JP2005097999A - 張り出し歩道構造及びそれに用いられる土台部ブロック - Google Patents

張り出し歩道構造及びそれに用いられる土台部ブロック Download PDF

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Abstract

【課題】
透水性歩道板や軽量歩道板等を交換設置でき、また、道路の曲がり部分等の施工の効率を向上させる張り出し歩道構造ならびにその土台部ブロックを提供する。
【解決手段】
地盤側に支持される土台部本体20と、土台部本体に一体連接されて横方向に張り出す張り出し土台16と、を含む単位土台12を複数併設して組土台部14を形成する。組土台部は、例えば縦軸回りに相互の単位土台どうしを回動調整してその隙間を設定させる。
複数の張り出し土台16の上面側に歩道板18を載置固定し、さらに、隣接する各単位土台間に排水用空隙Tを形成するように、少なくとも張り出し土台には縦支持部40を設ける。
【選択図】図1
























Description

本発明は、山間部、内海沿岸、湖水際等の道路拡幅に際し歩道を谷側や水辺側に張出して敷設する際の張り出し歩道構造ならびにその土台部ブロックに関する。
道路が狭小化し歩道と車道の区別もないような箇所や歩道幅が極めて狭く歩行に危険であるような場所が相当に存在し、その対策が急務となっている。このような箇所は、例えば山間部、内海沿岸、湖水際、大小の崖地等ばかりでなく、市街地、住宅地から基幹道路に至るまで大小の規模で存在している。また、このような、山間部、内海、河川岸等では道路が蛇行したりあるいは大きくカーブする部分が一般に多い。近時、このような狭小道路に歩道を確保するために、谷側等に道路を張り出して歩道とする方法が提案されている。例えば、特開平7−317005号は、谷側の法面に構築される擁壁部材と、歩道板と、錘体と、を有しており、歩道板は、擁壁部材と、錘体とにより両持ち支持されて、外側に張り出して構成されている。
特開平7−317005号(図1)
上記特許文献1の張り出し歩道では、予め谷側下り斜面に擁壁を構築しこれに歩道板の荷重を支持させるものであるが、例えば市街地やビジネス、住宅地に近接する張り出し歩道設置場所等ではこのような方法は擁壁の構築のためのスペース確保ができない点から採用することができないものであった。さらに、同文献の図8に示すように、張り出し歩道上への降雨の排水用側溝を近傍に設置する場合が多いが、この際、既設の側溝との共存が簡単ではなくなる。例えば、同文献の図1、図4〜図7に示すように、張り出し歩道と車道との間にはガードレールを立設する場合が多く、また、張り出し歩道が一方側に張り出した歩道構造であるからレールポスト立設や土台部の固定あるいは強化のために箱形の土台部の内部にコンクリートを充填して支持を補強するのが通常である。したがって、既設の排水用側溝が設置されている場合には支持用の土台部分が邪魔になってこのような張り出し歩道のブロックを適用することができないとともに、図8のように側溝を含んで一体成型した張り出し歩道形のコンクリートブロックとした場合には、既設の側溝との接続を確保するための工事が別途必要となり、かつ、ブロック全体の設置時にその既設側溝の溝孔の位置合わせを必要とし施工、設置に時間がかるという問題があった。さらに、歩道上への降雨を自然に側溝へ流れ込ませる排水では路面が滑りやすい、反射光がドライバの眼に入って運転に支障をきたす、自動車の通行時の振動音抑制の見地から最近はポーラスのコンクリートを用いる場合があるが、そのような場合にはコンクリート中を水が通過するから地中に大量の水を含浸させ、地盤全体を弱体化させて危険な状態を生じさせるおそれがあった。さらに、大小のカーブ部分での張り出し歩道の施工に際しては、予め標準的に成型された歩道板・土台部一体形のコンクリートブロックを曲線に沿った扇形に何回も切断切削してカーブ道路を構築せねばならず、また、その突合せ目地部分の処理が円滑に行えないという問題があった。
