JP2003203727A - スイッチ付同軸コネクタ - Google Patents

スイッチ付同軸コネクタ

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JP2003203727A
JP2003203727A JP2001401537A JP2001401537A JP2003203727A JP 2003203727 A JP2003203727 A JP 2003203727A JP 2001401537 A JP2001401537 A JP 2001401537A JP 2001401537 A JP2001401537 A JP 2001401537A JP 2003203727 A JP2003203727 A JP 2003203727A
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plug
movable
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JP2001401537A
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Toru Mugiuda
徹 麦生田
Naritoshi Hoshino
就俊 星野
Takeshi Hashimoto
健 橋本
Ritsu Taniguchi
律 谷口
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】小型化を図ったスイッチ付同軸コネクタを提供
する。 【解決手段】可動端子板20は、ハウジング2に片持ち
支持されており、ハウジング2に嵌合固定される可動接
点支持片24の先端縁から斜め下向きに延設してその先
端部を上側に折り返すことで略U字状の可動ばね片26
を形成しており、可動ばね片26の折り返し部27を固
定接点41に対してプラグ挿入口5と反対側に対向配置
させ、この折り返し部27に可動接点41を設けるとと
もに、折り返し部27よりも自由端よりの部位にプラグ
コネクタ70の中心導体72と接触するプラグ接点25
を設けている。そして、プラグコネクタ70が接続され
ていない場合は可動ばね片26の弾性によって可動接点
21が固定接点41に弾接し、プラグコネクタ70が接
続された場合は中心導体72によって可動ばね片26の
自由端側が下側に押圧されて可動接点21が固定接点4
1から開離する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチ付同軸コ
ネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のスイッチ付同軸コネクタとして
は、図19(a)(b)に示すような構造を有するもの
があり、プラグ側の同軸コネクタ(以下、プラグコネク
タと言う。)70と接続することで、コネクタ内部に設
けられたスイッチ機構によって、可動端子板120の接
続を固定端子板140からプラグコネクタ70の中心導
体72側へ切り換えるように構成されている(特開平9
−245907号公報参照)。
【0003】このようなスイッチ付同軸コネクタは、例
えば携帯電話機やPHS端末などの移動体通信端末に用
いられ、常時は付属のアンテナに接続されている送受信
回路を、出荷前の検査時などに検査装置側に切り換え接
続するという目的で、通信端末の回路基板に実装されて
いる。
【0004】このスイッチ付同軸コネクタは、移動体通
信端末などの小型の無線機器に用いられることが多いた
め、装置全体を小型化するために、可能な限り小型化す
ることが要求されている。
【0005】このような小型化の要求に対して、上記公
報に記載されたスイッチ付同軸コネクタでは、絶縁材料
により形成された有底筒状のハウジング102の端子収
納部102a内に、可動端子板120および固定端子板
140をプラグコネクタ70の挿抜方向に対して略直交
する方向に配置するとともに、プラグコネクタ70の外
周導体71に電気的に接続される外部端子150を端子
収納部102aの開口端に配置している。
【0006】ハウジング102の側壁には、端子収納部
102aの中心を挟んで対向する部位に嵌合孔102
b,102cが貫設されており、それぞれの嵌合孔10
2b,102cに可動端子板120と固定端子板140
とが嵌合固定されている。
【0007】固定端子板140は、導電材料の帯板を折
曲することによって略J字状に形成されており、一方の
側片140aを嵌合孔102c内に嵌入することで、ハ
ウジング102に取り付けられる。側片140aの先端
部は端子収納部102a内に突出しており、先端部の下
面側には固定接点141が固着されている。
【0008】また可動端子板120も、弾性を有する導
電材料の帯板を折曲することによって略J字状に形成さ
れており、一方の側片120aを嵌合孔102b内に嵌
入することで、ハウジング102に取り付けられる。側
片120aの先端部は端子収納部102a内に突出し、
端子収納部102aの中心を越えて反対側の側壁付近ま
で延出している。また、側片120aの先端部の上面側
が固定端子板140の側片140a下面と対向してお
り、側片140aに設けた固定接点141と対向する部
位に固定接点141と接離自在に接触する可動接点12
1が設けられている。
【0009】ここで、可動端子板120の側片120a
は固定端子板140の側片140aに近付く側に付勢さ
れており、常時は可動端子板120の可動接点121が
固定接点141に弾性接触し、可動端子板120と固定
端子板140とが電気的に接続されている。一方、プラ
グコネクタ70をこの同軸コネクタに接続する場合は、
中心導体72をハウジング102の端子収納部102a
に挿入すると、中心導体72によって可動端子板120
の側片120aが固定端子板140から離れる向きに押
圧されて、可動接点121が固定接点141から開離す
る。この時、可動端子板120が中心導体72に電気的
に接続され、信号経路が固定端子板140からプラグコ
ネクタ70の中心導体72に切り換えられるのである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記構成のスイッチ付
同軸コネクタでは、可動端子板120の側片120aを
ハウジング102の側壁に片持ち支持させており、側片
120aの有効ばね長(すなわち、側壁に嵌入される支
持部124から中心導体72と接触するプラグ接点12
5までの距離)を十分長くとらないと、プラグコネクタ
70の接続時に側片120aの撓み代を十分に確保する
ことができず、側片120aが塑性変形してしまう。側
片120aが塑性変形すると、プラグコネクタ70が接
