JP3090812U - 高周波モジュール - Google Patents
高周波モジュールInfo
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Classifications
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P5/00—Coupling devices of the waveguide type
- H01P5/08—Coupling devices of the waveguide type for linking dissimilar lines or devices
- H01P5/085—Coaxial-line/strip-line transitions
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 回路基板の共通化を図り、安価で、認証の手
間の少ない高周波モジュールを提供する。 【解決手段】 本考案の高周波モジュールにおいて、回
路基板1上に形成された設置用パターン3は、帯状の第
1,第2接地用ランド4,5と、第1,第2ランド6,
7とで構成され、第1,第2形態の同軸型コネクタ1
1,21の外部導体13,23が接地用ランド4,5に
半田付け可能であると共に、第1,第2形態の同軸型コ
ネクタ13,23の中心導体が第1,第2ランド6,7
に半田付け可能としたため、一つの回路基板で、第1,
第2形態の同軸型コネクタの設置が共用でき、回路基板
の製造が従来に比して容易で、安価なものが得られる。
間の少ない高周波モジュールを提供する。 【解決手段】 本考案の高周波モジュールにおいて、回
路基板1上に形成された設置用パターン3は、帯状の第
1,第2接地用ランド4,5と、第1,第2ランド6,
7とで構成され、第1,第2形態の同軸型コネクタ1
1,21の外部導体13,23が接地用ランド4,5に
半田付け可能であると共に、第1,第2形態の同軸型コ
ネクタ13,23の中心導体が第1,第2ランド6,7
に半田付け可能としたため、一つの回路基板で、第1,
第2形態の同軸型コネクタの設置が共用でき、回路基板
の製造が従来に比して容易で、安価なものが得られる。
Description
【0001】
本考案は近距離無線データ通信ユニット等に使用して好適な高周波モジュール に関する。
【0002】
従来の高周波モジュールの図面を説明すると、図14は従来の高周波モジュー ルの第1形態に係り、概要を示す全体の斜視図、図15は従来の高周波モジュー ルの第1形態に係り、回路基板の要部の拡大平面図、図16は従来の高周波モジ ュールの第1形態に係り、同軸型コネクタの要部断面図、図17は従来の高周波 モジュールの第1形態に係り、同軸型コネクタの側面図、図18は従来の高周波 モジュールの第1形態に係り、同軸型コネクタの下面図、図19は従来の高周波 モジュールの第1形態に係り、回路基板上に同軸型コネクタを搭載した状態を示 す説明図、図20は従来の高周波モジュールの第1形態に係り、検査状態を示す 説明図である。
【0003】 また、図21は従来の高周波モジュールの第2形態に係り、概要を示す全体の 斜視図、図22は従来の高周波モジュールの第2形態に係り、回路基板の要部の 拡大平面図、図23は従来の高周波モジュールの第2形態に係り、同軸型コネク タの中心導体の状態を示す要部断面図、図24は従来の高周波モジュールの第2 形態に係り、同軸型コネクタの外部導体の状態を示す要部断面図、図25は従来 の高周波モジュールの第2形態に係り、同軸型コネクタの下面図、図26は従来 の高周波モジュールの第2形態に係り、回路基板上に同軸型コネクタを搭載した 状態を示す説明図、図27は従来の高周波モジュールの第2形態に係り、検査状 態を示す説明図である。
【0004】 次に、従来の高周波モジュールの第1形態の構成を図14〜図20に基づいて 説明すると、プリント基板からなる回路基板51に一面側(上面)には、配線パ ターン52が形成されると共に、この配線パターン52上には、種々の電気部品 (図示せず)が搭載され、所望の電気回路(送受信回路)が形成されている。 そして、電気回路のシールドが必要な箇所には、金属板からなるカバー56が 取り付けられて、一部の電気回路が電気的にシールドされている。
【0005】 また、回路基板51上には、同軸型コネクタ(後述する)を設置するための設 置用パターン53が形成されている。 この設置用パターン53は、特に図15に示すように、四角の4隅部に配置さ れた4つの接地用ランド54と、この接地用ランド54間に位置し、互いに対向 して配置された2つのランド55a、55bとで構成されている。 そして、接地用ランド54は、ここでは図示しないが配線パターン52の接地 用パターンに接続されると共に、一方のランド55aは、引出パターン52aに よって電気回路に接続され、また、他方のランド55bは、アンテナ用の接続パ ターン52bに接続されている。
【0006】 また、回路基板51上には、アンテナ57が搭載され、このアンテナ57は、 配線パターン52の一部である接続パターン52bによって配線パターン52に 接続されている。
