JP3465966B2 - オイルシールリング - Google Patents

オイルシールリング

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JP3465966B2
JP3465966B2 JP21875494A JP21875494A JP3465966B2 JP 3465966 B2 JP3465966 B2 JP 3465966B2 JP 21875494 A JP21875494 A JP 21875494A JP 21875494 A JP21875494 A JP 21875494A JP 3465966 B2 JP3465966 B2 JP 3465966B2
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利之 片岡
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  • Sealing Material Composition (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はポリイミド系樹脂組成物
を成形してなるオイルシールリングである。
【0002】
【従来の技術】オイルシールリングは自動車等の自動変
速機等に取り付けられており、その性能としては、摩擦
摩耗特性に優れ(自在の摩耗及び相手材の摩耗)、かつ
オイルシール性に優れていることである。オイルシール
リングはこれらの回転軸及びシリンダーの間にとりつけ
られているが、その回転軸およびシリンダー材料として
はFC材(鋳鉄)が良く知られていた。ところが最近に
なって、機械の軽量化の為にアルミニウム合金の使用が
増加してきた。又、オイルシールリングの材料として
は、FC材(鋳鉄)がよく知られていたが、オイル漏れ
が多発しその改良が望まれていた。その後、特に盛んに
金属材料から樹脂材料への代替検討が行われてきた。そ
の中でも、樹脂は金属部品との摺動部に用いられること
が多く、金属に対する樹脂の摺動特性が重要視されてき
ている。従って、シール性の改良の為にフッ素樹脂が用
いられたが、シールリングを部品として組み付ける際
に、フッ素樹脂の特徴である柔軟性のため組み立て部と
のかじりを生じやすかった。さらに、合い口の隙間の変
形も起きやすかった。また、最近になって、式(1)で
表される繰り返し単位を有するポリイミドを用い、炭素
繊維、四フッ化エチレン樹脂、粒子状タルク(粒子状カ
ルシウム化合物)を特定量添加することにより、すぐれ
たオイルシールリングが得られることが(特開平5−2
62976号公報)、摺動特性の点では、まだ十分なも
のとは言えなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、摺動
特性良好かつオイルシール性及び組み付け性の良いオイ
ルシールリングを得ることにある。また得られたオイル
シールリングは樹脂本来の特性である高耐熱性、良好な
成形加工性、耐薬品性、耐久性、優れた機械特性等を併
せもつ優れたオイルシールリングを提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前記の目的
を達成するために鋭意検討した結果、式(1)で表され
る繰り返し単位を有する特定量のポリイミド樹脂と炭素
繊維からなる樹脂組成物に対し、特定量のフッ素樹脂及
び黒鉛を含有することを特徴とするポリイミド系樹脂組
成物を成形してなるオイルシールリングを用いることに
より摺動特性良好かつオイルシール性の良いオイルシー
ルリングを得ることができることを見いだし、本発明を
完成した。
【0005】即ち、本発明は、(1)式(1)〔化4〕
で表される繰り返し単位を有するポリイミド樹脂60〜
99重量部と炭素繊維40〜1重量部からなる樹脂組成
物100重量部に対し、フッ素樹脂及び黒鉛の総量1〜
50重量部を含有することを特徴とするポリイミド樹脂
組成物を成形してなるオイルシールリング、
【0006】
【化4】 (式中、Xは直結、イオウ、炭素数1〜10の二価の炭
化水素基、六フッ素化されたイソプロピリデン基、カル
ボニル基、チオ基、スルホニル基、エーテル基から成る
