JP2008300167A - 音叉端子の基板への取付構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】基板に搭載された電気部品の基板からの高さを低くする。
【解決手段】音叉端子は、長さ方向の一端に開口したスロットを有すると共にスロットを形成する両側片部の先端に近接方向に突出した電気接触部を備え、長さ方向で2回屈曲され、電気接触部を先端に備えたスロットが位置する第1部分と、スロットの中間から直角方向に屈曲されると共にスロット根元部を越えた位置までの第2部分と、第2部分から第1部分と反対方向の直角方向に屈曲された第3部分とを備え、第2部分が基板の一面側に重ねて載置され、第1部分または第3部分のいずれか一方が基板に設けた第1貫通穴を通して基板の他面から突出すると共に、いずれか他方が基板の一面に立設され、第1部分のスロットと対向する位置の基板に接続相手側端子が貫通する第2貫通穴を設けている。
【選択図】図2
【解決手段】音叉端子は、長さ方向の一端に開口したスロットを有すると共にスロットを形成する両側片部の先端に近接方向に突出した電気接触部を備え、長さ方向で2回屈曲され、電気接触部を先端に備えたスロットが位置する第1部分と、スロットの中間から直角方向に屈曲されると共にスロット根元部を越えた位置までの第2部分と、第2部分から第1部分と反対方向の直角方向に屈曲された第3部分とを備え、第2部分が基板の一面側に重ねて載置され、第1部分または第3部分のいずれか一方が基板に設けた第1貫通穴を通して基板の他面から突出すると共に、いずれか他方が基板の一面に立設され、第1部分のスロットと対向する位置の基板に接続相手側端子が貫通する第2貫通穴を設けている。
【選択図】図2
Description
本発明は、音叉端子の基板への取付構造に関し、詳しくは、基板に取り付けられた音叉端子に電気接続され基板に搭載されたリレー等の電気部品の基板からの高さを低減するものである。
従来よりリレーやヒューズ等のタブ状の端子と電気接続される端子として、前記タブ状の端子を先端から圧入するスロットを切り込んだ音叉端子が汎用されている(特開2006−54154号公報参照)。音叉端子1は、図5に示すように、長さ方向の一端に開口したU字状のスロット2を備えていると共に、該スロット2を形成する両側片部3の先端には、近接方向に突出させた電気接触部3aを有している。該音叉端子1を介してリレーと基板の導体とを接続する場合、音叉端子1の他端側1aを基板6の導体(図示せず)に半田接続して基板より突出させ、リレー4のタブ状の端子5を音叉端子1のスロット2に挿入し、端子5を電気接触部3aに挟持させて、リレー4を基板6の回路とを電気接続している。
しかし、前記のような略平板状の音叉端子1を基板6に取り付け、電気部品4の端子5をスロット2に挿入していくと、端子5は最終的にスロット2の根元部分2aに当接し、それ以上電気部品4を基板6側に押し下げていくことができなくなる(図6参照)。即ち、端子5とスロット2の根元部分2aとの当接によって、基板6に搭載される電気部品4の基板6からの高さDをそれ以上低くすることができないため、電気部品4を搭載した実装基板7を薄型化することが難しく、よって、前記実装基板7を電気接続箱の内部回路材とした場合には、電気接続箱自体のサイズも小型化しにくいという問題がある。
本発明は前記問題に鑑みてなされたものであり、基板に取り付けられた音叉端子にリレー等を接続する場合に、該リレー等の電気部品の基板からの高さを低減して、薄型化を図ることを課題としている。
前記課題を解決するため、本発明は、音叉端子の基板への取付構造であって、
前記音叉端子は、長さ方向の一端に開口したスロットを有すると共に該スロットを形成する両側片部の先端に近接方向に突出した電気接触部を備えた形状であり、
該音叉端子は長さ方向で2回屈曲され、前記電気接触部を先端に備えたスロットが位置する第1部分と、前記スロットの中間から直角方向に屈曲されると共にスロット根元部を越えた位置までの第2部分と、該第2部分から前記第1部分と反対方向の直角方向に屈曲された第3部分とを備え、
