JP4424519B2 - 基板実装型コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、基板実装型コネクタ、特に、基板への半田付けの際に生じたフラックス等を適切に処理することができるコネクタに関する。
携帯電話等の従来機器の中には、スイッチ付き同軸コネクタを設けているものがある。スイッチ付き同軸コネクタは、スイッチを用いて機器内の信号経路を切り換えることにより、機器の回路特性を検査できる、特開2001−176612号公報に、この種の同軸コネクタの従来例が開示されている。ここに開示された同軸コネクタは、リフロー処理を通じて機器の内部基板に半田実装されるが、この半田付けの際、クリームはんだ等に含まれるフラックス等が毛細管現象によって同軸コネクタ内に侵入してしまうことがある。上の従来コネクタでは、このようなフラックス侵入を防止するため、同軸コネクタに侵入方向と直交する方向に溝を設け、この溝によってフラックスの侵入を阻止し、ひいては同軸コネクタ内での端子接触不良等を防止している。
特開2001−176612号公報
しかしながら、上の従来コネクタで設けている溝は、ハウジングにフラックスの侵入方向に対して直交する方向に配置されているため、フラックスを溝に確実に誘導することはできず、この結果、接触部等の不適切な場所へのフラックスの侵入を完全に防止することはできなかった。また、この溝は毛細管現象が発生しない程度の大きさのものとされていたため、フラックス等がある場合に、それらの侵入を確実に滞留させることはできなかった。
本願発明はこのような従来技術における問題点を解決するためになされたものであり、フラックス等を誘導することにより、不適当な場所へのフラックス等の侵入をより確実に阻止するとともに、フラックス等が発生した場合であっても、それらを滞留させることにより、フラックス等の侵入を確実に阻止することができる基板実装型コネクタを提供することを目的とする。尚、本明細書でいう「フラックス等」とは、フラックスに限らず、半田、フラックスと半田の混合物等、半田付けの際に侵入し得る、接触不良の原因となるもの全てが含まれる。
本発明は、ハウジングと、該ハウジングに取り付けられる可動端子を備え、前記可動端子は、前記ハウジングに対して上下方向に可動とされた可動部と、前記可動部と連続し、前記ハウジングとの間に水平方向に密着面を形成する密着部と、連結部を介して前記密着部と連続し、半田によって接続される接続部とをこの順に有し、前記ハウジングは、前記可動端子との密着面に前記可動部に向かって延びる溝部を有し前記溝部は、前記密着部と前記可動部を結ぶ方向と交差する方向において、前記連結部の外側に及んでおり、前記可動端子は、更に、前記溝部よりも前記交差する方向において更に大きな幅を有した開放部を、前記溝部の上部において前記溝部と前記上下方向に連結された状態で有しているコネクタを特徴としている。
上記コネクタにおいて、前記開放部は、前記可動部に向かって前記結ぶ方向に延長されていてもよい。
また、上記コネクタにおいて、前記交差する方向における前記連結部側の前記溝部の幅は、前記溝部付近における前記連結部の幅より大きいのが好ましい。
更に、上記コネクタにおいて、前記開放部は前記溝部の終端位置に設けられていてもよいし、前記溝部の途中位置に設けられていてもよい。
上記コネクタにおいて、前記溝部は複数設けられていてもよく、前記複数の溝部は前記開放部によって連結されていてもよい。更に、前記溝部の溝の深さを浅くして前記溝部の本数を減らすこともできる。
上記コネクタはスイッチ付き同軸コネクタであって、前記ハウジング2に固定される固定端子3と、該固定端子3と組みにして設けられる可動端子4と、備えていてもよい。
本発明によれば、リフロー等による半田付けの際に生じたフラックス等を溝部によって確実に誘導し、所定位置以上の不所望な侵入を阻止することができる。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の一つの好適な実施形態によるスイッチ付き同軸コネクタを説明する。
図1に、本発明によるスイッチ付き同軸コネクタの斜視図、図2に、その背面図、図3に、図1のA−A線(中心線)断面図、図4に、図3のB−B線(上)断面図、更に、図5に、図4のC−C線における断面図を、それぞれ示す。
