JP3168876U - 歩車道境界ブロック - Google Patents

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Abstract

【課題】歩道と車道の境界に設置されたU字溝上に簡単に設けることができ、かつ、透水性を有するアスファルトで舗装された車道のアスファルト中の水を前記U字溝に導水できる歩車道境界ブロックを提供する。【解決手段】歩道2と車道3との境界に敷設する歩車道境界ブロック1であって、断面視略台形状の境界形成体10と、上面の略中央に前記境界形成体を突設し、下面には地中に埋設されたU字溝4の上部開口に遊嵌可能な凸面部を形成するとともに、前記境界形成体の歩道側及び車道側に延在する張出部とを有するベース体11とを備え、前記ベース体の車道側の張出部には、上面から下面にかけて縦方向に貫通し、前記車道側からの雨水を前記U字溝に導水する路面導水孔5と、端縁部から横方向に穿設され、前記車道の透水性を有するアスファルト中の水を前記U字溝に導水する舗装導水孔6とが設けられている。【選択図】図1

Description

本考案は、歩車道境界ブロックに関するものである。
従来、歩道と車道との境界に敷設する歩車道境界ブロックがある。中でも、歩道と車道の境界に設置したU字溝からなる側溝の上部開口上嵌め込むように配設したものが知られている(例えば、特許文献1を参照。)。このように、歩道と車道の境界にU字溝を設置し、その上に歩車道境界ブロックを配置する構造とすれば、狭い道幅であっても、実質的な車道幅を広くとることができる利点がある。
上記特許文献1における歩車道境界ブロックの構成は、U字溝上に嵌り込む板状の蓋部と、蓋部上面から長さ方向に沿って立設した歩車道境界部とで断面が概略逆T字形に一体成形されている。また、長さ方向の中間部に、前記歩車道境界部を水平方向に貫通する横孔と、この横孔に連通して前記蓋部を縦方向に貫通する縦孔とからなる集水孔が形成されている。
特開2005−105814号公報
他方、近年では、透水性を有するアスファルト(所謂「ポーラスアスファルト」)で舗装された車道が増加している。かかる車道では、雨などがアスファルト中へ浸透していくために車道に水溜まりなどが生じず、水跳ねなどもなく運転し易いために安全走行に寄与することができ、しかも、運転騒音なども低減する効果を奏する。
しかし、上記特許文献1の構成は、あくまでも車道脇に流れてきた雨水をU字溝(側溝)に導入するだけなので、ポーラスアスファルト中に浸透した水を側溝へ排水することはできない。
また、歩車道の境界構造において、歩道側が車道側よりも若干(約5cm)高く形成するケースも増加しているが、上記特許文献1の構成では蓋部の高さレベルが歩道側と車道側とで同じなので対応することができない。
また、歩車道境界ブロックと、歩道や車道との境界部分から雑草が伸びることが多く、その雑草の除去に苦慮している現状があるが、かかる課題についても上記特許文献1の構成では解決することができない。
本考案では、上記課題を解決することのできる歩車道境界ブロックを提供することを目的としている。
請求項1記載の本考案では、歩道と車道との境界に敷設する歩車道境界ブロックであって、断面視略台形状の境界形成体と、上面の略中央に前記境界形成体を突設し、下面には地中に埋設されたU字溝の上部開口に遊嵌可能な凸面部を形成するとともに、前記境界形成体の歩道側及び車道側に延在する張出部とを有するベース体と、を備え、前記ベース体の車道側の張出部には、上面から下面にかけて縦方向に貫通し、前記車道の透水性を有するアスファルト中に浸透した水を前記U字溝に導水する第2の導水孔と、端縁部から横方向に穿設され、前記車道側のアスファルト内に浸透した水を前記U字溝に導水する第2の導水孔と、が設けられていることとした。
請求項2記載の本考案では、請求項1記載の歩車道境界ブロックにおいて、前記ベース体の歩道側及び/又は車道側張出部の上面には、長手方向に延在させた凸条からなる雑草生育防止体が形成されていることを特徴とする。