前記音叉端子の第2部分が前記基板の一面側に重ねて載置され、前記第1部分または第3部分のいずれか一方が前記基板に設けた第1貫通穴を通して基板の他面から突出すると共に、いずれか他方が基板の一面に立設され、
前記第1部分のスロットと対向する位置の基板に接続相手側端子が貫通する第2貫通穴を設けていることを特徴とする音叉端子の基板への取付構造を提供している。
前記音叉端子は、長さ方向の一端に開口したスロットを有すると共に該スロットを形成する両側片部の先端に近接方向に突出した電気接触部を備えた形状であり、
該音叉端子は長さ方向で2回屈曲され、前記電気接触部を先端に備えたスロットが位置する第1部分と、前記スロットの中間から直角方向に屈曲されると共にスロット根元部を越えた位置までの第2部分と、該第2部分から前記第1部分と反対方向の直角方向に屈曲された第3部分とを備え、
前記音叉端子の第2部分が前記基板の一面側に重ねて載置され、前記第1部分または第3部分のいずれか一方が前記基板に設けた第1貫通穴を通して基板の他面から突出すると共に、いずれか他方が基板の一面に立設され、
前記第1部分のスロットと対向する位置の基板に接続相手側端子が貫通する第2貫通穴を設けていることを特徴とする音叉端子の基板への取付構造を提供している。
前記のように、音叉端子を長さ方向で2回直角方向に屈曲させ、基板に重ねて載置される第2部分にスロット根元部を位置させることにより、前記接続相手側端子を第1部分のスロットに挿入していってもその挿入方向に前記スロット根元部が存在しないため、前記接続相手側端子の進行が妨げられることなく所望の位置まで前記端子を挿入することができる。
さらに、前記のように、第1部分のスロットと対向する位置の基板に、音叉端子の接続相手側端子が貫通する第2貫通穴を設けているため、前記第2貫通穴を通して、接続相手側端子を基板の一面側から他面側に自由に移動させることができる。
さらに、前記のように、第1部分のスロットと対向する位置の基板に、音叉端子の接続相手側端子が貫通する第2貫通穴を設けているため、前記第2貫通穴を通して、接続相手側端子を基板の一面側から他面側に自由に移動させることができる。
したがって、前記構成によれば、前記音叉端子と、接続相手側端子である電気部品の端子との安定した電気接続が維持できる範囲内で、接続相手側端子の位置を自由に移動させて電気部品の基板からの高さを低く設定することができる。よって、前記電気部品が搭載された実装基板を薄型化することが可能となる。
また、前記のように、基板に接続相手側端子が貫通できる第2貫通穴を設けているので、音叉端子の第1部分を基板の上面、下面のいずれの面から突出させていても、接続相手側端子を前記第1部分のスロットに挿入して電気接触部に挟持させることができる。
さらに、音叉端子の第2部分を基板の一面に重ねて載置するため、音叉端子を基板上により安定した状態で保持することができる。
さらに、音叉端子の第2部分を基板の一面に重ねて載置するため、音叉端子を基板上により安定した状態で保持することができる。
具体的には、前記音叉端子の基板への取付構造において、前記音叉端子の第2部分は前記基板の下面側に重ねた状態で載置し、前記第1部分は基板の下面より下向きに突出すると共に、前記第3部分は基板の前記第1貫通穴を通して基板の上面側より上向きに突出して該基板の上面側の導体と半田接続し、
前記基板の上面側に搭載するリレーまたは/およびヒューズの端子を前記第2貫通穴に通して基板の下方に突出すると共に前記音叉端子の下向きの第1部分のスロットに挿入して下端の前記電気接触部で挟持され、前記基板の回路と電気接続することが好ましい。
前記基板の上面側に搭載するリレーまたは/およびヒューズの端子を前記第2貫通穴に通して基板の下方に突出すると共に前記音叉端子の下向きの第1部分のスロットに挿入して下端の前記電気接触部で挟持され、前記基板の回路と電気接続することが好ましい。
前記取付構造では、音叉端子の第3部分を、第1貫通穴を通して基板の上面より上向きに突出させている。したがって、この取付構造は、基板の上面側に搭載されるリレーまたは/およびヒューズ(以下、単にリレー等という場合がある。)を、基板の上面側の導体と電気接続する場合に有効である。
