JP3500512B2 - U字溝ブロック用の溝蓋 - Google Patents

U字溝ブロック用の溝蓋

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JP3500512B2
JP3500512B2 JP30423094A JP30423094A JP3500512B2 JP 3500512 B2 JP3500512 B2 JP 3500512B2 JP 30423094 A JP30423094 A JP 30423094A JP 30423094 A JP30423094 A JP 30423094A JP 3500512 B2 JP3500512 B2 JP 3500512B2
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徹 須崎
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不二グレート工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、道路の側溝、横断溝、
建物の出入口などにコンクリート製のU字溝ブロックを
用いて構築されたU字溝に使用される金属製の溝蓋、特
に二等辺三角形状をなす主溝蓋と該主溝蓋の等しい2辺
の交点より底辺に下した垂線により左右に2分割した直
角三角形状をなす副溝蓋より構成してなる鋳鉄製のU字
溝ブロック用の溝蓋に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来より道路の側溝、横断溝などのU字
溝は、現場にて型枠を組みコンクリートを打設、或いは
コンクリート工場で予め成型されたU字溝ブロックを連
設し構築され、上面開口部にはコンクリート製の溝蓋、
鋳鉄製の蓋板に透孔を設けた溝蓋、或いは鋼板を格子状
に組立てた溝蓋が取り付けられる。そして、交通量の多
い場所に設けられる金属製の溝蓋は、がたつきが生じな
いようにU字溝の溝蓋懸架部に被着された金属製の受枠
にボルト、ナットなどで固定され、本願出願人が実公昭
56−37026号として公告、登録された路上溝の
蓋、特願平5−340205号で提案した所謂三点支持
式の溝蓋はがたつきがないのでU字溝の受枠に固定せず
に使用されている。 【0003】然し乍ら、U字溝上を車両等が通過する場
所において、コンクリート工場で成型されたU字溝ブロ
ックを連設した場合、設置場所が埋立地など地盤が沈下
し易い場所はU字溝ブロック間に段差が生じ易すく、そ
のような場所に設けるU字溝ブロックとして、本願出願
人は実開平5−43437号溝蓋付きのU字溝、特願平
6−179707号溝蓋付きのU字溝ブロックで段差が
生じても溝蓋がずれ危険が生じないような構成を提供し
ている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】道路の側溝、横断溝な
どにコンクリート工場で作られたU字溝ブロックが連
設、構築されるようになり、一般には設置場所は予め充
分固められたのち設置され、U字溝ブロック間をモルタ
ルで固定するので段差の生ずることは少ないが、車両等
が通過する場所に設置されたU字溝ブロックはモルタル
が破損し段差が生ずることがあり、U字溝ブロック間の
段差が20mm以上になるとU字溝の施工をやり直すこと
が行なわれる。 【0005】然し乍ら、20mm以下の僅かな段差がU字
溝ブロック間に生じた場合、段差の生じたU字溝ブロッ
ク間部に設置された溝蓋はがたつくことがあるので、段
差が生じてもがたつくことのない溝蓋が望まれるように
なったが、本願出願人の発明、考案にかゝる三点支持式
の二等辺三角形状の主溝蓋と直角三角形状の副溝蓋の組
合わせよりなる溝蓋は、U字溝ブロックの寸法に合わせ
製作されており、U字溝ブロックを連設した場合、段差
を生じた部分の主溝蓋を副溝蓋2枚と交換することによ
りがたつきを防止できたが、車両等の通過により副溝蓋
の片方が浮上り、隣位する副溝蓋と副溝蓋の相接する辺
の蓋板が重なることがあり、がたつく原因となることが
判った。 【0006】本発明は、U字溝ブロック間に段差が生じ
てもがたつくことのなく、かつ副溝蓋が2枚連設された
場合、副溝蓋が重なる恐れのない溝蓋を提供するを目的
とするものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】鋳鉄製の二等辺三角形状
の主溝蓋と該主溝蓋を等しい2辺の交点より底辺に下し
た垂線により2分割した直角三角形状をなす副溝蓋とよ
りなる溝蓋は、連設したとき、U字溝ブロックの長さ2
m,4mの長さ或いはその倍数の長さに一致するように
製作され、重量もあるので溝蓋上を車両等が通過しても
移動することが少なく、従ってU字溝ブロック間に段差
が生じても、その部分に懸架されている主溝蓋を2枚の
