JP2001317115A - 自由勾配型函渠側溝 - Google Patents

自由勾配型函渠側溝

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 道路勾配にかかわらず排水勾配を自由に
形成できるとともに、集水能力や景観の向上を図らしめ
る自由勾配型の函渠型側溝を提供する。 【解決手段】 両側壁上面の中央に1箇所、もしくは両
端側に2箇所の耐力梁を有すとともに、底部を全面開放
とした門型形状の側溝ブロックにおいて、上面の蓋載置
開口部を耐力梁と同一幅の嵌合部として形成するととも
に、耐力梁および側溝蓋の表面形状を皿形状や略V形
状、あるいは片傾斜形状やL型形状、もしくはフラット
形状とし、さらに側溝蓋の中央部寄りに縦断あるいは横
断方向に1〜数個のスリット孔を設け、側溝ブロックの
開口部に側溝蓋を載置して一体的に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、雨水などによる表
面水を排水するコンクリート製の函渠型側溝に係り、道
路勾配にかかわらず排水勾配を自由に形成できるととも
に、集水能力や景観の向上を図らしめる自由勾配型の函
渠型側溝を提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】従来から使用されている道路用側溝は、
断面U型で上面が全面開放として形成され、該上面全長
に長さが50cm程の側溝蓋を載置してなる落蓋側溝
や、断面門型で上面の両端に表面がフラットな耐力梁を
有すとともに、上面の開口部に側溝蓋を載置し、底部を
全面開放として自由に排水勾配を形成できる自由勾配側
溝、あるいは断面略箱型で上面に排水のための細長いス
リット状開口部を部分的あるいは全長に形成した函渠型
側溝などが知られており、道路以外でも公園や広場、学
校などと広く実施されている。
【0003】しかし、落蓋側溝と自由勾配側溝は、上面
に側溝蓋を載置しているため、車両走行時においてガタ
ツキ騒音が発生したり角欠けが生じやすかった。加えて
側溝蓋には、着脱する際に手を掛けたり、降雨時におい
て路面の流水を側溝内に流し込む集水孔となる手掛け用
孔部が設けられているが、降雨によって路面に溜まった
雨水の流れの方向に対して平行に配置されているため、
幅20〜30mmの狭い幅でしか集水できなく、集水効
率は低かった。その点、函渠型側溝であれば、蓋を使用
していないのでガタツキ騒音や角欠けが発生することが
無く、さらに上面中央部のスリット状開口部は、雨水の
流れの方向に対して直交状に配置しているため、降雨時
の集水効率は非常に高いものがある。しかし、底部が一
体形成であるため、自由勾配側溝のように平坦な勾配や
逆勾配の道路に使用して自由に排水勾配を形成できず、
道路の縦断勾配に合わせて使用せざるを得ないなど、使
用にあたって制約を受けることが多かった。
【0004】そこで最近では、特開平9−302758
号のように、排水勾配を自由に形成できる函渠型側溝が
提案されている。これは、排水勾配に合わせて凸状に現
場打ちするかプレキャストとした底部コンクリート部を
覆うように、基礎面上に断面門型の側溝を単に載置して
構成するものであり、該門型側溝として上面全延長に小
幅で連続状態の雨水流入口を形成して、複数の複鉄筋コ
ンクリート小梁のみを残して左右にほぼ隔離したまま一
体構造とし、且つ小梁自体の縮小断面部に微小なヒビワ
レを誘発せしめることによって、正負主鉄筋のみが一個
の鋼製梁としてはたらき、上面の梁にわずかに弾性をお
びた柔構造を得るものであり、側溝蓋の無い函渠側溝の
長所と、排水勾配を自由に形成できる自由勾配側溝の長
所を、互いに組み合わせたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の特開平
9−302758号による提案は、種々の問題点が指摘
される。先ず、側溝ブロック上面の複鉄筋コンクリート
小梁においては、ヒビワレをあえて誘発して、上面に柔
構造を持たせるとあるが、この場合鉄筋は繰り返し変形
することになるので、表面に施しているさび止め用の亜
