JP2002226332A - ジ4級シリコーンポリマーを含有するヘアトリートメント剤 - Google Patents

ジ4級シリコーンポリマーを含有するヘアトリートメント剤

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JP2002226332A JP2002014280A JP2002014280A JP2002226332A JP 2002226332 A JP2002226332 A JP 2002226332A JP 2002014280 A JP2002014280 A JP 2002014280A JP 2002014280 A JP2002014280 A JP 2002014280A JP 2002226332 A JP2002226332 A JP 2002226332A
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エービー ヨハン
Bernhard Irrgang
イルガング ベルンハルト
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マーガー ヘルベルト
Gilbert Pasquier
パスキール ジルベール
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ロマネン エマニュエル
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理された毛髪の湿った状態および乾いた状
態での感触及び櫛通りの良さを、負荷を高めることな
く、改善するヘアトリートメント剤を提供する。 【解決手段】 ヘアトリートメント剤を、 (A) 式R1−NH−(CH2 )n−NR2R3 (Ia) 及び/又は式R1−NH−(CH2 )n−N+ R2R3R4 X- (Ib) で示される特定のアミン及び/又は4級化アミンと、
(B) 少なくとも1種の末端基官能化されたジ第4級シ
リコーンポリマーとの組合せ物を含有するものとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、選ばれたアミン類
及び/又は4級化アミン類、殊にアミドアミン及び/又
は4級化アミドアミンと、末端基官能化された( end
funktionaliserte) ジ4級( diqu
aternaere) シリコーンポリマーの組合せ物を
含有するヘアトリートメント剤に関する。
【0002】
【従来の技術】ヘアケア市場での傾向は、可能なかぎり
良好なケアが求められている("ヘア・コンシャスネ
ス”) 。ヘアトリートメント剤の使用者は、多くの場
合、自分の毛髪がヘアトリートメント、例えばパーマも
しくは染色、の影響あるいは環境の影響で著しく傷つい
ていることを心配している。トリートメント製品は、殊
に、傷ついた毛髪をケアすることに役立たなければなら
ず、しかも同時に毛髪が可能なかぎり自然に、即ち負荷
がかかっていないように見えるように作用しなければな
らない。傷ついた毛髪のための従来のヘアトリートメン
ト剤を用いて確かに良好なケアを達成することはできる
( 例えば該調合物中のジメチコーンによって) が、しか
し毛髪に負荷もかかる。化粧用ヘアトリートメント剤に
は、その専門的な特性及びその作用物質の環境許容性に
対して課せられる要求は、高まるいっぽうである。この
場合には、使用者への望ましくない作用が生じることな
くかつ環境の負荷が生じることなく、該剤が最適なケア
特性を発揮することがきわめて重要である。さらに毛髪
の光沢効果が高められなければならない。そのうえ、こ
の種の剤は、安定性についての要求も満足させなければ
なければならないし、かつ、容易に取り扱うことができ
なければならない。
【0003】周知のように高い効果を有する、殊に噴霧
トリートメント剤及び発泡トリートメント剤に含有され
ている、カチオン性のケア物質は、カチオン界面活性剤
ジステアリルジメチルアンモニウムクロリド(DSDM
AC、INCI名称: Quaternium−18) で
ある。DSDMACは、かつてヘアトリートメント剤に
広く使用されていたものであり、かつ今日でもなお、と
りわけ、特別なケア効果(良好なケア、少ない負荷) を
有していなければならないトリートメント剤に、とりわ
け高分子のシリコーン化合物との化合物の形で使用され
ている。この物質の欠点は、とりわけ、生分解性が不良
であることである。そのうえ該物質は、高い水性の毒性
を有しており、かつ、環境に著しく負荷をかける。しか
しながら、DSDMACが他の常用の4級化合物、例え
ばモノアルキルクォート(Monoalkylquat
s)(セチルトリメチルアンモニウムクロリド) 又はいわ
ゆるエステルクォート( Esterquats) によっ
て代替される場合には、DSDMACの応用技術的特性
は、達成されない。
【0004】その一方でヘアトリートメント剤中のカチ
オン界面活性剤を不要とすることはできない。この場合
には、殊に噴霧−もしくは発泡可能でなければならない
液体化粧品の場合には、一方では低粘度が達成されなけ
ればならないし、他方では安定したエマルジョンが達成
