JP2002097709A - 排水溝構造 - Google Patents

排水溝構造

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JP2002097709A JP2000292543A JP2000292543A JP2002097709A JP 2002097709 A JP2002097709 A JP 2002097709A JP 2000292543 A JP2000292543 A JP 2000292543A JP 2000292543 A JP2000292543 A JP 2000292543A JP 2002097709 A JP2002097709 A JP 2002097709A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 U字溝などのように上部が大きく開放され
た溝構成部材を用いた場合であっても、その上部開口を
面積的に幅の狭い溝蓋で被蓋することができると共に、
従来より強度が低い溝構成部材を用いることが可能であ
り、その結果、従来より安価に構築することが可能な排
水溝構造を提供すること。 【解決手段】 受枠3が、溝構成部材1の側壁12上に
載承される水平支え部31と溝蓋2を載承する水平受け
部32及び垂直受け部33とで構成され、左右一対の受
枠3,3における少なくとも一方の水平支え部31を溝
構成部材1の側壁12より内側方に延長させることによ
り溝構成部材1の上部開口の一部を覆うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路や通路沿い或
いは公園や広場等の周囲などにおいて雨水などの排水を
流すために構築される排水溝や排水ピット等の排水溝構
造に関し、特に、U字溝などのように上部が大きく開放
された溝構成部材を用いた排水溝構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この種の排水溝構造としては、清掃の利
便性及び路面近くに構築される施工性の良さから、図8
に示すごとく、断面略U字形状に形成された溝構成部材
aと、その上部開口を被蓋する溝蓋bと、その溝蓋bを
載承支持するべく断面略L字形に形成され溝構成部材a
の左右両側壁a’上に設置される左右一対の受枠c,c
とからなる開渠タイプの排水溝が広く施工されている。
【0003】しかし乍ら、U字溝のように上部開口が大
きく開放された溝構成部材を用いた開渠タイプの排水溝
構造では、左右の側壁に土圧による水平内側方向の圧力
とその上を通過する車両等の踏圧荷重による垂直方向の
圧力がかかるので、それらの圧力に耐える剛性(強度)
が求められる。そのために従来から、溝構成部材を強固
なコンクリート材で形成したり、上部に水路より狭い幅
の開口を形成してなる異形断面形状(断面略逆Ω形)の
管状に形成したり、或いは左右の側壁にわたって横架部
材を架設する等の工夫をしていた。一方、U字溝などの
ように上部が大きく開放された溝構成部材aを用いた排
水溝構造では、その上部開口を被蓋する溝蓋bも溝構成
部材の上部開口(幅Lで示す)に合わせて面積的に幅方
向に大きな物(幅L’で示す)となるために、溝蓋自体
にもその上を通過する車両等の踏圧荷重に耐える剛性
(強度)を持たせなければならず、必然的に溝蓋の製造
コストが高いものになる不具合があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような従
来の不具合に鑑みてなされたものであり、U字溝などの
ように上部が大きく開放された溝構成部材を用いた場合
であっても、その上部開口を面積的に幅の狭い溝蓋で被
蓋することができると共に、従来より強度が低い溝構成
部材を用いることが可能であり、その結果、従来より安
価に構築することが可能な排水溝構造を提供せんとする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成する本
発明の排水溝構造は、断面略U字形状に形成された溝構
成部材と該溝構成部材の上部開口を被蓋する溝蓋と上記
溝構成部材の左右両側壁上に設置されて前記溝蓋を載承
支持する左右一対の受枠を備えた排水溝構造において、
上記受枠が前記溝構成部材の側壁上に載承される水平支
え部と前記溝蓋を載承する水平受け部と溝蓋の側面を支