鉛メッキがはがれてさびやすくなるばかりか、鉄筋の降
伏強度が破壊され、設計荷重に耐えられなくなり、最終
的に破壊・崩壊する危険性が大きい。さらに、使用する
側溝ブロックの天端全面にスリット孔を形成しているた
め、排水勾配の形成は、側溝ブロックの内幅より5〜1
0mm狭くして凸状に現場打ちするかプレキャストとし
た底部コンクリート部との組み合わせにならざるを得
ず、この場合側溝ブロックを単に被せるだけなので、側
壁下端に隙間が延長方向全般に生じることとなり、洩水
の危険性が大きかった。また、側溝蓋を含めて側溝ブロ
ックの表面形状としてはフラット形状を採用している
が、側壁に土圧が作用することで上面が山形状にたわん
でしまうので、路面からの流水が側溝端に到達しても、
すぐには側溝上面に設けられたスリット孔から側溝内に
流れ込まず、側溝上面を走るだけで、迅速な排水を達成
できなかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、上記し
たような従来技術における課題を解消することについ
て、検討を重ねて創案されたものであって、上面の蓋載
置開口部を耐力梁と同一幅として形成した側溝ブロック
を使用することで、側溝ブロック設置後に上面の開口部
からインバートコンクリートを投入することで、任意の
排水勾配を自由に形成でき、その後、側溝蓋を載置して
一体的に構成することによって適切に解決することに成
功したものであって、以下の如くである。
【0007】(1) 両側壁上面の中央に1箇所、もし
くは両端側に2箇所の耐力梁を有すとともに、底部を全
面開放とした門型形状の側溝ブロックにおいて、上面の
蓋載置開口部を耐力梁と同一幅の嵌合部として形成する
とともに、耐力梁および側溝蓋の表面形状を皿形状や略
V形状、あるいは片傾斜形状やL型形状、もしくはフラ
ット形状とし、さらに側溝蓋の中央部寄りに縦断あるい
は横断方向に1〜数個のスリット孔を設け、側溝ブロッ
クの開口部に側溝蓋を載置して一体的に構成することを
特徴とする自由勾配型函渠側溝。
【0008】(2) 耐力梁の端部に集水溝、及び/又
は、耐力梁の中央部寄りに縦断あるいは横断方向に1〜
数個のスリット孔を形成したことを特徴とする前記
(1)項に記載の自由勾配型函渠側溝。
【0009】(3) 耐力梁あるいは側溝蓋の中央部寄
りに設けたスリット孔位置に、金属質あるいは樹脂質の
スリット状グレーチングを埋め込んだことを特徴とする
前記(1)項あるいは(2)項に記載の自由勾配型函渠
側溝。
【0010】(4) 耐力梁および側溝蓋の両側上端部
あるいは片側上端部に、全長に亘る切欠を形成したこと
を特徴とする前記(1)〜(3)項の何れか1つに記載
の自由勾配型函渠側溝。
【0011】(5) 耐力梁および側溝蓋上面に歩車道
境界ブロックを一体的に固定するために、耐力梁や側溝
蓋上面にインサートを数個埋設したり、嵌合孔を数個形
成したことを特徴とする前記(1)〜(4)項の何れか
1つに記載の自由勾配型函渠側溝。
【0012】(6) 側溝ブロックの蓋載置支持部と側
溝蓋との各当接面に、凹部あるいは凸部を形成して嵌合
したり、または突き出し筋と凹部を形成して挿着した
り、あるいはインサートとボルトなどによる連結部材で
一体的に接合したことを特徴とする前記(1)〜(5)
項の何れか1つに記載の自由勾配型函渠側溝。
【0013】(7) 耐力梁や側溝蓋表面に、同一形状
あるいは異なる大きさを組み合わせた方形状や丸形状や
菱形状の模様や、インターロッキング状の模様などを凸
型または凹型に施したり、あるいはレンガ状や丸、菱形
や波形状などの幾何学模様を溝状に施したことを特徴と
する前記(1)〜(6)項の何れか1つに記載の自由勾
配型函渠側溝。
【0014】(8) 側溝ブロックの片側の側壁下端部
にL形状の踵部を一体的に形成して土留兼用の側溝ブロ
ックとしたり、あるいは底部に1〜数本の小梁を一体的
に形成したことを特徴とする前記(1)〜(7)項の何
れか1つに記載の自由勾配型函渠側溝。
【0015】
【発明の実施の形態】上記したような本発明によるもの
の具体的な実施態様を、添付図面に示すものについて説
