタメチルトリシロキサンのようなアルキルトリシロキサンである。更に別の好ましい揮発性シリコーン油は、本願明細書に記載の試験方法により測定された粘度が1,0000mPa.s未満、好ましくは500mPa.s未満、更に好ましくは100mPa.s未満、最も好ましくは50mPa.s未満である低粘度ポリジメチルシロキサン類であり、更に0.1〜50mPa.sの範囲が好ましく、0.25〜25mPa.sの範囲が更に好ましい。好ましい低粘度シリコーン油としては、例えば市販されていて入手可能な製品であるダウ・コーニング(登録商標)200液5CST及びダウ・コーニング(登録商標)345液が挙げられる。
追加の添加物(成分f)
成分a〜eとは異なる追加の添加物としては、他の活性成分、好ましくは活性なヘアケア成分が挙げられる。
追加の活性なヘアケア成分は、好ましくは前記式
12−NH−(CH−NR1314
または式
12−NH−(CH−N131415
のアミドアミン又は第4級化アミドアミンであり、
上式にて、R12は8〜24個のC原子を有する分枝した又は分枝していない飽和又は不飽和のアシル基であり、これは少なくとも1個のOH基を含有しても良い。又、基R13、R14およびR15の少なくとも1つが、一般式CHCHOR16で表される基を意味し、この際、R16は1〜4個のC原子を有するアルキル基、ヒドロキシエチル基、又はHを意味する。
上記の活性なヘアケア成分が第4級化アミドアミンである場合、このアミドアミンは、カチオン性界面活性剤(成分a)と添加物(成分f)の両方の機能を有している。これらの第4級化アミドアミンは、同時に、好ましいカチオン性界面活性剤であるとも考えられる。
適したアミン類又はアミドアミン類は、必要に応じて第4級化されても良く、例えば、INCI名:リシノレアミドプロピルベタイン、リシノレアミドプロピルジメチルアミン、リシノレアミドプロピルジメチルラクテート、リシノレアミドプロピルエチルジモニウムエトスルフェート、リシノレアミドプロピルトリモニウムクロリド、リシノレアミドプロピルトリモニウムメトスルフェート、コカミドプロピルベタイン、コカミドプロピルジメチルアミン、コカミドプロピルエチルジモニウムエトスルフェート、コカミドプロピルトリモニウムクロリド、ベヘナミドプロピルジメチルアミン、イソステアリルアミドプロピルジメチルアミン、ステアリルアミドプロピルジメチルアミン、クオーターニウム‐33、ウンデシレンアミドプロピルトリモニウムメトスルフェートが挙げられる。
追加の添加物としては、例えば、澱粉又はセルロース誘導体などの粘度を調整するための増粘剤、グリコールエーテル類、又はグリセリンなどのグリコール類、ケトルボン酸、及び/又は生理学的に適合性のあるこれらの塩類、日焼け防止剤、及び/又はUV吸収剤、保存剤、酸化防止剤(例えば、トコフェロール又はこれらのエステル類)、染料、並びに香料が挙げられる。
更に、ヘアケア剤の一般的な組成が開示された現在の文献において当業者に公知であるヘアケア剤に含有される添加物を参照することができ、このような文献としては、例えばK.シュレイダー、化粧品の原料及び調合物、第2版、1989年、第728〜737頁、又はA.ドムッシュ、化粧品調合物、化学工業出版〔出版会社〕(H.ツィオルコフスキー編集)、第4版、第2巻、第212〜230頁、1992年、又はD.H.ジョンソン(出版者)、ヘアアンドヘアケア(Hair and Hair Care)、ニューヨーク、1997年、第65〜104頁が挙げられる。
本発明による組成物に含有させることが可能な添加物は、例えばカチオン性又は水溶性の非イオン性ポリマー、植物油脂及び鉱物油脂、香油、毛髪用化粧品において典型的な着色剤、別のヘア‐コンディショニング剤、例えば合成及び天然のリン脂質、デンプン又はセルロースの第4級化誘導体、タンパク質又はタンパク質誘導体、例えばタンパク質加水分解物(例えばコラーゲン、ケラチン、絹タンパク質、又は小麦タンパク質加水分解物)、アミノ酸(例えばヒスチジン、グリシン、アラニン、セリン、トレオニン、アルギニン、システイン及びこれらの誘導体、例えば脂肪酸縮合物)、植物抽出物、ビタミン、又はプロビタミン(例えばビオチン、ビタミンC、D‐パンテノール、これらの誘導体)、アラントイン、キトサン、粘度調整剤、例えば脂肪酸アルカノールアミド、ポリオール(例えばグリセリン、ソルビトール、フルクトース又はグルコース)のアルコキシル化エステル、ふけ防止剤、無機酸又は有機酸(例えば酢酸、乳酸、クエン酸、グリコール酸、リンゴ酸、リン酸) 、サンスクリーンないしはUV吸収剤、防腐剤、酸化防止剤(例えばトコフェロール又はそのエステル) である。
