JPS6141826Y2 - - Google Patents

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JPS6141826Y2
JPS6141826Y2 JP1324281U JP1324281U JPS6141826Y2 JP S6141826 Y2 JPS6141826 Y2 JP S6141826Y2 JP 1324281 U JP1324281 U JP 1324281U JP 1324281 U JP1324281 U JP 1324281U JP S6141826 Y2 JPS6141826 Y2 JP S6141826Y2
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JP
Japan
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water collection
road
collection basin
water
receiving frame
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JP1324281U
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JPS57128675U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、一般道路、殊に沿道に歩車道ブロツ
クを設けた道路の端部に埋設して雨水を集水する
ための集水桝に関する。
通常、車輛走行用道路には、雨などによる溜水
を避けるべく道路端の適宜箇所に排水にための集
水桝が埋設されている。近年、道路建設における
集水桝の設置は工期短縮と品質管理と目的として
埋設現場から離れた工場などでブロツク単位の集
水桝ユニツトを一貫生産し、それら個々を現場に
運搬し据付ける方法が採られる傾向にある。しか
し、当然なこと乍ら、一般道路は様々な状況下で
多様な形態で建設されるため、集水桝もそれら
個々の道路に合致する構造のものが要求されるも
のの、これまで多様な適合性のある単一構造の集
水桝ユニツトは実現していないなかつた。
詳らかには、この集水桝から更に水を排水する
ための取付管を接続する方向性と、更に、路端に
向つて低く勾配する道路面と集水桝の上面を覆う
グレーテングとの平面性を容易に確保し得ること
がユニツト化された単一構造の集水桝への課題と
なつている。しかも、この集水桝に求められる機
能としては、運搬及び埋設が簡便なこと、歩車道
ブロツク(道路縁石ブロツク)を確実に固定でき
ることなども挙げられる。
そこで、本考案の目的は、様々な形態の道路に
適合し、埋設が簡単に行なえ、且つ、歩車道ブロ
ツクなどの周辺物との結合性も優れた単体ユニツ
トの集水桝を提供することにある。
以下に、本考案の他の目的、特長をも併せて、
図示の一実施例に基づき明らかにする。
図中、1は単体ユニツトの集水桝である。その
中央部には上下に貫通する方形乃至矩形の中空部
2を設けており、この上面開口から雨水を取り入
れることになる。この上面開口には塵芥侵入防止
のためのグレーテング(図示せず)が着脱可能に
はめ込まれることになる。従つて上記中空部2の
開口の大きさはそのグレーテングより幾分小さく
し、更に、それを保持する受枠3を集水桝1の上
面に固定することになる。しかし、例えば、第2
図に示すように車道W1の路端に集水桝1を埋設
する際、路面に露出するグレーテングは車道面と
平面性を保たねばならず、つまりは、グレーテン
グを保持する受枠3を画一的に集水桝1の上面に
固定して製作するといくらか傾斜する道路面とは
平面性を取れなくなる。そこで、集水桝1の製造
時にはグレーテング受枠3を別体で準備してお
き、据付時道路面に従つて調整した上で合体固定
できるようにする。即ち、別体のグレーテング受
枠3の1対の両側面に受枠3より長い保持手段4
を設け、一方、集水桝1の上面に保持棒4を任意
状態で支持できる僅かに傾斜した面5を有する段
部6を備える(第4図)。これにより、車道W1
路端に堀削された穴に集水桝1を収めた後グレー
テング受枠3を道路面に合せて平面性を暫定的に
保つことができ、然る後、段部6にコンクリート
を流し込み固着させる。
更に、集水桝1の上面の歩道W2に沿う部分を
いくらか低くした段差平面7を設け、車道W1
歩道W2の歩車道ブロツクBが安定性よく載置で
きるようにする(第3図)。この段差平面7を設
けたことで、一般的な角柱状の集水桝では、段差
平面7の下部の壁面8aが厚くなるが、ここでは
総体が略逆台形になるように形成して壁面8aに
傾斜を設け、排水口10の部分を肉厚とし、取付
管Sの取付けを容易にしていると共に集水桝1全
体の必要以上の重量増加を防止し、運搬並びに施
工作業を容易にしている。
また、集水桝1の上面の適宜箇所に金属棒によ
るフツク9……を複数個備え、車道端の堀削穴に
