JP3101815U - プリント基板の取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 舌片への半田付が確実で、半田剥がれが無く、また、プリント基板の割れの無いプリント基板の取付構造を提供する。
【解決手段】 本考案のプリント基板の取付構造は、外周部に配線パターン3が設けられたプリント基板2と、金属板からなり、配線パターン3に半田付けされる取付部材1とを備え、取付部材1は、配線パターン3上に位置する舌片1bと、この舌片1bに設けられ、溶けた半田が毛細管現象を生じさせる大きさからなる貫通孔1cを有し、貫通孔1c内を含む舌片1bと配線パターン3との間に半田5付を行うようにしたため、半田5が舌片1bの表面と貫通孔1c内に付着して、半田5の舌片1bへの付着が確実で、強固となり、従って、振動試験や衝撃試験において、舌片1bから半田剥がれの無いものが得られる。
【選択図】 図2

Description

本考案はデジタルチューナ等の電子回路ユニットに適用して好適なプリント基板の取付構造に関する。
従来のプリント基板の取付構造の図面を説明すると、図4は従来のプリント基板の取付構造に係り、電子回路ユニットに適用した場合の斜視図、図5は従来のプリント基板の取付構造に係り、電子回路ユニットに適用した場合の要部断面図である。
次に、従来のプリント基板の取付構造の構成を図4,図5に基づいて説明すると、取付部材である金属板からなる箱形の枠体51は、四方に配置された側板51aと、この側板51aから枠体51内方向に切り曲げされた複数の舌片51bと、側板51aから枠体51内に突出した複数の係止片51cを有する。
プリント基板である回路基板52には、配線パターン53が設けられると共に、この配線パターン53は、回路基板52の外周部に設けられた接地用パターン53aを有する。
そして、この回路基板52は、係止片51cに係止された状態で、枠体51内に収納され、接地用パターン53aと、この接地用パターン53aと対向する舌片51bの表面とが半田54付けされて、回路基板52が枠体51に取り付けられた構成となっている。
また、舌片51bが側板51aから切り曲げされた際、舌片51bの根本部が回路基板52の角部を押圧して、回路基板52を係止片51c側に押圧、支持するようになっている。(例えば、特許文献1参照)
しかし、このようなプリント基板の取付構造を有する電子回路ユニットにおいて、振動試験や衝撃試験を行うと、舌片51bの表面と半田54との間の付着が弱く、舌片51bと半田54との間で半田剥がれが生じる。
また、回路基板52の角部は、切り曲げされた舌片51bの根本部の近傍で押圧されるため、回路基板52の角部が脆く、回路基板52に割れやクラックが生じる。
実開昭62−178596号公報
従来のプリント基板の取付構造において、振動試験や衝撃試験を行うと、舌片51bの表面と半田54との間の付着が弱く、舌片51bと半田54との間で半田剥がれが生じるという問題がある。
また、回路基板52の角部は、切り曲げされた舌片51bの根本部の近傍で押圧されるため、回路基板52の角部が脆く、回路基板52に割れやクラックが生じるという問題がある。
そこで、本考案は舌片への半田付が確実で、半田剥がれが無く、また、プリント基板の割れの無いプリント基板の取付構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための第1の解決手段として、外周部に配線パターンが設けられたプリント基板と、金属板からなり、前記配線パターンに半田付けされる取付部材とを備え、前記取付部材は、前記配線パターン上に位置する舌片と、この舌片に設けられ、溶けた半田が毛細管現象を生じさせる大きさからなる貫通孔を有し、前記貫通孔内を含む前記舌片と前記配線パターンとの間に半田付を行うようにした構成とした。
また、第2の解決手段として、前記舌片には、前記貫通孔の周囲から前記配線パターンの方向に筒状部が設けられ、前記筒状部においても半田付を行うようにした構成とした。
