JPH08128005A - 仮設道路用マット - Google Patents

仮設道路用マット

Info

Publication number
JPH08128005A
JPH08128005A JP28873794A JP28873794A JPH08128005A JP H08128005 A JPH08128005 A JP H08128005A JP 28873794 A JP28873794 A JP 28873794A JP 28873794 A JP28873794 A JP 28873794A JP H08128005 A JPH08128005 A JP H08128005A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lattice
grille
temporary road
frame
cast iron
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28873794A
Other languages
English (en)
Inventor
Sukeyoshi Yonehara
扶佳 米原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KASUGA KOSAN KK
YONEHARA SHOJI KK
Original Assignee
KASUGA KOSAN KK
YONEHARA SHOJI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KASUGA KOSAN KK, YONEHARA SHOJI KK filed Critical KASUGA KOSAN KK
Priority to JP28873794A priority Critical patent/JPH08128005A/ja
Publication of JPH08128005A publication Critical patent/JPH08128005A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 剛性が高く、仮設道路への敷設及び撤去が容
易であり、また、タイヤのスリップ防止に一層の効果が
ある仮設道路用マットを提供する。 【構成】 ダクタイル鋳鉄を用いて、鋳造によって格子
体1を形成してあると共に、格子体1を構成している各
格子桟3の両側面5,5に、裏面方向に細くなるような
勾配を設けてあって、格子体1の表面に、突起部7を設
けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工事現場等の仮設道路
での、重量機材による地面の沈下防止や、タイヤのスリ
ップ防止のための仮設道路用マットに関する。
【0002】
【従来の技術】工事現場等において、既製道路の無い場
所へ資材搬入その他の目的で大型車や作業車等を乗り入
れる場合、舗装してない仮設道路では、雨が降り、ぬか
るみが出来た時に、タイヤのスリップや、重量機材によ
る地面の沈下がよく起こる。それらを防ぐために、従来
は、鋼板を敷設する手段、表面に多数の突起からなるタ
イヤのスリップ止めを設けた鋼板を敷設する手段、鋼製
の格子状のマットを敷設して仮設道路表面に食い込ませ
る手段等があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】仮設道路に鋼板を敷設
する手段は、重量機材による地面の沈下には効果がある
が、タイヤのスリップ防止には余り効果がない。突起を
設けた鋼板も、タイヤのスリップ防止には、単なる鋼板
よりは幾らかましではあるが、十分な効果があるとはい
い難い。また鋼板はかなりの重量があり、持ち運びしに
くいので、作業終了後に撤去するのは容易ではない。
【0004】鋼製の格子状のマットを仮設道路表面に食
い込ませる手段は、鋼板を敷設する手段よりもタイヤの
スリップ防止に効果があり、また格子状のマットは、鋼
板より持ち運びしやすいが、従来のものは、複数の切れ
込みのある帯状の鋼板を、その切れ込み同士で組み合わ
せて溶接した形態をしており、その構造上、剛性がやや
欠如していた。またマットを仮設道路から撤去する際、
格子の隙間に土砂が詰まってしまい、それを取るのが一
苦労であった。
【0005】本発明は、剛性が高く、仮設道路への敷設
及び撤去が容易である仮設道路用マットを提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による解決手段
は、ダクタイル鋳鉄を用い、鋳造によって格子体を形成
してあると共に、格子体を構成している各格子桟の両側
面に、裏面方向に細くなるような勾配を設けてあること
を特徴とする。
【0007】加えて、格子体の表面に、突起部を設けて
あることを特徴とする
【0008】
【作用】本発明は、ダクタイル鋳鉄を用い、鋳造により
一体的に形成してあるから、剛性が高くなっており、ま
た、格子状の板体からなるマットであるから、敷くだけ
で簡単に設置できる。
【0009】また、格子体を形成する各格子桟の両側壁
に、裏面方向に細くなるような勾配を設けてあるから、
敷設する際に地面に埋めやすく、しかも撤去の際に持ち
上げるだけで、格子の隙間に詰まった土砂を落とすこと
ができる。
【0010】また、格子体の表面に突起部を設けてある
から、タイヤのスリップ防止に、一層の効果がある。
【0011】
【実施例】本発明を図面に基づいて説明する。本発明
は、図1のように、格子体1からなっているが、その格
子体1は、格子桟3、外周枠2、吊り手4で一体的に形
成されており、縦横平行に並ぶ多数の略正方形の空間部
6を持った、網状の形態をしている。そして空間部6を
囲む格子桟3は、縦横平行に、面一に並んでおり、格子
桟3の最外側に形成してある外周枠2は、格子桟3よ
り、やや幅が厚くなっている。また幾つかの空間部6の
内部には、図3のように、下側の中央部がアーチ型に凹
んだ吊り手4を配設してある。
【0012】外周枠2と格子桟3及び吊り手4の両側面
5,5には、図2のように、裏面方向に細くなっていく
ような勾配が設けてある。そのため、敷設する際に地面
に埋めやすく、また撤去するため持ち上げたとき、空間
部6に詰まっている土砂が共に持ち上がらない。
【0013】外周枠2及び格子桟3の表面の略中央部
と、外周枠2が格子桟3と接合する部位の表面に、図4
のように、突起部7を設けてある。突起部7は、図2及
び図3のように、底面が長方形の截頭四角錐であり、底
面の長辺の長さは格子桟3の長さより短く、短辺の長さ
は外周枠2あるいは格子桟3の幅と等しくしてある。突
起部7は、タイヤのスリップ防止に一層の効果を上げる
だけでなく、外周枠2及び格子桟3を補強するものであ
る。
【0014】格子体1は、ダクタイル鋳鉄(ノジュラー
鋳鉄)を用い、鋳造することで、一体的に構成してあ
る。ダクタイル鋳鉄の強度及び一体的な構造から、本発
明は、引っ張りや歪みに強く、従来のものより高い剛性
を持つ。
【0015】また、本発明は、鋳造により形成してある
ために、格子体1の表面が粗面になっており、そのため
タイヤのスリップ防止効果が更に強化される。
【0016】更に、本発明は、鋳造により形成してある
ので、溶接などの手間が要らないため、量産が可能であ
り、そのためコストダウンを図ることができる。
【0017】
【発明の効果】本発明は、表面に突起部を設けてあるの
で、タイヤのスリップ防止に一層の効果があり、工事現
場等での車両走行がスムーズになる。
【0018】また、ダクタイル鋳鉄を用いて、鋳造によ
って一体的に構成してあるので、剛性や耐久性が高い。
また溶接などの手間が要らないので、量産しやすく、そ
のため製造時のコストダウンを図ることができる。
【0019】また、敷設時に仮設道路表面に埋めやす
く、撤去時に持ち上げるだけで空間部に詰まった土砂を
除くことができるので、作業を軽減化でき、これまで以
上の作業の効率アップを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を示す斜視図である。
【図2】格子体の一部を拡大し、格子桟の勾配を示した
側面図である。
【図3】吊り手の側面図である。
【図4】格子体の一部を拡大し、突起部を示した平面図
である。
【符号の説明】
1 格子体 2 外周枠 3 格子桟 4 吊り手 5 側壁 6 空間部 7 突起部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダクタイル鋳鉄を用い、鋳造によって格
    子体(1)を形成してあると共に、格子体(1)を構成
    している各格子桟(3)の両側面(5,5)に、裏面方
    向に細くなるような勾配を設けてあることを特徴とする
    仮設道路用マット。
  2. 【請求項2】 格子体(1)の表面に、突起部(7)を
    設けてあることを特徴とする請求項1記載の仮設道路用
    マット。
JP28873794A 1994-10-27 1994-10-27 仮設道路用マット Pending JPH08128005A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28873794A JPH08128005A (ja) 1994-10-27 1994-10-27 仮設道路用マット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28873794A JPH08128005A (ja) 1994-10-27 1994-10-27 仮設道路用マット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08128005A true JPH08128005A (ja) 1996-05-21