【0007】 同軸型コネクタ58は、特に図16〜図18に示すように、絶縁材からなる絶 縁基体59と、この絶縁基体59に支持(埋設)された状態で、絶縁基体59の 外周部に取り付けられた外部導体60と、絶縁基体59に支持(埋設)された状 態で、絶縁基体59の内部に取り付けられた一対の第1,第2の中心導体61, 62とで構成されている。
【0008】 そして、外部導体60は、筒状部60aと、この筒状部60aから延び、絶縁 基体59の四角状の下面の4隅部に配置された4つの接地用電極60bとを有し 、また、第1の中心導体61は、絶縁基体59の内部で露出した固定接点61a と、この固定接点61aから延び、絶縁基体59の下面の一辺中央部に配置され た電極61bとを有し、更に、第2の中心導体62は、絶縁基体59の中心部に 設けられた孔59aから露出し、固定接点61aに接離可能な可動接点62aと 、この可動接点62aから延び、絶縁基体59の下面の他辺中央部に配置された 電極62bとを有する。
【0009】 また、第1,第2の中心導体61,62は、通常時、両者が接触した状態とな っており、そして、可動接点62aが押圧された際、可動接点62aが固定接点 61aから離れて非導通状態となり、また、可動接点62aの押圧を解除すると 、可動接点62aのバネ性により元に戻り、両者が導通状態となって、所謂、ス イッチ付の同軸型コネクタ58となっている。
【0010】 このような構成を有する同軸型コネクタ58は、回路基板51の設置用パター ン53上に載置されて、設置用パターン53に半田付けされて設置される。 即ち、図19に示すように、同軸型コネクタ58が設置された際、4つの接地 用電極60bは、4つの接地用ランド54にそれぞれ接続されると共に、第1の 中心導体61の電極61bは、ランド55bに接続されてアンテナ57につなが れ、また、第2の中心導体62の電極62bは、ランド55aに接続されて電気 回路につながれている。
【0011】 この時、接地用電極60bと接地用ランド54の幅が同じ幅で、図19のハッ チングで示す状態で接続されると共に、電極61b、62とランド55a、55 bの幅が同じ幅で、図19のハッチングで示す状態で接続される。 その結果、アンテナ57は、電気回路に接続された第2中心導体62と、アン テナ57と第2中心導体62と間に配置された第1の中心導体61を介して接続 されるようになっている。
【0012】 そして、このような構成を有する高周波モジュールは、内蔵されたアンテナ5 7を介してデータの送受信が行われるようになっている。 また、このような高周波モジュールは、出荷される前に種々の電気的な検査が 行われるが、この検査方法は、図20に示すように、同軸型コネクタからなる検 査部材63を同軸型コネクタ58に差し込んで、検査が行われる。
【0013】 そして、検査部材63が同軸型コネクタ58に差し込まれた際、外部導体64 が外部導体60に接続されると共に、中心導体65が第2の中心導体62に接触 した状態で第2の中心導体62を押し下げて、第1の中心導体61との接続を断 って、アンテナ57との接続を切った状態にする。
【0014】 この状態で、検査部材63から電気回路に信号を送って受信状態を検査したり 、或いは、電気回路から検査部材63に信号を送って送信状態を検査するように なっている。 検査が完了すると、検査部材63が取り外されて、第1,第2の中心導体61 ,62が接触状態に戻るようになっている。
【0015】 次に、従来の高周波モジュールの第2形態の構成を図21〜図27に基づいて 説明すると、プリント基板からなる回路基板71に一面側(上面)には、配線パ ターン72が形成されると共に、この配線パターン72上には、種々の電気部品 (図示せず)が搭載され、所望の電気回路(送受信回路)が形成されている。 そして、電気回路のシールドが必要な箇所には、金属板からなるカバー76が 取り付けられて、一部の電気回路が電気的にシールドされている。
【0016】 また、回路基板71上には、同軸型コネクタ(後述する)を設置するための設 置用パターン73が形成されている。 この設置用パターン73は、特に図22に示すように、互いに対向した状態で 間隔を置いて配置された帯状の2つの接地用ランド74と、この接地用ランド7 4間から若干離れた位置に配置された1つのランド75とで構成されている。 そして、接地用ランド74は、ここでは図示しないが配線パターン72の接地 用パターンに接続されると共に、ランド75は、引出パターン72aによって電 気回路に接続されている。 そして、この第2形態では、第1形態におけるアンテナ用の接続パターン52 bが削除された状態となっている。
【0017】 同軸型コネクタ78は、特に図23〜図25に示すように、絶縁材からなる絶 縁基体79と、この絶縁基体79に支持(埋設)された状態で、絶縁基体79の 外周部に取り付けられた外部導体80と、絶縁基体79に支持(埋設)された状 態で、絶縁基体79の中心部に取り付けられた1つの中心導体81とで構成され ている。
