JP3251801B2 - 基板実装用高周波切換器 - Google Patents

基板実装用高周波切換器

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    • GPHYSICS
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    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/282Testing of electronic circuits specially adapted for particular applications not provided for elsewhere
    • G01R31/2822Testing of electronic circuits specially adapted for particular applications not provided for elsewhere of microwave or radiofrequency circuits

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板実装用高周波切換
器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、同一基板上に複数の高周波回路を
配置した高周波機器等において、各高周波回路の性能を
検査するには、各回路間の信号導体を予め分断してお
き、その各分断部分から信号を取り出して検査した後、
その分断部分を導体等で埋め半田付けする方法があっ
た。また、伝送ライン上にイヤホンジャックなど同軸コ
ネクタを置くことにより、そこから信号を取り出すこと
により伝送ラインに接続された高周波回路の検査を行な
うことも行われていた。また、携帯電話や、BSテレビ
(通常のテレビにも使用されることがある)、無線機等
の無線機器のRF(同軸)回路部において、内蔵スピー
カとイヤーホンとの間の切換え、外部アンテナと内部ア
ンテナとの間の切換え等のために高周波切換器を使用す
ることがあった。
【0003】このような高周波切換器として従来の公知
の技術としては、平行に相対する接地導体板間に、非接
地帯状導体板を直角に且つ両導体間の中心に配置しイン
ピーダンス整合をとるという方式はあったが、その高周
波切換器の使用方法は、装置内にあらかじめA、Bの2
回路をセットし、その2回路の切換えをインピーダンス
の整合を崩すことなく行なうことを目的として用いられ
てきた。そのために、装置内に2回路(1回路オープン
の場合はオープン回路)を設ける必要があった。
【0004】また、基板実装用の高周波切換器の場合、
その出力方向が基板実装面に対して2回路共に基板実装
面に対して水平方向になっていたために、その2つのう
ちのどちらか一方から信号を取り出そうとした時には、
信号取出し用の回路を設けるか、あるいは基板の端に置
き、そこから取り出すかしなければ、その信号取出し口
の回りを大きくあけなければならなかった。
【0005】前述したような従来の高周波機器における
高周波回路の検査方法のうち、各回路間の信号導体を予
め分断しておき、その分断部分から信号を取り出して検
査した後、その分断部分を導体等で埋め半田付けする方
法では、検査のための作業工数がかかるという問題があ
った。また、前述した従来公知の技術としてイヤホンジ
ャックなど同軸コネクタを伝送ライン上に置くことによ
り、そこから信号を取り出すという検査方法では、伝送
ライン上に同軸コネクタを置くことにより、伝送ライン
のその部分だけロー・インピーダンスとなり、インピー
ダンスの整合がくずれる。コネクタ部分で反射を起こ
す。伝送ラインを分断することなく伝送ライン上に置か
れているので、伝送ラインにもいくらかの信号が流れて
いくため、伝送ライン上を流れる信号を全て取り出すこ
とはできないという問題点があった。
【0006】そこで、本出願人は、このような従来の問
題点を解消しうるような基板実装用高周波切換器とし
て、先に、特願平6−80114号「基板実装用高周波
切換器および高周波機器の検査方法」の明細書および図
面に記載したような構成のものを提案した。この基板実
装用高周波切換器の構成原理は、基板に対して垂直な一
対の接地導体板の間に配置する非接地帯状導体を、水平
方向に信号を取り出すためのA回路と、基板に対して垂
直な方向に信号を取り出すためのB回路とに分けてい
る。このような高周波切換器は、回路基板のどの場所に
配置しても、B回路にて基板に対して垂直方向に信号を
取り出せるので、小スペースにて伝送ラインから信号を
取り出すことができ、しかも、作業効率が非常によくな
るというものであった。