本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、その1つの目的は、土台部と歩道板とを別体とし、土台部側のみでの片持ち支持としつつ透水性歩道板や軽量歩道板等を交換設置できる上に、透水性歩道板設置時の排水ルートを確保して地盤弱体化を生じさせないようにし得る張り出し歩道構造並びにそれに用いられる土台部ブロックを提供することにある。さらに、本発明の他の目的は、大小のカーブ部分においても軽易な労力で施工でき、さらに曲がり部分の突合せ調整や目地部分の処理を円滑に遂行し得る張り出し歩道構造並びにそれに用いられる土台部ブロックを提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、地盤100側に支持される土台部本体20と、土台部本体に一体連接されて横方向に張り出す張り出し土台16と、を含む単位土台12を複数併設して組土台部14を形成し、複数の張り出し土台16上面側に歩道板18を載置固定し、さらに、隣接する各単位土台12間に排水用空隙Tを形成するように、少なくとも張り出し土台16には縦支持部40が設けられた張り出し歩道構造から構成される。縦支持部40は隣接する各単位土台間の排水用空隙Tを形成すると同時に上部に載置する歩道板18の支持を行うから、上からの荷重に対して強度を有する構造であるのが好ましい。単位土台全体が土台部本体の基部側から張り出し土台部の先端部にわたって細長い形状となるから、土台部本体から逆L字状に伸びる張り出し土台部の張り出し長さにわたる細長い、あるいは先端を先鋭状に形成する高さの低い壁体から構成するのがよい。しかしながら、例えば、所要部位に横孔を空けた枠、あるいはフレーム構造としてもよい。また、壁板形状でなく、ブロック状としてもよい。単位土台全体が土台部本体の基部側から張り出し土台部の先端部にわたって細長い形状となるから微妙な道路のカーブや大きな曲率のカーブの施工時にも単位土台どうしの間隙調整のみで施工できる場合が多くなり、また、切削,加工が必要な場合にもその作業を簡単かつ短時間で完了させることが可能である。排水用空隙Tは、降雨を吸収する多孔質コンクリートを介して流れ込む雨水を側溝側に導く空隙であり、張り出し土台部の先端側から土台部本体側に長く形成し、さらに側溝に連通接続する管路パイプ等に連通接続するように設けるとよい。1つの歩道板を支持する単位土台の数は2個,3個,4個、...その他の任意の数の単位土台ブロックで支持するようにしてもよい。また、土台部本体側の具体的な形状、構造は任意に設定しうる。
その際、上記の張り出し歩道構造の隣接する単位土台12と係合しかつ縦軸(34)回りに回動しつつ単位土台12どうしの間隙を扇形に開閉する軸係合部32を設けるとよい。軸係合部を軸として両端側を回動させうるので張り出し方向位置並びに隣接する単位土台どうしの相対位置も一定となって、クレーン操作を行いながら間隙調整を行う場合にも短時間で高精度に行える。したがって、道路の微妙な曲線部分や大きなカーブ部分等にも対応してブロック加工時間等を短縮し得る。軸係合部32は隣接する単位土台どうしが一つの支軸を介して回動できればよく、例えば互いに軸受孔を有する軸受孔フレームを土台部本体等から互いに突設させ、位置合わせした状態で軸棒を貫挿させるようにしてもよい。また、軸係合部を設ける位置は土台部の任意位置であってもよい。特に、現場打ちコンクリートを充填する前の土台部本体に重心があるときには土台部本体に軸係合部を形成させるのが効果的である。軸係合部は縦軸方向に長い1つの係合部分で形成してもよいし、また、複数に分散させて縦方向に設けてもよい。
さらに、単位土台の張り出し土台16には、縦軸(34)回りに単位土台12を回動させた際に形成される隣接の張り出し土台との間の下部隙間に充填されるコンクリートを下から受けるように受け片46を一体的に設けるとよい。受け片46の具体的な構成は特に限定されないが、例えば相欠き状の継ぎ手接続形態とするのが扇形開閉時の隙間の形成態様ならびに製造、加工上簡単でよい。
