JP3446726B2 - 可動端子、同軸コネクタ及び通信装置 - Google Patents

可動端子、同軸コネクタ及び通信装置

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JP3446726B2
JP3446726B2 JP2000244622A JP2000244622A JP3446726B2 JP 3446726 B2 JP3446726 B2 JP 3446726B2 JP 2000244622 A JP2000244622 A JP 2000244622A JP 2000244622 A JP2000244622 A JP 2000244622A JP 3446726 B2 JP3446726 B2 JP 3446726B2
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)
  • Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可動端子、同軸コ
ネクタ及び通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、携帯電話等の移動通信機器の
中には、信号経路を切り換える機能を有する表面実装タ
イプの同軸コネクタを使ったものがある。この同軸コネ
クタは、通常、樹脂ケースと固定端子及びバネ性を有す
る可動端子とがインサートモールドにより一体成形され
ている。従来の表面実装タイプの同軸コネクタで使用す
る可動端子は、片持ち梁構造が一般に多く、その材料と
してリン青銅を用いる場合が多く見られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近年、同軸
コネクタの小型低背化に伴い、可動端子も小型化が求め
られており、バネ可動部の大きさを小さくしたり、厚み
を薄くしたりしなければならない。しかし、片持ち梁の
構造では、可動端子と固定端子の接点圧を得るために、
材料の厚みを比較的厚めに設定する必要がある。また、
片持ち梁の構造では、梁の塑性変形によるコネクタの接
点不良を防止するために梁の全長を長くとることが必要
である。このため、可動端子の小型化に限界があり、必
然的にコネクタ自身の小型化の障害となっていた。
【0004】そこで、本発明の目的は、小型低背化が可
能な可動端子、同軸コネクタ及び通信装置を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】以上の目的を達
成するため、本発明に係る可動端子は、 (a)枠部と、 (b)枠部に両端が支持され、かつ、中央部が変位可能
なバネ性を有するバネ可動部と、 (c)バネ可動部に一体的に設けられた、固定端子に接
触接続する接触部とを備え、 (d)少なくとも前記バネ可動部がステンレス鋼SUS
301からなり、該ステンレス鋼SUS301の表面に
ニッケルめっき膜が形成され、かつ、該ニッケルめっき
膜上に金めっき膜が形成され、ニッケルめっき膜と金め
っき膜を表面に形成したステンレス鋼SUS301の合
計厚みが45〜62μmであること、を特徴とする。
【0006】また、本発明に係る同軸コネクタは、 (e)相手方同軸コネクタの中心コンタクトが挿入され
る凹部を設けた絶縁性ケースと、 (f)前記絶縁性ケースの凹部内に、前記中心コンタク
トの挿入方向に対して略直角の方向に突出するように配
設された前述の特徴を有する可動端子と、 (g)前記絶縁性ケースの凹部内に、前記可動端子の接
触部に接触接続するように配設された固定端子と、 (h)前記絶縁性ケースの外側に装着され、前記相手方
同軸コネクタの外導体と電気的に接続する外部端子とを
備え、 (i)前記相手方同軸コネクタの装着、非装着に合わ
せ、前記可動端子の接触部と前記固定端子とが解離、接
触接続するように構成されていること、を特徴とする。
【0007】以上の構成により、可動端子は両持ち梁構
造となり、ステンレス鋼SUS301からなる両端支持
のバネ可動部によって、従来より強いバネ力が得られ
る。従って、可動端子の材料の厚みやサイズを小さくし
ても、確実で安定な接触接続を得ることができる。さら
に、ステンレス鋼SUS301の厚みが材料ロット毎で
ばらついても、ステンレス鋼SUS301と同等のヤン
グ率を有するニッケルでめっきを施すことにより、バネ
可動部のステンレス鋼SUS301の厚み誤差によるバ
ネ力の変化分を補正することができる。
【0008】また、本発明に係る通信装置は、前述の特
徴を有する同軸コネクタを備えることにより、薄型、軽
量化を図ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る可動端子、
同軸コネクタ及び通信装置の実施の形態について添付の
図面を参照して説明する。
【0010】[第1実施形態、図1〜図6]本発明に係
る同軸コネクタの一つの実施形態の構成を示す分解斜視
図を図1に示し、その外観斜視図を図2に示す。この同