この際、前記リレー等の端子と電気接続される音叉端子の第1部分は、基板の下面より下向きに突出しているため、前記第1部分と電気接続するためには、基板の上面側に位置するリレー等を大幅に基板側に押し下げ、リレー等の端子を第2貫通穴を通して基板の下面側に突出させることが必要となる。即ち、前記のような端子接続によって、基板に搭載されたリレー等の高さを大幅に縮めることが可能となる。
この際、前記リレー等の端子と電気接続される音叉端子の第1部分は、基板の下面より下向きに突出しているため、前記第1部分と電気接続するためには、基板の上面側に位置するリレー等を大幅に基板側に押し下げ、リレー等の端子を第2貫通穴を通して基板の下面側に突出させることが必要となる。即ち、前記のような端子接続によって、基板に搭載されたリレー等の高さを大幅に縮めることが可能となる。
また、本発明の前記音叉端子の基板への取付構造において、前記音叉端子の第2部分は前記基板の上面側に重ねた状態で載置し、前記第1部分は基板の上面より上向きに突出すると共に、前記第3部分は基板の前記第1貫通穴を通して基板の下面より下向きに突出し、 前記基板の上面側に搭載するリレーまたは/およびヒューズの端子は前記音叉端子の第1部分のスロットに挿入すると共に前記基板の第2貫通穴を通して基板の下方に突出する一方、前記第3部分は前記基板の下面側の導体と半田接続してもよい。
前記取付構造では、音叉端子の第3部分を、第1貫通穴を通して基板の下面より下向きに突出させている。したがって、この取付構造は、基板の上面側に搭載されるリレーまたは/およびヒューズを、基板の下面側の導体と電気接続する場合に有効である。
この際、前記リレー等の端子と電気接続される音叉端子の第1部分を基板の上面より上向きに突出させているが、前記第1部分のスロットに下向きに挿入されたリレー等の端子をさらに押し下げ、第2貫通穴を通して前記端子を基板の下面側に突出させることができるため、基板に搭載されたリレー等の高さを従来よりも低くすることが可能となる。
この際、前記リレー等の端子と電気接続される音叉端子の第1部分を基板の上面より上向きに突出させているが、前記第1部分のスロットに下向きに挿入されたリレー等の端子をさらに押し下げ、第2貫通穴を通して前記端子を基板の下面側に突出させることができるため、基板に搭載されたリレー等の高さを従来よりも低くすることが可能となる。
さらに、前記音叉端子の基板への取付構造において、前記音叉端子の第3部分に電線圧接用のスロットを設け、前記端子材の第2部分は前記基板の上面側に重ねた状態で載置し、前記第1部分は基板の上面より上向きに突出すると共に、前記第3部分は基板の前記第1貫通穴を通して基板の下面より下向きに突出し、
前記基板の上面側に搭載する前記リレーまたは/およびヒューズの端子は前記音叉端子の第1部分のスロットに挿入すると共に前記基板の第2貫通穴を通して基板の下方に突出する一方、前記第3部分は前記基板の下面側に配線する単芯線と圧接接続してもよい。
前記基板の上面側に搭載する前記リレーまたは/およびヒューズの端子は前記音叉端子の第1部分のスロットに挿入すると共に前記基板の第2貫通穴を通して基板の下方に突出する一方、前記第3部分は前記基板の下面側に配線する単芯線と圧接接続してもよい。
前記取付構造では、音叉端子の第3部分の圧接端子を、第1貫通穴を通して基板の下面より下向きに突出させている。したがって、この取付構造は、基板の上面側に搭載されるリレーまたは/およびヒューズを、基板の下面側に配線される単芯線と電気接続する場合に有効である。
この際、前記リレー等の端子と電気接続される音叉端子の第1部分を基板の上面より上向きに突出しているが、前記第1部分のスロットに下向きに挿入したリレー等の端子をさらに押し下げ、第2貫通穴を通して前記端子を基板の下面側に突出させることができるため、基板に搭載されたリレー等の基板からの高さを従来よりも低くすることが可能となる。