群より選ばれた少なくとも一種の基を表わし、Y1 、Y
2 、Y3 およびY 4 はそれぞれ水素、炭素数1〜6の低
級アルキル基、炭素数1〜6の低級アルコキシ基、塩素
および/または臭素の基を表わし、またR1 は炭素数4
〜9の脂肪族基、炭素数4〜10の単環式脂肪族基、単
環式芳香族基、縮合多環式芳香族基および/または芳香
族基が直接又は架橋員より相互に連結された非縮合多環
式芳香族基である4価の基を表わす。) (2)フッ素樹脂と黒鉛の総量10重量部中に、1〜9
重量部のフッ素樹脂を含む請求項1記載のオイルシール
リング、(3)式(1)で表される繰り返し単位を有す
るポリイミドが当該ポリイミドを製造する際に一般式
(2)〔化5〕
【0007】
【化5】 及び/または一般式(3)〔化6〕
【0008】
【化6】 (式中Z及びVはそれぞれ炭素数6〜15であり、単環
式芳香族基、縮合多環式芳香族基、芳香族基が直接また
は架橋員により相互に連結された非縮合多環式芳香族か
らなる群より選ばれた少なくとも1種の2価の基を表
す。)で表される芳香族ジカルボン酸無水物および/ま
たは芳香族モノアミンを共存化に反応させて得られるポ
リマーの分子末端を封止したポリイミド樹脂を含む請求
項1記載のオイルシールリング、である。本発明に用い
られるポリイミド系樹脂組成物における式(1)で表わ
される繰り返し単位を基本骨格として有するポリイミド
樹脂の原料として用いるジアミン成分は、式(4)〔化
7〕
【0009】
【化7】 (式中、Xは前記に同じ)に示すエーテルジアミンと式
(5)〔化8〕
【0010】
【化8】 (式中、R1 は前記に同じ)に示す1種以上のテトラカ
ルボン酸二無水物とを有機溶媒の存在下または不存在下
において反応させ、得られたポリアミド酸を化学的にま
たは熱的にイミド化して製造することができる。反応温
度は通常250℃以下であり、反応圧力は特に限定され
ず、常圧で充分実施できる。また反応時間は使用するテ
トラカルボン酸二無水物、溶剤の種類、反応温度により
異なり、通常中間生成物であるポリアミド酸の生成が完
了するのに充分な時間反応させる。反応時間は24時
間、場合によっては1時間以内で充分である。このよう
な反応により式(1)の繰り返し単位に対応するポリア
ミド酸が得られ、ついでこのポリアミド酸を100〜4
00℃に加熱脱水するか、または通常用いられるイミド
化剤を用いて化学イミド化することにより式(1)の繰
り返し構造単位を有するポリイミドが得られる。また、
ポリアミド酸の生成と熱イミド化反応を同時に行ってポ
リイミドを得ることもできる。
【0011】この方法て使用される式(4)のエーテル
ジアミンとしては、式(4)中のXが脂肪属基であるも
のとして、〔4−(3−アミノフェノキシ)フェニル〕
メタン、1,1−ビス〔4−(3−アミノフェノキシ)
フェニル〕エタン、1,2−ビス〔4−(3−アミノフ
ェノキシ)フェニル〕エタン、2,2−ビス〔4−(3
−アミノフェノキシ)フェニル〕プロパン、2−〔4−
(3−アミノフェノキシ)フェニル〕−2−〔4−(3
−アミノフェノキシ)−3−メチルフェニル〕プロパ
ン、2,2−ビス〔4−(3−アミノフェノキシ)−3
−メチルフェニル〕プロパン、2−〔4−(3−アミノ
フェノキシ)フェニル〕−2−〔4−(3−アミノフェ
ノキシ)−3,5−ジメチルフェニル〕プロパン、2,
2−ビス〔4−(3−アミノフェノキシ)−3,5−ジ
メチルフェニル〕プロパン、2,2−ビス〔4−(3−
アミノフェノキシ)フェニル〕ブタン、2,2−ビス
〔4−(3−アミノフェノキシ)フェニル〕−1,1,
1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパン、式中のXが
直接結合のものとして、4,4’−ビス(3−アミノフ
ェノキシ)ビフェニル、4,4’−ビス(3−アミノフ
ェノキシ)−3−メチルビフェニル、4,4’−ビス
(3−アミノフェノキシ)−3,3’−ジメチルビフェ
ニル、4,4’−ビス(3−アミノフェノキシ)−3,
5−ジメチルビフェニル、4,4’−ビス(3−アミノ
フェノキシ)−3,3’,5,5’−テトラメチルビフ
ェニル、4,4’−ビス(3−アミノフェノキシ)−
3,3’−ジクロロビフェニル、4,4’−ビス(3−
