JP3064906B2 - 同軸コネクタ - Google Patents
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Description
機器等に使用される同軸コネクタに関し、より詳しく
は、絶縁ケース内に可動端子と固定端子が配置されてい
て、相手方同軸コネクタの着脱に伴って可動端子と固定
端子が接触・解離する同軸コネクタに関する。
来の同軸コネクタとしては、例えば、図11に示すよう
な構造を有するものがある。この従来の同軸コネクタ8
0は、円筒状の絶縁ケース81の凹部82に、固定端子
83とバネ性を有する可動端子84が配設された構造を
有している。固定端子83、可動端子84は、その一方
の端部(左側端部)が取り付けされており、凹部82の
上下面に沿って互いに所定の間隔をおいて右側に延設さ
れている。また、絶縁ケース81の外側には円筒状の外
部端子86が絶縁ケース81の円筒周面85に密着する
ように配設されている。
相手方同軸コネクタが装着されていない場合には、可動
端子84が自らのバネ性による付勢力で固定端子83に
接触している。一方、この同軸コネクタに相手方同軸コ
ネクタが装着されると、図12に示すように、導入口8
7から導入された中心コンタクト88により可動端子8
4が押し上げられて固定端子83から解離し、その状態
で中心コンタクト88と可動端子84が接触するととも
に、相手方同軸コネクタの外導体(図示省略)も同軸コ
ネクタ80の外部端子86と接触することになる。
軸コネクタ80においては、固定端子83、可動端子8
4と相手方同軸コネクタの中心コンタクト88が同一方
向に直列につながる配置となっており、同軸コネクタ8
0の左右寸法が、[端子の全長]と[中心コンタクトの
全長]を合わせた寸法より短くすることができないこと
から、小型化及び薄型化を図ることが困難であるという
問題点があり、携帯通信機器等のさらなるコンパクト化
の要望を満たすに至っていないのが実情である。
図ろうとすると、中心コンタクト88を導入するための
導入口87の寸法を縮小することが必要になるが、それ
に伴って解離中の両端子83、84の間隔が狭くなり、
両端子83、84の間の高周波信号に対する電気的絶縁
(アイソレーション)が不十分になるという問題点があ
る。
83、可動端子84が上下に相当の距離LYを隔てて配
置されており、この距離LYが同軸コネクタ80の厚み
寸法に必ず加わる結果、厚み寸法を小さくすることが妨
げられることによるものである。もちろん、この距離L
Yを短くすれば厚み寸法は小さくなるが、上記のよう
に、固定端子83、可動端子84が全面的に接近する結
果、解離中の固定端子83、可動端子84の間の高周波
信号に対する電気的絶縁が不十分となることから、距離
LYの短縮による薄型化は困難である。
であり、確実で安定な接触導通を得ることができ、十分
な小形化及び薄型化を図ることが可能な同軸コネクタを
提供することを目的とする。
に、本発明の同軸コネクタは、相手方同軸コネクタの少
なくとも中心コンタクトが導入される凹部が設けられた
絶縁ケースと、前記絶縁ケースの凹部内に、前記中心コ
ンタクトの導入方向に対して略直角の方向に突出するよ
うに配設され、互いに離接する固定端子及び可動端子と
からなる内部端子と、前記絶縁ケースの凹部内の底面と
前記可動端子との間に、前記可動端子に押え付けられて
収縮した状態で載置された弾性体と前記絶縁ケースの外
側に配設され、相手方同軸コネクタの装着時に相手方同
軸コネクタの外導体と接触する外部端子と、を具備して
なり、前記内部端子は、相手方同軸コネクタの非装着時
には、自らのバネ力及び前記弾性体の弾性力により前記
中心コンタクトの導入方向に対向する方向に付勢された
