JP3502819B2 - 超臨界流体にすることにより抽出した抽出物を含有する化粧料及びその製造方法 - Google Patents

超臨界流体にすることにより抽出した抽出物を含有する化粧料及びその製造方法

Info

Publication number
JP3502819B2
JP3502819B2 JP2000256128A JP2000256128A JP3502819B2 JP 3502819 B2 JP3502819 B2 JP 3502819B2 JP 2000256128 A JP2000256128 A JP 2000256128A JP 2000256128 A JP2000256128 A JP 2000256128A JP 3502819 B2 JP3502819 B2 JP 3502819B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sea water
deep sea
demineralized
immersed
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000256128A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002068932A (ja
Inventor
善正 新保
誠一 新村
博幸 吉田
伸也 松川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ishikawa Prefecture
Original Assignee
Ishikawa Prefecture
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ishikawa Prefecture filed Critical Ishikawa Prefecture
Priority to JP2000256128A priority Critical patent/JP3502819B2/ja
Publication of JP2002068932A publication Critical patent/JP2002068932A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3502819B2 publication Critical patent/JP3502819B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】海洋深層水中に種子を浸積
し、これを超臨界流体若しくは亜臨界流体にすることに
より抽出した抽出物を含有する化粧料の提供及び、その
化粧料の製造方法の提供に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、固体の混合物を抽出するときは、
細かく砕いた固体を抽出器により抽出する方法が採られ
ている。また、別の方法としては、所定大きさの容器中
で溶媒とともによく振った後、濾過する方法が採られて
いる。更には、単に容器中に固体を浸積させる方法もあ
る。これらの方法により固体からの抽出を行っている。
【0003】一方、海水中には人体に有用な成分、例え
ば、ナトリウム、マグネシウム、カルシウムなどの他、
リン酸などの栄養塩類、銅、亜鉛などの微量金属等が多
数含有されている。また、海面数100メートル以深か
ら採取される海洋深層水を用いた化粧料の製造が行われ
ているが、これらの海洋深層水にも、人体に有用な成分
が多く含有されており、さらに、海洋深層水は生活水が
直接入り込まないため表層水とは異なる海水となってい
る。この海洋深層水を含有した化粧料は、特開平11−
12154号により公知である。これによると海洋深層
水は、物理的濾過工程以外の処理を施していない海水で
あったり、あるいは、イオン交換樹脂又は逆浸透膜によ
り脱塩処理を施した海水と併用することにより使用する
ものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の抽出方
法では、固体の混合物を100%近く抽出することが困
難であった。また、抽出に長時間を要していた。そのた
め、迅速に抽出しなければならない場合は、抽出を十分
に行うことができなかった。更に、大量の固体からのミ
ネラル分等の抽出を行うには、満足に対応できるもので
はなかった。
【0005】一方、海水の淡水化にはイオン交換樹脂や
逆浸透膜を使用するものであるが、極めて短時間で脱塩
若しくは減塩した水を精製することはできなかった。ま
た、逆浸透膜法では大量の海水を扱う場合、浸透膜には
高い圧力がかかるため、その圧力下に耐えられるもので
なければならないため、浸透膜が高価なものとならざる
を得なかった。
【0006】そこで、本発明は、極めて短時間に抽出を
行い、原料の抽出効率を高めることにより高品質な、か
つ、原料の無駄を省くことにより安価な化粧料を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1は、脱塩若しく
は減塩した海洋深層水であって、その中に岩石または鉱
物を浸積させた海洋深層水中に種子を浸積し、これを超
臨界流体にすることにより抽出した抽出物を含有する化
粧料に関する。脱塩若しくは減塩した海洋深層水を用い
ることにより、水の臨界温度、臨界圧条件下で超臨界流
