JP2003187890A - 電気接続端子 - Google Patents

電気接続端子

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JP2003187890A
JP2003187890A JP2001390212A JP2001390212A JP2003187890A JP 2003187890 A JP2003187890 A JP 2003187890A JP 2001390212 A JP2001390212 A JP 2001390212A JP 2001390212 A JP2001390212 A JP 2001390212A JP 2003187890 A JP2003187890 A JP 2003187890A
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electrical connection
connection terminal
circuit board
lead terminal
terminal
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Takahito Katsuura
崇人 勝浦
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路基板に立設される電気接続端子が、はん
だ接着で固定する工程の前に転倒しやすい。 【解決手段】 電気接続端子30のリード端子部42が
底面部40に立設される。電気接続端子30は底面部4
0を回路基板24に向けて配置される。底面部40は、
リード端子部42の前面方向に延びる前方部44と、背
面方向に延びる後方部46とからなる。リード端子部4
2の立設位置の前後に底面部40が延びることで、電気
接続端子30は転倒しにくくなる。電気接続端子30
は、1枚の金属板をプレス加工で切断、屈曲させて形成
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回路基板に立設さ
れる電気接続端子に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、回路基板をケースに実装する場
合に、回路基板とケース側の端子との間の電気的接続を
実現するために、当該回路基板に電気接続端子が立設さ
れる。図5は、従来の電気接続端子が立設された回路基
板の斜視図である。図において、回路基板2に電気接続
端子4が取り付けられている。回路基板2には、電気接
続端子4を取り付ける部分まで引き延ばされた配線、そ
して取り付け位置にパッドがそれぞれパターニングによ
り形成される。電気接続端子4は底面部6と板状のリー
ド端子部8とを有し、リード端子部8は底面部6に立設
される。従来の電気接続端子4は1枚の金属板を屈曲さ
せて構成され、金属板の側面から見ると、底面部6とリ
ード端子部8との接続部分は逆L字形を成す。
【0003】回路基板2には、各種部品及び電気接続端
子4それぞれの取り付け位置にはんだが印刷された後、
その取り付け位置に各種部品及び電気接続端子4がマウ
ントされる。このマウント工程において、電気接続端子
4は、その底面部6が回路基板2の取り付け位置のパッ
ドに面するように載置される。そして、マウント工程に
続いて、回路基板2をリフロー炉を通す等の処理により
はんだリフロー処理が施される。このリフロー処理によ
り、電気接続端子4と回路基板2とははんだ接着により
固定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】電気接続端子4の高さ
は、その接続相手の位置に応じて比較的高くなることが
ある。また、電気接続端子4を構成する金属板の側面か
ら見た形状は対称ではない。そのため、例えばマウント
の最中やマウント後のリフロー炉まで、及びリフロー炉
内での搬送等、マウント工程からリフロー処理完了によ
り固定されるまでの間に、電気接続端子4は、回路基板
に立設されたリード端子部4の金属板に垂直な方向(前
後方向)に倒れやすいという問題があった。このような
転倒が起きたままリフロー処理が施された回路基板は、
手直しが必要となったり、不良品となってしまう。
【0005】これを解決する1つの方法として、回路基
板2に孔を設け、これに電気接続端子4を挿入するとい
う構成が考えられるが、回路基板2がセラミック基板で
ある場合には、その硬度が高いことから焼成後に孔を空
けることは大変であり、一方、焼成前に孔を形成すると
寸法精度を確保することができない。そのため特にセラ
ミック基板の場合には、上述のように底面部6を設け、
これをはんだで回路基板2に接着するという方法が採ら
れ、上述の電気接続端子の転倒が問題となっていた。
【0006】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたもので、回路基板上に底面部をはんだ接着するまで
に転倒しにくい電気接続端子を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電気接続端子
は、はんだリフロー処理により回路基板に固定される底
面部と、前記底面部に立設される板状のリード端子部と
を有するものであって、前記底面部は、前記リード端子
部の一方面側に延びる部分と他方面側に延びる部分とを
有する。
【0008】本発明によれば、板状のリード端子部の一
方面側だけでなく、その反対側へも底面部が延びる。つ
まりリード端子部の前後両方向に底面部が存在し、側面
から見ると、底面部とリード端子部との接続部分は逆T
字形を成す。これにより、電気接続端子は前後方向への
転倒が起こりにくくなる。
【0009】本発明の好適な態様は、前記リード端子部
と前記底面部とは一体の金属板から形成される電気接続
端子である。この態様では、1枚の金属板に切り込みを
入れる加工及び、金属板を屈曲させる加工により容易に
電気接続端子が形成される。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0011】図1は本発明の実施形態である電気接続端
子を用いた電子モジュールの模式的な断面図である。こ
の電子モジュール20はケース22内に回路基板24及
び他の電子部品ユニット26が搭載され、コネクタ28
を介して他の電子機器に接続される。
【0012】回路基板24は、基板表面実装技術を用い
て構成され、例えばセラミック基板上に抵抗、コンデン