【0018】 そして、外部導体80は、筒状部80aと、この筒状部80aから延び、絶縁 基体79の四角状の下面の対向する2辺の中央部に配置された2つの接地用電極 80bとを有し、また、中心導体81は、外部導体80の中空部内に露出した状 態で配置された筒状部81aと、この筒状部81aから延び、絶縁基体79の下 面の一辺中央部に配置された電極81bとを有する。 また、この同軸型コネクタ78は、第1形態と異なり、スイッチ無しの同軸型 コネクタ78となっている。
【0019】 このような構成を有する同軸型コネクタ78は、回路基板71の設置用パター ン73上に載置されて、設置用パターン73に半田付けされて設置される。 即ち、図26に示すように、同軸型コネクタ78が設置された際、2つの接地 用電極80bは、2つの接地用ランド74にそれぞれ接続されると共に、1つの 中心導体81の電極81bは、ランド75に接続されて電気回路につながれてい る。
【0020】 この時、接地用電極80bと接地用ランド74の幅が同じ幅で、図26のハッ チングで示す状態で接続されると共に、電極81とランド75の幅が同じ幅で、 図26のハッチングで示す状態で接続される。 また、このように構成された高周波モジュールは、別部品となったアンテナ8 2が同軸型コネクタ78に差し込まれて使用されるようになっており、その結果 、このような構成を有する高周波モジュールは、別部品のアンテナ82を介して データの送受信が行われるようになっている。
【0021】 また、このような高周波モジュールは、出荷される前に種々の電気的な検査が 行われるが、この検査方法は、図27に示すように、同軸型コネクタからなる検 査部材83を同軸型コネクタ78に差し込んで、検査が行われる。 そして、検査部材83が同軸型コネクタ78に差し込まれた際、外部導体84 が外部導体80に接続されると共に、中心導体85が中心導体81に接触した状 態となる。
【0022】 この状態で、検査部材83から電気回路に信号を送って受信状態を検査したり 、或いは、電気回路から検査部材83に信号を送って送信状態を検査するように なっている。 検査が完了すると、検査部材83が取り外されて、別部品からなるアンテナ8 2を取り付けて、使用されるようになる。
【0023】 通常、高周波モジュールは、顧客の要求により、アンテナ付の第1形態、或い はアンテナ無しの第2形態の二つがあり、そして、アンテナ付の第1形態におい ては、検査時にアンテナ57との接続を断つために、スイッチ付の高価な同軸型 コネクタ58が使用され、また、アンテナ無しの第2形態においては、検査時に アンテナとの接続を断つ必要が無いことから、スイッチ無しの安価な同軸型コネ クタ78が使用される。
【0024】 そして、第1,第2形態の高周波モジュールに使用される回路基板51,71 は、それぞれ異なるものが使用されると共に、同軸コネクタ58,78を設置す るための設置用パターン53,73は、それぞれ専用のパターンが形成されたも のとなっている。
【0025】
【考案が解決しようとする課題】 従来の高周波モジュールは、第1,第2形態の回路基板51,71が異なり、 このため、別々に製造せねばならず、コスト高になるという問題がある。 また、第1,第2形態の回路基板51,71が異なるため、規格の認証をそれ ぞれ必要とし、認証の手間が多くなるという問題がある。
【0026】 そこで、本考案は回路基板の共通化を図り、安価で、認証の手間の少ない高周 波モジュールを提供することを目的とする。
【0027】
上記課題を解決するための第1の解決手段として、少なくとも一面側に配線パ ターンが形成され、この配線パターンに電気部品を搭載して所望の電気回路が形 成された回路基板と、少なくとも第1,第2の二つの形態の同軸型コネクタが設 置可能なように、前記回路基板上に形成された導電パターンからなる設置用パタ ーンとを備え、前記設置用パターンは、互いに対向した状態で間隔を置いて配置 された帯状の第1,第2接地用ランドと、この第1,第2接地用ランド間に位置 した状態で互いに対向して配置された第1,第2ランドとで構成され、前記第1 ,第2形態の同軸型コネクタの外部導体が前記第1,第2接地用ランドに半田付 け可能であると共に、前記第1,第2形態の同軸型コネクタの中心導体が前記第 1,第2ランドの一方、或いは双方に半田付け可能とした構成とした。
【0028】 また、第2の解決手段として、前記回路基板には送受信回路が形成されると共 に、前記回路基板には、アンテナを接続するための接続パターンが形成された構 成とした。
【0029】 また、第3の解決手段として、前記第1形態の同軸型コネクタは、互いに接離 可能な第1,第2の前記中心導体と、この中心導体と前記外部導体を支持する絶 縁基体と、この絶縁基体の下面の対向する第1,第2の辺おいて、前記第1,第 2の辺の中央部を除く箇所に設けられた4つの接地用電極と、前記絶縁基体の下 面で前記第1,第2の辺間に位置する第3,第4の辺の中央部に設けられた2つ の電極とを備え、前記4つの接地用電極が前記第1,第2接地用ランドの中間部 を除く位置で半田付け可能であると共に、前記2つの電極がぞれぞれ前記第1, 第2ランドに半田付け可能となし、また、前記第2形態の同軸型コネクタは、前 記中心導体と前記外部導体を支持する絶縁基体と、この絶縁基体の下面の対向す る第1,第2の辺おいて、前記第1,第2の辺の両端部を除く箇所に設けられた 2つの接地用電極と、前記絶縁基体の下面で前記第1,第2の辺間に位置する第 3,第4の辺の何れかの中央部に設けられた1つの電極とを備え、前記2つの接 地用電極が前記第1,第2接地用ランドの中間部の位置で半田付け可能であると 共に、前記1つの電極が前記第1,第2ランドの何れかに半田付け可能となした 構成とした。