体とすることが可能だからである。脱塩とは、海洋深層
水中に含有されるナトリウムイオン、塩化物イオン、硫
化物イオン、マグネシウムイオン、カルシウムイオン、
カリウムイオンなどを蒸留法、逆浸透圧法、電気透析法
などにより完全に除去した状態をいう。減塩とは、前記
組成を示す種々の塩を、一部除去した状態をいい、上記
塩が海洋深層水中に100〜200 mg /リットル程度含
有している状態が好ましい。岩石または鉱物は、人体に
必要とされるアルミニウム、カリウム、マグネシウム、
亜鉛などの天然ミネラル成分を豊富に含有し、それらに
ミネラル成分はイオンの形で水中に溶出する。このた
め、これらの天然ミネラル成分を溶媒中に含有させるた
め、岩石または鉱物に浸積させることが好ましい。ま
た、これらの岩石または鉱物は、植物をはじめ、前記穀
類、豆類や野菜類の種子の発芽、発根効率を高めたり、
促進したりするため、極めて有効である。さらに、岩石
は、水を活性化させる作用を併せもち、水の臭いを消し
たり、おいしくするなどの作用を持っているため、これ
らの作用を利用することができる。
【0008】超臨界流体とは、気体とも液体とも区別が
つかない流体をいう。物質はそれぞれ固有の臨界温度
と、臨界圧をもっている。例えば、水の臨界温度は37
4℃、臨界圧は218気圧、二酸化炭素の臨界温度は3
1.1℃、臨界圧は72.8気圧である。臨界温度を超
える温度では、どんなに圧力を変えても気体の液化、液
体の気化は起こらない。また、臨界圧を超える圧力で温
度を変化させる場合も同様である。この状態は、気体と
同じように大きな運動エネルギーをもち、かつ液体に匹
敵する高い分子密度を兼ね備えた非常に活動的な状態で
ある。超臨界流体は、通常の水とは逆の性質、有機物に
はよく溶けるが無機物にはほとんど溶けないという性質
を持つ。さらに、超臨界流体は、激しい反応性を持って
いる。この流体を用いたものとして、二酸化炭素の超臨
界流体を用いてコーヒー豆からカフェインを抽出する技
術が知られている。また、化学的安定性のあるフロン
を、数分内に完全に分解する技術も知られている。
【0009】海洋深層水とは、一般的には海面から20
0〜300メートル以深より採取される海水をいう。こ
の領域では、太陽からの光が到達しないため、光合成が
行われず、生物の育成はほとんどなく無菌に近い状態で
ある。また、工業廃水や生活排水が直接流れ込むことが
なく、海面近くの層とは異なる海流の層になっている。
ここより採取される海水は、天然ミネラル成分が豊富で
あり、無菌状態に近い清浄な水である。
【0010】従って、超臨界流体を用いることにより極
めて短時間に抽出を行うことができる。また、海洋深層
水の抽出、つまりは海水の淡水化と、種子の抽出とを、
同時に行うことができ、従来、別々に行われていた作業
を同時に行うことができることとなった。短時間で抽出
を行うことにより、原料が空気中に暴露される時間を極
めて短時間にすることができ、これにより、製品の品質
の向上が図られることとなった。併せて、海洋深層水か
らの塩濃度の高い海水の製造も行うことができることと
なり天然塩の製造を行うことができる。
【0011】
【0012】
【0013】 請求項に記載されているように、前記
超臨界流体は、374℃以上、218気圧以上の条件下
で生成されることを特徴とする化粧料であることが好ま
しい。超臨界流体は、水や二酸化炭素など、それぞれの
物質が持つ固有の臨界温度と臨界圧を超えた流体である
ことから、種々の物質の超臨界流体を使用することがで
きる。本発明は、海洋深層水を脱塩、若しくは減塩する
ことにより一般的な水と同様な臨界温度、臨界圧をもた
せることにより超臨界流体としたものである。
【0014】
【0015】 請求項3に記載されているように、本発
明は、脱塩若しくは減塩した海洋深層水であって、その
中に岩石または鉱物を浸積させた海洋深層水中に種子を
浸積し、これを亜臨界流体にすることにより抽出した抽
出物を含有する化粧料を提供する。超臨界流体により抽
出を行うことも可能であるが、超臨界流体になる前の状
態から抽出を行うことで、装置の電力量の低減、抽出時
間の短縮を図ることができ、これにより製造費を安価に
することができる。これにより、水の臨界温度、臨界圧
条件下で抽出を行うことが可能となるからである。な
お、脱塩とは、海洋深層水中に含有されるナトリウムイ
オン、塩化物イオン、硫化物イオン、マグネシウムイオ
ン、カルシウムイオン、カリウムイオンなどを蒸留法、
逆浸透圧法、電気透析法などにより完全に除去した状態
をいう。減塩とは、前記組成を示す種々の塩を、一部除
去した状態をいい、上記塩が海洋深層水中に100〜2
00mg/リットル程度含有している状態が好ましい。
【0016】 請求項に記載されているように、前記
亜臨界流体は、300℃以上374℃未満、150気圧
以上218気圧未満の条件下で生成されることを特徴と
する化粧料であることが好ましい。この温度範囲は超臨
界流体になる前の状態であるが、この温度条件下でも種
子から抽出を行うことが可能であり、装置の電力量の低
減、ひいては製造費を安価にすることもできる。
【0017】 請求項に記載されているように、前記
種子は、脱塩若しくは減塩した海洋深層水であって、そ
の中に岩石または鉱物を浸積させた海洋深層水中に浸積
させたものであることを特徴とする化粧料であることが
好ましい。種子自体水分を多く含有しているが、その水
