JP2005290745A - 側溝用ブロック - Google Patents

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Abstract

【課題】 歩車道の境界に耐久性のさらに高い側溝を低コストで施工できる側溝用ブロックを提供する。
【解決手段】 長手方向に延びたコンクリート製の流路を有する側溝用ブロック1において、埋設されたときに地表面に出る長手方向に延びた縁11および12のうち、一方の縁11に鋼製のアングル20が埋設され、他方の縁12にはアングルが埋設されていないコンクリート製の側溝用ブロック1を提供する。この側溝用ブロック1を、アングル20が埋設された縁11が車道に面するように歩車道の境界に埋め込んで側溝を施工することにより、車道側の耐久性が高く、アングル20により歩車道の境界を明示することができる側溝を施工できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、側溝用ブロック及びそれを用いた側溝に関するものである。
特開平7−292756号公報には、両側のコーナーアングル同士を連結した受枠を逆さにして型枠にセットし、両側にコーナーアングルが埋設された逆U字型の溝ブロックを製造することが記載されている。実開昭61−125578号公報には、両コーナーを含めて受枠が埋設されたU字型の側溝が記載されている。
特開平7−292756号公報 実開昭61−125578号公報
これらのコーナーアングルは、側溝の外側のコンクリートのコーナー部を車両が繰り返し通過することにより加わる負荷に対してコンクリートの損傷を防止し、耐久性を向上することを目的として埋設されている。コーナーアングルが埋設された側溝および側溝用ブロックは、両側のコーナーにアングルやチャンネルなどの鋼板による部材が埋め込まれたものだけであり、一方のコーナーのみがアングルなどの鋼板により補強された側溝および側溝用ブロックはいずれにも開示されておらず、また、提供されていない。
そこで、本発明においては、長手方向に延びたコンクリート製の流路を有する側溝用ブロックであって、埋設されたときに地表面に出る縁のうち、長手方向に延びた一方の縁は鋼製であり、長手方向に延びた他方の縁はコンクリート製である側溝用ブロックを提供する。従来のアングルが埋設された側溝用ブロックは、車両が横断する部分への適用が考えられており、道路を横断する側溝を施工するときや、側溝の駐車場などの入口部分を施工するときにのみ用いられている。その理由は幾つか考えられるが、1つは、コーナーにアングルを埋設するために材料費と手間がかかり、アングルが埋設されていない側溝用ブロックに比較すると両側にアングルが埋設された側溝用ブロックは高価であり、経済的には使用の範囲を最小限に止めることが要求されることである。また、他の理由としては、車道や歩道など、側溝が施工される周囲の環境はコンクリートあるいはそれに類するものが主体となって構成されており、そこに、鋼製の部材が理由もなく存在することは道路を設計する際に有りうることではなく、当然に、鋼製の部材が埋設された側溝が施工される部分は限定されることになるからである。
したがって、従来の側溝あるいは側溝を含めた道路の設計において、片側だけにアングルが埋設された側溝を施工することに想到するとする理由はない。本発明の、片側の縁(コーナー)のみがアングルなどにより補強されたコンクリート製の側溝用ブロックを提供することにより、道路横断部のみでなく、道路に沿った側溝全体を、アングルが埋設された側溝用ブロックを用いて施工するという新たな設計の側溝が登場する。逆に、片側のコーナーのみが補強されている側溝用ブロックは、両コーナーに負荷がかかる道路横断部に不向きであり、本発明の側溝用ブロックが、従来の両コーナーがアングルなどにより補強された側溝用ブロックと同様に道路横断部に用いられる可能性はほとんどない。
本発明の側溝用ブロックを用いた側溝の形態の内、もっとも好適なものは、本発明の側溝用ブロックを接続して、車道と、歩道又は民地との間に製造(施工)された側溝であって、アングルなどにより補強された鋼製の一方の縁が車道側に配置された側溝である。また、本発明の側溝用ブロックを用いた側溝の施工方法において好適なものは、車道と、歩道又は民地との間に側溝を敷設する際に、鋼製の一方の縁が車道側に向くように側溝用ブロックを配置して接続する工程を有する敷設方法である。
このように施工された本発明の側溝は、道路に沿って、道路側に鋼製の補強されたコーナーがあり、反対側は鋼製で補強されていないコンクリート製のコーナーがあるという、上面の構成が非対称な側溝となる。まず、本発明の側溝用ブロックは、一方のコーナーのみが補強されているだけなので、両コーナーが補強されている側溝用ブロックよりも製造コストは安い。したがって、側溝の道路横断部という限定された部分ではなく、本発明の側溝用ブロックにより側溝の殆どの部分を占める道路に沿った部分を施工することが経済的な面でも可能になり、少なくとも設計する際に検討する対象になる。