請求項3記載の本考案では、請求項2記載の歩車道境界ブロックにおいて、前記ベース体の車道側の張出部の先端側には段差部が形成されており、当該段差部の先端上面に前記雑草生育防止体が形成されていることを特徴とする。
本考案によれば、歩道と、ポーラスアスファルト舗装された車道の境界にU字溝を埋設し、その上に歩車道境界ブロックを配置する構造に好適に用いることができ、車道を広く形成することができるとともに、車道側の地中に浸透した水を前記U字溝に円滑に導水することができる。
本考案に係る歩車道境界ブロックの一実施例を示す説明図である。 同歩車道境界ブロックの斜視図である。 同歩車道境界ブロックの正面図である。 同歩車道境界ブロックの背面図である。 同歩車道境界ブロックの平面図である。 同歩車道境界ブロックの底面図である。 同歩車道境界ブロックの左側面図である。 図5のA−A断面図である。 図5のB−B断面図である。 他の実施形態に係る歩車道境界ブロックの説明図である。 同歩車道境界ブロックの斜視図である。 同歩車道境界ブロックの正面図である。 同歩車道境界ブロックの背面図である。 同歩車道境界ブロックの平面図である。 同歩車道境界ブロックの底面図である。 同歩車道境界ブロックの左側面図である。 図14のA−A断面図である。
以下、この発明の実施形態の一例を、図面を参照しながら説明する。図1及び図2に示すように、本実施形態に係る歩車道境界ブロック1は、歩道2と車道3との境界に敷設されており、幅400mm、高さ250mm、長さ2,000mmの断面視略逆T字形状に形成されている。
すなわち、歩車道境界ブロック1は、断面視略台形状の境界形成体10と、上面の略中央に境界形成体10を突設し、下面には地中に埋設されたU字溝4の上部開口40に遊嵌可能な凸面部110を形成するとともに、前記境界形成体10の歩道側及び車道側に延在する張出部111,112とを有するベース体11とを備えている。ここでは、境界形成体10の高さを150mm、張出部111,112の基部側の厚みをそれぞれ100mmとしている。
このように、U字溝4の上部開口40に遊嵌可能な凸面部110を備えていることから、U字溝4上に載置するだけで、幅方向へのずれなどもなく、安定した設置が可能となっている。しかも、U字溝4は、歩道2と車道3の境界に沿って設置しているため、その直上に設置された当該歩車道境界ブロック1によって仕切られる車道3については、車道3の実質広さを、U字溝4よりも歩道2側に設置される境界ブロックで仕切るよりも広くとることができ、歩道2と車道3とを含む道幅が狭い場合などに有効である。
また、本実施形態における歩道2は、車道3よりもわずかに(約50mm)高く形成されたセミフラット方式の歩車道境界構造となっており、図1に示すように、ベース体11における歩道側の張出部111は、基層や舗装表面層などからなる歩道舗装層20により覆われている。一方、車道側の張出部112は、その表面が車道舗装層30による舗装面と略面一状態となっている。しかも、本実施形態において車道舗装層30を形成するアスファルトは、透水性を有するものであり、所謂ポーラスアスファルトが用いられている。したがって、雨水などは透水性を有するアスファルト中に浸透し、舗装面に水溜まりなどが生じないようになっている。
図2〜図9に示すように、本実施形態に係る歩車道境界ブロック1は、上記構成において、ベース体11の車道側の張出部112には、上面112aから下面112bにかけて縦方向に貫通し、車道3側からの雨水をU字溝4内に導水する第1の導水孔である路面導水孔5と、端縁部112cから横方向に穿設され、車道3のポーラスアスファルト中の水をU字溝4に導水する第2の導水孔である舗装導水孔6とが設けられている。
なお、歩車道境界ブロック1の幅方向をX軸方向、長手方向をY軸、高さ方向をZ軸とした場合、図示するように、路面導水孔5及び舗装導水孔6は、共にY軸方向に所定間隔(ここでは500mm)をあけて複数個(ここでは4個)同位置に形成されている(図6参照)。