アミノフェノキシ)−3,5−ジクロロビフェニル、
4,4’−ビス(3−アミノフェノキシ)−3,3’,
5,5’−テトラクロロビフェニル、4,4’−ビス
(3−アミノフェノキシ)−3,3’−ジブロモビフェ
ニル、4,4’−ビス(3−アミノフェノキシ)−3,
5−ジブロモビフェニル、4,4’−ビス(3−アミノ
フェノキシ)−3,3’,5,5’−テトラブロモビフ
ェニル、
【0012】式中のXが−CO−基のものとして、ビス
〔4−(3−アミノフェノキシ)フェニル〕ケトン、ビ
ス〔4−{4−(4−アミノフェノキシ)フェノキシ}
フェニル〕ケトン、式中のXが−S−基のものとして、
ビス〔4−(3−アミノフェノキシ)フェニル〕スルフ
ィド、ビス〔4−(3−アミノフェノキシ)−3−メト
キシフェニル〕スルフィド、〔4−(3−アミノフェノ
キシ)フェニル〕〔4−(3−アミノフェノキシ)3,
5−ジメトキシフェニル〕スルフィド、ビス〔4−(3
−アミノフェノキシ)−3,5−ジメトキシフェニル〕
スルフィド、式中のXが−SO2 −基のものとして、ビ
ス〔4−(3−アミノフェノキシ)フェニル〕スルホ
ン、ビス〔4−{4−(4−アミノフェノキシ)フェノ
キシ}フェニル〕スルホン、式中のXが−O−基のもの
として、ビス〔4−(3−アミノフェノキシ)フェニ
ル〕エーテル、ビス〔4−(4−アミノフェノキシ)フ
ェニル〕エーテル、式中のXがその他のものとして、
1,4−ビス〔4−(3−アミノフェノキシ)フェノキ
シ〕ベンゼン、1,4−ビス〔4−(4−アミノフェノ
キシ)フェノキシ〕ベンゼン、1,4−ビス〔4−(3
−アミノフェノキシ)ベンゾイル〕ベンゼン、1,3−
ビス〔4−(3−アミノフェノキシ)ベンゾイル〕ベン
ゼン、ビス〔4−{4−(4−アミノフェノキシ)フェ
ノキシ}フェニル〕スルホンなどが挙げられ、これらは
単独あるいは2種以上混合して用いられる。
【0013】また、上記熱可塑性ポリイミド樹脂の溶融
流動性を損なわない範囲で他のジアミンを混合して用い
ることもできる。混合して用いることのできるジアミン
としてはm−アミノベンジルアミン、p−アミノベンジ
ルアミン、3,3’−ジアミノジフェニルエーテル、
3,4’−ジアミノジフェニルエーテル、4,4’−ジ
アミノジフェニルエーテル、3,3’−ジアミノジフェ
ニルスルフィド、3,4’−ジアミノジフェニルスルフ
ィド、4,4’−ジアミノジフェニルスルフィド、3,
3’−ジアミノジフェニルスルホン、3,4’−ジアミ
ノジフェニルスルホン、4,4’−ジアミノジフェニル
スルホン、3,3’−ジアミノベンゾフェノン、3,
4’−ジアミノベンゾフェノン、4,4’−ジアミノベ
ンゾフェノン、1,3−ビス(3−アミノフェノキシ)
ベンゼン、1,3−ビス(4−アミノフェノキシ)ベン
ゼン、1,4−ビス(3−アミノフェノキシ)ベンゼ
ン、1,4−ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼン、
2,2−ビス〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニ
ル〕プロパン、4,4’−ビス(4−アミノフェノキ
シ)ビフェニル、4,4’−ビス(4−アミノフェノキ
シ)フェニル〕ケトン、ビス〔4−アミノフェノキシ)
フェニル〕スルフィド、ビス〔4−(4−アミノフェノ
キシ)フェニル〕スルホン等が挙げられ、これらのジア
ミンは通常30重量%以下、好ましくは5重量%以下混
合して用いられる。
【0014】また、式(1)で表されるポリイミドを製
造するのに用いられる一方の原料であるテトラカルボン
酸二無水物の具体例としては、式(5)において式中の
1が、次の(a)〜(e)からなる群より選ばれた少
なくとも1種のものと定義される。 (a)炭素数4〜9の脂肪族基 (b)炭素数4〜9の環式脂肪族基 (c)次式〔化9〕であらわされる単環式芳香族基
【0015】
【化9】 (d)次式〔化10〕であらわされる縮合多環式芳香族
【0016】
【化10】 (e)次式〔化11〕であらわされる芳香族基が直接ま
たは架橋員により相互に連結された非縮合多環式芳香族
【0017】
【化11】 具体的には式中のR1 が脂肪族基であるエチレンテトラ
