JP3959945B2 - アンテナ付き高周波モジュール - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高周波の送受信機などに用いられるアンテナ付き高周波モジュールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
以下従来のアンテナ付き高周波モジュールについて説明する。従来のアンテナ付き高周波モジュールの一例として、高速道路料金の支払をノンストップで行うことを目的としたETC装置に搭載されるものについて説明する。従来の高周波モジュールは図5に示すようにプリント基板1上にグランド面2を設け、その上にアンテナ3を装着していた。そしてこのアンテナ3からの信号はケーブル4でコネクタ5を介し、電子ユニット6に接続されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の構成ではグランド面2をアンテナ3の全周に設けるとともに十分に大きくしないとアンテナの指向性、利得を十分に確保できなかった。従って従来の構成ではどうしても大型化してしまうという課題があった。
【0004】
本発明はこの課題点を解決するものであり、小型の高周波モジュールを提供することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本発明のアンテナ付き高周波モジュールは、高周波回路が設けられた基板と、前記高周波回路の近傍に設けられたアンテナ端と、このアンテナ端に接続されたアンテナと、このアンテナと前記アンテナ端とを接続するとともに、前記アンテナと第一のはんだで接続された「T」字型の給電端子と、前記高周波回路を覆う金属製のケースと、前記基板の側面と底面とに設けられるとともにマザー基板に対し第二のはんだを介して接続固定するための接続端子と、前記シールドケースに設けられるとともに、前記基板側面に挿入された脚と、この脚と前記基板側面との間を接続する第三のはんだとを備え、前記ケースの上面にアンテナが固定され、前記ケースをグランドに接続して前記アンテナのグランドプレーンとするとともに、給電端子は前記アンテナと前記アンテナ端との間で分離可能とし、前記シールドケースが前記基板に圧入されるとともに、前記第三のはんだの融点は前記第二のはんだの融点より高くしたアンテナ付き高周波モジュールにおいて、ケースには前記アンテナを嵌合する凹部を前記ケースと一体に設け、この凹部の深さは前記アンテナの厚みとほぼ同じ寸法とし、前記凹部と基板との隙間よりも背の高い電子部品は前記凹部の下方以外の領域に実装された構成としたものである。
【0006】
これにより小型化されたアンテナ付き高周波モジュールを提供することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、高周波回路が設けられた基板と、前記高周波回路の近傍に設けられたアンテナ端と、このアンテナ端に接続されたアンテナと、このアンテナと前記アンテナ端とを接続するとともに、前記アンテナと第一のはんだで接続された「T」字型の給電端子と、前記高周波回路を覆う金属製のケースと、前記基板の側面と底面とに設けられるとともにマザー基板に対し第二のはんだを介して接続固定するための接続端子と、前記シールドケースに設けられるとともに、前記基板側面に挿入された脚と、この脚と前記基板側面との間を接続する第三のはんだとを備え、前記ケースの上面にアンテナが固定され、前記ケースをグランドに接続して前記アンテナのグランドプレーンとするとともに、給電端子は前記アンテナと前記アンテナ端との間で分離可能とし、前記シールドケースが前記基板に圧入されるとともに、前記第三のはんだの融点は前記第二のはんだの融点より高くしたアンテナ付き高周波モジュールにおいて、ケースには前記アンテナを嵌合する凹部を前記ケースと一体に設け、この凹部の深さは前記アンテナの厚みとほぼ同じ寸法とし、前記凹部と基板との隙間よりも背の高い電子部品は前記凹部の下方以外の領域に実装されたアンテナ付き高周波モジュールであり、これによりアンテナ端に直接アンテナが接続されているとともにケースをグランドに接続して前記アンテナのグランドプレーンとして用いたことにより、グランドプレーンは基板の大きさと同等にしても製品サイズは大型化することはなく、アンテナ指向性や、利得を損なうことなく、製品の小型化が可能となる。