【0030】 また、第4の解決手段として、前記第1,第2接地用ランドの幅は、前記第1 ,第2形態の同軸型コネクタの前記接地用電極の幅より大きく形成され、前記第 1,第2接地用ランドには、前記接地用電極の半田代部を外側に位置して形成し た。
【0031】 また、第5の解決手段として、前記第1,第2接地用ランドの前記半田代部に は、前記第1,第2接地用ランド上における前記第1,第2形態の同軸型コネク タの前記接地用電極の境界近傍に切り欠き部を設けた構成とした。
【0032】 また、第6の解決手段として、前記第1,第2ランドの幅は、前記第1,第2 形態の同軸型コネクタの前記電極の幅より大きく形成され、前記第1,第2ラン ドには、前記電極の半田代部を外側に位置して形成した。
【0033】
本考案の高周波モジュールの図面を説明すると、図1は本考案の高周波モジュ ールの第1形態に係り、概要を示す全体の斜視図、図2は本考案の高周波モジュ ールの第1形態に係り、回路基板の要部の拡大平面図、図3は本考案の高周波モ ジュールの第1形態に係り、同軸型コネクタの要部断面図、図4は本考案の高周 波モジュールの第1形態に係り、同軸型コネクタの側面図、図5は本考案の高周 波モジュールの第1形態に係り、同軸型コネクタの下面図、図6は本考案の高周 波モジュールの第1形態に係り、回路基板上に同軸型コネクタを搭載した状態を 示す説明図、図7は本考案の高周波モジュールの第1形態に係り、検査状態を示 す説明図である。
【0034】 また、図8は本考案の高周波モジュールの第2形態に係り、概要を示す全体の 斜視図、図9は本考案の高周波モジュールの第2形態に係り、同軸型コネクタの 中心導体の状態を示す要部断面図、図10は本考案の高周波モジュールの第2形 態に係り、同軸型コネクタの外部導体の状態を示す要部断面図、図11は本考案 の高周波モジュールの第2形態に係り、同軸型コネクタの下面図、図12は本考 案の高周波モジュールの第2形態に係り、回路基板上に同軸型コネクタを搭載し た状態を示す説明図、図13は本考案の高周波モジュールの第2形態に係り、検 査状態を示す説明図である。
【0035】 次に、本考案の高周波モジュールの第1形態の構成を図1〜図7に基づいて説 明すると、プリント基板からなる回路基板1に一面側(上面)には、配線パター ン2が形成されると共に、この配線パターン2上には、種々の電気部品(図示せ ず)が搭載され、所望の電気回路(送受信回路)が形成されている。 そして、電気回路のシールドが必要な箇所には、金属板からなるカバー8が取 り付けられて、一部の電気回路が電気的にシールドされている。
【0036】 また、回路基板1上には、同軸型コネクタ(後述する)を設置するための設置 用パターン3が形成されている。 この設置用パターン3は、特に図2に示すように、互いに対向した状態で間隔 を置いて配置された帯状の2つの第1,第2接地用ランド4,5と、この第1, 第2接地用ランド4,5間に位置した状態で互いに対向して配置された2つの第 1,第2ランド6,7とで構成されている。
【0037】 また、第1,第2接地用ランド4,5は、外周部に間隔を置いて設けられた切 り欠き部4a、5aが設けられ、この切り欠き部4a、5aの存在しない箇所の 広幅部が半田代部4b、5bとなっており、また、第1,第2ランド6,7は、 外部側に広幅部からなる半田代部6b、7bが設けられている。
【0038】 そして、第1,第2接地用ランド4,5は、ここでは図示しないが配線パター ン2の接地用パターンに接続されると共に、第1ランド6は、引出パターン2a によって電気回路に接続され、また、第2ランド7は、アンテナ用の接続パター ン2bに接続されている。
【0039】 また、回路基板1上には、アンテナ9が搭載され、このアンテナ9は、配線パ ターン2の一部である接続パターン2bによって配線パターン2に接続されてい る。
【0040】 同軸型コネクタ11は、特に図3〜図5に示すように、絶縁材からなる絶縁基 体12と、この絶縁基体12に支持(埋設)された状態で、絶縁基体12の外周 部に取り付けられた外部導体13と、絶縁基体12に支持(埋設)された状態で 、絶縁基体12の内部に取り付けられた一対の第1,第2の中心導体14,15 とで構成されている。
【0041】 そして、外部導体13は、筒状部13aと、この筒状部13aから延び、絶縁 基体12の四角状の下面で、対向する第1,第2の辺の中央部を除く箇所(4隅 部)に配置された4つの接地用電極13bとを有し、また、第1の中心導体14 は、絶縁基体12の内部で露出した固定接点14aと、この固定接点14aから 延び、絶縁基体12の下面の第3の辺の中央部に配置された電極14bとを有し 、更に、第2の中心導体15は、絶縁基体12の中心部に設けられた孔12aか ら露出し、固定接点14aに接離可能な可動接点15aと、この可動接点15a から延び、絶縁基体12の下面の第4の辺の辺中央部に配置された電極15bと を有する。