また、上記の張り出し歩道構造の張り出し土台は断面略I形に形成してもよい。
土台部本体20はその上面が張り出し土台16の上面より低位置に設置されるように張り出し土台に対して略L字状に接合された構成とするよい。側溝その他の管路と張り出し歩道の地盤側支持部分との干渉を回避して共存的に敷設施工を可能とするためのものであり、したがって、厳密なL字接合構成ではなく、複数段の切欠、曲線状の切欠その他、土台部本体と側溝等を密接状に配置させうるに足る切欠、あるいは空隙構造であればよい。
また、本発明の他の構成は、地盤100側に支持される土台部本体20と、土台部本体に一体連接されて横方向に張り出す張り出し土台16と、を含む全体として張り出し方向に細長い単位土台12を複数併設して組土台部14を形成し、併設される張り出し土台16間にコンクリート充填用の空隙80が形成されるとともに、各張り出し土台16の下端両側に併設される下部受け板44どうしを突合せ係合させ、かつその際にコンクリート94を受ける受け片46を形成する相欠き継手部47を設け、張り出し土台16上面側に単位土台12と別体に用意された歩道板18を載置固定したことを特徴とする張り出し歩道構造である。相欠き継手部47を調整して併設する単位土台どうしの調整による間隙には現場打ちコンクリート94を充填させ、その上面を平坦化し、その上面に歩道板を載置固定してもよい。歩道板18は、透水性路盤でなく、通常のコンクリート成型板97を張り出し土台上に配置固定させるとよい。
また、隣接する複数の単位土台12の土台部本体20を串刺し状に貫通して連結鉄筋60が配筋されるとともに、複数の張り出し土台16の先端側を串刺し状に貫通して先端部連結鉄筋92が配筋されているとよい。
本発明は、地盤側に支持される土台部本体と、土台部本体に一体連接されて横方向に張り出す張り出し土台と、を含む単位土台を複数併設して組土台部を形成し、複数の張り出し土台上面側に歩道板を載置固定し、さらに、隣接する各単位土台間に排水用空隙を形成するように、少なくとも張り出し土台には縦支持部が設けられていることを特徴とする張り出し歩道構造から構成されるから、土台部と歩道板とを別体とし、水跳ね防止、防振、歩きやすさ等に優れた透水性、弾性歩道板を必要に応じて任意に設置でき、設計、施工上の自由度が飛躍的に向上する上に、各ブロックが軽量化して現場施工作業がしやすくなり工期短縮、作業コスト低減を達成でき、さらに、個々の単位土台を細長状のコンクリートブロックで構成できるから、カーブ部分の歩道敷設作業を円滑に遂行し得る。
また、隣接する単位土台と係合しかつ縦軸回りに回動しつつ単位土台どうしの間隙を扇形に開閉する軸係合部が設けられた構成とすることにより、短期間でしかも確実、高精度に隣接する単位土台間の間隙調整を行え、特に、道路の複雑なカーブ部分にも対応して高能率の張り出し歩道構造の施工を実現し得る。
また、張り出し土台には、縦軸回りに単位土台を回動させた際に形成される隣接の張り出し土台との間の下部隙間に充填されるコンクリートを下から受けるように受け片が一体的に設けられた構成とすることにより、曲がり部分の突合せ調整や目地部分の処理を円滑に短時間で遂行し得る。
また、張り出し土台が断面略I形に形成された構成とすることにより、個々の単位土台を細長状のコンクリートブロックで構成し、さらにI形の縦支持壁で歩道板を高強度で支持しつつ隣接する単位土台の張り出し土台間に排水用空隙を有効に形成させ、同時に無駄のない構造により材料コスト削減を達成し得る。
また、土台部本体はその上面が張り出し土台の上面より低位置に設置されるように張り出し土台に対してL字状に接合された構成とすることにより、土台部本体に矩形の隅部を切り欠いた切り欠き部が形成される結果、この切り欠き部分を利用して例えば既設あるいは新設の側溝、諸ケーブル管路、水道管路等を設置でき、それらの存在によっても張り出し歩道を具体的に敷設施工できる。