前記可動端子が前記固定端子に当接して両者が導通する
一方、相手方同軸コネクタの装着時には、凹部内に導入
された中心コンタクトにより、前記可動端子が凹部の底
面側に押し付けられて前記固定端子から解離するように
構成されていることを特徴とするものである。
び可動端子が、前記絶縁ケースの凹部内周面の略対向す
る位置から凹部内の、底面より所定の距離だけ離れた位
置に突出するように配設されていることを特徴とするも
のである。
し、可動端子及び固定端子のリード部分が絶縁ケースの
下側へ回り込み、絶縁ケースの裏面と略面一の接続端部
となっている一方、外部端子は、絶縁ケースに被着され
た、長手方向断面形状が略コ字状の板状体であって、前
記絶縁ケースの上面を覆うように配設される中央のフラ
ット部には、相手方同軸コネクタを絶縁ケースの凹部内
に導入するための貫通孔が形成されているとともに、前
記フラット部の両側に続く曲折部が絶縁ケースの側壁の
外表面を伝って絶縁ケースの下側へ回り込み、絶縁ケー
スの裏面と略面一の接続端部となるように構成されてい
ることを特徴とするものである。
体に成形されていることを特徴とするものである。
固定端子が、絶縁ケースの凹部に、相手方同軸コネクタ
の中心コンタクトの導入方向に対して略直角の方向に突
出するように配設されるとともに、絶縁ケースの凹部内
の底面と可動端子との間には、弾性体が可動端子に押え
付けられて収縮した状態で載置されており、相手方同軸
コネクタの非装着時は、自らのバネ力及び弾性体の弾性
力により前記中心コンタクトの導入方向に対向する方向
に付勢された前記可動端子が前記固定端子に接触して両
端子が電気的に接続された状態に保たれ、相手方同軸コ
ネクタの装着時は、両端子に対して略直角の方向から導
入された中心コンタクトの先端により可動端子が凹部の
底面に向かって押し下げられ、固定端子と解離すること
により両端子の電気的接続が断たれる一方、中心コンタ
クトと可動端子が接触し電気的に接続されることにな
る。
コネクタの中心コンタクトとが、従来例(図11,図1
2参照)のように平行な方向に配設されているのではな
く、略直角に配置されていることから、端子と中心コン
タクトの合計長さが同軸コネクタの寸法縮小を妨げるこ
とを防止できる。
は、中心コンタクトによる可動端子の底面に向う方向へ
の押し込み量であるから、中心コンタクトの先端の到達
位置を適当に設定しておくことにより、同軸コネクタ自
体を小型化しても、解離中の両端子の間隔は十分に確保
することが可能になる。
た弾性体の弾性力により、可動端子と固定端子とが接触
しているので、固定端子と可動端子の接触力が向上し接
触抵抗をより小さくすることができる。また、可動端子
は、自らのバネ力のみに依存することなく、固定端子に
接触導通しており、可動端子の長さを短くして可動端子
のバネ力を小さくしても、弾性体の弾性力により固定端
子に確実に接触されるので、可動端子の長さをより短く
することも可能となる。
のに比べ、可動端子と固定端子の安定で確実な接触導通
を得ることができるとともに、大幅な小型化、薄型化を
図ることができる。
(図11、図12)のように上下に並べて配置するので
はなく、互いに対向するように配設することにより、可
動端子と固定端子を上下に大きく隔てて設置する必要が
なくなり、固定端子と可動端子の配置が同軸コネクタの
厚み寸法を妨げることが解消される。この点に関して理
解を容易とするために、図12に示す従来の同軸コネク
タ80を参照して説明すると、本発明の場合(請求項2
の可動端子及び固定端子を互いに対向するように配設し
た場合)には、固定端子83が接触点Pの位置(つまり
可動端子84と同じ高さ位置)に位置することになる結