【0042】 また、第1,第2の中心導体14,15は、通常時、両者が接触した状態とな っており、そして、可動接点15aが押圧された際、可動接点15aが固定接点 14aから離れて非導通状態となり、また、可動接点15aの押圧を解除すると 、可動接点15aのバネ性により元に戻り、両者が導通状態となって、所謂、ス イッチ付の同軸型コネクタ11となっている。
【0043】 このような構成を有する同軸型コネクタ11は、回路基板1の設置用パターン 3上に載置されて、設置用パターン3に半田付けされて設置される。 即ち、図6に示すように、同軸型コネクタ11が設置された際、4つの接地用 電極13bは、第1,第2接地用ランド4,5にそれぞれ接続される。 この時、図6に示すように、第1,第2接地用ランド4,5の幅は、接地用電 極13bの幅より大きく形成されているため、接地用電極13bは、ハッチング で示す位置で半田付けされた状態となる。
【0044】 即ち、4つの接地用電極13bは、端部が切り欠き部4a、5aの近傍に位置 した状態で、第1,第2接地用ランド4,5の中央部を除く箇所に位置すると共 に、4つの接地用電極13bの外側には、切り欠き部4a、5aで仕切られた半 田代部4b、5bが位置して、半田付けを確実にすると共に、半田付け状態が外 部から容易に目視できるようになっている。
【0045】 また、図6に示すように、第1,第2ランド6,7の幅は、第1,第2電極1 4b、15bの幅より大きく形成されているため、第1,第2電極14b、15 bは、ハッチングで示す位置で半田付けされた状態となる。
【0046】 即ち、第1,第2電極14b、15bは、第1,第2ランド6,7の内側に位 置した状態となり、このため、第1,第2電極14b、15bの外側には、半田 代部6b、7bが位置して、半田付けを確実にすると共に、半田付け状態が外部 から容易に目視できるようになっている。
【0047】 また、同軸型コネクタ11が設置用パターン11に設置された際、アンテナ9 は、電気回路に接続された第2の中心導体15と、アンテナ9と第2の中心導体 15と間に配置された第1の中心導体14を介して接続されるようになっている 。
【0048】 そして、このような構成を有する高周波モジュールは、内蔵されたアンテナ9 を介してデータの送受信が行われるようになっている。 また、このような高周波モジュールは、出荷される前に種々の電気的な検査が 行われるが、この検査方法は、図7に示すように、同軸型コネクタからなる検査 部材16を同軸型コネクタ11に差し込んで、検査が行われる。
【0049】 そして、検査部材16が同軸型コネクタ11に差し込まれた際、外部導体17 が外部導体13に接続されると共に、中心導体18が第2の中心導体15に接触 した状態で第2の中心導体15を押し下げて、第1の中心導体14との接続を断 って、アンテナ9との接続を切った状態にする。
【0050】 この状態で、検査部材16から電気回路に信号を送って受信状態を検査したり 、或いは、電気回路から検査部材13に信号を送って送信状態を検査するように なっている。 検査が完了すると、検査部材13が取り外されて、第1,第2の中心導体14 ,15が接触状態に戻るようになっている。
【0051】 次に、本考案の高周波モジュールの第2形態の構成を図8〜図13に基づいて 説明すると、プリント基板からなる回路基板1は、前記第1形態の回路基板と同 一の構成を有し、ここでは同一部品に同一番号を使用して説明すると、回路基板 1の一面側(上面)には、配線パターン2が形成されると共に、この配線パター ン2上には、種々の電気部品(図示せず)が搭載され、所望の電気回路(送受信 回路)が形成されている。 そして、電気回路のシールドが必要な箇所には、金属板からなるカバー8が取 り付けられて、一部の電気回路が電気的にシールドされている。
【0052】 また、回路基板1上には、同軸型コネクタ(後述する)を設置するための設置 用パターン3が形成されている。 この設置用パターン73は、前記第1形態と同様であるので、ここでは同一部 品に同一番号を付し、その説明を省略する。 そして、第1,第2接地用ランド4,5は、ここでは図示しないが配線パター ン2の接地用パターンに接続されると共に、この第2形態では、第1ランド6が 引出パターン2aによって電気回路に接続され、また、第2ランド7がアンテナ 用の接続パターン2bに接続されているが、この接続パターン2bには、アンテ ナが接続されていない構成となっている。
【0053】 同軸型コネクタ21は、特に図9〜図13に示すように、絶縁材からなる絶縁 基体22と、この絶縁基体22に支持(埋設)された状態で、絶縁基体22の外 周部に取り付けられた外部導体23と、絶縁基体22に支持(埋設)された状態 で、絶縁基体22の中心部に取り付けられた1つの中心導体24とで構成されて いる。