【0007】添付図面の図14は、このような基板実装
用高周波切換器の断面図であり、この図に示されるよう
に、この高周波切換器10は、絶縁ケース11と、この
絶縁ケース11に対して装着されるアース板12と、接
続板部13と、切換バネ部14と、端子固定蓋15とを
備えている。アース板12は、接続板部13および切換
バネ部14の両側へと垂直に折り曲げられた接地導体板
部12Aを有している。アース板12および端子固定蓋
15の天井部には、円形状の開口部16が設けられてい
る。
【0008】このような構成を有する高周波切換器10
は、例えば、図15に略示するような高周波機器の回路
に使用される。この高周波機器においては、例えば、携
帯電話等の高周波回路モジュール17が回路基板上に配
設されており、高周波切換器10が、高周波回路モジュ
ール17に接続された回路基板上の信号導体19と、ア
ンテナ18に接続された回路基板上の信号導体20との
間で、回路基板上に配設されている。高周波切換器10
の切換バネ部14の接続端子は、信号導体19に半田付
け等により接続されており、接続板部13の接続端子
も、同様に半田付け等により信号導体20に接続されて
いる。図15には、示していないが、アース板12の接
地導体板部12Aの接続端子も、同様に回路基板上のア
ース導体に半田付け等にて接続されている。
【0009】図15に示したような状態においては、切
換バネ部14の接触部14A(図14参照)が接続板部
13の接触部13A(図14参照)に接触しており、信
号導体19から切換バネ部14および接続板部13を通
して信号導体20へと送られる信号伝送ラインに対して
高周波切換器10は、いわゆる、サイドエッジ伝送ライ
ンの形にて、インピーダンス整合されている。したがっ
て、高周波切換器10での反射信号は、ほとんど0に近
く、信号導体19を通して入力される伝送信号と、信号
導体20へと出力される伝送信号とは実質的に同じ値と
なる。
【0010】このような状態の高周波切換器10に対し
て、回路基板上の高周波回路モジュール17の性能を検
査するためには、図16に示すように、高周波切換器1
0の開口部16を通して、回路基板に対して垂直方向へ
信号取出し部材である高周波ケーブル22の一端に接続
されたプラグ部23を挿入すればよい。すると、プラグ
部23の接触部が高周波切換器10の切換バネ部14に
接触してこれをそのバネ偏移力に抗して押し下げること
になるので、切換バネ部14の接触部14Aは接続板部
13の接触部13Aから離されることになる。これによ
り、信号導体19の信号は、信号導体20へと伝送され
なくなる。すなわち、このような切換状態においては、
信号導体20への伝送信号は、実質的に0となる。信号
導体19の信号は、切換バネ部14およびプラグ部23
の接触部を通して、さらに、高周波ケーブル22を通し
て、測定器21へと取り出されることになる。この場合
においても、信号導体19から切換バネ部14およびプ
ラグ部23の接触部を通して高周波ケーブル22へと送
られる信号伝送ラインに対して高周波切換器10は、い
わゆる、サイドエッジ伝送ラインの形にて、インピーダ
ンス整合されている。したがって、高周波切換器10で
の反射信号は、ほとんど0に近く、信号導体19を通し
て入力される伝送信号と、高周波ケーブル22から測定
器21へと出力される取出し伝送信号とは実質的に同じ
値となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、この
ような構成の高周波切換器10は、平行に相対する1対
の接地導体板間に、これら1対の接地導体板と平行に信
号を伝送するように、非接地帯状導体板をそれら接地導
体板に対して直角に配置し、基板実装面に対して垂直に
信号を取り出せるようにしているので、基板上の無数の
個所から、小スペースで信号を取り出すことができる。
そして、このような信号取出し機能を有した高周波切換
器を、伝送ライン上に介在させても、伝送ラインのイン
ピーダンスの整合を崩すことがなく、伝送ラインを流れ
る信号をすべて取り出すことができる。これらのため、
前述した基板実装用高周波切換器は、従来では取出し信
号が微小すぎてできなかった、測定、解析(回路の良否
検査)等も正確に行えるという点で、有用なものであ
る。
【0012】しかしながら、前述した基板実装用高周波
切換器の構成では、通常の機器使用時における信号伝送
も、検査、測定時における信号取出し時における信号伝
送も、いわゆる、サイドエッジ伝送ラインの形態に頼っ
ていることから、次のような点で問題が残されているも
のであった。
【0013】先ず、第一に、通常の機器使用時における
サイドエッジ伝送ラインの形態を、検査、測定時におけ
る信号取出し時における切換バネ部の押下げ時において
も、性能上実質的に同じようなサイドエッジ伝送ライン
