JP3466469B2 - 粘着テープ貼付装置および粘着テープ貼付方法 - Google Patents

粘着テープ貼付装置および粘着テープ貼付方法

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JP3466469B2
JP3466469B2 JP10856298A JP10856298A JP3466469B2 JP 3466469 B2 JP3466469 B2 JP 3466469B2 JP 10856298 A JP10856298 A JP 10856298A JP 10856298 A JP10856298 A JP 10856298A JP 3466469 B2 JP3466469 B2 JP 3466469B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ワークの所定位
置に所定長さの粘着テープを貼り付けていく粘着テープ
貼付装置および粘着テープ貼付方法に係り、特に、粘着
テープの幅が狭小なものを確実に貼り付ける粘着テープ
貼付装置および粘着テープ貼付方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶ディスプレイに用いられるバ
ックライトの光ガイドとなるアクリル板の表面に接着さ
れる光散乱用シートは、全面に接着剤が塗布され、アク
リル板に接着されていた。しかし、光散乱用シート全面
に接着剤を塗布するとコストがかかるという問題があっ
た。そこで、光散乱用シートの一部に粘着テープを貼り
付け、アクリル板に接着する方法が考えられた。
【0003】しかし、ワークとしての光散乱用シートに
用いられる粘着テープの幅は非常に狭小なため(幅0.
5〜5mm程度)、作業者が、光散乱用シートの所定の
位置に所定長さ分の粘着テープを確実に貼り付けること
は非常に時間が掛かり、また、困難であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の粘着テープの貼
り付けは上記のように作業者により行われていたため、
時間を要し、コストがかかり、また、正確に貼り付けが
できず、精度が悪くなるという問題点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためなされたもので、狭小の粘着テープをワークの所定
の箇所に短時間で正確にかつ確実に貼り付けることがで
きる粘着テープ貼付装置および粘着テープ貼付方法を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る請求項1
の粘着テープ貼付装置は、ワークを保持するワーク保持
台と、ワーク保持台に貼付方向に移動可能に配設された
移動ユニットとを備え、移動ユニットには、粘着テープ
のロール体が保持されるテープリールと、テープリール
から導出された粘着テープをガイドする第1のガイドロ
ーラと、第1のガイドローラから導出された粘着テープ
の初端部を突出させて保持するとともに、ワーク上に粘
着テープの初端部を当接およびその解除が可能な貼付ヘ
ッドと、移動ユニットの移動により貼付ヘッドにてワー
クに当接された粘着テープをその初端部から所定の第1
の位置まで押圧して貼り付ける初期接着棒と、初期接着
棒にて貼り付けられた粘着テープを、移動ユニットの移
動により粘着テープの初端部と第1の位置との間の何れ
かの位置から終端位置まで押圧して貼り付ける貼付ロー
ラと、初期接着棒と貼付ローラとの間に配設され、粘着
テープが所定の第2の位置まで貼り付けられた後に、粘
着テープを終端位置にて切断するカッターとを備えたも
のである。
【0007】また、この発明に係る請求項2の粘着テー
プ貼付装置は、請求項1において、移動ユニットは、第
1のガイドローラと貼付ヘッドとの間に、第1のガイド
ローラから導出された粘着テープをガイドする第2のガ
イドローラと、第1及び第2のガイドローラ間に配設さ
れ、粘着テープを一方の面から押圧して弛緩を発生させ
るテープほぐしと、第2のガイドローラとの間で粘着テ
ープを挟持およびその解除が可能なテープクランプとを
備えたものである。
【0008】また、この発明に係る請求項3の粘着テー
プ貼付装置は、請求項または請求項において、貼付
ヘッドは、それぞれL字型部と逆L字型部とを有し、互
いに摺動可能に組み合わせてなる一対の治具を備え、両
型部で形成される矩形断面のガイド穴に、粘着テープを
挿通させ保持するようにしたものである。
【0009】また、この発明に係る請求項4の粘着テー
プ貼付装置は、請求項において、貼付ヘッドの一対の
治具は、櫛形にそれぞれ形成され、互いにかみ合うこと
により貼付ヘッドを形成するものである。
【0010】また、この発明に係る請求項5の粘着テー
プ貼付装置は、請求項ないし請求項のいずれかにお