明すると、図1に示すものは、両側壁3、3上面中央に
1箇所の耐力梁4を有すとともに、上面の蓋載置開口部
5を耐力梁4と同一幅の嵌合部として形成し、さらに耐
力梁4の表面形状を皿形状32とするとともに、耐力梁
4の中央部寄りに縦断方向のスリット孔7を1個設け
た、本発明の自由勾配型函渠側溝を構成する断面門型形
状の側溝ブロック1である。さらに図2に示すものは、
表面形状を上記側溝ブロック1と同様の皿形状32と
し、中央部寄りに縦断方向のスリット孔7を1個設ける
とともに、長さを1mと従来のものより長くした、本発
明の自由勾配型函渠側溝を構成する側溝蓋2である。本
発明の自由勾配型函渠側溝は、該側溝ブロック1の蓋載
置開口部5に上記の側溝蓋2を載置して一体的に構成す
ることを特徴とする。
【0016】次に示す図3および図4は、図1に示した
側溝ブロック1の蓋載置開口部5に、図2に示した側溝
蓋2を載置して一体的に構成した本発明の自由勾配型函
渠側溝の埋設状態における断面図である。側溝蓋2が左
右両側面からアスファルト層24や路盤材23によって
しっかりと押え付けられることで、従来側溝のようにガ
タツキが発生することが無く、車両走行時において騒音
や角欠けが生じ得ない。また、側溝ブロック1の耐力梁
4および側溝蓋2の表面形状を皿形状32としているの
で、路面表面を流れる雨水を効率良く集水し、さらに縦
断方向に設けたスリット孔7により迅速に排水すること
ができる。なお、耐力梁と側溝蓋の表面形状としては、
上述した皿形状以外にも、略V形状、片傾斜形状、L型
形状など、あるいは平板状に、適宣に変更、採用できる
ものである。
【0017】図5は連続敷設された本発明品の縦断断面
図を示す。本発明の側溝における任意な排水勾配の形成
手段としては、従来から使用されている自由勾配側溝と
同様で、基礎砕石20上にベースコンクリート21を打
設し、その上に本発明の側溝ブロックを設置した後に該
側溝ブロックの蓋載置開口部からインバートコンクリー
ト22を打設することで達成できる。さらに、図5に示
す自由勾配型函渠側溝においては、側溝ブロックの耐力
梁4と側溝蓋2ともに縦断方向のスリット孔7を連続し
て形成しているので、従来の落蓋側溝や自由勾配側溝に
設けられた手掛け用孔部に比べて、集水効率が数段に向
上している。なお、従来技術において示した、プレキャ
ストとした底部コンクリート部使用における側溝ブロッ
ク下部からの洩水の問題は、本発明においては、一般に
普及している自由勾配側溝の据付方法を採用しているた
め起こり得ない。
【0018】本発明の自由勾配型函渠側溝を構成する側
溝ブロックと側溝蓋の別の1例としては、図6で示す側
溝ブロック1aおよび図7に示す側溝蓋2aが挙げられ
る。図6に示す側溝ブロック1aは、両側壁3、3上面
の両端に2箇所の耐力梁4、4を有すとともに、蓋載置
開口部5を耐力梁4と同一幅の嵌合部として形成し、さ
らに耐力梁4の表面形状を略V形状33とするとともに
表面に方形状模様36を施し、さらには耐力梁4の端部
に集水溝8、8を形成している。また、図7に示す側溝
蓋2aは、表面形状や模様を上記側溝ブロック1aと同
様とするとともに、中央部寄りに縦断方向のスリット孔
7を1個設け、さらに底面において凸面部9を形成して
いる。この凸面部9は、側溝蓋2aを上記側溝ブロック
1aの蓋載置開口部5に載置すると、該凸面部9が開口
部に嵌合して引っ掛かるため、側溝蓋に側圧が作用して
もズレることがない。さらに該凸面部9を形成した側溝
蓋を図1に示す側溝ブロックに載置する場合において
は、土圧などの側圧に対して突っ張り材として作用する
ため、側壁がたわむのを防ぐこともできる。
【0019】図8には、図6の側溝ブロック1aに図7
の側溝蓋2aを載置して一体的に構成した自由勾配型函
渠側溝を、連続して敷設した状態を示す平面図である。
隣接する側溝ブロックの耐力梁4の端部に形成した集水
溝8、8が合致して、大きな横断方向の集水孔を形成
し、側溝蓋2aに形成した縦断方向のスリット孔7と相
俟って、集水効率を向上せしめる。また、側溝蓋2aお
よび耐力梁4表面に施した方形状模様36によって、美
