JP3488620B2 - 吸入式投薬器 - Google Patents

吸入式投薬器

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JP3488620B2
JP3488620B2 JP03967498A JP3967498A JP3488620B2 JP 3488620 B2 JP3488620 B2 JP 3488620B2 JP 03967498 A JP03967498 A JP 03967498A JP 3967498 A JP3967498 A JP 3967498A JP 3488620 B2 JP3488620 B2 JP 3488620B2
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嘉行 谷澤
明 柳川
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    • A61M2202/06Solids
    • A61M2202/064Powder

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、患者の息
の吸込みによって顆粒状の薬品を肺内に投与するのに用
いて好適な吸入式投薬器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、喘息患者等の肺に薬品を投与す
る方法には、液体エアゾール噴霧器で吸引させる方法、
カプセル内に充填された微細な顆粒(例えば、粒径5〜
10μm)を当該カプセルを破断することによって吸引
する方法等が用いられている。
【0003】これら喘息患者用の薬品投与方法のうち、
カプセル内に充填された顆粒状薬品を吸引するために用
いられる吸入式投薬器としては、特開平8−47531
号公報(以下、従来技術という)に示すものが知られて
いる。
【0004】この従来技術による吸入式投薬器は、軸方
向の一側がカプセル収容穴となり、他側が吸入口となっ
た投薬器本体と、前記カプセル収容穴と大気側とを連通
するため、前記投薬器本体の軸方向に延びる流入通路と
径方向に延びるピン挿入穴とを有する流入側通気路と、
前記カプセル収容穴と前記吸入口側とを連通するため、
前記投薬器本体の軸方向に延びる流出通路と径方向に延
びるピン挿通穴とを有する流出側通気路と、前記カプセ
ル収容穴に収容したカプセルに穴をあけるため、前記各
ピン挿入穴からカプセルに向けて挿入されるピンを有す
る穴あけ具とから大略構成されている。
【0005】ここで、従来技術による吸入式投薬器で
は、穴あけ具でカプセルに穴を形成するとき、カプセル
内とピン挿入穴との間の流路面積を確保するため、ピン
をピン挿入穴に沿ってカプセルに向けて挿入することに
より、カプセルを打抜いて穴を形成している。
【0006】ここで、上述した吸入式投薬器を用いて薬
品を吸入する場合の動作について説明する。まず、投薬
準備動作として、カプセルをカプセル収容穴に嵌合し、
この状態で穴あけ具のピンをピン挿入穴内でカプセルに
向けて移動させる。これにより、ピンをカプセルの径方
向に貫通させ、該カプセルにピン挿入穴に連通する穴を
形成する。
【0007】次に、投薬動作を行なうために吸入口をく
わえ、この状態で息を吸込む。これにより、流入側通気
路、穴を通ってカプセル内に空気が流入し、この空気は
該カプセル内の薬品を攪拌して穴を通り流出側通気路か
ら吸入口に薬品と共に流出する。このようにしてカプセ
ルから流出した薬品を肺内に吸入する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術による吸入式投薬器では、穴あけ具のピンによっ
て、カプセルを打抜いて該カプセルに穴を形成している
ため、カプセルに形成される穴の径が若干変動し流路面
積が変化していた。そして、この穴の流路面積によっ
て、カプセル内を流れる空気の流速、流量が規制されて
いるから、投薬動作時に凝縮性の強い薬品の場合分散が
安定せず、常に薬品を良好に吸入することができないと
いう問題がある。
【0009】本発明は、上述した従来技術の問題に鑑み