また、本発明は、地盤側に支持される土台部本体と、土台部本体に一体連接されて横方向に張り出す張り出し土台と、を含む全体として張り出し方向に細長い単位土台を複数併設して組土台部を形成し、併設される張り出し土台間にコンクリート充填用の空隙が形成されるとともに、各張り出し土台の下端両側に併設される下部受け板どうしを突合せ係合させ、かつその際にコンクリートを受ける受け片を形成する相欠き継手部を設け、張り出し土台上面側に単位土台と別体に用意された歩道板を載置固定したことを特徴とする張り出し歩道構造から構成されるから、全体として張り出し方向に細長い複数の単位土台を組み付け、土台部と歩道板とを別体として設置するから、個々の単位土台が軽量化して現場施工作業がしやすくなり工期短縮、作業コスト低減を達成でき、さらに、カーブ部分の歩道敷設作業を円滑に遂行し得る。また、微調整を要する道路の曲がり部分や特殊な地形等の施工においても張り出し方向に細長い単位土台の加工作業を比較的に軽易にでき、しかも、加工時の切削等による材料の無駄を回避し得る。
また、上記の張り出し歩道構造において、隣接する複数の単位土台の土台部本体を串刺し状に貫通して連結鉄筋が配筋されるとともに、複数の張り出し土台の先端側を串刺し状に貫通して先端部連結鉄筋が配筋された構成とすることにより、張り出し壁の先端側での併設張り出し壁どうしの結合力を強化し、安全性を向上させることができる。
以下、添付図面を参照しつつ本発明を実施するための最良の形態について説明する。本発明は、土台部と歩道板とを別体に構成し、さらに1つの歩道板を複数の土台で支持させた張り出し歩道の構造であり、かつ、その際に隣接する土台間に排水用空隙を形成させた点、隣接する土台部どうしが縦軸回りに回動して間隙調整、設定を行える点等が、主な特徴点である。
図1ないし図4は、本発明の第1実施形態に係る張り出し歩道構造10Aを示しており、図1は該張り出し歩道構造の分解斜視図である。図において、張り出し歩道構造10Aは、地盤側に設置される複数の土台12を併設して構成される組土台部14と、それぞれの土台の張り出し土台16の上面に設置される1個の歩道板18と、を含み、さらに、複数の組土台部上に複数の歩道板18を併設載置して実用上の長い張り出し歩道が構成される。実施形態において土台12と歩道板18とは別体に形成され、さらに1個の歩道板18を複数の土台で支持して配置される。すなわち、隣接併設されて組みつけられた複数の土台の上面に歩道板18が載置固定される。
土台12は、地盤側に設置される土台部本体20と、土台部本体に一体連接されて横方向に張り出す張り出し土台16と、を含む単位土台(以下「単位土台」という)であり、それぞれ鉄筋コンクリートで一体成型されて構成されている。単位土台は図1,2,4に示すように土台部本体20と張り出し土台16との接合部分で差し違え状に連結されて道路の張り出し方向に細長く形成された鉄筋コンクリートブロックからなり、土台部本体20に対して張り出し土台16が段上がり状に配置されている。
土台部本体20は、歩道の長手方向に面する縦壁22とその両端に連接された基部壁24と、接合壁26とを一体成型して構成され、それぞれの基部壁24と接合壁26とは縦壁22に対して垂直状に接合されている。縦壁22は所要の厚み幅を有する板壁体であり、接合壁26と基部壁24とに平面視I字状に接合されて土台部本体を構成する本体の主要部分である。図1,2,4に示すように該縦壁22は、長矩形板の1つの隅部を切り欠いてL字状に形成されている。切り欠き22G部分はその水平辺上に側溝等が設置できる切り欠き部である。縦壁22には3個の連結鉄筋挿入用孔28が穿孔されている。