いて、貼付ヘッドは、貼付ヘッドに形成された複数の穴
より真空引きにて粘着テープを保持するものである。
【0011】また、この発明に係る請求項6の粘着テー
プ貼付装置は、請求項ないし請求項のいずれかにお
いて、ワーク保持台は、ワーク保持台に形成された複数
の穴より真空引きにてワークを保持するものである。
【0012】また、この発明に係る請求項7の、請求項
ないし請求項のいずれかに記載の粘着テープ貼付装
置による粘着テープ貼付方法であって、ワークをワーク
保持台上に保持し、貼付ヘッドにて粘着テープの初端部
を突出させ保持し、貼付ヘッドを駆動し、粘着テープの
突出された初端部をワークに当接させ、初期接着棒を駆
動し、粘着テープの初端部をワークに押圧し、移動ユニ
ットを、所定の第1の位置まで移動させることにより、
初期接着棒の押圧位置を粘着テープの初端部から第1の
位置まで移動させて粘着テープをワークに貼り付け、貼
付ローラを駆動し、粘着テープの初端部と第1の位置と
の間の何れかの位置を押圧する。そして、初期接着棒を
駆動してワーク上から離反させ、移動ユニットを所定の
第2の位置まで移動させることにより、貼付ローラの押
圧位置を粘着テープの初端部と第1の位置との間の何れ
かの位置から第2の位置まで移動させて粘着テープをワ
ークに貼り付け、貼付ヘッドを駆動してワーク上から離
反させ、粘着テープをカッターを用いて終端位置にて切
断し、移動ユニットを終端位置まで移動させることによ
り、貼付ローラの押圧位置を粘着テープの第2の位置か
ら終端位置まで移動させて粘着テープをワークに貼り付
けるものである。
【0013】また、この発明に係る請求項8の、請求項
ないし請求項のいずれかに記載の粘着テープ貼付装
置による粘着テープ貼付方法であって、ワークをワーク
保持台上に保持し、貼付ヘッドにて粘着テープの初端部
を突出させ保持し、テープクランプを駆動して、第2の
ガイドローラとにより粘着テープを挟持し、テープほぐ
しを駆動して、第1及び第2のガイドローラ間の粘着テ
ープを弛緩し、貼付ヘッドを駆動して、粘着テープの突
出された初端部とワークとを当接させる。そして、貼付
ヘッドを駆動し、粘着テープの突出された初端部をワー
クに当接させ、初期接着棒を駆動し、粘着テープの初端
部をワークに押圧し、テープクランプを駆動して、粘着
テープの挟持を解除し、移動ユニットを、所定の第1の
位置まで移動させることにより、初期接着棒の押圧位置
を粘着テープの初端部から第1の位置まで移動させて粘
着テープをワークに貼り付け、貼付ローラを駆動し、粘
着テープの初端部と第1の位置との間の何れかの位置を
押圧し、初期接着棒を駆動してワーク上から離反させ
る。そして、移動ユニットを所定の第2の位置まで移動
させることにより、貼付ローラの押圧位置を粘着テープ
の初端部と第1の位置との間の何れかの位置から第2の
位置まで移動させて粘着テープをワークに貼り付け、貼
付ヘッドを駆動してワーク上から離反させ、テープクラ
ンプを駆動して、第2のガイドローラとにより粘着テー
プを挟持し、粘着テープをカッターを用いて終端位置に
て切断し、移動ユニットを終端位置まで移動させること
により、貼付ローラの押圧位置を粘着テープの第2の位
置から終端位置まで移動させて粘着テープをワークに貼
り付けるものである。
【0014】また、この発明に係る請求項9の粘着テー
プ貼付方法は、請求項または請求項において、カッ
ターにて粘着テープを切断する際に、貼付ヘッドから次
貼付工程における粘着テープの初端部が突出するように
したものである。
【0015】
【発明の実施の形態】実施の形態1. 以下、この発明の実施の形態について説明する。図1は
この発明の実施の形態1の粘着テープ貼付装置の構成を
示す正面図、図2は図1に示した粘着テープ貼付装置の
構成を示す上面図、図3は図1に示した粘着テープ貼付
装置の移動ユニットを示す正面図である。
【0016】図4は図1に示した粘着テープ貼付装置の
貼付ヘッドの一対の治具の構成を示す斜視図で、図5は
図4に示した貼付ヘッドへの粘着テープの挿通方法を説
明するための図、図6は図1に示した粘着テープ貼付装
置のワーク保持台へのワークの保持方法を説明するため
の図、図7ないし図22は図1に示した粘着テープ貼付
装置の粘着テープ貼付方法を示す図である。
【0017】図において、1はワーク2を保持するワー
ク保持台で、このワーク保持台1には複数の穴1aが形
成されており真空引きすることによりワーク2を保持す
る。また、ワーク2を正確に基準位置に載置するため
に、Y軸方向当接部1bおよびX軸方向当接部1cを備
え、X軸方向当接部1cはY軸方向に移動可能に形成さ
れている。3はワーク保持台1に貼付方向に移動可能に
配設された移動ユニットである。
【0018】そして、ワーク保持台1と平行に載置され
たガイド部4に、本体部5を例えばモータ等を用いて移