の形態に保たねばならないことから、通常の機器使用時
におけるサイドエッジ伝送ラインの高さをある程度高い
ものとしておく必要があり、どうしても、高周波切換器
全体の高さが高くなってしまう。例えば、高周波切換器
全体の高さを、4mm程度までに抑えるのが精一杯であっ
た。
【0014】電子機器における軽薄短小化に対する要望
は、年々増すばかりであり、高周波機器の回路基板に配
設する基板実装用高周波切換器に対する低背化も、これ
に対応して要望されていることである。したがって、高
周波切換器においても、その全体の高さを4mm以下にす
る必要性は高く、できれば3mm以下とするようなことも
必要とされるであろう。一貫してサイドエッジ伝送ライ
ンの形態に頼ろうとした前述の高周波切換器の構成で
は、このような必要性に応えることは難しい。
【0015】第二に、一貫してサイドエッジ伝送ライン
の形態に頼るのでは、通常の機器使用時におけるサイド
エッジ伝送ラインの形態を、最も良い高周波性能が得ら
れるように設計しておく場合には、検査、測定時におけ
る信号取出し時における切換バネ部の押下げ時において
は、どうしても、その高周波性能が悪くなってしまうこ
とは避けられない。
【0016】本発明の目的は、このような問題点を解消
しうるような基板実装用高周波切換器を提供することで
ある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明による基板実装用
高周波切換器は、高周波機器の基板のアース導体および
信号導体を配設した面上に載置されうる絶縁ケースと、
該絶縁ケースの両側に配置され、この絶縁ケースが前記
基板の前記面上に載置されたときに、その基板の面に対
して垂直で且つ互いに対して平行であって且つ前記アー
ス導体に接続されうる一対の接地導体板と、前記一対の
接地導体板の間でこれら接地導体板に対して直角となる
ように前記絶縁ケースに配置され、この絶縁ケースが前
記基板の前記面上に載置されたときに、前記信号導体に
接続されうる非接地帯状導体板とを備えており、該非接
地帯状導体板は、前記基板の前記面上の信号入力側の信
号導体に接続されうる切換バネ部と、前記基板の前記面
上の信号出力側の信号導体に接続されうる接続板部とか
らなり、前記切換バネ部の自由端は、前記接続板部の自
由端に対して、前記基板の前記面上に対して垂直な方向
において、常時、バネ偏移接触させられるようになって
おり、前記切換バネ部の自由端は、前記基板の前記面上
に対して垂直方向に信号取出し部材が挿入されるとき、
該信号取出し部材によって接触させられると同時に、前
記接続板部の自由端との接触を解かれるようにされてお
り、前記切換バネ部は、前記接続板部に対してバネ偏移
接触させられている状態においては、主として、前記接
地導体板との間でサイドエッジ伝送ラインを構成し、前
記信号取出し部材の挿入によって前記接続板部との接触
を解かれている状態においては、主として、前記基板に
配設された導体面との間でマイクロストリップ伝送ライ
ンまたはコプレナーガイド伝送ラインを構成することを
特徴とする。
【0018】本発明の好ましい実施態様によれば、前記
切換バネ部は、前記基板の前記面上の信号入力側の信号
導体に接続される側において、前記基板に配設された導
体面との間で、常時マイクロストリップ伝送ラインまた
はコプレナーガイド伝送ラインを構成する幅広部分を有
している。
【0019】また、本発明の一実施態様によれば、前記
一対の接地導体板は、前記信号取出し部材のための同軸
接続部に配設される接地導体円筒部によって相互接続さ
れている。
【0020】
【実施例】次に、添付図面の図1から図13に基づい
て、本発明の実施例について、本発明をより詳細に説明
する。
【0021】図1は、本発明の一実施例としての基板実
装用高周波切換器の断面図であり、図2は、その平面
図、図3は、その左側面図、図4は、その右側面図、図
5は、その底面図である。また、図6は、図1の基板実
装用高周波切換器のアース板を示す斜視図である。これ
ら図に示されるように、この実施例の基板実装用高周波
切換器100は、信号取出し部材のための同軸接続部を
有するもので、絶縁ケース110と、この絶縁ケース1
10に対して装着されるアース板120と、接続板部1
30と、切換バネ部140とを備えている。これら各部
材の構造につき、以下、順に説明する。
【0022】先ず、絶縁ケース110について説明す
る。この絶縁ケース110は、プラスチック材料等で一
体成形されたものでよく、主として、下方部に、切換バ
ネ部140を配設するための空間111を有し、上部
に、アース板120の接地導体円筒部122を配設する
ための円形状凹部113を有した、全体として直方体状
のものである。この絶縁ケース110の両側部には、後
