JP3063369U - 溝 蓋 - Google Patents

溝 蓋

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JP3063369U
JP3063369U JP1999002813U JP281399U JP3063369U JP 3063369 U JP3063369 U JP 3063369U JP 1999002813 U JP1999002813 U JP 1999002813U JP 281399 U JP281399 U JP 281399U JP 3063369 U JP3063369 U JP 3063369U
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JP1999002813U
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Inventor
昭三 石田
Original Assignee
石田鉄工株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より大きな安全性のために簡単な構造でより
高い強度を有する溝蓋の構造を提案する。 【解決手段】 主部材11と側部材20と中間部材15
とによって所定平面形状の格子状に形成された溝蓋10
において、前記側部材が、立ち片21の上端に外側へ張
設された鍔部23と該立ち片の下端に内側へ張設された
受け部25とを一体に有する断面略Z字状部材によって
形成されているとともに、前記各主部材の端部が前記側
部材の受け部上面及び立ち片内面に固着されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、道路や広場等の排水溝に装着される溝蓋の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
車道や歩道の道路や公園、駐車場等の広場には、主として排水溝等の溝開口部 を覆う格子状の金属製溝蓋(グレーチングとも称される)が取り付けられる。 図6に示す溝蓋40は、多数の主部材41と両端部の側部材43と中間部の中 間部材45とからなり、前記主部材41の端部が前記側部材43の内面側に固着 され、前記中間部材45が上側から圧着されて、所定平面形状の格子状に形成さ れたものである。
【0003】 この溝蓋40は、例えば図7に示すように、道路側溝G(この例においてはU 字溝)に取り付けられる場合には、前記側部材43の鍔部44が溝開口縁部G1 に引っ掛かるようにして架設され、溝蓋40本体表面が道路表面とほぼ面一にな るように支持して設けられる。
【0004】 ところで、この種溝蓋40にあっては、図8に示すように、主部材41はその 端部を例えばアングル鋼からなる側部材43の立ち片43Aの内面側において溶 接して固着される。符号49は溶接箇所を表す。しかるに、溝蓋40の主部材4 1上を車両等が通過した場合など、主部材41に大きな荷重Pが加わった際には 、当該溶接箇所49にのみ大きな負荷がかかる。もちろん、これによって、直ち に主部材41と側部材43との固着が破壊されたり損傷を受けたりすることはな いが、より大きな安全性を得るためにはより高い強度が求められる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
この考案はこのような観点から、より大きな安全性のために簡単な構造でより 高い強度を有する溝蓋の構造を提案するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
すなわち、請求項1の考案は、多数の主部材とその両端部の側部材と中間部の 中間部材とによって所定平面形状の格子状に形成された溝蓋において、前記側部 材が、立ち片の上端に外側へ張設された鍔部と該立ち片の下端に内側へ張設され た受け部とを一体に有する断面略Z字状部材によって形成されているとともに、 前記各主部材の端部が前記側部材の受け部上面及び立ち片内面に固着されている ことを特徴とする溝蓋に係る。
【0007】 また、請求項2の考案は、請求項1において、前記側部材の鍔部上面に滑り止 め用の凹凸部が形成されている溝蓋に係る。
【0008】 請求項3の考案は、請求項2において、前記主部材上面にも滑り止め用の凹凸 部が形成されている溝蓋に係る。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下添付の図面に従ってこの考案を詳細に説明する。 図1はこの考案の一実施例に係る溝蓋を示す平面図、図2は図1の2−2断面 図、図3は要部を示す部分拡大断面図、図4は主部材の一例を示す斜視図、図5 は主部材の他の例を示す斜視図である。
【0010】 図1及び図2に示した溝蓋10(いわゆるグレーチング)は、排水溝Gの溝開 口部G1に設置されるもので、鋼材やステンレスあるいは鋳物等の金属よりなり 、図のように、一定間隔で平行に配置された多数の主部材11が両端部の側部材 20と中間部の中間部材15によって所定平面形状に形成されたものである。大 きさとしては所望のものとすることができるが、実施例の溝蓋10は道路側溝用 で、幅が250mm、長さが1000mmの大きさを有する。