カルボン酸二無水物、ブタンテトラカルボン酸二無水
物、式中のR1 が環式脂肪族基であるものとしてはシク
ロペンタンテトラカルボン酸二無水物、式中のR1 が単
環式脂肪族基であるものとしてはピロメリット酸二無水
物、1,2,3,4−ベンゼンテトラカルボン酸二無水
物、式中のR1 が次式〔化12〕で表され、
【0018】
【化12】 同式中のX1 が−CO−基である3,3’,4,4’−
ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物、2,2’,
3,3’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物、
同式中のX1 が直接結合である3,3’,4,4’−ビ
フェニルテトラカルボン酸二無水物、2,2’,3,
3’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物、同式中の
1 が脂肪族基である2,2−ビス(3,4−ジカルボ
キシフェニル)プロパン二無水物、2,2−ビス(2,
3−ジカルボキシフェニル)プロパン二無水物、1,1
−ビス(2,3−ジカルボキシフェニル)エタン二無水
物、ビス(2,3−ジカルボキシフェニル)メタン二無
水物、ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)メタン二
無水物、同式中のX1 が−O−基であるビス(3,4−
ジカルボキシフェニル)エーテル二無水物、同式中のX
1 が−SO2 −基であるビス(3,4−ジカルボキシフ
ェニル)スルホン二無水物、また、式(5)中のR1
縮合多環式芳香族基である2,3,6,7−ナフタレン
テトラカルボン酸二無水物、1,4,5,8−ナフタレ
ンテトラカルボン酸二無水物、1,2,5,6−ナフタ
レンテトラカルボン酸二無水物、3,4,9,10−ペ
リレンテトラカルボン酸二無水物、2,3,6,7−ア
ントラセンテトラカルボン酸二無水物、1,2,7,8
−フェナントレンテトラカルボン酸二無水物、同式中の
1 がその他のものとして、ビス(3,4ジカルボキ
シ)(p−フェニレンジオキシ)二無水物などであり、
これらテトラカルボン酸二無水物は単独または2種以上
混合して用いられる。また、本発明に用いられる式
(1)で表されるポリイミド樹脂は、このポリイミドを
製造する際に一般式(2)〔化13〕
【0019】
【化13】 及び/または一般式(3)〔化14〕
【0020】
【化14】 (式中Z及びVはそれぞれ炭素数6〜15であり、単環
式芳香族基、縮合多環式芳香族基、芳香族基が直接また
は架橋員により相互に連結された非縮合多環式芳香族か
らなる群より選ばれた少なくとも1種の2価の基を表
す。)で表される芳香族ジカルボン酸無水物および/ま
たは芳香族モノアミンを共存化に反応させて得られるポ
リマーの分子末端を封止したポリイミド樹脂を含む。
【0021】一般式(2)で表される芳香族ジカルボン
酸無水物としては、例えば、無水フタル酸、2,3−ベ
ンゾフェノンジカルボン酸無水物、3,4−ベンゾフェ
ノンジカルボン酸無水物、2,3−ジカルボキシフェニ
ルフェニルエーテル無水物、3,4−ジカルボキシフェ
ニルフェニルエーテル無水物、2,3−ビフェニルジカ
ルボン酸無水物、3,4−ビフェニルジカルボン酸無水
物、2,3−ジカルボキシフェニルフェニルスルホン無
水物、3,4−ジカルボキシフェニルフェニルスルホン
無水物、2,3−ジカルボキシフェニルフェニルスルフ
ィド無水物、3,4−ジカルボキシフェニルフェニルス
ルフィド無水物、1,2−ナフタレンジカルボン酸無水
物、2,3−ナフタレンジカルボン酸無水物、1,8−
ナフタレンジカルボン酸無水物、1,2−アントラセン
ジカルボン酸無水物、2,3−アントラセンジカルボン
酸無水物、1,9−アントラセンジカルボン酸無水物等
のジカルボン酸無水物である。これらは単独、もしくは
に2種以上混合して用いても何等差し支えない。これら
のジカルボン酸無水物の中で無水フタル酸が、得られる
ポリイミドの性能面及び実用面から最も好ましい。ジカ
ルボン酸無水物を用いる場合、その量は、前記の一般式
(4)であらわされるジアミン1モルあたり、0.00
1〜1.0モル比である。0.001モル比未満では、