動スライドさせることにより、移動ユニット3は貼付方
向に移動可能に配設されている。この移動ユニット3に
は以下のものが備えられている。図3において、8は粘
着テープ6のロール体7が保持されるテープリール、9
はテープリール8から導出された粘着テープ6をガイド
する第1のガイドローラである。
【0019】10は第1のガイドローラ9から導出され
た粘着テープ6をガイドする第2のガイドローラ、11
は第1及び第2のガイドローラ9、10間に配設され、
粘着テープ6を一方の面から押圧して弛緩を発生させる
テープほぐし、12は第2のガイドローラ10との間で
粘着テープ6が挟持およびその解除が可能なテープクラ
ンプである。
【0020】13は第1のガイドローラ9から導出され
た粘着テープ6の初端部6aを突出させて保持するとと
もに、ワーク2上に粘着テープ6の初端部6aを当接お
よびその解除が可能な貼付ヘッド、14は貼付ヘッド1
3にてワーク2に当接された粘着テープ6の初端部6a
から所定の第1の位置6bまで移動ユニット3を移動さ
せることにより押圧して貼り付ける初期接着棒である。
【0021】15は初期接着棒14にて貼り付けられた
粘着テープ6を、粘着テープ6の初端部6aから終端位
置6dまで移動ユニット3を移動させることにより押圧
して貼り付ける貼付ローラ、16は初期接着棒14と貼
付ローラ15との間に配設され、粘着テープ6が所定の
第2の位置6cまで貼り付けられた後に、粘着テープ6
を終端位置6dにて切断するカッターである。17は粘
着テープ貼付装置の貼付方法の指示を行うための操作盤
であり、粘着テープ6のワーク2への貼り付け位置およ
び所定の第1の位置6b、第2の位置6c及び終端位置
6dをそれぞれ設定することができる。
【0022】次に、貼付ヘッド13の構成および貼付ヘ
ッド13への粘着テープ6の挿通方法について説明す
る。まず、貼付ヘッド13は図4(a)、図4(b)に
それぞれ示すように、それぞれL字型部18と逆L字型
部19とを有し、互いに摺動可能に組み合わせてなる一
対の治具20、21を備えている。そして、治具21の
逆L字型部19には穴13aが複数形成されている。ま
た、一対の治具20、21はそれぞれ櫛形に形成され、
互いにかみ合うことにより貼付ヘッド13を形成する。
【0023】図5に示すように、まず、両型部18の上
に粘着テープ6の非粘着面がくるようにして載置し(図
5(a))、次に、両型部18、19を摺動させると、
両型部18、19により形成された矩形断面のガイド穴
22に、粘着テープ6が挿通され保持される。このよう
に、一対の治具20、21が櫛形にてそれぞれ形成され
ているため、ガイド穴22の大きさを摺動位置により変
動することができる。よって、粘着テープ6の幅により
最適な大きさのガイド穴22を形成することができ、粘
着テープ6を確実に保持することができる。
【0024】次に上記のように構成された実施の形態1
の粘着テープ貼付装置の粘着テープ貼付方法について説
明する。まず、ワーク保持台1(図6(a))のY軸方
向当接部1bおよびX軸方向当接部1cにワーク2を当
接させることにより、ワーク2をワーク保持台1上の基
準位置に正確に載置する。次に、ワーク保持台1上に形
成された穴1aから真空引きし、ワーク2をワーク保持
台1上に確実に保持する(図6(b))。
【0025】また、粘着テープ6は、粘着テープ6のロ
ール体7をテープリール8に保持させ、第1のガイドロ
ーラ9にてガイドし、第2のガイドローラ10に送出す
る。そして、第2のガイドローラ10にてガイドされた
粘着テープ6は上記示したように、貼付ヘッド13のガ
イド穴22に挿入され、貼付ヘッド13に形成された穴
13aより真空引きして保持される。この際、貼付ヘッ
ド13では、粘着テープ6の初端部6a例えば長さ数m
mを突出させて保持する。そして、第2のガイドローラ
10とテープクランプ12とにて粘着テープ6を挟持
し、貼付ヘッド13の粘着テープ6の保持の負担を軽減
し、確実にする(図7)。
【0026】次に、テープほぐし11により、粘着テー
プ6を一方向から押圧することにより第1及び第2のガ
イドローラ9、10間にて粘着テープ6を弛緩させ、次
工程の移動ユニット3の移動時に、粘着テープ6に余分
な張力が生じないようにしておく(図8)。次に、テー
プほぐし11はもとの位置に戻しておく(図9)。次
に、貼付ヘッド13の傾きを下降させて、粘着テープ6
の突出された初端部6aとワーク2とを当接させる(図
10)。又、このように、貼付ヘッド13の傾きを下降
させ、ワーク2に近付けることにより、後工程の貼り付
けの際に、粘着テープ6に余分な張力がかかるのを防止
することができる。
【0027】次に、初期接着棒14を下降させて、粘着
テープ6の初端部6aをワーク2に押圧すると同時に、
貼付ヘッド13の穴13aより行われていた真空引きが