果、距離LZ分だけ厚み寸法を減らすことが可能とな
る。
つ、ケース上面に外部端子のフラット部を被着させた場
合には、自動実装機(チッププレーサー)による実装が
容易になり、本発明をさらに実行あらしめることが可能
になる。
び外部端子の両曲折部を絶縁ケースの下側へ回り込ませ
て絶縁ケースの裏面と略面一の接続端部とすることによ
り、面実装を容易に行うことができる。
するようにした場合には、絶縁ケースの製造と同時に絶
縁ケースと外部端子の組み付けを行うことが可能とな
り、製造コストの低減を図ることができる。
てその特徴とするところをさらに詳しく説明する。な
お、ここでは、同軸コネクタとして、面実装可能な同軸
レセプタクルを例にとって説明する。
図、図2は同軸レセプタクルの全体外観を示す斜視図、
図3は同軸レセプタクルの前面外観を示す正面図、図4
は同軸レセプタクルの上面外観を示す平面図、図5は同
軸レセプタクルの側面外観を示す側面図である。
有する合成樹脂性の絶縁ケース2と、絶縁ケース2の凹
部(内部空間)3に配設された金属製の固定端子4及び
バネ性を有する金属材料からなる可動端子5からなる内
部端子30と、絶縁ケース2の凹部3の可動端子5の下
部に配置されたゴム状弾性体51と、絶縁ケース2の主
要部を覆うように配設された外部端子(外導体)40と
を備えて構成されている。絶縁ケース2の凹部3は、立
設円柱形状の空間であって、上側が導入口7として円形
に開口しており、相手方同軸コネクタの中心コンタクト
は導入口7から下方へ進入することになる。
凹部3の内側面の、底面2aより一定距離だけ上方の位
置から略水平に突出するように配設されている。他方の
可動端子5は、固定端子4の突出位置とは凹部3を隔て
て対向する位置から略水平に配設されている。また、図
1〜図4に示すように、固定端子4の幅広の板状部分
が、側壁2Aの長孔8を貫通し凹部3内に突出してお
り、また、可動端子5の先端部分が、側壁2Bの長孔9
を貫通して凹部3の奥にまで突出し、固定端子4の下面
に接触している。両端子3、5の表面に設けられた円状
小凸部10(図1)が長孔8、9の内壁面に係止して抜
け止めとなっている。
トマー等の樹脂材料からなり、絶縁ケース2の凹部3内
の底面2aと可動端子5との間に、可動端子5に押え付
けられて可動端子5に当接する部分が収縮された状態で
載置されている。
付勢力(バネ力)及びゴム状弾性体51の付勢力(弾性
力)によって固定端子4の下面に当接して、固定端子4
と可動端子5が確実に接触するように構成されている。
なお、詳細には、固定端子5は下面に接点4aを有して
おり、この接点4aが可動端子5の上面と接触し、両者
の導通が得られるように構成されている。すなわち、可
動端子5のバネ力に加え弾性体51の弾性力が加わり、
可動端子5と固定端子4とは、より確実により安定に接
触導通するように構成されている。
示すように、側壁2Aの外表面を伝って絶縁ケース2の
下側へ回りこんで伸延してゆき、絶縁ケース2の裏面2
bと略面一の接続端部11となっている。また、可動端
子5のリード部分も、側壁2Bの外表面を伝って絶縁ケ
ース2の下側へ回り込み、絶縁ケース2の裏面2bと略
面一の接続端部12となっている。
軸コネクタの外導体と接触する金属製の外部端子40は
長手方向断面が略コ字状の板状体であって、板状体中央
のフラット部40aがケース上面に被着されており、フ
ラット部40aの両側に続く曲折部(脚部)40b,4
0cが側壁2C,2Dの外表面をそれぞれ伝って絶縁ケ
ース2の下側へ回り込み、絶縁ケース2の裏面2bと略
面一の接続端部13、14となっている。さらに、フラ
ット部40aにおける絶縁ケース2の導入口7に対応す
る部分には、相手方同軸コネクタの中心コンタクト導入