承するための垂直受け部とで構成され、前記左右一対の
受枠における少なくとも一方の上記水平支え部を前記溝
構成部材の側壁より内側方に延長させることにより前記
溝構成部材の上部開口の一部を覆うようにした事を特徴
としたものである(請求項1)。この際、前記溝構成部
材の左右両側壁上にそれぞれ設置した左右一対の受枠
を、連結部材を介して互いに一体的に連結したり(請求
項2)、左右の側壁に土圧による水平内側方向にかかる
圧力から保護できるようにすると同時に前記連結部材で
一体的に連結した左右一対の受枠が水平方向に移動しな
いように、連結部材の両端部を溝構成部材の側壁内側面
に当接させるようにしたり(請求項3)、或いは前記受
枠の水平支え部下面に、前記溝構成部材の側壁の外側面
及び/又は内側面に当接する左右ずれ止め部材を垂下突
設する(請求項4)、ことが好ましい。
【0006】更に、前記溝構成部材を主に垂直方向の圧
力から保護できるように、前記受枠の水平支え部を、溝
構成部材の側壁より外側方に延長させ、該延長した水平
支え部の下面を地中に打設したコンクリート部材等で下
支えしたり(請求項5)、また厚味や幅の異なる溝蓋に
も容易に対応できるように、前記受枠の水平支え部に対
して水平受け部と垂直受け部からなる蓋受け部材を左右
及び/又は上下に移動可能に取付ける(請求項6)、こ
とも考えられる。また、受枠同士の接続部分から溝内に
土砂が侵入しないように、受枠の少なくとも前記水平支
え部を、隣接する他方の水平支え部とその一部が重なり
合うように形成したり(請求項7)、溝蓋に形成された
隙間を通して落ち葉やタバコの吸殻等が排水溝内部に浸
入しないように、溝蓋の下部、具体的には左右一対の受
枠の水平受け部にわたって、夾雑物を捕捉するためのス
クリーン部材を配設する(請求項8)、ことも考えられ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な好適実施
例を図面に基づいて詳細に説明するが、本発明は図示し
た実施例のものに限定されるものではなく、いろいろな
バリエーションが考えられる。尚、全図面を通して同様
の構成部材には同じ符号を付して、重複説明は省略す
る。
【0008】本発明に係る排水溝構造は、排水溝11を
構成するための溝構成部材1と、該溝構成部材1の上部
開口を被蓋するための溝蓋2と、溝構成部材1の左右両
側壁12,12上に設置されて溝蓋2を載承支持するた
めの左右一対の受枠3,3、等で構成される。
【0009】溝構成部材1は、コンクリート材や合成樹
脂材、FRP材等を用いて所定の長さと所定の開口幅を
有する断面略U字形状に形成され(ちなみに図示実施例
では、周知のコンクリート製U字溝の例を示す。)、上
方から排水溝11の内部が見えるように地中に半埋設状
に設置されると共に、その左右の側壁12,12上面に
は、排水溝11の上部開口を被蓋する溝蓋2を取外し可
能に載承支持するための左右一対の受枠3,3がそれぞ
れ排水溝11の長手方向に沿って設置され、排水溝11
の上部開口を被蓋する溝蓋2の上面21と舗装路面4と
が面一状となるように施工構築される。
【0010】受枠3は、ステンレス材や鋼材或いは鋳物
材等の堅牢な金属材を用いて、溝構成部材1の側壁12
上面に載承される水平支え部31と、溝蓋2を直接載承
するための水平受け部32と、溝蓋2の側面を横ずれし
ないように支承するための垂直受け部33とを一体に形
成すると共に、左右一対の受枠3,3のうち少なくとも
一方の水平支え部31を、溝構成部材1の上部開口の一
部を覆うように幅方向にわたって延長形成してなる。即
ち、溝構成部材1の左右両側壁12,12上にそれぞれ
設置される左右一対の受枠3,3のうち、少なくとも一
方の水平支え部31、すなわち、一方の水平支え部31
のみ或いは両方の一方の水平支え部31,31を、排水
溝11の上部開口の一部を覆うように溝構成部材1の側
壁12より内側方に延長形成せしめ、溝蓋2を直接的に
載承する水平受け部32及び垂直受け部33を、溝構成
部材1の側壁12よりも内側方に配置させるように形成
するものである。従って、排水溝11の上部開口を被蓋
するための溝蓋2は、溝構成部材1の側壁12より内側
方に迫り出した左右の水平受け部32,32と垂直受け
部33,33とでもって載承されることになり、幅Lで
示す排水溝11の上部開口よりかなり幅の狭いもので済
むようになる。