基部壁24は、土台部本体20の最も控え側、すなわち車道側に配置される部位であり、縦壁に対して垂直T字状に接合されて内側に充填されるコンクリートの一方の外枠部分を構成する。図1,4,5に示すように、基部壁24の左右両端側にはそれぞれ隣接配置される単位土台12の基部壁と相欠き継ぎ手状に突合せ接続される相欠き継ぎ手部30が空間的に相欠き状に嵌合し得るように設けられている。接合壁26は、土台部本体20の歩道張り出し端側に配置される部位であり、縦壁に対して垂直T字状に接合されて内側に充填されるコンクリートの他方の外枠部分を構成する。接合壁26は、縦壁22のL字の立壁部分と垂直T字状に接合されて基部壁24の横幅よりも大きな横幅を有する板壁部であり、その上端側が張り出し土台16の基部と接合されている。接合壁26の上端は後述する縦支持壁40の下端側に連結されており、したがって、縦壁22のL字の立壁部分の上端は接合壁26の上端からさらに上方位置に設定されている。このように、土台部本体20はその上面、すなわち、切り欠き22Gの水平辺部分を含む平面が張り出し土台16の上面より低位置に設置されるように張り出し土台に対してL字状に接合されている。
一方、この接合壁の幅方向両端部に軸係合部32が設けられている。軸係合部32は、隣接する単位土台12と係合しかつ縦軸回りに回動しつつ単位土台どうしの間隙を扇形に開閉する枢軸関係で係合する結合部であり、この軸係合部32を介して単位土台12間の間隙を扇形に開閉しつつそれらの間隙調整を行わせ、例えばカーブ道路の施工時にそのカーブの曲率に対応した曲線状の歩道の施工を高効率に実現させる。詳細には、軸係合部32は、1つの単位土台の接合壁26の一方側から突設する縦長状の円弧柱34と、隣接する他の単位土台の接合壁26の他方側に設けられ円弧柱34に嵌合しつつ円弧柱34を軸とする縦軸回りに回動する縦長円弧凹部36と、を含む。円弧柱34は、単位土台の張り出し土台の縦支持壁40の下端側の一端側において、接合壁に一体接合されて縦長に形成されている。縦長円弧凹部36は、接合壁26の他端側において円弧柱34と同じ高さで縦長に形成されている。したがって、一つの単位土台の接合壁26の両側にそれぞれ空間的に嵌合する円弧柱と縦長円弧凹部が形成されている。これらの円弧柱34と縦長円弧凹部36とが嵌合した状態で軸係合部32が共通の枢支軸によってその前後端側を回動させ、扇形状の開閉動作により間隙調整を簡易に精度よく行える。なお、実施例では、クレーン等の重機を用いて単位土台を吊支しながら設置される。
張り出し土台16は、土台部本体20に一体連接されて横方向に張り出して別体として用意される歩道板18を載置支持する張出土台手段であり、単位土台12の一部を構成する。本発明において一つの特徴的なことは、複数の張り出し土台16の上面側に歩道板18を載置固定し、隣接する各単位土台間に排水用空隙Tを形成するように、張り出し土台16に縦支持部40を設けたことであり、この実施形態において、張り出し土台16は、図3に示すように断面略I形に形成されている。縦支持部40は側面視で歩道の張り出し方向に向けてしだいに細長状に形成された所要の厚み幅の縦支持壁体からなり、図3に示すように各縦支持壁体の間隙を排水用空隙Tとしてこの空隙を介して流入する水が車道側に流れ、さらに、切り欠き22Gの水平辺部分を含む平面部分に設置した側溝内に導入させることができる。縦支持壁40の上端側は垂直T字状に接合されて張り出し方向に細長い長矩形状の歩道受け板42が水平状に接合されている。隣接する歩道受け板42どうしの間には常に隙間tが形成されて排水用空隙Tに連通しており、歩道板上に落下する降雨等がこの隙間tから排水用空隙T側に流入する。一方、縦支持壁40の下端側は垂直T字状に接合されて張り出し方向に細長い長矩形状の下部受け板44が水平状に接合されている。下部受け板44の左右両端側にはそれぞれ隣接配置される単位土台12の張り出し土台の下部受け板間でそれぞれ相欠き継ぎ手状に突合せ接続される相欠き継ぎ手部47が空間的に相欠き状に嵌合し得るように設けられている。