続されていない場合に可動接点121と固定接点141
との接圧が十分得られなくなって、両接点121,14
1の電気的接続の信頼性が低下するという問題がある。
そのため、可動端子板120の側片120aの全長を長
くする必要があり、スイッチ付同軸コネクタの小型化に
限界があった。
【0011】本発明は上記問題点に鑑みて為されたもの
であり、その目的とするところは、小型化を図ったスイ
ッチ付同軸コネクタを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、導電性の良好な金属材料によ
り形成されプラグ側の同軸コネクタの外周導体に電気的
に接続される略円筒状のアース端子と、略円柱状であっ
て周面にアース端子が配置されるとともに軸方向の端面
にプラグ側の同軸コネクタの中心導体が挿入されるプラ
グ挿入口が開口したプラグ接続部、及び、プラグ挿入口
に連通する端子収納部を具備したハウジングと、端子収
納部内に配置された固定接点と、弾性を有する金属材料
により形成され、ハウジングに片持ち支持されて固定端
側から端子収納部内に突出する自由端側が略U字状に折
り返され、その折り返し部を固定接点に対してプラグ挿
入口と反対側に対向配置させるとともに、折り返し部よ
りも自由端よりの部位に中心導体と接触するプラグ接点
が設けられた可動ばね片と、可動ばね片の折り返し部に
設けられ、プラグ側の同軸コネクタが接続されていない
場合は可動ばね片の弾性によって固定接点に弾接すると
ともに、プラグ側の同軸コネクタが接続された場合は中
心導体で可動ばね片の自由端側が押圧されることにより
固定接点から開離する可動接点とを備えて成ることを特
徴とし、可動ばね片は、ハウジングとの固定部位(固定
端)から連続一体に延設された先端側を略U字状に折り
返して形成されており、その折り返し部に可動接点を設
けるとともに、可動接点よりも自由端側にプラグ接点を
設けているので、従来のコネクタのように可動接点と固
定端との間にプラグ接点を設けた場合に比べて、有効ば
ね長(可動ばね片における固定端からプラグ接点までの
距離)を長くとることができるから、可動ばね片が塑性
変形するのを防止でき、且つ、有効ばね長を従来のコネ
クタと同程度にするのであれば、その分だけ可動ばね片
の大きさを小型にでき、コネクタ全体の小型化が図れ
る。
【0013】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、上記プラグ接続部の端面におけるプラグ挿入口の
周りの部位に、中心導体をプラグ挿入口に案内する傾斜
面を設けたことを特徴とし、プラグ側の同軸コネクタを
接続する際にその中心導体が傾斜面に沿って移動するこ
とにより、プラグ挿入口に対する中心導体の位置ずれを
吸収して、プラグ挿入口に確実に案内することができ
る。
【0014】請求項3の発明では、請求項1の発明にお
いて、上記ハウジングは、上記プラグ接続部と、プラグ
接続部とは別体に設けられた端子収納部を有する基台と
で構成され、上記プラグ挿入口はプラグ接続部の端面の
軸方向の中心に設けられ、プラグ挿入口の周りに全周に
わたって、中心導体をプラグ挿入口に案内する傾斜面を
設けたことを特徴とし、プラグ接続部におけるプラグ挿
入口の周りの部位に全周にわたって傾斜面を形成してい
るので、プラグ側の同軸コネクタを接続する際にその中
心導体がどの方向から挿入されたとしても傾斜面に沿っ
てプラグ挿入口側へ移動させることができ、プラグ挿入
口に対する中心導体の位置ずれを吸収して、プラグ挿入
口に確実に案内することができる。
【0015】請求項4の発明では、請求項3の発明にお
いて、上記プラグ接続部と上記アース端子とをインサー
ト成形により一体化したことを特徴とし、部品数を減ら
して、組立の手間を少なくでき、且つ、アース端子とプ
ラグ挿入口との位置精度を高めることができる。
【0016】請求項5の発明では、請求項1乃至4の何
れかの発明において、端子収納部の内部に、可動ばね片
の自由端に対してプラグ挿入口と反対側に、可動ばね片
と当接して可動ばね片の撓み量を規制する撓み量規制部
を配置したことを特徴とし、撓み量規制部によって可動
ばね片の撓み量が規制されるので、可動ばね片が過剰に
曲げられて、塑性変形するのを防止できる。
【0017】請求項6の発明では、請求項1乃至5の何
れかの発明において、プラグ接点を、外周導体の先端と
当接するハウジングの部位よりもプラグ挿入口側に配置
したことを特徴とし、プラグ側の同軸コネクタの構造
を、中心導体が外周導体よりも後退したような構造とす
ることができ、中心導体の周りを外周導体で囲むことに
よって中心導体の破損を防止できる。
【0018】請求項7の発明では、請求項1乃至6の何
れかの発明において、先端部に固定接点が設けられ基端
部がハウジングに嵌合固定された固定接点支持片、及び
固定接点支持片の基端部から連続一体に延設され先端部
に実装基板に半田付けされる第1の端子片が設けられた
第1の連結片を有し、第1の連結片の内側面をハウジン
グの表面に接触させた状態でハウジングに取り付けられ
る固定端子板と、先端部から可動ばね片が連続一体に延
設され基端部がハウジングに嵌合固定された可動接点支
持片、及び可動接点支持片の基端部から連続一体に延設
され先端部に実装基板に半田付けされる第2の端子片が
設けられた第2の連結片を有し、第2の連結片の内側面
をハウジングの表面に接触させた状態でハウジングに取
り付けられる可動端子板とを備え、第1及び第2の連結
片に対向するハウジングの部位に、第1及び第2の連結
片が入り込む凹所を設けたことを特徴とし、第1及び第
2の連結片がハウジングの凹所内に入り込むことによっ
て、第1及び第2の連結片の内側面とハウジングの表面
とを密着させることができ、第1及び第2の端子片を実
装基板に半田付けする際に、第1及び第2の連結片の内
側面とハウジングの表面との間の隙間を伝ってフラック
スが端子収納部内に侵入し、可動接点や固定接点に付着
するのを防止できる。
【0019】請求項8の発明では、請求項1乃至6の何
れかの発明において、先端部に固定接点が設けられ基端
部がハウジングに嵌合固定された固定接点支持片、ハウ
ジングの底面に配置されて実装基板に半田付けされる第
1の端子片、及び固定接点支持片の基端部と第1の端子
片とを連続一体に連結する第1の連結片を有し、第1の
連結片及び第1の端子片の内側面をそれぞれハウジング
の側面及び底面に対向させた状態でハウジングに取り付
けられる固定端子板と、先端部から可動ばね片が連続一
体に延設され基端部がハウジングに嵌合固定された可動
接点支持片、ハウジングの底面に配置されて実装基板に
半田付けされる第2の端子片、及び可動接点支持片の基