高温成形時に粘度の上昇がみられ成形加工性の低下の原
因となる。また、1.0モルを超えると機械的特性が低
下する。好ましい使用量は0.01〜0.5モルの割合
である。
【0022】また、一般式(3)で示される芳香族モノ
アミンとしては、例えば、アニリン、o−トルイジン、
m−トルイジン、p−トルイジン、2,3−キシリジ
ン、2,6−キシリジン、3,4−キシリジン、3,5
−キシリジン、o−クロロアニリン、m−クロロアニリ
ン、p−クロロアニリン、o−ブロモアニリン、m−ブ
ロモアニリン、p−ブロモアニリン、o−ニトロアニリ
ン、m−ニトロアニリン、p−ニトロアニリン、o−ア
ミノフェノール、m−アミノフェノール、p−アミノフ
ェノール、o−アニシジン、m−アニシジン、p−アニ
シジン、o−フェネチジン、m−フェネチジン、p−フ
ェネチジン、o−アミノベンズアルデヒド、m−アミノ
ベンズアルデヒド、p−アミノベンズアルデヒド、o−
アミノベンズニトリル、m−アミノベンズニトリル、p
−アミノベンズニトリル、2−アミノビフェニル、3−
アミノビフェニル、4−アミノビフェニル、2−アミノ
フェニルフェニルエーテル、3−アミノフェニルフェニ
ルエーテル、4−アミノフェニルフェニルエーテル、2
−アミノベンゾフェノン、3−アミノベンゾフェノン、
4−アミノベンゾフェノン、2−アミノフェニルフェニ
ルスルフィド、3−アミノフェニルフェニルスルフィ
ド、4−アミノフェニルフェニルスルフィド、2−アミ
ノフェニルフェニルスルホン、3−アミノフェニルフェ
ニルスルホン、4−アミノフェニルフェニルスルホン、
α−ナフチルアミン、β−ナフチルアミン、1−アミノ
−2−ナフトール、2−アミノ−1−ナフトール、4−
アミノ−1−ナフトール、5−アミノ−2−ナフトー
ル、7−アミノ−2−ナフトール、8−アミノ−1−ナ
フトール、8−アミノ−2−ナフトール、1 アミノア
ントラセン、2−アミノアントラセン、9−アミノアン
トラセン等が挙げられる。これら芳香族モノアミンは、
アミンまたはジカルボン酸無水物と反応性を有しない基
で置換されていても差し支えないし、単独もしくは2種
以上混合して用いても何等差し支えない。
【0023】芳香族モノアミンを用いる場合、その量は
前記の一般式(5)であらわされるテトラカルボン酸二
無水物1モル当たり0.001〜1.0モル比である。
0.001モル未満では、高温成形時に粘度の上昇がみ
られ成形加工性の低下の原因となる。また、1.0モル
を超えると機械的特性が低下する。好ましい使用量は
0.01〜0.5モルの割合である。
【0024】本発明に用いられるフッ素樹脂は次の
(a)〜(f)からなる群より選ばれた少なくとも1種
であることが好ましい。 (a)分子内に、式、−(CF2 CF2)−で表わされる
繰り返し構造単位を有する四フッ化エチレン樹脂 (b)分子内に、 式、−(CF2 CF2)− および 式、−〔CF(CF3)CF2 〕− で表わされる繰り返し構造単位を有する四フッ化エチレ
ン樹脂−六フッ化プロピレン共重合樹脂 (c)分子内に、 式、−(CF2 CF2)− および 式、−〔CF(OCm 2m++1)CF2 〕(式中、mは正
の整数) で表される繰り返し構造単位を有する四フッ化エチレン
−パーフロロアルキルビニルエーテル共重合樹脂 (d)分子内に、 式、−(CF2 CF2)− および 式、−(CH2 CH2)− で表される繰り返し構造単位を有する四フッ化エチレン
−エチレン共重合樹脂 (e)分子内に、 式、−(CH2 CH2)− および 式、−(CFClCF2)− で表される繰り返し構造単位を有する三フッ化塩化エチ
レン−エチレン共重合樹脂 (f)分子内に、式、−(CF2 CH2)−で表わされる
繰り返し構造単位を有するフッ化ビニリデン樹脂等であ
る。
【0025】本発明に用いられる炭素繊維は、原料/製
造方法による分類にすると、レーヨン系、ポリアクリロ
ニトリル(PAN)系、ピッチ系、気相成長炭素繊維
(VGCF)が挙げられる。好ましくは、レーヨン系、
PAN系、ピッチ系である。
【0026】本樹脂組成物においては、炭素繊維とフッ
素樹脂と黒鉛を含有することが必須である。また、それ
ぞれの最適組成内でないと本特性は発現されない。炭素
