JP3494435B2 - 基板処理装置 - Google Patents
基板処理装置Info
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- JP3494435B2 JP3494435B2 JP2001052799A JP2001052799A JP3494435B2 JP 3494435 B2 JP3494435 B2 JP 3494435B2 JP 2001052799 A JP2001052799 A JP 2001052799A JP 2001052799 A JP2001052799 A JP 2001052799A JP 3494435 B2 JP3494435 B2 JP 3494435B2
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- Japan
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- inert gas
- substrate
- wafer
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L21/00—Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
- H01L21/67—Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
- H01L21/67005—Apparatus not specifically provided for elsewhere
- H01L21/67011—Apparatus for manufacture or treatment
- H01L21/67017—Apparatus for fluid treatment
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
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- H01L21/67011—Apparatus for manufacture or treatment
- H01L21/67098—Apparatus for thermal treatment
- H01L21/67109—Apparatus for thermal treatment mainly by convection
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体デバイスの
製造工程等の技術分野に属し、特に半導体ウエハ基板上
に塗布された絶縁膜材料を加熱処理を施す基板処理装置
に関する。
製造工程等の技術分野に属し、特に半導体ウエハ基板上
に塗布された絶縁膜材料を加熱処理を施す基板処理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの製造工程においては、
例えば、SOD(Spin on Dielectri
c)システムにより層間絶縁膜を形成している。このS
ODシステムでは、ゾル−ゲル方法等により、ウエハ上
に塗布膜をスピンコートし、化学的処理または加熱処理
等を施して層間絶縁膜を形成している。
例えば、SOD(Spin on Dielectri
c)システムにより層間絶縁膜を形成している。このS
ODシステムでは、ゾル−ゲル方法等により、ウエハ上
に塗布膜をスピンコートし、化学的処理または加熱処理
等を施して層間絶縁膜を形成している。
【0003】例えばゾル−ゲル方法により層間絶縁膜を
形成する場合には、まず半導体ウエハ(以下、「ウエ
ハ」と呼ぶ。)上に絶縁膜材料、例えばTEOS(テト
ラエトキシシラン)のコロイドを有機溶媒に分散させた
溶液を供給する。次に、溶液が供給されたウエハをゲル
化処理し、次いで溶媒の置換を行う。そして、溶媒の置
換されたウエハを加熱処理し、その後冷却処理してい
る。
形成する場合には、まず半導体ウエハ(以下、「ウエ
ハ」と呼ぶ。)上に絶縁膜材料、例えばTEOS(テト
ラエトキシシラン)のコロイドを有機溶媒に分散させた
溶液を供給する。次に、溶液が供給されたウエハをゲル
化処理し、次いで溶媒の置換を行う。そして、溶媒の置
換されたウエハを加熱処理し、その後冷却処理してい
る。
【0004】このような絶縁膜材料の塗布や、ゲル化処
理、加熱・冷却処理等の一連の工程は、基板をこれら各
処理装置へ搬送する搬送装置を含む1つの処理システム
で行われている。
理、加熱・冷却処理等の一連の工程は、基板をこれら各
処理装置へ搬送する搬送装置を含む1つの処理システム
で行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記加熱処
理工程においては基板の酸化を防止するために、例え
ば、密閉されたチャンバ内を減圧した状態で加熱処理を
行ったり、あるいは不活性気体としてチャンバ内に窒素
ガスを導入したりして当該チャンバ内の酸素濃度を低下
させた状態で加熱処理を行っている。
理工程においては基板の酸化を防止するために、例え
ば、密閉されたチャンバ内を減圧した状態で加熱処理を
行ったり、あるいは不活性気体としてチャンバ内に窒素
ガスを導入したりして当該チャンバ内の酸素濃度を低下
させた状態で加熱処理を行っている。
【0006】しかしながら、特に、搬送装置により基板
をチャンバ内へ搬入又は搬出する際には、基板が多少な
りとも酸素に触れる機会があるので酸化するおそれがあ
り、また、搬入又は搬出時においては気流の乱れにより
塗膜に悪影響を及ぼすおそれがある。
をチャンバ内へ搬入又は搬出する際には、基板が多少な
りとも酸素に触れる機会があるので酸化するおそれがあ
り、また、搬入又は搬出時においては気流の乱れにより
塗膜に悪影響を及ぼすおそれがある。
【0007】また、従来における加熱処理室内への窒素
導入方法は、基板の表面に向けて行われるのが一般的で
あって、基板の裏面には窒素が行き届かない場合が生じ
ていた。従ってこれよる基板裏面側の酸化の問題もあっ
た。
導入方法は、基板の表面に向けて行われるのが一般的で
あって、基板の裏面には窒素が行き届かない場合が生じ
ていた。従ってこれよる基板裏面側の酸化の問題もあっ
た。
【0008】本発明の目的は、効率良くかつ迅速に窒素
を導入して基板の酸化を防止し、乱気流の発生を防止す
ることができる基板処理装置を提供することを目的とす
る。
を導入して基板の酸化を防止し、乱気流の発生を防止す
ることができる基板処理装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の基板処理装置は、基板を昇降させるための
複数の昇降ピンと、前記昇降ピンを昇降させる第1の昇
降機構と、前記昇降ピンを表面から出没させるための貫
通孔が設けられ、前記基板を加熱するための熱板と、前
記熱板上で昇降可能に配置され、前記熱板上の基板を覆
う蓋と、前記蓋を昇降させる第2の昇降機構と、前記蓋
の内側に不活性気体を導入する第1の不活性気体導入機
構と、前記貫通孔を介して前記熱板の表面側に不活性気
体を導入する第2の不活性気体導入機構とを具備する。
め、本発明の基板処理装置は、基板を昇降させるための
複数の昇降ピンと、前記昇降ピンを昇降させる第1の昇
降機構と、前記昇降ピンを表面から出没させるための貫
通孔が設けられ、前記基板を加熱するための熱板と、前
記熱板上で昇降可能に配置され、前記熱板上の基板を覆
う蓋と、前記蓋を昇降させる第2の昇降機構と、前記蓋
の内側に不活性気体を導入する第1の不活性気体導入機
構と、前記貫通孔を介して前記熱板の表面側に不活性気
体を導入する第2の不活性気体導入機構とを具備する。
【0010】このような構成によれば、基板の表面側及