解除される(図11)。次に、テープクランプ12を戻
して、粘着テープ6の挟持が解除される(図12)。次
に、移動ユニット3を、所定の第1の位置6b例えば粘
着テープ6の初端部6aから10〜15mm程度の長さ
位置まで移動させることにより、初期接着棒14の押圧
位置を粘着テープ6の初端部6aから第1の位置6bま
で移動させて粘着テープ6をワーク2に貼り付ける(図
13)。
【0028】次に、貼付ローラ15を下降して、粘着テ
ープ6の初端部6aの位置を押圧する(図14)。次
に、初期接着棒14を上昇してワーク2上から離反させ
る(図15)。次に、移動ユニット3を所定の第2の位
置6cまで移動させることにより、貼付ローラ15の押
圧位置を粘着テープ6の初端部6aから第2の位置6c
まで移動させて粘着テープ6をワーク2に貼り付ける
(図16)。
【0029】次に、貼付ヘッド13の傾きを上昇させワ
ーク2上から離反させる(図17)。次に、テープクラ
ンプ12を駆動して、第2のガイドローラ10とにより
粘着テープ6を挟持する(図18)。このように粘着テ
ープ6が緊張された状態にて、次に、粘着テープ6をカ
ッター16を用いて終端位置6dにて切断すると同時
に、貼付ヘッド13の穴13aから真空引きを開始し、
粘着テープ6を保持する(図19)。
【0030】この際、粘着テープ6が緊張されているた
め、切断を容易にかつ精度よく行うことができる。次
に、カッター16をもとの位置に戻す(図20)。この
終端位置6dにて粘着テープ6を切断した際に、貼付ヘ
ッド13からは、次貼付工程における粘着テープ6の次
貼付工程初端部6eが突出するように設定し、次貼付工
程が直ちに開始できるようにしておく。
【0031】次に、移動ユニット3を終端位置6dまで
移動させることにより、貼付ローラ15の押圧位置を粘
着テープ6の第2の位置6cから終端位置6dまで移動
させて粘着テープ6をワーク2に貼り付け、貼付工程を
終了する(図21)。次に、貼付ローラ15を上昇させ
ワーク2上から離反させる(図22)。この貼付工程が
このワーク2に対して最終貼付工程ならば、ワーク保持
台1の穴1aからの真空引きを解除させるとともに、X
軸方向当接部1cをY軸上向に移動させ(図6
(e))、ワーク保持台1からワーク2を取り除く。
【0032】そして、移動ユニット3を最初の位置まで
戻し、上記同様の動作を繰り返すことにより粘着テープ
6の貼り付けを連続的に行うことができる。または、貼
付工程の終了位置から、再び次工程の貼付工程を始める
ように設定し、上記同様の動作を繰り返すことにより粘
着テープ6の貼り付けを連続的に行うことができる。ま
たは、貼付工程の終了位置から、移動ユニット3を所定
位置まで移動させた後に、再び次工程の貼付工程を始め
るように設定し、上記同様の動作を繰り返すことにより
断続的な設定パターンによる粘着テープ6の貼り付けを
連続的に行うことができる。
【0033】上記のように構成された実施の形態1の粘
着テープ貼付装置によれば、初期接着棒14にて粘着テ
ープ6の初端部6aを確実に押圧して接着した後、粘着
テープ6を終端位置6dまで接着するようにしたので、
粘着テープ6をワーク2上に確実に貼り付けることがで
きる。
【0034】尚、上記実施の形態1においては、貼付ロ
ーラ15の貼付位置を初端部6aから終端位置6dまで
としたが、これに限られることはなく、例えば、初期接
着棒14にてあらかじめ接着されている粘着テープ6の
初端部6aと第1の位置6bとの間の何れかの位置から
終端位置6dまで貼り付けるようにしてもよい。
【0035】実施の形態2. 上記実施の形態1においては、第2のガイドローラ1
0、テープほぐし11およびテープクランプ12を備え
る例を示したが、これに限られることはなく、これらが
存在しない場合の粘着テープ貼付装置でもよく、この場
合粘着テープ貼付方法は、ワークをワーク保持台上に保
持し、貼付ヘッドにて粘着テープの初端部を突出させ保
持する。次に、貼付ヘッドを駆動し、粘着テープの突出
された初端部をワークに当接させる。
【0036】次に、初期接着棒を駆動し、粘着テープの
初端部をワークに押圧する。次に、移動ユニットを、所
定の第1の位置まで移動させることにより、初期接着棒
の押圧位置を粘着テープの初端部から第1の位置まで移
動させて粘着テープをワークに貼り付ける。次に、貼付
ローラを駆動し、粘着テープの初端部と第1の位置との
間の何れかの位置を押圧する。
【0037】そして、初期接着棒を駆動してワーク上か
ら離反させ、移動ユニットを所定の第2の位置まで移動
させることにより、貼付ローラの押圧位置を粘着テープ
の初端部と第1の位置との間の何れかの位置から第2の
位置まで移動させて粘着テープをワークに貼り付ける。
次に、貼付ヘッドを駆動してワーク上から離反させ、粘
着テープをカッターを用いて終端位置にて切断する。