のための貫通孔15が導入口7と同径・同心となるよう
に形成されている。
接続端部11、12及び外部端子40の接続端部13、
14が絶縁ケース2の裏面と略面一であるため、この同
軸レセプタクル1は容易に面実装を行うことができる。
また、この同軸レセプタクル1は、上面にフラット部4
0aが被着され、平らな面となっているとともに、同軸
レセプタクル1全体が略直方体形状を有しているため、
自動実装の際の吸着が容易で、取扱性に優れているた
め、自動実装に好適なものとなっている。
0を自動実装する場合、フラットで方形なものとするた
めには、追加部品89が必要となり、厚み・大きさの増
大やコスト上昇の問題を伴う。
端子40と絶縁ケース2が一体成形されており、絶縁ケ
ース2の製造と同時に絶縁ケース2と外部端子40の組
み付けが行われている。例えば、絶縁ケース製造用の金
型内に別途に作製しておいた外部端子40をセットした
後、樹脂注入を行い絶縁ケース2を作製することによ
り、容易に一体成形することができる。このように、外
部端子40を一体成形するようにした場合、組み付け精
度を向上されることができるとともに、製造コストを低
減することが可能となる。
ケース2に対する固定端子4、可動端子5及びゴム状の
弾性体51の装着方法を具体的に説明する。
と可動端子5、及び絶縁ケース2の底面2aと略同形の
断面形状に成形された円柱状のゴム状弾性体51が用意
される。先ず、図6(a)に示すように、ゴム状弾性体
51を絶縁ケース2の凹部3の底面2a上に配置し、長
孔9から可動端子5を弾性体51上に位置するように凹
部3に挿入する。次に、図6(b)に示すように、可動
端子5の上面を下方に押え付けた状態で、長孔8から固
定端子4をその先端部が可動端子5の上面側になるよう
に凹部3に押し込んで挿入する。この時、ゴム状弾性体
51は可動端子5に押え付けられて収縮されている。そ
の後、可動端子5を下方に押え付ける力を取り除いて、
可動端子5のバネ性(復元力)及び収縮されたゴム状弾
性体51の弾性力(復元力)により、可動端子5は固定
端子4の下面に押圧接触されて当接される。
る長孔9と固定端子4を挿入する長孔8が略同一の位置
(高さ)にある場合について説明したが、例えば、可動
端子を挿入する長孔が、固定端子を挿入する長孔より下
方にある場合にも、元の形状が上向きの形状である、バ
ネ性を有する可動端子を用いることにより、上記の例と
同様にして可動端子を固定端子の下面に当接させること
が可能である。
4、可動端子5を取り付けた後、フープキャリアとの接
続部分を切断することにより、固定端子4、可動端子5
及びゴム状弾性体51の装着が終了し、図2に示すよう
な同軸レセプタクル1が得られる。なお、この同軸レセ
プタクル1の寸法としては、縦・横3.5mm、厚み
(高さ)2mm程度のものが例示されるが、本発明はこ
れに限定されるものではない。
動作を図7及び図8を参照しながら説明する。
クタである同軸プラグ21が装着されていないときに
は、可動端子5が自らのバネ力及びゴム状弾性体51の
弾性力で固定端子4に接触しており、固定端子4と可動
端子5が電気的に接続されている。その結果、図7
(b)に示すように、可動端子5の入力INは固定端子
4から出力OUTとして送出される。もちろん、同軸プ
ラグ21の中心コンタクト22は開放状態OPENのま
まである。
同軸コネクタである同軸プラグ21が装着されていると
きには、上方の導入口7及び貫通孔15から導入される
中心コンタクト22により可動端子5が下方へ押し下げ
られ、可動端子5が固定端子4から離れて固定端子4と
可動端子5の電気的接続が断たれる一方、中心コンタク
ト22と可動端子5が接触する。その結果、図9(b)
に示すように、可動端子5の入力INが中心コンタクト