また、道路に沿った部分の側溝を施工する側溝用ブロックということになると、特許文献1および2に示されているように、蓋受の部分とコーナーの部分が一体になった複雑な鋼製の部材を作成して埋設しなくても良く、アングル材などの簡易な構成の部材を一方のコーナーに埋め込んで補強することで、本発明の目的を果たすことができる。すなわち、従来の両コーナーが補強された側溝用ブロックは、道路横断部を施工することを考えて設計されているので、開口に設置される蓋も強度の高いグレーチングが想定されている。したがって、車両が通過する際のグレーチングの跳ね上げを防止するためにネジでグレーチングを止めたり、グレーチングに繰り返し加わる負荷によりコンクリート製の蓋受け部分が損傷しないように、蓋受けも含めた特別な形状あるいは構成の鋼材を生成し、側溝用ブロックを製造する際にコンクリートに埋め込んでいる。特別な構成の鋼材は、その形状からも、また、グレーチング蓋を固定するためのスタッドボルトを設けたりする構成からも、汎用性は全くない。
これに対し、側溝の道路脇の歩道などに沿って施工される部分は、車両が基本的には通過しない、あるいは通過するとしても、車両のすれ違いや、路肩に停車する目的に限られる。したがって、グレーチング蓋に積極的にする理由はなく、コンクリート製の蓋を載せる設計で問題はない。このため、コーナーに限定した補強を行えば良く、アングル材などの汎用性があり、市販されている鋼材を埋め込むことで対応できる。したがって、この点でも、本発明の側溝用ブロックは極めて低コストで製造および販売できる。
本発明にかかる、道路側が鋼材により補強されており、反対側が補強されていない側溝用ブロックにより施工された側溝は、鋼材により補強された縁の損傷を防止できることに加えて、実に様々な効果を奏する。1つの効果は、一方の縁に鋼材が埋め込まれているので、その鋼材が路肩あるいは歩車道の境界として利用できることである。両縁に鋼材が埋め込まれているものでは、どちらの鋼材によるラインを境界にするのか示すことができないが、一方の縁に鋼材が埋め込まれていれば、その鋼材により構成されるラインは1つになり、境界として利用できる。一方の縁が、亜鉛メッキ製又はステンレススチール製の鋼材により形成されている側溝用ブロックは、鋼材が錆び難いので長期間にわたり境界を明確に指示でき、また、反射性なので夜間においても境界が明確になる。
歩車道の境界は、境界用ブロックを埋設して高さで指示している場合もあるが、白線や蛍光塗料による線により指示している場合も多い。白線は長期間が経過すると劣化するので、再塗装の必要があるし、特に、積雪地域では除雪作業により線が消えてしまうので、雪解けと共に毎年、再塗装する必要が生ずる。本発明の側溝用ブロックにより側溝を施工し、鋼材が埋め込まれた縁を歩車道境界とすれば、境界線が消えたり、剥がれたりすることはないので、再塗装する手間を省くことができ、常に安全な歩道を施工することができる。
さらに、鋼材により歩車道境界を施工すると、周囲と境界の素材が異なるので、音により境界を判断することができるというメリットがある。これは、特に、目の不自由な歩行者にとって有効である。
本発明の効果の1つは、一方の縁は鋼材により補強されているが、他方の縁は鋼材が埋設されておらず、コンクリート製になるので、それに続くコンクリート製あるいはアスファルト製の歩道などと一体化したデザインの側溝を施工できることである。鋼製の一方の縁を除いた側溝用ブロックの上面に、格子模様、タイル模様、レンガ模様などの歩道側にも用いられる模様を形成しておくことにより、側溝の表面を歩道として利用したり、それに繋がる歩道と一体化する設計が可能となる。その一方で、車道側となる反対側の縁は鋼材により明確になっているので、歩車道の境界も明確となる。
本発明のさらなる効果は、鋼材の影響を除くことができることである。鋼材は、コンクリート製のコーナーを補強できるという効果を持つ反面、錆びる可能性があり、その錆び汁が田畑などの民地に流れ込むことは好ましくない。本発明に係る側溝用ブロックであれば、民地に面する側を鋼材により補強されていない側にすれば、たとえ埋設された鋼材が錆びたとしても、その錆び汁が民地側に流れ込むことが未然に防止できる。その一方で、側溝の縁に車輪が頻繁に通過するとその縁が欠けることがあり、歩道または民地側の縁がほとんど損傷しないのと比較されると、美観を損ねていることが多いが、そのような不具合を防止できる。
さらに、一方の縁は鋼材により補強されているが、他方の縁は鋼材が埋設されていないので、他方の縁の用途が広がる。例えば、他方の縁を、歩車道境界などを示す縁石を設置できるように凹ませることも可能となる。側溝用ブロックの上面が、他の縁に設置される縁石に向かって車道と同じような勾配を形成している側溝用ブロックを提供可能であり、このようなブロックは車道側の縁が高くなるので、車道側の縁が傷みやすい。本発明の側溝用ブロックであれば、傷みやすい車道側の縁をアングルなどの鋼材により保護することができる。鋼材にアングルを用いた場合、側溝用ブロックの上面とアングルの上側の面とはスムーズに繋がっていることが望ましい。1つの方法は、アングルの角度を上面の傾きに合わせて変えて、一方の縁に埋設することである。コーナーが直角のアングルを、一方の縁に埋設して、アングルを過ぎた当たりから側溝用ブロックの上面を傾けても良い。また、コーナーが直角のアングルを側溝用ブロックの上面の傾きに合わせて傾けて埋設することも可能であり、この場合、アングル材の側面が、側溝用ブロックのコンクリート製の側面に対して傾いて埋設される。