端部と第2の端子片とを連続一体に連結する第2の連結
片を有し、第2の連結片及び第2の端子片の内側面をそ
れぞれハウジングの側面及び底面に対向させた状態でハ
ウジングに取り付けられる可動端子板とを備え、ハウジ
ングの底面における第1及び第2の端子片との対向部位
に半田溜まりとなる隙間を設けたことを特徴とし、第1
及び第2の端子片を実装基板に半田付けする際に、第1
及び第2の連結片の内側面とハウジングの表面との間の
隙間を伝ってきたフラックスが隙間に溜まるため、フラ
ックスが端子収納部内に侵入して、固定接点や可動接点
に付着するのを防止できる。
【0020】請求項9の発明では、請求項1乃至6の何
れかの発明において、先端部に固定接点が設けられ基端
部がハウジングに嵌合固定された固定接点支持片、及び
固定接点支持片の基端部から連続一体に延設され先端部
に実装基板に半田付けされる第1の端子片が設けられた
第1の連結片を有し、第1の連結片の内側面をハウジン
グの表面に接触させた状態でハウジングに取り付けられ
る固定端子板と、先端部から可動ばね片が連続一体に延
設され基端部がハウジングに嵌合固定された可動接点支
持片、及び可動接点支持片の基端部から連続一体に延設
され先端部に実装基板に半田付けされる第2の端子片が
設けられた第2の連結片を有し、第2の連結片の内側面
をハウジングの表面に接触させた状態でハウジングに取
り付けられる可動端子板とを備え、固定接点支持片及び
第1の連結片の連結部位に対向するハウジングの部位
と、可動接点支持片及び第2の連結片の連結部位に対向
するハウジングの部位とにそれぞれ半田溜まりとなる隙
間を設けたことを特徴とし、第1及び第2の端子片を実
装基板に半田付けする際に、第1及び第2の端子片とハ
ウジングの底面との間の隙間に半田が溜まるので、第1
及び第2の連結片の内側面とハウジングの表面との間の
隙間を伝ってフラックスが端子収納部内に侵入し、可動
接点や固定接点に付着するのを防止できる。
【0021】請求項10の発明では、請求項1乃至9の
何れかの発明において、端子収納部の底面における可動
ばね片の折り返し部と対向する部位に可動ばね片との干
渉を防止するための凹部を設けたことを特徴とし、可動
ばね片の自由端がプラグ側の同軸コネクタの中心導体に
よって押圧された際に、可動ばね片が凹部に入り込むこ
とによって可動ばね片の折り返し部と端子収納部の底面
とが干渉するのを防止でき、その結果可動ばね片の有効
ばね長をさらに長くとることができるから、塑性変形の
発生をさらに防止できる。
【0022】
【発明の実施の形態】(実施形態1)本発明の実施形態
1を図1〜図7を参照して説明する。尚、以下の説明で
は特にことわりがなければ、図1に示す向きにおいて上
下左右の方向を規定する。
【0023】まず、このスイッチ付同軸コネクタ1に接
続されるプラグコネクタ70について説明する。プラグ
コネクタ70は、図1に示すように丸棒状の中心導体
(所謂プラグピン)72と、中心導体72を支持する略
円柱状の絶縁体73と、絶縁体73の外周に沿って配置
された中心導体72と同心の外周導体71とで構成され
る。
【0024】次に本実施形態のスイッチ付同軸コネクタ
1について詳細に説明する。このスイッチ付同軸コネク
タ1は、ハウジング2と、可動端子板20と、固定端子
板40と、アース端子50とで構成される。
【0025】ハウジング2は例えばLCPなどの絶縁性
を有する合成樹脂により、略直方体状の基台2aの上面
に、略円柱状のプラグ接続部2bを突設したような形状
に形成されており、ハウジング2を基台2aの一側面か
らプラグ接続部2bの上面にかけて切り欠くことによっ
て、プラグ接続部2bの中心を通って反対側の側面付近
まで達する端子収納部3を形成している。端子収納部3
は上面側に開放されており、端子収納部3の上部はプラ
グコネクタ70の中心導体72が挿入されるプラグ挿入
口5となっている。また、端子収納部3の両側壁には基
台2aの一側面側に開放された嵌合溝8,8が形成さ
れ、基台2aの反対側の側面には端子収納部3に連通す
る貫通孔9が貫設されており、この貫通孔9の両端部に
は固定端子板40と係止する係止溝10が形成されてい
る(図5参照)。
【0026】また、基台2aの他の2つの側面には上下
方向に沿って凹溝11,11がそれぞれ形成されてお
り、各凹溝11の両端面にはそれぞれアース端子50の
係止突起53と係止する係止溝12,12が形成されて
いる。
【0027】固定端子板40は導電性の良好な金属材料
(例えばリン青銅或いはベリリウム銅など)の帯板に曲
げ加工を施して断面コ字型に形成され、基台2aの側面
に沿って配置される第1の連結片(以下、連結片と言
う。)43と、連結片43の上側縁から連続一体に延設
され貫通孔9内に嵌入される固定接点支持片44と、連
結片43の下側縁から連続一体に延設され基台2aの下
面に沿って配設される第1の端子片(以下、端子片と言
う。)42と、固定接点支持片44の先端部の下面に設
けられた固定接点41とを有し、固定接点支持片44の
基端部の両側縁には貫通孔9の係止溝10に嵌合固定す
るための突起44aが一対ずつ設けられている。すなわ
ち、固定端子板40は、固定接点支持片44と、端子片
42と、固定接点支持片44の基端部及び端子片42を
連結する連結片43とで断面コ字形に形成されている。
【0028】可動端子板20は弾性を有する金属材料
(例えばリン青銅或いはベリリウム銅など)の帯板に曲
げ加工を施すことによって形成され、基台2aの側面に
沿って配置される第2の連結片(以下、連結片と言
う。)23と、連結片23の上側縁から連続一体に延設
され嵌合溝8,8に両側縁が圧入される可動接点支持片
24と、連結片23の下側縁から連続一体に延設され基
台2aの下面に沿って配設される端子片22と、可動接
点支持片24の先端縁から斜め下向きに延設され先端部
(自由端側)が上側に略U字状に折り返されて固定端子
板40の固定接点支持片44と対向する可動ばね片26
とを有し、可動接点支持片24の両側縁には嵌合溝8,
8に圧入固定するための突起24aが一対ずつ設けられ
ている。すなわち、可動端子板20の可動接点支持片2
4の基端部と端子片22とは連結片23を介して連続一
体に連結されている。
【0029】また、可動ばね片26の折り返し部27の
上部には、固定接点41と対向する部位に固定接点41
と接離自在に接触する可動接点21が設けられ、折り返
し部27よりも自由端側の可動ばね片26の部位には中
心導体72と接離自在に接触するプラグ接点25が設け
られている。なお、可動ばね片26は固定接点41と可
動接点21との接圧を確保するために、自然状態(荷重
がかかっていない状態)では上方向に持ち上がった状態
になっているが、端子収納部3はハウジング2の一側面