繊維が所定量より下回ると、摺動時に樹脂組成物の摩耗
が激しくかつ相手金属を著しく傷つける。また、炭素繊
維の添加量が所定量を上回ると、摺動時に樹脂組成物中
の炭素繊維が相手金属を著しく摩耗させ好ましくない。
炭素繊維の添加量は式(1)で表わされるくり返し構造
単位を有するポリイミドと該炭素繊維の総量100重量
部中に40〜1重量部であるが、好ましくは35〜1重
量部、さらに好ましくは30〜3重量部である。
【0027】フッ素樹脂及び黒鉛添加量が上記のポリイ
ミド樹脂と炭素繊維との総量100重量部に対して1重
量部を下回ると、摺動特性は著しく悪く、摩擦係数が高
く、かつ樹脂組成物及び相手金属の摩耗が激しい。フッ
素樹脂及び黒鉛添加量が同様に50重量部を越えると樹
脂の摩耗が著しく増大し好ましくない。フッ素樹脂及び
黒鉛添加量は、上記のポリイミド樹脂と炭素繊維との総
量100重量部に対して1〜50重量部であるが、好ま
しくは5〜45重量部、さらに好ましくは10〜40重
量部である。
【0028】式(1)であらわされる繰り返し単位を有
するポリイミド樹脂の対数粘度は0.35〜1.0dl
/gである。好ましくは0.40〜0.90dl/g、
より好ましくは0.40〜0.80、さらにより好まし
くは、0.40〜0.70である。もし対数粘度が0.
35を下回ると、樹脂の靱性が不十分であり、摺動特性
も悪く、高荷重、高速度の条件での使用が難しい。一
方、対数粘度が1.0を上回ると射出成形が困難にな
る。対数粘度はパラクロロフェノール/フェノール(9
0/10重量比)の混合溶媒中、濃度0.5g/100
mlの溶媒で加熱溶解した後、35℃に冷却して測定さ
れる。
【0029】本樹脂組成物には必要に応じて、本樹脂組
成物の特性を損なわない範囲内で、ガラス繊維、チタン
酸カリウム繊維、セラミック繊維、金属繊維、ボロン繊
維、炭化ケイ素繊維、アスベスト繊維、ロックウール繊
維、アラミド繊維からなる群より選ばれる少なくとも一
種を含有してもよい。さらに、本樹脂組成物には、必要
に応じて、マイカ、ガラスビーズ、グラファイト、二硫
化モリブデン、クレー、シリカ、アルミナ、ケイソウ
土、水和アルミナ、シラスバルーン等の充填剤、滑剤、
離型剤、安定剤、着色剤、結晶核剤など)、液晶ポリマ
ー、熱可塑性樹脂(例えば、ポリエーテルイミド、ポリ
エーテルニトリル、ポリエーテルケトン、ポリエーテル
エーテルケトン、ポリエーテルケトンケトン、ポリエー
テルケトンエーテルケトンケトン、ポリアミドイミド、
ポリエーテルスルホン、ポリスルホン、ポリアリレート
及び/又はポリフェニレンスルフィド)、熱硬化性樹脂
(例えば、エポキシ樹脂、ポリベンゾイミダゾール樹
脂、ポリイミド樹脂等)を本樹脂組成物の特性を損なわ
ない範囲内で併用してもよい。本発明物、即ち本シール
リングは高圧、高速の条件でも使用できる。また、本シ
ールリングは使用時の油漏れが、FC材等の金属材と比
べ、著しく改良されている。さらに、シールリングを実
装置に組み付ける際のかじり、及び変形がなく実用的で
ある。
【0030】又、本シールリングは実使用前に熱処理す
ると効果的である。即ち、熱処理によるポリイミド樹脂
の結晶化により耐熱性、耐薬品性、耐久性、機械特性は
もちろんのこと摺動特性も向上する。即ち、耐熱性向上
により限界PV値が向上し、より広いPV値の条件下で
使用できる。熱処理の温度としては、250〜350℃
の範囲が好ましい。さらに好ましくは260〜330℃
の範囲である。このように本シールリングはポリイミド
の結晶性ポリマーの性能を発現させて使用することもで
きる。
【0031】
【実施例】以下、本発明の実施例および比較例を詳細に
説明する。 実施例1 4,4’−ビス(3−アミノフェノキシ)ビフェニルと
ピロメリット酸二無水物を原料、かつ無水フタル酸を分
子末端封止剤として用いて得られた対数粘度0.50d
l/gのポリイミド95重量部、黒鉛(日本黒鉛社製:
特CP)30重量部、フッ素樹脂(旭ICIフロロポリ
マーズ社製:L180)15重量部をミキサーを用いて
ドライブレンドし、その後二軸押出機を用いて、5重量
部のPAN系炭素繊維(東邦レーヨン社製:HTA−C
6)をサイドフィーダーより供給し370〜400℃で
押出して造粒し、得られたペレットを射出成形機(シリ