軸コネクタ(同軸レセプタクル)1は、下側絶縁性ケー
ス2A及び上側絶縁性ケース2Bに2分割された合成樹
脂製の絶縁性ケースと、金属製の固定端子21、可動端
子31及び外部端子(外導体)41とで構成されてい
る。
【0011】下側絶縁性ケース2Aは略矩形をしてお
り、上面(分割面)の四隅に上側絶縁性ケース2Bを位
置決めするためのガイド突起3が設けられている。この
ガイド突起3の近傍に、上側絶縁性ケース2Bの底面
(分割面)に設けた四つの円形の足18を載せるための
足受け部4がそれぞれ設けられている。さらに、下側絶
縁性ケース2Aの対向する2辺のそれぞれの中央部に
は、矩形の切欠部6,7が形成されている。この切欠部
6には、固定端子21のリード部24(後述)が収容さ
れる。一方、切欠部7には、可動端子31のリード部3
4(後述)が収容される。
【0012】上側絶縁性ケース2Bは、略矩形のカバー
部11と、このカバー部11の上面中央部に設けられた
円柱形導入部12を有している。円柱形導入部12は、
上部がすり鉢状に開口し、かつ、横断面が円形の導入穴
13を有している。この導入穴13は上側絶縁性ケース
2Bを貫通している。導入穴13には、相手方同軸コネ
クタの中心コンタクトがすり鉢状開口側から侵入するこ
とになる。一方、カバー部11の四隅には切欠部14が
設けられている。この切欠部14が下側絶縁性ケース2
Aのガイド突起3に嵌合して、上側絶縁性ケース2Bと
下側絶縁性ケース2Aが位置決め精度良く組み立てられ
る。
【0013】固定端子21は、平板状の金属板を打ち抜
き、曲げ加工して形成されている。この固定端子21
は、可動端子31との接点となる接触部22と、絶縁性
ケース2A,2Bに挟着される固定部23と、L字状に
曲げ加工されたリード部24とからなる。接触部22は
両側を所定の角度で折り曲げて形成されており、水平面
22aと水平面22aの両側の傾斜面22bとを有して
いる。
【0014】固定部23には両側に半円形の凹部26が
形成されており、この凹部26が上側絶縁性ケース2B
の足18にそれぞれ嵌合して、固定端子21が上側絶縁
性ケース2Bに位置決め精度良く組み付けられる。この
とき、固定端子21は、接触部22の水平面22aと固
定部23が上側絶縁性ケース2Bの底面に密着した状態
で組み付けられる。
【0015】可動端子31はバネ性を有するステンレス
鋼SUS301の板を所定の形状に打ち抜き、曲げ加工
して形成されている。その後、図3に示すように、ステ
ンレス鋼(SUS301)38aの表面にニッケルめっ
き膜38bを形成し、かつ、該ニッケルめっき膜38b
上に金めっき膜38cを形成して、可動端子31の全体
の厚みを45〜62μmにする。ステンレス鋼SUS3
01のヤング率とニッケルのヤング率はそれぞれ約20
0GPaであり、金のヤング率は80GPaである。従
って、ステンレス鋼SUS301のヤング率とニッケル
のヤング率に比べて金のヤング率は十分に小さく、さら
に金めっきの厚みは0.05〜0.15μm程度である
ので、金めっきによる可動端子31のバネ特性の影響と
可動端子31の厚みの増加分は無視できる。
【0016】この可動端子31は、バネ可動機能を有す
るように構成されかつ固定端子21との接点となる可動
接触部32と、絶縁性ケース2A,2Bに挟着される固
定部33と、L字状に曲げ加工されたリード部34とか
らなる。可動接触部32は、両持ち梁構造となってお
り、U字形状の枠部37と、該枠部37の二つの腕部3
7a,37b間に跨っているバネ可動部39と、該バネ
可動部の中央部に設けられたバネ接触部38を備えてい
る。バネ可動部39は、長さが約1〜3mm程度であり
(代表値は2mm)、腕部37a,37bで両端が支持
固定され、中央部が上方に膨らむように円弧状に形成さ
れている。この円弧状のバネ機構のバネ性による付勢力
によって、バネ接触部38が固定端子21の接触部22
の下面に当接して固定端子21と可動端子31が接触接
続する。
【0017】固定部33には両側に半円形の凹部36が
形成されており、この凹部36が上側絶縁性ケース2B
の足18にそれぞれ嵌合して、可動端子31が上側絶縁
性ケース2Bに位置決め精度良く組み付けられる。この
とき、可動端子31は、固定部33が上側絶縁性ケース
2Bの底面に密着した状態で組み付けられる。
【0018】相手方同軸コネクタの外導体と接触する外
部端子41は、黄銅やバネ用リン青銅などの金属板を打
ち抜き、曲げ加工、絞り加工等により形成されている。
板状体中央のフラット部42が、上側絶縁性ケース2B
の上面部に被着される。フラット部42の四隅にはそれ
ぞれ脚部43が設けられており、この脚部43を端子2
1,31と絶縁性ケース2A,2Bとからなる組立体の
側面及び底面に沿って折り曲げる。これにより、組立体
は堅固な構造になる。
【0019】さらに、フラット部42の中央部には、上
側絶縁性ケース2Bの円柱形導入部12と同心となるよ
うに貫通筒部45が形成されている。この貫通筒部45
は、相手方同軸コネクタの外導体と嵌合する。外部端子