観性の向上を達成できるとともに、降雨時には模様間の
溝部に雨水が流れ込み、模様表面に雨水が溜まることが
無いので、滑り止め効果を発揮することができる。な
お、表面模様としては、上述した方形状模様36に限ら
ず、丸形状や菱形状としたり、それらの模様を同一形状
あるいは異なる大きさとして組み合わせたり、インター
ロッキング状の模様などを凸型または凹型に施したり、
あるいはレンガ状や丸、菱形や波形状などの幾何学模様
を溝状に施すなど、適宣に選択して採用することがで
き、これは、本発明において説明する全ての側溝におい
て同様である。
【0020】また、図9に示す側溝ブロック1bと図1
0に示す側溝蓋2bを組み合わせることで、本発明のさ
らに別の自由勾配型函渠側溝を構成することができる。
すなわち図9は、長さを3〜5mと、従来の側溝ブロッ
クよりも長くするとともに、耐力梁4を両端側に2箇所
とし、さらに耐力梁4の表面形状を片傾斜形状34とす
るとともに、耐力梁4の中央部寄りに、後述する図22
に示す樹脂質のスリット状グレーチング31を埋め込ん
で、横断方向のスリット孔7を2個づつ設けた側溝ブロ
ック1bであり、蓋載置支持面6に支持段部10を形成
するとともに表面にインターロッキング模様37を施し
ている。さらに図10は、表面形状や模様を上記側溝ブ
ロック1bと同様の片傾斜形状34とし、中央部寄りに
樹脂質のスリット状グレーチング31を埋め込んで、横
断方向のスリット孔7を2個設けるとともに、底面にお
いて載置段部11を形成している。該側溝蓋2bを上記
側溝ブロック1bの蓋載置開口部5に載置すると、載置
段部11と支持段部10が嵌合するため側溝蓋2bと側
溝ブロック1bとが一体的に構成されうる。さらに上述
した凸面部と同様に、ズレ防止や側圧に対する突っ張り
材として作用する。なお、スリット状グレーチング31
は、保護材としてスリット孔の角欠けを防止したり、種
々の色付きとすることで美観性を向上する働きを有し、
樹脂質以外にも金属質のものを使用しても良い。さらに
該グレーチングは、本発明において説明する全ての側溝
ブロックや側溝蓋に、適宣に採用し得るものである。
【0021】図11には、図9に示す側溝ブロック1b
に図10に示す側溝蓋2bを載置して一体的に構成した
本発明の自由勾配型函渠側溝の、埋設状態における断面
図である。側溝蓋2bは、隣接する歩車道境界ブロック
25と車道側のアスファルト層24や路盤材23とによ
って押え付けられ、かつ支持段部10および載置段部1
1との嵌合によって一体的に固定されている。また、表
面形状を片傾斜形状34としているので、車道を流れる
雨水を迅速に車道端部に寄せて排水することができる。
【0022】次に、耐力梁4の上面両側端部に全長に亘
る切欠12、12を形成し、さらに両側壁上面両端部に
2箇所設けた耐力梁4の中央部寄りに、横断方向のスリ
ット孔7を1個づつ設けた側溝ブロック1cを図12に
示す。該側溝ブロック1cの蓋載置開口部5に載置する
側溝蓋としては、例えば図13に示す上面両側端部に全
長に亘る切欠12、12を形成し、中央部寄りに縦断方
向のスリット孔7を2個設けた側溝蓋2cが挙げられ
る。図14は、上記側溝ブロック1cに側溝蓋2cを載
置して一体的に構成した本発明の自由勾配型函渠側溝
の、埋設状態における断面図である。全長に亘る切欠1
2、12にアスファルト層24、24が充填されること
で、側溝蓋を側面から押え付けるだけでなく、下方への
押圧力も加わり、より安定して一体的に構成することが
できる。
【0023】さらに、本発明の自由勾配型函渠側溝を構
成する別の側溝ブロックと側溝蓋としては、耐力梁4の
上面片側端部に全長に亘る切欠12を、耐力梁4の両端
部には集水溝8を形成し、表面形状を半分だけ片傾斜形
状34とするとともに、表面に丸模様38を施し、さら
に歩車道境界ブロックを固着するための嵌合孔13を各
耐力梁4毎に1個形成し、蓋載置支持面6に支持段部1
0を形成した図15に示す側溝ブロック1d、および表
面形状や模様を上記側溝ブロック1dと同様に形成し
て、中央部寄りには縦断方向のスリット孔7を3個設け