ンダー温度370〜410℃、射出圧力2300kg/c
m2、金型温度190℃)に供給し、後述する各試験法に
定められた試験片を成形した。なお、各試験方法は次の
通りである。試験の結果を表1に示す。 1)摩耗量(自材の摩耗量、相手材の摩耗量) 鈴木式の摩擦摩耗試験に準じ、相手材としてAl材(A
5052)を用い、室温下、オイル中(トランスミッシ
ョンフルード)、6時間の摩耗量を測定した。面圧は2
0kg/cm2、速度は250m/min にて行った。 2)摩擦係数 鈴木式の摩擦摩耗試験に準じ、相手材としてAl材(A
5052)を用い、室温下、オイル中(トランスミッシ
ョンフルード)、6時間後の摩擦係数を求めた。この時
の、面圧及び速度は20kg/cm2, 250m/min である。 3)限界PV値 鈴木式の摩擦摩耗試験に準じ、相手材としてAl材(A
5052)を用い、室温下、速度V250m/min 、オイ
ル中(トランスミッションフルード)、6時間試験を行
い樹脂組成物が座屈しない上限の面圧Pを求め、そのと
きのP×V〔(kg/cm2) ×(m/min)〕の値を求めた。 4)オイル漏れ量 52φのシールリング(幅2.3mm,厚さ2.3mm,合
い口0.3mm)をAl(ダイカスト用アルミニウム合
金、ADC12)製回転軸、Al(ダイカスト用アルミ
ニウム合金、ADC12)製ハウジングで構成された回
転部分に装着し、オイルとして日産トランスミッション
フルードを用い、12kg/cm2の油圧と、6000rpm の
軸回転を与え、100時間連続しておこなった。100
時間試験後のリング摩耗量(側面、外周面、軸溝)、ハ
ウジング摩耗量を測定した。オイル漏れ量は80時間〜
100時間の間のオイル漏れ量より、分あたりの漏れ量
(cc/min)を算出した。図1は本評価装置の概略であ
る。オイルの温度は120℃であった。第1図の1は回
転軸、2はシールリング、3はAl(ダイカスト用アル
ミニウム合金)製ハウジング、4は油圧計、5はオイル
供給管、6はオイルポンプ、7はオイルバス、8はオイ
ル漏れ量測定用バルブ、9はオイル漏れ量測定用オイル
排出管、10はメスシリンダーである。 5)合い口隙間の拡大の有無 組み付け性の良否を4)の試験前におこなった。各リン
グ内径を約10%拡大させ、その時の合い口の隙間を測
定した。リング内径の拡大はテーパーアーバーにリング
を15秒間で通過させることによった。隙間の間隔の変
化が2倍以上になる場合を’有’、隙間の間隔の変化が
2倍未満である場合を’無’として評価した。
【0032】実施例2〜4 表1の実施例2〜4に示す組成物を用いる以外は、実施
例1と同様な方法によって行った。結果を表1に示す。
【0033】実施例5 表1の実施例5に示す組成物を用い、かつ炭素繊維とし
てピッチ系炭素繊維(クレハ化学社製:M107)を用
いる以外は実施例1と同様な方法によった。 実施例6 表1の実施例6に示す組成物を用いる以外は、実施例5
と同様な方法によって行った。結果を表1に示す。
【0034】実施例7〜10 表1の実施例7〜10に示す組成物を用いる以外は、実
施例1と同様な方法によって行った。結果を表1に示
す。
【0035】
【表1】
【0036】実施例11 4,4’−ビス(3−アミノフェノキシ)ビフェニルと
ピロメリット酸二無水物を原料、かつアニリンを分子末
端封止剤として用いて得られた対数粘度0.50dl/
gのポリイミド95重量部、黒鉛(日本黒鉛社製:特C
P)30重量部、フッ素樹脂(旭ICIフロロポリマー
ズ社製:L180)15重量部をミキサーを用いてドラ
イブレンドし、その後二軸押出機を用いて、5重量部の
PAN系炭素繊維(東邦レーヨン社製:HTA−C6)
をサイドフィーダーより供給し370〜400℃で押出
して造粒し、得られたペレットを射出成形機(シリンダ
ー温度370〜410℃、射出圧力2300kg/cm2、金
型温度190℃)に供給し、後述する各試験法に定めら
れた試験片を成形した。評価方法は実施例1と同様な方
法によっておこなった。結果を表2に示す。
【0037】
【表2】
【0038】比較例1〜6 表3の比較例1〜6に示す組成物を用いる以外は、実施
例1と同様な方法によって行った。結果を表3に示す。