されなければならないという問題が生じる場合がある。
例えばジステアリルジメチルアンモニウムクロリド又は
類似の4級アンモニウム化合物の使用によって確かにこ
の条件は満たされるが、上記の欠点のために化粧品にこ
の種の化合物を使用することは、もはや考慮に入れられ
ない。
【0005】WO 00/45787から、次の式:
【0006】
【化1】
【0007】(ただし、R1は、枝分れしていても枝分
れしていなくともよく、飽和していても不飽和であって
もよい、8〜24個のC原子を有するアシル−もしくは
アルキル基を表わし、かつ該アシル基及び/又は該アル
キル基が少なくとも1つのOH基を有していてもよく、
R2、R3及びR4は、1〜4個のC原子を有するアル
キル基又はHを表わし、これらR2、R3及びR4は同
じであっても異なっていてもよく、また飽和していても
不飽和であってもよく、X- はアニオンを表わし、nは
1〜10の整数を表わす)で示されるアミン及び/又は
4級化アミンと、脂肪族の、直鎖状もしくは枝分れした
カルボン酸と第一もしくは第二の、枝分れしたかもしく
は枝分れしていないアルコールのエステルの少なくとも
1種との組合せ物を含有することを特徴とするヘアトリ
ートメント剤が公知である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このヘアトリ
ートメント剤は、まだ完全には満足できるものではな
く、かつ、ケア特性、殊に処理された毛髪の湿った状態
ならびに乾いた状態での感触及び櫛通りの良さを、負荷
を高めることなく、改善することが必要である。本発明
は、かかる問題点を解消し、改善されたケアと小さくさ
れた負荷を確実にするヘアトリートメント剤を提供する
ことを課題とする。このことは、下記の比較試験によっ
て証明される。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、 (A) 式R1−NH−(CH2 )n−NR2R3 (Ia) 及び/又は式R1−NH−(CH2 )n−N+ R2R3R4 X- (Ib)、 (ただし、R1は、枝分れしていても枝分れしていなく
ともよいし、飽和していても不飽和であってもよい8〜
24個のC原子を有するアシル−もしくはアルキル基を
表わし、その際、該アシル−及び/又は該アルキル基は
少なくとも1つのOH基を有していてもよく、R2、R
3及びR4は相互に無関係に水素、1〜6個のC原子を
有するアルキル−もしくはアルコキシアルキル基を表わ
し、その際、これらのR2、R3及びR4は同じでも異
なっていてもよいし、飽和していても不飽和であっても
よいし、かつ1つ以上のヒドロキシ基で置換されていて
もよく、X- はアニオンを表わし、かつ、nは1〜10
の整数を表わす)で示される少なくとも1種のアミン及
び/又は4級化アミンと、(B) 少なくとも1種の末端
基官能化されたジ第4級シリコーンポリマーとの組合せ
物を含有するヘアトリートメント剤の提供によって解決
された。
【0010】本発明による化粧用ヘアトリートメント剤
は、噴霧−もしくは発泡可能であり、かつ、通常毛髪に
関連する全ての公知の化粧的な使用に適用することがで
きる。例えば噴霧トリートメント剤、発泡トリートメン
ト剤、リンス剤又はトリートメント剤の形である。本発
明によるヘアトリートメント剤は、乾いているか、湿っ
ているかもしくは濡れている毛髪につけた後に毛髪につ
けたままでもよいし、適当な作用時間の後に元通りに洗
い流してもよい。該作用時間は、毛髪の種類に応じて変
化する。しかし、一般的な基準として0. 5〜30分
間、殊に0. 5〜10分間、有利に1. 0〜5. 0分間
の作用時間を基本にすることができる。
【0011】意外にも、式(Ia) 及び/又は(Ib) で示
されるアミン及び/又は4級化アミドアミン( Amin
doamin) と末端基官能化されたジ第4級シリコー
ンポリマーとからの組合せ物が、改善された優れたヘア
ケア効果を有する化粧用ヘアトリートメント剤、特に液
体のヘアトリートメント剤を提供することにきわめて適
当であることが見いだされた。この組合せ物によって、
( 改善されたケア効果を達成しようとすれば、通常、甘
受しなければならないことであるのに) 負荷が高められ
ないばかりか、それどころか少なくなっていることもま
た意外なことであった。
【0012】式(Ia) 及び/又は(Ib) のアミン及び/
又は4級化アミンがアミドアミン及び/又は4級化アミ
ドアミンであり、その際、R1が、枝分れしたかもしく
は枝分れしていない、飽和もしくは不飽和の8〜24個
のC原子を有するアシル基を表わす(これは少なくとも
1つのOH基を有していてもよい)ヘアトリートメント
剤が、有利である。
【0013】本発明による組合せ物にとって、式(Ia)
及び/又は(Ib) のR1が油及び蝋からの、殊に天然の
油及び蝋からの脂肪酸基であるアミン及び/又は4級化
アミンが有利である。この例としてラノリン、蜜蝋もし
くはカンデリラ蝋が考えられる。
【0014】式(Ia) 及び/又は(Ib) の基R2、R3
及びR4のうちの少なくとも1つが式CH2 CH2 OR
5(ただし、R5は1〜4個のC原子を有するアルキル