分を海洋深層水に置換することにより、海洋深層水中に
含有されているミネラル成分をより効果的に抽出するこ
とができる。
【0018】 請求項に記載されているように、前記
種子は、脱塩若しくは減塩した海洋深層水であって、そ
の中に岩石または鉱物を浸積させた海洋深層水中に浸積
させ、発芽若しくは発根した状態であることが好まし
い。この程度まで成長すると、種子中に含有されている
成分、及び海洋深層水中のミネラル成分の両方を採取す
ることが可能となるからである。
【0019】これにより、海洋深層水を豊富に含んだ種
子を得られることから、抽出によりイオン化した天然ミ
ネラル成分を抽出でき、かつ、該種子のミネラル成分も
多く抽出することができる。発芽若しくは発根した状態
とは、視覚により種子に割れ目が生じたものから、数ミ
リから数センチ程度発芽若しくは、発根した状態である
ことが認識されればよい。発芽、発根する条件下で、上
述の穀類、豆類や、野菜類の種子を海洋深層水に浸積さ
せる。同時に、10℃以上30℃以下の温度と直射日光
若しくは間接日光を1日乃至10日間程度与えることに
より、発芽、発根させるが、種子によって条件が異なる
ので適宜変更することが好ましい。発芽、発根の状態
は、種子によって異なるため、所望の状態で採取する。
【0020】種子によっては、発芽してから発根するも
のと、発根してから発芽するものとがあるが、発芽して
から発根するものは幼葉が2枚の時に成長を終了させ、
発根してから発芽するものは発芽する手前で成長を終了
させることが好ましい。この状態で採取した発芽、発根
した種子を粉砕して抽出を行うことが好ましい。
【0021】 前記種子は、玄米、ブロッコリー、大
豆、ラディッシュ、クレタのいずれか一または二以上で
あることが好ましいが、これらには限定されない。これ
らの種子は、特に人間に必要な成分、例えば、ビタミン
Cや鉄イオン等を多く含んでいるからである。前記種子
はこれらを含め、穀類、豆類若しくは野菜類の種子があ
る。穀類の種子としては、米、大麦、小麦、ライ麦、玄
米、粟、ひえ、きび、そば、はとむぎ、トウモロコシ、
もろこしなどがあるが、これらには限定されない。豆類
の種子としては、あずき、インゲン豆、えんどう、空
豆、大豆などがあるが、これらには限定されない。野菜
類の種子には、アスパラガス、かぼちゃ、ブロッコリ
ー、カリフラワー、キャベツ、ごぼう、ラディッシュ、
しょうが、みょうが、クレタ、人参、ピーマン、ほうれ
ん草、セロリ、タマネギ、キュウリ、なす、ねぎ等があ
るが、これらには限定されない。
【0022】これらの種子は、粉砕したものであること
が好ましい。粉砕することにより抽出効率を高め、該種
子の有効成分を容易に抽出できるからである。粉砕に
は、荒粉砕、粗粉砕、微粉砕があるが、抽出を行い、濾
過などにより固体分を除去する必要があることから、荒
粉砕、粗粉砕程度であることが好ましい。
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】 前記岩石または鉱物は、電気石(Tou
rmaline)、安山岩、閃緑岩、蝋石、白雲母、絹
雲母、のうち少なくとも一種以上を含有するものである
ことが好ましい。
【0027】電気石(Tourmaline)は、ホウ
素を含んだガスでできる気成鉱物であり、花崗岩、片麻
岩などの他、ペグマタイト中に含まれ、これらの岩石の
四周の母岩中に発見されることもある。トルマリン鉱石
には、ナトリウム、マグネシウム、鉄、マンガン、リチ
ウム、アルミニウム、ホウ素、珪素、酸素、水素、フッ
素など、いくつもの原子が含まれている。トルマリンは
電気分解する作用を有することから水を還元し、水に還
元力を与え、酸化を防止する力を発揮する。これによ
り、水が活性化され、腐乱防止作用を有する。電気石
は、火成岩の一種で微弱電気を発生させたり、マイナス
・イオンや、遠赤外線を発生させたりする石である。ま
た、ホウ素を含む鉱物であり、植物が水分を吸い上げる
ことを助ける効果があり、これにより植物の発芽・成長
を促進する働きがある。さらに、吸着作用、反発作用が
あることから脱臭効果や抗菌効果を発揮し、電気石は水
道水に含まれるトリハロメタンなどの塩素系成分の除去
を行うために用いることもできる。そのため、仮に消毒
のために塩素系成分が混入していたとしてもその除去を
可能にする役割を有する。
【0028】安山岩(Andesite)は、火山岩の
一種であり、深成岩の閃緑岩に対応する火山岩中の、代
表的な中性岩であり、主成分鉱物として斑晶にあらわれ
る有色鉱物が単独の場合もあり、二種以上に組合わされ
ていることもあって、それに従い多くの種類に分けられ
る。但し、安山岩として、おおむね共通な肉眼的特徴を
持っている。多少の例外はあるが灰色から暗灰色で、斑
状組織を有する。岩質によっては建築材にもなるが、多
くは石垣、庭石、橋や堤防などの土木用である。石英安
山岩、角閃安山岩、普通輝石安山岩など種類は豊富であ
る。
【0029】閃緑岩(Diorite)は、深成岩の一
種で、磨いた面は美しく、花崗岩のように質も硬くて耐
久性に富むので建築石材として用いられる。角閃石の大
部分は自形を呈し、一部半自形で小柱状のものがある。
角閃石の量が多く、花崗岩よりも全体の色が黒みを増し
ている。
【0030】蝋石(Agalmatolite)は、葉
蝋石(Pyrophyllite)を主成分とする鉱石
をいう。鉱石全体が一様の色調のものもあるが、各種の