なされたもので、本発明の目的は、カプセル内を流れる
空気の流速、流量を一定にし、薬品を安定して分散させ
ることのできる吸入式投薬器を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1による発明は、軸方向の一側がカプセ
ル収容穴となり、他側が吸入口となった投薬器本体と、
前記カプセル収容穴と大気側とを連通するため、前記投
薬器本体の軸方向に延びる流入通路と径方向に延びるピ
ン挿入穴とを有する流入側通気路と、前記カプセル収容
穴と前記吸入口側とを連通するため、前記投薬器本体の
軸方向に延びる流出通路と径方向に延びるピン挿通穴と
を有する流出側通気路と、前記カプセル収容穴に収容し
たカプセルに穴をあけるため、前記各ピン挿入穴からカ
プセルに向けて挿入されるピンを有する穴あけ具とから
なる吸入式投薬器において、前記流入側通気路と流出側
通気路のうち一方の通気路には、前記カプセルに形成し
た穴の流路面積よりも小さな流路面積で、かつ他方の通
気路の流路面積よりも小さな流路面積を有する流路調整
手段を設けたことを特徴とする。
【0011】このように構成したことにより、流入側通
気路、カプセル、流出側通気路に流れる空気の流速、流
量は、カプセルの穴、他方の通気路の流路面積よりも小
さな流路面積となった流路調整手段によって調整され、
該流路調整手段の流路面積よりも大径となったカプセル
の穴に関係なく、常に一定の流速、流量となった空気を
カプセル内に流すことができる。
【0012】請求項2の発明は、流路調整手段を、流入
側通気路と流出側通気路のうち一方の通気路をカプセル
に形成した穴の流路面積よりも小さな流路面積をもった
絞り通路によって構成したことにある。
【0013】このような構成により、カプセルの穴、他
方の通気路の流路面積よりも小さな流路面積となった絞
り通路は、カプセル内を流れる空気の流速、流量を調整
することができる。
【0014】請求項3の発明は、投薬器本体に流入側通
気路または流出側通気路のうち少なくとも一方の通気路
に位置してプレートを設け、流路調整手段は該プレート
に形成され前記一方の通気路と連通するオリフィスによ
って構成したことにある。
【0015】このような構成とすることにより、カプセ
ルの穴、他方の通気路の流路面積よりも小さな流路面積
となったオリフィスは、カプセル内を流れる空気の流
速、流量を調整することができる。
【0016】請求項4の発明は、投薬器本体に流入側通
気路または流出側通気路のうち少なくとも一方の通気路
に位置してプレートを設け、流路調整手段は該プレート
に形成され前記一方の通気路と選択的に連通する流路面
積の異なる複数個のオリフィスによって構成したことに
ある。
【0017】このように構成したことにより、オリフィ
スを切換えることで、一方の通気路を流れる空気の流
速、流量を可変にできる。これにより、薬品の物性に合
わせた最適なオリフィスの選択が可能となり、薬品を安
定して分散させることができる。
【0018】請求項5の発明は、投薬器本体に流入側通
気路と流出側通気路の周方向の異なる位置に補助通気路
を軸方向に貫通して設け、プレートに該補助通気路の流
路面積を調整する補助オリフィスを設けたことにある。
【0019】このように構成することにより、肺活量の
大きい大人、肺活量の小さい子供、肺機能の強い人,弱
い人に対して最適な補助オリフィスを選択することによ
って、補助空気量を調整することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
吸入式投薬器を、図1ないし図14の添付図面に従って
詳細に説明する。
【0021】まず、第1の実施の形態を図1ないし図7
に基づいて説明するに、1は吸入式投薬器の基部をなす
投薬器本体で、該投薬器本体1は、後述する吸引ピース
2とカプセルホルダ5とから構成されている。
【0022】2は略円筒状に形成された吸引ピースで、
該吸引ピース2は、一側に位置して内部にカプセルホル
ダ5を挿入保持するホルダ収容部3と、該ホルダ収容部
3の他側に配設された吸入口4とから大略構成され、前
記ホルダ収容部3の外周側には後述する穴あけ具10の