基、ヒドロキシエチル又はHを表わす)で示される基を
表わすアミン及び/又は4級化アミンもまた、有利であ
る。式(Ia) 及び/又は(Ib) のnの有利な大きさは、
2〜5の整数である。
【0015】さらに、アニオンX- がハロゲン化物イオ
ン又は式RSO3 - (ただし、Rは飽和もしくは不飽和
の1〜4個のC原子を有するアルキル基を表わし、該ア
ルキル基は1つ以上のヒドロキシ基を有していてもよ
い)で示される化合物を表わす式(Ia) 及び/又は(I
b) のアミン及び/又は4級化アミンは、有利である。
【0016】本発明によれば使用すべき、場合によって
は4級化されていてもよいアミン又はアミノアミンとし
て、例えば次のものが考えられる: REWOQUAT
RTM50( Witco Surfactants社、
INCI名称: リシノールアミドトリモニウムメトサル
フェート)、Witcamine 100( Witco
社、INCI名称: コカミドプロピルジメチルアミン)
、IncromineBB( Croda社、INCI
名称: ベヘンアミドプロピルジメチルアミン)、Mac
kine 401( Mclntyre社、INCI名
称: イソステアリルアミドプロピルジメチルアミン) 及
び他のMackine型、AdogenS18V( Wi
tco社、INCI名称: ステアリルアミドプロピルジ
メチルアミン) 、Empigen CSC(Albri
ght & Wilson社、INCI名称: コカミド
プロピルトリモニウムクロリド)、Swanol La
noquat DES−50(Nikko、INCI名
称: Quaternium−33) 、REWOQUAT
UTM50(Witco Surfactants
社、ウンデシレンアミドプロピルトリモニウムメトサル
フェート)。
【0017】本発明による式(Ia) 及び(Ib) のアミン
又は4級化アミンは、単独で使用することもできるし、
相互の任意の組合せ物で使用することもでき、その際、
完成品に対して量0. 01〜10. 0重量%、殊に0.
01〜5. 0重量%を使用することができる。
【0018】適当なジ第4級シリコーンポリマーは、式
(II) R123+ −A−SiR78 −(O−SiR910)n−O−SiR1112−A−N+456 2X- (II) (ただし、基R1〜R6は相互に独立して、ヒドロキシ
基を有していてもよいC1〜C22−アルキル基を表わ
し、かつその際、有利に該基R1〜R6の少なくとも1
つが少なくとも8個のC原子を有しておりかつ残りの基
が1〜4個のC原子を有しており、基R7〜R12は相
互に無関係に同じかもしくは異なっておりかつC1〜C
10−アルキル又はフェニルを表わし、Aは二価の有機
化合物基を表わし、nは0〜200、有利に10〜12
0、殊に10〜40の数を表わし、かつX- はアニオン
を表わす)で示される化合物から選択されている。前記
二価の化合物基として好ましいのは、1つ以上のヒドロ
キシ基で置換されていてもよいC1〜C12−アルキレ
ン−もしくはアルコキシアルキレン基である。該基は、
−(CH23 −O−CH2 −CH(OH)−CH2
であるのが好ましい。アニオンX- は、ハロゲン化物イ
オン、アセテート、有機カルボキシレート又は式RSO
3 - (式中RはC1〜C4−アルキル基を表わす)で示
される化合物であることができる。
【0019】有利なジ4級シリコーンポリマーは、式 R−N+ Me2 −A−(SiMe2 O)n −SiMe2 −A−N+ Me2 R 2CH3 COO- (式中、Aは基−(CH23 −O−CH2 −CH(O
H)−CH2 −を表わし、Rは少なくとも8個のC原子
を有するアルキル基を表わし、かつnは10〜120の
数を表わす)で表わされる。
【0020】2つの末端の第4級アンモニウム基を有す
る適当なシリコーンポリマーは、INCI名称Quat
ernium−80として公知である。これは、2つの
末端のトリアルキルアンモニウム基を有するジメチルシ
ロキサンのことである。この種のジ4級ポリジメチルシ
ロキサンは、ゴールドシュミット社から商品名Abil
(登録商標)Quat3270、3272及び3474
で販売されている。
【0021】該ジ4級シリコーンポリマーは、0. 01
〜10. 0重量%、有利に0. 1〜5. 0重量%の量で
使用することができる。
【0022】有利に本発明によるヘアトリートメント剤
は、ヘアコンディショニング特性のさらなる改善のため
に、脂肪族の、直鎖状かもしくは枝分れしたカルボン酸
と第一もしくは第二アルコール(これは枝分れしていて
も枝分れしていなくてもよい)との付加的なエステス少
なくとも1種、及び/又は、アルキルシロキサン、アル
キルアリールシロキサン及びアミノシリコーンから選択
された付加的なシリコーン少なくとも1種を含有してい
る。前記エステルは、0. 01〜20. 0重量%の量、
有利に0. 01〜10. 0重量%の量、殊に0. 01〜
5. 0重量%の量で使用することができる。前記シリコ
ーン及び/又はアミノシリコーンは、単独でかもしくは
相互の組合せ物の形で総濃度0. 01〜10. 0重量%
で、有利に濃度0. 01〜8. 0重量%で使用すること
