JP3471561B2 - 天然バニラ香料の製造方法 - Google Patents
天然バニラ香料の製造方法Info
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Description
製造方法、詳しくは、バニラ青莢(greenvani
lla pods)の親水性有機溶媒抽出物を、酵素で
処理することを特徴とする天然バニラ香料の製造方法に
関する。 【0002】 【従来の技術】バニラ香料は、古くから、飲食品に対し
て、広く利用されている重要な香料の一種であり、バニ
ラ青莢から得られる天然バニラ香料と香料成分を化学的
に合成した合成バニラ香料とがある。天然バニラ香料
は、通常、キュアリング工程と呼ばれる工程、すなわ
ち、収穫直後のバニラ青莢を加温して、バニラ青莢自体
がもつ酵素の活性を高め、その酵素の働きにより熟成を
促進させた後、乾燥する工程、を経たバニラビーンズ
を、各種有機溶媒で抽出処理したバニラエキストラクト
等の形で市場に供給されている。 【0003】しかしながら、キュアリング工程は、通
常、約9カ月以上を要する、手数のかかる工程であるた
め、この工程を経て得られる天然バニラ香料はコスト高
となる。また、キュアリング工程中の長期間にわたる温
度等の管理状態によって、品質等にバラツキが生ずると
いう問題もあった。 【0004】そこで、上記問題点を解決するため、キュ
アリング工程が不要な天然バニラ香料の製造方法、具体
的には、植物細胞の膜組織を破壊し、グルコシドを加水
分解することのできる酵素系、特にβ−グルコシダーゼ
活性を有する酵素系によって、バニラ青莢の粉砕物を処
理することを特徴とする天然バニラ香料の製造方法(特
表平6−502685号公報参照)が提案されている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報で提案されている天然バニラ香料の製造方法は、従来
の製造方法の欠点である、長期間のキュアリング工程に
よるコスト高および品質のバラツキの解消という点では
優れているが、上記方法で得られる天然バニラ香料に
は、バニラ青莢特有の青臭さ、渋み、エグ味が残るた
め、必ずしも満足できる品質をもった天然バニラ香料の
製造方法であるとは言い難かった。そこで、本発明は、
キュアリング工程が不要で、短期間かつ簡便に製造で
き、しかもバニラ青莢特有の青臭さ、渋み、エグ味がな
く、良好な香気・香味を有する天然バニラ香料を得るこ
とができる、天然バニラ香料の製造方法を提供すること
を目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するため、鋭意研究を重ねた結果、バニラ青莢を
親水性有機溶媒で抽出して、バニラ青莢特有の青臭さ、
渋味、エグ味のある夾雑物を、ある程度除去した後、抽
出物をβ−グルコシダーゼおよびタンナーゼで処理する
ことにより、バニラ青莢特有の青臭み、渋み、エグ味が
全く感じられない、良好な香気・香味を有する天然バニ
ラ香料を、短期間かつ簡便に製造することができること
を見出し、本発明を完成するに至った。すなわち、本発
明は、バニラ青莢の親水性有機溶媒抽出物を、β−グル
コシダーゼおよびタンナーゼで処理することを特徴とす
る天然バニラ香料の製造方法である。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、本発明について、更に詳し
く説明する。本発明で使用するバニラ青莢は、Vanilla
planifolia、Vanilla tahitiense またはVanilla pompon
a に属する植物であって、緑色かつ生のものであれば、
産地や品種は特に限定されない。ここで、「バニラ青
莢」とは、開花・(人工)受粉後、結実したものを指
す。バニラ青莢は、通常、結実後4〜5カ月目の時点で
収穫されるものであるが、本発明では、結実後のバニラ
青莢であれば、どの時期に収穫したものでも使用するこ
とができる。 【0008】バニラ青莢の親水性有機溶媒抽出物を調製
するには、通常の植物成分を抽出する方法を利用して行
えばよく、その方法は特に限定されるものではない。以
下に、好ましい一例を説明する。 【0009】バニラ青莢は、抽出効率を高めるため、
0.2〜2.0cm程度に切断したものを用いる。好ま
しくは、切断したバニラ青莢をそのままの状態または親
水性有機溶媒とともに、更に、ミキサー等で粉砕する。 【0010】次に、切断または粉砕したバニラ青莢に、
等倍〜5倍量の親水性有機溶媒を加え、20〜90℃
で、攪拌または還流しながら、1〜6時間抽出を行う。
その際、親水性有機溶媒の種類は、特に限定されない。
例えば、メタノール、エタノール、アセトン、酢酸エチ
ルを挙げることができる。また、親水性有機溶媒は、単
独溶媒ではなく混合溶媒でもよい。特に、親水性有機溶
媒と水との混合溶媒、とりわけ、親水性有機溶媒:水=
3:7〜8:2の割合からなる混合溶媒が好ましい。抽