述するようなアース板120の両側の第1の接地導体板
部123および第2の接地導体板部124のそれぞれを
挿着するための溝部115および115Aが形成されて
いる。また、この絶縁ケース110の円形状凹部113
の底部の中心には、空間111へ貫通する円形状の開口
部114が形成されている。さらにまた、絶縁ケース1
10の右側壁には、その中央部において、空間111へ
と通ずるようにして、後述するような接続板部130の
中間部132を圧入固定する溝部112が形成されてい
る。絶縁ケース110の左側壁には、後述するような切
換バネ部140の中間部142の幅広部分144の両側
縁を圧入固定する溝部112Dが形成されている。ま
た、絶縁ケース110の底部の右側の中央部には、接続
板部130の接続端子133を配置するための切欠き部
112Aが形成されており、左側の中央部には、切換バ
ネ部140の接続端子143を配置するための切欠き部
112Bが形成されており、4隅には、アース板120
の各接続端子126を配置するための切欠き部112C
が形成されている。
【0023】次に、アース板120について説明する。
アース板120の構造自体は、図6の斜視図に最もよく
示されているが、このアース板120は、導電性の金属
材料シートから打ち抜き折り曲げ加工により一体的に形
成されうる。アース板120は、天井部121と、この
天井部121の両側から下方に垂直に折り曲げて互いに
平行とされた第1の接地導体板部123と、天井部12
1から右側へと延びて形成された接地導体円筒部122
と、この接地導体円筒部122の下端両側から平行に延
びた第2の接地導体板部124とを有する形状とされて
いる。第1の接地導体板部123の左側下端には、基板
上のアース導体と接続する接続端子126がそこから折
り曲げ延長するようにして形成されている。また、第2
の接続導体板部124の右側下端にも、基板上のアース
導体と接続する接続端子126がそこから折り曲げ延長
するようにして形成されている。
【0024】次に、接続板部130について説明する。
この接続板部130は、導電性の金属材料シートから打
ち抜き折り曲げ加工により一体的に形成されうる。接続
板部130は、非接地帯状導体板の一部を構成するもの
であり、一方の自由端に、後述する切換バネ部140の
接触部によって接触される接触部131が形成されてお
り、この接触部131からコの字形に曲げられた中間部
132を有している。この中間部132の下端には、基
板上の信号導体と接続するための接続端子133がそこ
から延びるようにして形成されている。この接続板部1
30の接触部131は、図4および図5によく示される
ように、中間部132より幅広とされている。
【0025】次に、切換バネ部140について説明す
る。この切換バネ部140は、バネ性のある導電性の金
属材料シートから打ち抜き折り曲げ加工により一体的に
形成されうる。切換バネ部140は、非接地帯状導体板
の一部を構成するものであり、一方の自由端に、接続板
部130の接触部131に対して接触する接触部141
が形成されており、この接触部141から細長く延びる
中間部142を有している。この実施例では、この中間
部142の基部は、図3および図5によく示されるよう
に、幅広とされていて絶縁ケース110の空間111の
底面壁に対して密接して配置される幅広部分144とさ
れている。さらに、基板上の信号導体と接続するための
接続端子143が、この幅広部分144から延びるよう
にして折り曲げ形成されている。この切換バネ部140
は、金属材料シートからの打ち抜き折り曲げ加工により
一体的に形成される他、FPC(フレキシブル印刷基
板)を使用することにより構成されうる。FPCを使用
することにより、コストを低減することができる。ま
た、このようなFPCを使用して切換バネ部140を構
成する場合には、絶縁ケース110への固定方法は、圧
入固定が難しいので、一体成形もしくは接着等の方法を
とる。
【0026】次に、このような構造を有する構成部品か
らなる基板実装用高周波切換器100の組立順序につい
て簡単に説明する。先ず、絶縁ケース110の右側およ
び左側に、それぞれ、接続板部130および切換バネ部
140を、図1によく示されるように組み付ける。この
とき、接続板部130の接触部131の下側に対して、
切換バネ部140の接触部141が接触して、その接触
部141が若干下方へバネ偏移させられるようにしてお
く。このように接続板部130および切換バネ部140
を組み付けた絶縁ケース110に対して、アース板12
0を、第1の接地導体板部123が各対応する溝部11
5に、第2の接地導体板部124が各対応する溝部11
5Aに、接地導体円筒部122が円形状凹部113に、
各接続端子126が各対応する切欠き部112Cに、そ