【0011】 前記主部材11は、実施例において、図4に示すような断面略「I」字状の鋼 材よりなり、その上面12が該溝蓋10の表面部を形成するもので、多数本が平 行に掛け渡されている。主部材11はこの例のようなI字鋼に限られるものでは なく、例えば図5に示すような断面略「Y」字状の鋼材よりなる主部材11Aと し、そのY字鋼の上面凹部12Aに滑り止め材やカラー材等の充填材Qを導入し たものも好ましく用いることができる。
【0012】 また、この例の主部材上面12には、図からもよく理解されるように、滑り止 め用の凹凸部13が形成されている。凹凸部13の形状は、図示のようなものに 限定するものでなく、突部状のものを設けた形状などでも良い。
【0013】 前記中間部材15は、通常ツイストバーと呼ばれるねじり角鋼からなり、前記 主部材に対して直角方向に圧嵌されて、該主部材を一定間隔で平行に保持すると ともに、全体強度を高める。
【0014】 この考案の側部材20は、立ち片21の上端に外側へ張設された鍔部23と該 立ち片21の下端に内側へ張設された受け部25とを一体に有する断面略Z字状 部材によって形成されたものである。そして、側部材20の鍔部23は側溝Gの 溝開口縁G1の道路表面側に載置され溝蓋10本体を保持し、受け部25が主部 材11の下端を保持する。
【0015】 この側部材20においては、図3にも示すように、各主部材11の端部が前記 側部材20の受け部25上面及び立ち片21内面に溶接等で固着されている。こ の例では、図における塗りつぶし部分26,27を溶接箇所の一例として挙げる が、これは、強度及び溶接作業の手間やコストを考慮した必要最小限の部分を示 すものある。
【0016】 この側部材20によれば、該側部材20の受け部25が主部材11の底面を保 持するようにして一体に固着されたものであるため、当然上方からの荷重には高 い強度を有する。また、溝蓋10は溝開口部G1に取り付けられた際には、前記 鍔部23に下方からの力(矢印U)がかかり、受け部には上方からの力(矢印D )がかかるものであるため、側部材20は前記鍔部23と受け部25が立ち片2 1の相対する両側に一体に張設された略Z字状部材からなるものとすることによ り、強度及び設置性ともに安定して設けることができる。
【0017】 さらに、側部材20は、この例のように、前記鍔部23上面に滑り止め用の凹 凸部28が形成されたものであるのが好ましく、前記主部材11の滑り止め用凹 凸部13と両方設けることで滑り止め効果はより高くなる。
【0018】 該溝蓋は、図に示した形状に限るものではなく、溝蓋の形状や構造、またその 主部材の種類などに関係なく用いることができる。
【0019】
【考案の効果】
以上図示し説明したように、この考案の溝蓋によれば、側部材が鍔部と受け部 とを一体に有する断面略Z字状部材によって形成されているとともに、主部材の 受け部上面及び立ち片内面に固着されているものであるため、従来構造と比して 、溝蓋本体(主部材)上面からの荷重に対し格段に強度が上がっている。さらに 、相対する方向からの力のかかる鍔部と受け部が一体に形成されていることによ って、より安定した状態で側溝に設置することができる。このように、この考案 は、より大きな安全性のために簡単な構造でより高い強度を有する溝蓋の構造を 提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係る溝蓋を示す平面図で
ある。
【図2】図1の2−2断面図である。
【図3】要部を示す部分拡大断面図である。
【図4】主部材の一例を示す斜視図である。
【図5】主部材の他の例を示す斜視図である。
【図6】従来の溝蓋の一実施例を示す平面図である。
【図7】図6の7−7断面図である。
【図8】従来の溝蓋の構造の要部を示す部分拡大断面図
である。
【符号の説明】
10 溝蓋 11 主部材 13 主部材凹凸部 15 中間部材 20 側部材 21 立ち片 23 鍔部 25 受け部 28 側部材凹凸部 G 道路側溝

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の主部材とその両端部の側部材と中
    間部の中間部材とによって所定平面形状の格子状に形成
    された溝蓋において、 前記側部材が、立ち片の上端に外側へ張設された鍔部と
    該立ち片の下端に内側へ張設された受け部とを一体に有
    する断面略Z字状部材によって形成されているととも
    に、前記各主部材の端部が前記側部材の受け部上面及び
    立ち片内面に固着されていることを特徴する溝蓋。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記側部材の鍔部上
    面に滑り止め用の凹凸部が形成されている溝蓋。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記主部材上面にも
    滑り止め用の凹凸部が形成されている溝蓋。
JP1999002813U 1999-04-26 1999-04-26 溝 蓋 Expired - Lifetime JP3063369U (ja)

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