JP3941593B2 - 印刷配線板の金具取付構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回路部品が搭載されない枠部分を含む印刷配線板に金具を取り付ける際の印刷配線板の金具取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
印刷配線板(以下、プリント基板という。)に自動搭載機によって回路部品を実装する際に、自動搭載機に対してプリント基板を設定しやすくするために、プリント基板を、回路部品が搭載されない枠部分を含む基板として形成することがある。
【0003】
例えば、図8に示すように、矩形基板(回路部品が搭載されない枠部分を含む印刷配線板)の内部を配線パターンが印刷され回路部品が搭載されるプリント基板1とし、プリント基板1の周囲に額縁状の領域2が存在するような形状の基板を形成する。以下、矩形基板において、プリント基板1の周囲の額縁状の領域2を親基板2と呼ぶ。プリント基板1と親基板2の境界部分には、数箇所の接続部4を介在して穴9が設けられている。
【0004】
プリント基板1に回路部品を実装する際に、矩形基板を自動搭載機に設定して回路部品をプリント基板1に実装する。その後、接続部4を切断してプリント基板1と親基板2とを分離し、親基板2を廃棄する。そして、完成したプリント基板1を装置に組み込む。なお、図8には、2枚のプリント基板1に一括して回路部品を実装する場合の矩形基板の形状が示されているが、1枚または3枚以上のプリント基板1に一括して回路部品を実装するように矩形基板を形成することもできる。
【0005】
プリント基板1に接地用の金具(接地用金具)が実装されることもある。そのために、例えば、図9に示すように、接地用金具をプリント基板1に半田付けするための半田付けパターン7と、位置決め用穴3とがプリント基板1に形成される。なお、図9に示す例では、接地用金具の形状に適した形状の穴9が設けられ、自動搭載機によって、接地用金具の主要部は穴9の上に設置され、接地用金具に含まれる半田付け部が半田付けパターン7においてプリント基板1に半田付けされる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
図9に示すように、プリント基板1には、接地用金具を搭載する際に接地用金具を位置決めするための位置決め用穴3が形成されている。接地用金具の主要部はプリント基板1の外に位置するものの、一部が位置決め用穴3の部分まで侵入する。すると、その分だけ、プリント基板1において回路部品の実装面積が損なわれてしまう。その結果、回路実装設計の自由度も低下してしまう。
【0007】
そこで、本発明は、回路部品が搭載されない枠部分を含むプリント基板に接地用金具等の金具を取り付ける際に、枠部分よりも内側のプリント基板において金具が侵入する面積を少なくして、プリント基板における回路部品の実装面積を広げ、回路実装設計の自由度を上げることができる印刷配線板の金具取付構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明による印刷配線板の金具取付構造は、回路部品が搭載されない枠部分を有する印刷配線板に、位置決め用突起が設けられている金具を取り付ける際の印刷配線板の金具取付構造であって、枠部分における位置決め用突起が挿入される位置に位置決め用穴が形成され、位置決め用穴の形状は、点対称または線対称であることを特徴とする。
【0009】
位置決め用穴の形状は、例えば円形や長穴形である。
【0010】
金具には板状の半田付け部が設けられ、印刷配線板には半田付け部と半田付けされるための半田付けパターンが形成されている場合に、半田付け部に穴が形成されていてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の印刷配線板の金具取付構造が適用されたプリント基板1に接地用金具5が取り付けられた様子を示す平面図および側面図である。なお、図1には、プリント基板1等の一部分が示されている。また、この実施の形態でも、図8に示されたように、プリント配線板1の周囲には額縁状の親基板2が存在する。また、プリント基板1と親基板2の境界部分には、数箇所の接続部4を介在して穴9が設けられている。
【0012】
図2は、接地用金具5が取り付けられる前のプリント基板1および親基板2の様子を示す平面図である。図2に示すように、プリント基板1には、接地用金具5をプリント基板1に半田付けするための半田付けパターン7が設けられている。また、円形の位置決め用穴3が親基板2の側に形成される。
【0013】
図3は、接地用金具5の一構成例を示す斜視図である。また、図4は、接地用金具5を裏面から見た斜視図である。図3および図4に示す例では、接地用金具5は、円形の固着具取付穴5aを有する板状体から下方に2つの足状の部分が延び、それぞれの足状の部分の下端の中央部に位置決め用突起6が設けられている形状を有する。また、位置決め用突起6が設けられている足状の部分とは別の足状の部分が延び、その先端に板状の半田付け部8が設けられている。図4に示すように、固着具取付穴5aを有する板状体から半田付け部8までの高さは、固着具取付穴5aを有する板状体から位置決め用突起6の先端までの高さよりもやや低い。
【0014】
親基板2において、円形の位置決め用穴3は、接地用金具5の位置決め用突起6の位置に相当する位置に設けられている。また、位置決め用穴3の径は、位置決め用突起6を挿入可能な大きさである。接地用金具5をプリント基板1に実装する場合には、図1に示すように、接地用金具5の位置決め用突起6が親基板2の位置決め用穴3に挿入された状態で、半田付け部8がプリント基板1における半田付けパターン7に半田付けされる。なお、自動搭載機によって、プリント基板1に実装される回路部品もプリント基板1に半田付けされる。