この際、前記リレー等の端子と電気接続される音叉端子の第1部分を基板の上面より上向きに突出しているが、前記第1部分のスロットに下向きに挿入したリレー等の端子をさらに押し下げ、第2貫通穴を通して前記端子を基板の下面側に突出させることができるため、基板に搭載されたリレー等の基板からの高さを従来よりも低くすることが可能となる。
前述したように、本発明によれば、音叉端子を長さ方向で2回直角方向に屈曲させ、基板に重ねて載置される第2部分に前記スロット根元部を位置させることにより、前記接続相手側端子を第1部分のスロットに挿入していってもその挿入方向に前記スロット根元部が存在しないため、前記接続相手側端子の進行が妨げられることなく所望の位置まで前記端子を挿入することができる。さらに、前記のように、第1部分のスロットと対向する位置の基板に、音叉端子の接続相手側端子が貫通する第2貫通穴を設けているため、前記第2貫通穴を通して、接続相手側端子を基板の一面側から他面側に自由に移動させることができる。
したがって、前記構成によれば、前記音叉端子と、接続相手側端子である電気部品の端子との安定した電気接続が維持できる範囲内で、接続相手側端子の位置を自由に移動させて電気部品の基板からの高さを低く設定することができる。よって、前記電気部品が搭載された実装基板を薄型化することが可能となり、前記実装基板を電気接続箱の内部回路材とした場合には、電気接続箱自体のサイズを小型化することも可能となる。
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1および図2に本発明の第1実施形態を示す。
図1に示すように、音叉端子10を、電気接続箱(図示せず)に収容されたプリント基板20に取り付け、電気接続箱のアッパーケース23の上壁を介してプリント基板20の上面側に搭載したリレー30のタブ状端子31と電気接続している。
図1および図2に本発明の第1実施形態を示す。
図1に示すように、音叉端子10を、電気接続箱(図示せず)に収容されたプリント基板20に取り付け、電気接続箱のアッパーケース23の上壁を介してプリント基板20の上面側に搭載したリレー30のタブ状端子31と電気接続している。
詳しくは、音叉端子10は、図2に示すように、長さ方向の一端に開口したスロット11を形成し、スロット11を形成する両側片部12の先端に、近接方向に突出する電気接触部12aを設けている。
また、音叉端子10は、長さ方向で2回屈曲され、電気接触部12aを先端に備えたスロット11が位置する第1部分10Aと、スロット11の中間から直角方向に屈曲されると共にスロット根元部11aを越えた位置までの第2部分10Bと、第2部分10Bから第1部分10Aと反対方向の直角方向に屈曲された第3部分10Cとから構成している。
また、音叉端子10は、長さ方向で2回屈曲され、電気接触部12aを先端に備えたスロット11が位置する第1部分10Aと、スロット11の中間から直角方向に屈曲されると共にスロット根元部11aを越えた位置までの第2部分10Bと、第2部分10Bから第1部分10Aと反対方向の直角方向に屈曲された第3部分10Cとから構成している。
一方、プリント基板20には、音叉端子10の第3部分を貫通させるための第1貫通穴21と、音叉端子10の接続相手方端子であるリレー30の端子31を貫通させるための第2貫通穴22を設けている。
音叉端子10の取付けは、まず、音叉端子10の第2部分10Bをプリント基板20の下面側に重ねた状態で載置し、第1部分10Aをプリント基板20の下面より下向きに突出させると共に、第3部分10Cをプリント基板20の第1貫通穴21を通してプリント基板20の上面側より上向きに突出させ、この第3部分10Cをプリント基板20の上面側の導体(図示せず)と半田接続している。
プリント基板20の上面側に搭載したリレー30の端子31と音叉端子10との電気接続は、まず、端子31をプリント基板20に設けた第2貫通穴22を通してプリント基板20の下方に突出させると共に、音叉端子10の下向きの第1部分10Aのスロット11に挿入し、下端の電気接触部12aに端子31を挟持させることにより行う。
なお、第2貫通穴22は、端子31を第1部分10Aのスロット11に挿入することができるように、第1部分10Aのスロット11と対向する位置のプリント基板20に設けている。