【0011】この際、図1及び図3に示すごとく、溝蓋
2に形成された透水孔22を通して排水溝11内部に落
ち葉やタバコの吸殻等が落ち込み浸入しないように、金
網や樹脂製ネット等の夾雑物を捕捉するためのスクリー
ン部材5を溝蓋2の裏側、具体的には、左右一対の受枠
3,3の両水平受け部32,32間にわたって配設する
ことが好ましい。尚、図3に示した実施例では、両水平
支え部31,31の端辺部分に、断面略四角形状をした
中空パイプ材で形成された台座35を介して水平受け部
32と垂直受け部33からなるL形アングル材を設置
し、それら両水平受け部32,32間にわたってスクリ
ーン部材5を断面略凹形に配設することにより、スクリ
ーン部材5に夾雑物の溜まり部51を形成したものであ
る。
【0012】また、溝蓋2を載承するための左右一対の
受枠3,3は、溝構成部材1の側壁12,12上に載置
される水平支え部31,31がコンクリートやアスファ
ルト等の舗装路面4を構成する材料で押し固められる
が、受枠3の水平支え部31を溝構成部材1の側壁12
上面或いは側面に図4に示すごとくボルト6等で固着さ
せるも任意である。更に、受枠3,3を溝構成部材1の
側壁12,12上によりしっかりと載置し得るように、
左右一対の受枠3,3を連結部材7を介して互いに一体
的に連結することが好ましい。
【0013】連結部材7は、受枠3と同様な材料からな
るL形アングル材を用いるか短冊状の平板形状や角また
は丸形状の柱或いはパイプ形状に形成し、左右に配置さ
れた受枠3,3の水平受け部32,32にわたり且つ受
枠3,3の長さ方向に沿って適宜間隔毎に配置して、溶
接または接着或いはネジ等の手段により、左右一対の受
枠3,3同士を一体的に連結させるものである。連結部
材7を左右の受枠3,3の水平受け部32,32にわた
って架設する場合、両水平受け部32,32の下面間
(図1〜図3の実施例参照)でも、上面間でも、或いは
端面間(図4の実施例参照)でも良く、また特に図2に
示したごとく、連結部材7の両端部71,71を溝構成
部材1の側壁12,12内側面に当接させることによ
り、左右の受枠3,3が左右水平方向に移動するのを防
ぐと同時に溝構成部材1の左右両側壁12,12に水平
内側方向にかかる圧力を受け止めるようにしても良い。
【0014】また、受枠3の水平支え部31の下面に
は、受枠3が水平方向に移動するのを防ぐと同時に溝構
成部材1の側壁12に対して水平方向にかかる圧力を受
け止めるための左右ずれ止め部材8を、溝構成部材1の
側壁12の外側面及び/又は内側面に当接するように垂
下突設せしめることが好ましい。ちなみに図1に示した
実施例では、水平支え部31の下面に2つの左右ずれ止
め部材8,8を垂下突設せしめて、側壁12の外側面及
び内側面に直接当接させてあるが、左右ずれ止め部材8
に、溝構成部材1の側壁12の外側面又は内側面に向け
て調節用ボルト杆(図示せず)を取付けて、その調節用
ボルト杆を溝構成部材1の側壁12の外側面及び/又は
内側面に当接させるように形成することも考えられる。
そうすれば、側壁12の厚味の異なる各種の溝構成部材
1にも容易に対応できるようになると共に、受枠3の左
右水平方向の位置決め調整作業を容易に行うことが可能
となる。
【0015】更に、溝構成部材1(の側壁12)の剛性
・強度が低い場合には、図1に示したごとく、受枠3の
水平支え部31を溝構成部材1の側壁12より外側方に
幅方向にわたって延長させ、その下面を地中に打設した
コンクリート部材9で下支えするように構成することが
好ましい。尚、図1中の符号10は、受枠3を溝構成部
材1の側壁12上面に適正な位置に固定させるための固
定用アンカーである。この固定用アンカー10は、図2
や図3に示すごとく、溝構成部材1(の側壁12)の剛
性(強度)が高い場合には特に、受枠3を連結部材7や
左右ずれ止め部材6等を用いて溝構成部材1の側壁12
上面に対して適正な位置に設置できるので、格別に必要
としない。
【0016】また、受枠3は、厚味や幅の異なる各種の
溝蓋2にも容易に対応できるように、水平支え部31に
対して水平受け部32と垂直受け部33からなる蓋受け
部材34を左右及び/又は上下に移動可能に取付けるこ
とも考えられる。即ち、図4に示した実施例のものは、
水平受け部32と垂直受け部33を同一体に形成した蓋
受け部材34を、受枠3の水平支え部31に対してボル