るとともに、底面において載置段部11を形成し、車道
側を側溝幅より狭くした図16に示す側溝蓋2dが挙げ
られる。該側溝ブロック1dと側溝蓋2dを一体的に構
成する場合においては、図17の断面図に示すように、
歩車道境界ブロック25の底面に設けた突き出し筋28
を、モルタルや接着剤27を介して嵌合孔13に挿着す
ることで、側溝表面に歩車道境界ブロック25を一体的
に固定できる。さらに側溝の片側端部に形成した切欠1
2、および側溝蓋側面に車道のアスファルト層24が充
填することで、強固に安定して側溝蓋を一体的に構成で
きる。
【0024】また、本発明の自由勾配型函渠側溝を構成
するさらに別の側溝ブロックと側溝蓋としては、耐力梁
4の上面両側端部に全長に亘る切欠12、12を形成
し、表面形状を半分だけ片傾斜形状34とするととも
に、表面にインターロッキング模様37を施し、さらに
歩車道境界ブロックを固着するためのインサート15を
各耐力梁4毎に1個埋設し、蓋載置支持面6に凹部14
を数箇所形成した図18に示す側溝ブロック1e、およ
び表面形状や模様を上記側溝ブロック1eと同様に形成
して、中央部寄りに図22に示すスリット状グレーチン
グ31を埋設して、縦断方向のスリット孔7を1個設け
た図19に示す側溝蓋2eが挙げられる。該側溝ブロッ
ク1eと側溝蓋2eとを一体的に構成する場合において
も、歩車道境界ブロック25と一体的に固定して使用す
るものであるが、固定手段としては図17で示した突き
出し筋28と嵌合孔13との挿着手段以外にも、図20
あるいは図21の断面図で示すように、挿通孔30を設
けた歩車道境界ブロック25を使用し、該挿通孔30に
ボルト29を挿通して、耐力梁4あるいは側溝蓋2e表
面のインサート15と連結固定する。その際、歩車道境
界ブロック25の底面にモルタルや接着剤27を介して
も良い。一方、図21で示すように、側溝蓋2eの底面
に凸部16を形成し、側溝ブロック1eの蓋載置支持面
6に形成した凹部14に嵌合せしめることで、ズレ・ガ
タツキの防止や側圧に対する突っ張り材として作用す
る。
【0025】図22には、本発明で採用するスリット状
グレーチング31の1例を示す。材質としては樹脂質で
も金属質でもよいものであり、好みの色を施すこともで
きる。また、縦断方向あるいは横断方向などといった埋
設する向きや、側溝のサイズによっては、長さを適宜変
更して使用することができる。側溝表面に形成するスリ
ット孔を、該スリット状グレーチングを使用して形成す
る場合は、スリット孔の角欠けを防止するとともに、カ
ラフルな彩りにより美観性の向上や景観の統一性を図ら
しめる。
【0026】図23以下には、さらに本発明による別の
自由勾配型函渠側溝を示す。例えば図23は、側溝ブロ
ック1fおよび側溝蓋2f表面に、歩車道境界ブロック
状突塊17を一体形成することで、表面形状をL型形状
35として形成しており、後から歩車道境界ブロックを
固着する必要が無い。また、本発明に使用する門型形状
の側溝ブロックとしては、図24および図25に示すよ
うに、一方の側壁下端にL形状の踵部18を形成して土
留兼用とした側溝ブロック1gなども採用できるもので
あり、さらに図26に示す側溝ブロックの如く、深さの
深いものにおいては、製造時や施工時の側壁部のたわみ
防止用の補強材として、底部に1〜数本の小梁19を一
体的に形成する。底部の小梁19は、コンクリートある
いは鋼棒や鋼材などをブロック成形時に一体物として製
造しても、また、側壁下端部に溝を形成しておいて、後
から固着してもよい。
【0027】以上説明してきたように、本発明の自由勾
配型函渠側溝においては、上面の蓋載置開口部を耐力梁
と同一幅の嵌合部として形成した側溝ブロックと、表面
形状や模様を該側溝ブロックと同様にするとともに耐力
梁と同一幅とした側溝蓋とを組み合わせて、一体的に構
成するものであるから、任意の排水勾配を従来の自由勾
配側溝と同一手法で形成できるものであり、従来の施工
手順や方法、歩掛りなどを何ら変更するものでないた
め、施工業者にとっては従来どおり容易に施工を行える
ものである。
【0028】載置した側溝蓋は、両側面から路盤材など