本発明のさらなる効果は、積雪地帯において、除雪される道路に沿って側溝を施工する場合の効果である。除雪車の除雪ブレードが雪を押しながら側溝の上まで滑ってくる場合、道路と側溝の縁との間に微小な段差があると、側溝の縁はブレードにより損傷し易い。しかしながら、鋼材が埋め込まれていれば、ブレードはその上を滑るので、損傷することはない。一方、側溝の反対側の縁に着目すると、反対側の縁にもアングルが埋め込まれている場合、アングルと側溝の表面との間にわずかな段差があれば、ブレードはそこに引っかかってブレードを損傷するか、アングルを損傷させたり、アングルが側溝から剥離する要因になる。しかしながら、本発明の側溝用ブロックでは、道路側だけがアングルなどにより補強されるので、他方の縁にはブレードと干渉するようなものがない。したがって、除雪する際に、埋設されたアングルは有益に作用し、埋設されたアングルが返って除雪作業の障害になるようなことはない。
本発明は、断面がU字型のU字型側溝、底面を現場で施工し上壁の一部が開渠となった自由勾配側溝、およびカルバート型側溝のいずれのタイプの側溝を施工するのに用いられる側溝用ブロックに適用できる。これらの側溝用ブロックの縁にアングルを埋設する際には、アングル材の側面が、当該側溝用ブロックのコンクリート製の側面から後退するように埋設することにより、市販されているアングル材を用いて、側溝用ブロックの上面がアングル材の上面に揃った、平らな上面を備えた側溝用ブロックを提供できる。
コンクリート製品のほとんどは、コーナー部分の欠けを防止するために数mm程度であってもコーナー部分が面取りされるように耐久性の型枠を形成する。これに対し、市販されている鋼製のL字型のアングルは、コーナー部分が面取りされていないか、されていても微小であるか、あるいは、コーナー部分が曲率半径の小さな曲面になるように加工されている。したがって、耐久性の型枠のコーナー部分にアングルをセットしようとすると、アングルのL字型の外側の形状と、型枠のコーナー部分の内側の形状とは一致しない。したがって、本発明においては、側溝用ブロックの上面を成形する型枠の面に、アングルの上面を合わせてセットし、側溝用ブロックの側面を成形する型枠の面と、アングルの側面との間に隙間が生じる状態にし、その隙間を適当な材料、例えば、発泡スチロールなどで形成された補助プレートを取り付けて埋め、側溝用ブロックを製造する。すなわち、本発明の製造方法では、側溝用ブロックが埋設されたときに地表面に出る長手方向の縁の少なくともいずれか一方を形成する型枠のコーナー部分の、側溝用ブロックのコンクリート製の側面を形成する側にコーナー部分の面取りと同程度の厚みの補助プレートを取付け、その補助プレートの内側にアングル材を配置し、型枠にコンクリートを注入し、少なくともいずれか一方の縁にアングル材が埋設された側溝用ブロックを形成する。この製造方法であれば、アングルを埋め込まない側溝用ブロックと同じ型枠を用いて、一方あるいは両方の縁に、市販のアングルが埋設された側溝用ブロックを製造することが可能となる。
さらに、アングル材の上面または側面の一部分をL字型の内側に向かって切り起こして埋設することにより、その切り起こした部分がアンカーとなり、アングル材を安定して側溝用ブロックに埋設することができる。したがって、スタッドボルトなどのアンカーとなる部材を溶接する手間を省くことができ、経済的である。また、アングル材にスタッドボルトなどを溶接すると、その溶接跡が表面から見えたり、溶接することによりアングル材が歪む可能性がある。これに対し、アングルの一部を切り起こすのであれば、アングル材が変形する可能性は殆どない。また、切り起こした残りの欠けた部分は、コンクリートを注入することにより埋まり、見栄えも良く、保護が必要なコーナー部分は鋼材により保護されるので、本願の発明の効果を損ねることはない。
以下に図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。図1に、一方の縁にアングルが埋設された側溝用ブロックの一例を示してある。この側溝用ブロック1は、長手方向Lに延び、底面を現場で施工し、上壁10の中央部分が開渠(開口)19となった自由勾配側溝と称されるコンクリート製の流路の一形態を施工する側溝用ブロックである。側溝が施工された後、開口19はコンクリート製の蓋30あるいはグレーチング製の蓋により塞がれる。側溝用ブロック1は、埋設されたときに地表面に出る上壁10の長手方向に延びた両側の縁11および12のうち、一方の縁11に鋼製のアングル20が埋設されており、他方の縁12はコンクリートのままである。
図2に、側溝用ブロック1の端面18の内、アングル20が埋設された縁11の近傍を拡大して示してある。また、図3には、側溝用ブロック1の端面図(正面図(図3(a)))、平面図(図3(b))、底面図(図3(c))、右側面図(図3(d))および開口部分の断面図(図3(e))を示してある。左側面図は、アングル20が見えないことを除けば右側面図と同一であり、背面図は正面図と対称である。