色素が入り混じって斑状を呈することもまれでない。鉱
石には、葉蝋石のほかに、石英、カオリナイト、ジャス
ポルなどを伴っている。
【0031】白雲母(Muscovite)は、花崗岩
・ペグマタイトなど酸性深成岩の成分鉱物として発見さ
れ、火成岩固結の末期に鉱化ガスの作用で生じたもので
ある。
【0032】絹雲母(Sericite)は、微少なリ
ン片、または粘土状で、脂感のするものをいう。多くは
長石が分解して生じたもので、片岩の成分鉱物、花崗岩
中の塊状鉱床などとして産する。絹雲母の微粉体に人肌
ほどの熱を当てると電磁波を変換し、人体内の水分子を
共鳴振動させ血液や細胞自体を活性化させる「電磁波変
換能」を有している。これを利用して、発芽、発根を促
進させることができる。また、水を活性化するため、長
期保存を可能にすることができる。
【0033】上記の岩石は、特に発芽、発根効率を促進
するものである。発芽、発根効率を高めることにより抽
出時間の短縮化、外気に触れる時間の短縮化を図ること
により、より安全性の高い抽出物を得ることができる。
とくに、電気石は、石炭を除くと唯一のホウ素供給源で
あり、肥料としての役割を有し、植物の育成を極めて促
進する効果がある。
【0034】 本発明は、脱塩若しくは減塩した海洋深
層水であって、その中に岩石または鉱物を浸積させた海
洋深層水中に種子を浸積させる第一の工程と、その海洋
深層水を超臨界流体にすることにより抽出する第二の工
程と、から得られる抽出物を含有する化粧料の製造方法
を提供する。このようにして得られた抽出物は、多くの
ミネラル成分を含有しており、基礎化粧品として使用可
能である。超臨界流体を用いるため、短時間で抽出が行
えるという特徴がある。岩石または鉱物は、人体に必要
とされるアルミニウム、カリウム、マグネシウム、亜鉛
などの天然ミネラル成分を豊富に含有し、それらにミネ
ラル成分はイオンの形で水中に溶出する。このため、こ
れらの天然ミネラル成分を溶媒中に含有させるため、岩
石または鉱物に浸積させることが好ましい。また、これ
らの岩石または鉱物は、植物をはじめ、前記穀類、豆類
や野菜類の種子の発芽、発根効率を高めたり、促進した
りするため、極めて有効である。さらに、岩石は、水を
活性化させる作用を併せもち、水の臭いを消したり、お
いしくするなどの作用を持っているため、これらの作用
を利用することができる。
【0035】 本発明は、脱塩若しくは減塩した海洋深
層水であって、その中に岩石または鉱物を浸積させた海
洋深層水中に種子を浸積させる第一の工程と、その海洋
深層水を亜臨界流体にすることにより抽出する第二の工
程と、から得られる抽出物を含有する化粧料の製造方法
を提供する。
【0036】
【0037】
【0038】 本発明は、脱塩若しくは減塩した第1の
海洋深層水であって、その中に岩石または鉱物を浸積さ
せた第1の海洋深層水中に種子を浸積させる第一の工程
と、第一の工程より得られる種子を取り出した後、該種
子を第2の海洋深層水または脱塩若しくは減塩した海洋
深層水中に浸積させる第二の工程と、第二の工程より得
られる種子と第2の海洋深層水を超臨界流体にすること
により抽出する第三の工程と、から得られる抽出物を含
有する化粧料の製造方法を提供する。このようにして得
られた抽出物は、多くのミネラル成分を含有しており、
基礎化粧品として使用可能である。超臨界流体を用いる
ため、短時間で抽出が行えるという特徴がある。また、
水の臨界温度、臨界圧条件下で超臨界流体とすることが
可能となるという特徴がある。
【0039】 本発明は、脱塩若しくは減塩した第1の
海洋深層水であって、その中に岩石または鉱物を浸積さ
せた第1の海洋深層水中に種子を浸積させる第一の工程
と、第一の工程より得られる種子を取り出した後、該種
子を第2の海洋深層水または脱塩若しくは減塩した海洋
深層水中に浸積させる第二の工程と、第二の工程より得
られる種子と第2の海洋深層水を亜臨界流体にすること
により抽出する第三の工程と、から得られる抽出物を含
有する化粧料の製造方法を提供する。亜臨界流体を用い
ることにより、超臨界流体になるまでの温度、圧力条件
下でも抽出ができることとなり、抽出操作の効率化が図
られることとなる。
【0040】
【0041】 前記超臨界流体は、374℃以上、21
8気圧以上の条件下で生成されることが好ましい。
【0042】 前記亜臨界流体は、300℃以上374
℃未満、150気圧以上218気圧未満の条件下で生成
されることが好ましい。
【0043】 前記岩石または鉱物は、電気石(Tou
rmaline)、安山岩、閃緑岩、蝋石、白雲母、絹
雲母、のうち少なくとも一種以上を含有するものである
ことが好ましい。
【0044】本発明から抽出される抽出水は、他の添加
物を一切加えないで、そのまま化粧水として用いること
ができる。また、この抽出された抽出水をベースとし
て、種々の薬用成分を含有させることで様々な化粧料の
形態をとることが可能である。例えば、基礎化粧品をは
じめ、ローション、乳液、クリーム、パック、ジェル状
化粧料、パウダー化粧料、石鹸、液状洗浄剤など、皮膚
の手入れ製剤、毛髪の手入れ製剤若しくは頭皮の手入れ
製剤などのような化粧用分野における化粧料に適用され
る任意の形態をとることができる。
【0045】また、本発明における化粧料は、薬事法で
定めるところの医薬部外品のうち育毛剤、浴用剤、薬用