22から出力OUTとして送出されるようになる。もち
ろん、固定端子4の方は、開放状態OPENに変化す
る。そして、同時に同軸プラグ21の外導体23が同軸
レセプタクル1の外部端子40に接触して、外導体23
も外部端子40と電気的に接続される。つまり、ゴム状
弾性体51は、図7(a)に示す状態よりもさらに収縮
変形できるような寸法、材料、材質で形成されている。
2の外形が略直方体形状を有し、凹部3は円柱形状の場
合を例にとって説明したが、絶縁ケース2の外形及び凹
部を他の形状とすることも可能であり、例えば、円柱形
状や四角柱状以外の多角柱形状とすることも可能であ
る。また、ゴム状弾性体の形状も円柱形状に限るもので
はない。
下方から押圧する弾性体として、エラストマー等の樹脂
製のゴム状弾性体51を用いた場合を例にとって説明し
たが、弾性体はこれに限るものではなく、弾性体とし
て、図9に示すような金属製のコイルバネ52を用いる
ようにしてもよく、また、板状の金属板を折り曲げ形成
した金属製の板バネを用いるようにしてもよい。
製のコイルバネ52が、絶縁ケース2の凹部3内の底面
2aと可動端子5との間に、可動端子5に押え付けられ
てある程度収縮された状態で載置されている。この場
合、底面2aにはコイルバネ52の外径と略同寸法の円
柱状の穴2cが設けられ、この穴2cに位置決めされて
コイルバネ52が載置される。
したものに限定されるものではなく、例えば、図10に
示すように、螺旋状のコイルバネ52を用いるようにし
てもよい。弾性体として、図10に示すような螺旋状に
形成されたコイルバネ52を用いれば、相手方同軸コネ
クタが装着された状態での収縮時のバネの厚み(高さ)
を薄くすることができるので、同軸レセプタクル1の厚
み(高さ)をより薄くすることが可能となる。
のバネ力に加え弾性体51または52の弾性力が加わる
ので、可動端子5と固定端子4との接触力が向上し、接
触抵抗をより小さくすることができる。また、可動端子
5は、自らのバネ力のみに依存することなく、固定端子
4に接触導通しており、可動端子5を短くすることが可
能となり、同軸レセプタクルのさらなる小形化を図るこ
とができる。つまり、可動端子5を短くしても、弾性体
51、52の弾性力により固定端子4に確実に安定に接
触させることが可能である。また、弾性体51、52の
材料、材質、形状等を適宜設定することにより、可動端
子5と固定端子4との接触力を所望の値に設定すること
が可能となる。
と絶縁ケース2が一体成形されている場合について説明
したが、絶縁ケース2と外部端子40を個別に作製した
後、両者を組み付けることによっても本願発明の同軸コ
ネクタを得ることが可能であることはいうまでもない。
や外部端子40の接続端部が絶縁ケース2の裏面と面一
でなく突出した非面実装タイプとなる構成も、本発明の
他の実施の形態として挙げることができる。
記実施の形態に限定されるものではなく、発明の要旨の
範囲内において、種々の応用、変形を加えることが可能
である。
可動端子及び固定端子と相手方同軸コネクタの中心コン
タクトとが、従来の同軸コネクタのように平行な方向に
配設されているのではなく、略直角に配置され、相手方
同軸コネクタの中心コンタクトの先端が、可動端子を絶
縁ケースの凹部奥側に押し込んで可動端子と固定端子を
解離する構成であることから、解離中の可動端子と固定
端子の間隔を十分に確保することが可能になり、同軸コ
ネクタの大幅な小型化を実現することができる。
その下部に載置されたゴム状またはコイルバネ等の弾性
体の弾性力により固定端子に接触しているので、可動端
子と固定端子との接触力が向上し、より確実で安定な接
続を得ることができる。また、可動端子を短くして、さ