図4に、複数の側溝用ブロック1を長手方向Lに接続して歩道51と車道52との間に側溝55を施工した状態を示してある。アングル20が埋設された方の縁11が車道52の側に、アングル20が埋設されていない方の縁12が歩道51の側になるように、側溝用ブロック1は埋設されている。したがって、この側溝55は、道路52に沿って、道路側に鋼製の補強されたコーナー11があり、反対側は鋼製で補強されていないコンクリート製のコーナー12があるという、上面10の構成が非対称な側溝となっている。この側溝55においては、車道52に面し、車両が通過する可能性がある縁11が鋼製のアングル20により補強されているので、車両が頻繁に通過するような事態になっても側溝55のコーナーが欠けることはなく、耐久性の高い側溝55を施工できる。道路52は、地盤が一部沈下したり、舗装が劣化すると表面の舗装を剥いで再度舗装を施工することにより比較的簡単にメンテナンスできる。これに対し、側溝55を構成している側溝用ブロック1のコーナー部分が損傷したからといって、側溝用ブロック1を交換することは経済的にも、施工期間からも通常はありえない。したがって、側溝用ブロック1の耐久性を向上することは重要である。
一方、アングルの埋設されていない縁12は、歩道51の側に配置されている。したがって、車両がアングルの埋設されていない縁12を通過することがあるとしても、車両を歩道51に乗り上げたり、歩道51を乗り越して民地に乗り込むときに限られる。このため、アングルで補強されていなくても殆ど損傷することはない。
また、本例の側溝用ブロック1においては、アングル20により縁11の部分だけが補強されており、開口19の内部の蓋受けなどは補強していない。道路52の脇に沿って施工された側溝55を車両が頻繁に通過する機会は基本的に少ない。道路52の歩道側の脇を通過する場合は、車両同士のすれ違いや、路肩に停車する目的に限られるからである。したがって、最も車道側に位置する側溝1の縁11の上を車両が通過する機会は多少多いとしても、側溝1の開口19の蓋30を車両が頻繁に通過することは少なく、コンクリート製の蓋30であっても耐久性は十分に確保できる。このため、グレーチング蓋を積極的に採用する理由はなく、また、グレーチング蓋の跳ね上げを防止したり、車両が通過するときのグレーチング蓋とコンクリート製の蓋受けとの間の衝撃による損傷を防止する必要はない。したがって、車道52に面したコーナー11に限定した補強を行えば良く、アングル材20を埋設することにより十分に耐久性を確保できる。したがって、本例の側溝用ブロック1は極めて低コストで製造でき、また、販売できる。
本例の側溝55においては、車道52の側の縁に埋め込まれているアングル20が路肩および歩道51と車道52の境界を示す。アングル20は、亜鉛メッキ製であり、錆び難いと共に、ライトを反射して、夜間においても歩車道の境界を明確に示すことができる。また、亜鉛メッキ製のアングル20は、耐久性が高いので、白線などのように、短期間に劣化することはない。さらに、積雪地域では除雪作業により線が消えてしまうことも無いので、歩車道の境界線を雪解けと共に毎年、再塗装する手間を省くことができる。
さらに、コンクリートと材料の異なる鋼製のアングル20により歩車道の境界が示されているので、その上を歩いたり、叩いたりすることにより、音や感触で歩車道の境界を感知することができる。したがって、目の不自由な歩行者にとっても歩車道の境界が分かり易い。
車道52の側にアングル20による補強があることは、積雪地帯において、道路を除雪する際にも有効である。除雪車の除雪ブレードが雪を押しながら側溝55の上まで滑ってくる場合、車道52と側溝55の縁11との間に微小な段差があると、側溝の縁はブレードにより損傷し易い。しかしながら、鋼材であるアングル20が埋め込まれていれば、ブレードはその上を滑るので、ブレードも側溝のコーナー11も損傷することはない。一方、側溝の反対側の縁12に着目すると、アングルは埋め込まれていないので、ブレードが引っかかることはない。したがって、歩道51の上も含めて除雪したり、歩道51の代わりに田畑などの民地であれば、路肩から雪を捨てることも容易になる。
また、側溝55においては、歩道51の側の縁12には、周囲と材料が異なり、目立つアングル20が埋設されていない。したがって、側溝55の上面10aを歩道51の一部として一体感のあるデザインにすることが可能である。図5はその一例であり、この側溝用ブロック2においては、上面10aに歩道51に施工するのと同じサイズおよびピッチのレンガ模様が施されている。さらに、蓋30にも同じレンガ模様が施されている。したがって、歩道51に沿って側溝55を施工すると、側溝55の上面10aは歩道51と連続した模様となる。一方、側溝55の車道52の側には光沢のあるアングル20が埋設されているので、歩道51と車道52との境界は明確になる。