を上面まで切り欠いて形成されているので、可動ばね片
26がハウジング2に干渉することなく可動端子板20
をハウジング2に取り付けることができる。また、可動
ばね片26の幅寸法を可動接点支持片24よりも細幅に
しており、可動ばね片26のばね性を高めている。
【0030】プラグコネクタ70の外周導体71と接触
するアース端子50は、導電性の良好な金属材料(例え
ばリン青銅或いはベリリウム銅など)の板金を打ち抜
き、曲げ加工を施すことによって形成されており、略円
筒状のシェル本体51を有し、シェル本体51の中心軸
を挟んで対向する部位にはシェル本体51の下側縁か
ら、先端部が外側に向かって突出する断面L形の脚片5
2,52を延設してあり、各脚片52の両側縁には基台
2aの係止溝12と係止する係止突起53が一対ずつ突
設されている。
【0031】このスイッチ付同軸コネクタ1を組み立て
る際は、先ずハウジング2の嵌合溝8,8に可動端子板
20の可動接点支持片24を横方向の一側から圧入する
ことによって、可動端子板20をハウジング2に圧入固
定するとともに、ハウジング2の貫通孔9に固定端子板
40の固定接点支持片44を横方向の反対側から圧入す
ることによって、固定接点支持片44をハウジング2に
圧入固定する。次に、ハウジング2の上側から、アース
端子50の両脚片52,52を基台2aの両側面に設け
た係止溝12,12に圧入することによって、アース端
子50をハウジング2に圧入固定し、コネクタ1の組み
立てが完了する。なお、両端子板20,40の連結片2
3,43及び端子片22,42の幅寸法は、端子収納部
3の幅よりも幅広に形成されており、基台2aの両側面
には連結片23,43が入り込む位置決め溝13a,1
3b(凹所)を形成し、この位置決め溝13a,13b
の深さを端子板20,40の厚みと略同じ寸法としてい
るので、組立完了状態においては、可動端子板20及び
固定端子板40の連結片23,43が基台2aの位置決
め溝13a,13b内にそれぞれ入り込んで、位置決め
溝13a,13bと密着するから、両端子板20,40
を基台2aに対してそれぞれ位置決めすることができ
る。また、アース端子50のシェル本体51がプラグ接
続部2bに嵌り込み、シェル本体51の下面が基台2a
の上面(プラグ突き当て面6)と当接することによっ
て、アース端子50がハウジング2に位置決めされる。
【0032】このスイッチ付同軸コネクタ1にプラグコ
ネクタ70が接続されていない状態では、図1に示すよ
うに、可動ばね片26の弾性によって可動接点21が固
定接点41に弾接しており、固定端子板40は可動端子
板20に電気的に接続され、固定端子板40と可動端子
板20との間で信号が伝達される。ここで、アース端子
50は実装基板のアースラインに接続されているので、
ハウジング2のシールドとして機能する。
【0033】一方、このスイッチ付同軸コネクタ1にプ
ラグコネクタ70を接続した状態では、図2に示すよう
に、中心導体72が可動ばね片26のプラグ接点25と
当接し、中心導体72によって可動ばね片26の自由端
が底面4側(下側)に押し付けられて、可動ばね片26
の可動接点21が固定接点41から開離するので、可動
端子板20が中心導体72に電気的に接続され、信号経
路が固定端子板40から中心導体72に切り換えられ
る。また、この時同時にプラグコネクタ70の外周導体
71がアース端子50のシェル本体51の外周面と接触
し、外周導体71がアース端子50に電気的に接続され
るので、このコネクタ1が実装された実装基板と外部機
器のグランドを共通にできる。なお、プラグコネクタ7
0の外周導体71の先端面がハウジング2のプラグ突き
当て面6と当接することによって、それ以上プラグコネ
クタ70が挿入されないようになっている。
【0034】その後、プラグコネクタ70をスイッチ付
同軸コネクタ1から引き抜くと、可動ばね片26を下向
きに押す力が無くなり、可動ばね片26の弾性によって
可動ばね片26が初期位置に復帰し、可動端子板20の
可動接点21が固定端子板40の固定接点41に再び弾
接する。
【0035】上述のように本実施形態では可動接点支持
片24の先端縁から斜め下向きに可動ばね片26を延設
し、その先端をU字状に折り返しており、この折り返し
部27に可動接点21を設けるとともに、折り返し部2
7よりも自由端側にプラグ接点25を設けているので、
従来のコネクタのように可動接点と固定端との間にプラ
グ接点を設ける場合に比べて有効ばね長(可動ばね片2
6の固定端からプラグ接点25までの距離)を長くとる
ことができ、プラグコネクタ70の抜き差しによって可
動ばね片26が塑性変形するのを防止できる。したがっ
て、可動ばね片26の有効ばね長を従来のコネクタと同
程度にするのであれば、その分だけスイッチ付同軸コネ
クタ1を小型にできるという利点がある。
【0036】また、組立完成状態において各端子板2
0,40の端子片22,42の下面と、アース端子50
の両脚片52,52の下面とが同一の面内に配置されて
いるので、このコネクタ1を実装基板(図示せず)に面
実装することができ、実装基板に端子片22,42及び
両脚片52,52の下面を半田付けすることで、コネク
タ1が実装基板に実装される。ここで、組立完了状態に
おいては、両端子板20,40の連結片23,43が基
台2aの位置決め溝13a,13b内にそれぞれ入り込
んで、位置決め溝13a,13bと密着しているので、
実装基板にコネクタ1を半田付けする際に、両端子板2
0,40と基台2aとの間の隙間を伝って、フラックス
が端子収納部3の内部へ侵入し、可動接点21や固定接
点41に付着するのを防止できる。
【0037】(実施形態2)本発明の実施形態2を図8
を参照して説明する。尚、可動端子板20以外の構成は
実施形態1と同様であるので、共通する構成には同一の
符合を付して図示及び説明は省略し、本実施形態の特徴
となる部分のみを説明する。
【0038】実施形態1では、可動端子板20の可動接
点支持片24の先端縁から斜め下向きに可動ばね片26
を延出し、その先端部を略U字状に折り返して折り返し
部27を設け、この折り返し部27の上部に可動接点2
1を設けているのに対して、本実施形態では、可動端子
板20の可動接点支持片24の先端縁から斜め下向きに
可動ばね片26を延出するとともに、その先端側に略V
字状に折り曲げられた折曲部30を形成して先端を上側
に突出させ、さらにその先端部を略U字状に折り返して
折り返し部27を形成し、この折り返し部27の上部に
可動接点21を設けている。
【0039】このように、可動接点支持片24との連結
部位と折り返し部27との間の可動ばね片26の部位を
V字状に折り曲げて、折曲部30を設けることにより、