副溝蓋に交換するか、予めU字溝ブロック単位に主溝蓋
と副溝蓋を配設するようにしてU字溝ブロックとU字溝
ブロックの継目の部分に副溝蓋の溝の流れ方向に直角と
なる辺が来るようにすることにより、がたつきが防止で
きるが、さらに副溝蓋の溝の流れ方向に直角となる辺の
中間部において脚片間に設けたリブの外側に形成された
蓋板の裏面より蓋板の側面と側面が同一面となるようガ
イド片を一体に垂設することにより解決せるものであ
る。 【0008】 【作用】副溝蓋の辺の中間部の端面に添って垂設された
ガイド片は隣位する副溝蓋のガイド片と相接し、副溝蓋
の端部の蓋板が重なることを防止する。 【0009】 【実施例】本願発明を図面に示す実施例に従って説明す
る。図面に示す如く、本願発明の鋳鉄製の溝蓋は、図2
に示す如く、蓋板に透孔を有する二等辺三角形状をな
し、各頂部において脚片(9)を垂設した主溝蓋(1)と、図
3に示す如く、蓋板に透孔を有し該主溝蓋(1)の等しい
2辺(4),(5)の交点(7)より底辺(6)に下した垂線(8)に
より左右に2分割した直角三角形状をなし主溝蓋(1)同
様、各頂部において脚片(9)を垂設した副溝蓋(2),(3)
とより構成された、所謂三点支持式の溝蓋である。 【0010】以上の如く構成された溝蓋の副溝蓋(2),
(3)において、溝に懸架したときに溝の流れ方向に対し
て直角をなす辺(13)の中間部において蓋板の端面と側面
が同一面となるようにガイド片(14)を一体に垂設せるも
ので、ガイド片(14)は図1,3に図示せる如く、脚片
(9),(9)間の蓋板の裏面に垂設されたリブ(10)の外側に
突設された蓋板(11)裏面よりリブ(10)と一体となるよう
に辺(13)をほゞ3等分した位置に垂設されたもので、な
おガイド片(14)は辺(13)の中央部に1個所設けるも差支
えない。 【0011】なお、溝蓋が連設されたときに中間部に位
置する主溝蓋(1),(1)…が車両の通過により浮上った
り、取外しが出来ないように、主溝蓋(1),(1)…、副溝
蓋(2),(3)を連設せるときに相接する斜めの辺(4),
(5),(4'),(5')に、脚片(9)部を除く辺を図2の如く4
等分し、間隔をおいた2つの区画に隣位する溝蓋の脚片
(9),(9)間に設けたリブ(10)の外側に設けた蓋板(11)の
裏面に突出する係止片(12),(12)を設けるとよい。 【0012】 【発明の効果】本願発明の溝蓋は、以上の如く構成され
ているので、コンクリート製のU字溝ブロックが連設さ
れたのち、U字溝ブロック単位毎に長さに応じ副溝蓋、
主溝蓋、主溝蓋、…、副溝蓋を上面開口部に懸架すれ
ば、車両等の通過によりU字溝ブロック間を結合したモ
ルタルが破損し、U字溝ブロック間に段差が生ずること
があっても、各U字溝ブロックの端部に位置する副溝蓋
と副溝蓋にガイド片を設けてあるのでお互いに蓋板が重
なることなく、がたつきが生ずる恐れもなくなるもので
ある。 【0013】なお、本願発明にかゝる溝蓋はU字溝ブロ
ックを連設した両端のU字溝ブロックの受枠にストッパ
を設けた場合にも脚片(9)部の外側で係止でき、さらに
コンクリート製の密閉型の蓋板が設置されている場合、
副溝蓋にガイド片が設けてあるので浮上る恐れもなくな
るなどの効果を有する。
【図面の簡単な説明】 【図1】溝蓋の連設状況を示す部分斜視図。 【図2】主溝蓋の構成を示す透孔を省略した裏面図。 【図3】副溝蓋の構成を示す透孔を省略した裏面図。 【符号の説明】 1 主溝蓋 2,3 副溝蓋 4,5,4’,5’ 辺 6 底辺 7 交点 8 垂線 9 脚片 10 リブ 11 蓋板(リブの外側の) 12 係止片 13 辺 14 ガイド片

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 二等辺三角形状をなし各頂部の裏面に脚
    片(9)を垂設した主溝蓋(1)と、該二等辺三角形状をなす
    主溝蓋(1)の等しい2辺(4),(5)の交わる交点(7)より底
    辺(6)に下した垂線(8)により主溝蓋(1)を左右に2分割
    した直角三角形状をなし各頂部の裏面に脚片(9)を垂設
    した副溝蓋(2),(3)とより構成される鋳鉄製の溝蓋にお
    いて、該副溝蓋(2),(3)の溝に懸架されたとき溝の流れ
    方向に対し直角をなす辺(13)の脚片(9),(9)間に設けた
    リブ(10)の外側に形成された蓋板(11)の中間部裏面より
    蓋板(11)の側面と同一側面となるようにガイド片(14)を
    垂設せることを特徴とするU字溝ブロック用の溝蓋。
JP30423094A 1994-11-15 1994-11-15 U字溝ブロック用の溝蓋 Expired - Fee Related JP3500512B2 (ja)

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