に集水桝1を収める際に適当な懸架手段をこれら
に掛けて釣り下げるようにする。集水桝1を堀削
穴に据付けた後この上面をコンクリート乃至アス
フアルトで舗装するが、この際上記フツク9……
は、上部仕上時に補助鉄筋の機能を果たし、こう
した舗装材の結合性より確実なものとする。
尚、集水桝1の中空部2は運搬時の重量軽減を
目的として底塊のない貫通孔であるため、堀削穴
に据付けた時に中空部2の上部開口から適量のコ
ンクリートを流し込み漏水を防止する。
さて、集水桝1の側壁8a〜8dの夫々に本考
案のもう1つの特徴となる排水口10を備えてい
る。第2図では排水本管Mは車道W1の地下に埋
設されているが、一般通路では常にこの条件下で
集水桝1を設置するとは限らず、歩道W2の地下
或いは道路に沿つて他の集水桝等と結合させる場
合がある。然も、取付管Sをどの様な角度で集水
桝1に設置するかも決つていない。そこで、本考
案の排水口10の夫々は比較的薄い盲壁11を備
え(第4図)、配管状態に応じて容易に破砕でき
るようにしている。また、排水口10の周壁12
を外に向つて拡張させることで、第3図に示すよ
うに取付管Sを所期の角度で容易に取付けること
ができる。因みに、周壁12の角度を上方でやゝ
傾斜状に、下方及び横方向で約30゜に傾斜させる
ことで実用上配管取付の方向性に制約はなくな
る。施工に際して、先ず任意排水口10に盲壁1
1を打ち抜き、ここに取付管Sを適宜方向に向け
てはめ込んだ後排水口10の周壁12と取付管S
の端部がつくる空間をコンクリートなどで固め
る。
以上のことからも分るように、本考案の集水桝
に依れば、どのような形態の道路にも設計変更を
要さず、簡単に設置でき、且つ、従来は面倒であ
つた路面との平面性も容易に達成できるため、工
事期間を大幅に短縮可能となる(例えば、工期は
現場打ちと比較して1/7に短縮した)。更に、道路
端のみならず道路中央付近でも設置でき、あらゆ
る状態の道路にも適合性を持つことから大量生産
により抵廉、且つ合理的な集水桝を提供できる等
優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による集水桝の斜視図、第2図
は、第1図の集水桝を道路端に埋設した場合の一
実施例の概略説明図、第3、第4、第5図の夫々
は、第1図の集水桝の側断面図、一部欠載正面
図、及び平面図、第6図は本考案における集水桝
上部に受枠を取付けた状態を示す一部切欠き斜視
図である。 1……集水桝、2……中空部、3……グレーテ
ング受枠、7……段差平面、8a,8b,8c,
8d……側壁面、9……フツク、10……排水
口、11……盲壁、12……排水口の傾斜周壁、
W1,W2……道路、B……歩車道ブロツク、M…
…排水本管、S……取付管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中空部を有する側癖面に、破砕可能な盲壁を備
    えた排水口を設け、この排水口の周壁を外方に向
    つて拡がる傾斜面とした集水桝において、上記し
    た側壁面の一部を上方に向つて拡がる傾斜状の壁
    面を形成し、この壁面は上方になるに従つて肉厚
    となるように形成し、この肉厚部の上面に歩車道
    ブロツクを載せる段差平面を設けると共に、上記
    中空部上面の開口両側部に段部を形成し、この段
    部に、グレーテング受枠に両側に固着した保持棒
    の下端を適宜の深さに挿入して固着し、受枠の平
    面状態を調整可能に設けたことを特徴とする集水
    桝。
JP1324281U 1981-02-03 1981-02-03 Expired JPS6141826Y2 (ja)

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JP1324281U JPS6141826Y2 (ja) 1981-02-03 1981-02-03

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JPS57128675U JPS57128675U (ja) 1982-08-11
JPS6141826Y2 true JPS6141826Y2 (ja) 1986-11-27

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ID=29811330

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JP5117962B2 (ja) * 2008-09-12 2013-01-16 株式会社オーイケ 集水桝用ブロック

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JPS57128675U (ja) 1982-08-11

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