【0054】 そして、外部導体23は、筒状部23aと、この筒状部23aから延び、絶縁 基体22の四角状の下面の対向する2辺の中央部に配置された2つの接地用電極 23bとを有し、また、中心導体24は、外部導体23の中空部内に露出した状 態で配置された筒状部24aと、この筒状部24aから延び、絶縁基体22の下 面の一辺中央部に配置された電極24bとを有する。 また、この同軸型コネクタ21は、第1形態と異なり、スイッチ無しの同軸型 コネクタ21となっている。
【0055】 このような構成を有する同軸型コネクタ21は、回路基板1の設置用パターン 3上に載置されて、設置用パターン3に半田付けされて設置される。 即ち、図12に示すように、同軸型コネクタ21が設置された際、2つの接地 用電極23bは、第1,第2接地用ランド4,5にそれぞれ接続される。 この時、図12に示すように、第1,第2接地用ランド4,5の幅は、接地用 電極23bの幅より大きく形成されているため、接地用電極23bは、ハッチン グで示す位置で半田付けされた状態となる。
【0056】 即ち、2つの接地用電極23bは、両端部が切り欠き部4a、5aの近傍に位 置した状態で、第1,第2接地用ランド4,5の中央部に位置すると共に、2つ の接地用電極23bの外側には、切り欠き部4a、5aで仕切られた半田代部4 b、5bが位置して、半田付けを確実にすると共に、半田付け状態が外部から容 易に目視できるようになっている。
【0057】 また、図12に示すように、第1,第2ランド6,7の幅は、電極24bの幅 より大きく形成されているため、電極24bは、第1ランド6にハッチングで示 す位置で半田付けされた状態となる。
【0058】 即ち、電極24bは、第1ランド6の内側に位置した状態となり、このため、 電極24bの外側には、半田代部6bが位置して、半田付けを確実にすると共に 、半田付け状態が外部から容易に目視できるようになっている。 また、このように構成された高周波モジュールは、別部品となったアンテナ2 5が同軸型コネクタ21に差し込まれて使用されるようになっており、その結果 、このような構成を有する高周波モジュールは、別部品のアンテナ25を介して データの送受信が行われるようになっている。
【0059】 また、このような高周波モジュールは、出荷される前に種々の電気的な検査が 行われるが、この検査方法は、図13に示すように、同軸型コネクタからなる検 査部材26を同軸型コネクタ21に差し込んで、検査が行われる。 そして、検査部材26が同軸型コネクタ21に差し込まれた際、外部導体27 が外部導体23に接続されると共に、中心導体28が中心導体24に接触した状 態となる。
【0060】 この状態で、検査部材26から電気回路に信号を送って受信状態を検査したり 、或いは、電気回路から検査部材26に信号を送って送信状態を検査するように なっている。 検査が完了すると、検査部材26が取り外されて、別部品からなるアンテナ2 5を取り付けて、使用されるようになる。
【0061】 通常、高周波モジュールは、顧客の要求により、アンテナ付の第1形態、或い はアンテナ無しの第2形態の二つがあり、そして、アンテナ付の第1形態におい ては、検査時にアンテナ9との接続を断つために、スイッチ付の高価な同軸型コ ネクタ11が使用され、また、アンテナ無しの第2形態においては、検査時にア ンテナとの接続を断つ必要が無いことから、スイッチ無しの安価な同軸型コネク タ21が使用される。
【0062】 そして、第1,第2形態の高周波モジュールに使用される回路基板1は、同じ ものが共用され、第1形態では、設置用パターン3にスイッチ付の同軸型コネク タ11が設置され、また、第2形態では、設置用パターン3にスイッチ無しの同 軸型コネクタ21が設置されるようになる。
【0063】 なお、上記実施例では、高周波モジュールが近距離無線データ通信ユニットに 適用されたもので説明したが、その他の電子ユニット等に適用しても良い。
【0064】
本考案の高周波モジュールは、少なくとも一面側に配線パターンが形成され、 この配線パターンに電気部品を搭載して所望の電気回路が形成された回路基板と 、少なくとも第1,第2の二つの形態の同軸型コネクタが設置可能なように、回 路基板上に形成された導電パターンからなる設置用パターンとを備え、設置用パ ターンは、互いに対向した状態で間隔を置いて配置された帯状の第1,第2接地 用ランドと、この第1,第2接地用ランド間に位置した状態で互いに対向して配 置された第1,第2ランドとで構成され、第1,第2形態の同軸型コネクタの外 部導体が第1,第2接地用ランドに半田付け可能であると共に、第1,第2形態 の同軸型コネクタの中心導体が第1,第2ランドの一方、或いは双方に半田付け 可能とした構成とした。 このように、一つの回路基板で、第1,第2形態の同軸型コネクタの設置が共 用できるようにしたため、回路基板の製造が従来に比して容易で、安価なものが 得られる。 また、回路基板が共用できるため、規格の認証が一度で済み、従来に比して認 証の手間が少なくなる。
【0065】 また、回路基板には送受信回路が形成されると共に、回路基板には、アンテナ を接続するための接続パターンが形成されたため、特に、近距離無線データ通信 ユニットに適用して好適なものが得られる。