ト36と長穴37とにより左右に移動可能に取付けたも
のであり、図5に示した実施例のものは、水平受け部3
2と垂直受け部33を水平受け部32とは別形成し、垂
直受け部33を水平受け部32に対してボルト36と長
穴37とにより上下に移動可能に取付けたものである。
【0017】また、溝構成部材1として、車両通行量の
多い場所に使用される「落蓋式溝」と称される溝構成部材
を用いる場合には、図6に示すごとく、受枠3の水平支
え部31を側壁12上面の段部13に載承係合させ、水
平支え部31の上面から垂直受け部33の上端面33’
の高さまでコンクリートまたはアスファルト材を舗装路
面4と面一状となるように盛って構築しても良い。
【0018】更に、受枠3同士の接続部分から排水溝1
1内に土砂が侵入しないように、図6に示すごとく、受
枠3の少なくとも水平支え部31の一部31aを、隣接
する他方の水平支え部31とその一部が重なり合うよう
に形成することが好ましい。
【0019】また、図7に示した実施例は、本排水溝構
造を階段部分に適用したものであり、溝構成部材1の左
右両側壁12,12上に設置される左右一対の受枠3,
3の水平支え部31,31をそれぞれ溝構成部材1の側
壁12外側に回り込ませる(ずれ止め部材8と兼用させ
る)と共に、一方の水平支え部31にアンカー10を取
付けてコンクリート材9で固定することにより、溝構成
部材1が左右の受枠3,3を介してアンカー10で片持
ちされた状態となるので、斜め下方の荷重に耐えやすく
なり、且つ蹴込み部分における施工が省スペースで行え
るようになる。
【0020】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の排水溝構造によ
れば、断面略U字形状に形成された溝構成部材と該溝構
成部材の上部開口を被蓋する溝蓋と上記溝構成部材の左
右両側壁上に設置されて上記溝蓋を載承支持する左右一
対の受枠を備えた排水溝構造において、前記受枠が前記
溝構成部材の側壁上に載承される水平支え部と前記溝蓋
を載承する水平受け部と溝蓋の側面を支承するための垂
直受け部とで構成され、前記左右一対の受枠における少
なくとも一方の上記水平支え部を前記溝構成部材の側壁
より内側方に延長させることにより前記溝構成部材の上
部開口の一部を覆うようにしたので、U字溝などのよう
に上部が大きく開放された溝構成部材を用いた場合であ
っても、その上部開口を面積的に幅の狭い溝蓋で被蓋す
ることが可能となり、その結果、従来のものより剛性
(強度)が低い被蓋を使用することが出来、従来より安
価に構築することが出来る。
【0021】そして、特に請求項3記載の排水溝構造に
よれば、左右一対の受枠を互いに一体的に連結するため
の連結部材の両端部を、溝構成部材の側壁内側面に当接
させるようにしたので、左右一対の受枠を溝構成部材の
側壁に対して左右水平方向にずれることなく設置するこ
とが出来ると共に、左右の側壁に土圧による水平内側方
向にかかる圧力から保護し補強することが出来、よって
従来より側壁の強度が低い溝構成部材を用いることが可
能となる。
【0022】また、請求項4記載の排水溝構造によれ
ば、受枠の水平支え部下面に、溝構成部材の側壁の外側
面及び/又は内側面に当接する左右ずれ止め部材を垂下
突設してなるので、左右ずれ止め部材を溝構成部材の側
壁内側面に垂下突設すれば土圧による水平内側方向にか
かる圧力から保護しえ、溝構成部材の側壁外側面に垂下
突設すれば水圧等の外方向にかかる圧力から保護するこ
とが出来るようになり、よって側壁の強度が低い比較的
安価な溝構成部材を用いることが可能となる。しかも、
受枠の水平支え部下面に垂下突設せしめた左右ずれ止め
部材により、左右一対の受枠を溝構成部材の側壁に対し
て左右水平方向にずれることなく簡便に設置することが
出来ると共に、従来の様に受枠をコンクリート材で固定
せずとも済み、(受枠をコンクリート材で固定すると、
コンクリート材が固まるまで1日以上かかる)、よって
施工性を大幅に向上させることが出来る。
【0023】更に、請求項5記載の排水溝構造によれ
ば、受枠の水平支え部を、溝構成部材の側壁より外側方
に延長させ、該延長した水平支え部の下面を地中に打設
したコンクリート部材等で下支えしてなるので、排水溝
の上を通過する車両等踏圧荷重(垂直方向にかかる圧
力)から溝構成部材を保護することが出来、この点から