また、第3の解決手段として、前記筒状部の先端部が前記配線パターン上に当接するようにした構成とした。
また、第4の解決手段として、前記取付部材は、電子回路ユニットを構成するための箱形の枠体で形成されると共に、前記プリント基板は、電子部品が搭載され、前記電子回路ユニットを構成するための回路基板で形成され、前記回路基板が前記枠体内に収納されると共に、前記舌片が前記枠体から前記枠体内方向に切り曲げされて形成された構成とした。
本考案のプリント基板の取付構造は、外周部に配線パターンが設けられたプリント基板と、金属板からなり、配線パターンに半田付けされる取付部材とを備え、取付部材は、配線パターン上に位置する舌片と、この舌片に設けられ、溶けた半田が毛細管現象を生じさせる大きさからなる貫通孔を有し、貫通孔内を含む舌片と配線パターンとの間に半田付を行うようにした構成とした。
このように、取付部材の舌片には、溶けた半田が毛細管現象を生じさせる大きさからなる貫通孔を設けたため、半田が舌片の表面と貫通孔内に付着して、半田の舌片への付着が確実で、強固となり、従って、振動試験や衝撃試験において、舌片から半田剥がれの無いものが得られる。
また、舌片には、貫通孔の周囲から配線パターンの方向に筒状部が設けられ、筒状部においても半田付を行うようにしたため、半田の舌片への付着が一層確実で、強固となり、舌片から半田剥がれの無いものが得られる。
また、筒状部の先端部が配線パターン上に当接するようにしたため、従来のように、舌片が回路基板の角部に当接するもの比して、プリント基板の割れやクラックが少なくなって、歩留まりの良好なものが得られる。
また、取付部材は、電子回路ユニットを構成するための箱形の枠体で形成されると共に、プリント基板は、電子部品が搭載され、電子回路ユニットを構成するための回路基板で形成され、回路基板が枠体内に収納されると共に、舌片が枠体から枠体内方向に切り曲げされて形成されたため、電子回路ユニットに適用して好適なものが得られる。
本考案のプリント基板の取付構造の図面を説明すると、図1は本考案のプリント基板の取付構造の第1実施例に係り、電子回路ユニットに適用した場合の要部断面図、図2は本考案のプリント基板の取付構造の第1実施例に係り、電子回路ユニットに適用した場合の要部の拡大断面図、図3は本考案のプリント基板の取付構造の第2実施例に係り、電子回路ユニットに適用した場合の要部の拡大断面図である。
次に、本考案のプリント基板の取付構造の第1実施例の構成を図1,図2に基づいて説明すると、取付部材である金属板からなる箱形の枠体1は、四方に配置された側板1aと、この側板1aから枠体1内方向に切り曲げされた複数の舌片1bを有する。
また、舌片1bは、溶けた半田が毛細管現象を生じさせる大きさからなる貫通孔1cと、貫通孔1cの周囲から枠体1内方に突出するように、バーニング加工によって形成された筒状部1dを有すると共に、枠体1には、側板1aから枠体1内に突出した複数の係止片1eを有する。
なお、この実施例の取付部材は、箱形の枠体1で説明したが、シャーシ等の部材で取付部材を構成しても良い。
樹脂基板やセラミック基板からなるプリント基板である回路基板2には、配線パターン3が設けられると共に、この配線パターン3は、回路基板2の外周部に設けられた接地用パターン3aを有し、また、回路基板2上には、種々の電子部品4が搭載されて、所望の電気回路が形成されている。
なお、この実施例のプリント基板は、電子部品4が搭載された回路基板2で説明したが、電子部品4が搭載されていないプリント基板でも良い。
そして、この回路基板2は、係止片1eに係止された状態で、枠体1内に収納されると共に、舌片1bが切り曲げされて、筒状部1dの先端部が接地用パターン3aに当接し、この筒状部1dの先端部で、回路基板2を係止片1e側に押圧、支持するようになっている。
即ち、筒状部1dの先端部は、回路基板2の平面を押圧するようになるため、回路基板2の割れやクラックが無くなる。