化粧料、薬用化粧品即ち薬用石鹸、薬用シャンプー、薬
用リンス、薬用化粧水、薬用クリーム・乳液、薬用パッ
ク、染毛料、頭髪用化粧品、一般クリーム・乳液、ひげ
そり用クリームまたはローション、日焼け・日焼け止め
ローション、化粧油、軟膏、日焼け・日焼け止めオイ
ル、白粉、パウダー、ファンデーション、香水、パッ
ク、爪クリーム、エナメル、エナメル除去剤、眉墨、頬
紅、アイクリーム、アイシャドー、マスカラ、アイライ
ナー、口紅、リップクリーム、はみがき、浴用化粧品な
どに応用できる。
【0046】一方、本発明の中間段階で得られる抽出水
は、飲料水としても使用することができる。海洋深層水
を脱塩し、各種の種子から抽出されるミネラル成分を豊
富に含んだ飲料水を提供することができる。
【0047】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を示
す。なお、本発明は、この実施の態様に限定されるもの
ではない。
【0048】<実施例1> (1)電気石(トルマリン)を微細粉砕する。電気石
は、Minas Gerais,BRAZIL及び福島
県石川郡石川町塩沢から産出されたものを使用した。こ
れを0.5〜2ミリ立方センチメートル程度に粉砕し
た。
【0049】(2)脱塩した海洋深層水を用いる。脱塩
の方法として、逆浸透膜法により海洋深層水から塩を除
去する。海洋深層水は、石川県沖水深300〜400メ
ートルから採取されたものを使用した。これを、逆浸透
膜装置により処理を行い、脱塩した海洋深層水を精製し
たものを使用した。この脱塩した海洋深層水中1500
ミリリットル中に、先程粉砕した電気石15グラムを1
昼夜浸積させておいた。
【0050】(3)その電気石が入った海洋深層水を5
00ミリリットルずつ3つの容器に分け、玄米、ブロッ
コリー、ラディッシュの種子3種を、それぞれ各容器中
に100グラムずつ温度20〜30℃で、直接日光又は
間接日光を照射した条件下で、7日間程度、浸積させ
た。
【0051】(4)7日浸積させた種子を容器から取り
出し荒粉砕を行った。粉砕することにより抽出時間の短
縮を図ることができるが、その後粉砕した種子と海洋深
層水とを分離することを考慮し、荒粉砕とする方が好ま
しい。荒粉砕程度の、玄米では0.5ミリ立方センチメ
ートルくらいに、ブロッコリー、ラディッシュは、0.
5〜2ミリ立方センチメートルくらいに粉砕した。
【0052】(5)粉砕した種子3種と、脱塩した海洋
深層水1.5リットルの混合物を、超高圧高温装置で、
400℃、300気圧、反応時間5分で抽出を行った。
その結果、ほぼ100%に近い状態で抽出を行うことが
できた。この抽出物は、表1に示すような成分を有して
いる。
【0053】
【表1】
【0054】(6)その結果、この抽出物を含有する目
的の抽出水を得た。
【0055】<実施例2> (1)絹雲母(Sericite)を2〜5ミリ立方セ
ンチメートル程度に荒粉砕する。
【0056】(2)種子を浸積させる溶媒として、脱塩
した海洋深層水を用いる。脱塩の方法として、逆浸透膜
法により海洋深層水から塩を除去する。海洋深層水は、
石川県沖水深300〜400メートルから採取されたも
のを使用した。これを、逆浸透膜装置により処理を行
い、脱塩した海洋深層水を精製したものを使用した。こ
の脱塩した海洋深層水中1500ミリリットルを入れた
容器中に、先程粉砕した絹雲母50グラムを浸積させ
た。
【0057】(3)その容器中に、ブロッコリー、大
豆、クレタの種子3種を、それぞれ各100グラムずつ
浸積させた。温度20〜30℃で、直接日光又は間接日
光を照射した条件下で、2日毎に200ミリリットルの
脱塩した海洋深層水をつぎ足し、7日間程、浸積させ
た。絹雲母は、電磁波変換能を有しており、水を活性化
するため、発芽、発根を促進することができるものであ
る。
【0058】(4)7日浸積させた種子を容器から取り
出し荒粉砕を行った。それぞれ荒粉1ミリ立方センチメ
ートル前後の大きさに粉砕した。
【0059】(5)粉砕した種子3種と、減塩した海洋
深層水1.5リットルの混合物を、超高圧高温装置で、
380〜420℃、300〜350気圧、反応時間5分
で抽出を行った。その結果、ほぼ100%に近い状態で
抽出を行うことができた。この抽出物は、表2に示すよ
うな成分を有している。
【0060】
【表2】
【0061】(6)その結果、この抽出物を含有する目
的の抽出水を得た。
【0062】<実施例3>実施例1より得られた抽出水
を用いて、化粧水の製造を行った。以下に組成を示す。 (1)グリセリン 5.0% (2)ジプロピレングリコール 4.0 (3)オレイルアルコール 0.2 (4)ポリオキシエチレンイソセチルエーテル 1.0 (5)エタノール 8.0 (6)防腐剤、香料、色素、緩衝剤 適量 (7)実施例1により抽出した抽出水 81.8 (製法) エタノールにポリオキシエチレンイソセチル
エーテル、オレイルアルコール、防腐剤、香料を溶解し
た。抽出水にグリセリン、ジプロピレングリコール、緩
衝剤を溶解させた水相に、攪拌下でエタノール相を添加
混合して可溶化を行った。色素で調色し、濾過を行うこ
とにより化粧水を製造した。
【0063】<比較例1>実施例3の(7)実施例1に
より抽出した抽出水を、精製水に置き換えて、全量を1
00とした。
【0064】(試験方法)実施例3により得られた化粧
水につき、パネル試験を行った。パネラーとして、乾燥