【0038】次に、移動ユニットを終端位置まで移動さ
せることにより、貼付ローラの押圧位置を粘着テープの
第2の位置から終端位置まで移動させて粘着テープをワ
ークに貼り付けるようにすれば上記実施の形態1と同様
の効果を奏することができる。
【0039】実施の形態3. 上記各実施の形態においては、さまざまな粘着テープ貼
付装置により粘着テープの貼り付けを行う方法を示した
が、これらに限られることはなく、ワーク上に粘着テー
プの初端部から所定の第1の位置まで押圧して貼り付け
る初期接着棒と、ワーク上に所定の第2の位置まで粘着
テープが貼り付けられた後に、粘着テープを終端位置に
て切断するカッターと、ワーク上に粘着テープの初端部
と第1の位置との間の何れかの位置から終端位置まで押
圧して貼り付ける貼付ローラとを備え、初期接着棒とカ
ッターと貼付ローラとが貼付方向に移動可能に形成さ
れ、初期接着棒はカッターに対して粘着テープの貼付移
動方向の前方に配設され、貼付ローラはカッターに対し
て粘着テープの貼付移動方向の後方に配設されている粘
着テープ貼付装置により、初期接着棒により粘着テープ
の初端部を確実にワーク上に貼り付けした後に、終端位
置までの貼り付けを行うようにすればよいことはいうま
でもない。
【0040】また、上記各実施の形態に示した粘着テー
プ貼付装置でなくとも、粘着テープのワークへの押圧位
置を、粘着テープの初端部から所定の第1の位置まで移
動させ貼り付け、押圧位置を、粘着テープの初端部と第
1の位置との間の何れかの位置から所定の第2の位置ま
で移動させ貼り付け、粘着テープを終端位置にて切断
し、押圧位置を、粘着テープの第2の位置から終端位置
まで移動させ貼り付けることができるものであればよい
ことはいうまでもない。
【0041】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1によ
ば、ワークを保持するワーク保持台と、ワーク保持台
に貼付方向に移動可能に配設された移動ユニットとを備
え、移動ユニットには、粘着テープのロール体が保持さ
れるテープリールと、テープリールから導出された粘着
テープをガイドする第1のガイドローラと、第1のガイ
ドローラから導出された粘着テープの初端部を突出させ
て保持するとともに、ワーク上に粘着テープの初端部を
当接およびその解除が可能な貼付ヘッドと、移動ユニッ
トの移動により貼付ヘッドにてワークに当接された粘着
テープをその初端部から所定の第1の位置まで押圧して
貼り付ける初期接着棒と、初期接着棒にて貼り付けられ
た粘着テープを、移動ユニットの移動により粘着テープ
の初端部と第1の位置との何れかの位置から終端位置ま
で押圧して貼り付ける貼付ローラと、初期接着棒と貼付
ローラとの間に配設され、粘着テープが所定の第2の位
置まで貼り付けられた後に、粘着テープを終端位置にて
切断するカッターとを備えたので、初期接着棒にて粘着
テープの初端部をワークに確実に押圧して貼り付けた
後、粘着テープのワークへの貼り付けをすべて自動的に
効率よく行うことができるという粘着テープ貼付装置を
提供することが可能となる。
【0042】また、この発明の請求項2によれば、請求
において、移動ユニットは、第1のガイドローラと
貼付ヘッドとの間に、第1のガイドローラから導出され
た粘着テープをガイドする第2のガイドローラと、第1
及び第2のガイドローラ間に配設され、粘着テープを一
方の面から押圧して弛緩を発生させるテープほぐしと、
第2のガイドローラとの間で粘着テープを挟持およびそ
の解除が可能なテープクランプとを備えたので、第2の
ガイドローラとクランプとにより粘着テープの挟持を行
うことができ、テープほぐしによりあらかじめ粘着テー
プを弛緩することができる粘着テープ貼付装置を提供す
ることが可能となる。
【0043】また、この発明の請求項3によれば、請求
または請求項において、貼付ヘッドは、それぞれ
L字型部と逆L字型部とを有し、互いに摺動可能に組み
合わせてなる一対の治具を備え、両型部で形成される矩
形断面のガイド穴に、粘着テープを挿通させ保持するよ
うにしたので、貼付ヘッドに確実に粘着テープを保持す
ることができる粘着テープ貼付装置を提供することが可
能となる。
【0044】また、この発明の請求項4によれば、請求
において、貼付ヘッドの一対の治具は櫛形に形成さ
れ、互いにかみ合うことにより貼付ヘッドを形成するの
で、粘着テープの幅に応じて所望のガイド穴を形成する
ことができる粘着テープ貼付装置を提供することが可能
となる。
【0045】また、この発明の請求項5によれば、請求
ないし請求項のいずれかにおいて、貼付ヘッド
は、貼付ヘッドに形成された複数の穴より真空引きにて
粘着テープを保持するので、貼付ヘッドにて粘着テープ
を確実に保持することができる粘着テープ貼付装置を提
供することが可能となる。