ができる。
【0023】上記のカルボン酸のエステルの有利な特性
は、殊に脂肪族の、直鎖状かもしくは枝分れしたC8〜
C18−カルボン酸のエステルを用いて達成される。し
たがって本発明によるヘアトリートメント剤は、脂肪族
の、直鎖状かもしくは枝分れしたカルボン酸の付加的な
エステルが8〜18個のC原子を有するものが好まし
い。該カルボン酸でエステル化された、第一もしくは第
二の、枝分れしたかもしくは枝分れしていないアルコー
ルは1〜6個のC原子を有するのが好ましい。また、エ
ステル形成のための第一もしくは第二の、枝分れしたか
もしくは枝分れしていないアルコールはモノアルコール
であるのが好ましい。殊に有利なカルボン酸エステル
は、イソプロピルミリステートである。
【0024】適当なアミノシリコーンは、アモジメチコ
ーン及びトリメチルシリルアモジメチコーンのINCI
名称をもつアミノシリコーンである。上記の付加的なシ
リコーンは、式(III)
【0025】
【化2】
【0026】(式中、R1及びR2はメチル又はOHを
表わし、R3はトリメチルシリル又はHを表わし、aは
1〜8の整数を表わし、bは1〜5の整数を表わし、x
及びyは任意の整数の値を表わす)で示されるアミノシ
リコーンであることができる。殊に、aが2〜4の整数
を表わしかつbが1〜3の整数を表わす式(III)のアミ
ノ官能シリコーンは適当である。
【0027】このアミノ官能シリコーンは、分子量20
00〜100000を有し、かつ、例えばダウ・コーニ
ング社からシリコーンエマルジョンNo. 929の名称
で提供されており、そのアミノ官能シリコーン含量は約
35% である(R1、R2=OH、R3=H) 。例えば
東芝の名称XF42−B1989のアミノ官能シリコー
ンは、同様に使用することができる。この種のシリコー
ンは、本発明によれば殊に有利である。
【0028】本発明によるヘアトリートメント剤に使用
することができる別の有利なアミノ官能シリコーンは、
構造式(IV)
【0029】
【化3】
【0030】(式中、xとyの比は約27. 5: 1〜約
160: 1で変動することができる)で示されるシリコ
ーンである。この種の化合物の分子量は、この場合には
5000〜約30000である。この種の生成物は、ダ
ウ・コーニング社からアモジメチコーンQ2−8075
の名称で市販されており、該生成物は、分子量8000
を有しておりかつ式(IV) のxとyの比約49: 1を有
している。該アモジメチコーンは、上記の生成物中に約
37% で含有されている。
【0031】さらに有利に式(V) (R1)2R2Si−O−(Si(R1)2−O) n −SiR2(R1)2 (V) (式中、R1はメチル又はOHを表わし、R2はメチル
又はフェニルを表わしかつnは整数を表わす)で示され
るシリコーンは、本発明によるヘアトリートメント剤の
ための添加剤として適当である。
【0032】式(V) で記載された化合物は、有利に2
5℃で粘度1000〜1000000cStを有してい
なければならない。例えば東芝シリコーン社からXS6
5−B3803の名称で販売されているシリコーンのエ
マルジョンは、特に適当であり、この場合には、粘度約
100000cStを有する一般的式(V) のシリコー
ンが使用されている(有効含量:約30%)。別の例と
して次のものが挙げられる: 東レ・シリコーンのBY2
2−050A、BY22−060、BY22−062な
いしはBY22−047。
【0033】さらに本発明によるヘアトリートメント剤
に、少なくとも1種のコンシステンシー付与剤を添加す
ることができる。適当なコンシステンシー付与剤として
次のものが考えられる: 脂肪アルコール、殊に8〜18
個のC原子を有する脂肪アルコール、有利にセチル−も
しくはセテアリールアルコール、ならびにこれらの脂肪
アルコールと酸化エチレンもしくは酸化プロピレン1〜
10モルとの反応性生物あるいはこれらの混合物、セル
ロースないしはその誘導体例えばアルキルヒドロキシア
ルキルセルロース、例えばClariant社のTyl
ose C型、メチルヒドロキシエチルセルロース、例
えばClariant社のTyloseMH型、ヒドロ
キシエチルセルロース、例えばClariant社のT
yloseH型又はNational Starch社
のNatrosol 250型、ヒドロキシプロピルメ
チルセルロース、例えばDow Chemical社の
Methocel型、例えばDegussa社から商品
名AerosilないしはSipernatで販売され
ているシリカないしはいわゆる「シリカ水和物」、ある
いは天然のポリマー、例えば長鎖のポリビニルピロリド
ン(PVP) 。一般的にコンシステンシー付与剤は、完
成したヘアトリートメント剤の全体量に対して0. 1〜
15. 0重量%の濃度で、有利に0. 1〜10. 0重量
%の量で、使用される。
【0034】付加的に少なくとも1種のカチオン界面活
性剤が添加される場合には、該ヘアトリートメント剤に
さらなる有利なヘアケア効果が付与されることが明らか
になっている。該カチオン界面活性剤は、本発明による
ヘアトリートメント剤の全体量に対して0. 01〜5.