【0008】
そして、アンテナ付き高周波モジュールをマザー基板へ半田付けする場合において、シールドケースと基板間を接続している第二のはんだは溶融しないので、カバーと基板の距離は変化することはない。また、シールドケースは基板に圧入されているので、アンテナ付き高周波モジュールをマザー基板へ半田付けする場合において仮に第二のはんだが溶融したとしてもシールドケースを保持できる。さらに、アンテナ付き高周波モジュールのマザー基板へ半田付けする場合において、仮に熱で第一のはんだが溶融しても、給電端子が「T」字型であるため、給電端子が抜け落ちたり、ずれたりすることがない。従って、マザー基板へ実装後においても確実に当初の距離を維持して固定されており、安定したアンテナ特性を得ることができる。
【0009】
なお、このアンテナ付き高周波モジュールを面実装で使用することができる。これにより、回路の接続に対してコネクタなどでの配線は不要になり、このアンテナ付き高周波モジュールを組み込んだ製品の小型、低コスト化が実現できる。
【0010】
また、アンテナなしの状態で組み立て完成するとともに検査が可能となるため、アンテナ付き高周波モジュールの特性検査は容易にできる。さらに、マザー基板に組み込み後の状態で、各種検査を受ける場合、給電端子が分離可能となっているので、上記各種検査時にはアンテナを取り外して測定し、その後元に戻し、容易に製品を復元することができる。
【0011】
さらにまた、前記凹部は金型の中で容易に成形できるので、凹部の成形は安価かつ寸法精度よく成形が可能であるため、アンテナの位置決めが容易にでき、アンテナの指向性を一定にすることが可能である。それに加えて、凹部の深さをアンテナの厚みと同じ寸法とし、凹部と基板との隙間よりも背の高い部品は凹部の下方以外の領域に実装しているので、アンテナ付き高周波モジュールを薄型化することが可能である。
【0012】
本発明の請求項に記載の発明は、給電端子はケースの中央近傍に設けられた請求項に記載のアンテナ付き高周波モジュールであり、これにより実装時に中央部で吸着することが可能となり、吸着時のバランスが良くなるので、実装時の装着ズレや傾きなどを防止することができる。
【0013】
本発明の請求項に記載の発明は、給電端子はアンテナ天面より非突出とした請求項に記載のアンテナ付き高周波モジュールであり、これにより給電端子上であっても実装時に吸着することができるので、アンテナの給電端子を任意の位置に設けることができる。
【0014】
本発明の請求項に記載の発明は、アンテナ端の外周部にグランドパターンを設けるとともに、前記グランドパターンは基板の表層面に設けられた請求項に記載のアンテナ付き高周波モジュールであり、これによりアンテナ組み立て前のアンテナ付き高周波モジュールの電気特性を測定する場合において、外周部のグランドパターンに測定器のケーブルの外周にあるグランドと接続することにより、インピーダンスの整合を容易に取ることができ、高周波的に安定した測定が可能となる。
【0015】
本発明の請求項に記載の発明は、グランドパターンを「C」字型にするとともに、この「C」字型の開口部から高周波信号がアンテナ端に供給される請求項に記載のアンテナ付き高周波モジュールであり、これにより高周波信号は基板の内層のスルーホールを介さないため、信号のロスを小さくすることができる。
【0016】
以下本発明の一実施の形態について図面を用いて説明する。
【0017】
(実施の形態1)
図1は本発明のアンテナ付き高周波モジュールの要部断面図である。図1において、11は高周波回路12の電子部品が装着されたプリント基板であり、このプリント基板11を覆うように金属製のシールドケース13が装着されている。このシールドケース13の上面にはグランドプレーン14が設けられるとともに、シールドケース13の脚15はプリント基板11の側面に挿入され、グランドにしっかりとはんだ16で電気的にも機構的にも接続されている。
【0018】
17はアンテナであり、このアンテナ17の下面は、前記グランドプレーン14上に設けられた凹部18に接している。またこのアンテナ17の上面には導体パターン19が形成されている。20aはその上部に接するように設けられるとともに断面を「T」字型とした第一の給電端子である。この第一の給電端子20aはアンテナ17に設けられた孔21を貫通するとともに前記導体パターン19とはんだ22で固定されている。