【0046】また、この発明の請求項6によれば、請求
ないし請求項のいずれかにおいて、ワーク保持台
は、ワーク保持台に形成された複数の穴より真空引きに
てワークを保持するので、ワーク保持台にてワークを確
実に保持することができる粘着テープ貼付装置を提供す
ることが可能となる。
【0047】また、この発明の請求項7の、請求項
いし請求項のいずれかに記載の粘着テープ貼付装置に
よる粘着テープ貼付方法によれば、ワークをワーク保持
台上に保持し、貼付ヘッドにて粘着テープの初端部を突
出させ保持し、貼付ヘッドを駆動し、粘着テープの突出
された初端部をワークに当接させ、初期接着棒を駆動
し、粘着テープの初端部をワークに押圧し、移動ユニッ
トを、所定の第1の位置まで移動させることにより、初
期接着棒の押圧位置を粘着テープの初端部から第1の位
置まで移動させて粘着テープをワークに貼り付け、貼付
ローラを駆動し、粘着テープの初端部と第1の位置との
間の何れかの位置を押圧する。そして、初期接着棒を駆
動してワーク上から離反させ、移動ユニットを所定の第
2の位置まで移動させることにより、貼付ローラの押圧
位置を粘着テープの初端部と第1の位置との間の何れか
の位置から第2の位置まで移動させて粘着テープをワー
クに貼り付け、貼付ヘッドを駆動してワーク上から離反
させ、粘着テープをカッターを用いて終端位置にて切断
し、移動ユニットを終端位置まで移動させることによ
り、貼付ローラの押圧位置を粘着テープの第2の位置か
ら終端位置まで移動させて粘着テープをワークに貼り付
けるので、粘着テープの初端部をあらかじめワークに貼
り付けた後、粘着テープを終端位置まですべて自動的に
効率よく貼り付けることができる粘着テープ貼付方法を
提供することが可能となる。
【0048】また、この発明の請求項8の、請求項
いし請求項のいずれかに記載の粘着テープ貼付装置に
よる粘着テープ貼付方法によれば、ワークをワーク保持
台上に保持し、貼付ヘッドにて粘着テープの初端部を突
出させ保持し、テープクランプを駆動して、第2のガイ
ドローラとにより粘着テープを挟持し、テープほぐしを
駆動して、第1及び第2のガイドローラ間の粘着テープ
を弛緩し、貼付ヘッドを駆動して、粘着テープの突出さ
れた初端部とワークとを当接させる。そして、貼付ヘッ
ドを駆動し、粘着テープの突出された初端部をワークに
当接させ、初期接着棒を駆動し、粘着テープの初端部を
ワークに押圧し、テープクランプを駆動して、粘着テー
プの挟持を解除し、移動ユニットを、所定の第1の位置
まで移動させることにより、初期接着棒の押圧位置を粘
着テープの初端部から第1の位置まで移動させて粘着テ
ープをワークに貼り付け、貼付ローラを駆動し、粘着テ
ープの初端部と第1の位置との間の何れかの位置を押圧
し、初期接着棒を駆動してワーク上から離反させる。そ
して、移動ユニットを所定の第2の位置まで移動させる
ことにより、貼付ローラの押圧位置を粘着テープの初端
部と第1の位置との間の何れかの位置から第2の位置ま
で移動させて粘着テープをワークに貼り付け、貼付ヘッ
ドを駆動してワーク上から離反させ、テープクランプを
駆動して、第2のガイドローラとにより粘着テープを挟
持し、粘着テープをカッターを用いて終端位置にて切断
し、移動ユニットを終端位置まで移動させることによ
り、貼付ローラの押圧位置を粘着テープの第2の位置か
ら終端位置まで移動させて粘着テープをワークに貼り付
けるので、粘着テープの初端部をあらかじめワークに貼
り付けた後、粘着テープを終端位置まですべて自動的に
効率よく貼り付けることができる粘着テープ貼付方法を
提供することが可能となる。
【0049】また、この発明の請求項9によれば、請求
または請求項において、カッターにて粘着テープ
を切断する際に、貼付ヘッドから次貼付工程における粘
着テープの初端部が突出するようにしたので、次貼付工
程を容易に開始することができる粘着テープ貼付方法を
提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による粘着テープ貼
付装置の構成を示す正面図である。
【図2】 図1に示した粘着テープ貼付装置の構成を示
す上面図である。
【図3】 図1に示した粘着テープ貼付装置の移動ユニ
ットの構成を示す正面図である。
【図4】 図1に示した粘着テープ貼付装置の貼付ヘッ
ドの構成を示す斜視図である。
【図5】 図4に示した貼付ヘッドへの粘着テープの挿
通方法を説明するための図である。
【図6】 図1に示した粘着テープ貼付装置のワーク保
持台へのワークの保持方法を説明するための図である。
【図7】 図1に示した粘着テープ貼付装置の粘着テー
プ貼付方法を示す図である。
【図8】 図1に示した粘着テープ貼付装置の粘着テー
プ貼付方法を示す図である。
【図9】 図1に示した粘着テープ貼付装置の粘着テー
プ貼付方法を示す図である。