本発明によるスイッチ付き同軸コネクタ1は、主に、樹脂製の絶縁ハウジング2と、絶縁ハウジング2に取り付けられる一組の固定端子3及び可動端子4と、絶縁ハウジング2を外部から覆う金属製の外部導体7から成る。この同軸コネクタ1は、固定端子3と可動端子4とで形成される端子スイッチを用いて、携帯電話等の電子機器内の信号経路を切り換えることにより、機器の回路特性を検査するために使用される。実際の使用時には、半田付けによって機器内の基板(図示されていない)に実装され、検査時には、上部から挿入した検査針(図示されていない)によって、固定端子3と可動端子4を接触・非接触で切換可能な状態で使用される。
絶縁ハウジング2は、略円柱状の本体部8と、この本体部8の下側で外側にそれぞれ張出した比較的薄肉の張出部9、及び、比較的厚肉の張出部10と、底板15とから構成される。検査針の挿入を容易にするため、本体部8の上面中央部に、すり鉢状の凹部11を形成しておいてもよい。張出部9、10と底板15との間には中空部14が形成されており、更に、凹部11と中空部14との間には軸方向に沿って穿設された連通孔16が設けられている。中空部14は、張出部9に設けた端子(3)挿入用の横穴18や、張出部10に設けた端子(4)挿入用の横穴20を通じて、外部連絡可能な状態で設けられている。また、張出部9側の底板側面には、横穴18と平行であるがこれより幅狭の下溝19が形成されており、また、張出部10側の底板側面には、横穴20と平行であるがこれより幅狭の下溝21が形成されている。
図3によく示されるように、固定端子3は、固定部23、連結部24、及び、接続部25を、互いに連続した状態でこの順に有する。固定部23は、水平方向に延出された幅広板状の部分であって、先端22は多少狭幅とされている。固定部23は、その下方に比較的大きな空間70を有した状態で、圧入突起31(図4参照)を利用して横穴18に圧入され、張出部9の底面35と密着される。連結部24は、固定部23と接続部25を連結する、固定部23よりも幅狭の湾曲部分であって、底板15の側面73との間に隙間41を有した状態で設置される。接続部25は、固定部23と同方向に水平方向に延出された、連結部24と同幅の板状部分であって、下溝19に収容された状態で底板15に設置される。使用時には、接続部25は、基板の所定回路(図示せず)に半田付けによって固定される。
可動端子4は、可動部26、固定部(密着部)27、連結部28、及び、接続部29を、互いに連続した状態でこの順に有する。可動部26は、上方に僅かに付勢された幅狭板状の部分であって、先端39は多少尖った状態とされている。可動部26は、絶縁ハウジング2や固定端子に対して可動である。横穴20への挿入の際、可動部26は、ジグ(図示されていない)を用いて下方に変位させた状態でそこへ挿入される。可動部26は、横穴20のうち、特に、幅狭の上穴20'に挿入される。上穴20'へ挿入された際、可動部26の先端39は、固定端子3の固定部23に設けた下方接点30と弾性接触させられる。この先端39は、検査針との接触を通じて可動部26が下方(図3の矢印「a」方向)に変位させられたときに、固定端子3との接触が切り離されて、非接触とされる、つまり、切り換えられる。一方、固定部27は、水平方向に延出された幅広板状の部分であって、横穴20のうち、特に、幅広の下穴20''に、圧入突起32(図6参照)や、横穴20の奥に進むにつれて下方への張出しが大きくなるように形成された傾斜面72(図5参照)を利用して圧入され、張出部10側の底板上面36とフラット面で密着されるように圧入固定される。連結部28は、固定部27と接続部29を連結する、可動部26よりも幅狭の湾曲部分であって、底板15の側面83との間に比較的大きな隙間42を有した状態で設置される。接続部29は、固定部27と同方向に水平方向に延出された、連結部28と同幅の板状部分であって、下溝21に収容された状態で底板15に設置される。使用時には、接続部29は、基板の所定回路(図示せず)に半田によって接続される。
外部導体7は、一枚の金属板から形成される。主に、周壁部49と、同形状の脚部57と脚部58を備える。周壁部49は、絶縁ハウジング2の本体部8を外部から覆う円筒状部分である。検査針との接触を保持可能にするため、周壁部49の周囲に環状溝59を形成してもよい。脚部57は、絶縁ハウジング2の張出部9、10の上部33、34や側面37を部分的に覆い、且つ、端部47において段部45に折り曲げ固定される。脚部57の中央付近にて切り欠かれて分断されている。脚部58も脚部57と同様に分断されており、また、ハウジング2の張出部9、10の上部33、34や側面38を部分的に覆い、且つ、端部48において段部46に折り曲げ固定される。外部導体7は、これらの端部47、48の底面において、基板(図示せず)のグランド回路に半田によって接続される。