可動ばね片26の有効ばね長をさらに長くとることがで
き、プラグコネクタ70の抜き差しによって可動ばね片
26が塑性変形するのをさらに防止できる。したがっ
て、可動ばね片26の有効ばね長を従来のコネクタと同
程度にするのであれば、その分だけスイッチ付同軸コネ
クタ1を小型にできるという利点がある。
【0040】(実施形態3)本発明の実施形態3を図9
〜図12を参照して説明する。尚、スイッチ付同軸コネ
クタ1の基本構成は実施形態1と同様であるので、共通
する構成には同一の符合を付してその説明は省略し、本
実施形態の特徴となる部分のみを説明する。
【0041】本実施形態では、図9及び図11に示すよ
うに、プラグ接続部2bの上面をすり鉢状に凹設するこ
とによって、プラグ挿入口5の両側壁にプラグコネクタ
70の中心導体72を案内するための傾斜面14,14
を形成している。したがって、プラグコネクタ70を接
続する際に中心導体72が傾斜面14,14に沿って移
動し、プラグ挿入口5内に案内されるので、プラグ挿入
口5に対する中心導体72の位置ずれを吸収して、中心
導体72を確実にプラグ挿入口5に挿入させて、プラグ
接点25に接触させることができる。
【0042】また本実施形態では、図10及び図11に
示すように、プラグ接点25が形成された可動ばね片2
6の部位の両側縁に円弧状の突き当て片18,18を突
設して、略円形状に形成するとともに、可動ばね片26
の突き当て片18,18に対してプラグ挿入口5と反対
側に、可動ばね片26の突き当て片18,18と当接し
て可動ばね片26の撓み量を規制する突き当て台15,
15(撓み量規制部)を端子収納部3の両側壁に突設し
ており、中心導体72が過度に挿入されたり、何らかの
事故で可動ばね片26が過度に下向きに押圧された際に
は、可動ばね片26の突き当て片18,18を基台2a
の突き当て台15,15に当接させることによって、可
動ばね片26が所定の高さよりも下側に押し下げられる
のを防止でき、可動ばね片26が過度に曲げられて、塑
性変形を起こすのを防止できる。
【0043】また、図9、図11及び図12に示すよう
に、可動ばね片26における可動接点21とプラグ接点
25との間の部位をクランク状に折り曲げてクランク曲
げ部29を形成することにより、プラグ接点25を、プ
ラグコネクタ70の外周導体73の先端と当接するハウ
ジング2の部位(すなわち突き当て面6)よりも上側
(プラグ挿入口5側)に位置させている。したがって、
相手側のプラグコネクタ70では、中心導体72の先端
位置を外周導体71の先端よりも後退した位置とするこ
とができ、中心導体72の周りを外周導体71で囲むこ
とによって、中心導体72を保護でき、相手側のプラグ
コネクタ70の破損を防止できる。
【0044】また本実施形態では、図9に示すように、
基台2aの底面における両端子板20,40の端子片2
2,42と対向する部位を凹設することによって、端子
片22,42と基台2aの底面との間に隙間16,16
を設けるとともに、固定端子板40における連結片43
及び固定接点支持片44の連結部位と対向する基台2a
の角部を凹設することによって、隙間17を設けてお
り、このコネクタ1を実装基板に半田付けする際に、隙
間16,17が半田溜まりとなるから、フラックスが端
子板20,40を伝って端子収納部3内に入り込むのを
防止でき、可動接点21や固定接点41にフラックスが
付着するのを防止できる。なお、本実施形態では、固定
端子板40における連結片43及び固定接点支持片44
の連結部位と対向する部位のみに隙間17を設けている
が、可動端子板20における連結片23及び可動接点支
持片24の連結部位と対向する基台2aの角部を凹設す
ることによって、隙間を設けても良いことは言うまでも
ない。
【0045】また更に、本実施形態では端子収納部3の
底面4における可動端子板20の折り返し部27と対向
する部位に凹部18を形成しており、中心導体72によ
って可動ばね片26が下側に押し付けられた時に、折り
返し部27が底面4に当たるのを防止しており、凹部1
8を設けた分だけ可動ばね片26の撓み代を大きくで
き、可動ばね片26の塑性変形をさらに防止できる。
【0046】(実施形態4)本発明の実施形態4を図1
3を参照して説明する。尚、スイッチ付同軸コネクタ1
の基本構成は実施形態1と同様であるので、共通する構
成には同一の符合を付してその説明は省略し、本実施形
態の特徴となる部分のみを説明する。
【0047】実施形態1では、基台2aとプラグ接続部
2bとを一体に形成してハウジング2を構成しているの
に対して、本実施形態では、それぞれ絶縁性を有する合
成樹脂(例えばLCPなど)により形成された基台2
a’と、基台2a’の上面に取り付けられるプラグ接続
部60とでハウジング2を構成しており、基台2a’と
プラグ接続部60とを別体としている。
【0048】基台2a’は略直方体状であって、基台2
a’の一側面を上面まで切り欠くことによって、可動端
子板20を収納するための端子収納部3を形成してい
る。
【0049】また、プラグ接続部60は略円柱状であっ
て、プラグ接続部60の中心にはプラグ接続部60を上
下方向に貫通するプラグ挿入口62が貫設されており、
プラグ接続部60の上面には中心導体72をプラグ挿入
口62に案内するためのすり鉢状の傾斜面61が形成さ
れている。また、プラグ接続部60の下端部からは、端
子収納部3の開口部に嵌り込んで、開口部を塞ぐカバー
部63が連続一体に延設されている。
【0050】そして、プラグ接続部60と基台2a’と
は、基台2a’の上面にプラグ接続部60を載置して、
アース端子50の両脚片52,52を基台2a’の両側
面に設けた係止溝12,12に圧入することによって、
アース端子50が基台2a’に圧入固定されるととも
に、プラグ接続部60と基台2a’とが結合される。
【0051】このように、基台2a’とプラグ接続部6
0とを別体としているので、中心導体72を導入するた
めの傾斜面61をプラグ挿入口62の周りの略全周にわ
たって形成することができるから、中心導体72をどの
方向から挿入したとしても、プラグ挿入口62に対する
中心導体72のズレを吸収して、中心導体72をプラグ
挿入口62に確実に案内することができる。
【0052】また、プラグ接続部60に端子収納部3の
開口部を塞ぐカバー部63を一体的に設けているので、
プラグ接続部60を基台2a’に結合した際に、端子収
納部3の開口部をカバー部63で塞ぐことができ、中心
導体72がアース端子50又は固定端子板40に接触す
るのを確実に防止でき、さらに端子収納部3内に埃など
が侵入するのを防止できる。
【0053】なお、アース端子50とプラグ接続部60
とをインサート成形により一体化しても良く、部品点数