本例の側溝用ブロックを用いて、車道52と田畑などの民地との境界に側溝55を施工する場合も、車道52と歩道51との間と同様に、アングル20が埋設された縁11を車道51の側とし、アングル20が埋設されていないコンクリート製の縁12を民地の側にすることが有効である。亜鉛メッキされたアングル20も風雪に長期間晒されると部分的に錆びる可能性があるが、車道52の側だけに埋設されていれば、その錆び汁が田畑などの民地に流れ込む可能性は殆どない。したがって、民地が錆び汁により汚染されることはない。
図6に、さらに異なる側溝用ブロック3の概要を斜視図により示してある。また、図7に、側溝用ブロック3により歩道51と車道52との間に側溝55を施工した様子を示してある。この側溝用ブロック3は、上壁10の上面10aに碁盤、タイルあるいは格子模様と称される目の細かい模様を設けている。そして、車道52の側に面する縁11は上記と同様にアングル20が埋設されており、反対側の縁12は上面10aに続く模様が付されている。このような側溝用ブロック3により歩道51と車道52との間に側溝55を施工すると、側溝55の上面10aを歩くことにより、歩道51の境界にいることを足裏の感覚から感知することができる。そして、夜間であっても、車両のライトにより光るアングル20が歩車道の境界を示すので、さらに安全である。
図8に、さらに異なる側溝用ブロックのアングルが埋設された縁11を拡大して示してある。この側溝用ブロック4においては、アングル材21の側面23が、側溝用ブロック4のコンクリート製の側面13から後退しており、アングル材21の側面23と、側溝用ブロック4のコンクリート製の側面13との間にアングル材21の厚さ程度、すなわち、数mmから10mm程度の段差29がある。上記の側溝用ブロック1〜3に埋設されているアングル材20は、フォーミングアングルと称されており、小さな曲率半径のコーナーを備えている。このアングル材20は、主に、板材を曲げ加工して製造されており、面取りと同じ程度の湾曲したコーナーを備えているので型枠にセットして側溝用ブロックに埋設するには都合が良い。その一方で、曲げ加工するためにアングル材としては製造コストが高い。図8に示した側溝用ブロック4に埋設されているアングル材21は、熱間圧延品であり、製造コストは低い。しかしながら、コーナーは略直角になっている。この他に、アングル材としてはコールドと称される冷間加工品があるが、その形状も略熱間圧延品と同様であり、L字型のコーナー部分はほぼ直角である。
道路などに沿って施工される側溝の内、車道52に沿った側溝55の割合がほとんどであり、車道を横断するような部分はほとんどない。したがって、車道52に沿った側溝55を施工しようとすると、そのための側溝用ブロックの製造コストはできる限り低い方が好ましい。したがって、アングル材としても低コストの熱間圧延品が好ましい。しかしながら、コーナー部分がほぼ直角であるというのが製造上の大きなネックになる。すなわち、図9に示すように、側溝用ブロックは、台盤60の上に組み立てられた内型枠61と、外型枠62との間にコンクリートを注入して製造するが、コンクリート製品のコーナー部分を成型する型枠の内側の部分63は、成形されたコンクリート製品のコーナーの欠けを防止するために面取りする形状となっている。したがって、コーナーがほぼ直角のアングル材21は、型枠のコーナー部分63に密着するように設置することは不可能となる。
この問題を解決する方法は幾つかある。1つは、アングル21の側面23を外型枠62の内面に付けた状態にセットすることである。この方法は、型枠内にアングル21を固定することが難しく、また、アングル材21の表面24の上に薄くコンクリートが載ることになるが、直ぐに剥がれてしまい、側溝の表面10aとアングル21の表面24との間に段差が生じることになる。他に、アングル21の表面24を台盤60の表面に付けた状態にセットすることが可能である。この方法は、型枠内にアングル21を固定することが比較的容易である。しかしながら、アングル材21の側面23に薄くコンクリートが載ることになるが、直ぐに剥がれてしまい、側溝の側面13とアングル21の側面23との間に段差が生じることになる点は変わらない。
そこで、本例においては、図9に示すように、外型枠62の内面のコーナー用の面取り部分63に繋がる領域に、アングル材21とほぼ同じ幅のフラットバー65を取り付け、このフラットバー65と台盤60の表面に接するようにアングル材21をセットし、型枠内にコンクリートを注入して側溝用ブロックを製造するようにしている。この製造方法であると、アングル材21は、台盤60およびフラットバー65により支持されるので、コンクリートを注入している途中で動いたりすることがなく、品質の安定した側溝用ブロックを簡単に量産できる。また、フラットバー65を取り除けば、アングル材を埋設しない従来の側溝用ブロックと型枠を共通に使用することが可能であり、非常に経済的である。