次いで、主に、図3、図4を参照して、毛細管現象について説明する。可動端子4の接続部29を基板に半田付けしたとき、液状化したフラックス等が毛細管現象によって可動部26に向かって進入するおそれがある。毛細管現象は、接続部29と下溝21のとの間に形成される密着面や、連結部28と底板15の側面83との隙間42、及び、固定部27と底板15の上面36との間に形成される密着面によって構成される、断面コの字部分65(図3参照)を通じて、可動部26に向かって這い上がる。フラックス等が可動部26に達すると、可動部26のバネ特性に支障が生じ、また、可動部26と固定端子3との電気的接触が妨げられてしまうといった不都合が生じる。したがって、このような毛細管現象を阻止する必要がある。尚、毛細管現象による問題は、主に、可動端子4との関係で生じ、固定端子3との関係では、そのような問題はほとんど生じない。なぜなら、固定端子3では、たとえ隙間41を通じてフラックス等が這い上がったとしても、固定部23の下方に空間70が存在するため、そのようなフラックス等は固定部23までは達することがないからである。
毛細管現象によるフラックス等の這い上がりによる問題を解消するため、可動部26に向かって毛細管現象を発揮し誘導する溝部60を設ける。溝部60は、固定部27と底板15の上面36との密着面に沿って、固定部27と可動部26を結ぶ方向(図示矢印「b」方向)に沿って延びており、ここでは、同じ形状寸法の溝部60A、60Bを2本設けることとしている。溝部60は、図6にもよく示されている。この図6は、同軸コネクタ1に可動端子4を挿入する前の状態を図1と同様の方法で示したものである。溝部60を設けることにより、フラックス等を溝部60に沿って可動部26側に誘導(コントロール)することができ、この結果、溝部60以外の固定部27と底板15の上面36との密着面においては、毛細管現象を阻止することができる。尚、溝部60は、絶縁ハウジング2に横穴20を形成する際に使用される金型(図示されていない)に溝部60の断面形状に対応した半円形状の断面を有する棒状部分を設けることによって簡単に形成できる。この棒状部分は、金型の強度を高めるためにも役に立つ。
可動端子4には、溝部60が延びる図示矢印「b」方向と交差する方向(図示矢印「c」方向)に沿って、溝部60と連結した状態で孔61が設けられている。孔61は、図示矢印「c」方向において、溝部60Aや溝部60Bのそれぞれの幅「f」、「f'」や、可動端子4の連結部28側の溝部60Aと溝部60Bの合計幅「g」よりも大きな幅「h」を有し、また、可動端子4の連結部28側の溝部60Aと溝部60Bの合計幅「g」は、溝部60A、60B付近における可動端子4の連結部28の幅「i」よりも若干大きく設定されている。このような大きさとすることにより、溝部60による毛細管現象を確実に誘導させることができる。尚、図示の例では、孔61は、溝部60A、60Bのそれぞれの終端位置67に、それら溝部60A、60Bを連結した状態で設けられているが、必ずしも終端位置67に設ける必要はない。例えば、点線で示した溝部60'のように、図示矢印「b」方向における長さを長くして、孔61をそれら溝部60'の途中位置に設けてもよい。また、孔61は、溝部60Aと溝部60Bを互いに連結するような状態で設けられている必要はなく、孔を、溝部60A、60Bのそれぞれに独立の状態で設けられていてもよい。孔61を設けることにより、溝部60を開放し、誘導したフラックス等の毛細管現象を終了させ、フラックスや半田が大量なときには孔61に溜めるようにして、毛細管現象を確実に阻止することができる。孔61には、溝部60との関係でT字状になるような、可動部26に向かって延長された延長部62を設けてもよい。延長部62を設けることにより、フラックスの開放部の容積を大きくするとともに、可動端子4のバネ特性を改善することもできる。更に言えば、延長部62を設けたことにより、板幅が変更されるため、可動部26と固定部27の境目付近で可動端子4に加わる応力が分散され、応力集中を緩和することもできる。尚、図4及び図5によく示されているように、延長部62の両側、別言すれば、固定部27と可動部26を繋ぐ領域付近68は、両側に円弧状とされている。これにより、可動端子4の強度を増大させることができる。更に、孔61の上方には、可動部26を変位させるのに必要な空間66(図3、図参照)が確保されているため、溝60を孔61で空間66と連通させて大きく開放できるし、たとえ孔61がフラックス等で一杯になったとしても、この上方空間66にフラックス等を逃すことによって、接触不良をより確実に阻止することができる。