を削減して組立作業の作業性を向上させるとともに、ア
ース端子50をプラグ接続部60に対して精度良く取り
付けることができる。
【0054】また、本実施形態では実施形態1のスイッ
チ付同軸コネクタ1において基台2aとプラグ接続部2
bとを別体に形成したが、図14〜図18に示すよう
に、実施形態3で説明したスイッチ付同軸コネクタ1に
おいて、本実施形態と同様に、それぞれ絶縁性を有する
合成樹脂(例えばLCPなど)により形成された基台2
a’と、基台2a’の上面に取り付けられるプラグ接続
部60とでハウジング2を構成しても良く、上述と同様
の効果が得られる。また、このコネクタ1では、実施形
態2と同様に、可動端子板20の可動接点支持片24の
先端縁から斜め下向きに可動ばね片26を延出するとと
もに、その先端側に略V字状に折り曲げられた折曲部3
0を形成して先端を上側に突出させ、さらにその先端部
を略U字状に折り返して折り返し部27を形成し、この
折り返し部27の上部に可動接点21を設けており、V
字状の折曲部30を設けることによって、可動ばね片2
6の有効ばね長をさらに長くとることができ、プラグコ
ネクタ70の抜き差しによって可動ばね片26が塑性変
形するのをさらに防止できる。
【0055】
【発明の効果】上述のように、請求項1の発明は、導電
性の良好な金属材料により形成されプラグ側の同軸コネ
クタの外周導体に電気的に接続される略円筒状のアース
端子と、略円柱状であって周面にアース端子が配置され
るとともに軸方向の端面にプラグ側の同軸コネクタの中
心導体が挿入されるプラグ挿入口が開口したプラグ接続
部、及び、プラグ挿入口に連通する端子収納部を具備し
たハウジングと、端子収納部内に配置された固定接点
と、弾性を有する金属材料により形成され、ハウジング
に片持ち支持されて固定端側から端子収納部内に突出す
る自由端側が略U字状に折り返され、その折り返し部を
固定接点に対してプラグ挿入口と反対側に対向配置させ
るとともに、折り返し部よりも自由端よりの部位に中心
導体と接触するプラグ接点が設けられた可動ばね片と、
可動ばね片の折り返し部に設けられ、プラグ側の同軸コ
ネクタが接続されていない場合は可動ばね片の弾性によ
って固定接点に弾接するとともに、プラグ側の同軸コネ
クタが接続された場合は中心導体で可動ばね片の自由端
側が押圧されることにより固定接点から開離する可動接
点とを備えて成ることを特徴とし、可動ばね片は、ハウ
ジングとの固定部位(固定端)から連続一体に延設され
た先端側を略U字状に折り返して形成されており、その
折り返し部に可動接点を設けるとともに、可動接点より
も自由端側にプラグ接点を設けているので、従来のコネ
クタのように可動接点と固定端との間にプラグ接点を設
けた場合に比べて、有効ばね長(可動ばね片における固
定端からプラグ接点までの距離)を長くとることができ
るから、可動ばね片が塑性変形するのを防止でき、且
つ、有効ばね長を従来のコネクタと同程度にするのであ
れば、その分だけ可動ばね片の大きさを小型にでき、コ
ネクタ全体の小型化が図れるという効果がある。
【0056】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、上記プラグ接続部の端面におけるプラグ挿入口の周
りの部位に、中心導体をプラグ挿入口に案内する傾斜面
を設けたことを特徴とし、プラグ側の同軸コネクタを接
続する際にその中心導体が傾斜面に沿って移動すること
により、プラグ挿入口に対する中心導体の位置ずれを吸
収して、プラグ挿入口に確実に案内することができると
いう効果がある。
【0057】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、上記ハウジングは、上記プラグ接続部と、プラグ接
続部とは別体に設けられた端子収納部を有する基台とで
構成され、上記プラグ挿入口はプラグ接続部の端面の軸
方向の中心に設けられ、プラグ挿入口の周りに全周にわ
たって、中心導体をプラグ挿入口に案内する傾斜面を設
けたことを特徴とし、プラグ接続部におけるプラグ挿入
口の周りの部位に全周にわたって傾斜面を形成している
ので、プラグ側の同軸コネクタを接続する際にその中心
導体がどの方向から挿入されたとしても傾斜面に沿って
プラグ挿入口側へ移動させることができ、プラグ挿入口
に対する中心導体の位置ずれを吸収して、プラグ挿入口
に確実に案内することができるという効果がある。
【0058】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て、上記プラグ接続部と上記アース端子とをインサート
成形により一体化したことを特徴とし、部品数を減らし
て、組立の手間を少なくでき、且つ、アース端子とプラ
グ挿入口との位置精度を高めることができるという効果
がある。
【0059】請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れ
かの発明において、端子収納部の内部に、可動ばね片の
自由端に対してプラグ挿入口と反対側に、可動ばね片と
当接して可動ばね片の撓み量を規制する撓み量規制部を
配置したことを特徴とし、撓み量規制部によって可動ば
ね片の撓み量が規制されるので、可動ばね片が過剰に曲
げられて、塑性変形するのを防止できるという効果があ
る。
【0060】請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れ
かの発明において、プラグ接点を、外周導体の先端と当
接するハウジングの部位よりもプラグ挿入口側に配置し
たことを特徴とし、プラグ側の同軸コネクタの構造を、
中心導体が外周導体よりも後退したような構造とするこ
とができ、中心導体の周りを外周導体で囲むことによっ
て中心導体の破損を防止できるという効果がある。
【0061】請求項7の発明は、請求項1乃至6の何れ
かの発明において、先端部に固定接点が設けられ基端部
がハウジングに嵌合固定された固定接点支持片、及び固
定接点支持片の基端部から連続一体に延設され先端部に
実装基板に半田付けされる第1の端子片が設けられた第
1の連結片を有し、第1の連結片の内側面をハウジング
の表面に接触させた状態でハウジングに取り付けられる
固定端子板と、先端部から可動ばね片が連続一体に延設
され基端部がハウジングに嵌合固定された可動接点支持
片、及び可動接点支持片の基端部から連続一体に延設さ
れ先端部に実装基板に半田付けされる第2の端子片が設
けられた第2の連結片を有し、第2の連結片の内側面を
ハウジングの表面に接触させた状態でハウジングに取り
付けられる可動端子板とを備え、第1及び第2の連結片
に対向するハウジングの部位に、第1及び第2の連結片
が入り込む凹所を設けたことを特徴とし、第1及び第2