本発明においては、前記組成物が、本願明細書に記載の試験方法により測定された粘度として0.1〜1,0000mPa.sの範囲、特に好ましくは0.5〜500mPa.sの範囲、最も好ましくは0.7〜50mPa.sの範囲の粘度を有している場合が更に好ましく、同様に、0.8〜5mPa.sの範囲も好ましく、0.9〜2.5mPa.sの範囲が更に好ましい。更に、本発明の組成物の他の具体例で好ましいのは、本願明細書に記載の試験方法により測定された組成物の粘度が100mPa.s未満、特に好ましくは50mPa.s未満、更に好ましくは25mPa.s未満、最も好ましくは10mPa.s未満の場合である。
本発明の組成物は、化粧用ヘアケア剤として使用されることが好ましく、スプレー又は泡状物として使用することができる。その場合には、前記組成物は、典型的に毛髪に影響を及ぼすあらゆる公知の化粧用用途に使用できる。このようなものとしては、例えば、スプレーヘア修復剤、泡状ヘア修復剤、リンス、又はトリートメントの形態が挙げられる。このヘアケア剤はまた、損傷を与える処理の間に毛髪を良い状態とするために、ヘアカラーリングの前、又はパーマネントウェーブ処理の前に前処理剤として使用することもできる。更に、この組成物は、ヘア修復クリームのコンディショニング効果を高めるために、ヘア修復クリームを塗布する前の前処理剤としても使用できる。
更に、本発明の組成物はまた、二相製品としても使用することができる。二相製品は、例えばDE19703475号に記載されている。本発明の組成物が二相製品として使用される場合には、本発明の組成物は、このようにして第1の親水性相を形成するのに対して、この第1の相とは明らかに異なることが好ましい第2の親油性相として、揮発性シリコーン化合物又は揮発性炭化水素、好ましくは揮発性炭化水素が使用されることが好ましい。本発明の組成物が二相製品として使用される場合、親油性相の好ましい成分、並びに親水性相と親油性相の好ましい量的比率は、DE19703475A1に開示されている成分及び量的比率である。このことに関するDE19703475A1の開示は、本発明の開示の一部を構成している。
適した組成物、好ましくはヘアケア剤として、以下の成分:
a)有機変性シリコーン;
b)好ましくは成分e)とは異なるC−C22アルコール;
c)必要に応じて、カチオン性界面活性剤;
d)必要に応じて、揮発性シリコーン油;
e)それぞれの場合において、組成物の総重量に基づき、少なくとも30重量%、好ましくは少なくとも40重量%、特に好ましくは少なくとも50重量%、さらに好ましくは少なくとも60重量%のエタノール又はイソプロパノール、好ましくはエタノール;並びに
f)必要に応じて、成分a〜eとは異なる添加物
を含有する組成物を製造するための本発明の方法においては、前記成分a〜fが、混合によって互いに接触した状態とされる。
好ましい成分a〜f、並びに成分a〜fの好ましい量は、本発明の組成物の文脈の範囲内で始めに示された成分及び/又は量である。
前記の個々の成分は、好ましくは室温で互いに接触した状態に置かれ、この際、当業者は、普通の事前試験を通して個々の成分の最も好ましい一連の混合を得ることができる。
毛髪を処理するための本発明の方法にあっては、毛髪は、初めに記載した組成物と、あるいは、先に記載した本発明の方法によって得られる組成物と接触した状態に置かれ、この際、本発明の組成物が二相製品として使用される場合には、この二相製品は、2つの相の混合を行うために、毛髪に塗布する前に振り動かすことが好ましい。