支持部11を可動に支持するガイド筒部3Aが径方向外
向きに突設されている。また、ホルダ収容部3には、前
記ガイド筒部3A内に位置してピン穴3B,3Cが軸方
向に離間して径方向に穿設されている。また、前記吸入
口4はホルダ収容部3の他端部に着脱可能に嵌合し、他
端側外周は患者がくわえ易いように他側に向けて漸次縮
径している。
【0023】5はホルダ収容部3内に装着されたカプセ
ルホルダで、該カプセルホルダ5は、図4に示すよう
に、略円柱状に形成され、一端側には後述するオリフィ
スプレート14が設けられるフランジ部5Aが形成さ
れ、カプセルホルダ5の他側外周面は漸次縮径する流出
側テーパ面部5Bとなっている。
【0024】6はカプセルホルダ5の中央部に位置して
軸方向に形成されたカプセル収容穴で、該カプセル収容
穴6はその一端側が流入側の端面に開口している。そし
て、カプセル収容穴6内には、図6に示す如く、カプセ
ルKが開口側から挿入されて収容される。ここで、カプ
セルKは長円筒状に形成され、内部には薬品が充填され
ている。
【0025】7,7はカプセルホルダ5の一側に設けら
れた2本の流入側通気路で、該各流入側通気路7は、カ
プセル収容穴6の外周側に位置してカプセルホルダ5の
一側端面から大気に開口するようにカプセルホルダ5の
軸方向に形成された流入通路7A,7Aと、該各流入通
路7Aと連通しカプセル収容穴6に開口するように径方
向に形成されたピン挿入穴7B,7Bとから構成され、
該各ピン挿入穴7Bはホルダ収容部3のピン穴3Bと連
通している。そして、該各流入側通気路7はカプセル収
容穴6と大気側とを連通するものである。
【0026】8,8はカプセルホルダ5の他側に設けら
れた2本の流出側通気路で、該各流出側通気路8は、カ
プセル収容穴6の外周側に位置して吸入口4に開口し、
カプセルホルダ5の流出側テーパ面部5Bを切欠くよう
に形成された流出通路8A,8Aと、該各流出通路8A
と連通しカプセル収容穴6に開口するように径方向に形
成されたピン挿入穴8Bとから構成され、該各ピン挿入
穴8Bはホルダ収容部3のピン穴3Cと連通している。
そして、該各流出側通気路8はカプセル収容穴6と吸入
口4側とを連通するものである。
【0027】9,9はカプセル収容穴6の外周側に位置
してカプセルホルダ5に設けられた2本の補助通気路
で、該各補助通気路9は、図2、図5に示すように、流
入通路7A,7Aに対して90度回動した位置に軸方向
に伸長して形成されている。また、該各補助通気路9
は、息を吸込むときに流通する補助空気量を増やすこと
により、このときの息苦しさを解消するものである。
【0028】次に、10はカプセル収容穴6内に収容さ
れたカプセルKに後述する貫通穴Hをあけるための穴あ
け具で、該穴あけ具10は、ガイド筒部3A内に可動に
支持された支持部11と、先端側がピン穴3B,3C内
に位置し、基端側が該支持部11に固着されたピン1
2,12と、前記支持部11とホルダ収容部3との間に
設けられた戻しばね13とから大略構成され、戻しばね
13は、ピン12,12がカプセルKから離間する方向
に支持部11を付勢するもので、カプセルKの穴あけ後
にピン12,12を初期位置まで戻すものである。
【0029】そして、穴あけ具10は、支持部11を戻
しばね13に抗してガイド筒部3A内に押込むことによ
り、ピン12の針先をカプセル収容穴6内のカプセルK
に貫通させ、該カプセルKに径方向に貫通する4個の貫
通穴Hを形成するものである。また、支持部11への押
圧力を取除くと、戻しばね13の付勢力によって支持部
11、各ピン12,12が初期位置まで後退する。
【0030】14はオリフィスプレートで、該オリフィ
スプレート14は、各流入側通気路7の開口側端面、即
ちカプセルホルダ5の一側端面に位置して設けられてい
る。また、オリフィスプレート14の中央にはカプセル
収容穴6に連通するカプセル穴14Aが形成されてい
る。
【0031】15,15は流路調整手段としてのオリフ
ィスで、該オリフィス15は、図3に示すように、オリ
フィスプレート14の上下位置に形成され、流入通路7
Aと連通するものである。また、オリフィス15の穴径