も樹脂製等の比較的強度の弱い材質で形成された溝構成
部材を用いることが可能となる。
【0024】そして、特に請求項6記載の排水溝構造に
よれば、受枠の水平支え部に対して水平受け部と垂直受
け部からなる蓋受け部材を左右及び/又は上下に移動可
能に取付けてなるので、厚味や幅の異なる各種の溝蓋に
も容易に対応することが出来るようになる。
【0025】また、請求項7記載の排水溝構造によれ
ば、受枠の少なくとも水平支え部を、隣接する他方の水
平支え部とその一部が重なり合うように形成してなるの
で、受枠同士の接続部分から排水溝内に土砂が侵入する
のを簡便に防止することが出来ると共に、多数の溝構成
部材の連結に伴って溝長手方向の位置ずれが多少生じた
場合でも、容易に対応することが出来るようになる。
【0026】そして、請求項8記載の排水溝構造によれ
ば、左右一対の受枠の水平受け部にわたって、夾雑物を
捕捉するためのスクリーン部材を配設してなるので、落
ち葉やタバコの吸殻等が溝蓋に形成された透水孔を通し
て排水溝内部に落ち込み浸入することがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例を示し、地中に構築した
状態の断面図。
【図2】 本発明の第2実施例を示し、地中に構築した
状態の断面図。
【図3】 本発明の第3実施例を示す断面図。
【図4】 本発明の第4実施例を示す断面図。
【図5】 本発明の第5実施例を示す断面図。
【図6】 本発明の第6実施例を示す一部切欠斜視図。
【図7】 本発明の第7実施例を示し、地中に構築した
状態の断面図。
【図8】 従来例を示し、地中に構築した状態の断面
図。
【符号の説明】
1:溝構成部材 11:排水溝 12:側壁 2:溝蓋 21:溝蓋上面 22:透水孔 3:受枠 31:水平支え部 32:水平受け部 32:垂直受け部 4:舗装路面 5:スクリーン部材 7:連結部材 71:両端部 8:左右ずれ止め部材 9:コンクリート部
材 10:アンカー

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面略U字形状に形成された溝構成部材
    と該溝構成部材の上部開口を被蓋する溝蓋と上記溝構成
    部材の左右両側壁上に設置されて上記溝蓋を載承支持す
    る左右一対の受枠を備えた排水溝構造において、前記受
    枠が前記溝構成部材の側壁上に載承される水平支え部と
    前記溝蓋を載承する水平受け部と溝蓋の側面を支承する
    ための垂直受け部とで構成され、前記左右一対の受枠に
    おける少なくとも一方の上記水平支え部を前記溝構成部
    材の側壁より内側方に延長させることにより前記溝構成
    部材の上部開口の一部を覆うようにした事を特徴とする
    排水溝構造。
  2. 【請求項2】 前記溝構成部材の左右両側壁上にそれぞ
    れ設置した左右一対の受枠を、連結部材を介して互いに
    一体的に連結してなる請求項1記載の排水溝構造。
  3. 【請求項3】 前記連結部材の両端部を前記溝構成部材
    の側壁内側面に当接させるようにした請求項2記載の排
    水溝構造。
  4. 【請求項4】 前記受枠の水平支え部下面に、前記溝構
    成部材の側壁の外側面及び/又は内側面に当接する左右
    ずれ止め部材を垂下突設してなる請求項1記載の排水溝
    構造。
  5. 【請求項5】 前記受枠の水平支え部を、前記溝構成部
    材の側壁より外側方に延長させ、該延長した水平支え部
    の下面を地中に打設したコンクリート部材等で下支えし
    てなる請求項1記載の排水溝構造。
  6. 【請求項6】 前記受枠の水平支え部に対して水平受け
    部と垂直受け部からなる蓋受け部材を左右及び/又は上
    下に移動可能に取付けてなる請求項1記載の排水溝構
    造。
  7. 【請求項7】 前記受枠の少なくとも水平支え部を、隣
    接する他方の水平支え部とその一部が重なり合うように
    形成してなる請求項1記載の排水溝構造。
  8. 【請求項8】 前記左右一対の受枠の水平受け部にわた
    って、夾雑物を捕捉するためのスクリーン部材を配設し
    てなる請求項1記載の排水溝構造。
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