の連結片がハウジングの凹所内に入り込むことによっ
て、第1及び第2の連結片の内側面とハウジングの表面
とを密着させることができ、第1及び第2の端子片を実
装基板に半田付けする際に、第1及び第2の連結片の内
側面とハウジングの表面との間の隙間を伝ってフラック
スが端子収納部内に侵入し、可動接点や固定接点に付着
するのを防止できるという効果がある。
【0062】請求項8の発明は、請求項1乃至6の何れ
かの発明において、先端部に固定接点が設けられ基端部
がハウジングに嵌合固定された固定接点支持片、ハウジ
ングの底面に配置されて実装基板に半田付けされる第1
の端子片、及び固定接点支持片の基端部と第1の端子片
とを連続一体に連結する第1の連結片を有し、第1の連
結片及び第1の端子片の内側面をそれぞれハウジングの
側面及び底面に対向させた状態でハウジングに取り付け
られる固定端子板と、先端部から可動ばね片が連続一体
に延設され基端部がハウジングに嵌合固定された可動接
点支持片、ハウジングの底面に配置されて実装基板に半
田付けされる第2の端子片、及び可動接点支持片の基端
部と第2の端子片とを連続一体に連結する第2の連結片
を有し、第2の連結片及び第2の端子片の内側面をそれ
ぞれハウジングの側面及び底面に対向させた状態でハウ
ジングに取り付けられる可動端子板とを備え、ハウジン
グの底面における第1及び第2の端子片との対向部位に
半田溜まりとなる隙間を設けたことを特徴とし、第1及
び第2の端子片を実装基板に半田付けする際に、第1及
び第2の連結片の内側面とハウジングの表面との間の隙
間を伝ってきたフラックスが隙間に溜まるため、フラッ
クスが端子収納部内に侵入して、固定接点や可動接点に
付着するのを防止できるという効果がある。
【0063】請求項9の発明は、請求項1乃至6の何れ
かの発明において、先端部に固定接点が設けられ基端部
がハウジングに嵌合固定された固定接点支持片、及び固
定接点支持片の基端部から連続一体に延設され先端部に
実装基板に半田付けされる第1の端子片が設けられた第
1の連結片を有し、第1の連結片の内側面をハウジング
の表面に接触させた状態でハウジングに取り付けられる
固定端子板と、先端部から可動ばね片が連続一体に延設
され基端部がハウジングに嵌合固定された可動接点支持
片、及び可動接点支持片の基端部から連続一体に延設さ
れ先端部に実装基板に半田付けされる第2の端子片が設
けられた第2の連結片を有し、第2の連結片の内側面を
ハウジングの表面に接触させた状態でハウジングに取り
付けられる可動端子板とを備え、固定接点支持片及び第
1の連結片の連結部位に対向するハウジングの部位と、
可動接点支持片及び第2の連結片の連結部位に対向する
ハウジングの部位とにそれぞれ半田溜まりとなる隙間を
設けたことを特徴とし、第1及び第2の端子片を実装基
板に半田付けする際に、第1及び第2の端子片とハウジ
ングの底面との間の隙間に半田が溜まるので、第1及び
第2の連結片の内側面とハウジングの表面との間の隙間
を伝ってフラックスが端子収納部内に侵入し、可動接点
や固定接点に付着するのを防止できるという効果があ
る。
【0064】請求項10の発明は、請求項1乃至9の何
れかの発明において、端子収納部の底面における可動ば
ね片の折り返し部と対向する部位に可動ばね片との干渉
を防止するための凹部を設けたことを特徴とし、可動ば
ね片の自由端がプラグ側の同軸コネクタの中心導体によ
って押圧された際に、可動ばね片が凹部に入り込むこと
によって可動ばね片の折り返し部と端子収納部の底面と
が干渉するのを防止でき、その結果可動ばね片の有効ば
ね長をさらに長くとることができるから、塑性変形の発
生をさらに防止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1のスイッチ付同軸コネクタにプラグ
を接続する前の状態の側断面図である。
【図2】同上を示し、プラグを接続した状態の側断面図
である。
【図3】同上を示し、(a)は側面図、(b)は一部破
断せる上面図である。
【図4】同上の外観斜視図である。
【図5】同上の下側から見た分解斜視図である。
【図6】同上の上側から見た分解斜視図である。
【図7】同上に用いる可動端子板の斜視図である。
【図8】実施形態2のスイッチ付同軸コネクタに用いる
可動端子板の斜視図である。
【図9】実施形態3のスイッチ付同軸コネクタにプラグ
を接続する前の状態の側断面図である。
【図10】同上を示し、(a)は側面図、(b)は一部
破断せる上面図である。
【図11】同上の上側から見た分解斜視図である。
【図12】同上の下側から見た分解斜視図である。
【図13】実施形態4のスイッチ付同軸コネクタの分解
斜視図である。
【図14】同上の別のスイッチ付同軸コネクタタにプラ
グを接続する前の状態の側断面図である。
【図15】同上を示し、(a)は側面図、(b)は一部
破断せる上面図である。
【図16】同上の分解斜視図である。
【図17】同上に用いる基台に可動端子板を取り付けた
状態の上面図である。
【図18】同上に用いる基台の外観斜視図である。
【図19】従来のスイッチ付同軸コネクタを示し、
(a)はプラグを接続する前の状態の断面図、(b)は
プラグを接続した状態の断面図である。
【符号の説明】
2 ハウジング 5 プラグ挿入口 20 可動端子板 21 可動接点 24 可動接点支持片 25 プラグ接点 26 可動ばね片 27 折り返し部 41 固定接点 70 プラグコネクタ 72 中心導体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本 健 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 谷口 律 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】導電性の良好な金属材料により形成されプ
    ラグ側の同軸コネクタの外周導体に電気的に接続される
    略円筒状のアース端子と、略円柱状であって周面にアー
    ス端子が配置されるとともに軸方向の端面にプラグ側の
    同軸コネクタの中心導体が挿入されるプラグ挿入口が開
    口したプラグ接続部、及び、プラグ挿入口に連通する端
    子収納部を具備したハウジングと、端子収納部内に配置
    された固定接点と、弾性を有する金属材料により形成さ
    れ、ハウジングに片持ち支持されて固定端側から端子収
    納部内に突出する自由端側が略U字状に折り返され、そ
    の折り返し部を固定接点に対してプラグ挿入口と反対側
    に対向配置させるとともに、折り返し部よりも自由端よ
    りの部位に中心導体と接触するプラグ接点が設けられた