び裏面側の両面に不活性気体を導入することができ、基
板の裏面側から酸素の回り込みを抑制することができ
る。従って基板の酸化を防止することができる。
び裏面側の両面に不活性気体を導入することができ、基
板の裏面側から酸素の回り込みを抑制することができ
る。従って基板の酸化を防止することができる。
【0011】本発明の基板処理装置は、前記蓋及び昇降
ピンが上昇した状態で、前記第1の不活性気体導入機構
により前記蓋の内側に不活性気体を導入させ、前記第2
の不活性気体導入機構により前記熱板の表面側に不活性
気体を導入させる手段を具備する。
ピンが上昇した状態で、前記第1の不活性気体導入機構
により前記蓋の内側に不活性気体を導入させ、前記第2
の不活性気体導入機構により前記熱板の表面側に不活性
気体を導入させる手段を具備する。
【0012】このような構成によれば、基板の上昇時に
おいて基板の表面側及び裏面側に効率的に不活性気体を
導入させることができる。
おいて基板の表面側及び裏面側に効率的に不活性気体を
導入させることができる。
【0013】本発明の基板処理装置は、前記導入される
各不活性気体の温度を前記熱板における基板の熱処理時
の温度よりも低くする手段を具備する。
各不活性気体の温度を前記熱板における基板の熱処理時
の温度よりも低くする手段を具備する。
【0014】このような構成によれば、基板が熱板に接
して加熱処理される前に、その熱板による加熱処理の温
度よりも低い温度の不活性気体に一旦さらすことによっ
て、基板がいきなり熱板による加熱処理を行うよりも、
より基板の酸化防止に寄与する。
して加熱処理される前に、その熱板による加熱処理の温
度よりも低い温度の不活性気体に一旦さらすことによっ
て、基板がいきなり熱板による加熱処理を行うよりも、
より基板の酸化防止に寄与する。
【0015】本発明の基板処理装置は、前記蓋が昇降す
る際に、前記蓋の内側に導入される不活性気体の量を前
記熱板の表面側に導入される不活性気体の量よりも大き
くする手段を具備する。
る際に、前記蓋の内側に導入される不活性気体の量を前
記熱板の表面側に導入される不活性気体の量よりも大き
くする手段を具備する。
【0016】このような構成によれば、蓋が下降するこ
とによる気流の乱れを防止し、基板の位置がずれたり、
昇降ピンから浮き上がったりすることを防止できる。
とによる気流の乱れを防止し、基板の位置がずれたり、
昇降ピンから浮き上がったりすることを防止できる。
【0017】本発明の基板処理装置は、前記熱板と前記
蓋とにより囲われた空間の圧力を検出する圧力検出部と
前記空間を排気する排気機構とを有し、前記圧力検出部
により検出される圧力に応じて、前記熱板と前記蓋とに
より囲われた空間の圧力が一定となるように、前記蓋の
内側に導入される不活性気体の量及び前記排気機構によ
る排気量を調整する手段を具備する。
蓋とにより囲われた空間の圧力を検出する圧力検出部と
前記空間を排気する排気機構とを有し、前記圧力検出部
により検出される圧力に応じて、前記熱板と前記蓋とに
より囲われた空間の圧力が一定となるように、前記蓋の
内側に導入される不活性気体の量及び前記排気機構によ
る排気量を調整する手段を具備する。
【0018】このような構成によれば、排気機構により
排気を行いながら前記囲われた空間を所定の圧力、例え
ば大気圧に保つようにする。これにより気流の乱れを防
止することができる。
排気を行いながら前記囲われた空間を所定の圧力、例え
ば大気圧に保つようにする。これにより気流の乱れを防
止することができる。
【0019】本発明の基板処理装置は、前記熱板から前
記蓋を昇降させる直前に、前記熱板と前記蓋とにより囲
われた空間の圧力が大気圧よりも大きくなるように、前
記蓋の内側に導入される不活性気体の量及び前記排気機
構による排気量を調整する手段を具備する。
記蓋を昇降させる直前に、前記熱板と前記蓋とにより囲
われた空間の圧力が大気圧よりも大きくなるように、前
記蓋の内側に導入される不活性気体の量及び前記排気機
構による排気量を調整する手段を具備する。
【0020】このような構成によれば、外気の流入を抑
制でき基板の酸化を防止できるだけでなく、外部からの
パーティクルの流入を防止することができる。
制でき基板の酸化を防止できるだけでなく、外部からの
パーティクルの流入を防止することができる。
【0021】本発明の基板処理装置は、前記熱板の表面
側に導入される不活性気体の温度を前記蓋の内側に導入
される不活性気体の温度より高くする手段と、前記昇降
ピンが上昇して基板を保持した状態で、前記蓋の下端が
前記基板の表面とほぼ一致するまで前記蓋を下降させ、
これらがほぼ一致した状態で前記昇降ピンと前記蓋とを
同時に下降させる手段とを具備する。
側に導入される不活性気体の温度を前記蓋の内側に導入
される不活性気体の温度より高くする手段と、前記昇降
ピンが上昇して基板を保持した状態で、前記蓋の下端が
前記基板の表面とほぼ一致するまで前記蓋を下降させ、
これらがほぼ一致した状態で前記昇降ピンと前記蓋とを
同時に下降させる手段とを具備する。
【0022】このような構成によれば、基板の裏面から
の不活性気体が、基板外周で蓋の内側に滞留した不活性
気体を持ち上げるように作用する。従って不活性気体が
蓋の内側に滞留しやすくなり基板の酸化防止効率が向上
する。更に、蓋の下端の高さと基板の表面の高さを一致
させたまま、例えば蓋及び基板を下降させることにより
基板の表面より上方側の低酸素状態を保持したまま蓋を
閉じることができる。従って、更に効率良く基板表面の
酸化防止を行うことができる。
の不活性気体が、基板外周で蓋の内側に滞留した不活性
気体を持ち上げるように作用する。従って不活性気体が
蓋の内側に滞留しやすくなり基板の酸化防止効率が向上
する。更に、蓋の下端の高さと基板の表面の高さを一致
させたまま、例えば蓋及び基板を下降させることにより
基板の表面より上方側の低酸素状態を保持したまま蓋を
閉じることができる。従って、更に効率良く基板表面の
酸化防止を行うことができる。
【0023】本発明の基板処理装置は、前記昇降ピンの
先端付近に設けられ、前記昇降ピンが前記貫通孔に没し
た状態で折りたたまれ、前記昇降ピンが前記貫通孔から
出た状態で前記貫通孔から導出される不活性気体を基板
裏面に沿って案内するように開放される気体案内部材を
更に具備。
先端付近に設けられ、前記昇降ピンが前記貫通孔に没し
た状態で折りたたまれ、前記昇降ピンが前記貫通孔から
出た状態で前記貫通孔から導出される不活性気体を基板
裏面に沿って案内するように開放される気体案内部材を
更に具備。
【0024】このような構成によれば、より効率的に基
板の裏面側に不活性気体を導入することができる。
板の裏面側に不活性気体を導入することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。
に基づき説明する。
【0026】図1〜図3は本発明の一実施形態に係るS
ODシステムの全体構成を示す図であって、図1は平面
図、図2は正面図および図3は背面図である。
ODシステムの全体構成を示す図であって、図1は平面
図、図2は正面図および図3は背面図である。
【0027】このSODシステム1は、基板としての半
導体ウエハ(以下、ウエハと呼ぶ。)Wをウエハカセッ
トCRで複数枚たとえば25枚単位で外部からシステム
に搬入しまたはシステムから搬出したり、ウエハカセッ
トCRに対してウエハWを搬入・搬出したりするための
カセットブロック10と、SOD塗布工程の中で1枚ず
つウエハWに所定の処理を施す枚葉式の各種処理ステー
ションを所定位置に多段配置してなる処理ブロック11
と、エージング工程にて必要とされるアンモニア水のボ
トル、バブラー、ドレインボトル等が設置されたキャビ
ネット12とを一体に接続した構成を有している。