この実施形態では特に、縦軸(34)回りに単位土台を回動させた際に形成される隣接の張り出し土台との間の落下隙間に充填されるコンクリートを下から受けるように、張り出し土台に受け片46が一体的に設けられている。受け片46はそれぞれの下部受け板44の一方端側に設けられ、該下部受け板44の他方端側にはこの受け片44に空間的に嵌合状となる突片48が突設されている。受け片46は、縦軸(34)を介して扇形に単位土台を回動調整させて例えば図6のように張り出し先端側に隙間ができた場合にその隙間に充填する生コンクリートを受ける部位であり、これによって、わざわざ生コンクリートの支持用の板枠等を係止させて充填するような手間がかからずに、効率よく短時間に隙間調整ならびに目地部分のコンクリート充填作業等を行える。下部受け板44は歩道受け板42よりも大きな横幅を有しており、下部受け板どうしで密着状に突き合わせた状態でも常に歩道受け板42間に隙間tを確保させている。これによって、上面からの降雨を流入させさらに縦支持壁40の両側に形成された排水用空隙Tは、張り出し土台16の基部側に連通し、例えば連通路を開設させることにより既設の側溝等内に確実に捕捉導入させることができる。
そして、これらの単位土台12の複数を併設して組み付けることにより組土台部14が形成される。組土台部14は、複数の単位土台12を隣接併設させて1つの歩道板18を支持する単位土台のユニットであり、これらの組土台部14に支持されて長い歩道が敷設される。
さらに、歩道板18は、単位土台と別体に用意されて複数の張り出し土台上面側、すなわち、組土台部14の張り出し土台部分の上面に載置される歩道面を有する厚板状平坦部材であり、歩道として機能し得る板状部材であれば任意のものでよく、例えば、コンクリートを現場打ちした構成などでもよい。本実施形態では張り出し土台上面側に載置される透水性コンクリート板50と、その上面に全体を覆うように配置されたゴムチップマット52と、を含む複数の構成素材の積層の透水舗装材54が歩道板として載置されている。実施形態において、透水性コンクリート板50は、例えば予め工場で成型された 単位細骨材料を極端に減らした多孔質のコンクリート板であり、空隙が大きいために、透水性、排水性舗装、低騒音舗装に優れる。この透水舗装材54を歩道の通行方向に密着して配置することにより、その上面にゴムチップシートが配置されているので、弾性のある摩擦係数の大きなゴムシート上を歩く結果、歩きやすく、疲れにくいとともに、ポーラスコンクリートにより歩道板内に水分を吸収し、水跳ねの抑制、自動車通行時の振動防止等の多くの優れた機能を保持する。この透水性コンクリート板50は、例えば歩道受け板42に形成したボルト受け穴にボルト等の締結部材を介して張り出し土台側に固定される。なお、図1,2中、56は、張り出し土台16の先端側の歩道受け板42上面において各歩道受け板の先端部分を直交状に連結するように歩道の長手方向に長く設置される地覆部ブロックであり、上面中央部に手摺支持用の穴が設けられ、その中に手摺を立てた状態でモルタル等を充填して立設固定される。また、58は、手摺用ポスト、60は連結鉄筋、62は側溝、64は、単位土台の切り欠き22Gの水平辺部分に設置される側溝62の設置地盤を通過して排水用空隙Tと側溝62内を連通し雨水等を側溝62内に導入する管路である。66は縁石、68は車道側不透水路盤工、70はその上面がわに敷設されたポーラスコンクリート層である。72は設置地盤、102は張り出し側の非地盤側である。
次に、本実施形態に係る張り出し歩道構造の作用について説明すると、図5のように
設計上の地盤線100に沿ってクレーン等により吊り込んで各単位土台ブロック10Aを併設していく。そして、図6のように円弧柱34と縦長円弧凹部36とを吊り込み支持しながら嵌合状態とし、軸係合部32の共通軸周りに隣接する単位土台ブロックどうしを縦軸周りに回動させ、相互のブロック同士の隙間調整を短時間で確実かつ高精度に行える。その際、調整により生じた単位土台ブロックの下部受け板44どうしの扇形の開き部分に