【図10】 図1に示した粘着テープ貼付装置の粘着テ
ープ貼付方法を示す図である。
【図11】 図1に示した粘着テープ貼付装置の粘着テ
ープ貼付方法を示す図である。
【図12】 図1に示した粘着テープ貼付装置の粘着テ
ープ貼付方法を示す図である。
【図13】 図1に示した粘着テープ貼付装置の粘着テ
ープ貼付方法を示す図である。
【図14】 図1に示した粘着テープ貼付装置の粘着テ
ープ貼付方法を示す図である。
【図15】 図1に示した粘着テープ貼付装置の粘着テ
ープ貼付方法を示す図である。
【図16】 図1に示した粘着テープ貼付装置の粘着テ
ープ貼付方法を示す図である。
【図17】 図1に示した粘着テープ貼付装置の粘着テ
ープ貼付方法を示す図である。
【図18】 図1に示した粘着テープ貼付装置の粘着テ
ープ貼付方法を示す図である。
【図19】 図1に示した粘着テープ貼付装置の粘着テ
ープ貼付方法を示す図である。
【図20】 図1に示した粘着テープ貼付装置の粘着テ
ープ貼付方法を示す図である。
【図21】 図1に示した粘着テープ貼付装置の粘着テ
ープ貼付方法を示す図である。
【図22】 図1に示した粘着テープ貼付装置の粘着テ
ープ貼付方法を示す図である。
【符号の説明】
1 ワーク保持台、1a 穴、1b Y軸方向当接部、
1c X軸方向当接部、2 ワーク、3 移動ユニッ
ト、4 ガイド部、5 本体部、6 粘着テープ、6a
初端部、6b 第1の位置、6c 第2の位置、6d
終端位置、6e 次貼付工程初端部、7 ロール体、
8 テープリール、9 第1のガイドローラ、10 第
2のガイドローラ、11 テープほぐし、12 テープ
クランプ、13 貼付ヘッド、13a 穴、14 初期
接着棒、15 貼付ローラ、16 カッター、17 操
作盤、18 L字型部、19 逆L字型部、20,21
治具、22 ガイド穴。

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークを保持するワーク保持台と、上記
    ワーク保持台に貼付方向に移動可能に配設された移動ユ
    ニットとを備え、上記移動ユニットには、粘着テープの
    ロール体が保持されるテープリールと、上記テープリー
    ルから導出された上記粘着テープをガイドする第1のガ
    イドローラと、上記第1のガイドローラから導出された
    上記粘着テープの初端部を突出させて保持するととも
    に、上記ワーク上に上記粘着テープの初端部を当接およ
    びその解除が可能な貼付ヘッドと、上記移動ユニットの
    移動により上記貼付ヘッドにて上記ワークに当接された
    上記粘着テープをその初端部から所定の第1の位置まで
    押圧して貼り付ける初期接着棒と、上記初期接着棒にて
    貼り付けられた上記粘着テープを、上記移動ユニットの
    移動により上記粘着テープの初端部と上記第1の位置と
    の間の何れかの位置から終端位置まで押圧して貼り付け
    る貼付ローラと、上記初期接着棒と上記貼付ローラとの
    間に配設され、上記粘着テープが所定の第2の位置まで
    貼り付けられた後に、上記粘着テープを上記終端位置に
    て切断するカッターとを備えたことを特徴とする粘着テ
    ープ貼付装置。
  2. 【請求項2】 移動ユニットは、第1のガイドローラと
    貼付ヘッドとの間に、上記第1のガイドローラから導出
    された粘着テープをガイドする第2のガイドローラと、
    上記第1及び第2のガイドローラ間に配設され、上記粘
    着テープを一方の面から押圧して弛緩を発生させるテー
    プほぐしと、上記第2のガイドローラとの間で上記粘着
    テープを挟持およびその解除が可能なテープクランプと
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の粘着テープ
    貼付装置。
  3. 【請求項3】 貼付ヘッドは、それぞれL字型部と逆L
    字型部とを有し、互いに摺動可能に組み合わせてなる一
    対の治具を備え、上記両型部で形成される矩形断面のガ
    イド穴に、粘着テープを挿通させ保持するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載の粘着テ
    ープ貼付装置。
  4. 【請求項4】 貼付ヘッドの一対の治具は、櫛形にてそ
    れぞれ形成され、互いにかみ合うことにより上記貼付ヘ
    ッドを形成することを特徴とする請求項3に 記載の粘着
    テープ貼付装置。
  5. 【請求項5】 貼付ヘッドは、上記貼付ヘッドに形成さ
    れた複数の穴より真空引きにて粘着テープを保持するこ
    とを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載の粘着テープ貼付装置。