出後、遠心分離等により固液分離して、液相部分を適
宜、濃縮し、親水性有機溶媒を除去することにより、バ
ニラ青莢の親水性有機溶媒抽出物が得られる。 【0011】次に、バニラ青莢の親水性有機溶媒抽出物
を、β−グルコシダーゼおよびタンナーゼで処理する。
本発明で使用するβ−グルコシダーゼは、特に限定され
ず、グルコシド結合を加水分解できるβ−グルコシダー
ゼ活性を有する酵素や該酵素活性を有する微生物等が挙
げられる。β−グルコシダーゼ活性を有する酵素は、市
販されていて、容易に得ることができ、例えば、プロテ
アーゼ「アマノ」(天野製薬社製、商品名)、「コクラ
ーゼ」(三共社製、商品名)、「リパーゼAP」(天野
製薬社製、商品名)、「コクラーゼSS」(三共社製、
商品名)、「Rohapect 7104」( ROEH
M社製、商品名) が市販されている。β−グルコシダー
ゼの使用量は、その酵素活性によって異なるが、バニラ
青莢の親水性有機溶媒抽出物100重量部に対して、
0.01〜2.0重量部が例示される。また、β−グル
コシダーゼの処理条件は、特に限定されないが、pH
4.0〜8.0、30〜60℃の温度範囲で、8〜48
時間の処理を行うのが一般的である。 【0012】本発明で使用するタンナーゼは、タンナー
ゼであれば任意のものを使用できる。特には、タンニン
酸を唯一の炭素源として培養した、アスペルギルス(As
pergillus )属やペニシリウム(Penicillium )属等に
属するタンナーゼ生産菌から得たタンナーゼが好適であ
る。タンナーゼは、市販されていて、容易に得ることが
でき、例えば、「タンナーゼ」(キッコーマン社製、商
品名)が市販されている。タンナーゼの使用量は、その
酵素活性によって異なるが、バニラ青莢の親水性有機溶
媒抽出物100重量部に対して、0.01〜2.0重量
部が例示される。また、タンナーゼの処理条件は、特に
限定されないが、一般的には,pH4.0〜8.0、3
0〜60℃の温度範囲で、1〜3時間の処理を行うのが
一般的である。 【0013】本発明において、バニラ青莢の親水性有機
溶媒抽出物を、β−グルコシダーゼおよびタンナーゼで
処理する方法は特に限定されない。例えば、β−グルコ
シダーゼとタンナーゼで同時に処理する方法、β−グル
コシダーゼで処理した後、タンナーゼで処理する方法、
あるいは、タンナーゼで処理した後、β−グルコシダー
ゼで処理する方法等、任意に選択することができる。 【0014】β−グルコシダーゼおよびタンナーゼで処
理したバニラ青莢の親水性有機溶媒抽出物は、例えば、
80〜95℃の温度で、5分〜1時間加熱して、上記酵
素を失活させることにより、溶液状の天然バニラ香料が
得られる。得られた天然バニラ香料は、その後、希望に
より、濃縮液状、ペースト状、粉末状その他の任意の形
態にして、各種飲食品や化粧品等に利用することができ
る。特に、水蒸気蒸留法、膜濃縮法、樹脂吸着法、超臨
界抽出法、減圧濃縮法等の濃縮法を利用して濃縮液状に
することにより、良好な天然バニラ香料が得られる。特
に好ましい濃縮法としては、樹脂吸着法を挙げることが
でき、以下、樹脂吸着法を用いて濃縮する方法について
詳細に説明する。 【0015】まず、β−グルコシダーゼおよびタンナー
ゼで処理したバニラ青莢の親水性有機溶媒抽出物を、ス
チレンとジビニルベンゼンの共重合体、2,6−ジフェ
ニル−9−フェニルオキサイドの単独重合体、あるいは
メタクリル酸とジオールの重縮合体等からなる多孔性樹
脂に接触させて、天然バニラ香料成分を多孔性樹脂に吸
着させる。そして、エチルアルコール、メチルアルコー
ル、アセトン、酢酸エチル、およびこれらの含水物等で
抽出することにより、濃縮液状の天然バニラ香料が得ら
れる。なお、上記した多孔性樹脂は、表面積が300m
2 /g以上、細孔分布が10〜500Åであるものが好
ましく、「HP樹脂」(三菱化学社製、商品名)、「S
P樹脂」(三菱化学社製、商品名)、「XAD−4」
(ローム・ハース社製、商品名)等が市販されていて、
容易に入手することができる。また、メタクリル酸系樹
脂として、「XAD−7」や「XAD−8」(ローム・
ハース社製、商品名)等が市販されている。 【0016】 【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を更に詳しく説
明する。なお、本発明は、以下の実施例に限定されるも
のではない。 【0017】(実施例1)バニラ青莢の粉砕物1000
gに、70%エチルアルコール1500gを加えて、7
0〜75℃で2時間、攪拌抽出を行った。抽出後、40
℃に冷却して固液分離を行い、抽出液1350gを得
た。得られた抽出液を、更に減圧濃縮して、バニラ青莢
の親水性有機溶媒抽出物を400g調製した。この抽出
物に軟水400gを加えて混合し、β−グルコシダーゼ
「Rohapect 7104」(ROEHM社製、商
品名)0.5gおよびタンナーゼ「タンナーゼ」(キッ
コーマン社製、商品名)0.1gを添加して、50℃〜
55℃で24時間酵素処理を行った。酵素処理後、90