0重量%の量で、有利に0. 1〜3. 0重量%の量で、
使用することができる。本発明によれば該ヘアトリート
メント剤に、式R1R2R3R4N+- (ただし、
- は任意の化粧品と相容性のあるアニオン、有利には
塩化物又はメトサルフェートを表わし、かつ基R1〜R
4は同じかもしくは異なっており、少なくとも1つのヒ
ドロキシ基を有していてもよい、枝分れしたかもしくは
枝分れしていない1〜22個のC原子を有するアルキル
基を表わし、かつ、基R1〜R4の少なくとも1つは少
なくとも8個のC原子を有している)、又は基−(CH
2 )n−OC(=O)−R5(ただし、R5は1つ以上
のヒドロキシ基を有していてもよい飽和もしくは不飽和
の、枝分れした又は枝分れしていないC8〜C22−ア
ルキル基を表わし、かつnは1〜4の整数を表わす)で
示されるカチオン界面活性剤を、使用することができ
る。特に、R1及びR2がC8〜C22−アルキル基を
表わし、かつR3及びR4がC1〜C4−アルキル基を
表わす化合物は、含まれていない(DSDMAC型) 。
【0035】有利な化合物は、例えばセチルトリメチル
アンモニウムクロリド(Akzo Nobel社のAr
quad 16) 、又はいわゆるエステルクォートであ
り、その製造はヨーロッパ特許出願EP0284036
A2、EP0669391A2及びEP0550361
A1に記載されており、かつケラチン繊維及びその他の
繊維のケアへのその使用は、国際特許出願WO96/0
3970A1から、またヨーロッパ特許出願EP063
6356A1、EP0689532A1及びEP061
4349A1から公知である。該化合物は、例えば商品
名REWOQUAT WE 18、REWOQUAT
WE 38 DPG( Witco Surfactan
ts社) 、Stepantex GS 90( Step
an社) 、Armocare VGH−70( Akzo
Nobel社) 、又はDehyquart L−80
( Henkel社) で入手可能である。
【0036】さらに本発明によるヘアトリートメント剤
にいわゆるベタインエステルを、ドイツ国特許出願DE
3527974A1に記載されているように常用の量で
使用することができる。
【0037】当然のことながら、本発明によるヘアトリ
ートメント剤は、毛髪用化粧品にとって常用かつ公知の
全ての助剤、作用物質及び添加剤を含有することができ
る。どの助剤ないしは担体物質、作用物質及び添加剤が
毛髪用及び膚用化粧品に使用されるかは原則的に当業者
に公知であるので、その詳細な記載は、例示的な性格の
ものでしかなく、かつ本発明をより具体的に説明するた
めだけのものである。通常、これについては、ヘアトリ
ートメント剤の一般的な構造を記載している既刊の文
献、例えばSCHRADER, K.、Grundla
gen und Rezepturen der Ko
smetika、第2版、1989、728〜737ペ
ージ又はDOMSCH, A.、Die kosmet
ischenPrparate、Verlag fue
r chemische Industrie( H.
Ziolkowsky編) 、第4版、第2巻、212〜
230ページ、1992又はJOHNSON, D.