なお、第2貫通穴22は、端子31を第1部分10Aのスロット11に挿入することができるように、第1部分10Aのスロット11と対向する位置のプリント基板20に設けている。
前記構成によれば、プリント基板20の上面側に搭載されるリレー30を、プリント基板20の上面側の導体と安定した状態で電気接続することができる。
また、前記のように、音叉端子10を長さ方向で2回直角方向に屈曲させ、プリント基板20に重ねて載置される第2部分10Bにスロット根元部11aを位置させることにより、接続相手側端子31を第1部分10Aのスロット11に挿入していっても、その挿入方向にスロット根元部11aが存在しないため、接続相手側端子31の進行が妨げられることなく所望の位置まで端子31を挿入することができる。
さらに、前記のように、第1部分10Aのスロット11と対向する位置のプリント基板20に、接続相手側端子31を貫通させる第2貫通穴22を設けているため、第2貫通穴22を通して、接続相手側端子31をプリント基板20の一面側から他面側に自由に移動させることができる。
さらに、前記のように、第1部分10Aのスロット11と対向する位置のプリント基板20に、接続相手側端子31を貫通させる第2貫通穴22を設けているため、第2貫通穴22を通して、接続相手側端子31をプリント基板20の一面側から他面側に自由に移動させることができる。
したがって、前記構成によれば、音叉端子10と、接続相手側端子であるリレー30の端子31との安定した電気接続が維持できる範囲内で、接続相手側端子31の位置を自由に移動させてリレー30のプリント基板20からの高さを低く設定することができるため、リレー30が搭載された実装基板を薄型化することが可能となる。
特に、本実施形態においては、音叉端子10の第1部分10Aをプリント基板20の下面より下向きに突出させているため、第1部分10Aと電気接続するためには、基板の上面側に位置するリレー30を大幅にプリント基板20側に押し下げ、リレー30の端子を第2貫通穴22を通してプリント基板20の下面側に突出させることが必要となる。即ち、前記のような端子接続によって、プリント基板20に搭載されたリレー30の高さを大幅に縮めることが可能となる。
図3に第2実施形態を示す。
第2実施形態では、図3に示すように、音叉端子10の第2部分10Bをプリント基板20の上面側に重ねた状態で載置し、第1部分10Aをプリント基板20の上面より上向きに突出させると共に、第3部分をプリント基板20の第1貫通穴21を通してプリント基板20の下面より下向きに突出してプリント基板20の下面側の導体(図示せず)と半田接続している点以外は第1実施形態と同様としている。
第2実施形態では、図3に示すように、音叉端子10の第2部分10Bをプリント基板20の上面側に重ねた状態で載置し、第1部分10Aをプリント基板20の上面より上向きに突出させると共に、第3部分をプリント基板20の第1貫通穴21を通してプリント基板20の下面より下向きに突出してプリント基板20の下面側の導体(図示せず)と半田接続している点以外は第1実施形態と同様としている。
前記構成によれば、プリント基板20の上面側に搭載されるリレー30を、プリント基板20の下面側の導体と安定した状態で電気接続することができる。
また、本実施形態では、音叉端子10の第1部分10Aをプリント基板20の上面より上向きに突出させているが、第1部分10Aのスロット11に下向きに挿入されたリレー30の端子31をさらに押し下げ、第2貫通穴22を通して端子31をプリント基板20の下面側に突出させることができるため、プリント基板20に搭載されたリレー30の高さを従来よりも低くすることが可能となる。
図4に第3実施形態を示す。
第3実施形態では、図4に示すように、音叉端子10の第3部分10Cに電線圧接用のスロット10C−1を設け、プリント基板20の下面側に配線する単芯線Wを第3部分10Cのスロット10C−1に圧接接続している点以外は第2実施形態と同様としている。