導体ウエハ(以下、ウエハと呼ぶ。)Wをウエハカセッ
トCRで複数枚たとえば25枚単位で外部からシステム
に搬入しまたはシステムから搬出したり、ウエハカセッ
トCRに対してウエハWを搬入・搬出したりするための
カセットブロック10と、SOD塗布工程の中で1枚ず
つウエハWに所定の処理を施す枚葉式の各種処理ステー
ションを所定位置に多段配置してなる処理ブロック11
と、エージング工程にて必要とされるアンモニア水のボ
トル、バブラー、ドレインボトル等が設置されたキャビ
ネット12とを一体に接続した構成を有している。
【0028】カセットブロック10では、図1に示すよ
うに、カセット載置台20上の突起20aの位置に複数
個たとえば4個までのウエハカセットCRがそれぞれの
ウエハ出入口を処理ブロック11側に向けてX方向一列
に載置され、カセット配列方向(X方向)およびウエハ
カセットCR内に収納されたウエハのウエハ配列方向
(Z垂直方向)に移動可能なウエハ搬送体21が各ウエ
ハカセットCRに選択的にアクセスするようになってい
る。さらに、このウエハ搬送体21は、θ方向に回転可
能に構成されており、後述するように処理ブロック11
側の第3の組G3の多段ステーション部に属する受け渡
し・冷却プレート(TCP)にもアクセスできるように
なっている。
うに、カセット載置台20上の突起20aの位置に複数
個たとえば4個までのウエハカセットCRがそれぞれの
ウエハ出入口を処理ブロック11側に向けてX方向一列
に載置され、カセット配列方向(X方向)およびウエハ
カセットCR内に収納されたウエハのウエハ配列方向
(Z垂直方向)に移動可能なウエハ搬送体21が各ウエ
ハカセットCRに選択的にアクセスするようになってい
る。さらに、このウエハ搬送体21は、θ方向に回転可
能に構成されており、後述するように処理ブロック11
側の第3の組G3の多段ステーション部に属する受け渡
し・冷却プレート(TCP)にもアクセスできるように
なっている。
【0029】処理ブロック11では、図1に示すよう
に、中心部に垂直搬送型の主ウエハ搬送機構22が設け
られ、その周りに全ての処理ステーションが1組または
複数の組に亙って多段に配置されている。この例では、
4組G1,G2,G3,G4 の多段配置構成であり、第1およ
び第2の組G1,G2 の多段ステーションはシステム正面
(図1において手前)側に並置され、第3の組G3 の多
段ステーションはカセットブロック10に隣接して配置
され、第4の組G4 の多段ステーションはキャビネット
12に隣接して配置されている。
に、中心部に垂直搬送型の主ウエハ搬送機構22が設け
られ、その周りに全ての処理ステーションが1組または
複数の組に亙って多段に配置されている。この例では、
4組G1,G2,G3,G4 の多段配置構成であり、第1およ
び第2の組G1,G2 の多段ステーションはシステム正面
(図1において手前)側に並置され、第3の組G3 の多
段ステーションはカセットブロック10に隣接して配置
され、第4の組G4 の多段ステーションはキャビネット
12に隣接して配置されている。
【0030】図2に示すように、第1の組G1 では、カ
ップCP内でウエハWをスピンチャックに載せて絶縁膜
材料を供給し、ウエハを回転させることによりウエハ上
に均一な絶縁膜を塗布するSOD塗布処理ステーション
(SCT)と、カップCP内でウエハWをスピンチャッ
クに載せてHMDS及びヘプタン等のエクスチェンジ用
薬液を供給し、ウエハ上に塗布された絶縁膜中の溶媒を
乾燥工程前に他の溶媒に置き換える処理を行うソルベン
トエクスチェンジ処理ステーション(DSE)とが下か
ら順に2段に重ねられている。
ップCP内でウエハWをスピンチャックに載せて絶縁膜
材料を供給し、ウエハを回転させることによりウエハ上
に均一な絶縁膜を塗布するSOD塗布処理ステーション
(SCT)と、カップCP内でウエハWをスピンチャッ
クに載せてHMDS及びヘプタン等のエクスチェンジ用
薬液を供給し、ウエハ上に塗布された絶縁膜中の溶媒を
乾燥工程前に他の溶媒に置き換える処理を行うソルベン
トエクスチェンジ処理ステーション(DSE)とが下か
ら順に2段に重ねられている。
【0031】第2の組G2 では、SOD塗布処理ステー
ション(SCT)が上段に配置されている。なお、必要
に応じて第2の組G2 の下段にSOD塗布処理ステーシ
ョン(SCT)やソルベントエクスチェンジ処理ステー
ション(DSE)等を配置することも可能である。
ション(SCT)が上段に配置されている。なお、必要
に応じて第2の組G2 の下段にSOD塗布処理ステーシ
ョン(SCT)やソルベントエクスチェンジ処理ステー
ション(DSE)等を配置することも可能である。
【0032】図3に示すように、第3の組G3 では、本
発明に係る2個の低酸素高温加熱処理ステーション(O
HP)と、低温加熱処理ステーション(LHP)と、2
個の冷却処理ステーション(CPL)と、受け渡し・冷
却プレート(TCP)と、冷却処理ステーション(CP
L)とが上から順に多段に配置されている。低温加熱処
理ステーション(LHP)はウエハWが載置される熱板
を有し、ウエハWを低温加熱処理する。冷却処理ステー
ション(CPL)はウエハWが載置される冷却板を有
し、ウエハWを冷却処理する。受け渡し・冷却プレート
(TCP)は下段にウエハWを冷却する冷却板、上段に
受け渡し台を有する2段構造とされ、カセットブロック
10と処理ブロック11との間でウエハWの受け渡しを
行う。
発明に係る2個の低酸素高温加熱処理ステーション(O
HP)と、低温加熱処理ステーション(LHP)と、2
個の冷却処理ステーション(CPL)と、受け渡し・冷
却プレート(TCP)と、冷却処理ステーション(CP
L)とが上から順に多段に配置されている。低温加熱処
理ステーション(LHP)はウエハWが載置される熱板
を有し、ウエハWを低温加熱処理する。冷却処理ステー
ション(CPL)はウエハWが載置される冷却板を有
し、ウエハWを冷却処理する。受け渡し・冷却プレート
(TCP)は下段にウエハWを冷却する冷却板、上段に
受け渡し台を有する2段構造とされ、カセットブロック
10と処理ブロック11との間でウエハWの受け渡しを
行う。
【0033】第4の組G4 では、低温加熱処理ステーシ
ョン(LHP)、低酸素キュア・冷却処理ステーション
(DCC)が2個、エージング処理ステーション(DA
C)とが上から順に多段に配置されている。低酸素キュ
ア・冷却処理ステーション(DCC)は密閉化可能な処
理室内に熱板と冷却板とを隣接するように有し、N2置
換された低酸素雰囲気中で高温加熱処理すると共に加熱
処理されたウエハWを冷却処理する。エージング処理ス
テーション(DAC)は密閉化可能な処理室内にNH3
+H2Oを導入してウエハWをエージング処理し、ウエ
ハW上の絶縁膜材料膜をウェットゲル化する。
ョン(LHP)、低酸素キュア・冷却処理ステーション
(DCC)が2個、エージング処理ステーション(DA
C)とが上から順に多段に配置されている。低酸素キュ
ア・冷却処理ステーション(DCC)は密閉化可能な処
理室内に熱板と冷却板とを隣接するように有し、N2置
換された低酸素雰囲気中で高温加熱処理すると共に加熱
処理されたウエハWを冷却処理する。エージング処理ス
テーション(DAC)は密閉化可能な処理室内にNH3
+H2Oを導入してウエハWをエージング処理し、ウエ
ハW上の絶縁膜材料膜をウェットゲル化する。
【0034】図3を参照して、主ウエハ搬送機構22は
筒状支持体27の内側に、上下方向(Z方向)に昇降自
在なウエハ搬送装置30を装備している。筒状支持体2
7は図示しないモータの回転軸に接続されており、この
モータの回転駆動力によって、前記回転軸を中心として
ウエハ搬送装置30と一体に回転する。従って、ウエハ