コンクリートを目地材として充填し固化接合する。これによって、図1のように隙間tを有する張り出し土台部分を併設させて歩道板を載置させ得るようにする。この場合、図3に示すように、目地コンクリートは、単位土台に一体成型された受け片46により下部から受けられているので経時的に振動や不等沈下等によりコンクリートにひび割れが生じても落下することなく、簡単に補修することができる。このように、複数の単位土台の併設組み付けに際しては、軸係合部32を介して回動調整しつつ基部壁24ならびに張り出し土台の下部受け板44の突合せ位置を決めてそれらの目地部分に目地コンクリートを充填させることにより施工を簡便に行うことができる。また、隣接する単位土台の土台部本体20の連結鉄筋挿入孔28に連結鉄筋60を挿入し、複数の土台部本体を串刺し状に貫通してコンクリート充填時の連結強度と、コンクリート充填による張り出し歩道部分の負荷に耐える重心と支持力を確保させる。そして、単位土台により形成された組土台部14の張り出し土台部分の歩道受け板42上に透水舗装材54を載置固定させて歩道を敷設させる。図2において、例えば降雨による雨水は透水舗装材54を通過して張り出し土台16間の排水用空隙Tを通り、設置地盤を通して形成した側溝62に連通する連通管路64から側溝62内に円滑に導入される。
次に、第2実施形態の張り出し歩道構造10Bについて図7ないし図11により説明するが、前記した第1の実施形態と同一部材には同一符号を付してその詳細な説明は省略する。この実施形態では地盤72側に支持される土台部本体20と、土台部本体に一体連接されて横方向に張り出す張り出し土台16と、を含む全体として張り出し方向に細長い単位土台12を複数併設して組土台部14を形成し、その張り出し土台16上面に歩道板18を載置固定した点は、上記の第1実施形態の構成と同様である。この実施形態では、併設される張り出し土台間の排水用空隙がコンクリート充填用の空隙80とされる点が大きく異なる。また、接合壁26の両端に軸係合部が設けられていない点と、土台部本体20の縦壁22の下端に底壁82が設けられている点、並びに張り出し土台16の張り出し端側に先端部連結配筋部84が設けられている点が第1実施形態と異なる。一方、各張り出し土台16の下端両側に併設される下部受け板44どうしを突合せ係合させ、かつその際にコンクリートを受ける受け片46を形成する相欠き継手部47を設ける点、張り出し土台16上面側に単位土台12と別体に用意された歩道板18を載置固定する点、その他の構成は第1実施形態と同様である。
この第2実施形態の張り出し歩道構造において、張り出し土台16の先端部連結配筋部84は、図7に示すように各単位土台12の先端部は終端の止め壁86と複数の鉄筋が配置させ得る程度の間隙をあけて立設された対向壁88と、これらの止め壁と対向壁との間隙にそれぞれ垂直T字状に接合された連結壁90と、連結壁90に穿孔された1個または複数の鉄筋挿入用孔に挿通される他の連結鉄筋92と、を含む。
この実施形態では、図8,9の相欠き継手部47を調整して併設する単位土台どうしの間隙調整を行い、土台部本体20側並びに先端部連結配筋部84にそれぞれ連結鉄筋60、92を貫通状に挿入し、その状態で現場打ちコンクリート94を充填させる。その際、先端部連結配筋部84の所要の幅で手摺用ポストを立設させる。そして、空隙80内には現場打ちコンクリートを充填して上面を平坦化する。この場合には、例えば歩道板18は、透水性路盤でなく、通常のコンクリート成型板97を張り出し土台上に配置固定させてよく、その際の排水に際しては、例えば非地盤側が川などの場合には排水通路96を形成してその排水口から外部に排出するようにするとよい。
以上説明した張り出し歩道構造は、上記した実施形態のみの構成に限定されるものではない。例えば単位土台の具体的な形状は断面I形状でなくともよい。また、土台部本体あるいは、張り出し土台の具体的な形状、構造も特許請求の範囲に記載した本発明の本質を逸脱しない範囲において、任意の改変を行ってもよい。