第3実施形態では、図4に示すように、音叉端子10の第3部分10Cに電線圧接用のスロット10C−1を設け、プリント基板20の下面側に配線する単芯線Wを第3部分10Cのスロット10C−1に圧接接続している点以外は第2実施形態と同様としている。
前記構成によれば、プリント基板20の上面側に搭載されるリレー30を、プリント基板20の下面側に配線された単芯線Wと安定した状態で電気接続することができる。
また、本実施形態においても、音叉端子10の第1部分10Aをプリント基板20の上面より上向きに突出させているが、第1部分10Aのスロット11に下向きに挿入されたリレー30の端子31をさらに押し下げ、第2貫通穴22を通して端子31をプリント基板20の下面側に突出させることができるため、プリント基板20に搭載されたリレー30の高さを従来よりも低くすることが可能となる。
10 音叉端子
10A 第1部分
10B 第2部分
10C 第3部分
11 スロット
11a スロット根元部
12 両側片部
12a 電気接触部
20 プリント基板
21 第1貫通穴
22 第2貫通穴
23 アッパーケース
30 リレー
31 端子
10A 第1部分
10B 第2部分
10C 第3部分
11 スロット
11a スロット根元部
12 両側片部
12a 電気接触部
20 プリント基板
21 第1貫通穴
22 第2貫通穴
23 アッパーケース
30 リレー
31 端子
Claims (4)
- 音叉端子の基板への取付構造であって、
前記音叉端子は、長さ方向の一端に開口したスロットを有すると共に該スロットを形成する両側片部の先端に近接方向に突出した電気接触部を備えた形状であり、
該音叉端子は長さ方向で2回屈曲され、前記電気接触部を先端に備えたスロットが位置する第1部分と、前記スロットの中間から直角方向に屈曲されると共にスロット根元部を越えた位置までの第2部分と、該第2部分から前記第1部分と反対方向の直角方向に屈曲された第3部分とを備え、
前記音叉端子の第2部分が前記基板の一面側に重ねて載置され、前記第1部分または第3部分のいずれか一方が前記基板に設けた第1貫通穴を通して基板の他面から突出すると共に、いずれか他方が基板の一面に立設され、
前記第1部分のスロットと対向する位置の基板に接続相手側端子が貫通する第2貫通穴を設けていることを特徴とする音叉端子の基板への取付構造。 - 前記音叉端子の第2部分は前記基板の下面側に重ねた状態で載置し、前記第1部分は基板の下面より下向きに突出すると共に、前記第3部分は基板の前記第1貫通穴を通して基板の上面側より上向きに突出して該基板の上面側の導体と半田接続し、
前記基板の上面側に搭載するリレーまたは/およびヒューズの端子は前記第2貫通穴を通して基板の下方に突出すると共に前記音叉端子の下向きの第1部分のスロットに挿入して下端の前記電気接触部で挟持し、前記基板の回路と電気接続している請求項1に記載の音叉端子の基板への取付構造。 - 前記音叉端子の第2部分は前記基板の上面側に重ねた状態で載置し、前記第1部分は基板の上面より上向きに突出すると共に、前記第3部分は基板の前記第1貫通穴を通して基板の下面より下向きに突出し、
前記基板の上面側に搭載するリレーまたは/およびヒューズの端子は前記音叉端子の第1部分のスロットに挿入すると共に前記基板の第2貫通穴を通して基板の下方に突出する一方、前記第3部分は前記基板の下面側の導体と半田接続している請求項1に記載の音叉端子の基板への取付構造。 - 前記音叉端子の第3部分に電線圧接用のスロットを設け、
前記端子材の第2部分は前記基板の上面側に重ねた状態で載置し、前記第1部分は基板の上面より上向きに突出すると共に、前記第3部分は基板の前記第1貫通穴を通して基板の下面より下向きに突出し、
前記基板の上面側に搭載する前記リレーまたは/およびヒューズの端子は前記音叉端子の第1部分のスロットに挿入すると共に前記基板の第2貫通穴を通して基板の下方に突出する一方、前記第3部分は前記基板の下面側に配線する単芯線と圧接接続している請求項1に記載の音叉端子の基板への取付構造。
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