【0039】比較例7 表3の比較例7に示す組成物を用いる以外は、実施例1
と同様な方法によって行った。結果を表3に示す。但
し、タルクとして浅田製粉社製エンスタック24を用い
た。
【0040】比較例8 PTFE材として、NOK社製19YFを用いた。評価
は、実施例1と同様におこなった。
【0041】比較例9 金属材として鋳鉄FCD45を用いた。評価は、実施例
1と同様におこなった。
【0042】
【表3】
【0043】
【発明の効果】以上のことから明らかなようにこの発明
のポリイミド系樹脂組成物を成形してなるオイルシール
リングは、自材及び相手材の摩耗が少なく、組み付け性
良好かつオイル漏れ量も小さいので、極めて有用であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 前記の実施例に於けるオイル漏れ量の測定に
対する評価装置の概略図である。
【符号の説明】
1……回転軸 2……シーリング 3……Al(ダイカスト用アルミニウム合金)ハウジン
グ 4……油圧計 5……オイル供給管 6……オイルポンプ 7……オイルバス 8……オイル漏れ量測定用バルブ 9……オイル漏れ量測定用オイル排出管 10…メスシリンダー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI //(C08L 79/08 C08L 27:12 27:12) (72)発明者 片岡 利之 神奈川県横浜市栄区笠間町1190番地 三 井東圧化学株式会社内 (72)発明者 古川 博之 神奈川県横浜市栄区笠間町1190番地 三 井東圧化学株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−240138(JP,A) 特開 平8−48887(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 79/00 - 79/08 C08K 3/00 - 13/08 C09K 3/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(1)〔化1〕で表される繰り返し単
    位を有するポリイミド樹脂60〜99重量部と炭素繊維
    40〜1重量部からなる樹脂組成物100重量部に対
    し、フッ素樹脂及び黒鉛の総量1〜50重量部を含有す
    ることを特徴とするポリイミド系樹脂組成物を成形して
    なるオイルシールリング。 【化1】 (式中、Xは直結、イオウ、炭素数1〜10の二価の炭
    化水素基、六フッ素化されたイソプロピリデン基、カル
    ボニル基、チオ基、スルホニル基、エーテル基から成る
    群より選ばれた少なくとも一種の基を表わし、Y1 、Y
    2 、Y3 およびY 4 はそれぞれ水素、炭素数1〜6の低
    級アルキル基、炭素数1〜6の低級アルコキシ基、塩素
    および/または臭素の基を表わし、またR1 は炭素数4
    〜9の脂肪族基、炭素数4〜10の単環式脂肪族基、単
    環式芳香族基、縮合多環式芳香族基および/または芳香
    族基が直接又は架橋員より相互に連結された非縮合多環
    式芳香族基である4価の基を表わす。)
  2. 【請求項2】 フッ素樹脂と黒鉛の総量10重量部中
    に、1〜9重量部のフッ素樹脂を含む請求項1記載のオ
    イルシールリング。
  3. 【請求項3】 式(1)で表される繰り返し単位を有す
    るポリイミドが当該ポリイミドを製造する際に一般式
    (2)〔化2〕 【化2】 及び/または一般式(3)〔化3〕 【化3】 (式中Z及びVはそれぞれ炭素数6〜15であり、単環
    式芳香族基、縮合多環式芳香族基、芳香族基が直接また
    は架橋員により相互に連結された非縮合多環式芳香族か
    らなる群より選ばれた少なくとも1種の2価の基を表
    す。)で表される芳香族ジカルボン酸無水物および/ま
    たは芳香族モノアミンを共存化に反応させて得られるポ
    リマーの分子末端を封止したポリイミド樹脂を含む請求
    項1記載のオイルシールリング。
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