JP2873780B2 - 水路用ブロック - Google Patents

水路用ブロック

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JP2873780B2
JP2873780B2 JP6191110A JP19111094A JP2873780B2 JP 2873780 B2 JP2873780 B2 JP 2873780B2 JP 6191110 A JP6191110 A JP 6191110A JP 19111094 A JP19111094 A JP 19111094A JP 2873780 B2 JP2873780 B2 JP 2873780B2
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和義 大谷
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/60Planning or developing urban green infrastructure

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、側溝用ブロックや道路
横断用溝ブロックなどに使われる水路用ブロックに関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の水路用ブロックとして、たとえ
ば、図8に示すように異形断面の管状に形成されて内部
に水路4を有するブロック本体1の上面壁5に、水路4
の幅よりも狭い幅の排水間隙6を形成してなる上面狭開
型の水路用ブロックがある(たとえば、意匠登録第54
9530号、同第876689号、同第621778
号)。この上面狭開型の水路用ブロックは排水間隙6の
内壁に段部13を設け、この段部13の上にグレーチン
グ3をはめ込んで載せるようになっている。このような
上面狭開型の水路用ブロックは、グレーチング3として
できる限り狭幅のものをはめ込むことができるため、こ
の上を歩き易くする、という利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た上面狭開型の水路用ブロックにはこの両側壁にかかる
土圧Pや、その上を走る自動車などの踏圧荷重Wによっ
て、排水間隙6が潰れるような外力が加えられる。その
外力によってブロック本体1の底部などに亀裂Cが生じ
やすかった。一見、そうした外力に対しては排水間隙6
にはめ込まれたグレーチング3で対抗できるように考え
られるが、実際にはグレーチング3と排水間隙6の内壁
6aの間にはグレーチング3をはめ込み易くするための
隙間t(通常、約5mm程度)が設けられているため、グ
レーチング3では前記した外力に対する補強機能を依存
することができず、亀裂発生は避けられなかった。ま
た、グレーチング3を支持する段部13はグレーチング
3の振動や衝撃などにより摩耗しやすく、この摩耗によ
りグレーチング3が水路4に落ち込むといった不具合が
生じていた。
【0004】本発明の目的は、このような亀裂発生の防
止を図ることができ、またグレーチングの落ち込み防止
を図ることのできる上面狭開型の水路用ブロックを提供
するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、図示例のよう
にその内部長手方向に水路4を貫通状に形成したブロッ
ク本体1の上面壁5に、水路4の幅よりも狭い幅をもつ
排水間隙6を水路4と平行にかつ連通状に形成してなる
上面狭開型の水路用ブロックを前提とし、そのうえで相
対向する一対のサイド板7と、両サイド板7間の下部寄
りに架設された複数の横架材9、およびサイド板7に付
けたアンカー10からなる受け枠2を有し、この受け枠
2は、一対のサイド板7が排水間隙6の内壁6aに沿っ
て接合されかつアンカー10が上面壁5の内部に埋込ま
れるように、ブロック本体1と一体化させており、受け
枠2内の横架材9の上に排水溝蓋3を載せて保持したも
のである。
【0006】
【作用】自動車などの踏圧荷重や土圧によって排水間隙
6が潰れるような外力が加えられると、排水間隙6内の
受け枠2に架設された複数の横架材9の突っ張り作用に
よってその外力に対抗する。受け枠2はブロック本体1
に対し埋込みアンカー10を介して一体化されているの
で、この受け枠2は排水溝蓋3を水路4に落とし込むよ
うなことなく安定よく排水間隙6内に保持する。
【0007】
【実施例】図1ないし図5は本発明に係る水路用ブロッ
クの一実施例を示す。図1ないし図3において、この水
路用ブロックはコンクリート製のブロック本体1と、こ
れに一体に埋込まれる金属製の受け枠2とからなって、
グレーチングや多孔鋼板などの排水溝蓋3をその受け枠
2の上に載せるものである。ブロック本体1はコンクリ
ート成形で水路4を貫通状に有する断面多角形等の管状
に形成するとともに、この上面壁5に水路4の幅よりも
狭い幅をもつ排水間隙6を水路4と平行にかつ連通状に
形成する。受け枠2は、予め、図5に示すように、相対
向する一対の鋼板などからなるサイド板7・7間の下部
寄りにアングルなど複数の横架材9を所定間隔で溶接な
どで架設し、両サイド板7の外面側の数箇所にはアンカ