また、回路基板2が枠体1内に収納された後、接地用パターン3aと、この接地用パターン3aと対向する舌片1bの表面、及び筒状部1dの外表面、更には、貫通孔1c内との間には、半田5付けされて、回路基板2が枠体1に取り付けられた構成となっている。
従って、このようなプリント基板の取付構造においては、舌片1bと半田5との間の付着が確実で、強固となり、振動試験や衝撃試験を行っても、舌片1bと半田5との間で半田剥がれが無くなる。
なお、舌片1bと接地用パターン3aとの間の半田5付は、先ず、回路基板2を枠体1内に収納した後、舌片1bに対応する回路基板2上には、クリーム半田を塗布等によって設ける。
次に、舌片1bを折曲した後、リフロー炉内に搬送すると、クリーム半田が溶けて、溶けた半田は、舌片1bの表面、筒状部1dの外表面、及び貫通孔1c内に流れ、そして、リフロー炉外に搬送されて、半田5が冷やされると、図2に示すような状態で、半田5が舌片1bと配線パターン3(接地用パターン3a)に付着するようになる。
また、図3は本考案のプリント基板の取付構造の第2実施例を示し、この第2実施例は、上記第1実施例の筒状部1dを無くして、舌片1bには、溶けた半田が毛細管現象を生じさせる大きさからなる貫通孔1cを設けたものである。
その他の構成は、上記第1実施例と同様であるので、同一部品に同一番号を付し、ここではその説明を省略する。
そして、このように、半田5が貫通孔1c内に付着することによって、舌片1bと半田5との間の付着が確実で、強固となり、振動試験や衝撃試験を行っても、舌片1bと半田5との間で半田剥がれが無くなる。
なお、この実施例では、舌片1bの中央部に貫通孔1cを設けたもので説明したが、舌片1bの外周部に切り欠き設けて、その厚み方向に貫通する貫通孔を設けたものでも良い。
また、本考案は、電子回路ユニットに適用したもので説明したが、種々の電子機器等に適用したプリント基板の取付構造であっても良い。
本考案のプリント基板の取付構造の第1実施例に係り、電子回路ユニットに適用した場合の要部断面図。 本考案のプリント基板の取付構造の第1実施例に係り、電子回路ユニットに適用した場合の要部の拡大断面図。 本考案のプリント基板の取付構造の第2実施例に係り、電子回路ユニットに適用した場合の要部の拡大断面図。 従来のプリント基板の取付構造に係り、電子回路ユニットに適用した場合の斜視図。 従来のプリント基板の取付構造に係り、電子回路ユニットに適用した
符号の説明
1:取付部材(枠体)
1a:側板
1b:舌片
1c:貫通孔
1d:筒状部
1e:係止片
2:プリント基板(回路基板)
3:配線パターン
3a:接地用パターン
4:電子部品
5:半田

Claims (4)

  1. 外周部に配線パターンが設けられたプリント基板と、金属板からなり、前記配線パターンに半田付けされる取付部材とを備え、前記取付部材は、前記配線パターン上に位置する舌片と、この舌片に設けられ、溶けた半田が毛細管現象を生じさせる大きさからなる貫通孔を有し、前記貫通孔内を含む前記舌片と前記配線パターンとの間に半田付を行うようにしたことを特徴とするプリント基板の取付構造。
  2. 前記舌片には、前記貫通孔の周囲から前記配線パターンの方向に筒状部が設けられ、前記筒状部においても半田付を行うようにしたことを特徴とする請求項1記載のプリント基板の取付構造。
  3. 前記筒状部の先端部が前記配線パターン上に当接するようにしたことを特徴とする請求項2記載のプリント基板の取付構造。
  4. 前記取付部材は、電子回路ユニットを構成するための箱形の枠体で形成されると共に、前記プリント基板は、電子部品が搭載され、前記電子回路ユニットを構成するための回路基板で形成され、前記回路基板が前記枠体内に収納されると共に、前記舌片が前記枠体から前記枠体内方向に切り曲げされて形成されたことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載のプリント基板の取付構造。
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