また、この製造方法により製造された側溝用ブロック4は、製造直後から段差29があり、アングルの表面に薄いコンクリートの層はない。したがって、コンクリートが剥がれたりする恐れはなく、見栄えも良く、また、品質も安定している。側溝用ブロック4の側面13に形成された段差29は、側溝55を施工する際に、車道52の方向を向く部分であり、破線で示すように、アスファルトやコンクリートといった舗装用の部材59で埋まる。したがって、側面13に形成された段差29が側溝55および車道52を施工する上で障害にはならない。逆に、段差29があることにより、車道52と側溝55との境界部分の舗装部材59が側溝55の側から支持され一体になる。車道52と側溝55との境界部分は、地盤沈下などのために舗装59が沈んで、側溝55のコーナー11が現れて車道52と側溝55との間に段差が生じることがある。これに対し、本例の側溝用ブロック4を採用することにより、舗装59の境界部分を側溝55と一体化できるので、側溝55と車道52との境界に段差が発生することを抑止できる。
なお、図8および図9に基づき説明した製造方法は、片側の縁にアングル材が埋設された側溝用ブロックに限らず、図10に示すように、両側の縁にアングル材が埋設された側溝用ブロック5にも適用できるものである。この製造方法により、両側の縁11および12にアングル材21が埋設され、それらの側面23がコンクリートの側面13から一段凹んだ道路横断用の側溝用ブロック5を製造し、提供することができる。この側溝用ブロック5を採用することにより、道路横断する側溝の両側で道路の舗装が沈下して側溝の縁との間に段差が発生する事態を防止できる。したがって、車両が走行する際の衝撃を減らすことができ、道路としては耐久性が高く、凹凸が発生することの少ない乗り心地の良いものを提供でき、側溝としては、コーナー部分に加わる衝撃を低減できるので、さらに耐久性の高いものを提供できる。
アングル材とブロックとの密着性を高めるためには、スタッドボルトなどのアンカーとして機能する部材をアングル材に取り付けて側溝用ブロックに埋設しておくことが望ましい。しかしながら、アンカー用の部材を溶接する手間がかかり、また、溶接によりアングル材が歪むと、それを直すという手間もかかる。本例の側溝用ブロックにおいては、図11に示すように、アングル材21の一部をコンクリートに埋設される方向に切り起こしてアンカーとして機能させるようにしている。切り起こす方法は幾つかある。図11に示した切り起こし27aは、アングル21の上面24の中央部分をほぼ台形にカットして、長辺の側が立つように切り起こしている。切り起こし27bは、アングル21の上面24の縁からほぼ台形に切り込みを入れて、長辺の側が立つように切り起こしている。
いずれの場合も、逆テーパー状に部材がコンクリート内に突き出た状態となるので、切り起こした部分27aおよび27bはアンカーとして十分な機能を果たす。また、この方法であると、アンカー用の部材を溶接により取り付ける必要がないので、アンカー用の部材は不要であり、さらに、部材を取り付ける手間と、ひずみが発生したときの手直しの手間を省くことができる。したがって、経済的であり、アングル21が歪んだり、溶接した跡が表れることがないので外観も優れている。アングル21の表面24の、アンカーとなる部材を切り起こした跡28は、アングル21を型枠内にセットしてコンクリートを注入することによりコンクリートが回り込んで塞がり、外観上も、機能上も問題はない。アンカーとなる切り起こしをアングル21の側面23に設けることも可能であり、この場合は、車道51の舗装に埋まるので、側溝55を施工した後は、全く見えなくなる。
図12に、一方の縁にアングルが埋設された側溝用ブロックの異なる例を示してある。この側溝用ブロック6は、長手方向Lに直交する断面がほぼU字型の側溝を施工するためのものである。側溝が施工された後、上部の開口19はコンクリート製の蓋30あるいはグレーチング製の蓋により塞がれる。この側溝用ブロック6は、埋設されたときに地表面に出る長手方向に延びた両側の枠15の外側の縁11および12のうち、一方の縁11に鋼製のアングル20が埋設されており、他方の縁12はコンクリートのままである。
図13に、側溝用ブロック6の端面18の内、アングル20が埋設された縁11の近傍を拡大して示してある。また、図14には、側溝用ブロック6の端面図(正面図(図14(a)))、平面図(図14(b))、底面図(図14(c))、右側面図(図14(d))および断面図(図14(e))を示してある。左側面図は、アングル20が見えないことを除けば右側面図と同一であり、背面図は正面図と対称である。
図15に、複数の側溝用ブロック6を長手方向Lに接続して歩道51と車道52との間に側溝55を施工した状態を示してある。アングル20が埋設された方の縁11が車道52の側に、アングル20が埋設されていない方の縁12が歩道51の側になるように、側溝用ブロック6は埋設されている。したがって、この側溝55も、道路52に沿って、道路側に鋼製の補強されたコーナー11があり、反対側は鋼製で補強されていないコンクリート製のコーナー12があるという、路面に現れるデザインが非対称な側溝となっている。この側溝55においても、車道52に面し、車両が通過する可能性がある縁11が鋼製のアングル20により補強され、反対の歩道側51の縁12が鋼製のアングルでは補強されておらず、コンクリートが現れている基本的な構成は上記において説明した側溝と共通する。したがって、本例の側溝用ブロック6を用いて側溝を施工することにより、歩車道の境界に耐久性のさらに高い側溝を低コストで施工でき、また、上記において説明した本発明の側溝用ブロックおよび側溝に係るその他の効果も得ることができる。