ー10を水平に突出するよう溶接などで固定して組立て
る。かくして、ブロック本体1のコンクリート成形加工
に使用する型枠(図示省略)の内部に、その受け枠2を
セットし、ブロック本体1の成形時にサイド板7が排水
間隙6の内壁6aに沿って一体に接合されるとともにア
ンカー10が上面壁5の内部に埋込まれるように一体化
される。
【0008】このように構成された水路用ブロックは、
歩道と車道の境界沿いに、あるいは道路を横断するよう
に設置されるが、この場合土圧や自動車などの踏圧荷重
によってブロック本体1の両側壁に排水間隙6が潰れる
ような外力が加えられても、受け枠2に架設された複数
の横架材9の突っ張り作用によってその外力に強く抵抗
するため、ブロック本体1の底部などに亀裂が生じるよ
うなことがない。ブロック本体1に対し埋込みアンカー
10を介して一体化され、かつ複数の横架材9が架設さ
れている受け枠2は、排水溝蓋3を水路4に落とし込む
のを防止し、排水間隙6内に安定よく保持することがで
きる。図8に示すごとく排水間隙6の段部13上に排水
溝蓋3を載せる仕様の従来例のものでは、排水溝蓋3の
幅H1を排水間隙6の幅H2よりも広く形成しなければ
ならなかったが、上記実施例の場合は排水溝蓋3の幅は
排水間隙6の幅とほぼ同じ狭幅に設定できるので、それ
だけその上を歩き易くなる。なお受け枠2の両サイド板
7と排水溝蓋3の間には隙間を確保することができるた
め、その排水蓋3の受け枠2へのはめ込みが容易に行え
る。
【0009】上記構成の水路用ブロックは側溝用ブロッ
クや中央分離帯用ブロックなどに使用する場合、ブロッ
ク本体1の上面壁5の一側に縁石14(図1の二点鎖線
で示す)を一体に形成することもできる。上記実施例で
は、受け枠2のサイド板7として平鋼板を用いてこれを
排水間隙6の内壁6aの全面に一体接合してあるが、こ
れに代えて図6に示すようにサイド板7として断面L形
鋼板を用い、これを排水間隙6の内壁6aに設ける段部
11に載せる状態に一体接合するものであってもよく、
またアンカー10としては同図に示すような屈曲棒をサ
イド板7に下向きに溶接などで固定するものであっても
よい。尚、横架材9は平鋼板で構成し、これを前記断面
L形のサイド板7の水平片の上面側または下面側に溶接
している。また上記実施例では受け枠2において両サイ
ド板7の端に端板12を付けてなるが、この端板12は
必ずしも必要とするものではない。更に上記実施例では
排水間隙6の長手方向両端がブロック本体1の上面壁5
の長手方向両端にまで達して開放するように形成されて
いるが、これに代えて、図7に示すように排水間隙6の
長手方向両端は上面壁5の長手方向両端の一部5aで塞
ぐ形に形成するものにも同様に適用できる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、一
対のサイド板7・7間の下部寄りに複数の横架材9を架
設するとともに、サイド板7にアンカー10を付けてな
る受け枠2を構成し、この受け枠2はサイド板7がブロ
ック本体1の排水間隙6の内壁6aに沿って接合されか
つアンカー10が上面壁5の内部に埋込まれるようにブ
ロック本体1と一体化させてあるので、土圧や自動車な
どの踏圧荷重によってブロック本体1の両側壁に排水間
隙6が潰れるような外力が加えられる場合もブロック本
体1の底部などに亀裂が生じるようなことがなくて耐久
性に優れる。また排水溝蓋3は受け枠2の横架材9の上
に載せてあるので、水路4に落ち込むようなことが無
く、常に安定よく排水間隙6内に保持できて有利であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2におけるA−A線拡大断面図である。
【図2】水路用ブロックの平面図である。
【図3】図2におけるB−B線断面図である。
【図4】排水溝蓋の一部を示す斜視図である。
【図5】受け枠の一部を示す斜視図である。
【図6】他の実施例を一部破断して示す斜視図である。
【図7】更に他の実施例を斜視図である。
【図8】従来例の水路用ブロックの断面図である。
【符号の説明】
1 ブロック本体 2 受け枠 3 排水溝蓋 4 水路 5 上面壁 6 排水間隙 7 サイド板 9 横架材 10 アンカー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その内部長手方向に水路4を貫通状に形
    成したブロック本体1の上面壁5に、水路4の幅よりも
    狭い幅をもつ排水間隙6を水路4と平行にかつ連通状に
    形成してなる上面狭開型の水路用ブロックにおいて、 相対向する一対のサイド板7と、両サイド板7間の下部
    寄りに架設された複数の横架材9、およびサイド板7に
    付けたアンカー10からなる受け枠2を有し、この受け
    枠2は、一対のサイド板7が排水間隙6の内壁6aに沿
    って接合されかつアンカー10が上面壁5の内部に埋込
    まれるように、ブロック本体1と一体化しており、 受け枠2内の横架材9の上に排水溝蓋3を載せて保持し
    てある水路用ブロック。
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