  6. 【請求項6】 ワーク保持台は、上記ワーク保持台に形
    成された複数の穴より真空引きにてワークを保持するこ
    とを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記
    載の粘着テープ貼付装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項6のいずれかに記
    載の粘着テープ貼付装置による粘着テープ貼付方法であ
    って、ワークをワーク保持台上に保持する工程と、貼付
    ヘッドにて粘着テープの初端部を突出させ保持する工程
    と、上記貼付ヘッドを駆動し、上記粘着テープの突出さ
    れた初端部を上記ワークに当接させる工程と、初期接着
    棒を駆動し、上記粘着テープの初端部を上記ワークに押
    圧する工程と、移動ユニットを、所定の第1の位置まで
    移動させることにより、上記初期接着棒の押圧位置を上
    記粘着テープの初端部から上記第1の位置まで移動させ
    て上記粘着テープを上記ワークに貼り付ける工程と、貼
    付ローラを駆動し、上記粘着テープの初端部と上記第1
    の位置との間の何れかの位置を押圧する工程と、上記初
    期接着棒を駆動して上記ワーク上から離反させる工程
    と、上記移動ユニットを所定の第2の位置まで移動させ
    ることにより、上記貼付ローラの押圧位置を上記粘着テ
    ープの初端部と上記第1の位置との間何れかの位置から
    上記第2の位置まで移動させて上記粘着テープを上記ワ
    ークに貼り付ける工程と、上記貼付ヘッドを駆動して上
    記ワーク上から離反させる工程と、上記粘着テープをカ
    ッターを用いて終端位置にて切断する工程と、上記移動
    ユニットを上記終端位置まで移動させることにより、上
    記貼付ローラの押圧位置を上記粘着テープの上記第2の
    位置から上記終端位置まで移動させて上記粘着テープを
    上記ワークに貼り付ける工程とを備えたことを特徴とす
    る粘着テープ貼付方法。
  8. 【請求項8】 請求項2ないし請求項6のいずれかに記
    載の粘着テープ貼付装置による粘着テープ貼付方法であ
    って、ワークをワーク保持台上に保持する工程と、貼付
    ヘッドにて粘着テープの初端部を突出させ保持する工程
    と、テープクランプを駆動して、第2のガイドローラと
    により上記粘着テープを挟持する工程 と、テープほぐし
    を駆動して、第1及び第2のガイドローラ間の粘着テー
    プを弛緩する工程と、上記貼付ヘッドを駆動して、上記
    粘着テープの突出された初端部とワークとを当接させる
    工程と、上記貼付ヘッドを駆動し、上記粘着テープの突
    出された初端部を上記ワークに当接させる工程と、初期
    接着棒を駆動し、上記粘着テープの初端部を上記ワーク
    に押圧する工程と、上記テープクランプを駆動して、上
    記粘着テープの挟持を解除する工程と、移動ユニット
    を、所定の第1の位置まで移動させることにより、上記
    初期接着棒の押圧位置を上記粘着テープの初端部から上
    記第1の位置まで移動させて上記粘着テープを上記ワー
    クに貼り付ける工程と、貼付ローラを駆動し、上記粘着
    テープの初端部と上記第1の位置との間の何れかの位置
    を押圧する工程と、上記初期接着棒を駆動して上記ワー
    ク上から離反させる工程と、上記移動ユニットを所定の
    第2の位置まで移動させることにより、上記貼付ローラ
    の押圧位置を上記粘着テープの初端部と上記第1の位置
    との間の何れかの位置から上記第2の位置まで移動させ
    て上記粘着テープを上記ワークに貼り付ける工程と、上
    記貼付ヘッドを駆動して上記ワーク上から離反させる工
    程と、上記テープクランプを駆動して、上記第2のガイ
    ドローラとにより上記粘着テープを挟持する工程と、上
    記粘着テープをカッターを用いて終端位置にて切断する
    工程と、上記移動ユニットを上記終端位置まで移動させ
    ることにより、上記貼付ローラの押圧位置を上記粘着テ
    ープの上記第2の位置から上記終端位置まで移動させて
    上記粘着テープを上記ワークに貼り付ける工程とを備え
    たことを特徴とする粘着テープ貼付方法。
  9. 【請求項9】 カッターにて粘着テープを切断する際
    に、貼付ヘッドから次貼付工程における上記粘着テープ
    の初端部が突出するようにしたことを特徴とする請求項
    7または請求項8に記載の粘着テープ貼付方法。
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