本発明を、スイッチ付き同軸コネクタを例に挙げて説明したが、本発明は、スイッチ付き同軸コネクタに限らず、可動端子を備えた様々なタイプのコネクタに広く適用できる。故に、本発明は、スイッチ付き同軸コネクタの適用に限定されるものではない。また、上の実施形態では、溝部60を可動端子4に設けることとしたが、可動端子4に設ける代わりに、或いは、可動端子4とともに、ハウジング2に同様の溝部を設けてもよい。尚、上の実施形態では、溝部60を2本設けることとしたが、溝部60は、フラックス等を誘導するのに十分な容量を有していれば足り、例えば、溝部60の溝の深さ(図5に示す幅「j」)を浅くし、代わりに、図示矢印「c」方向における溝部の幅を広くすることにより毛細管現象に必要な溝の容積を確保して、溝部の本数を減らすこともできる。
本発明によるスイッチ付き同軸コネクタの斜視図である。 図1に示したスイッチ付き同軸コネクタの背面図である。 図1のA−A線(中心線)断面図である。 図3のB−B線(上)断面図である。 図4のC−C線における断面図である。 同軸コネクタに可動端子を挿入する前の状態を図1と同様の方法で示した図である。
符号の説明
1 スイッチ付き同軸コネクタ
2 絶縁ハウジング
3 固定端子
4 可動端子
7 外部導体
8 本体部
9 張出部
10 張出部
11 凹部
14 中空部
15 底板
16 連通孔
18 横穴
19 下溝
20 横穴
21 下溝
22 先端
23 固定部
24 連結部
25 接続部
26 可動部
27 固定部
28 連結部
29 接続部
31 圧入突起
32 圧入突起
35 底面
36 上面
37、38 側面
41、42 隙間
45、46 段部
47、48 端部
59 環状溝
60 溝部
61 孔(開放部)
62 延長部
65 コの字部分
66 空間
67 終端位置
70 空間

Claims (9)

  1. ハウジングと、該ハウジングに取り付けられる可動端子を備え、
    前記可動端子は、
    前記ハウジングに対して上下方向に可動とされた可動部と、
    前記可動部と連続し、前記ハウジングとの間に水平方向に密着面を形成する密着部と、
    連結部を介して前記密着部と連続し、半田によって接続される接続部とをこの順に有し、
    前記ハウジングは、
    前記可動端子との密着面に前記可動部に向かって延びる溝部を有し
    前記溝部は、前記密着部と前記可動部を結ぶ方向と交差する方向において、前記連結部の外側に及んでおり、
    前記可動端子は、更に、前記溝部よりも前記交差する方向において更に大きな幅を有した開放部を、前記溝部の上部において前記溝部と前記上下方向に連結された状態で有していることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記開放部は、前記可動部に向かって前記結ぶ方向に延長されている請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記交差する方向における前記連結部側の前記溝部の幅は、前記溝部付近における前記連結部の幅より大きい請求項1又は2に記載のコネクタ。
  4. 前記開放部は前記溝部の終端位置に設けられている請求項1乃至3のいずれかに記載のコネクタ。
  5. 前記開放部は前記溝部の途中位置に設けられている請求項1乃至3のいずれかに記載のコネクタ。
  6. 前記溝部は複数設けられている請求項1乃至5のいずれかに記載のコネクタ。
  7. 前記複数の溝部は前記開放部によって連結されている請求項6に記載のコネクタ。
  8. 前記溝部の溝の深さを浅くして前記溝部の本数を減らしている請求項6又は7に記載のコネクタ。
  9. 前記コネクタはスイッチ付き同軸コネクタであって、前記ハウジングに固定される固定端子と、該固定端子と組みにして設けられる可動端子と、備える請求項1乃至のいずれかに記載のコネクタ。
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