Family

ID=17734046

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28873794A Pending JPH08128005A (ja) 1994-10-27 1994-10-27 仮設道路用マット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08128005A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2005232272B2 (en) * 2004-12-02 2007-01-18 Gridrite Pty Ltd A Shaker Grid
CN103306180A (zh) * 2013-07-05 2013-09-18 李耀强 建筑工地防陷栈道
CN108385468A (zh) * 2018-05-04 2018-08-10 中国建筑第四工程局有限公司 一种工字形玻璃钢格栅制施工现场临时路面及施工方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5030037U (ja) * 1973-07-25 1975-04-04
JPS5531821B2 (ja) * 1974-09-04 1980-08-21

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5030037U (ja) * 1973-07-25 1975-04-04
JPS5531821B2 (ja) * 1974-09-04 1980-08-21

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2005232272B2 (en) * 2004-12-02 2007-01-18 Gridrite Pty Ltd A Shaker Grid
CN103306180A (zh) * 2013-07-05 2013-09-18 李耀强 建筑工地防陷栈道
CN105200888A (zh) * 2013-07-05 2015-12-30 茹朝贵 一种工地栈道
CN105350424A (zh) * 2013-07-05 2016-02-24 茹朝贵 一种防陷栈道
CN105200888B (zh) * 2013-07-05 2017-03-29 茹朝贵 一种工地栈道
CN105350424B (zh) * 2013-07-05 2017-04-19 茹朝贵 一种防陷栈道
CN108385468A (zh) * 2018-05-04 2018-08-10 中国建筑第四工程局有限公司 一种工字形玻璃钢格栅制施工现场临时路面及施工方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4408421A (en) Manhole structure
EP0431777A1 (en) Cover for trenches
JPH08128005A (ja) 仮設道路用マット
RU2541993C2 (ru) Геоармирующая система на основе шин
JP6224037B2 (ja) コンクリートブロック
KR100986232B1 (ko) 다목적 가림블럭
KR100758711B1 (ko) 중공 형강으로 이루어진 하부구조의 상부를 콘크리트속채움한 구성을 가진 복공판
CN111945484B (zh) 一种既有-新建并排桩板墙支挡结构及施工方法
KR200426373Y1 (ko) 중공 형강으로 이루어진 하부구조의 상부를 콘크리트속채움한 구성을 가진 복공판
JP2002106054A (ja) 勾配自在側溝ブロック単位体とそれを使用した勾配自在側溝構造体
JP2003278192A (ja) 地下貯水槽用コンクリートブロック、地下貯水槽用構造体及び地下貯水槽の施工方法
JP3670570B2 (ja) 自由勾配側溝用ブロック、側溝およびその施工方法
JP3125931U (ja) 側溝の道路横断構造
US5179752A (en) Cover for trenches
JP3126885B2 (ja) 自然石を用いた石垣用ブロック製造法
CN212772476U (zh) 一种不锈钢双层隐形井盖
JPH0439336Y2 (ja)
JP3816854B2 (ja) 自然石パネルの製造方法
JP3500512B2 (ja) U字溝ブロック用の溝蓋
JP3121753B2 (ja) 水路の沈下防止構造
JPS5817916A (ja) 地盤補強体
JPS5835349Y2 (ja) 鋼矢板の付着物除去金具
JPH0723002U (ja) 噛合わせ舗石ブロック
JP2001303533A (ja) フトンカゴ
JPH1088574A (ja) 土留め擁壁構築ユニット