は、カプセルKに形成した貫通穴Hの流路面積よりも小
さく、かつ流出側通気路8の流路面積よりも小さな流路
面積となるように設定されている。これにより、該オリ
フィス15は、流入側通気路7、カプセルK、流出側通
気路8を流れる空気の流速、流量を調整するものであ
る。
【0032】16,16はオリフィスプレート14に穿
設された補助オリフィスで、該各補助オリフィス16
は、図3に示すように、各オリフィス15に対して90
度回動した位置に形成され、補助通気路9と連通してい
る。
【0033】ここで、投薬器本体1内の空気の流れは、
吸入口4から空気を吸込んだときに、オリフィス15を
通して流入側通気路7の流入通路7Aから外気が流入さ
せ、この空気をピン挿入穴7BからカプセルK内に供給
する。また、前記流出側通気路8は、カプセルKから薬
品と共に流出する空気をピン挿入穴8Bを通して流出通
路8Aから吸入口4側へ放出させるものである。
【0034】本実施の形態による吸入式投薬器は、上述
の如き構成を有するもので、次に患者が薬品を吸入する
までの準備動作および吸入時の空気と薬品の流れについ
て説明する。
【0035】まず、カプセルKをカプセルホルダ5の一
端端面からカプセル収容穴6内に挿入して収容する。そ
して、カプセルKをカプセル収容穴6内に収容した状態
で、図6に示すように、穴あけ具10の支持部11をガ
イド筒部3Aに沿って押込むと、ピン12,12がピン
挿入穴7B,8Bに沿って挿入され、該ピン12によっ
てカプセルKに4個の貫通穴Hを形成する。また、カプ
セルKに4個の貫通穴Hを形成した後には、戻しばね1
3の付勢力によって支持部11、各ピン12,12が初
期位置まで戻される。
【0036】次に、患者が薬品を吸込むときの吸入式投
薬器内の空気と薬品の流れについて図7を参照しつつ述
べる。
【0037】まず、患者は吸入口4の他端側をくわえ、
この状態で息を吸込む。これにより、空気は、図7中の
矢示の如く、各流入通路7Aから流入側のピン挿入穴7
Bを通ってカプセル収容穴6側に流通し、一側の貫通穴
Hを通してカプセルK内に流入する。そして、カプセル
K内に流入した空気はカプセルK内の薬品を強制的に拡
散させ、薬品を空気中に混入させる。
【0038】このようにしてカプセルK内の薬品を含ん
だ空気は、他側の貫通穴Hから流出側のピン挿入穴8
B、各流出通路8Aを通して吸入口4側に放出され、該
吸入口4から患者の口内、気管を介して肺内に吸込ま
れ、薬品を患者の肺内に投与することができる。
【0039】かくして、本実施の形態によれば、流入側
通気路7の流入通路7Aの外側に、貫通穴Hの流路面積
よりも小さい流路面積を有するオリフィス15を設けた
から、該オリフィス15の流路面積によって、患者が薬
品を吸込むときの流入側通気路7、カプセルK、流出側
通気路8を流れる空気の流速、流量を調整することがで
きる。
【0040】しかも、オリフィス15の流路面積は、カ
プセルKの貫通穴Hの流路面積よりも小さく形成してい
るから、カプセルKに形成される貫通穴Hの大きさが変
動した場合でも、カプセルK内を流れる空気の流速、流
量を一定にでき、常に薬品の分散を安定させることがで
きる。この結果、患者は毎回の投薬動作によって、薬品
を効率よく吸入することができ、当該吸入式投薬器に対
する信頼性を高めることができる。
【0041】また、オリフォスプレート14は、オリフ
ィス15の穴径が異なるオリフィスプレート14を種々
用意し、薬品の分散性の良悪によって、オリフィスプレ
ート14を種々選択してカプセルホルダ5の一側端面に
設けることもでき、この場合、薬品の種類に拘らず、薬
品の投与をより効率良く行うことができる。
【0042】さらに、オリフィスプレート14に形成し
た補助オリフィス16についても、穴径の異なるオリフ
ィスプレート14を種々用意し、例えば子供の小さな肺
活量、大人の大きな肺活量に対応した補助オリフィス1
6を選択することにより、補助空気量を調整して、患者
の肺活量、肺機能に適した流量を確保することができ
る。
【0043】次に、本発明の第2の実施の形態を図8に
基づいて説明するに、本実施の形態では、流出側通気路