に押え付けられたり、連結部材などによって側溝ブロッ
クと一体的に接合して函渠側溝を構成するものであるの
で、車両走行時におけるガタツキ騒音や角欠けを発生す
ることが無く、側溝敷設後における破損した側溝蓋の取
り替え、周辺住民からのガタツキ騒音に対する苦情、そ
の対応などのいっさいの煩わしさが起こり得ない。
【0029】本発明によるときは、側溝表面に各種模様
を施したり、カラフルなスリット状グレーチングを使用
すこともできるので、採用地区の景観を向上することが
でき、よその地区との差別化をはかるばかりか、往来す
る人の目にやさしく、通るだけでウキウキした気分にな
るなど、快適な住環境の形成に貢献できる。
【0030】本発明の自由勾配型函渠側溝表面に形成し
たスリット孔は、雨水の流れの方向に対して直交状に配
置しているのに加え、側溝の表面形状として、皿形状や
略V形状、あるいは片傾斜形状など、雨水をスリット孔
に導きやすい形状を採用しているので、降雨時の集水効
率は従来側溝に比べ飛躍的に向上する。
【0031】
【発明の効果】以上説明したような本発明によるなら
ば、道路勾配にかかわらず排水勾配を自由に形成できる
ばかりか、雨水の集水効率や景観の向上を図らしめ、さ
らに側溝蓋の存在によって生じるガタツキ騒音や角欠け
などの問題がいっさい生じることがなく、商業的に効果
の大きい、また、地元住民に喜ばれる発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自由勾配型函渠側溝を構成する側溝ブ
ロックの1例を示した斜面図である。
【図2】本発明の自由勾配型函渠側溝を構成する側溝蓋
の1例を示した斜面図である。
【図3】図1に示した側溝ブロックの埋設状態を示した
断面図である。
【図4】図1の側溝ブロックと図2の側溝蓋とを組み合
わせてなる本発明の自由勾配型函渠側溝の断面図であ
る。
【図5】図4に示す本発明の自由勾配型函渠側溝の縦断
面図である。
【図6】本発明の自由勾配型函渠側溝を構成する側溝ブ
ロックの別の1例を示した斜面図である。
【図7】本発明の自由勾配型函渠側溝を構成する側溝蓋
の別の1例を示した斜面図である。
【図8】図6の側溝ブロックと図7の側溝蓋とを組み合
わせてなる本発明の自由勾配型函渠側溝の平面図であ
る。
【図9】本発明の自由勾配型函渠側溝を構成する側溝ブ
ロックのさらに別の1例を示した斜面図である。
【図10】本発明の自由勾配型函渠側溝を構成する側溝
蓋のさらに別の1例を示した斜面図である。
【図11】図9の側溝ブロックと図10の側溝蓋とを組
み合わせてなる本発明の自由勾配型函渠側溝の断面図で
ある。
【図12】本発明の自由勾配型函渠側溝を構成する側溝
ブロックのさらに別の1例を示した斜面図である。
【図13】本発明の自由勾配型函渠側溝を構成する側溝
蓋のさらに別の1例を示した斜面図である。
【図14】図12の側溝ブロックと図13の側溝蓋とを
組み合わせてなる本発明の自由勾配型函渠側溝の断面図
である。
【図15】本発明の自由勾配型函渠側溝を構成する側溝
ブロックのさらに別の1例を示した斜面図である。
【図16】本発明の自由勾配型函渠側溝を構成する側溝
蓋のさらに別の1例を示した斜面図である。
【図17】図15の側溝ブロックと図16の側溝蓋とを
組み合わせてなる本発明の自由勾配型函渠側溝の断面図
である。
【図18】本発明の自由勾配型函渠側溝を構成する側溝
ブロックのさらに別の1例を示した斜面図である。
【図19】本発明の自由勾配型函渠側溝を構成する側溝
蓋のさらに別の1例を示した斜面図である。
【図20】図18の側溝ブロックと図19の側溝蓋とを
組み合わせてなる本発明の自由勾配型函渠側溝の断面図
である。
【図21】図18の側溝ブロックと図19の側溝蓋とを
組み合わせてなる本発明の自由勾配型函渠側溝の図20
とは別の断面図である。
【図22】本発明で採用するスリット状グレーチングの
1例を示した斜面図である。
【図23】本発明のさらに別の自由勾配型函渠側溝を示
した斜面図である。
【図24】本発明の自由勾配型函渠側溝を構成する側溝
ブロックのさらに別の1例を示した斜面図である。