本発明の組成物は、乾燥した、湿気のある又は湿った毛髪に塗布した後で毛髪に残留させることもでき、あるいは、適当な作用時間の後で濯ぎ落としても良い。作用時間は、毛髪の種類や温度に依存し、この際、温度は20〜50℃の範囲内であることが好ましい。しかしながら、一般的なガイドラインによると、作用時間は0.5分と60分の間、特に1分と40分の間、又は好ましくは5.0分と20分の間と想定することができ、この際、修復効果は熱を加えることによって促進させることができる。この作用時間が終了してすぐに、毛髪を水で濯ぐことができる。
本発明の組成物は、好ましくは、調整された粘度によって、典型的なポンプ及び例えばエーロゾルのような分配補助器具を用いて、乾燥した又は湿った毛髪上に塗布したりスプレーしたりすることができる。適したスプレー装置又は泡発生装置は、当業者には公知であり、これらの装置は、推進剤を用いて、あるいは機械的に生じた圧力発生によって作動させることができる。このような塗布は、毛髪を洗浄した後に行うことが好ましい。
本発明の組成物が、推進剤によって、特にスプレー又は泡状体の形態で塗布されると想定される場合には、この組成物は、適当な圧力容器、特にエーロゾル缶の中に典型的な推進剤と共に、通常の割合又は量で充填することができる。本発明の組成物と推進剤の比率の具体例は92:8である。内部圧力は、使用される容器の種類に左右される。20℃の温度では、ガイドラインとして1.5〜8.0バールの範囲の圧力を使用することができる。適した推進剤は、例えば低級アルカン類、例えばn‐ブタン、i‐ブタン及びプロパン、ジメチルエーテル、並びにN、NO又はCOなどで存在するガス状の推進剤、並びに上述の推進剤の混合物である。
機械的なスプレー又は泡発生装置とは、好ましくは、推進剤を使用しなくてもスプレー又は泡を発生させることが可能な装置を意味する。適した機械的スプレー又は泡発生装置としては、例えば、ポンプ又は、スプレー弁が設けられた弾性変形可能な容器で、その中に本発明の組成物が充填されているものが挙げられる。容器が加圧下で充填された場合には、本発明の組成物は、スプレー又は泡発生弁が開いた後に連続的に、又は定量づつ取り出すことができる。この他では、本発明の組成物を取り出すために必要な圧力は、容器の可逆的な機械的変形によって発生させることができる。
本発明はまた、毛髪の好ましい化粧処理のための、前述の組成物又は、前述の方法によって得られる組成物の使用に関するものでもあり、この際、特に、リンスオフ製品としての組成物の使用が好ましい。
更に、本発明はまた、毛髪の好ましい化粧処理のための薬剤を製造するための、前述の組成物又は、前述の方法によって得られる組成物の使用に関するものでもある。
今ここに、実施例を用いて本発明が詳細に説明される。
成分は、個々の表に示された相対量にて室温で互いに混合された。
実施例1
Figure 2008512418
実施例2
Figure 2008512418
実施例3
Figure 2008512418
実施例4
Figure 2008512418
実施例1からの調合物について、ヘアスタイリストの評価にて片側試験を行った。この方法において、基準:
‐分配能力、
‐櫛通り性(湿気)、
‐感触(湿気)、
‐ボリューム、及び
‐ざらつき
は、5人の異なる被試験者に対して一般的なヘア修復クリーム(カチオン性界面活性剤と脂肪族アルコールを主剤とする粘性のあるエマルジョン)との比較において評価したもので、数値は、個々の基準について評価した被験者の数と、どのように評価したかを示している。
Figure 2008512418
上記の結果は明らかに、本発明の組成物が、一般的なヘア修復クリームに比べて毛髪上での改良された分配能力を有しているだけでなく、前記ヘア修復クリームが使用された場合よりも、乾燥した毛髪のストレスが小さく(良好であり)、毛髪のボリュームが大きく(良好であり)、この際、本発明の組成物は、ヘア修復クリームに比べて保護効果(湿った毛髪の櫛通り性及び感触)が少しも減少しないことを示している。
試験方法
粘度測定
粘度は、以下の装置を用いて、以下の条件の下で測定した。
レオメーター:ボーリンレオメーターCS
測定プログラム:イールドストレス
測定システム:DG40/50