【0066】 また、第1形態の同軸型コネクタは、互いに接離可能な第1,第2の中心導体 と、この中心導体と外部導体を支持する絶縁基体と、この絶縁基体の下面の対向 する第1,第2の辺おいて、第1,第2の辺の中央部を除く箇所に設けられた4 つの接地用電極と、絶縁基体の下面で第1,第2の辺間に位置する第3,第4の 辺の中央部に設けられた2つの電極とを備え、4つの接地用電極が第1,第2接 地用ランドの中間部を除く位置で半田付け可能であると共に、2つの電極がぞれ ぞれ第1,第2ランドに半田付け可能となし、また、第2形態の同軸型コネクタ は、中心導体と外部導体を支持する絶縁基体と、この絶縁基体の下面の対向する 第1,第2の辺おいて、第1,第2の辺の両端部を除く箇所に設けられた2つの 接地用電極と、絶縁基体の下面で第1,第2の辺間に位置する第3,第4の辺の 何れかの中央部に設けられた1つの電極とを備え、2つの接地用電極が第1,第 2接地用ランドの中間部の位置で半田付け可能であると共に、1つの電極が第1 ,第2ランドの何れかに半田付け可能となした構成とした。 このような構成によって、スイッチ付の第1形態の同軸型コネクタとスイッチ 無しの第2形態の同軸型コネクタの設置用パターンへの設置が容易となり、回路 基板の共用化が容易に図れる。
【0067】 また、第1,第2接地用ランドの幅は、第1,第2形態の同軸型コネクタの接 地用電極の幅より大きく形成され、第1,第2接地用ランドには、接地用電極の 半田代部を外側に位置して形成したため、接地用電極の接地用ランドへの半田付 けを確実に行うことができると共に、半田付け状態が外部から容易に目視できて 、検査が容易となる。
【0068】 また、第1,第2接地用ランドの半田代部には、第1,第2接地用ランド上に おける第1,第2形態の同軸型コネクタの接地用電極の境界近傍に切り欠き部を 設けたため、半田代部への半田量を多くできて、一層、確実な半田付けができる 。
【0069】 また、第1,第2ランドの幅は、第1,第2形態の同軸型コネクタの電極の幅 より大きく形成され、第1,第2ランドには、電極の半田代部を外側に位置して 形成したため、電極のランドへの半田付けを確実に行うことができると共に、半 田付け状態が外部から容易に目視できて、検査が容易となる。
【図1】本考案の高周波モジュールの第1形態に係り、
概要を示す全体の斜視図。
概要を示す全体の斜視図。
【図2】本考案の高周波モジュールの第1形態に係り、
回路基板の要部の拡大平面図。
回路基板の要部の拡大平面図。
【図3】本考案の高周波モジュールの第1形態に係り、
同軸型コネクタの要部断面図。
同軸型コネクタの要部断面図。
【図4】本考案の高周波モジュールの第1形態に係り、
同軸型コネクタの側面図。
同軸型コネクタの側面図。
【図5】本考案の高周波モジュールの第1形態に係り、
同軸型コネクタの下面図。
同軸型コネクタの下面図。
【図6】本考案の高周波モジュールの第1形態に係り、
回路基板上に同軸型コネクタを搭載した状態を示す説明
図。
回路基板上に同軸型コネクタを搭載した状態を示す説明
図。
【図7】本考案の高周波モジュールの第1形態に係り、
検査状態を示す説明図。
検査状態を示す説明図。
【図8】本考案の高周波モジュールの第2形態に係り、
概要を示す全体の斜視図。
概要を示す全体の斜視図。
【図9】本考案の高周波モジュールの第2形態に係り、
同軸型コネクタの中心導体の状態を示す要部断面図。
同軸型コネクタの中心導体の状態を示す要部断面図。
【図10】本考案の高周波モジュールの第2形態に係
り、同軸型コネクタの外部導体の状態を示す要部断面
図。
り、同軸型コネクタの外部導体の状態を示す要部断面
図。
【図11】本考案の高周波モジュールの第2形態に係
り、同軸型コネクタの下面図。
り、同軸型コネクタの下面図。
【図12】本考案の高周波モジュールの第2形態に係
り、回路基板上に同軸型コネクタを搭載した状態を示す
説明図。
り、回路基板上に同軸型コネクタを搭載した状態を示す
説明図。
【図13】本考案の高周波モジュールの第2形態に係
り、検査状態を示す説明図。
り、検査状態を示す説明図。
【図14】従来の高周波モジュールの第1形態に係り、
概要を示す全体の斜視図。
概要を示す全体の斜視図。
【図15】従来の高周波モジュールの第1形態に係り、
回路基板の要部の拡大平面図。
回路基板の要部の拡大平面図。
【図16】従来の高周波モジュールの第1形態に係り、
同軸型コネクタの要部断面図。
同軸型コネクタの要部断面図。
【図17】従来の高周波モジュールの第1形態に係り、
同軸型コネクタの側面図。
同軸型コネクタの側面図。
【図18】従来の高周波モジュールの第1形態に係り、
同軸型コネクタの下面図。
同軸型コネクタの下面図。
【図19】従来の高周波モジュールの第1形態に係り、
回路基板上に同軸型コネクタを搭載した状態を示す説明
図。
回路基板上に同軸型コネクタを搭載した状態を示す説明
図。
【図20】従来の高周波モジュールの第1形態に係り、
検査状態を示す説明図。
検査状態を示す説明図。
【図21】従来の高周波モジュールの第2形態に係り、