肌の27〜55歳の女性20名を2組に分け、実施例3
と、比較例1の化粧水とを、実際に使用してもらった。
通常通りの使用方法で20日間毎日、朝と夜、適量の化
粧水を顔に塗布し、肌荒れ、乾燥の状態変化についてア
ンケートを行った。その結果は表3に示す。
【0065】
【表3】
【0066】〔肌のツヤ・クスミおよびカサツキ〕 評点 観察結果 1 肌のツヤが全く無く、クスミが強い。角層の剥離
が多く観察される。 2 肌のツヤが全く無く、全体にクスミがあり、角層
の剥離が所々に見られる。 3 肌ツヤがややあり、クスミが見られない。角層は
肉眼では剥がれていないが、化粧綿で軽くこすると剥離
する。 4 肌にツヤがあり、ハリもある。化粧綿でこすって
も角層の剥離がほとんどない。表3の結果から明かなよ
うに、実施例3に係る化粧水は、皮膚に使用すると、優
れた美肌効果、保湿効果、湿潤効果を示すことが明らか
となった。
【0067】<実施例4>実施例2より得られた抽出水
を用いて、エッセンスの製造を行った。以下に組成を示
す。 (1)グリセリン 5.0% (2)ジプロピレングリコール 4.0 (3)ポリエチレングリコール 8.0 (4)ポリオキシエチレンイソセチルエーテル 0.5 (5)エタノール 7.0 (6)クインスシード 0.1 (7)キサンタンガム 0.3 (8)防腐剤、香料、色素、緩衝剤 適量 (9)実施例2により抽出した抽出水 75.1 (製法) エタノールにポリオキシエチレンイソセチル
エーテル、防腐剤、香料を溶解した。抽出水にグリセリ
ン、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、緩衝剤、クインスシード、キサンタンガムを溶解さ
せた水相に、攪拌下でエタノール相を添加混合して可溶
化を行った。色素で調色し、濾過を行うことによりエッ
センスを製造した。
【0068】実施例4に係るエッセンスも、実施例3と
同様に、皮膚に使用すると、優れた美肌効果、保湿効
果、湿潤効果を示す。
【0069】<実施例5>実施例1より得られた抽出水
を用いて、クリームの製造を行った。以下に組成を示
す。 (1)ステアリン酸 1.0% (2)イソステアリン酸コレステリル 2.0 (3)ホホバ油 4.0 (4)スクワラン 8.0 (5)セスキオレイン酸ソルビタン 0.8 (6)モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン 1.2 (7)1,3−ブチレングリコール 5.0 (8)L−アルギニン 0.4 (9)カルボキシビニルポリマー 0.2 (10)防腐剤、香料 適量 (11)実施例2により抽出した抽出水 77.4 実施例5に係るクリームは、皮膚に使用すると、優れた
保湿効果を示し、皮脂膜や細胞間脂質機能を補うもので
あった。
【0070】<実施例6>実施例1より得られた抽出水
を用いて、ヘアトリートメントの製造を行った。以下に
組成を示す。 (1)塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.5% (2)塩化ジステアリルジメチルアンモニウム 1.5 (3)植物油 2.5 (4)セタノール 4.5 (5)液状ラノリン 2.0 (6)ポリオキシエチレンステアリルエーテル 1.5 (7)グリセリン 7.0 (8)防腐剤、香料、色素、PH調整剤 適量 (9)実施例1により抽出した抽出水 80.5 実施例6に係るヘアトリートメントは、保湿力を有する
ため、トリートメント後のしっとり感を保持し、頭髪の
絡み合いをなくし、損傷を防止するのに極めて良好な効
果を示した。
【0071】<実施例7>実施例2より得られた抽出水
を用いて、シャンプーの製造を行った。以下に組成を示
す。 (1)ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム 14.0% (2)ラウリン酸アミドプロピルベタイン 4.0 (3)ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 3.0 (4)カチオン化セルロース 0.5 (5)加水分解コラーゲン 0.2 (6)ジステアリン酸エチレングリコール 1.0 (7)防腐剤、香料、色素、PH調整剤 適量 (8)実施例1により抽出した抽出水 77.3 実施例7に係るシャンプーは、髪のきしみやもつれを防
ぎ、洗髪後の仕上がりを向上させる等、極めて良好な保
湿力を示した。
【0072】
【発明の効果】本発明の種子と脱塩若しくは減塩した海
洋深層水を超臨界流体にすることにより抽出した抽出物
を含有する化粧料は、極めて短時間にほぼ100%抽出
した高品質かつ、原料の無駄を省いた安価な化粧料が得
られた。その化粧料は、皮膚保湿力に富み、乾燥性の肌
荒れに対する改善効果が見られた。
フロントページの続き (72)発明者 松川 伸也 東京都墨田区向島1丁目24番12号101 有限会社 松川化学内 (56)参考文献 特開 平11−292799(JP,A) 特開 平11−12154(JP,A) 特開2001−302490(JP,A) 特開2002−51751(JP,A) 特開2002−58368(JP,A) 国際公開99/053002(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 7/00 - 7/50 A61K 35/78 JICSTファイル(JOIS)