このように、歩道2と、ポーラスアスファルト舗装された車道3の境界にU字溝4を埋設した歩車道境界構造において、U字溝4の直上方に歩車道境界ブロック1を配置することが簡単かつ確実に行え、車道3の実質的な幅を広く形成することができる。しかも、車道3に降り注がれてポーラスアスファルト中に浸透した雨水をU字溝4に円滑に導水することができる。
また、本実施形態に係る歩車道境界ブロック1は、ベース体11の車道側及び歩道側の張出部111,112の上面に、長手方向に延在する凸条からなる雑草生育防止体7,8が形成されている。
雑草生育防止体7,8の長さは歩車道境界ブロック1と同じ長さであり、高さを略10mmとしている。
歩道側の張出部111に形成された雑草生育防止体7が、張出方向における中途部に形成されているのに対し、車道側の張出部112に形成された雑草生育防止体8は張出方向の先端に形成されている。すなわち、ベース体11の車道側の張出部112の先端側に段差部112dを形成し、当該段差部112dの先端上面に雑草生育防止体8を形成している。
このように、雑草生育防止体8が設けられているため、歩道側、車道側のいずれの側からも、歩車道境界ブロック1と土との境目から雑草が発育して伸延することを防止でき、雑草の繁茂によって景観を損なってしまうおそれがなくなる。
また、ベース体11の車道側の張出部112の先端側に形成された段差部112dの先端上面に雑草生育防止体8を形成しているため、歩道2が車道3よりもわずかに高く形成されているセミフラット方式の歩車道境界構造に好適に用いることができる。
上述の実施形態では、歩車道側両方の張出部111,112に雑草生育防止体7,8を設けた構造としたが、いずれか一方に設ける構造であってもよい。
また、他の実施形態として、雑草生育防止体7,8を省略した構造であってもよい。勿論、その場合も他の構成及び機能については先の実施形態と同じである。
例えば、図10〜図17に示す歩車道境界ブロック9のように、歩車道側の張出部111,112のいずれの上面もフラットに形成して、凸条からなる雑草生育防止体7,8は形成しない構成とするものである。
雑草生育防止体8を設ける必要もないため、車道側の張出部112には段差部112d(図8参照)も形成されておらず、張出部111,112の外縁形状は互いに対称となっている。勿論、この場合でも、車道側の張出部112には路面導水孔5と地中導水孔6とが設けられている。
以上、本考案の実施形態を説明してきたが、本考案は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜設計変更してもよい。そして、実用新案登録請求の範囲に記載された内容から逸脱することのない限り、その構成についても本考案に含まれる。
1,9 歩車道境界ブロック
2 歩道
3 車道
4 U字溝
5 路面導水孔
6 地中導水孔
7,8 雑草生育防止体
10 境界形成体
11 ベース体

Claims (3)

  1. 歩道と車道との境界に敷設する歩車道境界ブロックであって、
    断面視略台形状の境界形成体と、
    上面の略中央に前記境界形成体を突設し、下面には地中に埋設されたU字溝の上部開口に遊嵌可能な凸面部を形成するとともに、前記境界形成体の歩道側及び車道側に延在する張出部とを有するベース体と、
    を備え、
    前記ベース体の車道側の張出部には、
    上面から下面にかけて縦方向に貫通し、前記車道側からの雨水を前記U字溝に導水する第1の導水孔と、
    端縁部から横方向に穿設され、前記車道の透水性を有するアスファルト中に浸透した水を前記U字溝に導水する第2の導水孔と、
    が設けられていることを特徴とする歩車道境界ブロック。
  2. 前記ベース体の歩道側及び/又は車道側張出部の上面には、長手方向に延在させた凸条からなる雑草生育防止体が形成されていることを特徴とする請求項1記載の歩車道境界ブロック。
  3. 前記ベース体の車道側の張出部の先端側には段差部が形成されており、当該段差部の先端上面に前記雑草生育防止体が形成されていることを特徴とする請求項2記載の歩車道境界ブロック。
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