H.( 編) 、Hair andHair Care、ニ
ューヨーク、1997、65〜104ページ、を参照す
ることができる。添加剤、助剤及び担体物質は、当業者
に公知の常用の量で、殊に0. 1〜10. 0重量%の量
で、使用することができる。
【0038】本発明によるヘアトリートメント剤に使用
することができる常用の助剤、作用物質及び添加剤とし
て、例えば次のものを挙げることができる: カチオン性
もしくは水溶性の、非イオン性のポリマー、植物油脂及
び鉱物油脂、香油、毛髪用化粧品に常用の着色剤、別の
ヘア‐コンディショニング剤例えば合成及び天然のリン
脂質、デンプンもしくはセルロースの4級誘導体、溶解
補助剤例えば短鎖の第一及び第二アルコール(例えばエ
タノール、1−もしくは2−プロパノール) 、タンパク
質又はタンパク質誘導体例えばタンパク質加水分解物(
例えばコラーゲン−、ケラチン−、絹タンパク質−もし
くは小麦タンパク質加水分解物) 、アミノ酸(例えばヒ
スチジン、グリシン、アラニン、セリン、トレオニン、
アルギニン、システイン及びこれらの誘導体、例えば脂
肪酸縮合物) 、植物抽出物、ビタミンもしくはプロビタ
ミン(例えばビオチン、ビタミンC、D−パンテノー
ル、これらの誘導体) 、アラントイン、キトサン、粘度
調整剤例えば脂肪酸アルコールアミド、ポリオール(例
えばグリセリン、ソルビトール、フルクトースもしくは
グルコース)のアルコキシル化エステル、剥れ防止剤
(Antischuppenmittel) 、無機酸も
しくは有機酸(例えば酢酸、乳酸、クエン酸、グリコー
ル酸、リンゴ酸、リン酸) 、サンスクリーンないしはU
V吸収剤、防腐剤、酸化防止剤(例えばトコフェロール
又はそのエステル) 。
【0039】カチオン性もしくは水溶性の、非イオン性
のポリマーの群からとりわけポリジアルキルジアリルア
ンモニウム化合物、ポリビニルピロリドン、ビニルピロ
リドンとジアルキルアミノアルキルメタクリレートとか
らの共重合体又はビニルピロリドンとジアルキルアミノ
アルキルメタクリレートからの4級化共重合体、例えば
ジメチルジアリルアンモニウムクロリド・ポリマー(M
erquat 100(Calgon社) 、ポリビニル
ピロリドン(Luviskol K 80( BASF
社))、ビニルピロリドンとジメチルアミノエチルメタク
リレートとからの共重合体(Copolymer 84
5、Copolymer 937、Copolymer
958(ISP社) ビニルピロリドンとジメチルアミ
ノエチルメタクリレートとからのジエチルサルフェート
で4級化された共重合体(Gafquat 734、G
afquat 755 N又はLuviquat PQ
11) は、適当である。
【0040】本発明によるヘアトリートメント剤のpH値
は、有利に中性から酸性の範囲であり、特にpH2. 0
〜6. 0である。該pH値は、場合によっては公知の助剤
を用いて調整することができる。これには殊に化粧品に
常用の無機もしくは有機の酸、例えばリン酸、クエン
酸、乳酸、リンゴ酸、グリコール酸又は酢酸が適当であ
る。
【0041】本発明によるヘアトリートメント剤は、液
体のヘアトリートメント剤にとって公知の適用形態で、
殊にリンス剤、噴霧トリートメント剤及び発泡トリート
メント剤又はトリートメント剤の形で存在することがで
きる。本発明によるヘアトリートメント剤は、毛髪につ
けた後にそこに残しておいてもよいし、洗い流してもよ
い。適用後に洗い流されるヘアトリートメント剤は、有
利である。
【0042】本発明によるヘアトリートメント剤は、−
調整された粘度に応じて−有利に常用のポンプ及び分配
補助手段( Dosierhilfen) を用いて乾いた
かもしくは湿った毛髪に塗布ないしは噴霧することもで
きるし、例えばエーロゾルとして泡でおおうこともでき
る。発泡剤を用いるか又は機械的に得られる圧力生成に
よって作動させることができる適当な噴霧−もしくは発
泡装置は、当業者に公知である。塗布は、有利にヘアワ
ックスにならって行なわれる。
【0043】本発明によるヘアトリートメント剤が発泡
剤を用いて適用される、殊に噴霧もしくは発泡されなけ
ればならない場合には、該ヘアトリートメント剤は、常
用の発泡剤とともに適当な圧力容器、殊にエーロゾル
缶、中に常用の比もしくは量で充填することができる。
この例としてヘアトリートメント剤と発泡剤の比、例え
ば92: 8を挙げることができる。内圧は、使用される
容器に依存する。基準として温度20℃で1. 5〜8.