図16に、一方の縁にアングルが埋設された断面がU字型の側溝用ブロックの異なる例を示してある。また、図17に、この側溝用ブロック7の端面18を拡大して示してある。さらに、これらのU字型の側溝用ブロックに、図8および図9において説明したような熱間加工品のアングル材21を埋設することも可能である。このように、本発明は、様々な形態の側溝用ブロックに適用することが可能なものであり、この他にも、上方に開口がなく、殆どの部分が暗渠で構成されるカルバートタイプの側溝を施工する側溝用ブロックにも本発明を適用することが可能である。
図18に、一方の縁にアングルが埋設された側溝用ブロックの異なる例を示してある。この側溝用ブロック8は、長手方向Lと直交する断面が門型で下方がオープンとなった自由勾配側溝あるいは可変側溝と称される側溝を施工するためのものである。側溝用ブロック8の、埋設されたときに地表面に出る長手方向に延びた縁11および12のうち、一方の縁11に鋼製のアングル20が埋設されており、他方の縁12はコンクリートのままで、段差ができるようにコーナーを切り欠いて凹ませてある。さらに、側溝用ブロック8の上面10aは、他方の縁12が低くなるように傾斜しており、道路52の水勾配とほぼ一致するようになっている。
図19に、本例の側溝用ブロック8を用いて施工された側溝55の構造を示してある。この側溝用ブロック8を、アングル20が埋設された縁11を車道52に向けて埋設して側溝55を施工することにより、側溝55の上面10aが、車道52の表面と同様に歩道51の側が低くなるように傾いた、水勾配を備えた側溝55が形成される。他方の縁12は段差が形成されるように凹んでいるので、縁石ブロック59を組み込み、側溝用ブロック8を基礎として縁石ブロック59を支持することが可能である。側溝用ブロック8は、基礎58により所定の高さに整えて施工されるのに対し、歩道51の側は殆ど基礎も打たれずに施工されるので微小な沈下が発生しうる。縁石ブロック59を側溝用ブロック8により支持することにより、縁石ブロック59を側溝55と同じ精度で高さを揃えて施工することが可能となる。
図20には、側溝用ブロック8の端面図(正面図(図20(a)))、平面図(図20(b))、左側面図(図20(c))、右側面図(図20(d))および断面図(図20(e))を示してある。底面図は、図3に示したものと略同じである。また、背面図は正面図と対称となる。
この側溝用ブロック8は、上面10aが角度θで傾いている。したがって、図21(a)に示したブロック8では、上面10aをポイント17の位置まで水平にした後に角度θの傾斜にすることにより、アングル20の上面24とブロック8の上面10aとがスムーズに繋がり、アングル20の端がコンクリートから出るような事態を防止している。図21(b)に示したブロック8では、コーナーの角度αが90度より小さなアングル20aを埋設することにより、アングル20aの上面24が角度θで傾き、ブロック8の上面10aの全体が傾くようにしている。図21(c)に示したブロック8では、コーナーが90度に曲がったアングル20の上面24がブロック8の上面10aと平らになるように角度θだけ傾けて埋設している。このため、アングル20の側面23は、側溝用ブロック8のコンクリート製の側面13に対して角度βだけ傾いて埋設されており、アングル20の側面23の端23aの位置で側溝用ブロック8の側面の角度が変化した形状となっている。側溝用ブロック8の道路側に向いた側面は舗装で覆われてしまうので、アングル20の端の部分で角度が変化しても側溝用ブロックの性能を低下させる要因にはならない。図21(d)に示したブロック8は、熱間圧延品のアングル材21を、その上面24がブロック8の上面10aと同じ角度になるように傾けて埋設している。
図21(a)に示した側溝用ブロック8は、上面10aの途中から傾きが変わるので、車道側の傾きと一体になった側溝を施工することが難しい。図21(b)に示した側溝用ブロック8は、上面10aの傾きを一様にできるが、アングル20のコーナーの曲げ角αを90度より小さくする必要があるので、製造コストが上昇する。これに対し、図21(c)および(d)に示した側溝用ブロック8は、市販されている曲げ角が90度のアングル材20および21を用いて、上面10aが一様に傾いた側溝用ブロックを提供することができる。
一方の縁にアングルが埋設された側溝用ブロックの概要を示す斜視図である。 アングルが埋設された部分を拡大して示す図である。 図1に示す側溝用ブロックの正面図(a)、平面図(b)、底面図(c)、右側面図(d)および断面図(e)である。 図1に示す側溝用ブロックにより施工された側溝を示す図である。 異なる側溝用ブロックにより施工された側溝を示す図である。 さらに異なる側溝用ブロックの概要を示す斜視図である。 図6に示す側溝用ブロックにより施工された側溝を示す図である。 さらに異なる側溝用ブロックのアングルが埋設された部分を拡大して示す図である。 図8に示す側溝用ブロックを型枠により製造する様子を示す図である。 さらに異なる側溝用ブロックの概要を示す斜視図である。 アングルの一部を拡大して示す図である。 一方の縁にアングルが埋設された異なる側溝用ブロックの概要を示す斜視図である。 