せん断速度:50s−1
遅延時間:5s
積分時間:5s
温度:25℃
片側試験におけるヘアスタイリストの評価
この方法は、複数の被試験者(モデル)に対して、いわゆる片側比較に基づくものであり、これらの比較は、訓練されたヘアスタイリストによって行われる。片側比較においては、頭髪を、額から首にかけて2つの部分に分ける。任意の部分を未処理のままとするか、あるいは、比較製品を塗布する一方、試験製品をもう一方の部分に塗布する。
長さを変化させたモデルの毛髪を、その後、化学的に中性のシャンプーを用いて2回洗浄する。洗浄後、毛髪を軽くタオルで乾かす。このようにしてタオルで乾かせた頭髪を、額から首にかけて頭の中央にたれた髪を分けることによって2つの部分に分ける。任意の部分に本発明の組成物を塗布し、同じ重量の量のヘア修復クリームをもう一方の部分に塗布する。
その後、評価を行うヘアスタイリストが、毛髪に関連する製品を両手で分配することによって、タオルで乾かせた毛髪において評価される製品がいかに容易を分配されるかを評価する。
作用時間の後、2つの隔離した部分が維持されるように充分に注意をしながら、製品を濯ぎ落とす(これら部分は互いに混合してはならない)。
その後、重要なヘアケア基準として、評価を行うヘアスタイリストによって、指にわずかに圧力がかかる状態で毛髪の根元から先端に向かって指を動かすことで、湿った毛髪の感触を評価する。毛髪の最初から最後まで指を移動させた際に、抵抗が全くないか、あるいは、製品を塗布していないか比較製品を用いて処理された半分側の毛髪(の最初から最後まで)よりも抵抗が小さい場合には、改良された/よりスムースな感触であると特徴付けられる。
引き続き、額の位置から始めて首の位置で終わるように硬質ゴムの櫛を用いて両側を梳ることにより、評価を行うヘアスタイリストによって、湿った毛髪の櫛通り性を評価し、この際、櫛が頭皮に確実に誘導され、櫛の角度に違いが生じないよう注意が必要である。抵抗が全くないか、あるいは、製品を塗布していない毛髪又は比較製品を用いて片側が処理された毛髪よりも抵抗が小さく毛髪を梳ることができる場合には、容易で、良好な改良された櫛通り性であると特徴付けられる。
毛髪を完全に乾燥させた後、大きな毛髪ボリュームを視覚的に確かめることによって、評価を行うヘアスタイリストにより毛髪ボリュームを評価する。評価者は、モデルの後ろに立って、1メートルの距離で両方の部分を比較する。その後、毛髪を櫛で両側に梳り、モデルが2回、頭を振り動かしてすぐに、同様に1メートルの距離でボリュームを引き続いて評価する。
引き続いて、評価を行うヘアスタイリストによって、指にわずかに圧力がかかる状態で毛髪の根元から先端に向かって毛髪の最初から最後まで指を動かすことで、毛髪へのストレスを評価する。指に薄膜が全く存在しないか、あるいは、製品を全く塗布していない、あるいは比較製品を用いて処理された他方の側に存在するよりも少ない薄膜しかない場合、ストレスが全くないか、ストレスが小さいと定義される。
述べられている技術的なヘアスタイリストの基準の評価は、記載されているようにして実施され、ガイドラインが維持される場合にはどんな時にでも再現することができ、これによって目的とする製品比較が可能である。
片側比較は、試験された基準に対する結果が「同一」に等しくなくても、関連性のある結果をもたらす。

Claims (14)

  1. 成分として、以下のa〜f:
    a)有機変性シリコーン;
    b)必要に応じて、C−C22アルコール;
    c)必要に応じて、カチオン性界面活性剤;
    d)必要に応じて、揮発性シリコーン油;
    e)組成物の全重量に対して、少なくとも30重量%のエタノール;及び
    f)必要に応じて、前記成分a〜eとは異なる追加の添加物
    を含有した組成物であって、前記成分a〜fの総量が100重量%であることを特徴とする組成物。
  2. 前記組成物が、成分eの他に、以下の成分:
    ‐ 0.01〜15重量%の成分a、
    ‐ 0.01〜40重量%の成分b、
    ‐ 0.01〜15重量%の成分c、
    ‐ 0.01〜40重量%の成分d、並びに