0バールの範囲内の圧力を基本にすることができる。発
泡剤として例えば低級アルカン、例えばn−ブタン、イ
ソブタン及びプロパン、ジメチルエーテル、ならびにガ
ス状の発泡剤、例えばN2 、N2 O又はCO 2 、ならび
にここに記載の発泡剤の混合物が、適当である。
【0044】機械的な噴霧−もしくは発泡装置とは、噴
霧又は発泡を発泡剤を使用せずに可能にする装置のこと
である。適当な機械的な噴霧もしくは発泡装置として、
例えば、本発明によるヘアトリートメント剤が充填され
た、噴霧弁を備えた弾力的に変形可能な容器又はポンプ
を、使用することができる。充填が加圧下に行なわれる
場合には、本発明によるヘアトリートメント剤は、噴霧
弁もしくは発泡弁の開放後に連続的にかもしくは量調節
下に放出することができる。その他の場合には本発明に
よる剤の放出に必要な圧力は、容器の可逆の機械的な変
形によって得ることができる。
【0045】本明細書の説明によるアミン及び/又は4
級化アミノアミンと、少なくとも1種の末端基官能化さ
れたジ4級シリコーンポリマーとからの本発明による組
合せ物の上記の卓越した特性という理由から、この組合
せ物は、殊に皮膚付属器官に、ケア特性及び/又は清浄
特性及び/又はコンディショニング特性を発揮すべき一
般の化粧品の製造に特に適当である。例えば本発明によ
る組合せ物は、マスカラ調合物、眉墨調合物、ヘアスタ
イリング剤、ヘアコンディショニング剤、整髪剤、染毛
剤、毛髪前処理剤及び毛髪後処理剤、ヘアトニックない
しはヘアローション又は消臭剤の製造に使用することが
できる。その点では本発明は、本明細書の説明によるア
ミン及び/又は4級化アミンと少なくとも1種の末端基
官能化されたジ4級シリコーンとからの組合せ物を化粧
品の製造に使用することも対象とする。したがって、本
明細書の説明によるアミン及び/又は4級化アミンと少
なくとも1種の末端基官能化されたジ4級シリコーンと
からの組合せ物を含有する化粧品もまた、本発明の対象
である。次に本発明によるヘアトリートメント剤を実施
例につき詳説する。
【0046】実施例 表に記載された数字は、別途説明のない限り、全体量に
対する重量パーセントである。比較試験の実施の際、被
験者の頭髪をコンディショニング効果もケア効果もない
市販の低刺激のシャンプーを用いて通常どおり洗浄し
た。次に試験品をタオルで湿らした毛髪に与えた。約3
分間の作用時間の後に該生成物を元どおり洗い流した。
官能評価を、毛髪の品質の評価において熟練した専門家
達による片側テストによって行なった。
【0047】
【表1】
【0048】
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ベルンハルト イルガング スイス国、5737 メンチケン,マイフセル シュトラーセ 2アー (72)発明者 ヘルベルト マーガー スイス国、1723 マーリー、ルート ロウ ル 5 (72)発明者 ジルベール パスキール スイス国、1724 プラロマン、ルート デ ルシレー 14 (72)発明者 エマニュエル ロマネン スイス国、1725 ポジエー、インパッセ デ サペックス 11 Fターム(参考) 4C083 AC012 AC072 AC352 AC531 AC641 AC691 AC692 AD161 AD162 AD512 BB06 CC33 DD23 EE06 EE07 EE28

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A) 下記式で示される少なくとも1種の
    アミン及び/又は4級化アミン R1−NH−(CH2 )n−NR2R3 (Ia) 及び/又は R1−NH−(CH2 )n−N+ R2R3R4X- (Ib)、 〔ただし、R1は、枝分れしていても枝分れしていなく
    ともよく、また飽和していても不飽和であってもよい8
    〜24個のC原子を有するアシル−もしくはアルキル基
    を表わし(該アシル−及び/又は該アルキル基は少なく
    とも1つのOH基を有していてもよい)、R2、R3及
    びR4は相互に独立して、水素、1〜6個のC原子を有
    するアルキル−もしくはアルコキシアルキル基を表わし
    (R2、R3及びR4は同じでも異なっていてもよく、
    飽和していても不飽和であってもよく、かつヒドロキシ
    基で置換されていてもよい)、X- はアニオンを表わ
    し、かつ、nは1〜10の整数を表わす〕と、(B) 少
    なくとも1種の末端基官能化されたジ4級シリコーンポ
    リマーとからの組合せ物を含有するヘアトリートメント
    剤。
  2. 【請求項2】 式(Ia) 及び/又は (Ib) のアミン及び
    /又は4級化アミンがアミドアミン及び/又は4級化ア
    ミドアミンであり、その際、R1は、枝分れしていても
    枝分れしていなくともよく、また飽和していても不飽和
    であってもよい8〜24個のC原子を有するアシル基で
    あって、該アシル基は少なくとも1つのOH基を有して
    いてもよいものであることを特徴とする、請求項1記載
    のヘアトリートメント剤。