【0019】
20bは第二の給電端子であり、前記第一の給電端子20aの下方に一直線上に嵌合されるとともに、前記プリント基板11上のアンテナ端23の上方にはんだ24で固定されている。このアンテナ端23は前記高周波回路12の近傍に設けられている。
【0020】
また、25は接続端子であり、前記プリント基板11の側面と底面に設けられており、本モジュールは接続端子25とはんだ26で半田付けされ、マザー基板27に接続、固定される。
【0021】
ここで重要な点は、アンテナ端23を高周波回路12の近傍に設けておき、かつアンテナ17の給電端子20aを前記アンテナ端23の真上に設けている点である。この構成により、アンテナ端23に最短距離でアンテナ17が接続されたことになり、アンテナ端23とアンテナ17との間で高周波信号のロスを小さくすることが可能となる。
【0022】
さらにシールドケース13の脚15はグランドに接続されているので、このシールドケース13の上面全面をアンテナ17のグランドプレーン14とすることができる。従って、アンテナ指向性や、利得を損なうことなく、製品の小型化が可能となる。
【0023】
またこの構成によればシールドケース13の上面をグランドプレーン14として使用するので、アンテナ17の導体パターン19は片面のみにあればよく、従ってアンテナは基板で作成することができるので、非常に安価なアンテナを得ることができる。
【0024】
さらにシールドケース13にはアンテナ17が嵌合される凹部18を設けている。この凹部18は、金型の中で容易に成形できるので、凹部18の成形は安価かつ寸法精度良く成形することが可能である。従ってアンテナ外形の最大寸法に対して片側で0.1mmから0.2mm程度の小さな隙間とすることができるので、アンテナ17を容易にかつ精度良く位置決めすることができ、アンテナ17の出力構成を一定にすることが可能である。
【0025】
またこの凹部18の深さをアンテナ17の厚みと同じ寸法とし、高周波回路12の電子部品実装時に、凹部18と基板11との隙間よりも背の高い部品は、凹部18の下方以外に実装すれば、薄型化することが可能である。
【0026】
また、プリント基板11の側面と底面には外部接続端子25を設けるとともに、基板11はシールドケース13で覆われ、かつ圧入された状態で半田付け固定されている。さらに前記給電端子20aはグランドプレーン14の中央近傍に設けられている。この状態においては、給電端子20aははんだ22によってアンテナ17に固定されているので、給電端子20a近傍ははんだによって凹凸が生じる。一般的に実装時は給電端子20の中央部を吸着するが、給電端子20aを中心近傍とすることによって、実装時にはシールドケース13またはアンテナ17の平坦な面を吸着することが可能となり、吸着時のバランスが良いため実装時に装着ズレや傾き、部品実装欠落などが起きにくくなる。
【0027】
更にまた、実装においてマザー基板27に直接はんだで接続できるので、マザー基板27の回路との接続に対してコネクタなどの配線は不要になり、このアンテナ付き高周波モジュールを組み込んだ製品の小型、低コスト化を実現することができる。
【0028】
またシールドケース13はプリント基板11に圧入しているので、このアンテナ付き高周波モジュールをマザー基板27への実装時のリフロー熱などで、シールドケース13とプリント基板11間を接続しているはんだ16が溶融しても、シールドケース13を保持したままとなる。従って、アンテナ17とプリント基板11間の距離が変化することはなく、安定したアンテナ付き高周波モジュールを実現することができる。
【0029】
さらに、給電端子20aはその断面を「T」字型としているので、このアンテナ付き高周波モジュールをマザー基板27への実装工程の半田付けリフロー工程での熱で接合部のはんだ22が溶融しても、給電端子20aが「T」字型であるため、給電端子20aが抜け落ちたり、ずれたりすることはなく、リフロー後においてもアンテナ17の特性を維持することが可能である。
【0030】