れぞれ挿入されるようにして、組み付ける。
【0027】図1によく示されるように組み立てられた
本発明の基板実装用高周波切換器100は、常時は、接
続板部130の接触部131と、切換バネ部140の接
触部141とが接触しているので、接続端子143から
接続端子133へと信号を伝送することができる。この
状態から、アース板120の接地導体円筒部122およ
び絶縁ケース110の開口部114を通して、信号取出
し部材を挿入するときには、その信号取出し部材の接触
部によって、切換バネ部140の中間部142が下方へ
と押圧されることにより、その接触部141は接触部1
31から離されて、信号は、接続端子143から信号取
出し部材の接触部へと伝送されるようになる。信号取出
し部材を引き抜けば、切換バネ部140の接触部141
は、そのバネ性によって、元の状態にもどり、接続板部
130の接触部131に押圧接触するようになる。
【0028】次に、このような本発明の基板実装用高周
波切換器100の使用例およびその動作について、図7
を参照してより詳細に説明する。図7は、高周波回路基
板上に配設した本発明の基板実装用高周波切換器100
に対して、信号取出し部材である同軸ケーブルに接続し
た普通の形式の同軸コネクタプラグ2を挿入した状態を
示す部分断面図である。この使用例における高周波回路
基板1は、上面に、入力側の高周波回路の出力側信号導
体1Aが配設されており、また、出力側の高周波回路ま
たは素子への入力側信号導体1Bが配設されている。図
7には示されていないが、勿論、この高周波回路基板1
の上面には、アース導体も配設されている。この高周波
回路基板1の裏面には、銅箔1Cが配設されている。本
発明の高周波切換器100は、信号導体1Aと信号導体
1Bとの間に配置され、切換バネ部140の接続端子1
43は、半田付け等により信号導体1Aに接続され、接
続板部130の接続端子133も、同様に半田付け等に
より信号導体1Bに接続されている。図7には表れてい
ないが、アース板120の第1の接地導体板部123お
よび第2の接地導体板部124の接続端子126も、同
様に基板1上のアース導体に半田付け等にて接続されて
いる。
【0029】図7の状態とは違って、同軸コネクタプラ
グ2を開口部114へ挿入していない通常の使用状態に
おいては、図1に示されるような状態とされている。す
なわち、切換バネ部140の接触部141が接続板部1
30の接触部131に接触しており、信号導体1Aから
切換バネ部140および接続板部130を通して信号導
体1Bへと送られる信号伝送ラインに対して高周波切換
器100は、インピーダンス整合されている。したがっ
て、反射信号は、ほとんど0に近く、信号導体1Aにて
入力される伝送信号と信号導体1Bにて出力される伝送
信号とは実質的に同じ値となる。本発明のこの高周波切
換器100の構造においては、このようなインピーダン
ス整合は、切換バネ部の中間部142の幅広部分144
においては、高周波回路基板1の裏面の銅箔1Cとの
間、または、基板1の上面にコプレナーガイド導体等が
配設されている場合には、それらコプレナーガイド導体
との間での、マイクロストリップ伝送ラインまたはコプ
レナーガイド伝送ラインの形態にて、そして、幅広部分
144より接触部141の方へと延長している部分にお
いては、この部分の中間部と、その両側の第1の接地導
体板部123および第2の接地導体板部124との間で
の、サイドエッジ伝送ラインの形態にて、信号伝送がな
されるものとして回路設計しておくことにより、達成さ
れる。
【0030】このような状態の高周波切換器100に対
して、基板1上の高周波機器の高周波回路の性能を検査
するために、図7に示すように、開口部114を通し
て、基板1に対して垂直方向へ信号取出し部材としての
同軸コネクタプラグ2を挿入したとする。すると、同軸
コネクタプラグ2の外部導体2Bが接地導体円筒部12
2に接触すると同時に、中心導体2Aが切換バネ部14
0に接触してこれをそのバネ偏移力に抗して押し下げる
ことになるので、切換バネ部140の接触部141は接
続板部130の接触部131から離されることになる。
これにより、信号導体1Aの信号は、信号導体1Bへと
伝送されなくなる。すなわち、このような切換状態にお
いては、信号導体1Bに出力される伝送信号は、実質的
に0となる。信号導体1Aの信号は、切換バネ部140
および同軸コネクタプラグ2の中心導体2Aを通して取
り出されることになる。この場合においても、高周波切
換器100は、インピーダンス整合されているので、信
号導体1Aへの伝送信号と同軸コネクタプラグ2の中心
導体2Aへ取り出される伝送信号とは実質的に同じ値と
なる。本発明の高周波切換器100においては、図7に
よく示されるように、開口部114を通して、信号取出