【0015】
図5は、プリント基板1に接地用金具5が実装された様子を示す斜視図である。接地用金具の主要部はプリント基板1の外に位置し、半田付け部8以外は、ほとんどプリント基板1に侵入しない。
【0016】
回路部品および接地用金具5が実装された後、接続部4を切断してプリント基板1と親基板2とを分離し、親基板2を廃棄する。例えば、半田付けパターン7には、プリント基板1における接地用パターンが接続されている。そして、親基板2と分離されたプリント基板1において、接地用金具5の固着具取付穴5aに導電性の固着具を取り付け、装置本体(例えば、携帯電話機とする。)のケース内部に突出した導電ボスに固着具が接するようにして、プリント基板1を携帯電話機に組み込む。すなわち、プリント基板1の接地電位を本体ケースの電位と共通にする。
【0017】
以上に説明したように、接地用金具5を位置決めするための位置決め穴3を親基板2に設けることによって、プリント基板1における回路部品の実装可能面積を増やすことができる。
【0018】
なお、上記の実施の形態では、位置決め穴3の形状は円形であったが、他の形状にしてもよい。例えば、図6に示すように、長穴形状または楕円形状にしてもよい。長穴形状または楕円形状の位置決め用穴3の長径(長手方向の長さ)および短径(長手方向と直交する方向の長さ)は、位置決め用突起6を挿入可能な大きさである。
【0019】
また、位置決め穴3の形状は円形や長穴形状または楕円形状などの点対称または線対称の形状に限られず、位置決め用突起6が挿入できるのであれば、非対称な形状であってもよい。
【0020】
また、上記の各実施の形態では、1つの接地用金具5について2つの位置決め穴3が設けられていたが、3つ以上の位置決め穴を設けてもよい。接地用金具5には、位置決め穴3の数と同数の位置決め用突起6が設けられる。また、複数の位置決め穴の形状を異ならせてもよい。
【0021】
さらに、位置決め用突起6の形成位置が互いに異なる複数種類の形状の接地用金具5の全てに対応できるような多数の多数の位置決め穴3を親基板2に形成しておけば、すなわち、1つの接地用金具における位置決め用突起6の数よりも多い数の位置決め穴3を親基板2に形成することにより、親基板2の位置決め穴3の位置を変えることなく、接地用金具5の種類が変更された場合にも対応することができる。
【0022】
また、図7に示すように、接地用金具5の半田付け部8に穴8aを設けてもよい。そのような形状にすれば、半田付け部8を半田付けする際に、半田が金具表面にまで回り込むので、半田付け強度を上げることができる。なお、図7では、位置決め穴3の記載は省略されている。
【0023】
また、接地用金具5の半田付け部8の裏面(プリント基板1側)に1つまたは複数の突起部を設け、プリント基板1における対応する位置に穴または凹部を設けてもよい。そのような構造にすれば、接地用金具5とプリント基板1の固着強度があがるとともに、位置決めの手段ともなることが期待できる。
【0024】
なお、上記の各実施の形態では、プリント基板1に実装される金具として接地用金具5を例にしたが、他の目的で実装される金具、例えば単にプリント基板1を本体ケースに固定するための金具等に対して本発明による金具取付構造を適用することもできる。
【0025】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、印刷配線板の金具取付構造が、回路部品が搭載されない枠部分に、金具を位置決めするための位置決め用穴が形成され、位置決め用穴の形状は、点対称または線対称である構造であるから、回路部品が搭載されない枠部分を有するプリント基板に接地用金具等の金具を取り付ける際に、枠部分の内側のプリント基板において金具が侵入する面積を少なくして、プリント基板における回路部品の実装面積を広げ、回路実装設計の自由度を上げることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 プリント基板に接地用金具が取り付けられた様子を示す平面図および側面図である。
【図2】 接地用金具が取り付けられる前のプリント基板および親基板の様子を示す平面図である。
【図3】 接地用金具の一構成例を示す斜視図である。
【図4】 接地用金具を裏面から見た斜視図である。
【図5】 プリント基板に接地用金具が実装された様子を示す斜視図である。
【図6】 他の実施の形態におけるプリント基板に接地用金具が取り付けられた様子を示す平面図である。
【図7】 他の実施の形態における接地用金具を示す平面図および側面図である。
【図8】 プリント基板と親基板とを示す平面図である。
【図9】 接地用金具が取り付けられる前のプリント基板および親基板の従来の様子を示す平面図である。
【符号の説明】
1 プリント基板
2 親基板
3 位置決め用穴
4 接続部
5 接地用金具
5a 固着具取付穴
6 位置決め用突起
7 半田付けパターン
8 半田付け部
8a 穴
9 穴

Claims (1)

  1. 回路部品が搭載されない枠部分を有する矩形の印刷配線板に、複数の位置決め用突起が設けられている金具を取り付ける際の印刷配線板の金具取付構造であって、
    前記枠部分における前記複数の位置決め用突起が挿入される位置に、それぞれ、位置決め用穴が形成され、
    前記枠部分において前記複数の位置決め用突起が挿入される位置とは異なる位置にさらに位置決め用穴が形成され、
    前記金具には板状の半田付け部が設けられ、
    前記印刷配線板には前記半田付け部と半田付けされるための半田付けパターンが形成されている
    ことを特徴とする印刷配線板の金具取付構造。
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