搬送装置30はθ方向に回転自在となっている。このウ
エハ搬送装置30の搬送基台40上にはピンセットが例
えば3本備えられており、これらのピンセット31は主
ウエハ搬送機構22の周囲に配置された処理ステーショ
ンにアクセスしてこれら処理ステーションとの間でウエ
ハWの受け渡しを行う。
筒状支持体27の内側に、上下方向(Z方向)に昇降自
在なウエハ搬送装置30を装備している。筒状支持体2
7は図示しないモータの回転軸に接続されており、この
モータの回転駆動力によって、前記回転軸を中心として
ウエハ搬送装置30と一体に回転する。従って、ウエハ
搬送装置30はθ方向に回転自在となっている。このウ
エハ搬送装置30の搬送基台40上にはピンセットが例
えば3本備えられており、これらのピンセット31は主
ウエハ搬送機構22の周囲に配置された処理ステーショ
ンにアクセスしてこれら処理ステーションとの間でウエ
ハWの受け渡しを行う。
【0035】次に、図4及び図5を参照して本発明に係
る低酸素高温加熱処理ステーション(OHP)の構成に
ついて説明する。
る低酸素高温加熱処理ステーション(OHP)の構成に
ついて説明する。
【0036】図4及び図5に示すように、低酸素高温加
熱処理ステーション(OHP)の中央には、処理室51
が配置されている。処理室51は本体41と、この本体
41に対して昇降可能に配置された蓋体53とを有す
る。また、処理室51に隣接するように2つの昇降シリ
ンダー54,55が配置されている。昇降シリンダー5
4は支持部材56を介して蓋体53に接続されており、
蓋体53を昇降駆動する。この蓋体53が本体41を密
着することにより加熱室Rが形成される。一方、昇降シ
リンダー55は支持部材57を介して後述する3本の昇
降ピン58に接続され、昇降ピン58を昇降駆動する。
熱処理ステーション(OHP)の中央には、処理室51
が配置されている。処理室51は本体41と、この本体
41に対して昇降可能に配置された蓋体53とを有す
る。また、処理室51に隣接するように2つの昇降シリ
ンダー54,55が配置されている。昇降シリンダー5
4は支持部材56を介して蓋体53に接続されており、
蓋体53を昇降駆動する。この蓋体53が本体41を密
着することにより加熱室Rが形成される。一方、昇降シ
リンダー55は支持部材57を介して後述する3本の昇
降ピン58に接続され、昇降ピン58を昇降駆動する。
【0037】図6に示すように、本体41のほぼ中央に
は熱板62が配置されている。この熱板62内には図示
を省略したヒータが内蔵されている。熱板62はヒータ
によって、例えば200℃〜800℃に加熱されるよう
になっている。また熱板62表面から裏面には、複数
個、例えば3個の孔62aが貫通されている。各孔62
aには上述した昇降ピン58が熱板62表面から出没可
能に配置されている。そして昇降ピン58は、熱板62
の表面から突き出た状態で、主ウエハ搬送機構22との
間でウェハWの受け渡しを行う。主ウエハ搬送機構22
からウエハWを受け取った昇降ピン58は、下降して熱
板62内に没し、これによりウエハWが熱板62上に載
置され、ウエハWの加熱処理が行われるようになってい
る。
は熱板62が配置されている。この熱板62内には図示
を省略したヒータが内蔵されている。熱板62はヒータ
によって、例えば200℃〜800℃に加熱されるよう
になっている。また熱板62表面から裏面には、複数
個、例えば3個の孔62aが貫通されている。各孔62
aには上述した昇降ピン58が熱板62表面から出没可
能に配置されている。そして昇降ピン58は、熱板62
の表面から突き出た状態で、主ウエハ搬送機構22との
間でウェハWの受け渡しを行う。主ウエハ搬送機構22
からウエハWを受け取った昇降ピン58は、下降して熱
板62内に没し、これによりウエハWが熱板62上に載
置され、ウエハWの加熱処理が行われるようになってい
る。
【0038】なお、図示しないが、ウエハWを熱板62
上に密着することなく熱板62上で浮かせて保持するた
めのプロキシミティシートが熱板62表面のウエハW載
置位置の外周部の複数カ所、例えば6カ所に配置されて
いる。
上に密着することなく熱板62上で浮かせて保持するた
めのプロキシミティシートが熱板62表面のウエハW載
置位置の外周部の複数カ所、例えば6カ所に配置されて
いる。
【0039】本体41の裏面には、窒素供給源43から
の窒素を熱板62の孔62a及びこの孔62aにつなが
って本体41に貫通された孔41aを介して、熱板62
の表面側に導入させるための円筒状の導入部材47が設
けられている。また、本体41の外周部には、加熱室R
のガスを排気するための複数の排気口42が設けられて
おり、これら排気口42は排気バルブ70を介して真空
ポンプ48に接続され、加熱室Rのガスが排気されるよ
うになっている。
の窒素を熱板62の孔62a及びこの孔62aにつなが
って本体41に貫通された孔41aを介して、熱板62
の表面側に導入させるための円筒状の導入部材47が設
けられている。また、本体41の外周部には、加熱室R
のガスを排気するための複数の排気口42が設けられて
おり、これら排気口42は排気バルブ70を介して真空
ポンプ48に接続され、加熱室Rのガスが排気されるよ
うになっている。
【0040】蓋体53上部にも、窒素供給源43からの
窒素を加熱室Rに供給するための供給口53aが設けら
れている。この窒素供給源43からの窒素供給は、供給
管65及び第1のバルブ50を介して行われ、上記孔6
2aを介する加熱室Rへの窒素導入も供給管66及び第
2のバルブ60を介して行われる。供給管65及び66
には、加熱室Rへ供給する窒素をそれぞれ加熱し温度を
調節する第1の温度調節器45及び第2の温度調整器4
4が設けられている。
窒素を加熱室Rに供給するための供給口53aが設けら
れている。この窒素供給源43からの窒素供給は、供給
管65及び第1のバルブ50を介して行われ、上記孔6
2aを介する加熱室Rへの窒素導入も供給管66及び第
2のバルブ60を介して行われる。供給管65及び66
には、加熱室Rへ供給する窒素をそれぞれ加熱し温度を
調節する第1の温度調節器45及び第2の温度調整器4
4が設けられている。
【0041】加熱室Rには加熱室Rの圧力を計測する圧
力計49が設けられており、これによる計測結果に基づ
いて、制御部61により上記各バルブ50、60及び7
0の開度が可変に調節され、加熱室Rの圧力調整が可能
となっている。また、各温度調整器45及び44も制御
部61の制御の基に加熱・温度調整が行われる。更に制
御部61は上記各シリンダー54及び55の昇降動作を
制御する。
力計49が設けられており、これによる計測結果に基づ
いて、制御部61により上記各バルブ50、60及び7
0の開度が可変に調節され、加熱室Rの圧力調整が可能
となっている。また、各温度調整器45及び44も制御
部61の制御の基に加熱・温度調整が行われる。更に制
御部61は上記各シリンダー54及び55の昇降動作を
制御する。
【0042】次に、図7に示すフローを参照しながら、
SODシステム1の処理工程について説明する。
SODシステム1の処理工程について説明する。
【0043】まずカセットブロック10において、処理
前のウエハWはウエハカセットCRからウエハ搬送体2
1を介して処理ブロック11側の第3の組G3に属する
受け渡し・冷却プレート(TCP)における受け渡し台
へ搬送される。
前のウエハWはウエハカセットCRからウエハ搬送体2
1を介して処理ブロック11側の第3の組G3に属する
受け渡し・冷却プレート(TCP)における受け渡し台
へ搬送される。
【0044】受け渡し・冷却プレート(TCP)におけ
る受け渡し台に搬送されたウエハWは主ウエハ搬送機構
22を介して冷却処理ステーション(CPL)へ搬送さ