をカプセルに形成した穴の流路面積よりも小さな流路面
積をもった絞り通路によって構成したことにある。な
お、本実施の形態では、前述した第1の実施の形態と同
一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略す
るものとする。
【0044】21は第1の実施の形態によるカプセルホ
ルダ5に代えて用いられる本実施の形態によるカプセル
ホルダで、該カプセルホルダ21は、一端側にはフラン
ジ部21Aが形成されている。
【0045】また、カプセルホルダ21は、その中央部
に軸方向にカプセル収容穴22が形成され、一側には該
カプセル収容穴22の上下に流入通路23Aとピン挿入
穴23Bとからなる流入側通気路23が形成され、他側
には同じく上下に流出通路24Aとピン挿入穴24Bと
からなる流出側通気路24が形成されている。そして、
本実施の形態による流出側通気路24では、前記流出通
路24Aがカプセルに形成した穴の流路面積よりも小さ
な流路面積をもった絞り通路として形成されている。さ
らに、カプセルホルダ21には、流入通路23Aと流出
通路24Aの周方向に異なる位置に軸方向に延びる補助
通気路25(一方のみ図示)が形成されている。
【0046】かくして、このように構成された第2の実
施の形態においても、流出側の通路を絞り通路とするこ
とにより、カプセルK内を流れる空気の流速、流量を調
整でき、前記第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果を
得ることができる。
【0047】さらに、本発明の第3の実施の形態を図9
ないし図11に基づいて説明するに、本実施の形態の特
徴は、流入側通気路の開口側端面にプレートを設け、流
路調整手段を該プレートに形成され前記流入側通気路と
選択的に連通する流路面積の異なる複数個のオリフィス
によって構成したことにある。なお、本実施の形態で
は、前述した第1の実施の形態と同一の構成要素には同
一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
【0048】31は第1の実施の形態によるカプセルホ
ルダ5に代えて用いられる本実施の形態によるカプセル
ホルダで、該カプセルホルダ31は、カプセルホルダ5
とほぼ同様に形成され、一端側にはフランジ部31A
と、該フランジ部31Aに突設され、左右の円弧部が切
欠かれた平行面部31B1 ,31B1 、円弧面部31B
2 ,31B2 を有する段部31Bが形成され、カプセル
ホルダ31の他側外周面は漸次縮径する流出側テーパ面
部31Cとなっている。
【0049】また、カプセルホルダ31は、その中央部
に軸方向にカプセル収容穴32が形成され、一側には該
カプセル収容穴32の上下に流入通路33Aとピン挿入
穴33Bとからなる流入側通気路33が形成され、他側
には同じく上下に流出通路34Aとピン挿入穴34Bと
からなる流出側通気路34が形成されている。さらに、
カプセル収容穴32の左右には補助通気路35が形成さ
れている。
【0050】36は円板状のオリフィスプレートで、該
オリフィスプレート36は、流入側通気路33の開口側
端面、即ちカプセルホルダ31の一側端面に位置して設
けられている。
【0051】ここで、オリフィスプレート36は、図1
0に示すように、中央に後述する支持プラグ41の支持
軸41Cが挿入される支持穴36Aが形成され、上下に
は小径オリフィス37,37が形成され、該小径オリフ
ィス37から45度右側に回動した位置には大径オリフ
ィス38,38が形成され、該各オリフィス37,38
はオリフィスプレート36を回動させることにより、適
宜流入通路33Aに連通するものである。
【0052】さらに、オリフィスプレート36には、各
小径オリフィス37に対してそれぞれ90度回動した位
置に小径補助オリフィス39を形成し、各大径オリフィ
ス38に対してそれぞれ90度回動した位置に大径補助
オリフィス40を形成しいている。そして、各補助オリ
フィス39,40はオリフィスプレート36を回動させ
ることにより、適宜補助通気路35に連通するものであ
る。
【0053】なお、小径オリフィス37、大径オリフィ
ス38は流路調整手段を構成し、該小径オリフィス3
7、大径オリフィス38の流路面積は、いずれもカプセ
ルに形成した穴の流路面積よりも小さくなるように形成
されているから、カプセル内を流れる空気の流速、流量
は、オリフィス37,38によって調整される。
【0054】また、小径補助オリフィス39、大径補助
オリフィス40は、補助通気路35の流路面積を調整
し、該補助通気路35を流れる補助空気量を調整するこ
とができる。
【0055】41はオリフィスプレート36をカプセル
ホルダ31の段部31Bに回動可能に設ける支持プラグ
で、該支持プラグ41は、図11に示すように、左右両
側の円弧部が切欠かれた蓋部41Aと、該蓋部41Aの
上下位置から延びる湾曲状の支持片41B,41Bと、
前記蓋部41Aの中央部に立設された支持軸41Cと、
前記蓋部41Aの上下に位置して流入通路33Aとほぼ
同径に穿設された空気流入穴41D,41Dと、該各空
気流入穴41Dに対して90度回動した位置で、補助通
気路35とほぼ同径に前記蓋部41Aに穿設された補助
オリフィス41E,41Eとから構成されている。ま
た、支持軸41C先端面がカプセル押圧部41C1 とな
り、支持軸41Cの蓋部41A側外周面には環状段部4
1C2 が形成されている(図9参照)。
【0056】ここで、カプセルホルダ31、オリフィス
プレート36、支持プラグ41との取付関係について説
明する。
【0057】まず、オリフィスプレート36と支持プラ
グ41とは、オリフィスプレート36の支持穴36Aに
支持プラグ41の支持軸41Cを蓋部41Aまで挿入す
ることにより、支持軸41Cに形成した環状段部41C
2 と蓋部41Aとの間でオリフィスプレート36が挟持
され、該オリフィスプレート36が支持プラグ41に対
して回動可能に支持される。
【0058】さらに、オリフィスプレート36を取付け
た支持プラグ41は、支持プラグ41の支持軸41Cを
カプセルホルダ31のカプセル収容穴32内に挿入し、
カプセルホルダ31の段部31Bに形成した円弧面部3
1B2 ,31B2 に支持片41B,41Bを固定する。
これにより、段部31Bの左右に位置した各平行面部3
1B1 からオリフィスプレート36の周面が部分的に突
出し、患者はこの部分を指先で回すことで、オリフィス
プレート36を適宜回動することができる。
【0059】かくして、本実施の形態では、カプセルホ
ルダ31の一側端面には、小径オリフィス37と大径オ
リフィス38とが穿設されたオリフィスプレート36を
回動可能に設けている。これにより、例えば、分散性の
悪い薬品を使用するときには、小径オリフィス37を選
択することにより、カプセル内を流れる空気の流速を早
め、薬品を効率良く拡散し分散性を高めることができ
る。一方、分散性の良い薬品を使用するときには、大径
オリフィス38を選択することにより、カプセルK内を
流れる空気の流速を遅くすることができる。そして、オ
リフィス37,38を薬品の物性に対応させて選択する
ことにより、薬品を最適に分散させることができる。
【0060】この結果、本実施の形態では、薬品の分散
性の良悪に拘らず、オリフィスプレート36の小径オリ
フィス37と大径オリフィス38とを選択することによ
り、カプセル内を流れる空気の流速、流量を調整して、
薬品を最適に分散させることができ、患者は薬品を効率
よく吸入することができる。
【0061】また、オリフィスプレート36には小径補
助オリフィス39と大径補助オリフィス40とを形成
し、患者の肺活量の大小、肺機能の強弱に対応させて選
択することにより、補助通気路35を流れる補助空気量
を調整することができ、例えば子供、大人に適した流量
を確保することができる。
【0062】なお、第2の実施の形態では、流出側通気
路24の流出通路24Aを流路面積の小さな絞り通路と
して形成したが、本発明はこれに限らず、図12に示す
第1の変形例のように、流出通路24Aに絞り部24C
を形成して流出通路24Aを絞り通路としてもよく、図
13に示す第2の変形例のように、流入通路23Aに絞
り部23Cを形成して流入通路23Aを絞り通路として
もよい。
【0063】また、第1の実施の形態では、オリフィス
プレート14をカプセルホルダ5の一側端面に設けた場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、図14に
示す第3の変形例のように、流出通路8A′を軸方向に
延びる通路として形成し、カプセルホルダ5の他側端面
に、流出通路8A′の流路面積よりも小さい流路面積と
なるオリフィス15′を有するオリフィスプレート1
4′を設けてもよい。
【0064】また、第3の実施の形態では、オリフィス
プレート14に形成したオリフィスを小径オリフィス3
7と大径オリフィス38の2個としたが、これに限ら
ず、3個、4個、…としてもよいことは勿論である。
【0065】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1の発明によ
れば、流入側通気路と流出側通気路のうち一方の通気路
には、カプセルに形成した穴の流路面積よりも小さく、
他方の通気路の流路面積よりも小さな流路面積を有する
流路調整手段を設けたから、流入側通気路、カプセル、
流出側通気路を流れる空気の流速、流量は、流路調整手
段の流路面積によって調整され、カプセルに形成した穴
の流路面積に拘らず、常に一定の流速、流量となった空
気をカプセル内に流すことができ、薬品の分散を安定さ
せ、患者は毎回の投薬動作で、薬品を効率よく吸入する
ことができる。
【0066】請求項2の発明は、流路調整手段は、前記
流入側通気路と流出側通気路のうち一方の通気路をカプ
セルに形成した穴の流路面積よりも小さな流路面積をも
った絞り通路によって構成したから、この一方の通気路
は流入側通気路、カプセル、流出側通気路に流れる空気
の流速、流量を調整することができる。
【0067】請求項3の発明は、投薬器本体に流入側通
気路または流出側通気路のうち少なくとも一方の通気路
に位置してプレートを設け、流路調整手段を該プレート
に形成され前記一方の通気路と連通するオリフィスによ
って構成したから、このオリフィスは流入側通気路、カ
プセル、流出側通気路を流れる空気の流速、流量を調整
することができる。
【0068】請求項4の発明は、投薬器本体に流入側通
気路または流出側通気路のうち少なくとも一方の通気路
に位置してプレートを設け、記流路調整手段を該プレー
トに形成され前記一方の通気路と選択的に連通する流路
面積の異なる複数個のオリフィスによって構成したか
ら、例えば、分散性の悪い薬品のときには小径なオリフ
ィスを選択し、分散性の良い薬品のときには大径なオリ
フィスを選択することにより、患者は最適に分散された
薬品を効率よく吸入することができる。
【0069】請求項5の発明は、投薬器本体に流入側通
気路と流出側通気路の周方向の異なる位置に補助通気路
を軸方向に貫通して設け、プレートに該補助通気路の流
路面積を調整する補助オリフィスを設けたから、補助オ
リフィスは補助通気路を流れる補助空気量を調整でき、
肺活量の大きい大人、肺活量の小さい子供、肺機能の強
い人,弱い人に対して適した流量を確保することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態による吸入式投薬器を示す断
面図である。
【図2】ホルダ収容部、カプセルホルダを図1中の矢示
II−IIからみた断面図である。
【図3】第1の実施の形態に用いられるオリフィスプレ
ートを示す平面図である。
【図4】ホルダ収容部、カプセルホルダ、穴あけ具のピ
ン等を拡大して示す要部断面図である。
【図5】ホルダ収容部、カプセルホルダを図4中の矢示
V−V方向からみた断面図である。
【図6】カプセルホルダに収容したカプセルに穴あけ具
で穴あけを行なった状態で示す要部断面図である。
【図7】カプセル内の薬品を吸引している状態の吸入式
投薬器を示す断面図である。
【図8】第2の実施の形態に用いられるカプセルホルダ
を示す断面図である。
【図9】第3の実施の形態に用いられるカプセルホルダ
を示す断面図である。
【図10】第3の実施の形態に用いられるオリフィスプ
レートを示す平面図である。
【図11】カプセルホルダを組立てる前の状態を示す分
解斜視図である。