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱塩若しくは減塩した海洋深層水であっ
    て、その中に岩石または鉱物を浸積させた海洋深層水中
    に種子を浸積し、これを超臨界流体にすることにより抽
    出した抽出物を含有する化粧料。
  2. 【請求項2】 前記超臨界流体は、374℃以上、21
    8気圧以上の条件下で生成されることを特徴とする請求
    項1に記載の化粧料。
  3. 【請求項3】 脱塩若しくは減塩した海洋深層水であっ
    て、その中に岩石または鉱物を浸積させた海洋深層水中
    に種子を浸積し、これを亜臨界流体にすることにより抽
    出した抽出物を含有する化粧料。
  4. 【請求項4】 前記臨界流体は、300℃以上374
    ℃未満、150気圧以上218気圧未満の条件下で生成
    されることを特長とする請求項3に記載の化粧料。
  5. 【請求項5】 前記種子は、脱塩若しくは減塩した海洋
    深層水であって、その中に岩石または鉱物を浸積させた
    海洋深層水中に浸積させ、発芽若しくは発根した状態で
    あることを特長とする請求項1乃至の何れか一項に記
    載の化粧料。
  6. 【請求項6】 前記種子は、玄米、ブロッコリー、大
    豆、ラディッシュ、クレタのいずれか一または二以上で
    あることを特徴とする請求項1乃至の何れか一項に記
    載の化粧料。
  7. 【請求項7】 前記岩石または鉱物は、電気石(Tou
    rmaline)、安山岩、閃緑岩、蝋石、白雲母、絹
    雲母、のうち少なくとも一種以上を含有するものである
    ことを特徴とする請求項1乃至の何れか一項に記載の
    化粧料。
  8. 【請求項8】 脱塩若しくは減塩した海洋深層水であっ
    て、その中に岩石または鉱物を浸積させた海洋深層水中
    に種子を浸積させる第一の工程と、 その海洋深層水を超臨界流体にすることにより抽出する
    第二の工程と、 から得られる抽出物を含有する化粧料の製造方法。
  9. 【請求項9】 脱塩若しくは減塩した海洋深層水であっ
    て、その中に岩石または鉱物を浸積させた海洋深層水中
    に種子を浸積させる第一の工程と、 その海洋深層水を亜臨界流体にすることにより抽出する
    第二の工程と、 から得られる抽出物を含有する化粧料の製造方法。
  10. 【請求項10】 脱塩若しくは減塩した第1の海洋深層
    水であって、その中に岩石または鉱物を浸積させた第1
    の海洋深層水中に種子を浸積させる第一の工程と、 第一の工程より得られる種子を取り出した後、該種子を
    第2の海洋深層水または脱塩若しくは減塩した海洋深層
    水中に浸積させる第二の工程と、 第二の工程より得られる種子と第2の海洋深層水を超臨
    界流体にすることにより抽出する第三の工程と、 から得られる抽出物を含有する化粧料の製造方法。
  11. 【請求項11】 脱塩若しくは減塩した第1の海洋深層
    水であって、その中に岩石または鉱物を浸積させた第1
    の海洋深層水中に種子を浸積させる第一の工程と、 第一の工程より得られる種子を取り出した後、該種子を
    第2の海洋深層水または脱塩若しくは減塩した海洋深層
    水中に浸積させる第二の工程と、 第二の工程より得られる種子と第2の海洋深層水を亜臨
    界流体にすることにより抽出する第三の工程と、 から得られる抽出物を含有する化粧料の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記超臨界流体は、374℃以上、2
    18気圧以上の条件下で生成されることを特徴とする請
    求項8または10に記載の化粧料の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記亜臨界流体は、300℃以上37
    4℃未満、150気圧以上218気圧未満の条件下で生
    成されることを特徴とする請求項9または11に記載の
    化粧料の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記岩石または鉱物は、電気石(To
    urmaline)、安山岩、閃緑岩、蝋石、白雲母、
    絹雲母、のうち少なくとも一種以上を含有するものであ
    ることを特徴とする請求項乃至13の何れか一項に記
    載の化粧料の製造方法。
JP2000256128A 2000-08-25 2000-08-25 超臨界流体にすることにより抽出した抽出物を含有する化粧料及びその製造方法 Expired - Fee Related JP3502819B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000256128A JP3502819B2 (ja) 2000-08-25 2000-08-25 超臨界流体にすることにより抽出した抽出物を含有する化粧料及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000256128A JP3502819B2 (ja) 2000-08-25 2000-08-25 超臨界流体にすることにより抽出した抽出物を含有する化粧料及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002068932A JP2002068932A (ja) 2002-03-08
JP3502819B2 true JP3502819B2 (ja) 2004-03-02