れる。そして冷却処理ステーション(CPL)におい
て、ウエハWはSOD塗布処理ステーション(SCT)
における処理に適合する温度まで冷却される(ステップ
1)。
る受け渡し台に搬送されたウエハWは主ウエハ搬送機構
22を介して冷却処理ステーション(CPL)へ搬送さ
れる。そして冷却処理ステーション(CPL)におい
て、ウエハWはSOD塗布処理ステーション(SCT)
における処理に適合する温度まで冷却される(ステップ
1)。
【0045】冷却処理ステーション(CPL)で冷却処
理されたウエハWは主ウエハ搬送機構22を介してSO
D塗布処理ステーション(SCT)へ搬送される。そし
てSOD塗布処理ステーション(SCT)において、ウ
エハWはSOD塗布処理が行われる(ステップ2)。
理されたウエハWは主ウエハ搬送機構22を介してSO
D塗布処理ステーション(SCT)へ搬送される。そし
てSOD塗布処理ステーション(SCT)において、ウ
エハWはSOD塗布処理が行われる(ステップ2)。
【0046】SOD塗布処理ステーション(SCT)で
SOD塗布処理が行われたウエハWは主ウエハ搬送機構
22を介してエージング処理ステーション(DAC)へ
搬送される。そしてエージング処理ステーション(DA
C)において、ウエハWは処理室内にNH3 +H2Oを
導入してウエハWをエージング処理し、ウエハW上の絶
縁膜材料膜をゲル化する(ステップ3)。
SOD塗布処理が行われたウエハWは主ウエハ搬送機構
22を介してエージング処理ステーション(DAC)へ
搬送される。そしてエージング処理ステーション(DA
C)において、ウエハWは処理室内にNH3 +H2Oを
導入してウエハWをエージング処理し、ウエハW上の絶
縁膜材料膜をゲル化する(ステップ3)。
【0047】エージング処理ステーション(DAC)で
エージング処理されたウエハWは主ウエハ搬送機構22
を介してソルベントエクスチェンジ処理ステーション
(DSE)へ搬送される。そしてソルベントエクスチェ
ンジ処理ステーション(DSE)において、ウエハWは
エクスチェンジ用薬液が供給され、ウエハ上に塗布され
た絶縁膜中の溶媒を他の溶媒に置き換える処理が行われ
る(ステップ4)。
エージング処理されたウエハWは主ウエハ搬送機構22
を介してソルベントエクスチェンジ処理ステーション
(DSE)へ搬送される。そしてソルベントエクスチェ
ンジ処理ステーション(DSE)において、ウエハWは
エクスチェンジ用薬液が供給され、ウエハ上に塗布され
た絶縁膜中の溶媒を他の溶媒に置き換える処理が行われ
る(ステップ4)。
【0048】ソルベントエクスチェンジ処理ステーショ
ン(DSE)で置換処理が行われたウエハWは主ウエハ
搬送機構22を介して低温加熱処理ステーション(LH
P)へ搬送される。そして低温加熱処理ステーション
(LHP)において、ウエハWは低温加熱処理される
(ステップ5)。
ン(DSE)で置換処理が行われたウエハWは主ウエハ
搬送機構22を介して低温加熱処理ステーション(LH
P)へ搬送される。そして低温加熱処理ステーション
(LHP)において、ウエハWは低温加熱処理される
(ステップ5)。
【0049】低温加熱処理ステーション(LHP)で低
温加熱処理されたウエハWは、主ウエハ搬送機構22を
介して低酸素高温加熱処理ステーション(OHP)へ搬
送されて後述するように所定の加熱処理が行われる(ス
テップ6)。
温加熱処理されたウエハWは、主ウエハ搬送機構22を
介して低酸素高温加熱処理ステーション(OHP)へ搬
送されて後述するように所定の加熱処理が行われる(ス
テップ6)。
【0050】低酸素高温加熱処理ステーション(OH
P)で加熱処理されたウエハWは、主ウエハ搬送機構2
2を介して低酸素キュア・冷却処理ステーション(DC
C)へ搬送される。そして低酸素キュア・冷却処理ステ
ーション(DCC)において、ウエハWは低酸素雰囲気
中で高温加熱処理され、冷却処理される(ステップ
7)。
P)で加熱処理されたウエハWは、主ウエハ搬送機構2
2を介して低酸素キュア・冷却処理ステーション(DC
C)へ搬送される。そして低酸素キュア・冷却処理ステ
ーション(DCC)において、ウエハWは低酸素雰囲気
中で高温加熱処理され、冷却処理される(ステップ
7)。
【0051】低酸素キュア・冷却処理ステーション(D
CC)で処理されたウエハWは主ウエハ搬送機構22を
介して受け渡し・冷却プレート(TCP)における冷却
板へ搬送される。そして受け渡し・冷却プレート(TC
P)における冷却板において、ウエハWは冷却処理され
る(ステップ8)。
CC)で処理されたウエハWは主ウエハ搬送機構22を
介して受け渡し・冷却プレート(TCP)における冷却
板へ搬送される。そして受け渡し・冷却プレート(TC
P)における冷却板において、ウエハWは冷却処理され
る(ステップ8)。
【0052】受け渡し・冷却プレート(TCP)におけ
る冷却板で冷却処理されたウエハWはカセットブロック
10においてウエハ搬送体21を介してウエハカセット
CRへ搬送される。
る冷却板で冷却処理されたウエハWはカセットブロック
10においてウエハ搬送体21を介してウエハカセット
CRへ搬送される。
【0053】次にステップ6における低酸素高温加熱処
理ステーション(OHP)の作用について詳細に説明す
る。
理ステーション(OHP)の作用について詳細に説明す
る。
【0054】図8に示すように、蓋体53が上昇した状
態で、ウエハWは主ウエハ搬送機構22から昇降ピン5
8に受け渡される。そして昇降ピンの高さはそのままの
状態で、蓋体53の供給口53aから窒素N2(以下、
この供給口53aからの窒素導入を「N2−A」とす
る。)が導入されるとともに、熱板62の孔62aから
窒素N2(以下、この孔62aからの窒素導入を「N2
−B」とする。)がN2−Aの量とほぼ同量導入され
る。図12(a)はこのときの処理室51における処理
時間tと、熱板62と蓋体53とにより囲われた空間S
(蓋体53が下降して閉じたときは加熱室R)に導入さ
れるそれぞれN2−A及びN2−Bの窒素の量及び空間
S・加熱室Rの圧力との関係を示す図である。また、図
12(b)は同処理時間tと、昇降ピン58の昇降動
作、蓋体53の開閉動作、排気バルブ70の開度との関
係を示す図である。
態で、ウエハWは主ウエハ搬送機構22から昇降ピン5
8に受け渡される。そして昇降ピンの高さはそのままの
状態で、蓋体53の供給口53aから窒素N2(以下、
この供給口53aからの窒素導入を「N2−A」とす
る。)が導入されるとともに、熱板62の孔62aから
窒素N2(以下、この孔62aからの窒素導入を「N2
−B」とする。)がN2−Aの量とほぼ同量導入され
る。図12(a)はこのときの処理室51における処理
時間tと、熱板62と蓋体53とにより囲われた空間S
(蓋体53が下降して閉じたときは加熱室R)に導入さ
れるそれぞれN2−A及びN2−Bの窒素の量及び空間
S・加熱室Rの圧力との関係を示す図である。また、図
12(b)は同処理時間tと、昇降ピン58の昇降動
作、蓋体53の開閉動作、排気バルブ70の開度との関
係を示す図である。
【0055】ここで、本実施形態においては、N2−A
の窒素の温度及びN2−Bの窒素の温度は、それぞれ第
1の温度調節器45及び第2の温度調整器44により両
者ともに同じ温度に設定され、この設定された温度は、
これから加熱処理する熱板62の温度より低い温度、例
えば150℃とされている。このように、ウエハWが熱
板62に接して加熱処理される前に、その熱板62によ
る加熱処理の温度よりも低い温度の窒素に一旦さらすこ
とによって、ウエハWが搬入されていきなり熱板62に
よる加熱処理を行うよりも、よりウエハWの酸化防止に
寄与する。
の窒素の温度及びN2−Bの窒素の温度は、それぞれ第
1の温度調節器45及び第2の温度調整器44により両