らなる小型化を図ることができる。
び外部端子の両曲折部を絶縁ケースの下側へ回り込ませ
て絶縁ケースの裏面と略面一の接続部とすることによ
り、面実装可能な同軸コネクタを得ることができる。
つケース上面に外部端子のフラット部を被着させた場合
には、自動実装機(チッププレーサー)による実装を容
易にすることができる。
構造を示す断面図である。
全体外観を示す斜視図である。
前面外観を示す正面図である。
上面外観を示す平面図である。
側面外観を示す側面図である。
固定・可動の両端子及び弾性体の絶縁ケースへの装着方
法を示す説明図である。
態に係る同軸レセプタクルの動作説明図である。
に係る同軸レセプタクルの動作説明図である。
の断面図である。
プタクルのコイルバネの斜視図である。
装着していないときの状態を示す断面図である。
装着したときの状態を示す断面図である。
コネクタ) 2 絶縁ケース 2A,2B,2C,2D 側壁 2a 底面 2b 裏面 3 凹部(内部空間) 4 固定端子 4a 接点 5 可動端子 7 導入口 8、9 長孔 10 円状小凸部 11、12 接続端部 13、14 接続端部 15 貫通孔 21 相手方同軸コネクタ(同
軸プラグ) 22 中心コンタクト 23 外導体 30 内部端子 40 外部端子 40a フラット部 40b、40c 曲折部 51 ゴム状弾性体 52 コイルバネ(弾性体)
Claims (4)
- 【請求項1】 相手方同軸コネクタの少なくとも中心コ
ンタクトが導入される凹部が設けられた絶縁ケースと、 前記絶縁ケースの凹部内に、前記中心コンタクトの導入
方向に対して略直角の方向に突出するように配設され、
互いに離接する固定端子及び可動端子とからなる内部端
子と、 前記絶縁ケースの凹部内の底面と前記可動端子との間
に、前記可動端子に押え付けられて収縮した状態で載置
された弾性体と前記絶縁ケースの外側に配設され、相手
方同軸コネクタの装着時に相手方同軸コネクタの外導体
と接触する外部端子と、を具備してなり、 前記内部端子は、相手方同軸コネクタの非装着時には、
自らのバネ力及び前記弾性体の弾性力により前記中心コ
ンタクトの導入方向に対向する方向に付勢された前記可
動端子が前記固定端子に当接して両者が導通する一方、
相手方同軸コネクタの装着時には、凹部内に導入された
中心コンタクトにより、前記可動端子が凹部の底面側に
押し付けられて前記固定端子から解離するように構成さ
れていることを特徴とする同軸コネクタ。 - 【請求項2】 前記内部端子を構成する固定端子及び可
動端子が、前記絶縁ケースの凹部内周面の略対向する位
置から凹部内の、底面より所定の距離だけ離れた位置に
突出するように配設されていることを特徴とする請求項
1に記載の同軸コネクタ。 - 【請求項3】 絶縁ケースが略直方体の形状を有し、 可動端子及び固定端子のリード部分が絶縁ケースの下側
へ回り込み、絶縁ケースの裏面と略面一の接続端部とな
っている一方、 外部端子は、絶縁ケースに被着された、長手方向断面形
状が略コ字状の板状体であって、前記絶縁ケースの上面
を覆うように配設される中央のフラット部には、相手方
同軸コネクタを絶縁ケースの凹部内に導入するための貫
通孔が形成されているとともに、前記フラット部の両側
に続く曲折部が絶縁ケースの側壁の外表面を伝って絶縁
ケースの下側へ回り込み、絶縁ケースの裏面と略面一の
接続端部となるように構成されていること、 を特徴とする請求項1または請求項2に記載の同軸コネ
クタ。 - 【請求項4】 前記絶縁ケースと前記外部端子が一体に
成形されていることを特徴とする請求項1〜請求項3の
いずれかに記載の同軸コネクタ。
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