41は通常アースとして機能しており、外部端子41の
外表面には必要に応じてめっきが施される。
【0020】こうして組み立てられた同軸コネクタ1を
上面側から見た斜視図を図2に示す。そして、図4に示
すように、同軸コネクタ1をプリント基板61にリフロ
ー法によりはんだ62にて表面実装する。
【0021】次に、この同軸コネクタ1の動作を図4及
び図5を参照して説明する。図4に示すように、相手方
同軸コネクタが装着されていないとき、可動接触部32
は、中央部が上方に膨らんだ状態である。これにより、
可動端子31が可動接触部32のバネ性による付勢力で
固定端子21に接触しており、両端子21,31が電気
的に接続されている。
【0022】反対に、図5に示すように、相手方同軸コ
ネクタが装着されているときには、上方の導入穴13か
ら挿入される相手方同軸コネクタの中心コンタクト65
により可動接触部32の中央部が下方へ押し下げられて
反転し、中央部が下方に膨らんだ円弧状の状態となる。
これにより、可動端子31のバネ接触部38が固定端子
21の接触部22から解離して固定端子21と可動端子
31の電気的接続が断たれる一方、中心コンタクト65
と可動端子31が電気的に接続される。そして、同時
に、相手方同軸コネクタの外導体(図示せず)が外部端
子41に嵌合して、外導体も外部端子41と電気的に接
続される。
【0023】相手方同軸コネクタを同軸コネクタ1から
外すと、可動接触部32の中央部はバネ性を利用して上
方に膨らんだ状態に復帰する。これにより、固定端子2
1と可動端子31が再び電気的に接続する一方、中心コ
ンタクト65と可動端子31の電気的接続が断たれる。
【0024】より、具体的に説明する。図6に、可動端
子31の厚みが50μmのときの押さえ荷重と変位量の
関係を表したグラフを示す。図6から、可動端子31の
バネ定数は0.0058N/μmであることがわかる。
さらに、この可動端子31を5000回繰り返し変位を
させても、バネ定数の劣化は認められなかった。また、
図4に示すように、相手方同軸コネクタが装着されてい
ないとき、バネ接触部38は無荷重の状態から50μm
下がった状態で固定端子21に当接している。このと
き、図6からわかるように、押さえ荷重は、安定して接
触接続を維持できる安定押さえ荷重0.2Nを越えた
0.37Nであった。
【0025】ところで、可動端子31の材料として、同
じステンレス鋼としてSUS304も考えられるが、こ
のSUS304を可動端子31に用いた同軸コネクタ
を、雰囲気温度が約80〜100℃で相手方同軸コネク
タの着脱を繰り返すと、可動端子31にクリープ現象が
発生し、可動端子31の押さえ荷重が低下した。この押
さえ荷重は、安定押さえ荷重0.2Nを下回り、可動端
子に用いるのに不適切であった。一方、SUS301を
可動端子31に用いた同軸コネクタ1では、安定押さえ
荷重0.2Nを下回ることはなかった。
【0026】従って、可動端子31はステンレス鋼SU
S301からなる両端支持のバネ可動部39が設けられ
ており、従来より強いバネ力を得ることができるので、
可動端子31を小さくしても安定押さえ荷重0.2Nを
確保し、確実で安定な接触接続を得ることができる。さ
らに、ステンレス鋼SUS301の厚みが材料ロット毎
でばらついても、ステンレス鋼SUS301と同等のヤ
ング率を有するニッケルでめっきを施すことにより、バ
ネ可動部39のステンレス鋼SUS301の厚み誤差に
よるバネ力の変化分を補正することができる。
【0027】また、この可動端子31の厚みが45μm
未満だとバネ力が弱すぎて、押さえ荷重が安定押さえ荷
重0.2Nより小さくなってしまう。また、可動端子3
1の厚みが62μmを越えると、バネ力が強すぎて相手
方同軸コネクタを装着したとき中心コンタクト65を変
形させたり、あるいは、固定端子21と可動端子31の
接点が離れないなどの不具合が生じるおそれがある。
【0028】[第2実施形態、図7]第2実施形態は、
本発明に係る通信装置として、携帯電話を例にして説明
する。
【0029】図7は、携帯電話120のRF回路部の電
気回路ブロック図である。図7において、122はアン
テナ素子、123はデュプレクサ、125は切換スイッ
チ、131は送信側アイソレータ、132は送信側増幅
器、133は送信側段間用バンドパスフィルタ、134
は送信側ミキサ、135は受信側増幅器、136は受信
側段間用バンドパスフィルタ、137は受信側ミキサ、
138は電圧制御発振器(VCO)、139はローカル
用バンドパスフィルタである。
【0030】ここに、切換スイッチ125として、前記
第1実施形態の同軸コネクタ1を使用することができ
る。これにより、例えば、セットメーカが携帯電話12
0の製造工程においてRF回路部の電気特性をチェック
する場合、測定器に接続された測定用プローブ(相手方
同軸コネクタ)126を同軸コネクタ1に嵌合させれ
ば、RF回路部からアンテナ素子122への信号経路
を、RF回路部から測定器への信号経路に切り換えるこ