者ともに同じ温度に設定され、この設定された温度は、
これから加熱処理する熱板62の温度より低い温度、例
えば150℃とされている。このように、ウエハWが熱
板62に接して加熱処理される前に、その熱板62によ
る加熱処理の温度よりも低い温度の窒素に一旦さらすこ
とによって、ウエハWが搬入されていきなり熱板62に
よる加熱処理を行うよりも、よりウエハWの酸化防止に
寄与する。
【0056】続いて図9に示すように、昇降ピンの高さ
はそのままの状態を保ちつつ、蓋体53のみを下降させ
て加熱室Rが形成される(時間t1)。ここで、蓋体5
3が下降する直前に、N2−Aの量をN2−Bの量より
も大きくすることにより、蓋体53が下降することによ
る空間Sの気流の乱れを防止し、ウエハWの位置がずれ
たり、浮き上がったりすることを防止できる。
はそのままの状態を保ちつつ、蓋体53のみを下降させ
て加熱室Rが形成される(時間t1)。ここで、蓋体5
3が下降する直前に、N2−Aの量をN2−Bの量より
も大きくすることにより、蓋体53が下降することによ
る空間Sの気流の乱れを防止し、ウエハWの位置がずれ
たり、浮き上がったりすることを防止できる。
【0057】加熱室Rが形成さた後は、図9に示すよう
にN2−A及びN2−Bの導入を更に続け、排気口42
より排気を行いながら加熱室Rを所定の圧力、例えば大
気圧に保つようにする。これにより気流の乱れを防止す
ることができる。
にN2−A及びN2−Bの導入を更に続け、排気口42
より排気を行いながら加熱室Rを所定の圧力、例えば大
気圧に保つようにする。これにより気流の乱れを防止す
ることができる。
【0058】そして図10に示すように、時間t2で昇
降ピン58を下降させ、これと同時にN2−Bの導入を
停止し、N2−Aのみを導入してウエハWの酸化を防止
しながら、かつ加熱室Rを排気機構(排気口42からの
排気)により大気圧に保ちながら熱板62による加熱処
理を所定時間、例えば10分間行う。
降ピン58を下降させ、これと同時にN2−Bの導入を
停止し、N2−Aのみを導入してウエハWの酸化を防止
しながら、かつ加熱室Rを排気機構(排気口42からの
排気)により大気圧に保ちながら熱板62による加熱処
理を所定時間、例えば10分間行う。
【0059】そして図11に示すように、熱板62によ
る所定時間の加熱処理が終了すると蓋体53を上昇させ
る前に昇降ピン58を上昇させて、N2−Aの量とほぼ
同量のN2−Bを導入する(時間t3)。そして蓋体5
3を上昇させる(時間t4)。ここで、蓋体53が上昇
する直前に、N2−Aの量をN2−Bの量よりも大きく
することにより、蓋体53が上昇することによる空間S
の気流の乱れを防止し、ウエハWの位置がずれたり、浮
き上がったりすることを防止できる。
る所定時間の加熱処理が終了すると蓋体53を上昇させ
る前に昇降ピン58を上昇させて、N2−Aの量とほぼ
同量のN2−Bを導入する(時間t3)。そして蓋体5
3を上昇させる(時間t4)。ここで、蓋体53が上昇
する直前に、N2−Aの量をN2−Bの量よりも大きく
することにより、蓋体53が上昇することによる空間S
の気流の乱れを防止し、ウエハWの位置がずれたり、浮
き上がったりすることを防止できる。
【0060】その後は、ウエハWは昇降ピン58から主
ウエハ搬送機構22に受け渡されることになる。
ウエハ搬送機構22に受け渡されることになる。
【0061】以上のように本実施形態では、ウエハWの
表面側だけではなく、その裏面側からも窒素を導入させ
ることにより基板裏面側の酸化も防止でき、またこれに
より効率良く窒素パージを行うことができる。
表面側だけではなく、その裏面側からも窒素を導入させ
ることにより基板裏面側の酸化も防止でき、またこれに
より効率良く窒素パージを行うことができる。
【0062】また蓋体53の昇降時においてはN2−A
及びN2−Bの量を制御し、熱板62による加熱処理時
においてはN2−Aの量及び排気量を制御することによ
り、気流を安定させることができる。
及びN2−Bの量を制御し、熱板62による加熱処理時
においてはN2−Aの量及び排気量を制御することによ
り、気流を安定させることができる。
【0063】次に図13を参照して、第2の実施形態の
加熱処理について説明する。
加熱処理について説明する。
【0064】先ず蓋体53が上昇した状態で、ウエハW
は主ウエハ搬送機構22から昇降ピン58に受け渡され
る。そして昇降ピンの高さはそのままの状態で、ほぼ同
量のN2−A及びN2−Bが導入される。
は主ウエハ搬送機構22から昇降ピン58に受け渡され
る。そして昇降ピンの高さはそのままの状態で、ほぼ同
量のN2−A及びN2−Bが導入される。
【0065】ここで、本実施形態においては、N2−A
の窒素の温度及びN2−Bの窒素の温度は、それぞれ第
1の温度調節器45及び第2の温度調整器44により両
者ともに同じ温度に設定され、この設定された温度は、
これから加熱処理する熱板62の温度より低い温度、例
えば150℃とされている。これにより、上記実施形態
と同様に、ウエハWが熱板62に接して加熱処理される
前に、その熱板62による加熱処理の温度よりも低い窒
素の温度で一旦加熱処理しているので、ウエハWの酸化
防止に寄与する。
の窒素の温度及びN2−Bの窒素の温度は、それぞれ第
1の温度調節器45及び第2の温度調整器44により両
者ともに同じ温度に設定され、この設定された温度は、
これから加熱処理する熱板62の温度より低い温度、例
えば150℃とされている。これにより、上記実施形態
と同様に、ウエハWが熱板62に接して加熱処理される
前に、その熱板62による加熱処理の温度よりも低い窒
素の温度で一旦加熱処理しているので、ウエハWの酸化
防止に寄与する。
【0066】続いて昇降ピンの高さはそのままの状態を
保ちつつ、蓋体53のみを下降させて加熱室Rが形成さ
れる(時間t1)。ここで、蓋体53が下降する直前
に、N 2−Aの量をN2−Bの量よりも大きくすること
により、蓋体53が下降することによる空間Sの気流の
乱れを防止し、ウエハWの位置がずれたり、浮き上がっ
たりすることを防止できる。
保ちつつ、蓋体53のみを下降させて加熱室Rが形成さ
れる(時間t1)。ここで、蓋体53が下降する直前
に、N 2−Aの量をN2−Bの量よりも大きくすること
により、蓋体53が下降することによる空間Sの気流の
乱れを防止し、ウエハWの位置がずれたり、浮き上がっ
たりすることを防止できる。
【0067】加熱室Rが形成さた後は、排気バルブ70
の開度を最大にして、加熱室Rを減圧真空状態、例えば
400Pa〜1000Paに保つようにする。これによ
り加熱室Rの酸素を除去して、減圧状態でN2−A及び
N2−Bの導入を行うことで、迅速に窒素パージするこ
とができる。
の開度を最大にして、加熱室Rを減圧真空状態、例えば
400Pa〜1000Paに保つようにする。これによ
り加熱室Rの酸素を除去して、減圧状態でN2−A及び
N2−Bの導入を行うことで、迅速に窒素パージするこ
とができる。
【0068】そして、時間t2で昇降ピン58を下降さ
せ、これと同時にN2−Bの導入を停止し、N2−Aの
みを導入してウエハWの酸化を防止しながら、かつ加熱
室Rを排気バルブの開度を小さくして、例えば加熱室圧
力を大気圧よりやや低く保ちながら熱板62による加熱
処理を所定時間、例えば10分間行う。
せ、これと同時にN2−Bの導入を停止し、N2−Aの
みを導入してウエハWの酸化を防止しながら、かつ加熱
室Rを排気バルブの開度を小さくして、例えば加熱室圧
力を大気圧よりやや低く保ちながら熱板62による加熱
処理を所定時間、例えば10分間行う。
【0069】熱板62による所定時間の加熱処理が終了
すると蓋体53を上昇させる前に昇降ピン58を上昇さ
せて、N2−Aの量とほぼ同量のN2−Bを導入する