【図25】図24の側溝ブロックに側溝蓋を組み合わせ
てなる本発明の自由勾配型函渠側溝の埋設状態を示す断
面図である。
【図26】本発明の自由勾配型函渠側溝を構成する側溝
ブロックのさらに別の1例を示した斜面図である。
【符号の説明】
1〜1h 側溝ブロック 2〜2g 側溝蓋 3 側壁 4 耐力梁 5 蓋載置開口部 6 蓋載置支持面 7 スリット孔 8 集水溝 9 凸面部 10 支持段部 11 載置段部 12 切欠 13 嵌合孔 14 凹部 15 インサート 16 凸部 17 歩車道境界ブロック状突塊 18 踵部 19 小梁 20 基礎砕石 21 ベースコンクリート 22 インバートコンクリート 23 路盤材 24 アスファルト層 25 歩車道境界ブロック 26 舗装材 27 モルタルや接着剤 28 突き出し筋 29 ボルト 30 挿通孔 31 スリット状グレーチング 32 皿形状 33 略V形状 34 片傾斜形状 35 L型形状 36 方形状模様 37 インターロッキング模様 38 丸模様

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側壁上面の中央に1箇所、もしくは両
    端側に2箇所の耐力梁を有すとともに、底部を全面開放
    とした門型形状の側溝ブロックにおいて、上面の蓋載置
    開口部を耐力梁と同一幅の嵌合部として形成するととも
    に、耐力梁および側溝蓋の表面形状を皿形状や略V形
    状、あるいは片傾斜形状やL型形状、もしくはフラット
    形状とし、さらに側溝蓋の中央部寄りに縦断あるいは横
    断方向に1〜数個のスリット孔を設け、側溝ブロックの
    開口部に側溝蓋を載置して一体的に構成することを特徴
    とする自由勾配型函渠側溝。
  2. 【請求項2】 耐力梁の端部に集水溝、及び/又は、耐
    力梁の中央部寄りに縦断あるいは横断方向に1〜数個の
    スリット孔を形成したことを特徴とする請求項1に記載
    の自由勾配型函渠側溝。
  3. 【請求項3】 耐力梁あるいは側溝蓋の中央部寄りに設
    けたスリット孔位置に、金属質あるいは樹脂質のスリッ
    ト状グレーチングを埋め込んだことを特徴とする請求項
    1あるいは2に記載の自由勾配型函渠側溝。
  4. 【請求項4】 耐力梁のみ、あるいは側溝蓋をも含めて
    両側上端部あるいは片側上端部に、全長に亘る切欠を形
    成したことを特徴とする請求項1〜3の何れか1つに記
    載の自由勾配型函渠側溝。
  5. 【請求項5】 耐力梁および側溝蓋上面に歩車道境界ブ
    ロックを一体的に固定するために、耐力梁や側溝蓋上面
    にインサートを数個埋設したり、嵌合孔を数個形成した
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れか1つに記載の自
    由勾配型函渠側溝。
  6. 【請求項6】 側溝ブロックの蓋載置支持部と側溝蓋と
    の各当接面に、凹部あるいは凸部を形成して嵌合した
    り、または突き出し筋と凹部を形成して挿着したり、あ
    るいはインサートとボルトなどによる連結部材で一体的
    に接合したことを特徴とする請求項1〜5の何れか1つ
    に記載の自由勾配型函渠側溝。
  7. 【請求項7】 耐力梁や側溝蓋表面に、同一形状あるい
    は異なる大きさを組み合わせた方形状や丸形状や菱形状
    の模様や、インターロッキング状の模様などを凸型また
    は凹型に施したり、あるいはレンガ状や丸、菱形や波形
    状などの幾何学模様を溝状に施したことを特徴とする請
    求項1〜6の何れか1つに記載の自由勾配型函渠側溝。
  8. 【請求項8】 側溝ブロックの片側の側壁下端部にL形
    状の踵部を一体的に形成して土留兼用の側溝ブロックと
    したり、あるいは底部に1〜数本の小梁を一体的に形成
    したことを特徴とする請求項1〜7の何れか1つに記載
    の自由勾配型函渠側溝。
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