とができる。測定用プローブ126を同軸コネクタ1か
ら外すと、再びRF回路部からアンテナ素子122への
信号経路に戻る。そして、この同軸コネクタ1を実装す
ることにより、信頼性の高い携帯電話120を実現する
ことができる。
【0031】[他の実施形態]本発明は、前記実施形態
に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種
々の構成とすることができる。
【0032】前記実施形態では、各端子と絶縁性ケース
を個別に製作した後、両者を組み付ける同軸コネクタに
ついて説明したが、端子を絶縁性ケースにインサートモ
ールドして一体成形したものであってもよい。また、絶
縁性ケースの外形形状や凹部の形状も、仕様に合わせて
矩形や円形など任意の形状が選択される。
【0033】さらに、各端子は表面実装タイプのものに
限るものではなく、挿入実装タイプのものであってもよ
い。また、可動端子の可動接触部と、固定部及びリード
部とを個別に作製した後、溶接等により接続するように
してもよい。
【0034】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、可動端子は両持ち梁構造となり、ステンレス鋼
SUS301からなる両端支持のバネ可動部によって、
従来より強いバネ力が得られるので、可動端子の材料の
厚みやサイズを小さくしても、確実で安定な接触接続を
得ることができる。さらに、ステンレス鋼SUS301
の厚みが材料ロット毎でばらついても、ステンレス鋼S
US301と同等のヤング率を有するニッケルでめっき
を施すことにより、バネ可動部のステンレス鋼SUS3
01の厚み誤差によるバネ力の変化分を補正することが
できる。
【0035】また、本発明に係る通信装置は、前述の特
徴を有する同軸コネクタを備えることにより、薄型、軽
量化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る同軸コネクタの一実施形態を示す
分解斜視図。
【図2】図1に示した同軸コネクタの外観を示す斜視
図。
【図3】図1に示した同軸コネクタの可動端子の断面
図。
【図4】図2に示した同軸コネクタの断面図。
【図5】図2に示した同軸コネクタに相手方同軸コネク
タを嵌合したときの断面図。
【図6】図1に示した同軸コネクタの可動端子の押さえ
荷重と変位量の関係を表したグラフ。
【図7】本発明に係る通信装置の一実施形態を示すブロ
ック図。
【符号の説明】
1…同軸コネクタ 2A…下側絶縁性ケース 2B…上側絶縁性ケース 6,7…切欠部 13…導入穴(凹部) 21…固定端子 23,33…固定部 31…可動端子 32…可動接触部 34…リード部 37…枠部 38…バネ接触部 38a…ステンレス鋼SUS301 38b…ニッケルめっき膜 38c…金めっき膜 41…外部端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01R 13/03 H01R 17/04 501E 501A (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 17/04 C23C 30/00 C25D 7/00 H01R 13/03 C25D 5/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠部と、 前記枠部に両端が支持され、かつ、中央部が変位可能な
    バネ性を有するバネ可動部と、 前記バネ可動部に一体的に設けられた、固定端子に接触
    接続する接触部とを備え、 少なくとも前記バネ可動部がステンレス鋼SUS301
    からなり、該ステンレス鋼SUS301の表面にニッケ
    ルめっき膜が形成され、かつ、該ニッケルめっき膜上に
    金めっき膜が形成され、前記ニッケルめっき膜と前記金
    めっき膜を表面に形成したステンレス鋼SUS301の
    合計厚みが45〜62μmであること、 を特徴とする可動端子。
  2. 【請求項2】 相手方同軸コネクタの中心コンタクトが
    挿入される凹部を設けた絶縁性ケースと、 前記絶縁性ケースの凹部内に、前記中心コンタクトの挿
    入方向に対して略直角の方向に突出するように配設され
    た請求項1記載の可動端子と、 前記絶縁性ケースの凹部内に、前記可動端子の接触部に
    接触接続するように配設された固定端子と、 前記絶縁性ケースの外側に装着され、前記相手方同軸コ
    ネクタの外導体と電気的に接続する外部端子とを備え、 前記相手方同軸コネクタの装着、非装着に合わせ、前記
    可動端子の接触部と前記固定端子とが解離、接触接続す
    るように構成されていること、 を特徴とする同軸コネクタ。
  3. 【請求項3】 請求項記載の同軸コネクタを備えたこ
    とを特徴とする通信装置。
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