(時間t3)。そして蓋体53を上昇させる(時間t
4)。ここで、蓋体53が上昇する直前に、N2−Aの
量をN2−Bの量よりも大きすることにより、蓋体53
が上昇することによる空間Sの気流の乱れを防止し、ウ
エハWの位置がずれたり、浮き上がったりすることを防
止できる。また、蓋体53が上昇する直前に、加熱室R
の圧力が大気圧より僅かに高くなるように、N2−A、
N2−Bの量及び排気量を調整する。これにより空間S
への外気の流入を抑制でき基板の酸化を防止できるだけ
ではなく、外部からのパーティクルの流入を防止するこ
とができる。この場合、乱気流の発生を防止するため
に、例えば、排気バルブ70の閉止をゆっくり行うよう
にしてもよい。
すると蓋体53を上昇させる前に昇降ピン58を上昇さ
せて、N2−Aの量とほぼ同量のN2−Bを導入する
(時間t3)。そして蓋体53を上昇させる(時間t
4)。ここで、蓋体53が上昇する直前に、N2−Aの
量をN2−Bの量よりも大きすることにより、蓋体53
が上昇することによる空間Sの気流の乱れを防止し、ウ
エハWの位置がずれたり、浮き上がったりすることを防
止できる。また、蓋体53が上昇する直前に、加熱室R
の圧力が大気圧より僅かに高くなるように、N2−A、
N2−Bの量及び排気量を調整する。これにより空間S
への外気の流入を抑制でき基板の酸化を防止できるだけ
ではなく、外部からのパーティクルの流入を防止するこ
とができる。この場合、乱気流の発生を防止するため
に、例えば、排気バルブ70の閉止をゆっくり行うよう
にしてもよい。
【0070】次に図14を参照して第3の実施形態につ
いて説明する。
いて説明する。
【0071】図14(a)に示すように、蓋体53が上
昇した状態でウエハWが主ウエハ搬送機構22から昇降
ピン58に受け渡される。そして昇降ピンの高さはその
ままの状態で、ほぼ同量のN2−A及びN2−Bが導入
される。
昇した状態でウエハWが主ウエハ搬送機構22から昇降
ピン58に受け渡される。そして昇降ピンの高さはその
ままの状態で、ほぼ同量のN2−A及びN2−Bが導入
される。
【0072】続いて図14(b)に示すように、蓋体5
3の下端の高さがウエハWの表面の高さdに一致するま
で下降させる。このときのN2−Bの窒素の温度をN2
−Aの窒素の温度より高く設定する。すなわちを、熱板
62の表面側に滞留する窒素の温度を蓋体53の内側に
滞留する窒素の温度より高くする。
3の下端の高さがウエハWの表面の高さdに一致するま
で下降させる。このときのN2−Bの窒素の温度をN2
−Aの窒素の温度より高く設定する。すなわちを、熱板
62の表面側に滞留する窒素の温度を蓋体53の内側に
滞留する窒素の温度より高くする。
【0073】そして図14(c)に示すように、蓋体5
3の下端の高さとウエハWの表面の高さを一致させたま
まの状態で、蓋体53及び昇降ピン58を同じ速度で下
降させて加熱室Rを形成する。
3の下端の高さとウエハWの表面の高さを一致させたま
まの状態で、蓋体53及び昇降ピン58を同じ速度で下
降させて加熱室Rを形成する。
【0074】このようにN2−Bの窒素の温度を高くす
ることにより、ウエハWの裏面からの窒素N2−Bが、
ウエハWの外周で蓋体53の内側に滞留したN2−Aの
窒素を持ち上げるように作用する。従ってN2−Aの窒
素をウエハWの表面側より上方側に滞留しやすることに
よりウエハWの酸化防止効率が向上する。更に、蓋体5
3の下端の高さとウエハWの表面の高さを一致させたま
ま両者を下降させることにより、ウエハWの表面より上
方側の低酸素状態を保持したまま蓋体53を閉じること
ができる。従って、更に効率良くウエハWの酸化防止を
行うことができる。
ることにより、ウエハWの裏面からの窒素N2−Bが、
ウエハWの外周で蓋体53の内側に滞留したN2−Aの
窒素を持ち上げるように作用する。従ってN2−Aの窒
素をウエハWの表面側より上方側に滞留しやすることに
よりウエハWの酸化防止効率が向上する。更に、蓋体5
3の下端の高さとウエハWの表面の高さを一致させたま
ま両者を下降させることにより、ウエハWの表面より上
方側の低酸素状態を保持したまま蓋体53を閉じること
ができる。従って、更に効率良くウエハWの酸化防止を
行うことができる。
【0075】その後は、上記第1の実施形態又は第2の
実施形態と同様な各種条件により加熱処理を行うことに
より、ウエハWの酸化及び乱気流の発生防止に関して第
1又は第2の実施形態と同様の効果が得ることができ
る。
実施形態と同様な各種条件により加熱処理を行うことに
より、ウエハWの酸化及び乱気流の発生防止に関して第
1又は第2の実施形態と同様の効果が得ることができ
る。
【0076】図15及び図16は、昇降ピン58の他の
実施形態を示す正面図及び平面図である。
実施形態を示す正面図及び平面図である。
【0077】本実施形態の昇降ピン58は、その先端部
に熱板62の孔62aから導入される窒素N2−Bを効
率良くウエハWの裏面に案内する案内部材72が設けら
れている。この案内部材72は、昇降ピン58の先端部
に形成された複数のスリット73の間に、三角形状のフ
ィン75が複数、例えば8個設けられている。これら各
フィン75は取付け部74を軸として下方90°に回動
可能に構成されている。
に熱板62の孔62aから導入される窒素N2−Bを効
率良くウエハWの裏面に案内する案内部材72が設けら
れている。この案内部材72は、昇降ピン58の先端部
に形成された複数のスリット73の間に、三角形状のフ
ィン75が複数、例えば8個設けられている。これら各
フィン75は取付け部74を軸として下方90°に回動
可能に構成されている。
【0078】この案内部材72は、昇降ピン58が下降
時であって、熱板62の孔62aに没しているときは、
図15及び図16の状態に折りたたまれているが、ウエ
ハWを支持するときは図17に示す状態のように下方に
回動して支持する。これによって、孔62aからの窒素
をウエハWの裏側全面に迅速かつ効率的に伸展させるこ
とができる。
時であって、熱板62の孔62aに没しているときは、
図15及び図16の状態に折りたたまれているが、ウエ
ハWを支持するときは図17に示す状態のように下方に
回動して支持する。これによって、孔62aからの窒素
をウエハWの裏側全面に迅速かつ効率的に伸展させるこ
とができる。
【0079】なお、本発明は以上説明した実施形態には
限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
【0080】例えば上記第2の実施形態においては、ウ
エハWの熱板62による加熱処理を終え、蓋体53が上
昇するときにのみ、空間Sの圧力を外部の大気圧より高
くするようにしたが、これを加熱処理を始める前におい
て蓋体53を下降させるときにも行うようにしてもよ
い。また、これを第1の実施形態において適用してもよ
い。
エハWの熱板62による加熱処理を終え、蓋体53が上
昇するときにのみ、空間Sの圧力を外部の大気圧より高
くするようにしたが、これを加熱処理を始める前におい
て蓋体53を下降させるときにも行うようにしてもよ
い。また、これを第1の実施形態において適用してもよ
い。
【0081】また、例えば上記各実施形態では、熱板6
2の孔62aからの窒素導入を昇降ピン上昇時にのみ行
うようにしたが、上述したようにウエハWの熱板62に
よる加熱処理は、プロキシミティシートによりウエハW
を熱板62に接触させないで行うため、その熱板62と
ウエハWとの間の隙間に窒素を導入することにより加熱
時のウエハWの酸化防止を図ることもできる。
2の孔62aからの窒素導入を昇降ピン上昇時にのみ行
うようにしたが、上述したようにウエハWの熱板62に
よる加熱処理は、プロキシミティシートによりウエハW
を熱板62に接触させないで行うため、その熱板62と