また、給電端子20はアンテナ端23と分離可能である。すなわち、前記アンテナ17側に取り付けられる第一の給電端子20aと前記アンテナ端23側にはんだ24で固定された第二の給電端子20bと一体的に構成されている。
【0031】
しかしこの構造の給電端子20をETCなどの自動車用の部品に使用する場合、振動による嵌合の緩みや、抜けなどの発生の可能性があり、前記アンテナ17の裏面とグランドプレーン14間を両面テープなどで固定しておくことが望ましい。
【0032】
なお、アンテナ17なしの状態で組み立てを完成し、特性検査が可能となるため、アンテナ付き高周波モジュールの特性検査は容易にできる。さらにマザー基板27に組み込み後の状態で、telecなどの技術基準適合証明および認証を受ける場合には、一般的にアンテナ17部を取り外して測定する。しかし本実施の形態においては、給電端子20が分離可能となっているので、上記認証試験時にはアンテナ17を取り外して測定し、その後容易に元に戻し製品を復元することができる。
【0033】
図2はアンテナ付き高周波モジュールの要部平面図である。図2において28はアンテナ端23と高周波回路12との間をつないでいる導体である。これは高周波回路12においてはその導体28での信号の損失を小さくするために一般的にはマイクロストリップラインとしている。
【0034】
29は前記アンテナ端23の外周部に「C」字型に設けられたグランドパターンであり、このグランドパターン29、および導体28はプリント基板11の表層面に設けられている。これによりアンテナ組み立て前にアンテナ付き高周波モジュールの電気特性の測定時に外周部のグランドパターン29を測定用同軸ケーブルの外周にあるグランドと接続することにより、インピーダンスの整合をとることができ、高周波的に安定した測定が可能となる。さらに、導体28がプリント基板11の表層面に設けられており、信号はプリント基板11の内層、すなわちスルーホールを介していないため、信号のロスを小さくすることができる。
【0035】
また、図1において、シールドケースの脚15とプリント基板11とを接合するはんだ16の融点は高周波回路12を構成する電子部品を半田付けするはんだ24の融点以下としている。また、はんだ16の融点はマザー基板27とアンテナ付き高周波モジュールとを接続するはんだ26の融点より高くしている。
【0036】
これによりアンテナ付き高周波モジュールをマザー基板27へ実装半田付けする場合において、シールドケース13とプリント基板11間を接続しているはんだ16は溶融しないので、シールドケース13とプリント基板11の距離がはんだの再溶融などで変化することはない。従ってマザー基板27へ実装後においても確実に当初の距離を維持して固定されており、安定したアンテナ特性を得ることができる。
【0037】
さらにシールドケース13を半田付けするはんだ16の融点は高周波回路12の電子部品を半田付けするはんだ24の融点以下とすることにより、このシールドケース13をプリント基板11へリフローなどで半田付けする場合において、電子部品の半田付け温度以下で半田付け可能となり、電子部品に過度の熱が加わることはなく、安定した特性を維持することが可能である。
【0038】
(実施の形態2)
図3は本発明の実施の形態におけるアンテナ付き高周波モジュールの要部断面図である。図3において、アンテナ17はアンテナ端23の下方に設けられており、このアンテナ端23より下方に向かってスルーホール孔30を設け、このスルーホール孔30に給電端子20が挿入され、はんだ31にて固定されている。
【0039】
さらにプリント基板35上には、マザー基板との間を接続するコネクタ32を有している。これによりアンテナ17とアンテナ端23との距離が短くなるため、高周波信号の伝播路は短くなり、信号のロスが小さくなる。
【0040】
(実施の形態3)
図4は実施の形態3におけるアンテナ付き高周波モジュールの要部断面図である。図4において、給電端子20cはアンテナ17に設けられたスルーホール孔33に挿入され、このスルーホール孔33の内部にてはんだ34にて固定されている。従ってスルーホール孔33内ははんだで充填されるとともに、その給電端子20cの先端部はアンテナ17の天面36より突出しない構造となっている。従って、スルーホール孔33の上であっても実装時に吸着することができるので、アンテナ17の給電端子20cを任意の位置に設けることができる。