し部材2を挿入したときに、切換バネ部140の中間部
142の全体が、絶縁ケース110の空間111の底面
壁に対して押し付けられ、基板1の裏面の銅箔1Cと出
来るだけ近接してしかも平行となるように、諸寸法が設
計されている。図7に示したような信号取出し状態にお
けるインピーダンス整合は、切換バネ部の中間部142
の全体と、基板1の裏面の銅箔1Cとの間、または、基
板1の上面にコプレナーガイド導体等が配設されている
場合には、それらコプレナーガイド導体との間での、マ
イクロストリップ伝送ラインまたはコプレナーガイド伝
送ラインの形態にて、信号伝送がなされるものとして回
路設計しておくことにより、達成される。
【0031】この実施例のように信号取出し部材として
同軸コネクタプラグを用いるような同軸接続部を有した
型の基板実装用高周波切換器でも、本発明によって、通
常使用時においては、主として、サイドエッジ伝送ライ
ンの形態にて信号伝送がなされ、信号取出し時において
は、主として、マイクロストリップ伝送ラインまたはコ
プレナーガイド伝送ラインの形態にて信号伝送がなされ
るようにしたことにより、高周波切換器全体の高さより
低く抑えることができ、例えば、3mm以下までにするこ
とが容易となった。
【0032】次に、図8から図13を参照して、本発明
の別の実施例としての基板実装用高周波切換器について
説明する。図8は、本発明の別の実施例としての基板実
装用高周波切換器の断面図であり、図9は、その平面
図、図10は、その左側面図、図11は、その右側面
図、図12は、その底面図である。また、図13は、図
8の基板実装用高周波切換器のアース板を示す斜視図で
ある。これら図に示されるように、この実施例の基板実
装用高周波切換器200は、絶縁ケース210と、この
絶縁ケース210に対して装着されるアース板220
と、接続板部230と、切換バネ部240とを備えてい
る。これら各部材の構造につき、以下、順に説明する。
【0033】先ず、絶縁ケース210について説明す
る。この絶縁ケース210は、プラスチック材料等で一
体成形されたものでよく、主として、下方部に、切換バ
ネ部240を配設するための空間211を有し、上部
に、アース板220の円形状の開口部222と整列する
円形状の開口部214を有した、全体として直方体状の
ものである。この絶縁ケース210の両側部には、後述
するようなアース板220の両側の接地導体板部224
のそれぞれを挿着するための溝部215が形成されてい
る。また、絶縁ケース210の右側壁には、その中央部
において、空間211へと通ずるようにして、後述する
ような接続板部230の中間部232を圧入固定する溝
部212が形成されている。絶縁ケース210の左側壁
には、後述するような切換バネ部240の中間部242
の幅広部分244の両側縁を圧入固定する溝部212D
が形成されている。また、絶縁ケース210の底部の右
側の中央部には、接続板部230の接続端子233を配
置するための切欠き部212Aが形成されており、左側
の中央部には、切換バネ部240の接続端子243を配
置するための切欠き部212Bが形成されており、4隅
には、アース板220の各接続端子226を配置するた
めの切欠き部212Cが形成されている。
【0034】次に、アース板220について説明する。
アース板220の構造自体は、図13の斜視図に最もよ
く示されているが、このアース板220は、導電性の金
属材料シートから打ち抜き折り曲げ加工により一体的に
形成されうる。アース板220は、天井部221と、こ
の天井部221の両側から下方に垂直に折り曲げて互い
に平行とされた接地導体板部224とを有する形状とさ
れている。天井部221には、信号取出し部材を挿入し
うるようにするための円形状の開口部222が形成され
ている。また、接地導体板部224の4隅の下端には、
基板上のアース導体と接続する接続端子226がそこか
ら折り曲げ延長するようにして形成されている。
【0035】次に、接続板部230について説明する。
この接続板部230は、導電性の金属材料シートから打
ち抜き折り曲げ加工により一体的に形成されうる。接続
板部230は、非接地帯状導体板の一部を構成するもの
であり、一方の自由端に、後述する切換バネ部240の
接触部によって接触される接触部231が形成されてお
り、この接触部231からコの字形に曲げられた中間部
232を有している。この中間部232の下端には、基
板上の信号導体と接続するための接続端子233がそこ
から延びるようにして形成されている。この接続板部2
30の接触部231は、図11および図12によく示さ
れるように、中間部232より幅広とされている。
【0036】次に、切換バネ部240について説明す
る。この切換バネ部240は、バネ性のある導電性の金
属材料シートから打ち抜き折り曲げ加工により一体的に