ウエハWとの間の隙間に窒素を導入することにより加熱
時のウエハWの酸化防止を図ることもできる。
【0082】また、上記各実施形態は低酸素高温加熱処
理ステーション(OHP)に適用したものであったが、
これに限らず低酸素高温加熱・冷却処理ステーション
(DCC)にも本発明は適用可能である。
理ステーション(OHP)に適用したものであったが、
これに限らず低酸素高温加熱・冷却処理ステーション
(DCC)にも本発明は適用可能である。
【0083】更に、上記各実施形態は半導体ウエハ基板
を処理する加熱装置について適用したものであったが、
これに限らず液晶ディスプレイ等に使用されるガラス基
板を処理する加熱装置にも本発明は適用可能である。
を処理する加熱装置について適用したものであったが、
これに限らず液晶ディスプレイ等に使用されるガラス基
板を処理する加熱装置にも本発明は適用可能である。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
効率良くかつ迅速に窒素を導入して基板の酸化を防止
し、乱気流の発生を防止することができる。
効率良くかつ迅速に窒素を導入して基板の酸化を防止
し、乱気流の発生を防止することができる。
【図1】本発明の一実施形態に係るSODシステムの全
体構成を示す平面図である。
体構成を示す平面図である。
【図2】図1に示すSODシステムの正面図である。
【図3】図1に示すSODシステムの背面図である。
【図4】一実施形態に係る低酸素高温加熱処理ステーシ
ョン(OHP)の平面図である。
ョン(OHP)の平面図である。
【図5】図4に示す低酸素高温加熱処理ステーション
(OHP)の断面図である。
(OHP)の断面図である。
【図6】図5に示す処理室の断面図である。
【図7】本発明に係るSODシステムの一連の工程を示
すフロー図である。
すフロー図である。
【図8】第1の実施形態による加熱処理の作用を示す断
面図である。
面図である。
【図9】同加熱処理の作用を示す断面図である。
【図10】同加熱処理の作用を示す断面図である。
【図11】同加熱処理の作用を示す断面図である。
【図12】同加熱処理における処理時間と各処理状態と
の関係を示す図である。
の関係を示す図である。
【図13】第2の実施形態による加熱処理における処理
時間と各処理状態との関係を示す図である。
時間と各処理状態との関係を示す図である。
【図14】第3の実施形態による加熱処理の作用を示す
断面図である。
断面図である。
【図15】昇降ピンの他の実施形態を示す平面図であ
る。
る。
【図16】図15に示す昇降ピンの平面図である。
【図17】同昇降ピンの案内部材の作用を示す断面図で
ある。
ある。
W…半導体ウエハ
S…空間
41a…孔
42…排気口
43…窒素供給源
44…第2の温度調整器
45…第1の温度調節器
48…真空ポンプ
50、60…バルブ
51…処理室
53…蓋体
53a…供給口
54、55…昇降シリンダー
56…支持部材
57…支持部材
58…昇降ピン
61…制御部
62…熱板
62a…孔
70…排気バルブ
72…案内部材
73…スリット
75…フィン
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開2001−44117(JP,A)
特開 平6−140379(JP,A)
特開 平7−254557(JP,A)
特開 平9−283608(JP,A)
実開 平2−95232(JP,U)
特表2002−521815(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H01L 21/31
B05C 9/14
H01L 21/02
H01L 21/315
H01L 21/68
Claims (8)
- 【請求項1】 基板を昇降させるための複数の昇降ピン
と、 前記昇降ピンを昇降させる第1の昇降機構と、 前記昇降ピンを表面から出没させるための貫通孔が設け
られ、前記基板を加熱するための熱板と、 前記熱板上で昇降可能に配置され、前記熱板上の基板を
覆う蓋と、 前記蓋を昇降させる第2の昇降機構と、 前記蓋の内側に不活性気体を導入する第1の不活性気体
導入機構と、 前記貫通孔を介して前記熱板の表面側に不活性気体を導
入する第2の不活性気体導入機構とを具備することを特
徴とする基板処理装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の基板処理装置におい
て、 前記蓋及び昇降ピンが上昇した状態で、前記第1の不活
性気体導入機構により前記蓋の内側に不活性気体を導入
させ、前記第2の不活性気体導入機構により前記熱板の
表面側に不活性気体を導入させる手段を具備することを
特徴とする基板処理装置。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の基板処理
装置において、 前記導入される各不活性気体の温度を前記熱板における
基板の熱処理時の温度よりも低くする手段を具備するこ
とを特徴とする基板処理装置。 - 【請求項4】 請求項1から請求項3のうちいずれか1
項に記載の基板処理装置において、 前記蓋が昇降する際に、前記蓋の内側に導入される不活
性気体の量を前記熱板の表面側に導入される不活性気体
の量よりも大きくする手段を具備することを特徴とする
基板処理装置。 - 【請求項5】 請求項1から請求項4のうちいずれか1
項に記載の基板処理装置において、 前記熱板と前記蓋とにより囲われた空間の圧力を検出す
る圧力検出部と、 前記空間を排気する排気機構とを有し、 前記圧力検出部により検出される圧力に応じて、前記熱
板と前記蓋とにより囲われた空間の圧力が一定となるよ
うに、前記蓋の内側に導入される不活性気体の量及び前
記排気機構による排気量を調整する手段を具備すること
を特徴とする基板処理装置。 - 【請求項6】 請求項5に記載の基板処理装置におい
て、 前記熱板から前記蓋を昇降させる直前に、前記熱板と前
記蓋とにより囲われた空間の圧力が大気圧よりも大きく
なるように、前記蓋の内側に導入される不活性気体の量
及び前記排気機構による排気量を調整する手段を具備す
ることを特徴とする基板処理装置。 - 【請求項7】 請求項1から請求項6のうちいずれか1
項に記載の基板処理装置において、 前記熱板の表面側に導入される不活性気体の温度を前記
蓋の内側に導入される不活性気体の温度より高くする手
段と、 前記昇降ピンが上昇して基板を保持した状態で、前記蓋
の下端が前記基板の表面とほぼ一致するまで前記蓋を下
降させ、これらがほぼ一致した状態で前記昇降ピンと前
記蓋とを同時に下降させる手段とを具備することを特徴
とする基板処理装置。 - 【請求項8】 請求項1から請求項7のうちいずれか1
項に記載の基板処理装置において、 前記昇降ピンの先端付近に設けられ、前記昇降ピンが前
記貫通孔に没した状態で折りたたまれ、前記昇降ピンが
前記貫通孔から出た状態で前記貫通孔から導出される不
活性気体を基板裏面に沿って案内するように開放される
気体案内部材を更に具備することを特徴とする基板処理
装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001052799A JP3494435B2 (ja) | 2001-02-27 | 2001-02-27 | 基板処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002261087A JP2002261087A (ja) | 2002-09-13 |
JP3494435B2 true JP3494435B2 (ja) | 2004-02-09 |
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