アングルが埋設された部分を拡大して示す図である。 図12に示す側溝用ブロックの正面図(a)、平面図(b)、底面図(c)、右側面図(d)および断面図(e)である。 図12に示す側溝用ブロックにより施工された側溝を示す図である。 さらに異なる側溝用ブロックの概要を示す斜視図である。 図16に示す側溝用ブロックの端面を拡大して示す図である。 一方の縁にアングルが埋設された異なる側溝用ブロックの概要を示す斜視図である。 図18に示す側溝用ブロックを埋設して側溝を施工した状態を示す断面図である。 図18に示す側溝用ブロックの正面図(a)、平面図(b)、左側面図(c)、右側面図(d)および断面図(e)である。 (a)〜(d)は、図18に示す側溝用ブロックの幾つかのバリエーションを拡大して示す図である。
符号の説明
1〜8 側溝用ブロック
11、12 長手方向の縁
20、21 アングル
51 歩道、 52 車道
55 側溝

Claims (15)

  1. 長手方向に延びたコンクリート製の流路を有する側溝用ブロックであって、埋設されたときに地表面に出る縁のうち、前記長手方向に延びた一方の縁は鋼製であり、前記長手方向に延びた他方の縁はコンクリート製である側溝用ブロック。
  2. 請求項1において、前記鋼製の一方の縁を除いた当該側溝用ブロックの上面に模様が形成されている、側溝用ブロック。
  3. 請求項1において、前記一方の縁は、亜鉛メッキ製またはステンレススチール製である、側溝用ブロック。
  4. 請求項1において、前記鋼製の一方の縁は、埋設された鋼製のアングル材により構成されている、側溝用ブロック。
  5. 請求項4において、前記アングル材の側面が、当該側溝用ブロックのコンクリート製の側面から後退している、側溝用ブロック。
  6. 請求項4において、前記アングル材の側面と、当該側溝用ブロックのコンクリート製の側面との間に段差がある、側溝用ブロック。
  7. 請求項1において、前記他方の縁は、縁石を設置できるように凹んでいる、側溝用ブロック。
  8. 請求項4において、当該側溝用ブロックの上面が傾いている、側溝用ブロック。
  9. 請求項8において、前記アングル材の側面が、当該側溝用ブロックのコンクリート製の側面に対して傾いて埋設されている、側溝用ブロック。
  10. 請求項1において、当該側溝用ブロックは、断面がU字型のU字型側溝、底面を現場で施工し上壁の一部が開渠となった自由勾配側溝、または、カルバート型側溝の施工用である、側溝用ブロック。
  11. 長手方向に延びたコンクリート製の流路を有する側溝用ブロックであって、埋設されたときに地表面に出る少なくとも1つの縁に、鋼製のアングル材が埋め込まれており、前記アングル材の側面が、当該側溝用ブロックのコンクリート製の側面から後退している側溝用ブロック。
  12. 長手方向に延びたコンクリート製の流路を有する側溝用ブロックであって、埋設されたときに地表面に出る少なくとも1つの縁に、鋼製のアングル材が埋め込まれており、前記アングル材の側面と、当該側溝用ブロックのコンクリート製の側面との間に段差がある側溝用ブロック。
  13. 請求項1ないし12のいずれかに記載された側溝用ブロックを接続して、車道と、歩道または民地との間に製造された側溝であって、
    前記鋼製の一方の縁が車道側に配置された側溝。
  14. 請求項1ないし13のいずれかに記載された側溝用ブロックにより、車道と、歩道または民地との間に側溝を敷設する方法であって、
    前記鋼製の一方の縁が車道側に向くように前記側溝用ブロックを配置して接続する工程を有する敷設方法。
  15. 長手方向に延びたコンクリート製の流路を有する側溝用ブロックを耐久性の型枠により製造する方法であって、
    前記側溝用ブロックが埋設されたときに地表面に出る長手方向の縁の少なくともいずれか一方を形成する前記型枠のコーナー部分の、前記側溝用ブロックのコンクリート製の側面を形成する側に前記コーナー部分の面取りと同程度の厚みの補助プレートを取付ける工程と、
    その補助プレートの内側にアングル材を配置する工程と、
    前記型枠にコンクリートを注入し、前記少なくともいずれか一方の縁に前記アングル材が埋設された前記側溝用ブロックを形成する工程とを有する製造方法。

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007126918A (ja) * 2005-11-07 2007-05-24 Daikure Co Ltd コンクリート側溝又は蓋のコーナ部の保護部材
JP2011236725A (ja) * 2010-04-12 2011-11-24 Chuetsuseito Corp 排水溝ブロック、排水溝の施工方法、及び排水溝
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JP2014201979A (ja) * 2013-04-05 2014-10-27 大和コンクリート工業株式会社 蓋ずれ防止落ちふた式u形側溝

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