形成されうる。切換バネ部240は、非接地帯状導体板
の一部を構成するものであり、一方の自由端に、接続板
部230の接触部231に対して接触する接触部241
が形成されており、この接触部241から細長く延びる
中間部242を有している。この実施例では、この中間
部242の基部は、図10および図12によく示される
ように、幅広とされていて絶縁ケース210の空間21
1の底面壁に対して密接して配置される幅広部分244
とされている。さらに、基板上の信号導体と接続するた
めの接続端子243が、この幅広部分244から延びる
ようにして折り曲げ形成されている。この切換バネ部2
40は、金属材料シートからの打ち抜き折り曲げ加工に
より一体的に形成される他、FPC(フレキシブル印刷
基板)を使用することにより構成されうる。FPCを使
用することにより、コストを低減することができる。ま
た、このようなFPCを使用して切換バネ部240を構
成する場合には、絶縁ケース210への固定方法は、圧
入固定が難しいので、一体成形もしくは接着等の方法を
とる。
【0037】次に、このような構造を有する構成部品か
らなる基板実装用高周波切換器200の組立順序につい
て簡単に説明する。先ず、絶縁ケース210の右側およ
び左側に、それぞれ、接続板部230および切換バネ部
240を、図8によく示されるように組み付ける。この
とき、接続板部230の接触部231の下側に対して、
切換バネ部240の接触部241が接触して、その接触
部241が若干下方へバネ偏移させられるようにしてお
く。このように接続板部230および切換バネ部240
を組み付けた絶縁ケース210に対して、アース板22
0を、接地導体板部224が各対応する溝部215に、
各接続端子226が各対応する切欠き部212Cに、そ
れぞれ挿入されるようにして、組み付ける。このとき、
アース板220の天井部221の円形状の開口部222
は、絶縁ケース210の円形状の開口部214と整列さ
せられる。
【0038】図8によく示されるように組み立てられた
本発明の基板実装用高周波切換器200は、常時は、接
続板部230の接触部231と、切換バネ部240の接
触部241とが接触しているので、接続端子243から
接続端子233へと信号を伝送することができる。この
状態から、アース板220の開口部222および絶縁ケ
ース210の開口部214に対して、信号取出し部材を
挿入する。この実施例の高周波切換器200に使用する
信号取出し部材は、図1から図7に関して説明した実施
例の高周波切換器100に使用する信号取出し部材が通
常の形式の同軸コネクタプラグであったのと異なり、い
わゆるトップタッチ式の同軸コネクタプラグが適してい
る。このトップタッチ式の同軸コネクタでは、ジャック
部に挿入するときに、中心導体の外周に配置された外部
導体が、中心導体に対して弾性偏移力に抗して後退しう
るようなものとされている。
【0039】このような信号取出し部材としてのトップ
タッチ式同軸コネクタプラグをアース板220の開口部
222および絶縁ケース210の開口部214に対して
挿入するときには、先ず、その外部導体がアース板22
0の開口部222の外周縁部に当接するので、さらに挿
入力を加えるとき、相対的にその中心導体が、アース板
220の開口部222および絶縁ケース210の開口部
214内へと突き出すような形となり(外部導体は相対
的に中心導体に対して後退させられた形となる)、その
同軸コネクタプラグの中心導体の先端部によって、切換
バネ部240の中間部242が下方へと押圧されること
により、その接触部241は接触部231から離され
て、信号は、接続端子243から同軸コネクタプラグの
中心導体へと伝送されるようになる。同軸コネクタプラ
グを引き抜けば、切換バネ部240の接触部241は、
そのバネ性によって、元の状態にもどり、接続板部23
0の接触部231に押圧接触するようになる。
【0040】この実施例の基板実装用高周波切換器20
0の使用例および動作については、図1から図7につい
て前述した実施例の基板実装用高周波切換器100と、
信号取出し部材としてトップタッチ式の同軸コネクタプ
ラグを使用する点において異なるだけで、その他の点で
は実質的に同じであるので、ここでは、繰り返し説明し
ない。この実施例の高周波切換器200は、前述の実施
例の高周波切換器100が備えている同軸接続部(11
3、122)を備えていない分だけ、さらに全体の高さ
をを低く抑えることができ、低背化の要求に充分に応え
られるものである。
【0041】
【発明の効果】基板実装用高周波切換器の全体の高さを
低くでき、低背化および小型化の要求に応えることがで
きる。また、通常の使用状態においても、信号取出し状