    可動ばね片と、可動ばね片の折り返し部に設けられ、プ
    ラグ側の同軸コネクタが接続されていない場合は可動ば
    ね片の弾性によって固定接点に弾接するとともに、プラ
    グ側の同軸コネクタが接続された場合は中心導体で可動
    ばね片の自由端側が押圧されることにより固定接点から
    開離する可動接点とを備えて成ることを特徴とするスイ
    ッチ付同軸コネクタ。
  2. 【請求項2】上記プラグ接続部の端面におけるプラグ挿
    入口の周りの部位に、中心導体をプラグ挿入口に案内す
    る傾斜面を設けたことを特徴とする請求項1記載のスイ
    ッチ付同軸コネクタ。
  3. 【請求項3】上記ハウジングは、上記プラグ接続部と、
    プラグ接続部とは別体に設けられた端子収納部を有する
    基台とで構成され、上記プラグ挿入口はプラグ接続部の
    端面の軸方向の中心に設けられ、プラグ挿入口の周りに
    全周にわたって、中心導体をプラグ挿入口に案内する傾
    斜面を設けたことを特徴とする請求項1記載のスイッチ
    付同軸コネクタ。
  4. 【請求項4】上記プラグ接続部と上記アース端子とをイ
    ンサート成形により一体化したことを特徴とする請求項
    3記載のスイッチ付同軸コネクタ。
  5. 【請求項5】端子収納部の内部に、可動ばね片の自由端
    に対してプラグ挿入口と反対側に、可動ばね片と当接し
    て可動ばね片の撓み量を規制する撓み量規制部を配置し
    たことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のス
    イッチ付同軸コネクタ。
  6. 【請求項6】プラグ接点を、外周導体の先端と当接する
    ハウジングの部位よりもプラグ挿入口側に配置したこと
    を特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載のスイッチ
    付同軸コネクタ。
  7. 【請求項7】先端部に固定接点が設けられ基端部がハウ
    ジングに嵌合固定された固定接点支持片、及び固定接点
    支持片の基端部から連続一体に延設され先端部に実装基
    板に半田付けされる第1の端子片が設けられた第1の連
    結片を有し、第1の連結片の内側面をハウジングの表面
    に接触させた状態でハウジングに取り付けられる固定端
    子板と、先端部から可動ばね片が連続一体に延設され基
    端部がハウジングに嵌合固定された可動接点支持片、及
    び可動接点支持片の基端部から連続一体に延設され先端
    部に実装基板に半田付けされる第2の端子片が設けられ
    た第2の連結片を有し、第2の連結片の内側面をハウジ
    ングの表面に接触させた状態でハウジングに取り付けら
    れる可動端子板とを備え、第1及び第2の連結片に対向
    するハウジングの部位に、第1及び第2の連結片が入り
    込む凹所を設けたことを特徴とする請求項1乃至6の何
    れかに記載のスイッチ付同軸コネクタ。
  8. 【請求項8】先端部に固定接点が設けられ基端部がハウ
    ジングに嵌合固定された固定接点支持片、ハウジングの
    底面に配置されて実装基板に半田付けされる第1の端子
    片、及び固定接点支持片の基端部と第1の端子片とを連
    続一体に連結する第1の連結片を有し、第1の連結片及
    び第1の端子片の内側面をそれぞれハウジングの側面及
    び底面に対向させた状態でハウジングに取り付けられる
    固定端子板と、先端部から可動ばね片が連続一体に延設
    され基端部がハウジングに嵌合固定された可動接点支持
    片、ハウジングの底面に配置されて実装基板に半田付け
    される第2の端子片、及び可動接点支持片の基端部と第
    2の端子片とを連続一体に連結する第2の連結片を有
    し、第2の連結片及び第2の端子片の内側面をそれぞれ
    ハウジングの側面及び底面に対向させた状態でハウジン
    グに取り付けられる可動端子板とを備え、ハウジングの
    底面における第1及び第2の端子片との対向部位に半田
    溜まりとなる隙間を設けたことを特徴とする請求項1乃
    至6の何れかに記載のスイッチ付同軸コネクタ。
  9. 【請求項9】先端部に固定接点が設けられ基端部がハウ
    ジングに嵌合固定された固定接点支持片、及び固定接点
    支持片の基端部から連続一体に延設され先端部に実装基
    板に半田付けされる第1の端子片が設けられた第1の連
    結片を有し、第1の連結片の内側面をハウジングの表面
    に接触させた状態でハウジングに取り付けられる固定端
    子板と、先端部から可動ばね片が連続一体に延設され基
    端部がハウジングに嵌合固定された可動接点支持片、及
    び可動接点支持片の基端部から連続一体に延設され先端
    部に実装基板に半田付けされる第2の端子片が設けられ
    た第2の連結片を有し、第2の連結片の内側面をハウジ
    ングの表面に接触させた状態でハウジングに取り付けら
    れる可動端子板とを備え、固定接点支持片及び第1の連
    結片の連結部位に対向するハウジングの部位と、可動接
    点支持片及び第2の連結片の連結部位に対向するハウジ
    ングの部位とにそれぞれ半田溜まりとなる隙間を設けた
    ことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載のスイ
    ッチ付同軸コネクタ。
  10. 【請求項10】端子収納部の底面における可動ばね片の
    折り返し部と対向する部位に可動ばね片との干渉を防止
    するための凹部を設けたことを特徴とする請求項1乃至
    9の何れかに記載のスイッチ付同軸コネクタ。
JP2001401537A 2001-12-28 2001-12-28 スイッチ付同軸コネクタ Withdrawn JP2003203727A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011515801A (ja) * 2008-03-10 2011-05-19 タイコ エレクトロニクス アンプ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハウツンク 同軸コネクタ
JP2014007118A (ja) * 2012-06-27 2014-01-16 Daiichi Seiko Co Ltd スイッチ付同軸コネクタ及びその製造方法

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