    ‐ 0.01〜15重量%の成分f
    を含有することを特徴とする請求項1に記載の組成物。
  3. 前記組成物が、0.1〜1,000mPa.sの範囲内にある本願明細書に記載の試験方法により測定された粘度を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の組成物。
  4. 前記の有機変性シリコーンが、100〜1,000,000の範囲内にある平均分子量を有することを特徴とする前記請求項のいずれか1項に記載の組成物。
  5. 前記の有機変性シリコーンが、非揮発性の窒素含有シリコーンであることを特徴とする前記請求項のいずれか1項に記載の組成物。
  6. 前記の窒素含有シリコーンが、0.01〜3.0の範囲内にあるアミン部分(meq/g)を有したアミノ官能性シリコーンを含むことを特徴とする前記請求項のいずれか1項に記載の組成物。
  7. 前記の窒素含有シリコーンが、
    下記の構造Iの線状アミノ官能性シリコーン
    Figure 2008512418

    又は、下記の構造IIの線状アミノ官能性シリコーン
    Figure 2008512418

    又は、下記の構造IIIの環状アミノ官能性シリコーン
    Figure 2008512418

    〔上式にて、
    ‐ 上記構造内にあるR基は、互いに独立して、同じものであっても異なるものであっても良く、水素原子、C〜C10アルキル基、アリール基を含有した基、ヒドロキシ基、C〜C10アルコキシ基、又はC〜C10アセトキシ基を示し、
    ‐ 上記構造内にあるR基は、互いに独立して、同じものであっても異なるものであっても良く、水素原子、C〜C10アルキル基、アリール基を含有した基、ヒドロキシ基、C〜C10アルコキシ基、C〜C10アセトキシ基、又は−(CH−NH基を示し、この際、aは1〜6であり、
    ‐ 上記構造内にあるR基は、互いに独立して、同じものであっても異なるものであっても良く、水素原子、C〜C20炭化水素を示し、ヘテロ原子を含有しても良く、
    ‐ 上記X基は、−A−NR基、又は−A−N基を示し、この際、
    ‐ Aは、少なくとも二価のC〜C20アルキレン基であり、ヘテロ原子を含有しても良く、
    ‐ R、R及びRは、互いに独立して、同じものであっても異なるものであっても良く、水素原子又はC〜C22炭化水素を示し、
    ‐ mは、1〜10,000の数であり、
    ‐ nは、1〜500の数であり、しかも
    ‐ oは、0〜200の数である〕
    であることを特徴とする請求項6に記載の組成物。
  8. 前記のC−C22アルコールが、二価アルコールであることを特徴とする前記請求項のいずれか1項に記載の組成物。
  9. 前記のC−C22アルコールが、1,2‐プロパンジオール及び1,3‐ブタンジオールから成るグループより選ばれたものであることを特徴とする請求項8に記載の組成物。
  10. 以下のa〜f:
    a)有機変性シリコーン;
    b)C−C22アルコール;
    c)必要に応じて、カチオン性界面活性剤;
    d)必要に応じて、揮発性シリコーン油;
    e)前記成分a〜dとは異なる、少なくとも30重量%の溶媒;
    f)及び、必要に応じて、前記成分a〜eとは異なる添加物
    を含有した組成物の製造方法であって、前記成分a〜fが、混合によって互いに接触した状態に置かれることを特徴とする、組成物の製造方法。
  11. 請求項10に記載される方法によって得られる組成物。
  12. 毛髪を、請求項1〜9又は11のいずれか1項に記載される組成物と接触させた状態とすることを特徴とする毛髪の処理方法。
  13. 毛髪を処理するための、請求項1〜9又は11のいずれか1項に記載される組成物の使用。
  14. 毛髪を処理するための薬剤を製造するための、請求項1〜9又は11のいずれか1項に記載される組成物の使用。
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