態においても、充分な高周波性能を保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての基板実装用高周波切
換器の断面図である。
【図2】図1の高周波切換器の平面図である。
【図3】図1の高周波切換器の左側面図である。
【図4】図1の高周波切換器の右側面図である。
【図5】図1の高周波切換器の底面図である。
【図6】図1の基板実装用高周波切換器のアース板を示
す斜視図である。
【図7】高周波回路基板上に配設した図1の基板実装用
高周波切換器に対して、信号取出し部材を挿入した状態
を示す部分断面図である。
【図8】本発明の別の実施例としての基板実装用高周波
切換器の断面図である。
【図9】図8の高周波切換器の平面図である。
【図10】図8の高周波切換器の左側面図である。
【図11】図8の高周波切換器の右側面図である。
【図12】図8の高周波切換器の底面図である。
【図13】図8の基板実装用高周波切換器のアース板を
示す斜視図である。
【図14】本発明の前提となっている基板実装用高周波
切換器の一例を示す断面図である。
【図15】図14の基板実装用高周波切換器の使用例を
説明するための概略図である。
【図16】図14に示した基板実装用高周波切換器の信
号取出し状態を説明するための概略図である。
【符号の説明】
1 高周波回路基板 1A 信号導体 1B 信号導体 1C 銅箔 2 同軸コネクタプラグ 2A 中心導体 2B 外部導体 100 高周波切換器 110 絶縁ケース 111 空間 113 円形状凹部 114 開口部 120 アース板 121 天井部 122 接地導体円筒部 123 第1の接地導体板部 124 第2の接地導体板部 130 接続板部 131 接触部 132 中間部 133 接続端子 140 切換バネ部 141 接触部 142 中間部 143 接続端子 144 幅広部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/70 - 13/713 H01R 13/646 H01R 24/00 - 24/12 H01H 27/00 H01P 3/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波機器の基板のアース導体および信
    号導体を配設した面上に載置されうる絶縁ケースと、該
    絶縁ケースの両側に配置され、この絶縁ケースが前記基
    板の前記面上に載置されたときに、その基板の面に対し
    て垂直で且つ互いに対して平行であって且つ前記アース
    導体に接続されうる一対の接地導体板と、前記一対の接
    地導体板の間でこれら接地導体板に対して直角となるよ
    うに前記絶縁ケースに配置され、この絶縁ケースが前記
    基板の前記面上に載置されたときに、前記信号導体に接
    続されうる非接地帯状導体板とを備えており、該非接地
    帯状導体板は、前記基板の前記面上の信号入力側の信号
    導体に接続されうる切換バネ部と、前記基板の前記面上
    の信号出力側の信号導体に接続されうる接続板部とから
    なり、前記切換バネ部の自由端は、前記接続板部の自由
    端に対して、前記基板の前記面上に対して垂直な方向に
    おいて、常時、バネ偏移接触させられるようになってお
    り、前記切換バネ部の自由端は、前記基板の前記面上に
    対して垂直方向に信号取出し部材が挿入されるとき、該
    信号取出し部材によって接触させられると同時に、前記
    接続板部の自由端との接触を解かれるようにされてお
    り、前記切換バネ部は、前記接続板部に対してバネ偏移
    接触させられている状態においては、主として、前記接
    地導体板との間でサイドエッジ伝送ラインを構成し、前
    記信号取出し部材の挿入によって前記接続板部との接触
    を解かれている状態においては、主として、前記基板に
    配設された導体面との間でマイクロストリップ伝送ライ
    ンまたはコプレナーガイド伝送ラインを構成することを
    特徴とする基板実装用高周波切換器。
  2. 【請求項2】 前記切換バネ部は、前記基板の前記面上
    の信号入力側の信号導体に接続され側において、前記
    基板に配設された導体面との間で、常時マイクロストリ
    ップ伝送ラインまたはコプレナーガイド伝送ラインを構
    成する幅広部分を有している請求項1記載の基板実装用
    高周波切換器。
  3. 【請求項3】 前記一対の接地導体板は、前記信号取出
    し部材のための同軸接続部に配設される接地導体円筒部
    によって相互接続されている請求項1または2記載の基
    板実装用高周波切換器。
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