本発明の張り出し歩道構造並びにそれに用いられる土台部ブロックは、市街地、住宅地近辺、山間部、内海沿岸、湖水際等の大、小の曲線道路敷設部分、その他、必要に応じて工事のしやすさや現場状況に応じた種々の張り出し道路敷設に際して適用可能である。
本発明の第1実施形態に係る張り出し歩道構造の分解斜視説明図である。 図1の張り出し歩道構造の施工完成状態の断面説明図である。 図2のA−A線矢視図である。 図1の張り出し歩道構造の単位土台の斜視説明図である。 図4の単位土台を併設組み付けする前の平面説明図である。 図5の単位土台どうしの間隙調整の作用を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る張り出し歩道構造の組土台部の斜視説明図である。 図7の組土台部の1つの単位土台の斜視説明図である。 図8の単位土台の平面図である。 図7の組土台部を用いた第2実施形態に係る張り出し歩道構造の施工完成状態の断面説明図である。 図10の張り出し先端部分の一部省略縦段面説明図である。
符号の説明
10A、10B 張り出し歩道構造
12 単位土台
14 組土台部
16 張り出し土台
18 歩道板
20 土台部本体
32 軸係合部
40 縦支持壁
42 歩道受け板
44 下部受け板
46 受け片
47 相欠き継手部
54 透水舗装材
80 コンクリート充填用空隙
84 先端部連結配筋部
94 現場打ちコンクリート
T 排水用空隙
t 歩道受け板間の隙間

Claims (8)

  1. 地盤側に支持される土台部本体と、土台部本体に一体連接されて横方向に張り出す張り出し土台と、を含む単位土台を複数併設して組土台部を形成し、
    複数の張り出し土台上面側に歩道板を載置固定し、
    さらに、隣接する各単位土台間に排水用空隙を形成するように、少なくとも張り出し土台には縦支持部が設けられていることを特徴とする張り出し歩道構造。
  2. 隣接する単位土台と係合しかつ縦軸回りに回動しつつ単位土台どうしの間隙を扇形に開閉する軸係合部が設けられたことを特徴とする請求項1記載の張り出し歩道構造。
  3. 張り出し土台には、縦軸回りに単位土台を回動させた際に形成される隣接の張り出し土台との間の下部隙間に充填されるコンクリートを下から受けるように受け片が一体的に設けられたことを特徴とする請求項2記載の張り出し歩道構造。
  4. 張り出し土台が断面略I形に形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の張り出し歩道構造。
  5. 土台部本体はその上面が張り出し土台の上面より低位置に設置されるように張り出し土台に対して略L字状に接合されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の張り出し歩道構造。
  6. 地盤側に支持される土台部本体と、土台部本体に一体連接されて横方向に張り出す張り出し土台と、を含む全体として張り出し方向に細長い単位土台を複数併設して組土台部を形成し、
    併設される張り出し土台間にコンクリート充填用の空隙が形成されるとともに、各張り出し土台の下端両側に併設される下部受け板どうしを突合せ係合させ、かつその際にコンクリートを受ける受け片を形成する相欠き継手部を設け、
    張り出し土台上面側に単位土台と別体に用意された歩道板を載置固定したことを特徴とする張り出し歩道構造。
  7. 隣接する複数の単位土台の土台部本体を串刺し状に貫通して連結鉄筋が配筋されるとともに、複数の張り出し土台の先端側を串刺し状に貫通して先端部連結鉄筋が配筋されていることを特徴とする請求項6記載の張り出し歩道構造。
  8. 請求項1ないし7のいずれかに記載の張り出し歩道構造に用いられる土台部ブロック。
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