概要を示す全体の斜視図。
概要を示す全体の斜視図。
【図22】従来の高周波モジュールの第2形態に係り、
回路基板の要部の拡大平面図。
回路基板の要部の拡大平面図。
【図23】従来の高周波モジュールの第2形態に係り、
同軸型コネクタの中心導体の状態を示す要部断面図。
同軸型コネクタの中心導体の状態を示す要部断面図。
【図24】従来の高周波モジュールの第2形態に係り、
同軸型コネクタの外部導体の状態を示す要部断面図。
同軸型コネクタの外部導体の状態を示す要部断面図。
【図25】従来の高周波モジュールの第2形態に係り、
同軸型コネクタの下面図。
同軸型コネクタの下面図。
【図26】従来の高周波モジュールの第2形態に係り、
回路基板上に同軸型コネクタを搭載した状態を示す説明
図。
回路基板上に同軸型コネクタを搭載した状態を示す説明
図。
【図27】従来の高周波モジュールの第2形態に係り、
検査状態を示す説明図。
検査状態を示す説明図。
1 回路基板 2 配線パターン 2a 引出パターン 2b 接続パターン 3 設置用パターン 4 第1接地用ランド 4a 切り欠き部 4b 半田代部 5 第2接地用ランド 5a 切り欠き部 5b 半田代部 6 第1ランド 6b 半田代部 7 第2ランド 7b 半田代部 8 カバー 9 アンテナ 11 同軸型コネクタ 12 絶縁基体 12a 孔 13 外部導体 13a 筒状部 13b 接地用電極 14 第1の中心導体 14a 固定接点 14b 電極 15 第2の中心導体 15a 可動接点 15b 電極 16 検査部材 17 外部導体 18 中心導体 21 同軸型コネクタ 22 絶縁基体 22a 孔 23 外部導体 23a 筒状部 23b 接地用電極 24 中心導体 24a 筒状部 24b 電極 25 アンテナ 26 検査部材 27 外部導体 28 中心導体
Claims (6)
- 【請求項1】 少なくとも一面側に配線パターンが形成
され、この配線パターンに電気部品を搭載して所望の電
気回路が形成された回路基板と、少なくとも第1,第2
の二つの形態の同軸型コネクタが設置可能なように、前
記回路基板上に形成された導電パターンからなる設置用
パターンとを備え、前記設置用パターンは、互いに対向
した状態で間隔を置いて配置された帯状の第1,第2接
地用ランドと、この第1,第2接地用ランド間に位置し
た状態で互いに対向して配置された第1,第2ランドと
で構成され、前記第1,第2形態の同軸型コネクタの外
部導体が前記第1,第2接地用ランドに半田付け可能で
あると共に、前記第1,第2形態の同軸型コネクタの中
心導体が前記第1,第2ランドの一方、或いは双方に半
田付け可能としたことを特徴とする高周波モジュール。 - 【請求項2】 前記回路基板には送受信回路が形成され
ると共に、前記回路基板には、アンテナを接続するため
の接続パターンが形成されたことを特徴とする請求項1
記載の高周波モジュール。 - 【請求項3】 前記第1形態の同軸型コネクタは、互い
に接離可能な第1,第2の前記中心導体と、この中心導
体と前記外部導体を支持する絶縁基体と、この絶縁基体
の下面の対向する第1,第2の辺おいて、前記第1,第
2の辺の中央部を除く箇所に設けられた4つの接地用電
極と、前記絶縁基体の下面で前記第1,第2の辺間に位
置する第3,第4の辺の中央部に設けられた2つの電極
とを備え、前記4つの接地用電極が前記第1,第2接地
用ランドの中間部を除く位置で半田付け可能であると共
に、前記2つの電極がぞれぞれ前記第1,第2ランドに
半田付け可能となし、また、前記第2形態の同軸型コネ
クタは、前記中心導体と前記外部導体を支持する絶縁基
体と、この絶縁基体の下面の対向する第1,第2の辺お
いて、前記第1,第2の辺の両端部を除く箇所に設けら
れた2つの接地用電極と、前記絶縁基体の下面で前記第
1,第2の辺間に位置する第3,第4の辺の何れかの中
央部に設けられた1つの電極とを備え、前記2つの接地
用電極が前記第1,第2接地用ランドの中間部の位置で
半田付け可能であると共に、前記1つの電極が前記第
1,第2ランドの何れかに半田付け可能となしたことを
特徴とする請求項1、又は2記載の高周波モジュール。 - 【請求項4】 前記第1,第2接地用ランドの幅は、前
記第1,第2形態の同軸型コネクタの前記接地用電極の
幅より大きく形成され、前記第1,第2接地用ランドに
は、前記接地用電極の半田代部を外側に位置して形成し
たことを特徴とする請求項3記載の高周波モジュール。 - 【請求項5】 前記第1,第2接地用ランドの前記半田
代部には、前記第1,第2接地用ランド上における前記
第1,第2形態の同軸型コネクタの前記接地用電極の境
界近傍に切り欠き部を設けたことを特徴とする請求項4
記載の高周波モジュール。 - 【請求項6】 前記第1,第2ランドの幅は、前記第
1,第2形態の同軸型コネクタの前記電極の幅より大き
く形成され、前記第1,第2ランドには、前記電極の半
田代部を外側に位置して形成したことを特徴とする請求
項3から5の何れかに記載の高周波モジュール。
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