Family

ID=18744787

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000256128A Expired - Fee Related JP3502819B2 (ja) 2000-08-25 2000-08-25 超臨界流体にすることにより抽出した抽出物を含有する化粧料及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3502819B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1262167A1 (de) * 2001-06-01 2002-12-04 Cognis France S.A. Kosmetische Zubereitungen enthaltend ein Extrakt von keimenden Pflanzen
KR101463012B1 (ko) * 2012-12-13 2014-11-18 재단법인 제주테크노파크 용암해수 미네랄을 이용한 피부 외용제 조성물
CN105439221B (zh) * 2015-12-25 2018-06-22 华北电力大学 一种锅炉汽包排污水的浓缩结晶处理系统及方法
KR102057226B1 (ko) * 2018-03-09 2019-12-18 코스맥스엔에스 주식회사 연잎 추출물을 포함하는 근기능 및 운동능 강화 기능성 식품 조성물 및 그 제조방법

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1112154A (ja) * 1997-06-25 1999-01-19 Kochi Pref Gov 化粧料
JP4386972B2 (ja) * 1998-04-09 2009-12-16 サントリーホールディングス株式会社 超臨界水処理による精油の製造方法および超臨界水処理によって得られる精油
JP4424763B2 (ja) * 1998-04-09 2010-03-03 サントリーホールディングス株式会社 超臨界水処理による芳香族化合物の製造方法
JP3502808B2 (ja) * 2000-04-26 2004-03-02 石川県 化粧料
JP3414707B2 (ja) * 2000-08-10 2003-06-09 善正 新保 穀類等の種子から抽出した抽出物を含有する、海洋深層水を用いた飲料水及びその製造方法
JP3495976B2 (ja) * 2000-08-22 2004-02-09 有限会社嶋本食品 海洋深層水を利用したカイワレ大根の栽培方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002068932A (ja) 2002-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI287997B (en) Compositions for retarding skin aging
KR101460969B1 (ko) 피부 화장료 조성물
US9867774B1 (en) Body lotion
JPH1112154A (ja) 化粧料
JP2014524466A (ja) 緑茶成分を含有する化粧料組成物
KR101592242B1 (ko) 식물성콜라겐을 함유한 화장 제거 및 피부 관리용 다기능성 클렌징 티슈 및 이의 제조방법
JP2009539950A (ja) ワサビを含む局所用美容組成物
KR101908408B1 (ko) 미세침 분말 및 천연 분말을 유효성분으로 포함하는 각질 박리용 화장료 조성물
KR101355819B1 (ko) 네일 케어 패치
JP2000159654A (ja) 化粧料
JP3502819B2 (ja) 超臨界流体にすることにより抽出した抽出物を含有する化粧料及びその製造方法
JP3502808B2 (ja) 化粧料
KR102130243B1 (ko) 글루타치온, 미세침, 아세틸헥사펩타이드, 닥나무 추출물을 유효성분으로 포함하는 피부미백, 주름개선, 항노화, 항산화 효능의 화장료 조성물
JP2003267821A (ja) 化粧品原料
KR100860761B1 (ko) 청국장 샴푸 및 그 제조방법
JP2004026743A (ja) ポリリジン製剤およびこれを含有する化粧料組成物
KR102445188B1 (ko) 효과적인 피부재생 및 안티에이징을 위한 미세침, 저분자 펩티드, 천연 추출물을 함유하는 기능성 마이크로 앤 리커버리 화장료 조성물
JP3839390B2 (ja) 化粧料
CN1138523C (zh) 用于脱除皮肤或其表面生长物的色素的酚衍生物和鸢尾科植物萃取物的组合和包括这种组合的组合物
JP2006022050A (ja) 化粧料
KR101405314B1 (ko) 스킨로션 제조방법
WO2017119143A1 (ja) 皮膚外用剤
RU2210359C1 (ru) Косметическое средство
JP2016183130A (ja) 色素沈着改善又は予防剤
KR20200107495A (ko) 김치 발효 마스크팩의 제조방법

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20031128

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20031208

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071212

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081212

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081212

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091212

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101212

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101212

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111212

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121212

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121212

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131212

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees