JP3473560B2 - 同軸コネクタ及びこの同軸コネクタを備えた通信機装置 - Google Patents

同軸コネクタ及びこの同軸コネクタを備えた通信機装置

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JP3473560B2
JP3473560B2 JP2000221400A JP2000221400A JP3473560B2 JP 3473560 B2 JP3473560 B2 JP 3473560B2 JP 2000221400 A JP2000221400 A JP 2000221400A JP 2000221400 A JP2000221400 A JP 2000221400A JP 3473560 B2 JP3473560 B2 JP 3473560B2
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    • HELECTRICITY
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    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R2103/00Two poles

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同軸コネクタ及び
この同軸コネクタを備えた通信機装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、携帯電話などの移動通信機器
の中には、信号経路を切り換えるスイッチ機能を有する
表面実装タイプの同軸コネクタを使ったものがある。こ
の同軸コネクタとして、樹脂部材と信号端子を別々に製
作した後、樹脂部材に信号端子を組み付けて構成される
ものが知られている。ここに、樹脂部材に信号端子を組
み付ける際、信号端子を二つの樹脂部材で挟み込む構造
を採用する場合と、信号端子を樹脂部材に圧入する構造
を採用する場合とがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、信号端子を
二つの樹脂部材で挟み込む構造を採用する場合、組立の
途中で、部品搬送時の振動や衝撃によって樹脂部材から
信号端子が外れてしまうことがあった。
【0004】また、信号端子を樹脂部材に圧入する構造
を採用する場合、例えば、組立装置にセットされた樹脂
部材に対する信号端子の位置関係がずれると、信号端子
が樹脂部材を削りながら圧入されることになり、樹脂の
くずやばりが発生して製品の品質が低下する。従って、
これを防ぐため、組立工程での管理項目を多くして、製
造設備の位置調整に多くの時間をかけていた。
【0005】そこで、本発明の目的は、樹脂部材に信号
端子を正確に位置決めして、固定することができ、か
つ、品質の優れた同軸コネクタ及びこの同軸コネクタを
備えた通信機装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】前記目的を達成
するため、本発明に係る同軸コネクタは、 (a)相手方同軸コネクタの中心コンタクトが挿入され
る凹部が設けられた第1の樹脂部材と、 (b)前記第1の樹脂部材とともに絶縁性ケースを構成
する第2の樹脂部材と、 (c)前記絶縁性ケースの内側に装着された固定端子及
び可動端子と、 (d)前記絶縁性ケースの外側に装着され、前記相手方
同軸コネクタの外導体と電気的に接続する外部端子とを
備え、 (e)前記固定端子及び可動端子をそれぞれ位置決め
定する柱状リブが、前記第1の樹脂部材及び第2の樹脂
部材のいずれか一方の樹脂部材に、頭部がドーム状に熱
変形された状態で設けられており、他方の樹脂部材に前
記柱状リブのドーム状頭部に嵌合する逆ドーム状のリブ
逃げ部が設けられていること、を特徴とする。
【0007】以上の構成により、固定端子及び可動端子
をそれぞれ位置決め固定する柱状リブを、第1の樹脂部
材及び第2の樹脂部材のいずれか一方の樹脂部材に設け
ているため、固定端子と可動端子が柱状リブによって正
確に位置決めされる。
【0008】さらに、柱状リブを熱変形させてドーム状
の頭部とし、第1の樹脂部材又は第2の樹脂部材のいず
れか一方の樹脂部材と、固定端子及び可動端子とを固定
する。より具体的には、頭部がドーム型に熱変形された
柱状リブが第1の樹脂部材又は第2の樹脂部材のいずれ
か一方の樹脂部材に設けられ、かつ、逆ドーム型の形状
を有するリブ逃げ部が他方の樹脂部材に設けられ、ドー
ム状頭部と逆ドーム状のリブ逃げ部は嵌合される
【0009】以上の構成により、熱変形された柱状リブ
が、信号端子である固定端子及び可動端子を、第1の樹
脂部材又は第2の樹脂部材のいずれか一方の樹脂部材に
固定する。従って、組立の途中で、部品搬送時の振動や
衝撃によって樹脂部材から信号端子が外れたり、ずれる
心配がなくなる。
【0010】また、本発明に係る通信機装置は、前述の
特徴を有する同軸コネクタを備えることにより、高信頼
性が得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る同軸コネク
タ及びこの同軸コネクタを備えた通信機装置の実施の形
態について、添付の図面を参照して説明する。
【0012】[第1実施形態、図1〜図15]本発明に
係る同軸コネクタの一つの実施形態の構成を示す分解斜
視図を図1に示す。この同軸コネクタ(同軸レセプタク
ル)1は、下側絶縁性ケース2A及び上側絶縁性ケース
2Bに2分割された合成樹脂製の絶縁性ケースと、金属
製の固定端子21、可動端子31及び外部端子(外導
体)41とで構成されている。
【0013】下側絶縁性ケース2Aは略矩形をしてお
り、上面(分割面)の四隅に上側絶縁性ケース2Bを位
置決めするためのガイド突起3が設けられている。この
ガイド突起3の近傍に、上側絶縁性ケース2Bのリブ1
8(図2参照)を逃がすためのリブ逃げ部4がそれぞれ
設けられている。リブ逃げ部4は、凹面状であり、いわ
ゆる逆ドーム型の形状を有している(図10参照)。さ
らに、下側絶縁性ケース2Aの対向する2辺のそれぞれ
の中央部には、矩形の切欠部6,7が形成されている。
この切欠部6には、固定端子21のリード部24が収容
される。一方、切欠部7には、可動端子31のリード部
34が収容される。
【0014】上側絶縁性ケース2Bは、略矩形のカバー
部11と、このカバー部11の上面中央部に設けられた
円柱形導入部12を有している。円柱形導入部12は、
上部がすり鉢状に開口し、かつ、横断面が円形の導入穴
13を有している。この導入穴13は上側絶縁性ケース
2Bを貫通している。導入穴13には、相手方同軸コネ
クタの中心コンタクトがすり鉢状開口側から侵入するこ
とになる。
【0015】さらに、上側絶縁性ケース2Bの底面(分
割面)には、図2に示すように、四隅に円柱形のリブ1
8が設けられている。これらのリブ18は、固定端子2
1及び可動端子31を位置決めするためのものである。
リブ18の先端部はC面加工が施され、端子21,31
を誘い込み易い形状になっている。導入穴13と固定端
子21が引き出される側の辺の間には、横断面がV字形
の溝15が形成されている。溝15は、固定端子21が
引き出される方向に対して直交する方向に延在してい
る。
【0016】固定端子21は、平板状の金属板を打ち抜
き、曲げ加工して形成されている。この固定端子21
は、可動端子31との接点となる接触部22と、絶縁性
ケース2A,2Bに挟着される固定部23と、L字状に
曲げ加工されたリード部24とからなる。接触部22は
両側を所定の角度で折り曲げて形成されており、水平面
22aと水平面22aの両側の傾斜面22bとを有して
いる。
【0017】固定部23には両側に半円形の凹部26が
形成されており、この凹部26が上側絶縁性ケース2B
のリブ18にそれぞれ嵌合して、固定端子21が上側絶
縁性ケース2Bに位置決め精度良く組み付けられる。こ
のとき、固定端子21は、接触部22の水平面22aと
固定部23が上側絶縁性ケース2Bの底面に密着した状
態で組み付けられる。ただし、固定端子21が溝15と
交差する部分には隙間が発生している。
【0018】次に、図3に示すように、固定端子21を
位置決めしているリブ18の上方から、溶着装置のヘッ
ドチップ81を下降させ、リブ18に押し当てる。な
お、図3は、図2において矢印Kの方向から見た側面図
である。ヘッドチップ81の先端面81aは凹面状であ
り、いわゆる逆ドーム型の形状を有している。このと
き、ヘッドチップ81はリブ18を熱変形させるために
十分な温度に加熱されている。従って、図4に示すよう
に、リブ18はヘッドチップ81の先端部81aによっ
てドーム型に熱変形される。この後、ヘッドチップ81
を上昇させる。同様にして、固定端子21を位置決めし
ているもう一つのリブ18も、ドーム型に熱変形する。
こうして、図5に示すように、固定端子21は、ドーム
型に熱変形されたリブ18によって上側絶縁性ケース2
Bの底面に溶着固定される。
【0019】可動端子31(図1参照)はバネ性を有す
る金属板を所定の形状に打ち抜き、曲げ加工して形成さ
れている。この可動端子31は、バネ可動機能を有する
ように構成されかつ固定端子21との接点となる可動接
触部32と、絶縁性ケース2A,2Bに挟着される固定
部33と、L字状に曲げ加工されたリード部34とから
なる。可動接触部32は上方に円弧状に膨らむように湾
曲している。可動接触部32の両端部にはバネ支持部3
7が設けられ、中央部にはバネ接触部38が設けられて
いる。
【0020】固定部33には両側に半円形の凹部36が
形成されており、この凹部36が、図6に示すように、
上側絶縁性ケース2Bのリブ18にそれぞれ嵌合して、
可動端子31が上側絶縁性ケース2Bに位置決め精度良
く組み付けられる。このとき、可動端子31は、固定部
33が上側絶縁性ケース2Bの底面に密着した状態で組
み付けられる。
【0021】次に、図3及び図4で説明した手順と同様
の手順で、可動端子31を位置決めしている二つのリブ
18に、溶着装置のヘッドチップ81を押し当てて、リ
ブ18をドーム型に熱変形する。こうして、図7に示す
ように、可動端子31は、ドーム型に熱変形されたリブ
18によって上側絶縁性ケース2Bの底面に溶着固定さ
れる。
【0022】相手方同軸コネクタの外導体と接触する外
部端子41(図1参照)は、黄銅やバネ用燐青銅などの
金属板を打ち抜き、曲げ加工、絞り加工等により形成さ
れている。板状体中央のフラット部42が、上側絶縁性
ケース2Bの上面部に被着される。フラット部42の四
隅にはそれぞれ脚部43が設けられている。さらに、フ
ラット部42の中央部には、上側絶縁性ケース2Bの円
柱形導入部12と同心となるように貫通筒部45が形成
されている。この貫通筒部45は、相手方同軸コネクタ
の外導体と嵌合する。外部端子41は通常アースとして
機能しており、外部端子41の外表面には必要に応じて
めっきが施される。
【0023】図8に示すように、この外部端子41に、
端子21,31が固定された上側絶縁性ケース2Bが組
み付けられる。つまり、外部端子41の貫通筒部45
に、上側絶縁性ケース2Bの円柱形導入部12が嵌合さ
れる。この後、図9に示すように、下側絶縁性ケース2
Aを上側絶縁性ケース2Bに組み付けて積み重ねる。
【0024】ここに、図10に示すように、上側絶縁性
ケース2Bの寸法aは、通常、下側絶縁性ケース2Aの
寸法bより小さく設定されている。上側絶縁性ケース2
Bに下側絶縁性ケース2Aを組み付ける際の作業性を向
上させるためである。なお、図10は、図9のX−Xか
ら見た一部断面図である。
【0025】ところが、寸法a,bを、a<bの関係に
すると、組み付けた下側絶縁性ケース2Aが、がたつい
て位置が安定しないという現象が生じる。そこで、本第
1実施形態では、上側絶縁性ケース2Bのリブ18をド
ーム型に熱変形させるとともに、下側絶縁性ケース2A
のリブ逃げ部4を逆ドーム型の形状にしている。すなわ
ち、リブ18とリブ逃げ部4が組み合わされることによ
ってセルフアライメント効果が生じ、上側絶縁性ケース
2Bに下側絶縁性ケース2Aを精度良く組み付けること
ができ、がたつきも抑えることができる(図11参
照)。
【0026】次に、図12に示すように、外部端子41
の脚部43を、端子21,31と絶縁性ケース2A,2
Bとからなる組立体の側面及び底面に沿って折り曲げ
る。これにより、組立体は堅固な構造になる。
【0027】こうして組み立てられたスイッチ機能付き
同軸コネクタ1を上面側から見た斜視図を図13に示
す。同軸コネクタ1は、端子21,31,41のリード
部24,34や脚部43の先端部が下側絶縁性ケース2
Aの底面と略面一に形成されており、表面実装可能な構
造になっている。また、外部端子41には貫通筒部45
が形成されており、相手方同軸コネクタとの安定で確実
な接続を得ることができる。
【0028】そして、図14に示すように、絶縁性ケー
ス2A,2Bを組み合わせて構成した絶縁性ケースの内
部空間に、固定端子21を上方にして固定端子21及び
可動端子31が配置されている。同軸コネクタ1の場
合、固定端子21の接触部22や可動端子31の可動接
触部32のサイズは比較的微小であり、接触部22及び
可動接触部32の接触位置を正確に決めることが、同軸
コネクタ1の機械的性能(可動接触部32のバネ性能)
を向上させる大きな因子となる。一方、端子21,31
の位置は、上側絶縁性ケース2Bに設けたリブ18によ
って正確に決められるので、可動端子31の可動接触部
32と固定端子21の接触部22との接触位置も正確に
決められる。従って、品質の優れた同軸コネクタ1が得
られる。
【0029】また、ドーム型のリブ18が、端子21,
31を上側絶縁性ケース2Bに固定するので、組立の途
中で、部品搬送時の振動や衝撃によって上側絶縁性ケー
ス2Bから端子21,31が外れたり、ずれる心配がな
くなる。さらに、リブ18は、端子21,31を位置決
めした後、溶着装置によって熱変形されて低背化される
ため、絶縁性ケース2A,2Bを積み重ねたときのトー
タルの厚みを抑えることができ、同軸コネクタ1の薄型
化が可能になる。
【0030】次に、この同軸コネクタ1の動作を図14
及び図15を参照して説明する。図14に示すように、
相手方同軸コネクタが装着されていないとき、可動接触
部32は、中央部が上方に膨らんだ状態である。これに
より、可動端子31が可動接触部32のバネ性による付
勢力で固定端子21に接触しており、両端子21,31
が電気的に接続されている。
【0031】反対に、図15に示すように、相手方同軸
コネクタが装着されているときには、上方の導入穴13
から挿入される相手方同軸コネクタの中心コンタクト6
5により可動接触部32の中央部が下方へ押し下げられ
て反転し、中央部が下方に膨らんだ円弧状の状態とな
る。これにより、可動端子31のバネ接触部38が固定
端子21の接触部22から解離して固定端子21と可動
端子31の電気的接続が断たれる一方、中心コンタクト
65と可動端子31が電気的に接続される。そして、同
時に、相手方同軸コネクタの外導体(図示せず)が外部
端子41に嵌合して、外導体も外部端子41と電気的に
接続される。
【0032】相手方同軸コネクタを同軸コネクタ1から
外すと、可動接触部32の中央部はバネ性を利用して上
方に膨らんだ状態に復帰する。これにより、固定端子2
1と可動端子31が再び電気的に接続する一方、中心コ
ンタクト65と可動端子31の電気的接続が断たれる。
【0033】[第2実施形態、図16]第2実施形態
は、本発明に係る通信機装置として、携帯電話を例にし
て説明する。
【0034】図16は、携帯電話120のRF回路部の
電気回路ブロック図である。図16において、122は
アンテナ素子、123はデュプレクサ、125は切換ス
イッチ、131は送信側アイソレータ、132は送信側
増幅器、133は送信側段間用バンドパスフィルタ、1
34は送信側ミキサ、135は受信側増幅器、136は
受信側段間用バンドパスフィルタ、137は受信側ミキ
サ、138は電圧制御発振器(VCO)、139はロー
カル用バンドパスフィルタである。
【0035】ここに、切換スイッチ125として、前記
第1実施形態の同軸コネクタ1を使用することができ
る。これにより、例えばセットメーカが携帯電話120
の製造工程においてRF回路部の電気特性をチェックす
る場合、測定器に接続された測定用プローブ(相手方同
軸コネクタ)126を同軸コネクタ1に嵌合させれば、
RF回路部からアンテナ素子122への信号経路を、R
F回路部から測定器への信号経路に切り換えることがで
きる。測定用プローブ126を同軸コネクタ1から外す
と、再びRF回路部からアンテナ素子122への信号経
路に戻る。そして、この同軸コネクタ1を実装すること
により、信頼性の高い携帯電話120を実現することが
できる。
【0036】[他の実施形態]なお、本発明に係る同軸
コネクタ及びこの同軸コネクタを備えた通信機装置は前
記実施形態に限定するものではなく、その要旨の範囲内
で種々に変更することができる。絶縁性ケースに設ける
リブは、前記実施形態のように上側絶縁性ケース2Bに
設けてもよいし、あるいは、下側絶縁性ケース2Aに設
けてもよい。また、絶縁性ケースの外形形状や凹部の形
状も、仕様に合わせて矩形や円形など任意の形状が選択
される。
【0037】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、信号端子である固定端子及び可動端子をそれぞ
れ位置決め固定する柱状リブを、第1の樹脂部材及び第
2の樹脂部材のいずれか一方に設けているため、固定端
子と可動端子が柱状リブによって正確に位置決め固定
れる。従って、品質の優れた同軸コネクタや通信機装置
が得られる。
【0038】さらに、頭部がドーム状に熱変形された
リブが、信号端子である固定端子及び可動端子を、第
1の樹脂部材又は第2の樹脂部材のいずれか一方の樹脂
部材に固定するので、組立の途中で、部品搬送時の振動
や衝撃によって樹脂部材から信号端子が外れたり、ずれ
る心配がなくなる。このため、生産設備において、余計
な振動対策や衝撃対策を施す必要がなくなり、生産設備
のコストダウンが可能となる。また、生産途中での信号
端子の外れによる不良の発生を抑えることができ、生産
性の向上及び製品のコストダウンも可能となる。
【0039】また、第1の樹脂部材と第2の樹脂部材を
組み合わせる場合、頭部がドーム型に熱変形された柱状
リブが、逆ドーム型の形状を有するリブ逃げ部と協働し
て、第1の樹脂部材と第2の樹脂部材の相対的位置ずれ
を補正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る同軸コネクタの一実施形態を示す
分解斜視図。
【図2】図1に示した同軸コネクタの組立手順を示す斜
視図。
【図3】図2に続く手順を示す側面図。
【図4】図3に続く手順を示す側面図。
【図5】図4に続く手順を示す斜視図。
【図6】図5に続く手順を示す斜視図。
【図7】図6に続く手順を示す斜視図。
【図8】図7に続く手順を示す斜視図。
【図9】図8に続く手順を示す斜視図。
【図10】絶縁性ケース同士のセルフアライメント効果
を説明するための一部断面図。
【図11】図9に続く手順を示す斜視図。
【図12】図11に続く手順を示す斜視図。
【図13】図1の同軸コネクタの外観を示す斜視図。
【図14】図12に示した同軸コネクタの断面図。
【図15】図12に示した同軸コネクタに相手方同軸コ
ネクタを嵌合したときの断面図。
【図16】本発明に係る通信機装置の一実施形態を示す
ブロック図。
【符号の説明】
1…同軸コネクタ 2A…下側絶縁性ケース 2B…上側絶縁性ケース 4…リブ逃げ部 13…導入穴(凹部) 18…リブ 21…固定端子 31…可動端子 41…外部端子 120…携帯電話 125…切換スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−307188(JP,A) 特開2001−176612(JP,A) 特開2001−196136(JP,A) 実開 昭62−188066(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 24/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手方同軸コネクタの中心コンタクトが
    挿入される凹部が設けられた第1の樹脂部材と、 前記第1の樹脂部材とともに絶縁性ケースを構成する第
    2の樹脂部材と、 前記絶縁性ケースの内側に装着された固定端子及び可動
    端子と、 前記絶縁性ケースの外側に装着され、前記相手方同軸コ
    ネクタの外導体と電気的に接続する外部端子とを備え、 前記固定端子及び可動端子をそれぞれ位置決め固定する
    柱状リブが、前記第1の樹脂部材及び第2の樹脂部材の
    いずれか一方の樹脂部材に、頭部がドーム状に熱変形さ
    れた状態で設けられており、他方の樹脂部材に前記柱状
    リブのドーム状頭部に嵌合する逆ドーム状のリブ逃げ部
    が設けられていること、 を特徴とする同軸コネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の同軸コネクタを備えたこ
    とを特徴とする通信機装置。
JP2000221400A 2000-07-21 2000-07-21 同軸コネクタ及びこの同軸コネクタを備えた通信機装置 Expired - Lifetime JP3473560B2 (ja)

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