  3. 【請求項3】 式(Ia) 及び/又は(Ib) の基R2、R
    3及びR4のうちの少なくとも1つが式CH2 CH2
    R5、式中、R5はC1〜C4−アルキル基、ヒドロキ
    シエチル又はHを表わすことを特徴とする、請求項1又
    は2記載のヘアトリートメント剤。
  4. 【請求項4】 式(Ia) 及び(Ib) のnが2〜5の整数
    であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項
    に記載のヘアトリートメント剤。
  5. 【請求項5】 式(Ia) 及び/又は(Ib) のR1が油及
    び蝋からの脂肪酸基であることを特徴とする、請求項1
    〜4のいずれか1項に記載のヘアトリートメント剤。
  6. 【請求項6】 前記のアニオンX- がハロゲン化物イオ
    ン又は式RSO3 - (Rは飽和もしくは不飽和の1〜4
    個のC原子を有するアルキル基を表わす)で示される化
    合物であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか
    1項に記載のヘアトリートメント剤。
  7. 【請求項7】 前記のジ4級シリコーンポリマーが式
    (II) R123+ −A−SiR78 −(O−SiR910)n−O−SiR1112−A−N+456 2X- (II) (ただし、基R1〜R6は相互に独立して、ヒドロキシ
    基を有していてもよいC1〜C22−アルキル基を表わ
    し、かつ基R1〜R6の少なくとも1つが少なくとも8
    個のC原子を有しており、残りの基が1〜4個のC原子
    を有しており、基R7〜R12は相互に独立して、同じ
    かもしくは異なっており、C1〜C10−アルキル又は
    フェニルを表わし、Aは二価の有機化合物基を表わし、
    nは0〜200の数を表わしかつX- はアニオンを表わ
    す)で示される化合物から選択されていることを特徴と
    する、請求項1〜6のいずれか1項に記載のヘアトリー
    トメント剤。
  8. 【請求項8】 前記の二価の化合物基Aが式−(CH
    23 −O−CH2 −CH(OH)−CH2 −を有する
    ことを特徴とする、請求項7記載のヘアトリートメント
    剤。
  9. 【請求項9】 前記のアニオンX- がハロゲン化物イオ
    ン、アセテート、有機カルボキシレート又は式RSO3
    - (RはC1〜C4−アルキル基を表わす)で示される
    化合物であることを特徴とする、請求項7又は8記載の
    ヘアトリートメント剤。
  10. 【請求項10】 前記のジ4級シリコーンポリマーが1
    0〜120単位の連鎖長n を有することを特徴とする、
    請求項1〜9のいずれか1項に記載のヘアトリートメン
    ト剤。
  11. 【請求項11】 前記のジ4級シリコーンポリマーが式 R−N+ Me2 −A−(SiMe2 O)n −SiMe2 −A−N+ Me2 R 2CH3 COO- (ただし、Aは基−(CH23 −O−CH2 −CH
    (OH)−CH2 −を表わし、Rは少なくとも8個のC
    原子を有するアルキル基を表わし、かつnは10〜12
    0の数を表わす)を有することを特徴とする、請求項1
    〜10のいずれか1項に記載のヘアトリートメント剤。
  12. 【請求項12】 付加的に、脂肪族の、直鎖状かもしく
    は枝分れしたカルボン酸と、第一もしくは第二の枝分れ
    したかもしくは枝分れしていないアルコールとの少なく
    とも1種のエステル、及び/又は、付加的に、アルキル
    シロキサン、アルキルアリールシロキサン及びアミノシ
    リコーンから選択された少なくとも1種のシリコーンを
    含有していることを特徴とする、請求項1〜11のいず
    れか1項に記載のヘアトリートメント剤。
  13. 【請求項13】 付加的に少なくとも1種のカチオン界
    面活性剤を含有していることを特徴とする、請求項1〜
    12のいずれか1項に記載のヘアトリートメント剤。
  14. 【請求項14】 前記のカチオン界面活性剤が式R1
    234+- (ただし、X- はアニオンを表わ
    し、かつ基R1〜R4は、同じかもしくは異なってお
    り、少なくとも1つのヒドロキシ基を有していてもよ
    い、枝分れしたかもしくは枝分れしていない1〜22個
    のC原子を有するアルキル基を表わし、また基R1〜R
    4の少なくとも1つは、少なくとも8個のC原子を有し
    ており、又は基−(CH2 )n−OC(=O)−R5を
    表わし、R5は1つ以上のヒドロキシ基を有していても
    よい飽和もしくは不飽和の、枝分れしたかもしくは枝分
    れしていないC8〜C22−アルキル基を表わし、かつ
    nは1〜4の整数を表わす)で示される化合物であるこ
    とを特徴とする、請求項13記載のヘアトリートメント
    剤。
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