サ等の各種部品からなる電子回路を形成される。また回
路基板24には電気接続端子30が取り付けられ、この
電気接続端子30を介して回路基板24は電子部品ユニ
ット26及びコネクタ28に接続される。すなわち、電
子部品ユニット26、コネクタ28からそれぞれ引き出
されたリード端子32がケース22に固定されており、
回路基板24をケース22に取り付けたときに、これら
リード端子32に対向し所定押圧で接する位置に電気接
続端子30が配置される。
【0013】回路基板24を構成する電気接続端子30
及び各種部品は、はんだリフロー処理により回路基板2
4上に固定される。すなわち、回路基板24には、電気
接続端子30及び各種部品それぞれの取り付け位置には
んだが印刷された後、その取り付け位置に電気接続端子
30及び各種部品がマウントされる。そして、その回路
基板24をリフロー炉に通す等により、はんだを溶融し
て回路基板24に電気接続端子30等を接着し、しかる
後、冷却することにより電気接続端子30等が回路基板
24上に固定される。
【0014】図2は、回路基板24上に立設された電気
接続端子30の斜視図である。電気接続端子30は底面
部40とリード端子部42とを有し、リード端子部42
は底面部40に立設される。リード端子部42は板状で
あり、その前面が相手方のリード端子32に当接される
こととなる。
【0015】底面部40はリード端子部42の前面側に
延びる前方部44及び背面側に延びる後方部46の両方
からなる。そのため、電気接続端子30を側方から見る
と、底面部40とリード端子部42との接続部分は逆T
字形を成す。このように底面部40を前方部44及び後
方部46の両方から構成することにより、電気接続端子
30が前後いずれの方向にも転倒しにくくなる。
【0016】この前後両方向への転倒防止の目的のた
め、底面部40の前方部44の長さ及び後方部46の長
さは一般には同程度とされ、またリード端子部42が高
いほど、それら長さを大きくすることが望ましい。より
好適には、前方部44及び後方部46それぞれの長さは
電気接続端子30の重心を考慮して定められる。すなわ
ち、電気接続端子30の重心から回路基板24へ下ろし
た垂線の足が前方部44の端と後方部46の端とのほぼ
中央に位置するように前方部44及び後方部46の長さ
を定める。これにより、回路基板24にマウントされた
電気接続端子30が固定されるまでの安定性を向上させ
ることができる。また前方部44及び後方部46の長さ
がバランスよく設定される、つまりいずれか一方が不必
要に長くなることが防止されるので、底面部40の前後
長が抑制され回路基板24上に電気接続端子30や部品
を高密度実装する上で都合がよい。
【0017】電気接続端子30は1枚の金属板をプレス
加工により切断、屈曲させることにより形成することが
できる。図3は切断、屈曲する前の平らな金属板の状態
での電気接続端子30を示す模式的な平面図である。こ
こでは、細長いストリップ形状の金属板を所定間隔でプ
レス切断して、1つの電気接続端子30に相当する金属
板50が切り出される。このプレス切断の際に、底面部
40の後方部46とリード端子部42の根本部分との境
界線52も切断される。切断された金属板50をさらに
プレス加工により屈曲させて電気接続端子30が成形さ
れる。例えば、図3に示す点線部分が谷折りに、また一
点鎖線部分が山折りに曲げられる。このような加工によ
って、電気接続端子30の底面部40として、前方部4
4と、2つの爪状の後方部46とが形成される。
【0018】図4は、電気接続端子の他の形状を示す模
式的な斜視図である。この電気接続端子60はリード端
子部62が円盤形状の底面部64に取り付けられた形で
ある。この構成では、リード端子部62と底面部64と
は別体に作られたのち、接合される。
【0019】
【発明の効果】本発明の電気接続端子は、はんだ接着で
固定されるまでに転倒しにくいという効果を有し、転倒
に伴う手直しの手間が減ると共に、歩留まりが向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態である電気接続端子を用い
た電子モジュールの模式的な断面図である。
【図2】 回路基板上に立設された電気接続端子の斜視
図である。
【図3】 切断、屈曲する前の平らな金属板の状態での
電気接続端子を示す模式的な平面図である。
【図4】 本発明の実施形態である電気接続端子の他の
形状を示す模式的な斜視図である。
【図5】 従来の電気接続端子が立設された回路基板の
斜視図である。
【符号の説明】
22 ケース、24 回路基板、30 電気接続端子、
32 リード端子、40 底面部、42 リード端子
部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 はんだリフロー処理により回路基板に固
    定される底面部と、 前記底面部に立設される板状のリード端子部と、 を有する電気接続端子であって、 前記底面部は、前記リード端子部の一方面側に延びる部
    分と他方面側に延びる部分とを有すること、 を特徴とする電気接続端子。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電気接続端子において、 前記リード端子部と前記底面部とは一体の金属板から形
    成されることを特徴とする電気接続端子。
JP2001390212A 2001-12-21 2001-12-21 電気接続端子 Pending JP2003187890A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005052634A2 (en) * 2003-11-20 2005-06-09 Juni Jack E Edge effects treatment for crystals
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JP2013033598A (ja) * 2011-08-01 2013-02-14 Iriso Electronics Co Ltd 電気接続用端子及びその実装方法
JP2014044969A (ja) * 2010-12-22 2014-03-13 Valeo Systemes De Controle Moteur 厳しい環境に対して耐性がある電気接続部を備える電子回路

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