〜95℃で10分間加熱して、酵素を失活させた。そし
て、酵素処理液を減圧濃縮し、得られた濃縮液400g
に、95%エチルアルコール400gを添加混合した
後、不溶物を遠心分離して除去することにより、天然バ
ニラ香料750gを得た。この天然バニラ香料には、バ
ニラ青莢特有の青臭み、渋味、エグ味がなく、芳醇な甘
味、清涼感、ミルク感を有していた。 【0018】(比較例1)実施例1において、タンナー
ゼを添加しなかった以外は、すべて実施例1と同様に処
理して、天然バニラ香料を得た。この天然バニラ香料
は、実施例1で得られた天然バニラ香料に比べて、青臭
み、渋味、エグ味が強かった。 【0019】(実施例2)バニラ青莢の粉砕物2000
gに、80%メチルアルコール4000gを加えて、6
0〜65℃で2時間、攪拌抽出を行った。抽出後、40
℃に冷却して固液分離を行い、抽出液3800gを得
た。得られた抽出液を、更に減圧濃縮、減圧乾燥して、
乾燥したバニラ青莢の親水性有機溶媒抽出物を112g
調製した。この抽出物5gに軟水100gを加えて混合
し、「タンナーゼ」(同上)0.025gを添加して、
30〜35℃で1時間酵素処理を行った。次いで、「R
ohapect 7104」(同上)0.05gを添加
して、50〜55℃で24時間酵素処理を行った後、9
0〜95℃で10分間加熱して、酵素を失活させた。そ
して、多孔性樹脂「HP−20」(三菱化学社製、商品
名)25mlを充填したカラムに、酵素処理液を、SV
=3の流量で通過させ、バニラの香気成分を該樹脂に吸
着させた。通液終了後、125mlの水で該樹脂を洗浄
し、95%エチルアルコールで脱着して天然バニラ香料
25gを得た。この天然バニラ香料には、バニラ青莢特
有の青臭み、渋味、エグ味がなく、芳醇な甘味、清涼
感、ミルク感を有していた。 【0020】 【発明の効果】本発明は、キュアリング工程が不要であ
るため、短期間かつ簡便に天然バニラ香料を得ることが
できる。また、本発明により得られる天然バニラ香料に
は、バニラ青莢特有の青臭さ、渋み、エグ味がなく、良
好な香気・香味を有し、例えば、アイスクリーム、シャ
ーベット等の冷菓類;チョコレート、ビスケット、シュ
ークリーム、プリン、ババロア、ムース等の洋菓子類;
パン類;キャンディ、チョコレート、焼物等のセンター
に詰めるフィリング材;ホイップクリーム、ファットク
リーム等のクリーム類;ココアドリンク等の飲料類、あ
るいはベビーパウダー、ボディー用消臭スプレー、フッ
トスプレー、液状または粉末状の制汗剤、看護用身体洗
浄剤、ヘアムース、ヘアコンディショナー等の頭髪化粧
料等の化粧品類の香気・香味賦与剤あるいは変調剤の調
合素材として利用することができる。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 バニラ青莢の親水性有機溶媒抽出物を、
β−グルコシダーゼおよびタンナーゼで処理することを
特徴とする天然バニラ香料の製造方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP12932197A JP3471561B2 (ja) | 1997-05-20 | 1997-05-20 | 天然バニラ香料の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12932197A JP3471561B2 (ja) | 1997-05-20 | 1997-05-20 | 天然バニラ香料の製造方法 |
Publications (2)
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JPH10316992A JPH10316992A (ja) | 1998-12-02 |
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Family
ID=15006698
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12932197A Expired - Lifetime JP3471561B2 (ja) | 1997-05-20 | 1997-05-20 | 天然バニラ香料の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP5877854B2 (ja) * | 2014-02-19 | 2016-03-08 | 長谷川香料株式会社 | 酵素処理バニラエキスの製造方法 |
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-
1997
- 1997-05-20 JP JP12932197A patent/JP3471561B2/ja not_active Expired - Lifetime
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