【図12】流出通路に絞り部を形成した第1の変形例に
よるカプセルホルダを示す図8と同様位置からみた断面
図である。
【図13】流入通路に絞り部を形成した第2の変形例に
よるカプセルホルダを示す図8と同様位置からみた断面
図である。
【図14】流出側通気路の開口側端面にオリフィスを有
するプレートを設けた第3の変形例によるカプセルホル
ダを示す図8と同様位置からみた断面図である。
【符号の説明】 1 投薬器本体 4 吸入口 5,21,31 カプセルホルダ 6,22,32 カプセル収容穴 7,23,33 流入側通気路 7A,23A,33A 流入通路 7B,8B,23B,24B,33B,34B ピン挿
入穴 8,24,34 流出側通気路 8A,34A 流出通路 9,25,35 補助通気路 10 穴あけ具 12 ピン 14,36 オリフィスプレート 15 オリフィス(流路調整手段) 16 補助オリフィス 24A 流出通路(絞り通路) 37 小径オリフィス(流路調整手段) 38 大径オリフィス(流路調整手段) 39 小径補助オリフィス 40 大径補助オリフィス K カプセル H 貫通穴
フロントページの続き (72)発明者 石関 一則 神奈川県厚木市恩名1370番地 株式会社 ユニシアジェックス内 (72)発明者 谷澤 嘉行 神奈川県厚木市恩名1370番地 株式会社 ユニシアジェックス内 (72)発明者 柳川 明 神奈川県横浜市都筑区富士見が丘5−3 (56)参考文献 特開 平9−140792(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61M 13/00 - 15/08

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向の一側がカプセル収容穴となり、
    他側が吸入口となった投薬器本体と、前記カプセル収容
    穴と大気側とを連通するため、前記投薬器本体の軸方向
    に延びる流入通路と径方向に延びるピン挿入穴とを有す
    る流入側通気路と、前記カプセル収容穴と前記吸入口側
    とを連通するため、前記投薬器本体の軸方向に延びる流
    出通路と径方向に延びるピン挿通穴とを有する流出側通
    気路と、前記カプセル収容穴に収容したカプセルに穴を
    あけるため、前記各ピン挿入穴からカプセルに向けて挿
    入されるピンを有する穴あけ具とからなる吸入式投薬器
    において、 前記流入側通気路と流出側通気路のうち一方の通気路に
    は、前記カプセルに形成した穴の流路面積よりも小さな
    流路面積で、かつ他方の通気路の流路面積よりも小さな
    流路面積を有する流路調整手段を設けたことを特徴とす
    る吸入式投薬器。
  2. 【請求項2】 前記流路調整手段は、前記流入側通気路
    と流出側通気路のうち一方の通気路をカプセルに形成し
    た穴の流路面積よりも小さな流路面積をもった絞り通路
    によって構成してなる請求項1記載の吸入式投薬器。
  3. 【請求項3】 前記投薬器本体には前記流入側通気路ま
    たは流出側通気路のうち少なくとも一方の通気路に位置
    してプレートを設け、前記流路調整手段は該プレートに
    形成され前記一方の通気路と連通するオリフィスによっ
    て構成してなる請求項1記載の吸入式投薬器。
  4. 【請求項4】 前記投薬器本体には前記流入側通気路ま
    たは流出側通気路のうち少なくとも一方の通気路に位置
    してプレートを設け、前記流路調整手段は該プレートに
    形成され前記一方の通気路と選択的に連通する流路面積
    の異なる複数個のオリフィスによって構成してなる請求
    項1記載の吸入式投薬器。
  5. 【請求項5】 前記投薬器本体には前記流入側通気路と
    流出側通気路の周方向の異なる位置に補助通気路を軸方
    向に貫通して設け、前記プレートには該補助通気路の通
    路面積を調整する補助オリフィスを設けてなる請求項3
    または4記載の吸入式投薬器。
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