【0041】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、高周波回路が設けられた基板と、前記高周波回路の近傍に設けられたアンテナ端と、このアンテナ端に接続されたアンテナと、このアンテナと前記アンテナ端とを接続するとともに、前記アンテナと第一のはんだで接続された「T」字型の給電端子と、前記高周波回路を覆う金属製のケースと、前記基板の側面と底面とに設けられるとともにマザー基板に対し第二のはんだを介して接続固定するための接続端子と、前記シールドケースに設けられるとともに、前記基板側面に挿入された脚と、この脚と前記基板側面との間を接続する第三のはんだとを備え、前記ケースの上面にアンテナが固定され、前記ケースをグランドに接続して前記アンテナのグランドプレーンとするとともに、給電端子は前記アンテナと前記アンテナ端との間で分離可能とし、前記シールドケースが前記基板に圧入されるとともに、前記第三のはんだの融点は前記第二のはんだの融点より高くしたアンテナ付き高周波モジュールにおいて、ケースには前記アンテナを嵌合する凹部を前記ケースと一体に設け、この凹部の深さは前記アンテナの厚みとほぼ同じ寸法とし、前記凹部と基板との隙間よりも背の高い電子部品は前記凹部の下方以外の領域に実装された構成としたものであるので、アンテナ端に直接アンテナが接続されているとともにアンテナのグランドプレーンを基板とアンテナとの間に設けたことにより、グランドプレーンは基板の大きさと同等にしても製品サイズは大型化することはなく、アンテナ指向性や、利得損なうことがない。また凹部の深さをアンテナの厚みと同じ寸法とし、凹部と基板との隙間よりも背の高い部品は凹部の下方以外の領域に実装しているので、小型かつ厚みの薄いアンテナ付き高周波モジュールを実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1におけるアンテナ付き高周波モジュールの断面図
【図2】 同、要部平面図
【図3】 同、実施の形態2におけるアンテナ付き高周波モジュールの要部断面図
【図4】 同、実施の形態3におけるアンテナ付き高周波モジュールの要部断面図
【図5】 従来例の正面図
【符号の説明】
11 プリント基板
12 高周波回路
14 グランドプレーン
17 アンテナ
23 アンテナ端

Claims (5)

  1. 高周波回路が設けられた基板と、前記高周波回路の近傍に設けられたアンテナ端と、このアンテナ端に接続されたアンテナと、このアンテナと前記アンテナ端とを接続するとともに、前記アンテナと第一のはんだで接続された「T」字型の給電端子と、前記高周波回路を覆う金属製のケースと、前記基板の側面と底面とに設けられるとともにマザー基板に対し第二のはんだを介して接続固定するための接続端子と、前記シールドケースに設けられるとともに、前記基板側面に挿入された脚と、この脚と前記基板側面との間を接続する第三のはんだとを備え、前記ケースの上面にアンテナが固定され、前記ケースをグランドに接続して前記アンテナのグランドプレーンとするとともに、給電端子は前記アンテナと前記アンテナ端との間で分離可能とし、前記シールドケースが前記基板に圧入されるとともに、前記第三のはんだの融点は前記第二のはんだの融点より高くしたアンテナ付き高周波モジュールにおいて、ケースには前記アンテナを嵌合する凹部を前記ケースと一体に設け、この凹部の深さは前記アンテナの厚みとほぼ同じ寸法とし、前記凹部と基板との隙間よりも背の高い電子部品は前記凹部の下方以外の領域に実装されたアンテナ付き高周波モジュール。
  2. 給電端子はケースの中央近傍に設けられた請求項1に記載のアンテナ付き高周波モジュール。
  3. 給電端子はアンテナ天面より非突出とした請求項1に記載のアンテナ付き高周波モジュール。
  4. アンテナ端の外周部にグランドパターンを設けるとともに、前記グランドパターンは基板の表層面に設けられた請求項1に記載のアンテナ付き高周波モジュール。
  5. グランドパターンを「C」字型にするとともに、この「C」字型の開口部から高周波信号がアンテナ端に供給される請求項4に記載のアンテナ付き高周波モジュール。
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